寒川町自治基本条例

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三島市議会基本条例 平成 31 年 3 月 22 日 条例第 15 号 目次 前文 第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章議会及び議員の活動の原則等 ( 第 3 条 第 7 条 ) 第 3 章市民と議会との関係 ( 第 8 条 第 10 条 ) 第 4 章市長等と議会との関係 (

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基本理念 1 市民参加及び協働は 市民の豊かな知識及び社会経験並びに創造的な活動を尊重して推進されなければならない まちづくりの基本理念 変更 まちづくりは 市民一人一人が市民参加を行い 協働を行うとともに できるところから自立的に活動して地域の実情に合わせて取り組むことを基本とし 次のことを考慮し

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

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(3) 障害を理由とする差別障害を理由とする不当な差別的取扱いを行うこと又は合理的配慮の提供をしないことをいいます (4) 障害を理由とする不当な差別的取扱い客観的にやむを得ないと認められる特別な事情なく 障害又は障害に関連する事由により障害者を区別し 排除し 又は制限すること 障害者に障害者でない

前文 す 私たちの妙高市は 秀峰妙高山の麓に広がる豊かな自然環境の中で 全ての生命が輝くまちで 先人は 妙高連峰の大いなる自然の恵みに畏敬の念を持ちながら それぞれの時代背景を要因とした幾多の困難を乗り越え 脈々と生命を育んできました 21 世紀を迎えた今日 私たちは 先人が守ってきた自然 積み重ね

市民自治の捉え方 市民自治 市民参加協働 市民の自立的な活動 市の領域 協働の領域 市民の領域 市の責任と主体性によって独自に行う領域 市の主体性が強く 市民が市に協力する領域 市民と市がそれぞれの主体性のもとに協力して行う領域 市民の主体性が強く 市が市民に協力する領域 市民の責任と主体性によって

1

長期総合計画の計画的推進について < 部経営上の課題 取組方針 > H19 年度の各部の経営上の課題 取組方針の協議 < 行政改革 > 財政 人事など経営資源の現状分析 把握 課題についての対処方法の検討 行政改革実施計画の見直し <サマーレビュー > 懸案施策 事業の協議 < 実施計画 > 今後

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京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

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二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

9川総行推第29号

第2章

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比較の際にでてきた意見

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の


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第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

個人情報保護規程

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

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役職員が権利者又は発明者である知的財産権の保有をいう 第 2 章利益相反マネージメントの体制第 1 節利益相反マネージメント委員会 ( 設置 ) 第 3 条研究所に 利益相反マネージメント委員会 ( 以下 利益相反委員会 という ) を置く ( 任務 ) 第 4 条利益相反委員会は 次に掲げる事項に

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

3. さいたま市議会の議決すべき事件等に関する条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は さいたま市議会基本条例 ( 平成 21 年さいたま市条例第 55 号 ) 第 25 条の規定の趣旨にのっとり 市行政における基本的な計画の策定等を地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 96 条第

(3) 倫理学 法律学の専門家等 本法人に所属しない人文 社会科学の有識者若干名 (4) 一般の立場から意見を述べることができる者若干名 (5) 分子生物学 細胞生物学 遺伝学 臨床薬理学 病理学等の専門家若しくは遺伝子治療等臨床研究の対象となる疾患に係る臨床医として 日本医科大学長が推薦した者若干

職員互助会会則

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かにするとともに 県の施策の基本となる事項を定めることにより 食の安全 安心の確保に関する施策を総合的かつ計画的に推進し もって県民の健康の保護並びに消費者に信頼される安全 安心な食品の生産及び供給の拡大に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この条例において 食品 とは 全ての飲食物

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3 この条例において 幼児 とは 1 歳に達する日の属する月の翌月の初日から6 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 4 この条例においては 児童 とは 6 歳に達する日以後の最初の4 月 1 日から15 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 5

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

劇場演出空間技術協会 個人情報保護規程

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

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Taro-議案第13号 行政手続条例の

東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章障害を理由とする差別に関する相談及び紛争の防止又は解決のための体制等第一節障害を理由とする差別の禁止 ( 第七条 ) 第二節障害を理由とする差別に関する相談体制 ( 第八条 ) 第三節障害を理由

目次 頁 1 はじめに 1 2 各条項の適合状況の検討結果等 (1) 総則 権利及び責務 について ( 第 1 条 ~ 第 6 条 ) 2 (2) 参加機会の充実 について ( 第 7 条 ) 4 (3) 協働の推進 コミュニティ活動 について ( 第 8 条 ~ 第 9 条 ) 5 (4) パブリ

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1 計画策定の背景と趣旨 昭和 56(1981) 年の 完全参加 をテーマとする 国際障害者年 を契機に, 障害者福祉は大きく変化しました 国では, 平成 5(1993) 年 3 月に 障害者対策に関する新長期計画 が策定され, 同年 12 月には 障害者基本法 * が施行されました 以後も, 平成

 

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ア建築物の部材等が落下し 飛散するおそれのある状態イ建築物の老朽化又は台風等の自然災害により 倒壊又は損傷するおそれのある状態ウ建築物の外壁 窓等が剥落し 建築物の外部から内部が見通せる状態エ竹木その他の土地の定着物が 道路との境界線を越え通行の妨げになっている状態オ物が大量に堆積されている状態カね

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

よこはまウォーキングポイント事業実施要綱 制定平成 26 年 8 月 20 日健保事第 1631 号 ( 局長決裁 ) 最近改正平成 30 年 9 月 28 日健保事第 2150 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 歩数計及びスマートフォン歩数計アプリ ( 以下 スマホアプリ

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「定款」等の一部改正について

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社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

( 空家等対策計画 ) 第 6 条町は 空家等に関する対策を総合的かつ計画的に実施するため 法第 6 条第 1 項に規定する空家等対策計画 ( 以下 空家等対策計画 という ) を定めなければならない 2 法で定めるもののほか 空家等対策計画の策定等に関し必要な事項は 町長が別に定める ( 協議会

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周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

2 第 2 条第 4 号第 3 条第 4 条第 1 号第 5 条第 2 号第 7 条第 2 項 加美町の人口が昨年末時点で 24,509 名に対して 日本全体で約 1 億 2688 万名 ( 概算 加美町分を引いても約 1 億 2685 万名 ) 世界の人口は約 73 億人です 加美町にとって重要な

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

イ受注者又は受注関係者との請負の契約により公契約に係る業務に 従事する者 ⑸ 社会的価値公契約に係る施策の実施にあたり 確保されるべき公正労働基準その他規則で定めるものをいう ( 基本方針 ) 第 3 条市は 次に掲げる事項を公契約の実施に係る基本方針とする ⑴ 公契約における法令遵守の徹底を図り

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3 医療安全管理委員会病院長のもと 国府台病院における医療事故防止対策 発生した医療事故について速やかに適切な対応を図るための審議は 医療安全管理委員会において行うものとする リスクの把握 分析 改善 評価にあたっては 個人ではなく システムの問題としてとらえ 医療安全管理委員会を中心として 国府台

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

(5) 事業者等自転車及び自動車の製造 輸入 販売又は修理を業として行っている者及びそれらの者の団体並びにその他の事業者をいう (6) 所有者等自動車の所有権 占有権若しくは使用権を有する者若しくは最後に有した者又は自動車を放置した者若しくは放置させた者をいう (7) 廃物自転車又は自動車としての機

財団法人日本体育協会個人情報保護規程

( 道民等の役割 ) 第 6 条道民 事業者及び関係団体 ( 以下 道民等 という ) は 基本理念に基づき 障がい及び障がい者に対する理解を深めるとともに 暮らしやすい地域づくりを推進するための施策に協力するよう努めるものとする ( 情報の提供 ) 第 7 条道及び障がい者に係る情報を有するものは

( 除名 ) 第 9 条社員が次のいずれかに該当するに至ったときは 社員総会の決議によって当該社員を除名することができる (1) この定款その他の規則に違反したとき (2) この法人の名誉を傷つけ または目的に反する行為をしたとき (3) その他除名すべき正当な事由があるとき ( 社員資格の喪失 )

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1 はじめに 本市では 平成 17 年に 鹿児島市安心安全まちづくり条例 を定め 地域の安全は地域で守る を基本理念に 市と市民 事業者等が連携 協働し 安心して安全に暮らせるまちづくりを進めてきました これまでに防犯パトロール隊や青色防犯パトロール車による防犯活動をはじめ 安心安全ネットワーク会議

Taro-92大学教育職員の任期に関す

参考資料1 委員会規約

注平成 26 年 6 月 1 日から施行改正後改正前 ( 公共の場所における禁止行為 ) ( 公共の場所における禁止行為 ) 第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場所において 次に掲げる行為を自ら行い 所において 次に掲げる行為を自ら行い 又は他人に行わ

( 審議会等 ) 縦割り行政の弊害 : 一般的に使われている用語であり 必要であれば具体例について 解説で記述する 第 条 町は 町が設置する審議会その他の町関連機関等の委員を選任する場合は 原則として町民からの 具体論 : 解説で 公募を含めなければならない 行政委員会 の委員の選任方法を下記に示

3 二 町の組織は 状況の変化に柔軟に対応し 縦割り行政の弊害をなくすため 相互の連携を 位置にあり 前者は地方自治体の執行機関 後者は地方自治体の議事機関である議会の中の専門的機関 図らなければならないはかるものとする 縦割り行政の弊害 : 一般的に使われている用語であり 必要であれば具体例につい

広島市障害者計画 2013 ー 2017 平成 25 年 3 月 広島市

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

る暴力団及び暴力団員等 ( 以下 暴力団等 という ) の支配を受けてはならない 5 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) による評価の結果を公表するよう努めなければならない 6 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) に規定する研修

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

別紙(例 様式3)案

(H 改正 ) 北海道社会保険労務士政治連盟規約 (S 改正 ) 第 1 章総 ( 名称 ) 第 1 条本連盟は 北海道社会保険労務士政治連盟 ( 以下 道政連 ) と称する (S 改正 /H 改正 ) ( 事務所 ) 第 2 条本連盟は 事務所を札幌

計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

又は

安全管理規程

Transcription:

寒川町自治基本条例 ( 平成 18 年 12 月 15 日条例第 32 号 ) 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 11 条 ) 第 2 章情報の共有 ( 第 12 条 - 第 16 条 ) 第 3 章まちづくりへの参加 ( 第 17 条 - 第 19 条 ) 第 4 章町政への参画 ( 第 20 条 第 21 条 ) 第 5 章住民活動の育成支援 ( 第 22 条 第 23 条 ) 第 6 章住民投票 ( 第 24 条 ) 第 7 章国際交流及び自治体相互の連携 ( 第 25 条 第 26 条 ) 第 8 章組織運営 ( 第 27 条 - 第 29 条 ) 第 9 章推進会議 ( 第 30 条 ) 第 10 章条例の改正 ( 第 31 条 ) 附則 私たちのまち寒川は 相模川のほとり水と緑に恵まれた自然と寒川神社を始めとする歴史と伝統に育まれた文化の薫るまちです また 相模湾に近く 湘南地域の一角を占めています こうした自然環境や地理的条件のもとで 産業基盤の充実したまち 生活環境の整備されたまちとして発展してきました 今 地域のことは地域で決めるという新たな地方分権の時代の到来によつて より個性的で魅力あるまちづくりが求められています そして そのためには 私たち町民と町が 自治の担い手としてそれぞれの責任を果たしながら 連携し協働してまちづくりを進めていく必要があります

ここに 私たちは 自治の基本理念とまちづくりの指針を掲げ 町民一人ひとりが寒川に住んでよかつたといえる 活力と豊かさのある寒川町を実現するため 町民及び町の役割を明らかにし 寒川町の自治の基本を定める最高規範として寒川町自治基本条例を制定します 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この条例は 寒川町の自治の基本理念とまちづくりに関する基本的な事項を定めるとともに まちづくりにおける町民の権利と責任及び町の役割と責任を明らかにすることにより 町民主体の自治の実現を図ることを目的とします ( 最高法規性 ) 第 2 条この条例は 寒川町の自治の基本理念を定めた条例であり 他の条例を制定する場合は この条例に定める事項を基本として定めます 2 町は この条例に定める内容に則して 他の条例 規則等の体系化を図ります ( 用語の定義 ) 第 3 条この条例において 次の各号に掲げる用語の定義は それぞれ当該各号に定めるところによります (1) 町民次のいずれかに該当するものア町内に住み 働き 又は学ぶ者イ町内で活動する企業 民間非営利団体その他の団体 (2) 参画町が実施する施策又は事業の計画策定 実施 評価等の各段階で町民が意見を述べ その反映を図ること (3) 参加町民が 町民又は町が実施するまちづくりに関する活動に加わること (4) 協働町民と町がお互いに補完しあい まちづくりにおいて対等の立場で協力すること (5) まちづくり町民が心豊かに暮らすための 町民と町の様々な活動

(6) 町普通地方公共団体としての寒川町 ( 自治の基本理念 ) 第 4 条町民と町が目指す自治の基本理念 ( 以下 基本理念 といいます ) は 町民と町が協働するまちづくり とし 町民と町がそれぞれの責任を果たしながら 相互に補完し 協力しあつてまちづくりを進めるものとします ( まちづくりの指針 ) 第 5 条前条の基本理念に基づき 次のとおりまちづくりの指針を定めます (1) 子どもたちが地域社会にかかわりながら健やかに成長できるまちづくり (2) 子育て環境の整つたまちづくり (3) 歴史と文化が息づき教育が充実したまちづくり (4) 豊かな自然と快適な生活環境が整つた環境共生のまちづくり (5) 地域社会に根ざしたにぎわいと多様性のあるまちづくり (6) 保健と福祉の充実したまちづくり (7) 産業が発展し活力のあるまちづくり (8) 誰もが安全で安心して暮らせるまちづくり ( 町の責務 ) 第 6 条町は まちづくりの指針 ( 前条で定める指針をいいます 以下同じとします ) を実現するため 必要な施策を講じるとともに 適正な町政運営に努めなければなりません ( 町長の責務 ) 第 7 条町長は 町政の代表者として公正かつ誠実に町政運営に当たり 町民の信託に応え まちづくりの指針に則つて必要な施策の形成及び実施に努めるとともに 町民の町政への参画を促進するよう努めなければなりません 2 町長は 町政運営に必要な知識と能力を持つた職員の育成を図るとともに 効率的な組織運営に努めなければなりません

( 町議会の責務 ) 第 8 条町議会は 町民の代表として選ばれた議会議員によつて組織された本町の議事機関であることを認識し まちづくりの指針に則り必要な施策の形成に努めるとともに この指針に則した町政運営の監視に努めなければなりません 2 町議会は 情報の公開に努め 開かれた議会運営に努めなければなりません ( 町議会議員の責務 ) 第 9 条町議会議員は 町民の代表としてまちづくりの指針に則り誠実かつ積極的に職務を遂行するとともに 町民のまちづくりに関する活動に自ら参加し これを支援するよう努めなければなりません ( 町職員の責務 ) 第 10 条町職員は まちづくりの指針に則り誠実かつ積極的に職務を遂行するとともに 職務遂行上必要な知識と能力を身につけるよう努めなければなりません 2 町職員は 地域社会の一員であることを自覚し まちづくりに関する活動に積極的に参加するよう努めなければなりません ( 町民の責務 ) 第 11 条町民は まちづくりの主体であることを自覚し 積極的にまちづくりに関する活動に参加するとともに 自らの発言と行動に責任を持つよう努めなければなりません 第 2 章情報の共有 ( 情報共有の原則 ) 第 12 条まちづくりは 町民と町及び町民相互がまちづくりに関する情報を共有することを基本とします 2 町は 町が保有する情報は町民と町が共有する財産であることを認識し まちづくりに関する情報を積極的に収集し 適正に管理します ( 情報を知る権利 )

第 13 条町民は 町の保有する情報を知る権利を有します ( 情報の公開及び提供 ) 第 14 条町は 第 12 条の原則に則り 別に条例で定めるところにより町民に対し町の保有する情報を適正に公開するとともに まちづくりに関する情報を積極的に提供するよう努めます 2 町は 前項の規定により情報を公開し 又は提供する場合は 子どもたちを含む全ての町民にとつて分かりやすいものになるよう努めます 3 町は まちづくりに関する情報を まちづくりの全体像及び将来を見渡せるような方法で整理し 町民に提供します ( 会議公開の原則 ) 第 15 条町は 町が開催する審議会及びこれに準ずる会議については 別に定めるところにより原則としてこれを公開するものとします ( 個人情報の保護 ) 第 16 条町は 別に条例で定めるところにより個人情報の保護に努めなければなりません 第 3 章まちづくりへの参加 ( 参加の原則 ) 第 17 条町民は まちづくりに参加する権利を有します 2 町民は まちづくりの指針に則り まちづくりに関する活動に積極的に参加し その拡充に努めます ( 子どものまちづくりへの参加 ) 第 18 条町民と町は 子どもがそれぞれの年齢にふさわしい形で まちづくりに積極的に参加できるよう努めます ( 事業者のまちづくりへの参加 )

第 19 条町内で活動する企業その他の事業者は 地域社会の一員であることを認識し 地域社会との調和を図りつつまちづくりに参加するよう努めます 第 4 章町政への参画 ( 重要な計画の策定等への参画 ) 第 20 条町は 総合計画その他の重要な計画 重要な条例等の策定及び改定 ( 以下 重要な計画の策定等 といいます ) 並びに実施に当たつては 町民の参画の権利を保障し その意見を反映するよう努めます 2 町は 重要な計画の策定等に当たつては 別に定めるところにより パブリックコメント ( 町が意思決定に当たつて町民の意見を求めること ) の手続きを実施するとともに 住民説明会の開催等により町民の意見を聴取し これを反映させるよう努めます 3 町は 前項で定める意見聴取に当たつては 町民に対し その趣旨 内容 経過等を分かりやすく説明します 4 町民は 町に対し まちづくりに関する施策 事業等の提案をすることができます 5 町は 第 2 項の町民の意見又は前項の規定による提案があつた場合は これに対する検討の結果を通知し 又は公表します ( 審議会等の委員の公募 ) 第 21 条町の執行機関は 審議会等の附属機関 協議会等の委員には 法令等の規定により公募に適さない場合その他の正当な理由がある場合を除き 町民の公募による委員を加えるよう努めなければなりません 2 前項の公募の委員の選定に当たつては 男女比 年齢構成等に配慮し 広く町民の意見が反映されるよう努めなければなりません 第 5 章住民活動の育成支援 ( コミュニティ組織の充実 )

第 22 条町民と町は 自治会等のコミュニティ組織の役割を尊重し 守り 育てるよう努めます 2 町民は コミュニティ組織に自ら参加するよう努めます 3 町は 地域社会に根ざしたまちづくりを推進するため コミュニティ組織に対して 情報の提供等の必要な支援を行うものとします 4 コミュニティ組織は 町民の融和に努めるとともに相互に連携してまちづくりに努めます ( まちづくり活動団体への支援 ) 第 23 条町は 町民による自発的 自立的なまちづくりを促進するため 民間非営利団体 ボランティア団体等のまちづくり活動を行う団体に対して 情報の提供等の必要な支援を行うものとします 第 6 章住民投票 ( 住民投票 ) 第 24 条町は まちづくりに関する重要事項の決定について 直接住民の意思を確認するために 住民投票を行うことができます 2 町は 前項の規定に基づいて住民投票を実施した場合には その結果を尊重します 3 住民投票に参加できる者は 町に住所を有する者のうち満 18 歳以上の者とします 4 住民投票に関するその他の事項は 別に条例で定めます 第 7 章国際交流及び自治体相互の連携 ( 国際化への対応 ) 第 25 条町民と町は 外国籍の町民が共にいきいきと暮らし 協働のまちづくりに参加できるよう努めます ( 広域行政 )

第 26 条町は 情報共有と相互理解に基づく広域的なまちづくりの推進と自治体相互の連携に努めます 第 8 章組織運営 ( 町の組織 ) 第 27 条町は 常に町の組織を町民に分かりやすく 簡素で機能的なものとするよう努めます 2 町は 社会環境の変化や町民ニーズに柔軟かつ迅速に対応できるように 組織を見直します ( 行政評価 ) 第 28 条町は 効率的かつ効果的な町政運営を行うため 行政評価を実施し その結果を公表します ( 財政運営と公表 ) 第 29 条町長は 予算の編成及び執行においては 総合計画に則して行うとともに その状況について 町民に定期的に分かりやすい方法で公表します 第 9 章推進会議 ( まちづくり推進会議 ) 第 30 条町長は 町民の参加による自治運営の推進を図るため 附属機関として寒川町まちづくり推進会議 ( 以下 推進会議 といいます ) を置きます 2 推進会議は 次に掲げる事項を調査し 協議し その結果を町長に報告し 又は提案します (1) この条例の推進及び改廃に関すること (2) 町政運営に対する町民の参画に関すること 3 推進会議は 委員 20 人以内をもつて組織します この場合において 委員の 3 割以上は 町民からの公募による委員とします

4 委員の任期は 2 年とします ただし 委員が欠けた場合の補欠委員の任期は 前任者の残任期間とします 5 その他推進会議の組織及び運営に関し必要な事項は 規則で定めます 第 10 章条例の改正 ( 条例の改正 ) 第 31 条町は この条例が協働のまちづくりの推進にふさわしいものであるかについて 町民の意見の適切な反映のもと 必要に応じて見直すものとします 附則 ( 施行期日 ) 1 この条例は 平成 19 年 4 月 1 日から施行します ただし 第 24 条の規定は 別に定める条例の施行の日から施行します ( 寒川町非常勤特別職等の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正 ) 2 寒川町非常勤特別職等の職員の報酬及び費用弁償に関する条例 ( 昭和 31 年寒川町条例第 19 号 ) の一部を次のように改正します 次のよう 略