平成 24 年度研究推進について 研究主題人とつながる喜びを味わう 伝え合う力 の育成 - 質問力 を高めることを通して - 宇多津町立宇多津北小学校
平成 21 22 23 年度言語活動の充実促進モデル校事業の研究より 豊かな表現力を培う 各教科等における言語活動の充実 伝え合う力 の育成
昨年度までの成果 1 話し合いカード作成 計画的な活用 話し合いに対する意識の高まり 話す 聞く スキルの向上 1( 児童質問紙 ) 授業では 友達と話し合う活動をよく行っているか 指標 1 できている +2 だいたいできている の合計 5 月調査 75.9% 11 月調査 84.1% 話型による役割を意識した話し合い
昨年度までの成果 2 授業研究を通して 児童の思考が活性化する交流活動の在り方を探究 本時のねらいに向けた交流活動 授業研究の方法を改善 授業研究の過程 学年団で教材 支援の在り方を再検討 話し合いの必要感を生む仕掛け 話し合いの観点を絞ることの重要性が明確に
昨年度までの成果 3 国語科の言語能力と各教科での言語活動との関連を明記 指導案書式の変更 言語活動相互の関連を意識した指導 国語科で培った言語能力 各教科での言語活動 1( 教師質問紙 ) 単元計画作成の際 言語活動相互の関連を考えているか 指標 1 できている +2 だいたいできている の合計 5 月調査 11 月調査 57.6% 78.1%
昨年度までの成果 4 マインドマップを言語活動のツールとして活用 かく 力の実態調査 H23 5 月 11 月 言語活動の活性化 かく 力の育成に効果 評価の観点 分量 構成 言語事項 つまずきの割合が 24% 11% へ減少 A: すべて達成 B: 構成と分量が達成構成と言語事項が達成 C:A と B 以外すべて すべての学年で,C 評価の児童が減少 語彙が豊かに思いや考えを広げる 深める
伝え合う力として 応じる 力について具体的な指導の必要性昨年度見られた課題自友分達のの考考ええ応じる力 うなずき あいづち 肯定 ( 否定 ) 共感 感想 解釈 質問 反論 質問力 の向上が重要 伝え合う力 のカギ 国語科の学習指導要領に明示 尋ねたり応答したり (1 2 年 言語活動例 ) 話の中心に気を付けて聞き 質問したり (3 4 年 指導事項 )
昨年度までの成果 1 話し合いに対する意識の高まり, 話す 聞く スキルの向上 2 本時のねらいに向けた交流活動 3 言語活動相互の関連を意識した指導 4 言語活動の活性化によって, かく 力の育成に効果 5 異学年交流によって, 人間関係の形成に効果 昨年度見られた課題 1 伝え合う力として 応じる 力について具体的な指導の必要性 2 質問力 の向上を図ること 今年度の研究主題 人とつながる喜びを味わう 伝え合う力 の育成 - 質問力 を高めることを通して - これまでの研究を基盤とし, 育てたい力をさらに焦点化
今年度の研究主題 人とつながる喜びを味わう 伝え合う力 の育成 - 質問力 を高めることを通して - 伝え合う力 自分の考えを述べ 相手の考えを受け入れながら 分かり合い 高め合う力 質問力 聴く 力相手の話をしっかり受け止める力 訊く 力 相手に質問する力
質問力 聴く 力相手の話をしっかり受け止める力 質問力 の基本 訊く 力 相手に質問する力 聞き返す 聞き出す 問い質す
質問力 訊く 力 相手に質問する力 学WHAT 系中聞き返す聞き出す問い質す低WHAT 学系学年HOW 系 WHY 系 分からないことを質問したり 感想を述べたりできる 高WHAT 系学年HOW 系 WHY 系 話の中心点に対して質問したり 感想を述べたりできる 学年HOW 系 WHY 系 相手の意見を尊重した上で 不十分な点を質問したり 補ったりできる
伝え合う力 を高めること 質問力 を大切にする 対話 相互交流の基本評価 創造 豊かな人間性の育成 道徳性の育成に視点を当てた指導及び支援の充実 人間関係づくりのスキル 共感的理解に基づく学習集団づくり
質問の類型 質問力の系統性について整理 質問力 を高めるための手立てを探る 伝え合う力 ( 質問力 ) アンケートの実施 児童の実態 意識調査結果の分析 手立て の検討
伝え合う力 ( 質問力 ) アンケート ~4 月末全校実施 (1 年のみ 7 月 )~ はい いいえ 70% 87% 70% 25% 質問できない理由 言い方が分からない 52% 質問する場 ( 時 ) がない 23% 恥ずかしい 20%
伝え合う力 ( 質問力 ) アンケート ~4 月末実施 ~ 1 1 1 はい いいえ 70% 87% 70% 25% 2 3 4 質問できない理由 言い方が分からない 52% 質問する場( 時 ) がない 23% 恥ずかしい 20% 2 3 4 3 質問の機会を設定 1 聴く 力の定着を図る 2 訊く 力を鍛えるドリル活動の実施 4 質問できる環境や集団づくり
今年度の研究組織 授業づくり班集団づくり班環境づくり班 教師の授業力と児童の学力の向上 望ましい人間関係づくり 言語感覚を育み 言語に関する能力を高める 人とつながる喜びを味わう 伝え合う力 の育成を図るための方策を探る
授業づくり班 の取り組み 1 質問力を生かす授業づくりと評価方法の開発 質問力の育成や活用につながる言語活動のタイプを整理 質問が活発化する学習課題の工夫聞き手主導型となる活動の工夫 指導と評価の一体化を図る評価方法
授業づくり班 の取り組み 1( 改善点 1) 指導案の改善 ( 単元について ) (1) 単元の価値学習指導要領をもとに, 単元のねらいを明記 (3) 主張点 質問が活性化する学習課題の工夫 聞き手主導型となる活動の工夫 価値にせまるための支援 を明記 質問力を生かしたり 育成したりしながら単元の価値にせまるために行う支援や指導
授業づくり班 の取り組み 1( 改善点 2) 指導案の改善 ( 本時の学習指導 ) 教師の発問と支援の在り方について見直し
授業づくり班 の取り組み 1( 改善点 2) 指導案の改善 ( 本時の学習指導 ) (1) 主な発問 指導や助言との区別 児童の思考を活性化するものに厳選
授業づくり班 の取り組み 1( 改善点 2) 指導案の改善 ( 本時の学習指導 ) (2) 交流で取り上げたい発言期待される 質問 を介した相互交流
授業づくり班 の取り組み 1( 改善点 2) 指導案の改善 ( 本時の学習指導 ) (3) 指導に生かす評価及び指導授業の途中で評価 遅れがちな児童へ具体的な支援を
授業づくり班 の取り組み 2( 改善点 ) 相互交流でのマインドマップの活用法を整理 昨年度までの研究の積み重ねも生かす 個々の考えを可視化するツールの 1 つとして使う どのようなマインドマップを作成し, 相互交流においてどのように活用したのかを探る
授業づくり班 の取り組み 2( 改善点 ) 第 3 学年社会科 わたしのまちみんなのまち 各方位の特色について話し合う際に活用 マインドマップのよさ 各方位の様子を概覧できる 各方位の様子を比較 特色をつかみやすい
授業づくり班 の取り組み 2( 改善点 ) 相互交流でのマインドマップの活用計画 計画 実践 評価 改善 今年度の研究の積み重ねを来年度に生かす
集団づくり班 の取り組み 人間関係づくりのスキル育成する活動の実践 学級での取り組み 構成的グループエンカウンター 意見交流等の経験を積み重ねる活動の推進 異学年での取り組み ふれあい遊び等の計画 実行 振り返り 相互交流を支えるよりよい人間関係の確立した集団づくり
集団づくり班 の取り組み ( 改善点 ) なかよしタイムの計画 互いの立場を思いやり 楽しく活動する工夫を話し合い 友達と協力する態度を培う 毎週火曜日 20 分間に設定 1 学期 ペア学年体が触れ合って遊ぶ楽しさを味わう 2 学期以降 ペア学年を組み合わせた異学年色別グループ計画 実行 振り返りの過程を重視学年ごとに 望ましい児童の姿を提示
環境づくり班 の取り組み 質問力を鍛える 対話ドリル の実践 言語環境の整備 学習環境の整備により言語感覚を育み 言語に関する能力を高める 訊く 力の具体的な指導の場を設定 カルタ 百人一首 の継続 楽しみながら 言語感覚を育む 聴く 力 訊く 力の育成につながる校内掲示の見直し
環境づくり班 の取り組み ( 改善点 1) 表現タイム の内容を変更 活動の積み重ねによって質問することの大切さを感じ, 質問力 の育成を図る 毎週金曜日 朝の活動に設定 百人一首 カルタ 月 1 回質問力を鍛える 対話ドリル 月 2~3 回 発達段階に応じた 質問力の系統性 に合わせ 活動内容を計画し 実践
環境づくり班 の取り組み ( 改善点 2) 校内掲示の見直し 学び合いに向かう 聴き方 の視点 質問する 時の手助けとして活用 低学年用中学年用高学年用 学年の系統性に合わせた 質問話型 の作成授業に応じて ピンポイントで提示
相互交流を支えるもの 基礎学力の向上 ドリルタイム ( 数学のもと 国語のもとの活用 ) 低学年から辞書の活用 読書活動の推進 読書ビンゴ読み聞かせボランティアの活用 家庭 地域との連携 伝え合う力アップコーナー 言語活動の発信と家庭啓発 ホームページ 及び リーフレット 教育活動の成果を発信 児童の実態調査の分析 検証等
ご清聴ありがとうございました
研究の成果をとらえる具体的な方法 児童の実態調査と分析 各種状況調査, 学力調査と分析 伝え合う力 の意識調査と分析 学習がんばり習慣における 聴く 力 訊く 力等の調査と分析 教師の質問調査と分析
昨年度までの成果 5 異学年交流等の活動の工夫と実践 何でも言い合える人間関係の形成に効果 異学年トリオでの音読活動 異学年トリオでのパワーアップ 表現に対する意識調査 H23 11 月 全校では, 約 55% の児童が表現に対する意欲化が図れた