はじめに

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平成18年度標準調査票

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

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事業所が目指していること ( 理念 ビ ジョン 基本方針など ) を明示してい る 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) について 職 員の理解が深まるような取り組みを 行っている 平成 年度組織マネジメント項目共通シート ( 経営層合議用 ) カテゴリー リーダーシップと

Microsoft PowerPoint - 05短時間の身体介護 調査結果概要((5)短時間の身体介護)0320

計画相談支援 障がい児相談支援における特定事業所加算に係る基準の遵守状況に関する記録 ( 保存用 ) 平成年月サービス提供分 異動等区分 1 新規 2 継続 3 変更 4 廃止 加算の区分 1 特定事業所加算 (Ⅰ) 2 特定事業所加算 (Ⅱ) 3 特定事業所加算 (Ⅲ) 4 特定事業所加算 (Ⅳ)

14. 介護給付費算定に係る体制等に関する届出 ( 加算届 ) (1) 提出期限 提出先 体制等の届出については 加算等を算定する前月の15 日までに提出すること (16 日以降に提出された場合は 翌々月から算定 ) 加算廃止の場合は 直ちに提出すること 体制等の届出先は 指定申請等の提出先と同じで

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

Microsoft Word - 発出版QA

Microsoft Word - 04 Ⅳ章 doc

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

宮城県福祉サービス第三者評価のご案内(宮城県)

京都市介護老人福祉施設入所指針 Q&A( 特例入所関連 平成 27 年 2 月 ) 1 制度変更の概要について Q1 なぜ, 特養の入所対象者が原則として要介護 3 以上の高齢者に限定されるのか A 特別養護老人ホームについては, 限られた資源の中で, より入所の必要性が高い方々 が入所しやすくなる

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

Microsoft Word - 【資料4-3】0316_PM_ショート

第三者評価結果表 施設名救護施設下関梅花園 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 評価項目 a b c Na 判断の理由 1 理念 基本方針 (1) 理念 基本方針が確立されている 1 理念が明文化されている 理念は明文化され 法人の中長期計画や事業団ホームページ上にも記 載されており その内

特別養護老人ホーム 優雅 社会福祉法人 桜寿会 ( 特別養護老人ホーム優雅 ) 福島県南会津郡南会津町田島字北下原 111 番 TEL: FAX: ( 郡山オフィス ) 福島県郡山市菜根一丁目 22 番 10 号 T

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第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

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揖斐川町デイサービスセンター運営規程

( 参考様式 1) ( 新 ) 事業計画書 1 事業名 : 2 補助事業者名 : 3 事業実施主体名 : Ⅰ 事業計画 1 事業計画期間 : 年 月 ~ 年 月 記載要領 事業計画期間とは 補助事業の開始から事業計画で掲げる目標を達成するまでに要する期間とし その期限は事業実施年 度の翌年度から 3

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

Microsoft Word - 3

(2) 検討の方向性 1 グループホームを本体施設の近くに設置したり 複数のグループホームを集積することで 本体施設との連携 グループホーム間の連携を強化し 職員の負担の軽減や 子どもの安全確保を強化できないか 地域小規模 FH の隣接複数設置 + 本 4 ユ 園 ニット + 本 園 4 ユ ニット

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

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Microsoft Word - 2_調査結果概要(訂正後)

同一建物に居住する利用者の減算 特別地域加算 前年度の 1 月あたりの平均実利用者数の分かる書類 ( 地域に関する状況 ) 1 訪問看護ステーション ( 規模に関する状況 ) 前年度の 1 月あたりの平均延訪問回数の分かる書類 13 訪問看護 2 病院又は診療所 3 定期巡回 随時対応サービス連携

Microsoft Word - 介護保健最新情報vol.583.doc

Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

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17★ 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて(平成十二年三月三十日 老企 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知)

PowerPoint プレゼンテーション

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに

届出書 体制等状況一覧表 ( 別紙 1-3) の添付書類一覧 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 中山間地域等における小規模事業所加算 11 月当たりの平均延訪問回算定表 前年度の 4 月 ~2 月分 緊急時訪問看護加算 特別管理体制 ターミナルケア体制 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ) サービス提供

Microsoft PowerPoint - 資料3 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に.pptx

入力規則 年月日 / 年月 英数字 数値 西暦 半角数字 和暦は使用しない 年月日 yyyy/m/d (2014/4/1) yyyy/mm/dd (2014/04/01) 年月 yyyy/m (2014/4) yyyy/mm (2014/04) 半角文字で入力してください 全角文字は不可です ( 郵

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

居宅介護支援事業者向け説明会

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表 1 高齢者虐待の判断件数 相談通報件数 ( 平成 26 年度対比 ) 養介護施設従事者等 ( 1) によるもの虐待判断件数相談 通報件数 ( 3) ( 4) 養護者 ( 2) によるもの虐待判断件数相談 通報件数 ( 3) ( 4) 27 年度 408 件 1,640 件 15,976 件 26

平成 29 年度 特別養護老人ホームの入所状況に関する調査 平成 30 年 3 月独立行政法人福祉医療機構経営サポートセンターリサーチグループ

申請する全てのサービス種類で作成が必要です 表法者人 様式第 1 号で入力した情報が自動的に反映されます 直接入力はできません 入力不要 不明な場合はご利用の金融機関にご確 口座の名義は このフリカ ナ名義で登録しますので 通帳のフリカ ナ欄をご確認のうえ 正確に入力 ( 半角カタカナ ) 申請者と

平成 26 年度版 第三者評価結果概要版 ( 居宅介護支援 ) 基本情報 法人名 社会福祉法人多摩同胞会 事業所名 泉苑居宅介護支援センター 所在地 東京都府中市武蔵台 1 丁目 10 番 4 号 連絡先 事業者が大切にしている考え ( 事業者の理念 ビジョン 使命など )

施設長 副施設長 事務長 施設課長 相談員 入所区分 一般 特例 入所申込日 平成 年 月 日 入所申請受付日 平成 年 月 日 特別養護老人ホームさくら苑入所申請書 特別養護老人ホームさくら苑 施設長 坂本正司 様 入所申込者 - 住所 : 氏名 : 電話番号 : -( )- 入所希望者との続柄

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

別表 有料老人ホームの類型及び表示事項 類型介護付有料老人ホーム ( 一般型特定施設入居者生活介護 ) 介護付有料老人ホーム ( 外部サービス利用型特定施設入居者生活介護 ) 住宅型有料老人ホーム ( 注 ) 健康型有料老人ホーム ( 注 ) 類型の説明介護等のサービスが付いた高齢者向けの居住施設で

4) 組織の概要 所在地及び連絡先 大阪市生野区巽南 TEL FAX 交通の便 ( 最寄りの交通機関等 ) JR 東部市場前駅 北口 から徒歩 12 分 開設年月日 昭和 平成 24 年 3 月 1 日 ユニット数と

法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス 介護サービスの種類か所数主な事業所等の名称 所在地 < 居宅サービス > 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸

内部統制ガイドラインについて 資料

Q7: 判定様式には80% を超えるサービスのみ記載するのですか? それとも 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスはすべて記載するのですか? A7: 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスについて すべて記載してください Q8:

Microsoft Word 栄マネ加算.doc

地域包括支援センターにおける運営形態による労働職場ストレス度等の調査 2015年6月

居宅介護支援 共通事項 記入年月日 記入年月日を記載すること 記入者名 省令第 140 条の 51 第 2 号に規定する調査客体を代表する者の名称 ( 以下 記入者 という ) を記載すること 所属 職名 記入者の所属部署の名称及びその職名について 記載すること 1. 事業所を運営する法人等に関する

別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ


b. 名称 当該法人等の名称を記載すること なお 記載内容については 登記事項等との整合性を図ること c. 法人番号 法人番号の指定を受けている場合には 法人番号あり を選択し 法人番号を記載すること なお 設立登記のない法人又は法人でない社団若しくは財団であって 法人番号の指定を受けているが 基本

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

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項目記載事項必須 1.4 非機能性 更新業務仕様書の 3-4 非機能要件 を踏まえ 提案するシステムに関して 基本的な考え方や方針 アピールポイント等を簡潔かつ明瞭に記述すること 3-4 非機能要件 の (1) から (4) に区分し すべての項目について記述すること 1.5 他システム連携 更新業

「組織マネジメントに関する調査」結果(概要)

働き方の現状と今後の課題

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

人材登録に必要な実績について Q1: 人材登録されるために必要な実績は? A: 分野ごとの必要な実績は以下のとおりです ( 詳細は募集要項をご覧ください ) 鳥獣保護管理プランナー次のア ) イ) のいずれかについて 鳥獣保護管理に関する計画の策定や見直し等に関する経験年数の合計が 5 年以上あると

介護度 1 か月 (30 日 ) あたりの施設利用料グループホームかじかの里平成 28 年 5 月 1 日現在 負担割合 介護サービス利用料加算料金居室料食費光熱水費合計 要介護 1 1 割 2 割 22,770 45,540 2,475 4,949 37,500 30,000 11,

Microsoft PowerPoint - 参考資料

報酬改定(処遇改善加算・処遇改善特別加算)

議第  号

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7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

指定特定相談支援事業 指定障害児相談支援事業の指定に係る Q&A 注意事項事業の実施にあたっては, 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定計画相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 や 児童福祉法に基づく指定障害児相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 等を必ず確認

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従業者の勤務の体制及び一覧表 ( 年月分 ) サービス種類 ( ( 介護予防 ) 認知症対応型共同生活介護 ) 事業所 施設名 ( グループホーム ユニット A ) 管理者は常勤である第 1 週第 2 週第 3 週第 4 週常勤換勤務 4 週の週平均の 形態必要があります 算後の合計勤務時間日月火水

確認用答弁書(一般質問)

特別養護老人ホーム瑞光の里金表 ( 従来型個室 ) ( 平成 30 年 4 月 1 日現在 ) + 口腔衛生管理加算 介護職員処遇改善加算 + 所定単位数 介護度 ,867 21,516 介護度 ,975 23, 介護度

サービス提供体制強化加算に関する届出書 [ 定期巡回 随時対応型訪問介護看護事業所 ] 1 事業所名 平成年月日 2 異動区分 1 新規 2 変更 3 終了 3 届出項目 1 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ イ ) 2 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ ロ ) 4 研修等に関 1 する状況 3 サービ

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

1-1 SPC の経営理念 方針 本事業を長期にわたり運営していくにあたってのSPCの経営理念 方針について記載してください なお 以下の事項については必ず記載してください ( 統括マネジメント業務全体でA4 判 60 枚以内で記載してください なお 各業務における 4 業務の実施費用 の項について

( 参考様式 3)~ 記入例 ~ 指定を受ける障害福祉サービス事業所名を記入してください サービス管理責任者経歴書 事業所の名称 フリガナヤマグチサブロウ氏名山口三郎 ( 郵便番号 - ) 住所 生年月日 昭和 年 月 日 電話番号 - - 主な職歴等 年月 ~ 年 月 勤務先等 職務内容 昭和 年

パワポテンプレ

Microsoft PowerPoint - 資料3.pptx

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Ⅴ 共通評価項目等の解説 1 事業者の基本情報 評価実施にあたり 事業者の基本情報の把握は重要なプロセスです ここでは 事業者の情報 収集のために機構が用意している 事業プロフィル を例に 事業所の基本情報を把握するため の項目とポイントについて解説します 事業プロフィル は 評価対象事業者の経営やサービス 利用者特性を理解するとともに 評価の視点 ( より詳しく確認する項目等 ) を設定するための重要な情報を一覧できるようにしたものです ここで挙げている項目は共通評価項目ではなく 公表されるものではありません ただし 事業所の理念 ビジョン 基本方針 及び 期待する職員像 については 評価結果報告書に記載するため 事業プロフィル等を活用して事業者から情報を入手しておく必要があります 第三者評価に必要な情報が収集できるよう 個々の事業者の状況に応じ 収集の方法を各評価機関で適宜工夫していただくことが重要です この 事業プロフィル の他に 福祉保健局のホームページ とうきょう福祉ナビゲーションにおける事業所情報 介護サービス情報の公表の情報 事業者のパンフレットやホームページ 評価結果 ( 過去に実施している場合 ) など 入手可能な他の情報と比較しながら活用することが有効です なお 福祉保健局のホームページにおいては東京都が実施した社会福祉施設に対する指導検査の結果を掲載しています これらの情報をよく読み込むことにより 評価の準備 企画段階や評価の実施段階において事業者の皆様と同じ前提に立って対話を行いやすくなります また 事業所を訪問した際 事業者の状態を理解不足であると思われることのないよう 評価者の皆さんは あらかじめしっかりと 事業プロフィル をはじめとする各種情報を十分理解しておくことが不可欠です - 1 -

(1) 事業プロフィル Ⅰ 事業者負担の軽減に配慮を! 事業プロフィル Ⅰ は 介護サービス事業者の場合 介護保険法における 介護サービス情報の公表 における 基本情報 を活用することで代替することが可能です その他のサービスにおいても 既存の資料を活用すること等により 第三者評価を実施する事業者の負担をできる限り軽減することに配慮してください 1 事業所名 ( サービス種別 ) 2 (1) 運営主体 ( 法人名等 ) (2) 設置主体 3 事業所所在地 4 事業所の長の氏名 ( 施設長等 ) 5 連絡先 Tel E メール Fax ホームページ 1~5のポイント 公設公営 公設民営 民設民営など 運営主体 設置主体の関係により 施設の意思決定や組織のあり方が変わってきます また 同一法人内の医療機関の有無によって 医療面でのケア体制に影響が見られる場合がありますので 確認する必要があります 利用者特性や福祉制度などの福祉サービスを取り巻く環境が 地域によって異なる傾向がみられます 事業所の所在地はそれらを認識する基礎情報となります 事業所の長の氏名 連絡先では対象事業所の責任者の氏名や連絡先を確認します 6 同一運営主体が同じ敷地内で連携して実施している主な福祉 医療サービスについて利用者数から見て上位 5 つ以内 ( 例. 特別養護老人ホーム ショートステイ デイサービスなど評価対象事業を含む ) (1) (2) (3) (4) (5) 6 のポイント この項目については 職員の構成などを含めた各事業の運営状況や関連性を確認する必要があ ります また 各事業を運営していることによって得られる相乗効果についても留意します 利用者像についてはサービス種別ごとに異なるため 事業プロフィル Ⅰ-7 としてサービスごとに用意しています ここでは例として 指定介護老人福祉施設 特別養護老人ホーム 版を掲載しています 7 定員および現在の利用者 (1) 定員人 - 2 -

(2) 現在の利用者 計 男性 女性 1 利用者数 2 平均年齢 3 平均要介護度 4 平均入所期間 年 月 要介護度の内訳 区分要介護 1 要介護 2 要介護 3 人数 日常生活 区分 要介護 4 要介護 5 計 自立 区分 B C 計 度 人数 障害高齢者の 区分障害なし J A 人数 人数 日常生活自立度 認知症高齢者の 区分 認知症なし Ⅰ Ⅱa Ⅱb Ⅲa 人数区分 Ⅲb Ⅳ M 計 人数 その他 内 訳 人数 車椅子を常時使用排泄介助を要する人 食堂で食事することが可能な人 趣味の活動に参加している人 (3) 利用者又は他の利用者等の生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合 として 何らかの拘束を行う場合の体制を記載して下さい また 最近それらを行った場合は その時の状況も記載して下さい ( または わかるものを添付して下さい ) (4) 前年度の新規利用者数人 (5) 前年度のサービス利用終了者数 ( 短期入院で再入所した者は除く ) 内訳人数 退所の内訳 福祉施設 保健施設への入所医療機関への入院死亡他事業所の利用 その他 7のポイント この項目で 利用者特性や全体的な利用者像を記入されたデータによって把握します 訪問調査を行うにあたって これらのデータから利用者や事業所の状況を事前につかんだ上で分析します 退所状況とその内訳 サービスの目的に照らした妥当性や現状を確認します (5) 前年度のサービス利用者数 が特定の事由に偏っている場合は その原因を確認します 退所の際の判定 ( 判断 ) 基準がある場合は その内容を確認します - 3 -

男女の構成比を参考に 利用者の性別に配慮したサービス提供について確認します 平均年齢や年齢の分布状況によって 利用者の生活習慣や価値観の違いが発生するなど ケアにおける留意点も変化することに留意します 福祉サービスにおいては 利用者像がサービスの質に直接 間接的に影響を及ぼすことを考慮する必要があります 8 職員の状況 (1) 職員数 区分計男性女性 常勤職員数 非常勤職員数 計 ( 常勤換算 ) 人 ( 計算式 : 非常勤職員のそれぞれの勤務延 べ時間数の総数 当該事業所の常勤職員が 勤務すべき時間数 ) (2) 専門職員の人数 専門職の名称 人数 専門職の名称 人数 専門職の名称 人数 (3) 非常勤職員の勤務形態と業務内容 * 職員種別は パート アルバイト 派遣 契約等 施設で通常使用している呼称でご記入ください 職員種別人数勤務形態 ( 勤務時間 シフト ) 業務内容 (4) 前年度採用 退職の状況計常勤非常勤採用退職 (5) 常勤職員の平均年齢歳 (6) 常勤職員の平均在職年数年 ( 現在の事業所での在職年数とする ) (7) 直接支援に携わっている職員 ( 非常勤は常勤換算 )1 人当たりの利用者数人 ( 計算式 : 定員 介護に携わっている職員数 ) 8のポイント この項目で 職員の構成について確認します 特に 近年は雇用形態が多様化しており 非常勤の割合や仕事内容を確認することは 事業所のサービス提供や組織運営を理解する上で参考になります 職員の入れ替わりが激しい場合には 職員満足の状況に問題があることも考えられるため その理由に留意するとともに 組織マネジメント分析シート カテゴリー 5 職員と組織の能力向上 で詳細を確認する必要があります この項目は 7 定員および現在の利用者 欄に記入された数値に照らした人員体制などを分析した上で訪問調査にのぞむ等の活用ができます ( 夜間の体制については 別途確認することが必要です ) 平均年齢と平均在職年数などは 職員のサービス提供に関する習熟度を想定する一つの情報になります - 4 -

9 実習生の受け入れ状況 前年度の実習生受け入れ人数 人 内訳 実習の種類 受け入れ人数 9のポイント この項目では 前年度の実習生受け入れ状況について確認します 当該事業者が福祉サービスを提供するものの責務として 福祉人材の育成に取り組んでいるかを理解するうえで参考になります 福祉の人材を育成することは 事業者の社会的責務の一つです 地域の特性や事業者の種別 規模等 状況によって異なりますが 組織としての姿勢が明確にされているかどうか その体制が整備されているかは 組織マネジメント分析シート カテゴリー 3 経営における社会的責任 で行うことになります 10 ボランティアの受け入れ状況 前年度のボランティア受け入れ人数 人 内訳 ボランティアの内容 受け入れ人数 10のポイント この項目では 前年度のボランティアの受け入れ状況について確認します 当該事業者が地域の福祉に役立つ取り組みの一環として その透明性を高めるべく地域との関係づくり取り組んでいるかを理解するうえで参考になります ボランティアの受け入れに関して どのような体制を整えているか また ボランティアが従事する業務の内容によっては 事業所が有する情報の管理を始め 必要な対策がとられているかは 組織マネジメント分析シート カテゴリー 3 経営における社会的責任 で確認します 11 平面図等施設の状況がわかるものを添付 11のポイント この項目では 施設や設備 立地環境等のハード面から利用者の日常生活の状況を把握することが必要です 居室については プライバシー保護に配慮した対応がなされているかという点に着目する必要があります 特に個室でない場合 間仕切りの有無のほか 他の利用者に気兼ねせずに家族との面会が行える場所が確保されているかなどについても確認することが重要です 安全管理との関連についても意識する必要があります また ハード面で制約がある場合には それを補うための有効な対策が施されているかについても着目します 施設の周辺状況がわかるような地図等により 地域の社会資源へのアクセス状況などの把握も行うことが有効です - 5 -

(2) 事業プロフィル Ⅱ 1 理念 ビジョン 基本方針 ( 関連カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 ) 事業者が大切にしている考え ( 事業者の理念 ビジョン 基本方針など ) のうち 特に重要なもの ( 上位 5 つ程度 ) を簡潔に記述 ( 関連カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 ) 1) 2) 3) 4) 5) 1 のポイント この項目では 事業を行うにあたって 長期的 継続的に大切にしている考えのうち 特に重 要としていることが記述されています これらについて パンフレットに書かれている同様の内 容や創業時の考えとどのような関係にあるか この内容が組織としての合意を得たものかあるい は記入者の個人的考えかなどを確認する必要があります 組織経営にあたっての基本姿勢となるような考えか あるいは 日常サービスを提供するにあ たっての具体的な姿勢や手法をあらわしたものかを認識することが必要です 以上を踏まえ 今回の評価にどのように活かす事ができるかを確認する必要があります 組織マネジメント分析シートやサービス分析シートの分析にあたって 最も基本となる視点は 大切にしている考え ( 目指していることや価値観など ) が組織経営や日常サービスの提供に どのように反映されているか などをみていくことにあります また ここで示された考えが どの程度職員全員に共有され 組織全体に浸透しているかどう かについての確認は 組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 で行うことになります 2 サービス提供の考え方について記述 ( 関連カテゴリー 6 サービス提供のプロセス ) 日々の業務の考え方 利用者ニーズに合わせた事業者独自の取り組み 利用者や家族等との関係 地域との関係を含む 2 のポイント この項目では 日々の業務の考え方 利用者ニーズに合わせた施設独自の取り組み 利用者や 家族との関係 地域との関係など事業者におけるサービス提供の考え方について記述されていま す ここで示された考えがどのように具現化されているかの確認は サービス分析シート カテゴ リー 6 サービス提供のプロセス 等で行なうことになります 3 期待する職員像 ( 関連カテゴリー 5 職員と組織の能力向上 ) (1) 職員に求めている人材像や役割 (2) 職員に期待すること ( 職員に持って欲しい使命感 ) 3 のポイント この項目では 事業者が大切にしている考えを実現するにあたって どのような人材を求めて いるのかが記述されています 事業所の設定しているキャリアパスを添付してもらい 確認する方法もあります 組織として具現化されているかの確認は 組織マネジメント分析シート カテゴリー 5 職員 と組織の能力向上 で行うことになります - 6 -

4 現在のサービス提供能力と利用者数 ( 関連カテゴリー 6 サービス提供のプロセス ) ( 以下のどれかに をつける ) 1) サービスを希望しながら待っている人 ( 事業所に登録している待機者 ) がかなりいる 2) ほぼサービス提供能力に見合った利用者数で 待っている人はほとんどいない ( ほぼ定員を満たしている ) 3) サービス提供能力に余力があり 希望者があれば受け入れたい 4) その他 ( ) 4 のポイント 事業者が自らのサービス提供能力をどのようにとらえているか また 的確にとらえられてい るかという視点も必要です この項目は サービス提供の量に対する考えですがサービス分析シート カテゴリー 6 サー ビス提供のプロセス の項目や職員自己評価の記述欄などのサービスの質に関する情報との関連 で認識することも有効です 待機者の状況に関する内容は 客観的なデータに基づくものであるかどうかを確認する必要が あります 1) サービスを希望しながら待っている人がかなりいる と回答があった場合 それに対し 当該事業者としてどのように考えているかなどについて確認する必要があります この点につい ては 次の 5 3 年後の見通し とも関連してきます 措置施設の場合等サービス種別によっては 待機者 の概念が必ずしも合致しない場合もあ ります その場合は サービスを利用したくても利用できない人々の状況を事業者としてどのよ うに認識しているのかを確認する必要があります 5 3 年後の見通し ( 関連カテゴリー 2 事業所を取り巻く環境の把握 活用及び計画の策定と実行 ) ( 以下 契約による利用 措置など契約以外による利用 のどちらかを選んだうえで 一つに をつける ) 契約による利用 1) 利用者数の増加を見込んでサービス提供能力を拡大する計画がある 2) サービス提供能力を拡大する計画はないが ほぼ現在のサービス提供能力に見合う利用者数は維持できると思う 3) 現在の利用者数を維持するのは 経営改善 サービス改善をしていかないとかなり難しい情勢になっているのではないかと思う 4) その他 ( ) 措置など契約以外による利用 1) 施設規模の拡大または新たなサービス提供を行う計画がある 2) 現在の施設規模 サービス提供能力を維持する方向で考えている 3) 現在のサービス提供能力を維持するのは 経営改善 サービス改善をしていかないとかなり難しい情勢になっているのではないかと思う 4) その他 ( ) 5 のポイント サービスの利用形態によって項目が異なりますので 契約による利用 措置など契約以外 による利用 のどちらかを選んだ上で記入をしてもらってください - 7 -

当該事業者では 理念やビジョンなどに基づき 組織規模の拡大や職員の採用計画なども含めた中期 (3~5 年 ) の見通しをたてているか また それは具体的に計画という形で策定されているか などについて確認する必要があります また 将来的な需要動向の見通しをどのようにたてているかという確認も行います そのため この項目については 組織マネジメント分析シート カテゴリー 2 事業所を取り巻く環境の把握 活用及び計画の策定と実行 に関連します 契約による利用 3) 現在の利用者数を維持するのは経営改善 サービス改善をしていかないとかなり難しい情勢になっているのではないかと思う 措置など契約以外による利用 3) 現在のサービス提供能力を維持するのは 経営改善 サービス改善をしていかないとかなり難しい情勢になっているのではないかと思う という回答があった場合 現在のサービス水準にも問題がある可能性があります 訪問調査時には 現在のサービス提供の水準に注意を払うとともに どのような改善策を検討しているのかについても確認する必要があります また サービスや地域によっては競合する他の事業者が多い場合もありますので 組織マネジメント分析シートの カテゴリー 2 事業所を取り巻く環境の把握 活用及び計画の策定と実行 などで確認が必要です 6 評価対象のサービス事業に関して事業者として力を入れて取り組んでいる点を 人的サービス面と設備 面に分けて 重要な順に各 3 つ以内で記述 ( 関連 及び計画の策定と実行 ) 人的サービス面 1) 2) 3) 設備 環境面 1) 2) 3) カテゴリー 2 事業所を取り巻く環境の把握 活用 6のポイント サービス事業の維持 向上を図るにあたって 事業者がどのような点に問題意識 危機意識をもっているかについて確認する項目です ここであげられた内容が 記入者個人の考えであるか それとも組織全体の考えであるかを確認する必要があります 7 当該事業の開始時から現在までの重要な変遷 ( 制度改正に基づくもの含む ) 1) 開始時期年月 2) 重要な変遷 7 のポイント この項目では 現状に至る経過について知ることにより 現行の経営状態の背景を確認します - 8 -

8 経営に影響を与えると考えている事業環境の変化を記述 ( 制度改正を含む ) ( 関連カテゴリー 2 事業所を取り巻く環境の把握 活用及び計画の策定と実行 ) 8のポイント 現在 福祉サービスを巡る環境はめまぐるしく変化しています 事業者が過去から将来にわたって経営に影響を与えると考えている事業環境の変化をどのように捉えているかを把握するとともに それを踏まえて 事業者の計画とどのように関連させているかを確認します 9 評価対象としているサービス事業を維持 向上させていくためにこれから何をしていかなければならないかについて 重要な順に3つ以内で記述 ( 関連カテゴリー 2 事業所を取り巻く環境の把握 活用及び計画の策定と実行 カテゴリー 7 事業所の重要課題に対する組織的な活動 ) 1) 2) 3) 9のポイント サービス事業の維持 向上を図るにあたって 事業者がどのような点に問題意識 危機意識をもっているかについて確認する項目です ここであげられた内容が 記入者個人の考えであるか それとも組織全体の考えであるかを確認する必要があります 10 福利厚生 ( 公的な福利厚生制度への加入 職員の交流会 職員の余暇活動 日常生活への支援など ) への取組状況 及び職員の利用状況について記述 ( 関連カテゴリー 5 職員と組織の能力向上 ) 10 のポイント 公的な福利厚生制度への加入 職員の交流会への支援など 福利厚生への取り組み について 確認する項目です 11 事業所の権限事業所に最終的な決定権があるものに全て〇をつけてください 1 理念 ビジョン 基本方針などの策定 2 中 長期計画の策定 3 予算の編成 4 職員の採用 5 職員の異動 配置 6 人材育成計画の策定 11 のポイント 事業所の規模や事業形態により 事業所単体で持つ権限が異なることが考えれます その事業 所の状況に応じた評価を行うために 事業所における最終的な決定権の有無を確認する項目です 12 評価を実施するにあたり 評価機関に知っていて欲しいこと ( 経営層が考えていること 利用者の状況 職員の状況など ) を自由にご記入ください 12のポイント 経営層が考えていること 利用者の状況 職員の状況など経営に関係する事項において 事業者が評価機関に知っていて欲しいことを自由に書くこととしており この中から 事業者が経営において特に大切にしている考え方や日頃苦労している点などを把握することが必要です - 9 -

そして それが事業所の理念やビジョンにどう結びついているのか またそれを具体的にどのように展開していこうとしているのかということが 各カテゴリーにおける講評をする際に非常に重要になってきます 事業者の皆さんが その趣旨を理解して書いていただけるよう 配付時に評価機関としてのこの項目の活用方法を説明することが必要です この項目で記述される内容は他の項目と重なってくることが想定されますが 自由に記述していただくことで 生の声に基づく事業者の理解 他の項目と複合的に見ることによる より深い事業者の理解につながるという効果が期待されます - 10 -