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本城陸上競技場の現状と課題についてギラヴァンツ北九州の現在のホームスタジアムである本城陸上競技場は 10,202 席の観客席を有し J2 基準 ( 観客席数 10,000 席以上など ) を満たすものの J1 基準 ( 観客席数 15,000 席以上など ) は満たしていない施設である (H20~H21に必要最低限の改修工事を実施し J2 基準を満たしたスタジアムとなっている ) ギラヴァンツ北九州ホームゲーム開催にあたっては Jリーグ事務局から様々な施設改善の指摘があがっている常設の入場券売場や物品販売所の不備記者席や放送ブースカメラ設置スペース観客用トイレの不足審判更衣室やドーピングコントロール室が場外にあり安全面で不適当など更に必須ではないものの原則として具備しなければならない設備として以下のような課題もあるメインスタンドを覆う屋根や電光掲示板がない室内練習場の不足来賓席や選手更衣室の不足また Jリーグの試合を開催するにあたって以下のような問題がある最寄り駅からのアクセスが悪く近くに駐車場が十分確保できないこと第一種低層住居専用地域に立地しており周辺の住民や店舗から試合中の音や駐車マナーなどに対して苦情が寄せられていることまた本城陸上競技場は本市唯一の第 1 種公認陸上競技場であることから陸上など他の競技大会などとの利用調整に苦慮している (Jリーグ公式戦は年間を通して21 試合であるが事前練習や前日の準備作業を含めると週末の土日を占用利用することが多く他競技大会等の開催誘致に支障が生じている状況である ) Jリーグクラブライセンス制度の導入について Jリーグ各クラブの経営基盤の強化競技環境観戦環境育成環境の強化充実を図ることによる競技力の向上とともにクラブが日本のスポーツ文化を成熟させる社会資本としての役割を担うことを目的に Jリーグクラブライセンス制度が2013 年から新たに導入されたライセンス制度では競技基準施設基準組織運営人事体制基準法務基準財務基準の5つの基準について審査が行われ基準を満たしていない項目については制裁や是正措置が課せられることとなるギラヴァンツ北九州の2013 年シーズンのクラブライセンスは本城陸上競技場がJ1 基準 ( 観客席数 15,000 人以上 ) を満たさないスタジアムであることから J2ライセンスの付与にとどまったこの結果仮にギラヴァンツ北九州のJ2での成績が自動昇格条件であるリーグ1 2 位や昇格プレーオフの参加要件である3~6 位になったとしても J1 基準を満たしたスタジアムがない以上は昇格どころかプレーオフの参加資格も得ることができない成績面で条件をクリアしても施設面がネックでJ1 昇格ができないためチームの士気が上がらずまたファンも応援するインセンティブを失うなど地域密着型のスポーツチームを支援する推進力を失うおそれがある利用者市民の要望について 6

市民説明状況について 1 回目の公共事業評価以降も継続し属性が偏ることのないように配慮して市民説明に取り組んだ平成 25 年 1 月末までの1 年間で自治会や PTA 学校関係者等の社会教育団体に力点を置き延べ94 団体 3,056 人に対し説明を行った (1 回目の事業評価 ( 平成 24 年 1 月末 ) 時点から36 団体 1,503 人の増 ) [ 参考 ] 市民説明状況 (1 回目の事業評価時点と現時点の比較 ) [ 参考 ] アンケート結果市の計画との関連性について 7

2013 年シーズンから新たに導入された Jリーグクラブライセンス制度ではギラヴァンツ北九州の 2013 年シーズンのクラブライセンスは本城陸上競技場がJ1 基準 ( 観客席数 15,000 人以上 ) を満たさないスタジアムであることから J2ライセンスの付与にとどまったこの結果仮にギラヴァンツ北九州のJ2での成績が自動昇格条件であるリーグ1 2 位や昇格プレーオフの参加要件である3~6 位になったとしても J1 基準を満たしたスタジアムがない以上は昇格どころかプレーオフの参加資格も得ることができない J1 基準を満たした新球技場が整備されない限り成績面で条件をクリアしてもJ1 昇格ができないためチームの士気が上がらずまたファンも応援するインセンティブを失うなど地域密着型のスポーツチームを支援する推進力を失うおそれがある 8

Jリーグ各クラブの経営基盤の強化競技環境観戦環境育成環境の強化充実を図ることによる競技力の向上とともにクラブが日本のスポーツ文化を成熟させる社会資本としての役割を担うことを目的に Jリーグクラブライセンス制度が2013 年から新たに導入されたライセンス制度では 5つの基準 ( 競技基準施設基準組織運営人事体制基準法務基準財務基準 ) について審査が行われ基準を満たしていない項目については制裁や是正措置が課せられることとなるギラヴァンツ北九州の2013 年シーズンのクラブライセンスは本城陸上競技場がJ1 基準 ( 観客席数 15,000 人以上 ) を満たさないスタジアムであることから J2ライセンスの付与にとどまったギラヴァンツ北九州の直近 2シーズンの成績は8 位 9 位と J1への昇格プレーオフ進出圏内である6 位にあと一息のところまで迫っている中でこのまま新球技場が建設できず本城陸上球技場を本拠地として使い続ける場合ギラヴァンツ北九州が成績面でJ1 昇格の条件を満たしていたとしても J1 基準の施設 ( 観客席数 15,000 席以上等 ) がその時点で存在していなければ J1 昇格が認められないこととなっている本市はギラヴァンツ北九州を地域のシンボルとして育成支援することとしており新球技場建設には長い期間を要することを考慮すると J1 昇格に向けて実力を付けつつある現在において新球技場の整備を進めておく必要がある成績面で条件をクリアしても施設面がネックでJ1 昇格ができないためチームの士気が上がらずまたファンも応援するインセンティブを失うこととなるまた親会社を持たないギラヴァンツ北九州の収入はチケット収入によるほか地元企業等からのスポンサー料が大きな割合を占めることとなる J1に昇格できないチームのメディアへの露出の向上は今以上に期待できず広告価値が見込めないとなると企業のスポンサー離れなど地域密着型のスポーツチームを支援する推進力を失うおそれがある J2 に昇格して 3 年が経過し今後ともギラヴァンツを核としてスポーツを通じたまちづくりを展開していくためにはネックとなっている施設面での不備を解消していくことが急務となっており平成 28 年度末の完成を目指して新球技場の整備を推進していく必要がある本城陸上競技場は本市唯一の第 1 種公認陸上競技場であることから陸上など他の競技大会などとの利用調整に苦慮しているが Jリーグ (J2) 公式戦は年間を通して21 試合であり事前練習や前日の準備作業を含めると週末の土日を占用利用することが多く他競技大会等の開催誘致に支障が生じている状況である新球技場が整備されることで利用調整について大幅に改善されることから ( 財 ) 北九州市体育協会から市に対して新球技場整備の早期実現についての要望が出されている ( 平成 22 年 11 月 25 日付 ) 新球技場の完成後は例えば全日本実業団陸上競技大会などこれまで開催できなかった陸上大会等の誘致を図っていくことが可能であり本市のスポーツ振興の拠点として活用を図ることができるスポーツ振興くじ助成金について現状の平成 28 年度完成に向け満額 30 億円の助成を受ける予定である仮に整備スケジュールが遅れることになり他都市のスタジアム新設事業が生じた場合に助成のタイミングが重なれば競合により助成額が減額され市の負担額が増加するおそれがある ( 現状ではスケジュールが競合するスタジアム事業はない ) H29 以降は国立競技場の建替 ( 事業費約 1,300 億円 ) が計画されており toto 助成金が活用される予定である 10

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 小倉駅新幹線口エリア ( 新球技場周辺小倉駅ビルあるあるシティ等 ) 38.7% 44.6% 50.8% 小倉駅小倉城口エリア ( 魚町銀天街コレット井筒屋リバーウォーク等 ) 26.3% 36.4% 51.6% 小倉北区都心部以外の北九州市内北九州市外その他 0.0% 1.7% 10.7% 9.9% 9.7% 6.6% ギラヴァンツ応援者 (n=419) 他クラブ応援者 (n=121) 観戦のみ行い観戦前後には消費活動を行わないつもり 6.4% 6.6% 16.1% 応援クラブなし等 (n=31) 無回答 6.7% 9.7% 20.7% ( 複数回答可 ) 12

建設候補地の関係者との調整について法手続きに係る関係部局との調整についてその他の関係者との調整についてエコスタジアムとして景観配慮について環境アセスメントについて 15

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< 建設候補地位置図 >建設候補地位置図関西汽船 ( 松山行 ) フェリーターミナル小倉記念病院国道 199 号西日本総合展示場本館 AIM ( 西日本総合展示場新館 ) 北九州市国際会議場リーガロイヤルホテル小倉小倉駅新幹線口近く ( 小倉北区浅野三丁目 ) 小倉駅 JR 山陽新幹線 JR 鹿児島線日豊線国道 199 号小倉駅バスセンター