目次 1 中京区版運動プログラムの策定に当たって 1 1 策定の経緯 背景 1 2 中京区基本計画における位置付け 2 3 中京区における犯罪発生の状況 2 4これまでの取組 4 2 中京区版運動プログラム 5 1 運動の方向性 5 2 運動モデル地域 6 3 取組期間と目標 7 4 役割分担 8

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<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

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3 地域コミュニティ活動について 地域コミュニティ活動 への参加について よく参加している 時々参加している とい う回答は 55.4% となりました また 参加したことはない と回答された方以外を対象に 地域コミュニティ団体の課題と 思うもの を尋ねたところ 回答が多かったものは 以下のとおりです

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Transcription:

世界一安心安全 おもてなしのまち京都市民ぐるみ推進運動中京区版運動プログラム 平成 27 年 10 月 世界一安心安全 おもてなしのまち京都市民ぐるみ推進運動 中京区推進協議会

目次 1 中京区版運動プログラムの策定に当たって 1 1 策定の経緯 背景 1 2 中京区基本計画における位置付け 2 3 中京区における犯罪発生の状況 2 4これまでの取組 4 2 中京区版運動プログラム 5 1 運動の方向性 5 2 運動モデル地域 6 3 取組期間と目標 7 4 役割分担 8 5プログラム内容 9 柱 1 地域力アップ大作戦! 10 柱 2 被害に遭いやすい人の安全安心 12 柱 3 身近な環境改善を! 13 3 中京区版運動プログラムの推進及び検証 14

1 中京区版運動プログラムの策定に当たって 1 策定の経緯 背景 2020 年の東京オリンピック パラリンピックを見据え, 市民や観光旅行者等の一層の安心安全の実現を目指して, 京都市と京都府警察は, 平成 26 年 7 月に 世界一安心安全 おもてなしのまち京都市民ぐるみ推進運動 の協定を締結しました これに基づき, 中京区においても, 関係行政機関と地域, 事業者との連携の下, 中京区の誇る 地域力, 人間力 を活かした取組を進めるための運動プログラムを策定するものです 世界一安心安全 おもてなしのまち京都市民ぐるみ推進運動 協定書 ( 平成 26 年 7 月 31 日締結 ) 京都市と京都府警察は, 相互に連携し, 地域との協働の下, 市民生活の一層の安心安全の実現とともに,2020 年の東京オリンピック パラリンピック等の開催を見据えた観光旅行者等の安心安全の向上を目指し, 誰もが安心安全に, 笑顔で楽しく暮らし, 観光できる, やさしさあふれるおもてなしのまちづくり に取り組むこととし, このため次のとおり協定を締結する 1 京都市及び京都府警察は, 世界一安心安全 おもてなしのまち京都市民ぐるみ推進運動 ( 以下 同運動 という ) として, 各行政区において, 地域性や課題に応じた, 安心安全の向上のためのソフト ハード両面の取組を協働して推進する 2 京都市は, 地域の住民, 関係団体, 事業者等と連携してこれまで全市で取り組んできた, 市民ぐるみの安心安全向上の取組の成果を基に, 京都ならではの地域力 人間力を最大限に引き出しながら, 犯罪に強いまちづくりを推進する 3 京都府警察は, 同運動に基づく全市及び各行政区における取組の企画や実施に際し, 市民生活の安心安全を守る専門的知見, 実践等をもって, 助言, 情報提供及び対策を推進する 4 京都市と京都府警察は, 同運動を着実かつ効果的に実施するため, 連携及び推進体制を整える 1

2 中京区基本計画における位置付け 中京区では, 響きあう人 まち 文化中京区 を目指し, 平成 23 年度から平成 32 年度までの10 年間のまちづくりの指針として 中京区基本計画 を策定しています 本プログラムは, 中京区基本計画を踏まえながら, 区民, 事業者, 行政等が連携して, 世界一安全安心なまちにするための具体的行動計画を定めたものです 3 中京区における犯罪発生の状況 1 中京区における犯罪件数中京区における平成 26 年中の刑法犯認知件数 ( 以下, 犯罪件数 という ) は,2,359 件で,4 年間の推移はグラフのようになっています 基本的には減少傾向にありますが, 中京区の特性として, 繁華街等を抱え, 市内外から人が集まってくる地域性もあり, 犯罪件数は市内で2 番目に多くなっています 犯罪件数 ( 刑法犯認知件数 ) 2,700 2,600 2,500 2,400 2,300 2,200 2,100 2,000 平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年 2 中京区における犯罪の種類さらに, 種類別の犯罪件数でみると, 街頭で発生する身近な犯罪 ( 街頭犯罪 ) が半数以上を占めています その中で最も多く発生している自転車盗は 884 件, 街頭犯罪の約 7 割 ( 犯罪全体の約 37%) を占めています 2

また, 女性などを対象とした性犯罪 ( 強姦, 強制わいせつ, 公然わいせつ ) が 20 件, 高齢者などを狙った振り込め詐欺等の特殊詐欺も 11 件発生するな ど, 犯罪被害に遭いやすい方を狙った犯罪も多くなっています 3 区内における地域状況中京区において最も多い犯罪である自転車盗の発生状況は下の地図のようになっています 平成 26 年に開削 400 周年を迎えた高瀬川の周辺は, 木屋町通を中心に多くの飲食店が立地する市内最大の繁華街となっており, 市内外から多くの人々が訪れることから, 安全安心の確保が課題となっています 京都府警察では, 祇園 木屋町特別警察隊が組織され, 安全面の取組が進められています また, 二条駅周辺は,JR と地下鉄東西線が結節する中京区西部の交通の要衝であり, 地下鉄開通に伴う再開発により新たに商業施設が立地するなど, まちの環境が大きく変化した地域でもあります また, 大学キャンパスや小中学校等が周辺に立地し, 多くの子ども, 学生が行き来するなど, 安全安心の確保を重点的に図っていくことが必要な地域であることから, 二条駅地域安全ネットワーク を設立し, 安全面の地域力の向上に努めています 3

4 これまでの取組 これまでから中京区内においては, 防犯をはじめとして, 子どもの見守り, 防災, 放火防止等について, 地域の方々で構成する各種団体等によるパトロールや注意喚起など, 中京区の誇る 地域力, 人間力 による, 安全安心の確保に向けた取組が行われてきました また, 地域においては, 防災訓練をはじめ, 防犯寸劇などを内容とする防犯イベントなどが開催され, 安全安心の意識を高める活動も行われてきました 防犯パトロール 子ども見守り活動 学区で行われる防災訓練 地域での防犯イベント 放火防止パトロール 4

2 中京区版運動プログラム 1 運動の方向性 本プログラムでは, 全市版運動プログラムを踏まえて, 取組の3つの柱を設定します 柱 1 地域力アップ大作戦! ( 全市版 : 地域のあらゆる主体の活動による犯罪の予防 ) 柱 2 被害に遭いやすい人の安全安心 ( 全市版 : 子どもや女性, 高齢者の安心安全, 学生や観光旅行者の安心安全の確保 ) 柱 3 身近な環境改善を! ( 全市版 : 地域の身近な環境整備による犯罪の防止 ) また, 本プログラムでは 3 つの柱に基づいて具体的に取組を展開する際に は, 中京区の地域特性に合わせた以下の方針で, 市民ぐるみ運動を進めてい きます 1あらゆる分野で横断的な取組を! 安全安心の内容として, 防犯だけでなく, 防災等も含めて広く捉え, 取組を進めていきます 個別分野ごとの縦割りの取組ではなく, 分野横断的な地域力の向上を図ることで, 結果として防犯を含めた安全安心の向上につなげていきます 2 運動モデル地域 から全地域へ! 高瀬川地域と二条駅地域においては, 本プログラムに先行して安全安心の取組が始まっています ( 次節参照 ) 本プログラムでは, 両地域を 運動モデル地域 として, 先進的, モデル的に運動を展開し, その成果を他の地域にも広げていきます 3 事業者も地域の一員! 中京区の特性として, 都心部を中心に多くの商店や事業所等があり, 日々, 経済活動が行われています そのため, 住民だけでなく, 事業者も地域の一員として一緒に取組を展開することで, 安全安心を確保していきます 5

2 運動モデル地域 ~ 高瀬川地域, 二条駅地域 ~ 中京区内の 2 つの地域では, 本プログラムの内容を先取りした取組が始ま っており, 両地域の成果を他の地域にも展開していきます 1 高瀬川地域高瀬川地域においては, 平成 26 年に高瀬川開削 400 周年を迎えたことを機に, 歴史的, 文化的に貴重な資産である高瀬川の価値を改めて見直し, これからの 400 年受け継いでいくため, 各学区での祭りのほか, ライトアップや一斉清掃などの記念事業が行われました 高瀬川ライトアップ 高瀬川一斉清掃 高瀬川一之舟入清掃 2 二条駅地域中京区西部の交通の要衝である二条駅地域においては, 平成 26 年 12 月に, 地域と駅周辺事業者等が中心となり, 防犯, 防災面での安全安心に取り組む 二条駅地域安全ネットワーク が発足しました これまで,JR 二条駅前での花植えを実施し, 花と緑のあふれる明るい雰囲気の駅前にしたほか, 痴漢 盗撮防止キャンペーンや打ち水の実施, BiVi 二条土曜マルシェでの啓発活動などを行っています 花植え 打ち水 6

3 取組期間と目標 取組期間 平成 28 年度 ~ 平成 32 年度 目標とするまちの姿 マチビトもタビビトも, 安全安心で, 笑顔とやさしさあふれるおもてなしのまち 中京区 具体的目標プログラムの最終年度, 平成 32 年度までに以下の達成を目指します 犯罪件数中京区における刑法犯認知件数 :1 千件台半ば 平成 26 年 :2,359 件 市民の実感 安心して暮らせるまちであると思う市民の割合 :50% 以上 市民生活実感調査, 平成 27 年度 :46% 外国人観光客の満足度治安に関し 大変満足, 満足 と感じた外国人観光客の割合:95% 以上 京都市域を訪れる外国人観光客満足度調査平成 26 年度 : 大変満足 =61.6%, 満足 =30.3% 7

4 役割分担 本プログラムの推進に当たり, 区民, 事業者, 学区などの地域, 中 京区役所, 中京警察署, 中京消防署 は, それぞれ次の役割を担い, 相互に 意見を交換しながら, 協働して取組を進めていきます 自主, 自助 区民, 事業者 自らの安全確保に努めるとともに, 地域活動などに参加する 事業者は, 地域の一員としての意識を持って活動に参加するとともに, 事業活動において防犯等に配慮する 連携, 共助 学区などの地域 自分たちの地域は自分たちで守るため, 団体間の連携を図り, より効果的な活動を実施する 協働, 公助 中京区役所, 中京警察署, 中京消防署 防犯や防災, 放火防止等の取組の企画や実施に際し, 専門的知見をもって助言, 情報提供, 対策推進を行う 安全安心にかかわる情報発信とともに, 意識啓発を行う 地域力アップに向けた地域, 区民の自主的な活動を支援する仕組みをつくる 安全な地域づくりのための環境整備を行う 安全安心なまちをつくるためには, 区民, 事業者 一人一人が主体となって身近な所から行動を始めるとともに, そうした行動する 区民, 事業者 が 学区などの地域 に集まることでより大きな潮流を作り出し, さらには, 中京区役所, 中京警察署, 中京消防署 などの行政とも連携して取り組むことで高い効果を発揮する, というように個人のレベルから積み上げ, 連動して取り組むことが重要です 本プログラムでは,3 本柱の取組事例を, 次の3つの段階に分類して掲載しています 区民, 事業者ができること 学区などの地域でできること 行政も一緒になってできること 8

5 プログラム内容 本プログラムでは, 先に掲げた取組の 3 つの柱に基づいて, 市民ぐるみ運 動を展開していきます その 3 本柱の関係性を示したのが, 下のイメージ図になります 市民ぐるみ運動のイメージ 柱 1 地域力アップ大作戦! 区民一人一人, そして地域の活動 で犯罪を寄せつけないまちづくり 柱 2 被害に遭いやすい人の 安全安心 自らの防犯力強化と周りの見守り 地 域 地域住民 ( 目撃者 ) 子ども 女性 高齢者等 犯罪を 行おうと する者 柱 3 身近な環境改善を! ハード面の環境整備により, 犯罪 を寄せつけないまちに 防犯を主題にしたイメージ図ですが, どの取組も一つだけでは効果が限定的になってしまいます 住民主体で作り上げる 柱 1 地域力アップ大作戦! や, 誰もが安心して暮らせるための 柱 2 被害に遭いやすい人の安全安心 の 2つの柱の取組を中心とするソフト面の取組と, 柱 3 身近な環境改善を! を中心とするハード面の取組が, 両輪となって動き出すことで, 初めて目標像とする マチビトもタビビトも, 安全安心で, 笑顔とやさしさあふれるおもてなしのまち 中京区 の実現に近づきます 9

柱 1 地域力アップ大作戦! 住民の間であいさつや声掛けが活発に行われている地域や, 住民が入れ代わり立ち代わり 通り に出て門掃き, 打ち水, 花への水やりなどを行なっている地域は, 犯罪者や不審者にとっては居心地が悪いものです 安全安心なまちづくりに向け, 個別の防犯対策等を充実させることに加えて, 地域のあらゆる場面で地域力をアップさせることで, 結果として犯罪が起こりにくいまち, また, いざ災害や火災等が発生しても被害を最小限に抑えられるまちになります 主体となる住民一人一人の身近な心がけ, 日々の行動が積み重なり, その結果として, 安全安心なまちの実現につながっていきます また, 花植えや門掃きなどが地域で広く行われることで, まちがきれいになって, 雰囲気も良くなり, 外国人も含めた観光客をおもてなしの心で迎えることにもつながります 自主, 自助 区民, 事業者ができること 通り を暮らしの場に! 沿道に花植え, あいさつや声掛け, 買い物や散歩に合わせた見守り活動, 打ち水, 門掃きの実施 地域の一員として活動参加 コラム通りの復権 中京区基本計画では, 将来像に 通りの復権 を掲げています 区内では, 区民の暮らしや生業, 地蔵盆といった伝統行事が古くから 通り で営まれるなど, 通り は文化が生まれる場所であり, 人々が集い華やぐ舞台でもありました しかし, 現在は, 車中心社会となり, 通り が単なる 道路 となってしまっています 今再び, 区民の皆様一人一人の行動により, 住民も来訪者も安全安心に往来でき, 区民の日々の暮らしや生業の空間として魅力ある 通りの復権 に向け, 取組が進んでいます 右のチラシのような 通りの復権 が実現した姿は, 住民にも, 来街者にも, 安全安心なまちではないでしょうか 平成 26 年に作成した啓発チラシ 10

連携, 共助 学区などの地域でできること 地域での清掃活動, 花植え運動等の実施 町内会や学区等の行事を活用した意識啓発例 ) 区民体育祭や夏まつり, 敬老会, 地蔵盆など パトロールや見守り等の充実 各団体の連携や行政の発信する犯罪マップなどの情報を活用することで, より効果的なパトロールや見守り活動となります 地域コミュニティの活性化例 ) 町内会の加入促進など マンション等が町内会に加入することで, 防災力の向上にもつながります 協働, 公助 行政も一緒になってできること 地域と関係機関との連携強化例 ) 学区ごとの犯罪マップの作成及び地域での活用 地域全体で取り組む機運づくり例 ) 表彰制度の実施 中京警察署作成の学区ごとの犯罪マップ ( 毎月発行 ) 11

柱 2 被害に遭いやすい人の安全安心 子どもや女性, 高齢者, 要配慮者, 学生, 観光旅行者などは, 犯罪や災害の被害に遭いやすい傾向があるため, 特に安全安心に暮らせるような配慮や取組が必要となります まずは, 被害者や被災者になりやすい人など, 一人一人が安全安心に対する意識を高めて自らを守る対策をとること, それに加えて, 周辺住民や, 地域, 事業者, 行政などが, そのような人々との日常からの 顔の見える 関係づくりを進めることが大切です 自主, 自助 区民, 事業者ができること 自ら身を守る力の育成例 ) 講習会への参加, 防犯グッズ等の入手 子ども, 高齢者, 要配慮者等との日常的な関係づくり 大学や企業等による新入生, 新入社員に対する意識啓発 連携, 共助 学区などの地域でできること 子ども見守り活動や, 防犯, 放火防止等のパトロールの充実, 実施団体間の連携強化 一人暮らし高齢者や要配慮者などの把握, 注意喚起 協働, 公助 行政も一緒になってできること 地域や事業者と連携し, 安全安心について考える場の開催 こども110 番のいえ の充実 12

柱 3 身近な環境改善を! 犯罪者の心理として, 誰かに見られる可能性のある場所では, 犯罪を起こしにくいものです 犯罪の起こりにくい, 安全安心なまちをつくるためには, 通りや公園など, できるだけ見通しをよくすることに加えて, 重要なポイントに防犯カメラ等を設置するなど, ハード面の環境を整備することも効果があります 自主, 自助 区民, 事業者ができること 各家庭における門灯の点灯やセンサーライトの設置 住宅の防犯 耐震 火災予防対策 事業所における防犯カメラの設置 連携, 共助 学区などの地域でできること 防犯カメラの設置 まちの雰囲気の改善例 ) 落書き等の消去, 殺風景な壁面等への描画 協働, 公助 行政も一緒になってできること 暗い場所への道路照明灯の設置 公園等における見通しの確保 河川等における環境改善 通学路などにおける交通安全対策 13

3 中京区版運動プログラムの推進及び検証 中京の 地域力 人間力 を結集し, あらゆる場面における, 安全安心の確保に向けた活動を行うため, 推進組織として全自治連合会, 各種団体等を網羅した, 世界一安心安全 おもてなしのまち京都市民ぐるみ推進運動 中京区推進協議会を設置し, 中京区役所, 中京警察署, 中京消防署とが一体となって連携することで, 市民ぐるみ運動を進めていきます その際, 様々な機会を活用し, 声が届きにくい人々の意見も聞きながら, より効果的な取組にしていきます また, 本プログラムの取組期間において, 目標の達成状況や犯罪情勢の変化等を随時把握しながら, プログラム内容を検証し, 状況に合わせた取組に進化させていきます 14

参考中京区版運動プログラムの取組事例一覧表 主体 3 本柱地域力アップ大作戦! 被害に遭いやすい人の安全安心身近な環境整備を! 区民, 事業者ができること 学区などの地域でできること 行政も一緒になってできること 地域での清掃活動, 花植え運動 等の実施 通り を暮らしの場に! 町内会や学区等の行事を活用し 地域と関係機関との連携強化 地域の一員として活動参加 た意識啓発 地域全体で取り組む機運づくり パトロールや見守り等の充実 地域コミュニティの活性化 自ら身を守る力の育成 子ども見守り活動や, 防犯, 放 子ども, 高齢者, 要配慮者等 火防止等のパトロールの充実, 地域や事業者と連携し, 安全安心 との日常的な関係づくり 実施団体間の連携強化 について考える場の開催 大学や企業等による新入生, 一人暮らし高齢者や要配慮者な こども110 番のいえ の充実 新入社員に対する意識啓発 どの把握, 注意喚起 各家庭における門灯の点灯や センサーライトの設置 暗い場所への道路照明灯の設置 住宅の防犯 耐震 火災予防 防犯カメラの設置 公園等における見通しの確保 対策 まちの雰囲気の改善 河川等における環境改善 事業所における防犯カメラの 通学路などにおける交通安全対策 設置

お問合せ先 本プログラムに関する問合せ 中京区役所地域力推進室 電話 075-812-2426 FAX 075-841-8182 不審者等に関する情報提供 警察安全相談 中京警察署 電話 075-823-0110 防火等に関する問合せ 中京消防署 電話 075-841-6333 編集 発行 世界一安心安全 おもてなしのまち京都市民ぐるみ運動 平成 27 年 10 月発行 中京区推進協議会 ( 事務局中京区役所地域力推進室 )