2 地震発生時の教職員対応マニュアル ( 勤務時間内 外 ) 地震発生 < 一般的な初期の対応 > 出入口の確保と火災などの二次災害の防止 自分自身の安全確保 緊急連絡先へ連絡 負傷者がいれば救助 勤務時間の内 外 通常勤 務に戻 る なし 本部からの避難指示 勤務時間外 < 震度 5> 未満 出勤

Similar documents
ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

対応すべき行動_0921

PowerPoint プレゼンテーション

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準


Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

<4D F736F F D CA A F976E82AF8D9E82DD94C581698F4390B3816A2E646F6378>

災害時アクションカード ( 鳴門モデル ) の作成 鳴門教育大学客員研究員プロジェクト研究 アクションカード とは, 医療現場で使われるカードである これは, 緊急時に集合したスタッフ一人ひとりに配布される 行動指標カード であり, 限られた人員と限られた物資で, できるだけ効率よく緊急対応を行うこ

弾道ミサイルが発射された場合の情報伝達と取るべき行動に関する Q&A 情報伝達の概要について Q1. どのような場合に J アラートが使用されるのでしょうか A1. 全国瞬時警報システム (J アラート ) は 弾道ミサイルが日本の領土 領海に落下する可能性又は領土 領海を通過する可能性がある場合に

ミサイル_縦_0927

(2) 日本の領土 領海の上空を通過した場合 旧 1 ミサイル発射情報 避難の呼びかけ 新 ミサイル発射情報 ミサイル発射情報 先程 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 続報が入り次第お知らせします ミサイル発射 ミサイル発射 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 頑丈な建物や地下に避難して下

もくじ 鎌倉市教育委員会の災害発生時における小中学校の基本的対応 非常災害時と大規模地震への対応について 災害発生時の対応について 一斉下校時の教職員の立哨について 大規模地震発生時の職員対応 ( 授業中 ) ( 休み時間中 ) 避難訓練年間計画 防災計画

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達に関する Q&A Q1. 北朝鮮の弾道ミサイル発射の現状はどうなっているのでしょうか A1. 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降

い場合は 引渡しカードに書かれた代理者でもかまいません 原則 記入された方以外には引渡しをしません Q3 学校からの情報を得られる方法は? A3( 保護者への連絡方法 ) 災害時には 被災地などへ通話が集中することから 電話 ( 固定電話 携帯電話を問わず ) での連絡が取れなくなることが予想されま

第 1 章 危機管理とは 1 1 目的 2 分類 3 対象とする危機の内容 4 体制 5 対応 6 原因の分析と評価 7 見直しの観点 第 2 章 初動対応編 6 1 交通事故発生時の対応 2 事故 ( けが等 ) 発生時の対応 3 病気等 ( 学校において予防すべき感染症含む ) 発生時の対応 4

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

平成17年度 児童生徒用身分証明書発行計画(案)

3. 学校に不審者が侵入した場合の対応について 対応 1 情報の入手 巡回中の教職員の情報子どもからの情報偶然に発見 職員室への報告 複数の教職員で現場へ 発見者が インターホン 無線 携帯電話等所持 不審者から子どもを 携帯電話 等で 状況を把握 回避 職員室へ報告 職員室へ連絡 対応 2 対応

地震 津波災害対応マニュアル 目 次 Ⅰ 組織 1 地震災害時の体制 1 2 学校災害対策本部の設置 1 Ⅱ 地震発生時の対応 1 学校生活時の対応例 (1) 校内での対応ア基本的対応 3 イ地震発生時における教職員の対応と指示 授業中の地震発生 4 休み時間, 放課後等での地震発生 5 ウ避難経路

id5-通信局.indd

DSTY 防災規則 (2017 年 8 月 29 日現在 ) 有事に際しては必要な措置に関する責任と調整は危機対策本部に委ねられる 学園長は学園全体に対して上位の指令権 決定権を持つ 防災コーディネータ ーは相談 助言役を担う 地震発生時の行動 事態の深刻度 : 各自の知覚で判断 校内アナウンスをよ

目次 第 1 ガイドラインの目的 第 2 避難計画作成に当たっての留意事項 第 3 避難計画の内容等 ( 避難計画の作成例 )

スライド 0

児童生徒の事故 1 授業中の事故体育 理科 ( 実験 ) 図工 ( 工作 ) 等 事前の対応 体育の授業では 1 開始時の健康観察実施 2 心身に配慮を要する児童 生徒の把握 3 設備 器具の安全点検 4 種目に応じた危険性の把握 5 十分な準備運動実施 6 十分な整理運動実施 7 終了時の健康観察

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF C E08A748AAF965B817A966B92A9914E82C982E682E9837E B94AD8ECB8E9688C482D682CC91CE899E82C982C282A282C42E B8CDD8AB B83685D>

教職員の事故 1 負傷事故 前の対策 安全点検日 1 日常的に器具 器材の安全点検をする 毎月 1 0 日 事故発生 2 危険を予測して授業の安全面に配慮する 1 負傷者の応急処置をする 養護教諭等 状況把握 1 応急処置をする 命にかかわる 2 場合によっては救急車 番手配を 物は躊躇

続報を伝達しますので 引き続き屋内に避難していて下さい 弾道ミサイルが日本の上空を通過した場合には 他に追尾しているミサイルやミサイルから分離した落下物が我が国の領土 領海に落下する可能性が無いことを確認した後 弾道ミサイルが通過した旨の情報をお知らせします ((2)2) 引き続き屋内に避難する必要

Microsoft Word - 韲熽ㅞㅉㅥ㇢ㅫ

平成20年度愛知県タクシー協会 知多支部総会 議事録

4 地震発生後の対応 (1) いろいろな保育場面等に応じた対応マニュアルの作成 29ページ~ 園児の生命を守るため いろいろな保育場面に応じた地震 津波発生時の対応マニュアルを作成し 全保育者等で共通理解しておくことが重要です 次ページ以降に示す例をもとに 以下の点に留意し 各園の実態に応じた対応マ

目次 Ⅰ 朝霞三中学校震災対応マニュアル (1) 日常的な学校の防災活動 p1 (2) 学校災害対策本部の組織 p5 (3) 教職員在校時の震災対応マニュアル p6 (4) 登下校時の震災対応マニュアル p8 (5) 校外活動中の震災対応マニュアル p9 Ⅱ 火災対応マニュアル Ⅲ 水害対応マニュア

平常時の防災活動 家庭内対策 指導ポイント 家屋の耐震診断と補強 家具などの転倒 落下防止と避難経路の確保 市町においては耐 家具の転倒による被害を防ぐ 震診断や耐震補強の ため タンス 食器棚などの家 補助を行っていま 具は 動かないようあらかじめ す 固定しておきましょう 冷蔵庫 などキャスター

非常災害対策計画 風水害 地震 火災 1 風水害 非常災害時の行動手段 警報発表 情報の収集 施設周辺の点検 職員の招集 参集 担当業務内容の確認や準備 施設の休業判断 職員や利用者への周知 施設外へ避難 施設内の安全な場所へ避難 家族への報告 健康ケアとメンタル対策 情報収集 テレビ ラジオ イン

第8章 災害復旧計画

<4D F736F F D BF88CB4926E88E696688DD08C7689E6918D8A872E646F6378>

Ⅰ 平常時の対応 ( 地震等防災体制の整備 ) 1 学生及び教職員の防災対応能力の向上 避難訓練の実施避難訓練は 災害発生時に学生が常に安全に避難できるよう その実践的な態度や能力を養うとともに 災害時に地域や家庭において 自ら進んで他の人々や集団 地域の安全に役立つことができるようになることを目指

防災マニュアル27HP用1

大津市避難所運営マニュアル

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

学校の危機管理マニュアル作成の手引

本件については, 消防庁から都道府県防災 国民保護担当部局に周知しているところですが, 日本語の理解が困難な児童生徒等やその保護者, 教職員等への情報提供の際に有用と考えられることから, 各教育委員会 学校等においても必要に応じ御活用ください 各都道府県 指定都市教育委員会におかれては, 所管の学校

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

< C815B984196BF8E968BC68E9E8DD08A AD90B691CE8DF4837D836A B88C42E786C73>

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

Microsoft Word - 【発出版】290915北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る対応について.doc

<4D F736F F F696E74202D E C982C282A282C E B8CDD8AB B83685D>

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

平成24年度

< F2D E968CCC8DD08A5191CE8DF495D281458D718BF38DD0>

東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

<4D F736F F F696E74202D F093EF8A6D95DB8C7689E681768DEC90AC82CC8EE888F882AB2E B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D208D82926D88A48E C982A882AF82E98BD98B7D926E906B91AC95F182F08CA995B782AB82B582BD8FEA8D8782CC95DB88E78E6D82CC91CE899E8D7393AE E31362E >

<4D F736F F D DEC90AC82CC82B782B782DF816982A982C882AA82ED94C5816A976C8EAE95D220446F776E6C6F61642E646F63>

防災マニュアル項目

資料 2-3 超大規模防火対象物等における自衛消防活動に係る訓練の充実強化方策 ( 案 ) 平成 30 年 10 月 31 日 事務局

04 Ⅳ 2(防災).xls

目次 Ⅰ 学校における危機管理について 1 Ⅱ 生活安全についての危機管理 1 学校管理下における事故発生時の処理と手順 3 2 不審者が侵入した場合の対応 6 Ⅲ 交通安全についての危機管理 1 交通事故が発生した場合の対応 8 Ⅳ 災害安全についての危機管理 1 火災発生時の対応 10 2 地震

untitled

-災害に備えて-

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

<8DD08A5194AD90B68E9E82CC94F093EF81458D7393AE837D836A B81798BB F595D F8A A2E786477>

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

<4D F736F F D208DD08A5191CE8DF4837D836A B C8E DA8E9F816A>

本書の目的介護保険サービス事業所は, 高齢者の方が多く利用しており, 災害発生時には避難等の援助が必要となるため, 事業者は, 災害発生時に迅速かつ適切な行動をとれるように備えておく必要があります 本書は, 介護保険サービス事業所が災害対応マニュアルを作成する際に特に留意する点についてまとめています

住民アンケート調査結果 調査概要 平成 29 年 8 月 29 日 ( 火 ) 及び9 月 15 日 ( 金 ) の北朝鮮による我が国の上空を通過する弾道ミサイルの発射に際しては 全国瞬時警報システム (J アラート ) を使用して 国民の皆様に情報提供したところです 今回 今後の国民保護施策の参考

<4D F736F F D208B4C8ED294AD955C8E9197BF81698A778D5A96688DD0837C E816A2E646F63>

スライド 1

平成24年度

1 組織・体制

ナラ・シェイクアウトについて

地震対応マニュアル(防災計画・避難計画などを含む)の見直しについて

Taro-07_学校体育・健康教育(学

38 災害緊急時における聴覚障害者の情報伝達保障支援の状況分析 表2 生の協力のおかげで遂行することができた 避難訓練の年間実施回数 回 回 2回 3回 4回 5回以上 4 6 35 9 図 避難所担当者との連携 図2 避難訓練の年間実施回数 Ⅳ 調査研究の経過および結果 なかでも年2 3回実施して

2 被害量と対策効果 < 死者 負傷者 > 過去の地震を考慮した最大クラス あらゆる可能性を考慮した最大クラス 対策前 対策後 対策前 対策後 死者数約 1,400 人約 100 人約 6,700 人約 1,500 人 重傷者数約 600 人約 400 人約 3,000 人約 1,400 人 軽傷者

<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>

5 緊急連絡網を作成しておくこと ( 不在者があった場合にはスキップ ( 飛び越し ) し FAXあるいは後刻再度電話により連絡内容を伝達する ) 6 通常時の防災活動に利用できること マニュアルは適宜見直しをし 常時役立つものとしておくことが必要です 災害対策本部設置について ( 印は別紙参照 )

引き取りの流れ 保護者 徒歩 ( 東門 ) 集中玄関 体育館 帰りは正門から 自転車 ( 東門 ) 校庭東側 ( すべり台周辺 ) 集中玄関 体育館 帰りは正門から ( 職員玄関前 ) 車 ( 西門 ) 校庭 集中玄関 体育館 西門から 帰りは長瀞線方面へ 校庭に入る時と 校庭から出るときで門が別だ

鎌倉市関谷小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 鎌倉市立関谷小学校

3 熊野地区 被災 共助 第 3 回ワークショップの議論をもとに わが地区における地震による時系列での と それへの 共助 をまとめました 1 建物倒壊 注 1 の は活動内容を示し は活動準備を示す 老朽木造住宅面的被害木造密集市街地激しい揺れブロック塀 電柱の倒壊建物倒壊家具の転倒ガラスの飛散生

2. 具体的な実施内容 平成 27 年度 避難訓練実施計画 実施災害の想定 実施時間 4 月 想定 ( 地震 ) 子ども達に 地震とは何かを分かりやすく知らせ 地震の時の身の守り方を知らせる 保育士の動きの確認 5 月 想定 ( 火災 初期消火 ) 厨房からの出火を想定し 園庭に避難する その後近く

Taro-ç·−æ•¥æŽ‡å¯¾å¿œã…Łã…�ã…¼.jtd

平成 23 年度 東日本大震災における学校等の対応等に関する調査 報告書 平成 24 年 3 月 文部科学省

港区マンション震災対策ハンドブック

訓練時間に専用ブザー音が鳴るよう設定することもできます 以下を参考にして設 定してください 参考: 地震防災訓練アプリ (NTTドコモ) の使用方法 地震防災訓練アプリとは? 事前に本アプリに訓練の日時を設定すると 設定した日時にエリアメール ( 緊急地震速報 ) のブザー音が鳴ります 利用の流れ

H25 港南区区民意識調査

学校の危機管理マニュアル作成の手引

防災業務計画 株式会社ローソン

<4D F736F F D208EA98EE596688DD DD A8890AB89BB837D836A B2E646F63>

学校防災計画 - 1 -

【東日本大震災発生から7年】「災害への備えに関する調査」結果 ~あなたのご家庭の備えを点検しませんか~_損保ジャパン日本興亜

<96688DD D815B838B8EC08E7B95F18D908F B A2E786C73>

Ⅱ 土砂災害警戒情報が出たら 緊急連絡網による連絡 電話 メール FAX その他 ( ) の実施 ( 副会長, 各種団体, 該当する自主防災部等 ) 緊急避難場所の開設準備を指示 隣接自主防災会へ情報を提供 該当自主防災部を通じて, 緊急避難場所として の開設準備中 ( 又は開設済み ) を住民へ伝

Microsoft Word 年6月24日_マニュアル_本編.doc

2 防災教育年間指導計画 ( 例 ) 小学校 特別支援学校小学部 内 容 低学年中学年高学年 ね ら い 火災や地震 気象災害時の危険について理解し 先生の指示によって 決まりを守り 安全に避難ができるようにする 火災や地震 気象災害時に起こるいろいろな危険について理解し 危険を回避できるよう情報や

2. 防災拠点の代替施設の指定防災拠点施設が被災し使用不能となれば 災害対策本部等が設置できず 活動体制全体に遅れが生じ 迅速な災害対応を指揮することが困難となるとともに 災害対応以外の業務 ( 通常業務 ) を行うことも困難となるため 代替施設での対応が必要となります そのため 防災拠点施設におい

Transcription:

第 3 章災害発生時における対応マニュアル 1 地震発生時の校長対応マニュアル地震発生 < 一般的な初期の対応 > 出入口の確保と火災などの二次災害の防止 自分自身の安全確保 緊急連絡先へ連絡 負傷者がいれば救助 通常勤 務に戻 る 未満 勤務時間内 < 震度 4> 勤務時間外 < 震度 4> 未満 出勤の 必要 なし 以上 校長 教頭は 震度 3 程 度で 施設の点検 情報 の収集を行う 以上 学校長 校内放送で第 1 避難場所への 避難を指示する ( 教頭 ) < 学校災害対策本部の設置 職員の招集 > 学校災害対策本部より 教職員を招集する 本部長 ( 校長 ) が不在の場合は 校長と連絡をとり合いながら副本部長 ( 教頭 ) が指示を行う 管理職不在の場合は 連絡をとり合いながら教務主任が指示を行う 学校災害対策本部の組織を編成し 活動にあたる 18

2 地震発生時の教職員対応マニュアル ( 勤務時間内 外 ) 地震発生 < 一般的な初期の対応 > 出入口の確保と火災などの二次災害の防止 自分自身の安全確保 緊急連絡先へ連絡 負傷者がいれば救助 勤務時間の内 外 通常勤 務に戻 る なし 本部からの避難指示 勤務時間外 < 震度 5> 未満 出勤の 必要 なし あり 以上 震度 4 以上で校長 教頭 教務主任 生徒指導は学校集合 避難場所へ避難 授業中や教育活動中は 児童の避難誘導に当たる 家族の安全を確認後 出勤 し 校舎内外の異状の有無や 火元 薬品等の確認をする 学校災害対策部の組織のも と それぞれの役割分担の活動 に従事する < 出勤できるまでは 次の業務に従事 > 自宅の安否等を学校 ( 校長 ) に連絡する 自宅の近くの状況に応じて 地域の救護等に従事する 学校管理外の初期対応参照 19

3 地震発生時の初期対応 (1) 在校時の初期対応 ( 基本 ) 緊急地震速報 教職員 落ちてこない 倒れてこない 移動してこないところへ 及び教職員 の安全確保 出入口の確保と火災などの二次災害の防止 教職員自身の身の安全確保 へ大きな声で指示 ( 頭部の保護 机の下へ避難動かない ) 机の脚を持ち 頭部を保護する 近くに机等がないときは 落ちてこない 倒れてこない 移動してこない場所に身を寄せる 教職員の指示に従う 揺れがおさまる 情報収集 判断 避難指示 児童の人員 負傷者の確認及び応急手当 避難経路の確認 担当者は安全を確認し管理職へ報告 一次避難場所 運動場中央 を指示し避難開始 ( 天候 災害状況で変更あり ) 出入口の確保と火災などの二次災害の防止 強風雨 低温など悪天候 地割れ などグランド等が危険な場 合は 最も安全な場所を避難場所として決定する 避難誘導 児童の誘導 誘導中の安全に配慮する 負傷者がいる場合は搬送する おさない はしらない しゃべらない もどらない 頭部保護 落ちてこない 倒れてこない 移動してこない場所を確認 安否確認 担任は人員確認し 管理職へ報告 負傷者がいる場合は搬送する 20

(2) 授業中の具体的な初期対応 普通教室 特別教室 体育館 校庭 プール 移動中 安全確保避難誘導安否確認 落ちてこない 倒れてこない 移動してこない 机の下にもぐらせる 机の脚をしっかりもたせる 落下物に注意 静かに落ち着いて行動させる 普通教室と同様 火の元の安全確認 ( 実験器具等 ) 落下物や転倒物の安全確認 中央に集める 落下物や転倒物に注意 ( バスケットリング ) 校舎や遊具から離れる 中央に避難 防球ネット等転倒物に注意 水の中からあがらせる プールサイドに座らせる 廊下 階段 昇降口にいたら座る 落下物 転倒物に注意 避難指示により 避難経路の安全確認 運動場中央までの避難経路確認 お は し も 等約束 児童生徒等の不安緩和 ( 声かけ ) 整列 安全な出口から運動場に避難 雨天の場合は そのまま待機 学年毎に整列 雨天の場合は 体育館に移動 上履きを履く バスタオルで体を守る 校庭に速やかに移動 安全な避難口から校庭 ( 体育館 ) へ避難 1 児童の呼名 2 未確認児童の把握 未確認がいる場合は捜索 3 負傷者の有無 負傷者がいる場合は救護班 ( 養護教諭 ) へ 4 管理職へ人数安否報告 (3) 休み時間等の具体的な初期対応 普通教室 特別教室 安全確保避難誘導安否確認 机の下にもぐらせる 机の脚をしっかりもたせる 落下物に注意 落ち着いて静かに行動させる 机の下にもぐる 落下物や転倒物に注意 * ガスの元栓をしめる * コンセントをぬく 館 体 中央に避難させる 育 落下物に注意 運動場 移動中 校舎から離れさせる まとまって避難させる 遊具から離れさせる 安全な場所 ( 近くの教室等 ) で頭を守らせる 階段ではその場に座らせる 昇降口は転倒物に注意させる 避難経路の安全確認 運動場鉄棒前までの経路安全確認 負傷者の確認 負傷者救護 児童の状況把握 安全に避難 避難指示により 21 1 児童の呼名 2 未確認児童の把握 未確認児童がいる場合には役割分担に基づいて捜索 3 負傷者の有無 負傷者がいる場合は救護班 ( 養護教諭 ) へ 4 管理職へ人数安否報告

(4) 校外活動時の初期対応 緊急地震速報 地震発生 教職員 落ちてこない 倒れてこない 移動してこないところへ 及び教職員 に安全確認を指示 頭部保護 低い姿勢 落下物や倒壊物の注意 の安全確保 周囲の安全確認 揺れがおさまる 避難場所への避難 の人員を確認し 負傷者等がある場合は応急手当 教職員または施設管理者等の指示に従い 避難所に引率 避難場所 救護施設がない場合は 安全な場所を選択し待避 による人員確認と負傷者等の確認 教職員または施設管理者等の指示に従い待避 場合によっては他の避難者の世話 避難後の安全確保 必要に応じて119 番通報し 救急車を要請 二次災害 ( 土砂崩れ 落石 ) への注意 の不安への対処 場合によっては他の避難者 及び負傷者等の世話 学校への連絡 避難後の対応決定 の安全を確保した後 学校へ状況報告 指示を受けて対応 学校から教育委員会へ連絡 学校から保護者へ連絡 教職員の指示に従い下校 校外活動に際しての事前確認及び事前指導 見学先の避難経路 避難場所の確認と施設管理者等との安全面について打合せ 校外活動時の留意事項の指導徹底 ( 指導者の指示をよく聞く 一人で行動しない トイレ等で集団から離れるときは連絡すること等 ) 22

(5) 登下校時の初期対応 地震発生 教職員 及び教職員 の安全確保 落ちてこない 倒れてこない 移動してこない 場所を探す 校内にいる児童に 落下物 転倒物 ガラスの飛散から身を守るように指示する 安心するように声かけをする 落ちてこない 倒れてこない 移動してこない 場所を探す 看板 家屋の外壁 高いビルの窓ガラスなどの落下物から身を守る 揺れがおさまる 学校通学路学校にいる 登下校中の 安全確認 情報収集 児童の安全 校内の安全な場所を確認し 校内放送 ハンドマイク等で避難場所を指示する 安全な場所へ あらかじめ定 自宅か学校あるいは近くの公園 避難 誘導 避難誘導し 整列させ待機させる ( 体育館 ) めてある安全な場所へ避難するよう指示する 空き地など あらかじめ定めてある安全な場所へ直ちに避難する 教職員 施設管理者の指示に従う を点呼 通学路の確認 安否確認 し 安否を確認する 避難場所の確認 教職員の指示に従って整 帰宅した場合は できる 列 点呼し だけ早く学 負傷者の確認 応急処置 医療機関への搬送等に教職員救護班が対応 安否を報告する 校へ連絡する する 23

(6) 立川小学校通学路マップ 2 4 1 13 10 3 12 11 5 6 8 9 7 立川小学校通学路マップ番号 番号 地区名 班名 番号 集合場所 登下校中の避難場所 1 日之地 境 1 立川自治館 自宅または立川自治館 学校 2 川中 1 日之地 2 日之地公園 自宅または立川自治館 学校 3 川中中組 3 立川自治館自宅または立川自治館 学校川中 2 4 黒岩 4 立川自治館自宅または立川自治館 学校 5 茶谷 5 宮岡スタンド自宅または学校立川中央 6 小薮 6 宮岡スタンド自宅または学校長田 7 長田 7 車通学自宅または学校 8 庄屋 8 坂の下自宅または学校下立山 9 願者 9 ( 作業場 ) 自宅または学校 10 福岡 10 新田宅 自宅または学校 11 上立山 無量 11 福田さんの家 自宅または学校 12 立山中組 12 福田さんの家 自宅または学校 13 立川袋口 鈴木 13 ゴミ捨て場 自宅または学校 24

(7) 学校管理外 [ 休日 夜間 ] の初期対応 教職員 及び教職員 の安全確保 落ちてこない 倒れてこない 移動してこない 場所を探す 看板 家屋の外壁 高いビルの窓ガラスなどの落下物から身を守る 落ちてこない 倒れてこない 移動してこない 場所を探す 看板 家屋の外壁 高いビルの窓ガラスなどの落下物から身を守る 揺れがおさまる 避難 誘導安否確認安全確認情報収集 近くの安全な場所に避難する 施設の管理者の指示に従う 可能な限り勤務校に参集する 交通事情等により勤務校に参集できない教職員は 近隣の学校に参集する 参集した教職員は 管理職の指示を受け 教職員及びの安否状況を確認する 参集不能な教職員は 電話等の確実な方法で 勤務校へ安否状況を報告する の安否状況については 電話あるいは 分担された地区の家庭訪問等を実施し 安否を確認する 自宅か学校あるいは近くの公園 空き地などあらかじめ定めてある安全な場所に直ちに避難する 一次避難場所では身の安全が確保できないときは その地域で指定されている広域避難場所へ避難する 施設管理者の指示に従う 可能な限り 電話 その他の確実な方法で 本人及び家族の安否状況を 学校へ報告する 校舎の施設および設備等の被害 状況や安全確認をし 管理職へ 報告する 25

(8) 安否確認 校外活動時 登下校時 休日 下校後 (1) 安否確認の方法 固定電話 携帯電話 家庭訪問等 その時点で可能な方法で行う 通学路で 確認が取れない場合は 通学路をたどる (2) 安否確認者 学級担任が基本とする 〇学級担任が来られないときは その場にいる教職員または管理職とする (3) 安否確認の内容 児童及び家族の安否 けがの有無 被害状況 ( 児童の様子 困っていることや不足している物資 ) 居場所 ( 避難場所 ) 今後の連絡先 連絡方法 (4) 安否確認後の報告 安否確認の結果は 学校災害対策本部 ( 校長 ) に報告する 26

4 原子力災害時の対応ア正確な情報提供 万一 原子力緊急事態が発生した場合には 国 県 町のテレビ ラジオ等よる緊急放送等により情報を収集する 災害対策本部と綿密に連絡を取る 事前に都道府県や市町の対応内容 の取るべき行動などについて把握しておく 一斉放送 テレビ ラジオ 広報車 インターネット等 イ適切な退避と避難 屋内退避 屋内に退避することは 屋根や壁などで放射 線を遮り 外部被ばくを軽減する 屋内の気密性を高めることで放射性物質の 侵入を抑え 内部被ばくを抑えるようにする 屋内退避は 避難と比べて日常生活に近く テレビ ラジオ等からの報道に接することがで き 予測被ばく線量が小さいとき有効である への指示 ドアや窓を全部閉める 換気扇などを止める 外から帰ってきた人は顔や手を洗う 防災行政無線 広報車 テレビ ラジオ等の正しい情報を得る 食器をフタやラップでカバーする コンクリート 屋内退避 避難 コンクリート建物は 木造家屋よりも放射線の遮蔽効果が大きく 気密性も高いので 内部 外部被ばくの防御効果が高い 個人住宅の屋内退避では 被ばくの低減効果が小さい場合があり 状況により コンクリート建屋への避難指示をする 避難は 環境へ放出された放射性物質から遠くへ離れ 放射線による外部被ばく及び内部被ばくを防ぐ手段である 避難に当たっては 県や市町の指示に従う 木造より防護効果がある 避難する上での注意事項 集合場所へは徒歩で 持ち物は最小限にする ガス 電気の消化消灯をする 戸締りをしっかりする 留意事項 隣近所にも知らせる 持病のあるは 常備薬を忘れずに持参する ウ安定ヨウ素剤の保管 使用〇避難所指定を受け 地域住民に使用する安定ヨウ素剤を校長室前キャビネットに保管 している 施錠鍵は 職員室に保管する 〇配布等については 内子町防災担当部局の指示に従う 27

5 弾道ミサイルへの対応 ア正確な情報提供 ミサイルが日本に落下する可能性がある場合は 国からの緊急情報を瞬時に伝える Jアラート を活用して 防災行政無線で特別なサイレン音とともにメッセージが流される 緊急速報メール等の緊急情報により正確かつ迅速な情報収集に努める 災害対策本部と綿密に連絡を取る 事前に都道府県や市町の対応内容 の取るべき行動などについて把握しておく Jアラート 防災行政無線 テレビ ラジオ 広報車 インターネット等 イ全国瞬時警報システム (Jアラート) 作動時の基本的な行動指針 Jアラート ( 例 ) 直ちに避難 直ちに避難 直ちに建物の中 または地下に避難してください ミサイルが落下するものとみられます 直ちに避難してください 屋外にいる場合 建物がない場合 屋内にいる場合 できる限り頑丈な建物や地下に避難する 物陰に身を隠すか 地面に付せて身を守る 窓から離れるか 窓のない部屋に移動する ウ近くにミサイルが落下した場合 屋外にいる場合 屋内にいる場合 口と鼻をハンカチで覆い 現場から直ちに離れ 密閉性の高い屋内 または風上へ避難する 換気扇を止め 窓を閉め 目張りをして室内を密閉する 28