議事録 名 称 八王子バイオマス エコセンター住民説明報告会 ( 別所町会 ) 日 時 平成 30 年 8 月 24 日 ( 金 ) 午前 10 時 00 分 ~ 午後 0 時 15 分 場 所 株式会社イズミ環境 D 棟 2 階会議室 出 席 株式会社イズミ環境 池田 中元 松山 他 2 名 者 事務局 オブザーバー 八王子市資源循環部廃棄物対策課 3 名 氏名 八王子市環境部環境保全課 3 名 公開 非公開の別 公開 5 名 参加人数 ( 内 住民 5 名 市議 0 名 無記名 0 名 ) 配布資料名 イズミ環境資料 八王子バイオマス エコセンター説明報告会資料 八王子バイオマス エコセンターパンフレット 八王子市資料 八王子バイオマス エコセンターについて 議事の内容 株式会社イズミ環境 : 開催の挨拶 ( 池田 ) 株式会社イズミ環境 : 司会進行 ( 池田 ) イズミ環境紹介 ( 池田 ) 株式会社イズミ環境池田 中元 松山 八王子市役所職員の紹介 ( 八王子市資源循環部廃棄物対策課 A 課長 ) 八王子市資源循環部廃棄物対策課 A 課長 B 課長補佐 C 主査 八王子市環境部環境保全課 D 課長 E 課長補佐 F 主査 施設見学 1. 施設内の概要説明 ( 中元 ) 2. 施設案内 ( 池田 中元 松山 ) 報告会 スライド内容に沿って説明 1. 株式会社イズミ環境 1) これまでの経緯と現況報告 ( 中元 ) 2) 新体制について ( 池田 ) 3) 今後について ( 池田 ) 1
2. 八王子市廃棄物対策課 1) 市からの概要説明 (A 課長 ) 2) これまでの経過 (B 課長補佐 ) 3) 今後について (B 課長補佐 ) 質疑応答 住民 : 脱臭装置を動かして臭気を抑えるのか 臭気はあまり出ないから 脱臭装置は動かさずに行うのか 松山 : 脱臭装置を使用せずに行ってうまくいっている所もあり それが目標であるということで言いましたが ここでは脱臭装置を動かして行います 住民 : 市の方に 今後のスケジュールについてなのですが 今現在どの段階なのですか 企業側は設備等を整えていますよね もう試験運転に入る段階なのですか 市 A 課長 : 今の段階は 各自治会 町会との住民説明会です それで イズミ環境主催の環境保全委員会 ( 以下 保全委員会 という ) があるのですが そこに各自治会 町会の代表の方に入って頂き いろいろなことについて協議をし 最終的に 協定書 というかたちにしたいと考えています 住民 : 設備の改善として まだ変わる可能性はある訳ですよね 市 A 課長 : 事業者の方で計画しているので その内容について説明させて頂いて 具体的に何か指摘等あれば 当然出来る範囲で対応していかなければならないと思っております そこはしっかりと 住民 市 事業者 と話しをしながら 皆さんが納得出来るような内容にしなければならないと思います 今日は このような説明会を開催させて頂いて 一つには保全委員会があるので 各自治会 町会の代表者の方に参加して頂きたいという意味合いがあります 住民 : 試運転は いつ頃になりますか 市 A 課長 : 今回の説明会というのは全部で14くらい ( 自治会町会 ) 行うのですが そこで説明をして そこでの代表者の方に保全委員会に入って頂いて その保全委員会が一回なのか 2 回 3 回なのか回数的にはわかりませんが しっかりと議論した結果によるので どのくらいの時期になるか今の時点ではまだ何とも言えない 事業者側は 1 日でも早くと思っていると思いますが 我々としては 住民の理解 というのがあります 住民 : 私は今日初めて来たのでよくわからないけど 南大沢の方はもう済んでいるのですか それとも今日一緒に呼んでいるのですか 市 A 課長 : 別です 各自治会 町会があって 日程についてはまだですが また 自治会 町会がないところもあるので 各家庭に対して案内をして説明会を開催する予定です 住民 : ちょっと先の話しですけれど 専門家の意見というのがありますが 専門家の方とは 具体的に決まっているのですか 2
市 A 課長 : 前回行った評価検討委員会の先生と同じです その時その先生方が判断を示され継続性があるので その先生方にお願いしているところです 市 B 課長補佐 : 補足ですが 堆肥に関することを勉強されている委員長と他 2 名の先生と においかおり協会理事の方 2 名の先生で この先生方は前回のことを知っているので 前回同様の先生方にお願いしました ただし 先生方が忙しいので 了解は得ましたが日程については調整中です 住民 : 改善計画書の提出とありますが これから出てくる訳ですね 市 B 課長補佐 : そうです 住民 : 出て来ないと 判断がなかなか出来ないと思うので こういう問題は 絶対に臭いが出ない とは言い切れないのではないかと思うのです その辺をどうするのか と思って どんなに良い対策を施しても 臭いが出る可能性は結構あるのではないかと感じとれる 池田 : ヒューマンエラーという意味では 絶対というのはなかなか出て来ないでしょうけど 私どもが考えているのは ひとつひとつ起きたことをマニュアル化することと問題を提議出来るような体質化がポイントではないかと思っております ただ作業するだけではない という習慣も必要です 住民 : 結構複雑ですからね 工程も複雑だし 温度管理等いろいろと 難しいのではないかと 池田 : それぞれの役割と マニュアル化 何か問題があれば その問題を発見する力だとか そういったところが必要ではないかと思います それには 教育や訓練が必要です 確かに絶対というのはないでしょうけど それを起こさないためには 今 何をするのか といった考え方で進めていきたいと思います 住民 : 施設について 脱臭装置の運転はフル運転するのですか 松山 : そうです 住民 : この施設で何か災害があった場合は どのように考えていますか 松山 : 停電時は 非常用の発電機があり 30 秒後に作動し電気供給されます 燃料は490lで約 8 時間ですが 燃料補給すればその分作動時間は延びます 池田 : 供給場所の優先順位があり 臭気が発生しないための装置 脱臭装置等が優先となります 住民 : 停電後 8 時間経つと運転ストップするのでしょうか 松山 : そうです 住民 : その場合の臭気の拡散というのはないのですか 松山 : 発電機のタンク容量 490lだと8 時間までですが 燃料を補給し続ければ その間ずっと電気が供給されます 住民 : もう少し 予備タンク等あればどうでしょうか 松山 : 重機もありますので ドラム缶で備蓄保管しておくことになると思います 住民 : 発電機の予備燃料についての計画はないのですね 中元 : ドラム缶 1 缶くらいは常に置いておくということは考えているのですが た 3
住中住中池住池住松住松中 だ発電機の横に燃料タンクをもう1つ付けるとなると 消防法等で言われてしまいますので 皆さんがご心配なのは たとえば夜中に停電が発生し それが夜 9 時に発生して朝 6 時くらいまで停電したら 8 時間を超えてしまうという懸念があると そのような場合でも 私や松山の方に連絡が来るような24 時間監視システムを考えています 民 : 脱臭装置が止まってしまったら臭いは拡散してしまう訳ですよね 元 : 試験稼働させてもらうとした場合 そこで脱臭装置を動かしたら この会社がなくならない限り 止めることなくずっと動かし続ける訳です 動力源は電気ですから 停電が起きた場合に備え 発電機となる訳です その発電機の燃料補給は8 時間前にしなければ電気供給が止まってしまう訳ですから 8 時間前には従業員が補給出来るよう 連絡が来るシステムになっています 民 : 心配しているのは 地震とか大震災が起きた場合は 手が付けられない状態になるのではないかと 元 : これは仮定の話しですけど たとえば大震災で尾根幹線が崩落したとか建物が崩壊してしまったとなった場合についてのコメントというのは 難しいというか ここの臭気というよりも人命の方が優先されるというのもありますので 通常業務の中で 停電等が起きた場合 8 時間以上のタイムラグは発生させないということです これは基本方針でありますから 田 : 停電もそうですし 自然災害で大雪 台風などもありますから そういったことについて検討し 危機管理マニュアルを作成しているところです それは改善計画書とは別に いろいろなマニュアル 運転管理 危機管理 維持管理など 作成しております 民 : そのマニュアルは 保全委員会の中で検討してもらえるのですか 田 : そうですね 原案は出来ていますので 保全委員会で内容を見て頂きたいと思っております 民 : 今 臭いの問題を言われていますけど 音というのは問題ないのですか 山 : 音については 5 月くらいに騒音調査をしました 新しい機械を設置した時に 騒音規制値をオーバーするので 対策として防音壁と吸音材で対応する計画をしておりその見積りをとっています それについては 建築申請が必要とのことで八王子市の建築審査課に来週相談に行く予定になっております 民 : 稼働時間 作業が8 時から17 時となっているので 音が少し外に出るのかなと思ったのですけど 山 : 新規脱臭機の音の方が 現行より大きいです 元 : 我々が作業するのは8 時から17 時ですが 脱臭機の方は先ほども言ったとおり 試運転が始まれば 24 時間ずっと動いています ここが操業していた時は 脱臭機が外にはなかったので 騒音規制もクリアーしていたのですけど 今回新設する脱臭装置は外で そのカタログ等見た時に 規制値をオーバーしてしまう だから 防音壁等を設置するということです 4
松 池 山 : 防音壁を設置して試験稼働した時に騒音測定を行い 規制値をオーバーするようでしたら また検討し対策することも考えております 田 : それでは 説明会を終了させて頂きます 本日はありがとうございました 以上 5