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Transcription:

( 改訂版 ) 平成 23 年 3 月 山形県

目 次 Ⅰ 構想の見直しにあたって 1 構想の目的及び見直しの趣旨 1 2 構想の経緯 1 3 構想の位置づけ 1 4 構想の目標年度 2 Ⅱ 生活排水処理施設 1 生活排水とは 3 2 生活排水処理施設とは 3 3 生活排水処理施設が整備されると 5 Ⅲ 生活排水処理施設整備の現状 1 山形県の生活排水処理施設の普及状況 6 2 市町村ごとの生活排水処理施設の普及状況 8 Ⅳ 基本構想の見直し 1 情勢の変化 12 2 処理区域 処理施設の見直し 15 3 普及率の新たな目標 18 Ⅴ 構想の推進にあたって 1 合併処理浄化槽整備の推進 23 2 財源の確保 23 3 事業経営の健全化 23 4 低炭素社会 循環型社会への貢献 24 5 県民意識の啓発 24 6 目標達成のための進行管理 24

Ⅰ 構想の見直しにあたって 1 構想の目的及び見直しの趣旨 国民全てが生活の豊かさを実感できる社会の実現に向けて 快適な生活環境づくりや良質な水環境づくりが望まれており 下水道をはじめとする生活排水処理施設の整備が不可欠となっています 生活排水処理施設の整備については 農林水産省 国土交通省 環境省がそれぞれに事業を実施しているところであり これらを計画的かつ効率的に推進するため 山形県では平成 7 年度に 県全域生活排水処理施設整備基本構想( 以下 旧構想 という ) を策定しました その後 旧構想の期間終了に伴い 平成 17 年度に 第二次県全域生活排水処理施設整備基本構想 ( 以下 二次構想 という ) を策定し 生活排水処理施設の整備を推進しています しかしながら 二次構想策定後も人口減少が進んでいることや 厳しい財政状況による予算の縮小など 生活排水処理施設整備を取り巻く社会情勢が大きく変化したため 今後の生活排水処理施設の整備に影響があると判断し 将来人口や地域の実情を考慮した施設整備を再検討するなど 二次構想の見直しを行いました 2 構想の経緯 旧構想 二次構想 実施計画期間 平成 8 年度 ~17 年度 平成 18 年度 ~27 年度 策定時普及率 42.3%( 平成 6 年度 ) 76.2%( 平成 16 年度 ) 目標年次の普及率 75% ( 平成 17 年度 ) 93% ( 平成 27 年度 ) 普及率とは 生活排水処理施設普及率をいい 行政人口 ( 住民基本台帳人口 ) に対する生活排水処理人口 ( 下水道処理人口 + 農業集落排水等処理人口 + 合併処理浄化槽処理人口 ) の割合 (%) をいう 3 構想の位置づけ 県の関連計画と二次構想との関係は 図 -1のとおりです 二次構想は 環境の保全及び創造に関する基本理念などを定めた 山形県環境基本条例 及び本県における最上位計画である 第 3 次山形県総合発展計画 並びに 第 3 次山形県環境計画 ( 仮称 ) の下位計画であり 生活排水対策の分野別計画にあたります 県は 本構想の推進にあたって これら計画と整合を図りながら 関連施策を実施していきます 1

図 -1 構想の位置づけ 山形県環境基本条例 第 3 次山形県総合発展計画 条例第 10 条 第 3 次山形県環境計画 ( 仮称 ) 第二次県全域生活排水処理施設整備基本構想 市町村生活排水処理基本計画 4 構想の目標年度 二次構想は 平成 27 年度を目標年次としており 見直しによる目標年次の変更は行いません 2

Ⅱ 生活排水処理施設 1 生活排水とは 生活排水 とは 台所 トイレ 風呂 洗濯などの日常生活からの排水をいい その量は1 人 1 日約 250 lになります このうち トイレの排水を除いたものを 生活雑排水 といいます 家庭において1 人 1 日当たり排出する汚濁負荷量 ( 水の汚れの原因となる有機物質量のこと ) は し尿 13 g(30%) に対して生活雑排水は 30g(70%) です 生活排水は 川や湖沼などの水質汚濁原因の一つになっています BOD とは微生物が水の汚れを分解するときに使う酸素の量のことで 水の汚れの度合いを表す指標の一つです 値が高いほど汚れがひどいことを表します 図 -2 生活排水の種類と割合 トイレ 13g 約 30% 洗濯 4g 約 10% 生活排水 BOD 43g/ 人 / 日 風呂 9g 約 20% 台所 17g 約 40% 資料 : 環境省 生活排水読本 をもとに作成 2 生活排水処理施設とは 生活排水処理施設には 下水道施設などの集合処理施設と 合併処理浄化槽の個別処理施設がありま す (1) 集合処理施設 集合処理施設は 家庭の生 活排水や工場などの排水を集 かんきょめて流す 管渠 と汚水を処 理する 処理場 またこれら の施設を補う ポンプ場 か ら成り立っています 集合処理施設には 市街地 などで進められる下水道施設 ( 以下 下水道 という ) や 農村部 漁村部でいくつかの 集落を単位としてつくられる 農業集落排水処理施設 漁業集 下水道施設のイメージ 落排水処理施設及び簡易排水処理施設 ( 以下 農業集落排水施設等 という ) などがあります 3

(2) 個別処理施設 ( 合併処理浄化槽 ) 合併処理浄化槽 ( 以下 浄化槽 という ) は し尿と生活雑排水を併せて処理する施設 5 で 一般家庭などに設置されている施設です 浄化槽の設置には 個人などが設置するものと市町村が設置するものがあります 浄化槽は 下水道などと同等の処理能力がありますが その機能を十分に発揮させるためには 使用者が浄化槽を正しく使用すること 定期的な保守点検 清掃 ( 汚泥の引き抜き ) を実施すること さらに 年 1 回の法定検査を受けることが必要です BOD 43g/ 人 日 合併処理浄化槽のイメージ 表 -1 生活排水処理施設の種類 処理施設施設区分内容 流域下水道公共下水道 ( 広義 ) 公共下水道 ( 狭義 ) 単独公共下水道 2 市町村以上の区域の下水を排除し処理する広域的な下水道で 県が設置管理するもの 市町村の下水を受け入れる幹線と終末処理場からなる 市町村内の下水を排除または処理する下水道で市町村が管理するもの 主として市街地における下水を排除 または処理する下水道 都市計画事業として実施する 市町村が独自に終末処理場を有する下水道 集合処理 施設 流域関連公共下水道特定環境保全公共下水道農業集落排水処理施設漁業集落排水処理施設 終末処理場を持たず 県の流域下水道幹線へ接続する下水道 市街地以外の農山漁村などの集落を整備する下水道で 計画人口が概ね 1,000 人以上 10,000 人以下 農業振興地域内で実施され 計画人口概ね 1,000 人程度以下 ( 戸数 20 戸以上 ) 漁業集落で実施され 計画人口概ね 100 人以上 5,000 人程度以下 林業集落排水処理施設 林業集落で実施され 概ね 20 戸以上 簡易排水処理施設 振興山村地域等で実施され 3 戸以上 20 戸未満 小規模集合排水処理施設 10 戸以上 20 戸未満の規模で実施 コミュニティ プラント 集合住宅など計画人口 101 人以上 30,000 人未満 個別処理 施設 個人設置型浄化槽 市町村設置型浄化槽 個別排水処理施設 個人などが設置する際に市町村が補助するなどして整備される 公共用水域の水質保全などを目的として市町村が設置する浄化槽で 20 戸以上 集合処理区域の周辺地域等において市町村が設置する合併処理浄化槽 個人が設置 市町村 が設置 4

(3) 集合処理施設と個別処理施設による区域の設定について市街地などの人口密集地域の生活排水の処理には 集合処理施設 が適しています 一方 中山間地域については 家屋が比較的分散していることから 個別処理施設 が適していますが 家屋の集合程度により集合処理施設が適する場合がありますので それぞれの整備費用や維持管理費用等について総合的に比較検討を行い さらに 地域要件 ( 住民の要望等 ) なども十分勘案し 地域に合った適切な処理施設を選定しています 3 生活排水処理施設が整備されると 快適な生活環境をつくる清潔で快適な水洗トイレを使用することができるようになり 悪臭に悩まされることもなくなります 清潔で住みよい環境 生活雑排水による汚いドブや側溝がなくなり 蚊やハエの発生を防 ぎます そして 町並みも美しく 快適で安心した暮らしができます 川や海をきれいにする家庭等から出る汚れた水は 生活排水処理施設で処理され きれいにしてから川や海に流されます これにより 魚など多様な生物がすむことができる清流がよみがえります 資源を有効利用する生活排水処理施設は 処理水 汚泥 熱等の多くの利用可能な資源 エネルギーを有しているため 省エネルギー リサイクル社会の実現に向けて その有効利用を図ることができます 5

Ⅲ 生活排水処理施設整備の現状 1 山形県の生活排水処理施設の普及状況 (1) 全国との比較山形県の平成 21 年度末における生活排水処理施設の普及率は 全国平均の 85.7% をわずかに上回り 86.5% 全国第 16 位となっています これを処理施設別に見ると 山形県は 下水道 71.4% 農業集落排水施設等 7.6% 浄化槽 7.5% であることに対し 全国は 下水道 73.7% 農業集落排水施設等 3.0% 浄化槽 8.8% コミュニティ プラント等 0.2% となっています 図 -3 山形県と全国の処理施設別整備割合 ( 平成 21 年度末 ) 浄化槽, 7.5% 農業集落排水施設等, 7.6% 未処理, 13.5% 山形県 下水道, 71.4% 普及率 86.5% コミュニティ プラント, 0.2% 浄化槽, 8.8% 農業集落排水施設等, 3.0% 未処理, 14.3% 全国 下水道, 73.7% 普及率 85.7% (2) 生活排水処理施設の普及率の推移生活排水処理施設の普及率の推移を見ると 山形県の普及率は平成 8 年度では全国平均を大きく下回っていましたが 平成 19 年度以降は全国平均を上回り 平成 21 年度末では 86.5% となっています これは 行政人口の多い市町村における処理人口の増加が大きく寄与していることに加え 普及率の低かった市町村が積極的に生活排水処理施設の整備を推進したためと思われます 図 -4 山形県と全国の生活排水処理施設の普及率の推移 (%) 100.0 90.0 80.0 70.0 60.0 62 64 66 69 71 73.7 75.8 77.7 79.4 80.9 82.4 83.7 84.8 85.7 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 46.2 49.8 54.8 57.2 62.0 66.5 69.9 73.3 76.2 79.0 81.7 84.0 84.9 86.5 浄化槽農集排下水道全国 0.0 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 単位 (%) H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 下水道 37.0 39.4 43.0 46.4 50.3 53.6 56.4 59.2 61.9 64.4 66.6 68.9 70.1 71.4 農集排 4.1 4.5 5.1 5.4 5.8 6.2 6.3 6.8 7.1 7.1 7.0 7.5 7.6 7.6 浄化槽 5.0 5.9 6.7 5.5 6.0 6.7 7.3 7.4 7.1 7.6 8.1 7.6 7.2 7.5 山形県 46.2 49.8 54.8 57.2 62.0 66.5 69.9 73.3 76.2 79.0 81.7 84.0 84.9 86.5 全国 62 64 66 69 71 73.7 75.8 77.7 79.4 80.9 82.4 83.7 84.8 85.7 6

都道府県名 普及率 図 -5 都道府県別生活排水処理施設の普及率 ( 平成 21 年度末 ) 下水道 排農水業施集設落等 浄化槽 単位 (%) コ ミ プラュニンテトィ 全国計 85.7 73.7 3.0 8.8 0.2 北海道 93.4 89.1 1.5 2.8 - 青森県 70.3 53.6 8.7 8.0 - 岩手県 71.9 52.0 8.9 10.6 0.4 宮城県 86.6 76.7 3.7 5.9 0.3 秋田県 78.4 57.1 11.2 10.2 - 山形県 86.5 71.4 7.6 7.5 - 福島県 73.1 48.1 6.6 18.2 0.1 茨城県 76.0 56.1 5.4 14.0 0.5 栃木県 77.8 60.0 4.6 13.1 0.0 群馬県 71.4 48.3 6.3 15.5 1.3 埼玉県 87.7 76.1 1.3 10.3 0.0 千葉県 82.6 68.2 0.9 13.3 0.1 東京都 99.4 99.2 0.0 0.2 0.0 神奈川県 97.2 95.7 0.0 1.5 - 新潟県 79.8 66.0 8.4 5.2 0.2 富山県 92.8 78.5 9.1 4.7 0.5 石川県 88.7 77.6 6.4 4.3 0.4 福井県 88.9 70.5 12.2 6.2 - 山梨県 75.5 60.2 1.9 12.5 0.8 長野県 94.4 78.4 10.3 5.6 0.1 岐阜県 86.3 68.8 5.9 11.4 0.2 静岡県 71.5 57.6 0.9 12.4 0.6 愛知県 84.0 70.8 2.3 10.8 0.2 三重県 76.5 45.1 5.1 26.1 0.2 滋賀県 97.8 85.4 7.9 4.5 - 京都府 94.8 90.6 1.8 2.5 0.0 大阪府 95.2 92.5 0.0 2.7 0.0 兵庫県 98.1 91.1 3.4 2.3 1.4 奈良県 83.9 73.4 0.6 9.6 0.4 和歌山県 50.0 19.5 4.9 25.7 - 鳥取県 89.9 63.0 19.0 7.4 0.3 島根県 70.4 40.9 16.2 12.6 0.7 岡山県 77.8 58.8 2.6 16.3 0.0 広島県 81.3 67.9 2.0 11.4 0.0 山口県 79.0 58.8 5.0 15.2 0.0 徳島県 47.6 13.9 2.8 30.2 0.6 香川県 66.1 40.5 1.9 23.7 0.0 愛媛県 69.0 47.1 3.0 18.4 0.5 高知県 66.1 31.7 3.1 31.0 0.3 福岡県 86.7 75.7 1.1 9.4 0.5 佐賀県 71.2 48.9 8.1 14.2 0.1 長崎県 73.6 56.7 3.7 12.7 0.6 熊本県 78.4 60.8 4.3 13.3 0.1 大分県 66.1 44.9 3.2 17.9 0.1 宮崎県 76.4 52.4 5.0 19.0 - 鹿児島県 68.5 38.9 2.6 26.8 0.2 沖縄県 78.8 66.0 3.3 9.5 - 全国計 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 全国平均 85.7% (%) 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 下水道 農業集落排水施設等 浄化槽 コミュニティ プラント 7

2 市町村ごとの生活排水処理施設の普及状況 (1) 平成 16 年度以降の生活排水処理施設の普及率平成 16 年度末と 21 年度末の市町村ごとの普及率を見ると ほとんどの市町村で伸びており 中でも7 市町村は 20% 以上も伸びています これは 主に下水道や農業集落排水施設等などの集合処理施設が整備されたことによります 一方 平成 16 年度末に普及率が 90% を超えていた市町村は 生活排水処理施設の整備がほぼ完了していることから 伸び率は鈍くなっています 市町村名 表 -2 市町村ごとの生活排水処理施設の普及率 ( 平成 16 年度末 平成 21 年度末 ) ( 単位 : 人 %) 平成 16 年度末 平成 21 年度末 普及率 行政人口 処理人口 普及率 行政人口 処理人口 普及率 の伸び 1 山形市 250,046 225,815 90.3 250,040 247,742 99.1 8.8 2 米沢市 91,001 58,598 64.4 87,491 63,086 72.1 7.7 3 鶴岡市 144,274 119,589 82.9 138,499 123,858 89.4 6.5 4 酒田市 118,677 87,295 73.6 112,944 102,208 90.5 16.9 5 新庄市 40,894 23,975 58.6 39,107 25,426 65.0 6.4 6 寒河江市 43,736 32,572 74.5 43,012 34,805 80.9 6.4 7 上山市 36,293 29,494 81.3 34,273 30,784 89.8 8.5 8 村山市 28,898 21,597 74.7 27,649 23,871 86.3 11.6 9 長井市 31,110 22,656 72.8 29,538 23,064 78.1 5.3 10 天童市 63,238 60,124 95.1 62,176 61,443 98.8 3.7 11 東根市 45,988 28,980 63.0 46,448 40,109 86.4 23.4 12 尾花沢市 21,271 7,282 34.2 19,526 11,342 58.1 23.9 13 南陽市 35,569 25,863 72.7 34,199 26,573 77.7 5.0 14 山辺町 15,594 14,137 90.7 15,396 14,655 95.2 4.5 15 中山町 12,854 12,793 99.5 12,355 12,347 99.9 0.4 16 河北町 21,268 14,179 66.7 20,338 16,417 80.7 14.0 17 西川町 7,144 4,233 59.3 6,598 5,439 82.4 23.1 18 朝日町 8,901 5,275 59.3 8,177 5,777 70.6 11.3 19 大江町 10,056 6,334 63.0 9,522 6,701 70.4 7.4 20 大石田町 9,218 5,702 61.9 8,448 7,547 89.3 27.4 21 金山町 7,099 5,215 73.5 6,508 5,202 79.9 6.4 22 最上町 11,143 5,390 48.4 10,254 6,350 61.9 13.5 23 舟形町 6,781 6,000 88.5 6,354 6,090 95.8 7.3 24 真室川町 10,227 3,419 33.4 9,390 4,498 47.9 14.5 25 大蔵村 4,317 1,972 45.7 3,885 2,918 75.1 29.4 26 鮭川村 5,661 1,526 27.0 5,140 2,968 57.7 30.7 27 戸沢村 6,154 4,306 70.0 5,547 4,212 75.9 5.9 28 高畠町 26,495 21,669 81.8 25,530 22,285 87.3 5.5 29 川西町 19,123 10,775 56.3 17,672 11,601 65.6 9.3 30 小国町 9,893 5,374 54.3 9,135 5,973 65.4 11.1 31 白鷹町 16,801 11,777 70.1 15,810 12,546 79.4 9.3 32 飯豊町 8,928 5,677 63.6 8,271 6,022 72.8 9.2 33 三川町 7,823 7,818 99.9 7,687 7,668 99.8 0.1 34 庄内町 24,950 20,125 80.7 23,693 23,162 97.8 17.1 35 遊佐町 17,450 10,908 62.5 16,147 13,382 82.9 20.4 村山地域 574,505 468,517 81.6 563,958 518,979 92.0 10.4 最上地域 92,276 51,803 56.1 86,185 57,664 66.9 10.8 置賜地域 238,920 162,389 68.0 227,646 171,150 75.2 7.2 庄内地域 313,174 245,735 78.5 298,970 270,278 90.4 11.9 県計 1,218,875 928,444 76.2 1,176,759 1,018,071 86.5 10.3 8

(2) 平成 21 年度末の生活排水処理施設の普及率平成 21 年度末の市町村ごとの処理施設別処理人口及び普及率は 表 -4のとおりです これを合計の普及率 ( 表 -3) で見ると 山形市等の8 市町の普及率が 90% を超えている一方で 60% 未満が3 市町村あり 平成 16 年度末に比べ市町村ごとの差は縮まったものの 依然として大きな差があります また 一番多い普及率の範囲は 70% 以上 80% 未満及び 80% 以上 90% 未満で それぞれ 10 市町村ずつあります 普及率の高い市町は 集合処理施設で整備している状況にあります これらの市町では 市街地や集落ごとに人口が集中しているため集合処理が経済的に有利になること 流域下水道の区域内にあることから早く整備することができたなどが理由としてあげられます それに対し 普及率の低い市町村は 山間部が多いこと 集落内でも家屋が点在する等の状況から 個別処理施設による整備を選択することになり 計画においても多くの割合を浄化槽で整備する予定としています 表 -3 生活排水処理施設の普及率ごとの市町村 普及率 市町村 市町村数 60% 未満尾花沢市 真室川町 鮭川村 3 60% 以上 70% 未満 新庄市 最上町 川西町 小国町 4 70% 以上 80% 未満 80% 以上 90% 未満 90% 以上 米沢市 長井市 南陽市 朝日町 大江町 金山町 大蔵村 戸沢村 白鷹町 飯豊町鶴岡市 寒河江市 上山市 村山市 東根市 河北町 西川町 大石田町 高畠町 遊佐町山形市 酒田市 天童市 山辺町 中山町 舟形町 三川町 庄内町 10 10 8 9

表 -4 生活排水処理施設の普及率 ( 平成 21 年度末 ) ( 単位 : 人 %) 市町村名 行政人口 下水道農業集落排水施設等浄化槽合計処理人口普及率処理人口普及率処理人口普及率処理人口普及率 1 山形市 250,040 241,726 96.7 5,415 2.2 601 0.2 247,742 99.1 2 米沢市 87,491 50,109 57.3 517 0.6 12,460 14.2 63,086 72.1 3 鶴岡市 138,499 98,922 71.4 19,724 14.2 5,212 3.8 123,858 89.4 4 酒田市 112,944 79,365 70.3 15,790 14.0 7,053 6.2 102,208 90.5 5 新庄市 39,107 18,654 47.7 2,560 6.5 4,212 10.8 25,426 65.0 6 寒河江市 43,012 32,166 74.8 0 0.0 2,639 6.1 34,805 80.9 7 上山市 34,273 23,120 67.5 3,676 10.7 3,988 11.6 30,784 89.8 8 村山市 27,649 20,228 73.2 1,599 5.8 2,044 7.4 23,871 86.3 9 長井市 29,538 16,693 56.5 2,368 8.0 4,003 13.6 23,064 78.1 10 天童市 62,176 61,027 98.2 - - 416 0.7 61,443 98.8 11 東根市 46,448 37,368 80.5 0 0.0 2,741 5.9 40,109 86.4 12 尾花沢市 19,526 4,951 25.4 1,949 10.0 4,442 22.7 11,342 58.1 13 南陽市 34,199 21,101 61.7 235 0.7 5,237 15.3 26,573 77.7 14 山辺町 15,396 14,405 93.6 - - 250 1.6 14,655 95.2 15 中山町 12,355 9,329 75.5 3,009 24.4 9 0.1 12,347 99.9 16 河北町 20,338 14,043 69.0 477 2.3 1,897 9.3 16,417 80.7 17 西川町 6,598 3,161 47.9 378 5.7 1,900 28.8 5,439 82.4 18 朝日町 8,177 - - 936 11.4 4,841 59.2 5,777 70.6 19 大江町 9,522 4,464 46.9 649 6.8 1,588 16.7 6,701 70.4 20 大石田町 8,448 4,570 54.1 2,572 30.4 405 4.8 7,547 89.3 21 金山町 6,508 2,505 38.5 1,410 21.7 1,287 19.8 5,202 79.9 22 最上町 10,254 3,424 33.4 389 3.8 2,537 24.7 6,350 61.9 23 舟形町 6,354 2,689 42.3 3,196 50.3 205 3.2 6,090 95.8 24 真室川町 9,390 1,756 18.7 - - 2,742 29.2 4,498 47.9 25 大蔵村 3,885 2,022 52.0 - - 896 23.1 2,918 75.1 26 鮭川村 5,140 - - 2,164 42.1 804 15.6 2,968 57.7 27 戸沢村 5,547 743 13.4 2,419 43.6 1,050 18.9 4,212 75.9 28 高畠町 25,530 18,394 72.0 1,012 4.0 2,879 11.3 22,285 87.3 29 川西町 17,672 6,321 35.8 1,117 6.3 4,163 23.6 11,601 65.6 30 小国町 9,135 4,684 51.3 - - 1,289 14.1 5,973 65.4 31 白鷹町 15,810 9,377 59.3 1,279 8.1 1,890 12.0 12,546 79.4 32 飯豊町 8,271 - - 4,365 52.8 1,657 20.0 6,022 72.8 33 三川町 7,687 4,858 63.2 2,750 35.8 60 0.8 7,668 99.8 34 庄内町 23,693 17,619 74.4 5,187 21.9 356 1.5 23,162 97.8 35 遊佐町 16,147 10,858 67.2 1,871 11.6 653 4.0 13,382 82.9 村山地域 563,958 470,558 83.4 20,660 3.7 27,761 4.9 518,979 92.0 最上地域 86,185 31,793 36.9 12,138 14.1 13,733 15.9 57,664 66.9 置賜地域 227,646 126,679 55.6 10,893 4.8 33,578 14.8 171,150 75.2 庄内地域 298,970 211,622 70.8 45,322 15.2 13,334 4.5 270,278 90.4 県 計 1,176,759 840,652 71.4 89,013 7.6 88,406 7.5 1,018,071 86.5 数値については 四捨五入を行ったため合計が合わないことがあります - は 当該処理施設での整備計画がないことを表します 10

図 -6 生活排水処理施設の普及率 ( 平成 21 年度末 ) 山形県平均 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 86.5% 100.0% 山形市米沢市 鶴岡市酒田市新庄市寒河江市上山市村山市長井市天童市東根市尾花沢市南陽市山辺町中山町河北町西川町朝日町大江町大石田町金山町最上町舟形町真室川町大蔵村鮭川村戸沢村高畠町川西町小国町白鷹町飯豊町三川町庄内町遊佐町県計 下水道 農業集落排水施設等 浄化槽 11

Ⅳ 基本構想の見直し 1 情勢の変化 (1) 社会情勢 1 人口の減少山形県の人口は 図 -7のとおり 平成 16 年度以降年々減少してきており この傾向はますます顕著になると見込まれています 人口減少は 生活排水処理施設の整備計画に大きな影響を与えることから 今回の見直しにあたり 市町村ごとに将来人口 ( 平成 27 年度末 ) の推計を行うこととし 推計に当たっては 国立社会保障 人口問題研究所 図 -7 山形県の人口の推移 千人 1,250 1,219 1,212 1,204 1,194 1,200 1,185 1,177 1,150 1,100 1,050 1,000 H16 H17 H18 H19 H20 H21 資料 : 市町村住民基本台帳をもとに作成 ( 以下 社人研 という ) の推計データや各市町村が独自に推計したデータを使用しました 市町村ごとの将来人口の推計結果は 表 -6のとおりです 平成 16 年度末の人口と比較してみると 県都である山形市が人口減少を見込んだのをはじめ 東根市を除き全ての市町村で人口が減少すると見込んでおり 中でも 全体の約 30% の市町村が 15% 以上の人口減少を見込んでいます また 地域別に見ると 村山地域が4% 程度の人口減少に留まっていますが 残る3 地域は 10% 前後の人口減少が見込まれ その結果 県平均で 7.4% 減少するという結果となりました 市町村ごとに推計した将来人口を基に集計した平成 27 年度末の山形県全体の将来人口は 112 万 8 千人となり 平成 16 年度末に比べて約 9 万人の人口減少と推計しました 山形県の人口平成 16 年度末 ( 二次構想策定時 ) 平成 21 年度末 ( 現状 ) 平成 27 年度末 ( 推計 ) 1,218,875 人 1,176,759 人 1,128,437 人 市町村ごとに独自で推計を行っており 推定手法が違うため第 3 次山形県総合発展計画の推計と一致しません 2 高齢者世帯の増加 本県の平成 12 年度と平成 17 年度の 高齢者世帯数を比べてみると 高齢夫 婦世帯と高齢単身世帯合わせて 5 年 間で約 10,000 世帯増加しており 割 合も約 13% から 15% に増加しています 表 -5 山形県の高齢者世帯 一般世帯数 高齢夫婦世帯 高齢単身世帯 平成 12 年度 376,219 28,226 7.50% 19,833 5.27% 平成 17 年度 385,416 33,090 8.59% 25,050 6.50% 65 歳以上を高齢者としています 資料 : 国勢調査 高齢者世帯の増加に伴い 市町村によっては 集合処理施設への接続や浄化槽の設置などが進 まなくなってきている実態もあり 今後の生活排水処理施設の整備への影響が懸念されます 12

(2) 経済情勢 1 市町村財政の逼迫市町村財政の逼迫により 下水道や農業集落排水施設等の整備費用が縮小され 整備年次を先延ばしせざるを得ない状況になってきています 2 国の交付金の縮小国は 新たに汚水処理施設整備交付金制度を創設するなど 市町村が取り組みやすい支援を進めてきていますが 交付金 ( 補助率 1/2~1/3) が年々縮小されてきているため 市町村の予算要求額に十分に対応できず 市町村の整備年次を先延ばしせざるを得ないケースも出てきています 3 景気の低迷景気の低迷により個人所得が低下し 浄化槽設置等の費用負担が難しい世帯が増えてきました 浄化槽は個人の意思によって整備されるため 計画どおり整備することが難しい現状にあります (3) その他単独処理浄化槽は し尿のみを処理し生活雑排水は処理できない浄化槽であり 県内には既に約 6 万基が設置されています 普及率のアップには これらの単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換が必要ですが わざわざ費用をかけて合併処理浄化槽に切り替えることに大きな抵抗があり 切替が進まない現状があります 13

表 -6 目標年次 ( 平成 27 年度末 ) における市町村ごとの将来人口 市町村名 二次構想策定時 見直し後 将来人口の変化 推計の根拠 1 山形市 250,046 246,900 1.3 % 山形市第 7 次総合計画 2 米沢市 91,001 85,200 6.4 % 米沢市下水道基本構想 3 鶴岡市 144,274 129,483 10.3 % 社人研 4 酒田市 118,677 106,880 9.9 % 社人研 5 新庄市 40,894 37,207 9.0 % 社人研 6 寒河江市 43,736 42,447 2.9 % 社人研 7 上山市 36,293 33,181 8.6 % 社人研 8 村山市 28,898 25,090 13.2 % 社人研 9 長井市 31,110 28,001 10.0 % 社人研 10 天童市 63,238 62,926 0.5 % 社人研 11 東根市 45,988 46,400 0.9 % 第 4 次東根市総合計画 12 尾花沢市 21,271 18,037 15.2 % 社人研 13 南陽市 35,569 32,449 8.8 % 社人研 14 山辺町 15,594 14,775 5.3 % 社人研 15 中山町 12,854 11,942 7.1 % 社人研 16 河北町 21,268 18,986 10.7 % 社人研 17 西川町 7,144 5,900 17.4 % 西川町公共下水道事業計画 18 朝日町 8,901 7,255 18.5 % 社人研 19 大江町 10,056 8,730 13.2 % 社人研 20 大石田町 9,218 7,665 16.8 % 社人研 21 金山町 7,099 6,081 14.3 % 社人研 22 最上町 11,143 9,272 16.8 % 社人研 23 舟形町 6,781 5,849 13.7 % 社人研 24 真室川町 10,227 8,794 14.0 % 社人研大蔵村特定環境保全 25 大蔵村 4,317 3,700 14.3 % 公共下水道事業計画 26 鮭川村 5,661 4,640 18.0 % 社人研 27 戸沢村 6,154 4,964 19.3 % 社人研最上川流域別下水道 28 高畠町 26,495 25,300 4.5 % 整備総合計画最上川流域別下水道 29 川西町 19,123 15,700 17.9 % 整備総合計画 30 小国町 9,893 8,591 13.2 % 社人研 31 白鷹町 16,801 14,373 14.5 % 社人研 32 飯豊町 8,928 7,394 17.2 % 社人研 33 三川町 7,823 7,548 3.5 % 社人研 34 庄内町 24,950 22,407 10.2 % 社人研 35 遊佐町 17,450 14,370 17.7 % 社人研 村山地域 574,505 550,234 4.2 % 最上地域 92,276 80,507 12.8 % 置賜地域 238,920 217,008 9.2 % 庄内地域 313,174 280,688 10.4 % 県計 1,218,875 1,128,437 7.4 % 数値については 四捨五入を行ったため合計が合わないことがあります 14

2 処理区域 処理施設の見直し (1) 処理区域 処理施設見直しの検討生活排水処理施設の整備や維持管理には多額の費用を要し 市町村財政に大きな負担となっていることから 今後の施設整備は 人口の減少や高齢者世帯の増加等による影響も加味し より効率的かつ経済的な手法を検討することが求められています これらの情勢を背景として 今回県内全市町村で見直しを行い 処理区域 処理施設の計画変更の必要性について検討を行いました その結果は表 -7のとおりであり 18 市町村において 人口減少等はあるものの処理区域 処理施設の計画変更は不要と判断しています その理由として 普及率が 95% を超え施設整備がほぼ完了していること ( 山形市 中山町 三川町など ) 集合処理施設による整備がほぼ完了し個別処理施設による整備だけが残っていること ( 朝日町 大蔵村 鮭川村など ) などが上げられます 残り17 市町においては 処理区域 処理施設の計画変更を行いました < 参考 > 処理区域 処理施設の見直し 1 処理区域の見直し処理区域とは 同一処理施設でまとめて処理する家屋の集まりのことです 家屋の増加や減少により 効率的な処理区域が変わってくるので その点を見直しました 2 処理施設の経済的比較 1で決定した処理区域の施設整備に当たっては 新たな集合処理施設と個別処理施設の比較や既存集合処理施設への統合の検討を行うとともに 施設の建設費 維持管理費 耐用年数などを考慮したコスト比較を行いました 1 処理区域の見直し 2 処理施設の経済的比較 処理区域 処理区域 取り込みの検討 維持管理費 建設費 耐用年数 既存処理区域 処理区域見直しの検討 既存処理区域 処理区域 処理区域 これらを考慮して 集合処理施設 下水道 農業集落排水施設等 比較 個別処理施設 浄化槽 15

(2) 市町村ごとの処理区域 処理施設計画変更計画変更の概要は 以下のとおりです 1 集合処理施設の統合 (1 市 ) 鶴岡市では 既存の下水道と農業集落排水施設等による処理区域を包括し 新たな農業集落排水施設等で整備することとしました 農業集落排水施設等による包括は全国初の事例であり 老朽化した複数の処理場を廃止し 一つの処理場で一括処理することで 建設費を大きく縮減することができます 2 下水道から浄化槽へ (12 市町 ) 将来人口を考慮した経済比較による変更であり 下水道区域を縮小しその区域を浄化槽に変更するものです なお 米沢市の小野川温泉処理区では パブリックコメントを実施し住民の意向を反映させ 処理区全体を浄化槽で整備するという大幅な変更を行いました 3 農業集落排水施設等から浄化槽へ (6 市町 ) 将来人口を考慮した経済比較による変更であり 農業集落排水処理施設等の区域を縮小し その区域を浄化槽に変更するものです その中で 米沢市 寒河江市 村山市 東根市 白鷹町の 9 地区では 農業集落排水施設等での計画をやめて地区全体を浄化槽で整備することとしました 4 農業集落排水施設等から下水道へ (1 市 ) 鶴岡市では 農業集落排水施設等で整備する計画であった3 地区について 既存の下水道区域を拡大して併合することとしました これは 農業集落排水施設等の新たな処理場を設置するより 既存下水道区域を拡大して併合した方が 建設及び維持管理費用が経済的であると判断したためです 5 浄化槽から下水道へ (2 市町 ) 下水道区域に近い浄化槽区域の一部を 下水道区域に併合するものです 既設の下水道区域に近いところに家屋が建った場合 下水道区域を拡大して取り込んだほうが経済的であると判断したためです 以上のとおり 人口減少や地域の実情を考慮した経済的かつ効率的な比較を市町村ごとに行った 結果 集合処理施設から個別処理施設への変更が多く行われました 見直し内容市町村市町村数 1 集合処理施設の統合鶴岡市 1 2 下水道から浄化槽へ 3 農業集落排水施設等から浄化槽へ 米沢市 寒河江市 村山市 長井市 天童市 南陽市 河北町 西川町 大江町 大石田町 真室川町 遊佐町 米沢市 寒河江市 村山市 東根市 白鷹町 飯豊町 6 12 4 農業集落排水施設等から下水道へ 鶴岡市 1 5 浄化槽から下水道へ南陽市 庄内町 2 見直し内容が複数ある市町村があるため 市町村数の合計は 処理区域 処理施設の計画変更を行った市町村数 (17) と一致しない 16

表 -7 市町村ごとの処理区域 処理施設の変更状況 処理区 ( 地区 ) 名 見直し状況 山形市 米沢処理区 下水道の範囲を見直し 一部を浄化槽による整備とした 米沢市 小野川温泉処理区処理区全体を 下水道から浄化槽による整備に見直した 下小菅地区地区全体を 農業集落排水施設等から浄化槽による整備に見直した 下新田地区 地区全体を 農業集落排水施設等から浄化槽による整備に見直した 羽黒西部処理区 下水道で供用中の当地区を農業集落排水施設等で整備する羽黒中央地区に統合した 鶴岡市 栄 京田地区農業集落排水施設等から下水道による整備に見直した 清水地区農業集落排水施設等から下水道による整備に見直した 下小中地区 農業集落排水施設等から下水道による整備に見直した 酒田市 新庄市 寒河江処理区 下水道の範囲を見直し 一部を浄化槽による整備とした 寒河江市 幸生地区 地区全体を 農業集落排水施設等から浄化槽による整備に見直した 田代地区 地区全体を 農業集落排水施設等から浄化槽による整備に見直した 上山市 村山市 村山処理区下水道の範囲を見直し 一部を浄化槽による整備とした 岩野 樽石地区地区全体を 農業集落排水施設等から浄化槽による整備に見直した 長井市 長井処理区 下水道の範囲を見直し 一部を浄化槽による整備とした 天童市 渡戸地区 下水道の範囲を見直し 一部を浄化槽による整備とした 泉郷地区 地区全体を 農業集落排水施設等から浄化槽による整備に見直した 東根市 下悪戸地区 地区全体を 農業集落排水施設等から浄化槽による整備に見直した 沼沢地区 地区全体を 農業集落排水施設等から浄化槽による整備に見直した 尾花沢市 南陽市 南陽処理区 下水道の範囲を見直し 下水道から浄化槽へ又は浄化槽から下水道へ見直した 山辺町 中山町 河北町 村山処理区 下水道の範囲を見直し 一部を浄化槽による整備とした 西川町 吉川処理分区 下水道の吉川処理分区全域を 浄化槽による整備とした 朝日町 大江町 大江処理区 下水道の範囲を見直し 一部を浄化槽による整備とした 大石田町 大石田処理区 下水道の範囲を見直し 一部を浄化槽による整備とした 金山町 最上町 舟形町 真室川町 真室川処理区 下水道の範囲を見直し 一部を浄化槽による整備とした 大蔵村 鮭川村 戸沢村 高畠町 川西町 小国町 白鷹町 高岡地区 地区全体を 農業集落排水施設等から浄化槽による整備に見直した 飯豊町 添川地区 農業集落排水施設等の範囲を見直し 一部を浄化槽による整備とした 三川町 庄内町 庄内処理区 下水道の範囲を見直し 浄化槽から下水道による整備とした 遊佐町 遊佐処理区 下水道の範囲を見直し 一部を浄化槽による整備とした 17

3 普及率の新たな目標 (1) 目標普及率情勢の変化等を踏まえ見直しを行った結果 目標年次 ( 平成 27 年度末 ) における普及率 ( 以下 目標普及率 という ) の各市町村の状況は 表 -9のとおりですこれを普及率ごと ( 表 -8 図 -8) に見ると 普及率 60% 未満の市町村が3から1に減る一方 90% 以上になる市町村が8から 16 に増え 県全体で普及率の引き上げが図られます 普及率が 90% 以上の市町村の中でも 6 市町においては普及率が 99% 以上になり ほぼ施設整備が完了することになります 表 -8 生活排水処理施設の普及率ごとの市町村数 普及率 平成 21 年度末 平成 27 年度末 60% 未満 3 1 60% 以上 70% 未満 4 3 70% 以上 80% 未満 10 6 80% 以上 90% 未満 10 9 90% 以上 8 16 平成 21 年度末の普及率と目標普及率について 市町村別及び県全体の比較を行ったものが 表 - 10 です 市町村別では 4 市町の普及率が 10% 以上上昇し その主な要因は 2 市町が集合処理施設及び個別処理施設の両方からの整備を図り 2 町は集合処理施設の整備によるものです 県全体で見ると 普及率は 4.7% の伸びが見込まれ 主な要因は下水道の伸びによるものです 二次構想策定時の目標普及率は 93% と見込んでいましたが 見直しを行った後の新たな目標普及率は 91% となります 山形県の新たな目標普及率 91% 18

表 -9 市町村ごとの目標普及率 ( 見直し後 ) ( 単位 : 人 %) 市町村名 行政人口 下水道農業集落排水施設等浄化槽合計処理人口普及率処理人口普及率処理人口普及率処理人口普及率 1 山形市 246,900 241,300 97.7 4,930 2.0 580 0.2 246,810 99.9 2 米沢市 85,200 53,237 62.5 499 0.6 12,432 14.6 66,168 77.7 3 鶴岡市 129,483 97,533 75.3 18,618 14.4 4,772 3.7 120,923 93.4 4 酒田市 106,880 83,106 77.8 17,291 16.2 4,758 4.5 105,155 98.4 5 新庄市 37,207 18,514 49.8 2,419 6.5 4,131 11.1 25,064 67.4 6 寒河江市 42,447 31,869 75.1 - - 5,848 13.8 37,717 88.9 7 上山市 33,181 24,870 75.0 3,315 10.0 2,026 6.1 30,211 91.0 8 村山市 25,090 19,800 78.9 1,458 5.8 1,854 7.4 23,112 92.1 9 長井市 28,001 16,339 58.4 2,243 8.0 5,892 21.0 24,474 87.4 10 天童市 62,926 62,276 99.0 - - 472 0.8 62,748 99.7 11 東根市 46,400 41,300 89.0 - - 2,440 5.3 43,740 94.3 12 尾花沢市 18,037 5,899 32.7 1,772 9.8 5,867 32.5 13,538 75.1 13 南陽市 32,449 20,651 63.6 223 0.7 5,701 17.6 26,575 81.9 14 山辺町 14,775 13,854 93.8 - - 410 2.8 14,264 96.5 15 中山町 11,942 9,017 75.5 2,908 24.4 9 0.1 11,934 99.9 16 河北町 18,986 14,570 76.7 445 2.3 1,529 8.1 16,544 87.1 17 西川町 5,900 3,160 53.6 301 5.1 2,439 41.3 5,900 100.0 18 朝日町 7,255 - - 800 11.0 4,600 63.4 5,400 74.4 19 大江町 8,730 4,900 56.1 593 6.8 1,554 17.8 7,047 80.7 20 大石田町 7,665 4,839 63.1 2,278 29.7 359 4.7 7,476 97.5 21 金山町 6,081 2,344 38.5 1,316 21.6 1,754 28.8 5,414 89.0 22 最上町 9,272 3,171 34.2 366 3.9 2,981 32.2 6,518 70.3 23 舟形町 5,849 2,482 42.4 2,934 50.2 303 5.2 5,719 97.8 24 真室川町 8,794 2,180 24.8 - - 2,848 32.4 5,028 57.2 25 大蔵村 3,700 1,930 52.2 - - 1,007 27.2 2,937 79.4 26 鮭川村 4,640 - - 2,009 43.3 944 20.3 2,953 63.6 27 戸沢村 4,964 709 14.3 2,132 42.9 1,338 27.0 4,179 84.2 28 高畠町 25,300 18,700 73.9 1,002 4.0 3,599 14.2 23,301 92.1 29 川西町 15,700 5,706 36.3 991 6.3 3,955 25.2 10,652 67.8 30 小国町 8,591 4,997 58.2 - - 1,443 16.8 6,440 75.0 31 白鷹町 14,373 8,522 59.3 1,164 8.1 2,297 16.0 11,983 83.4 32 飯豊町 7,394 - - 4,722 63.9 1,450 19.6 6,172 83.5 33 三川町 7,548 4,785 63.4 2,700 35.8 59 0.8 7,544 99.9 34 庄内町 22,407 16,878 75.3 4,906 21.9 493 2.2 22,277 99.4 35 遊佐町 14,370 10,660 74.2 1,665 11.6 927 6.5 13,252 92.2 村山地域 550,234 477,654 86.8 18,800 3.4 29,987 5.4 526,441 95.7 最上地域 80,507 31,330 38.9 11,176 13.9 15,306 19.0 57,812 71.8 置賜地域 217,008 128,152 59.1 10,844 5.0 36,769 16.9 175,765 81.0 庄内地域 280,688 212,962 75.9 45,180 16.1 11,009 3.9 269,151 95.9 県 計 1,128,437 850,098 75.3 86,000 7.6 93,071 8.2 1,029,169 91.2 数値については 四捨五入を行ったため合計が合わないことがあります - は 当該処理施設での整備計画がないことを表します 19

表 -10 平成 21 年度末普及率と目標普及率の比較 単位 (%) < 参考 > 目標普及率平成 21 年度末普及率 ( 実績 ) 目標普及率 ( 見直し後 ) ( 二次構想策定時 ) 下水道農集排浄化槽合計 (A) 下水道農集排浄化槽合計 (B) (B)-(A) 合計 (C) (B)-(C) 山形市 96.7 2.2 0.2 99.1 97.7 2.0 0.2 99.9 0.8 100.0 0.1 米沢市 57.3 0.6 14.2 72.1 62.5 0.6 14.6 77.7 5.6 77.5 0.2 鶴岡市 71.4 14.2 3.8 89.4 75.3 14.4 3.7 93.4 4.0 95.3 1.9 酒田市 70.3 14.0 6.2 90.5 77.8 16.2 4.5 98.4 7.9 96.4 2.0 新庄市 47.7 6.5 10.8 65.0 49.8 6.5 11.1 67.4 2.4 76.7 9.3 寒河江市 74.8 0.0 6.1 80.9 75.1-13.8 88.9 8.0 95.7 6.8 上山市 67.5 10.7 11.6 89.8 75.0 10.0 6.1 91.0 1.2 92.8 1.8 村山市 73.2 5.8 7.4 86.3 78.9 5.8 7.4 92.1 5.8 94.5 2.4 長井市 56.5 8.0 13.6 78.1 58.4 8.0 21.0 87.4 9.3 100.0 12.6 天童市 98.2-0.7 98.8 99.0-0.8 99.7 0.9 99.7 0.0 東根市 80.5 0.0 5.9 86.4 89.0-5.3 94.3 7.9 94.9 0.6 尾花沢市 25.4 10.0 22.7 58.1 32.7 9.8 32.5 75.1 17.0 80.6 5.5 南陽市 61.7 0.7 15.3 77.7 63.6 0.7 17.6 81.9 4.2 90.7 8.8 山辺町 93.6-1.6 95.2 93.8-2.8 96.5 1.3 99.0 2.5 中山町 75.5 24.4 0.1 99.9 75.5 24.4 0.1 99.9 0.0 100.0 0.1 河北町 69.0 2.3 9.3 80.7 76.7 2.3 8.1 87.1 6.4 87.6 0.5 西川町 47.9 5.7 28.8 82.4 53.6 5.1 41.3 100.0 17.6 98.9 1.1 朝日町 - 11.4 59.2 70.6-11.0 63.4 74.4 3.8 85.7 11.3 大江町 46.9 6.8 16.7 70.4 56.1 6.8 17.8 80.7 10.3 100.0 19.3 大石田町 54.1 30.4 4.8 89.3 63.1 29.7 4.7 97.5 8.2 100.0 2.5 金山町 38.5 21.7 19.8 79.9 38.5 21.6 28.8 89.0 9.1 94.0 5.0 最上町 33.4 3.8 24.7 61.9 34.2 3.9 32.2 70.3 8.4 88.1 17.8 舟形町 42.3 50.3 3.2 95.8 42.4 50.2 5.2 97.8 2.0 100.0 2.2 真室川町 18.7-29.2 47.9 24.8-32.4 57.2 9.3 55.1 2.1 大蔵村 52.0-23.1 75.1 52.2-27.2 79.4 4.3 91.8 12.4 鮭川村 - 42.1 15.6 57.7-43.3 20.3 63.6 5.9 65.1 1.5 戸沢村 13.4 43.6 18.9 75.9 14.3 42.9 27.0 84.2 8.3 91.0 6.8 高畠町 72.0 4.0 11.3 87.3 73.9 4.0 14.2 92.1 4.8 98.0 5.9 川西町 35.8 6.3 23.6 65.6 36.3 6.3 25.2 67.8 2.2 73.4 5.6 小国町 51.3-14.1 65.4 58.2-16.8 75.0 9.6 79.2 4.2 白鷹町 59.3 8.1 12.0 79.4 59.3 8.1 16.0 83.4 4.0 89.8 6.4 飯豊町 - 52.8 20.0 72.8-63.9 19.6 83.5 10.7 83.3 0.2 三川町 63.2 35.8 0.8 99.8 63.4 35.8 0.8 99.9 0.1 100.0 0.1 庄内町 74.4 21.9 1.5 97.8 75.3 21.9 2.2 99.4 1.6 100.0 0.6 遊佐町 67.2 11.6 4.0 82.9 74.2 11.6 6.5 92.2 9.3 100.0 7.8 村山地域 83.4 3.7 4.9 92.0 86.8 3.4 5.4 95.7 3.7 97.1 1.4 最上地域 36.9 14.1 15.9 66.9 38.9 13.9 19.0 71.8 4.9 79.7 7.9 置賜地域 55.6 4.8 14.8 75.2 59.1 5.0 16.9 81.0 5.8 85.5 4.5 庄内地域 70.8 15.2 4.5 90.4 75.9 16.1 3.9 95.9 5.5 96.5 0.6 県計 71.4 7.6 7.5 86.5 75.3 7.6 8.2 91.2 4.7 93.3 2.1 20

図 -8 平成 27 年度末生活排水処理施設の普及状況 ( 見直し後 ) 遊佐町 目標普及率 :91% 真室川町 酒田市 金山町 鮭川村 三川町 庄内町 新庄市 最上町 戸沢村 舟形町 尾花沢市 鶴岡市 大蔵村 大石田町 村山市 西川町 河北町 東根市 大江町 寒河江市 天童市 中山町生活排水処理施設普及率 (%) 朝日町 白鷹町 山辺町 山形市 ~ 60 60 ~ 70 70 ~ 80 80 ~ 90 90 ~ 長井市 上山市 南陽市 平成 21 年度生活排水処理施設普及状況 ( 実績 ) 小国町 川西町 高畠町 遊佐町 普及率 :86.5% 真室川町 酒田市 金山町 飯豊町 米沢市 三川町 庄内町 戸沢村 鮭川村 新庄市 舟形町 最上町 尾花沢市 鶴岡市 大蔵村 大石田町 村山市 西川町 河北町 東根市 大江町 朝日町 寒河江市 山辺町 中山町 天童市 山形市 白鷹町 長井市 南陽市 上山市 小国町 川西町 高畠町 飯豊町 米沢市 21

(2) 施設整備完了時の普及率 生活排水処理施設の普及率の推移は 図 -9 のとおりです 各市町村における生活排水処理施 設の整備完了時期は 5 年後から数十 年後とまちまちですが 今回の見直し に合わせて整備完了時の割合を推計 してみました 1 下水道 これまでも生活排水処理の大き な役割を担い 普及率は順調に推移 していますが 平成 27 年度から完了時 までにおいてもまだ 4.5% 伸びると想定 されます 2 農業集落排水施設等 新たな整備地区が少なくなってきてお り 普及率は 7.6% から 7.9% となる見込 みです 3 浄化槽 整備完了までに 4% 程度の普及率の伸 びが想定されますが 平成 16 年度末から 27 年度末まででも 1% 程度しか伸びが期 待できず 4% 程度であっても完了まで はかなりの時間がかかると思われます 今後 この浄化槽をいかに普及させて いくかが課題と言えます H16 末 H21 末 H27 末 終了時 22 図 -9 生活排水処理施設の普及率の推移 市町村名 61.9 71.4 75.3 79.8 表 -11 整備完了時の生活排水処理施設の割合 ( 推計 ) 下水道 農業集落排水施設等 単位 (%) 浄化槽 1 山形市 97.7 2.0 0.3 2 米沢市 73.9 0.6 25.5 3 鶴岡市 81.4 14.5 4.1 4 酒田市 78.5 16.2 5.3 5 新庄市 87.2 8.6 4.2 6 寒河江市 75.4 0.0 24.6 7 上山市 83.9 10.0 6.1 8 村山市 79.3 5.8 14.9 9 長井市 58.4 8.0 33.6 10 天童市 99.0 0.0 1.0 11 東根市 93.3 0.0 6.7 12 尾花沢市 36.7 9.8 53.5 13 南陽市 74.7 0.7 24.6 14 山辺町 93.8 0.0 6.2 15 中山町 75.5 24.4 0.1 16 河北町 97.3 2.3 0.4 17 西川町 53.6 5.1 41.3 18 朝日町 0.0 11.0 89.0 19 大江町 68.2 6.8 25.0 20 大石田町 63.1 29.7 7.2 21 金山町 38.5 21.6 39.9 22 最上町 35.2 3.9 60.9 23 舟形町 42.4 50.2 7.4 24 真室川町 26.4 0.0 73.6 25 大蔵村 52.2 0.0 47.8 26 鮭川村 0.0 43.3 56.7 27 戸沢村 14.3 74.9 10.8 28 高畠町 74.3 4.0 21.7 29 川西町 48.8 6.3 44.9 30 小国町 59.9 0.0 40.1 31 白鷹町 59.3 8.1 32.6 32 飯豊町 0.0 74.0 26.0 33 三川町 63.4 35.8 0.8 34 庄内町 75.3 21.9 2.8 35 遊佐町 80.0 11.6 8.4 県 計 79.8 7.9 12.3 7.1 7.1 7.6 7.6 7.5 7.9 23.8 8.2 13.5 8.8 12.3 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0 下水道農業集落排水施設等浄化槽未整備 (%)

Ⅴ 構想の推進にあたって 本構想を推進するために 県民 市町村及び県は それぞれの役割を果たしながら 連 携 協働して取り組んでいきます 1 合併処理浄化槽整備の推進 今回の見直しでは 集合処理から個別処理への見直しが多く行われました また 今後の生活排水処理施設の整備を推進していくためには 浄化槽をいかに計画的に普及させていくかが鍵になると思われます そのため 県では以下の施策により 浄化槽の普及を推進していきます 個人負担の少ない市町村設置型の浄化槽整備を推進していきます 国の動向を見ながら 市町村設置型やモデル事業などの要件緩和について国に働きかけていきます 浄化槽を計画的かつ経済的に設置できる手法の一つとして PFI 事業 ( 民間資金等の活用による公共施設の整備 ) による整備があげられますが 県内において既に導入を決定している市町村もあることから 他の市町村への導入について検討を行っていきます 2 財源の確保 近年の厳しい財源状況は今後も続くことが予想される中 生活排水処理施設整備事業を推進していく上で 財源の確保は非常に重要な問題です その中でも集合処理施設は 生活排水処理施設に占める割合が大きいため 県と市町村は財源の確保に努めるとともに 限られた財源の中でより一層の効率的な事業の推進を図ります また 国においては 市町村が取り組みやすい支援や農林水産省 国土交通省 環境省の3 省が枠を超えた連携の検討などを行っているため 国の動向を見ながら 市町村に効果的な情報を提供していきます 3 事業経営の健全化 下水道 農業集落排水処理施設等及び市町村設置型の浄化槽は公営企業として位置づけられ 独立採算が原則となっています しかし 施設が整備されても そこに接続していない世帯が多いと 使用料収入が伸びず 市町村財政を圧迫する要因となってきます 23

また 人口減少による世帯数の減少や過去に設置した生活排水処理施設の更新なども市町村財政を圧迫する大きな要因となっています 市町村は 使用料金の適正な設定や接続の促進 経費の節減に努め 効率的な財政運営を行っていきます 4 低炭素社会 循環型社会への貢献 環境への負荷の少ない低炭素社会 循環型社会を構築するためには 生活排水処理施設から発生する処理水や汚泥などを資源としてとらえ その有効利用も踏まえながら整備を行っていく必要があります 特に 汚泥の利用を促進することは 維持管理費用の削減にもつながることから 県と市町村は コンポスト化 セメント原料としての利用や燃料化などのほか メタンガス発電などのバイオマスエネルギーの有効利用に積極的に取り組んでいくことなどを通じて 汚泥の最終処分場への搬出ゼロを目指していきます 5 県民意識の啓発 生活排水処理施設の円滑な整備促進及び適正管理を十分に発揮するためには 県民の理解と協力が不可欠です 生活排水処理施設の持つ役割と効果について 環境イベントや環境教室など 広く機会を捉え 生活排水処理施設の必要性を県民にわかりやすく啓発していきます 6 目標達成のための進行管理 県では 市町村ごとの生活排水処理施設の整備が順調に推移しているか進行管理を行っていくとともに 毎年 市町村ごとの普及率を県のホームページに掲載し 公表していきます また 県と市町村で組織する検討会を立ち上げ 効率的な整備技術 先進的浄化技術やその手法についても検討していきます また 検討会では 進捗の遅い市町村に対して 事業の計画 進め方について検証しフォローアップをしていきます そのほか 検討会での検討事項については 年 1 回 全市町村を対象とした研修会を開催し その中で情報提供していきます 24