1 検査の背景 国会 裁判所 内閣 内閣府 復興庁 総務省 法務省 外務省 財務省 文部科学省 厚生労働省 農林水産省 経済産業省 国土交通省 環境省 防衛省及び会計検査院 ( これらに設置されている外局を含む 以下 これらを合わせて 各府省等 という ) の一般職及び特別職の国家公務員に対する研修

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1 目 次

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障害者雇用率発表資料

1 検査の背景 我が国の防災の基本法として災害対策基本法 ( 昭和 36 年法律第 223 号 ) が制定されている 同法によれば 内閣府に中央防災会議を置くとされ 同会議は 災害予防 災害応急対策及び災害復旧の基本となる防災基本計画の作成 その実施の推進 防災に関する重要事項の審議をそれぞれ行うな

1 検査の背景 (1) 日本年金機構における個人情報 情報システム及び情報セキュリティ対策の概要厚生労働省及び日本年金機構 ( 以下 機構 という ) は 厚生年金保険等の被保険者等の基礎年金番号 氏名 保険料の納付状況等の個人情報 ( 以下 年金個人情報 という ) について 社会保険オンラインシ

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6. 間接経費の使途間接経費は 競争的資金を獲得した研究者の研究開発環境の改善や研究機関全体の機能の向上に活用するために必要となる経費に充当する 具体的な項目は別表 1に規定する なお 間接経費の執行は 本指針で定める間接経費の主な使途を参考として 被配分機関の長の責任の下で適正に行うものとする 7

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平成 29 年 10 月 27 日内閣官房内閣人事局 女性国家公務員の登用状況及び国家公務員の育児休業等の取得状況の フォローアップ 別添資料 別添 1 女性国家公務員の登用状況 1 資料 1-1 府省等別女性国家公務員登用状況 2 資料 1-2 府省等別女性国家公務員登用状況 ( 本省課室長相当職

常勤職員の育児休業の取得率をみると 男性 14.5% 女性 99.2% となっています 前年度に比べ 男性は 5.0 ポイントの上昇 女性は 0.8 ポイントの低下 ( 前年度男性 9.5% 女性 100.0%) となっており 男性は過去最高となっています 女性取得率 (%) 育児休業取得率 ( 常

改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

報道資料 平成 30 年 11 月 2 日内閣官房内閣人事局 女性国家公務員の登用状況及び国家公務員の育児休業等の取得状況のフォローアップ < ポイント > 国家公務員の平成 30 年 7 月時点の登用状況は いずれの役職段階においても 女性の占める割合が調査開始以降 最高数値 別添 1 平成 29

社会保険診療報酬の所得計算の特例措置の概要 概要 医業又は歯科医業を営む個人及び医療法人が 年間の社会保険診療報酬が 5,000 万円以下であるときは 当該社会保険診療に係る実際経費にかかわらず 当該社会保険診療報酬を 4 段階の階層に区分し 各階層の金額に所定の割合を乗じた金額の合計額を社会保険診

1 検査の背景 我が国の郵政事業は 長期に及ぶ郵政省による運営の後 中央省庁の再編 公社化 民営化を経て 平成 27 年 11 月に 日本郵政株式会社 ( 以下 日本郵政 という ) 株式会社ゆうちょ銀行 ( 以下 ゆうちょ銀行 という ) 及び株式会社かんぽ生命保険 ( 以下 かんぽ生命 という

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ホームページのバリアフリー化の推進に関する調査の結果に基づく勧告に対する改善措置状況 ( 回答 ) の概要 調査の実施時期等 1 実施時期平成 21 年 8 月から 22 年 6 月イーガブ 2 調査対象機関全府省 (16 府省 ) の本府省及び外局 34 機関 ( 電子政府の総合窓口 (e-gov

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

3 するための予備的な調査を行い その結果 倫理法等に違反する行為が行われた疑いがあると思料される場合に 倫理法等に基づく調査及び懲戒手続を開始することとなる 2 1 平成 27 年度に倫理法等に違反する疑いのある行為に関し新たに調査が開始された事案は 16 件 前年度から継続して調査が行われた事案

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1 検査の背景 一部の府県において 長年にわたり不適正な経理処理による資金のねん出が行われていた事態が平成 18 年から19 年にかけて明らかとなり 当時 公金を扱う地方公共団体の会計経理に関して社会的な関心が高まっていた 会計検査院は これらの府県を対象に不適正経理と国庫補助金 ( 補助金等に係る

1 検査の背景 日本国政府は 日米安全保障条約 日米地位協定 特別協定等に基づき 日本国の安全に寄与するなどのために 日本国政府の負担の下 日本国内の施設等を合衆国政府に提供するなどしており 在日米軍が日本国内各地に配置されている また 日本国政府の負担の下に 在沖縄駐留米軍に関する沖縄県民の負担を

特定保健指導における情報通信技術を活用した面接による指導の実施の手引き 新旧対照表 改正後 特定保健指導における情報通信技術を活用した面接による指導の実施の手引き 現行 ICT を活用した特定保健指導の実施の手引き 最終改正平成 30 年 2 月 9 日 1.ICTを活用した特定保健指導の実施者保険

報酬改定(処遇改善加算・処遇改善特別加算)

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分科会(OHP_プログラム.PDF

災害時に必要な物資の備蓄に関する行政評価・監視<中間報告>

内部統制ガイドラインについて 資料

検査の背景 (1) 事業者免税点制度消費一般に幅広く負担を求めるという消費税の課税の趣旨等の観点からは 消費税の納税義務を免除される事業者 ( 以下 免税事業者 という ) は極力設けないことが望ましいとされている 一方 小規模事業者の事務処理能力等を勘案し 課税期間に係る基準期間 ( 個人事業者で

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

費 複写費 現像 焼付費 通信費 ( 切手 電話等 ) 運搬費 研究実施場所借り上げ費 ( 研究機関の施設において補助事業の遂行が困難な場合に限る ) 会議費 ( 会場借料 食事 ( アルコール類を除く ) 費用等 ) リース レンタル費用 ( コンピュータ 自動車 実験機器 器具等 ) 機器修理費

平成27年度事業計画書

①会計検査院_31指定職

<はじめに> 退職後, 民間企業等に再就職した者による現職職員への働きかけ規制などにより, 職員の退職管理を適正に行い, 職務の公正な執行及び公務員に対する住民の信頼を確保するため, 地方公務員法が改正され, 平成 28 年 4 月 1 日に施行されました 本市では, 改正法の施行に伴い, 旭川市職

(2) テレワークを巡る最近の動きと本ロードマップの位置づけ 2013 年 6 月に閣議決定された IT 総合戦略本部の 世界最先端 IT 国家創造宣言 ( 以下 創造宣言 という ) においては IT サービスを活用し 外出先や自宅 さらには山間地域等を含む遠隔地など 場所にとらわれない就業を可能

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総務省 1 統計功労者に対する大 臣表彰 統計に関し功績のあった統計調査員を表彰する 11 月 19 日 2 広報関係 (1) 刊行物の活用等による広報 総務省広報誌 総務省 等に 統計の日 についての広報記事を掲載して周知を図るとともに 各種行事結果についても掲載する 統計の日 関連行事の広報文を

各省庁等における業務継続計画に係る取組状況調査 調査の目的 各省庁等における現在の業務継続計画に係る取組状況を把握し 東日本大震災等を受けた 今後の業務継続計画の改善策を検討するための資料とする 調査の対象 中央省庁業務継続連絡調整会議構成機関 オブザーバー機関 29 機関 構成員 :23 機関内閣

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【別紙あり】 厚生労働省

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1 制度の概要 (1) 金融機関の破綻処理に係る施策の実施体制金融庁は 預金保険法 ( 昭和 46 年法律第 34 号 以下 法 という ) 等の規定に基づき 金融機関の破綻処理等のための施策を 預金保険機構及び株式会社整理回収機構 ( 以下 整理回収機構 という ) を通じて実施してきている (2

地域支援事業交付金の算定方法について

厚生労働省告示第六十四号中小企業等経営強化法平成十一年法律第十八号第十二条第一項の規定に基づき職業紹介事業 ( ) 労働者派遣事業分野に係る事業分野別指針を次のように定めたので同条第五項の規定に基づき公 表する平成三十一年三月十四日厚生労働大臣根本匠職業紹介事業 労働者派遣事業分野に係る事業分野別指

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1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい

う ) において定めた民間事業者が確保すべきサービスの質の達成状況に対する当機構 の評価は 以下のとおり 評価事項 測定指標 評価 業務の内容 対象公共サービスの内容に示す運用業務を適切に実施すること 月次報告による業務内容を確認したところ 運用業務は適切に実施されており サービスの質は確保されてい

( ( 定量的な成果目標の設定が困難な場合 定量的な目標が設定できない理由及び定性的な成果目標 事業の妥当性を検証するための代替的な達成目標及び実績 活動指標及び活動実績 ( アウトプット ) 当たりコスト 法律 政省令案等の印刷経費及び検討会等の会議開催経費のため 定量的な指標を示すことは困難であ

二重床下地 という 参考図参照) として施工する方法がある 二重床下地は 支持脚の高さを一定程度容易に調整することができること また コンクリートスラブと床パネルとの間には給排水管等を配置できる空間があることから 施工が比較的容易なものとなっている 2 本院の検査結果 ( 検査の観点 着眼点 対象及

基本情報 () 非常勤職員の総数 調査対象に該当する非常勤職員の総数は 期間業務職員が 30,429 人 (54%) 期間業務職員以外の非常勤職員が 25,590 人 (46%) 合計で 56,09 人 ( うち女性 42,456 人 76%) だった (2) 非常勤職員が所属する機関 非常勤職員が

1 検査の背景 (1) 簡易課税制度の概要課税売上げに係る消費税額から控除できる課税仕入れに係る消費税額は 原則として 課税売上げに対応する課税仕入れに係る消費税額とされている ( 以下 課税売上げに係る消費税額からこの課税売上げに対応する課税仕入れに係る消費税額を控除して納付消費税額を算出する計算

内閣府令本文

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01_公募要領

平成18年度標準調査票

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を発注する際の調達仕様書等でホームページ制作業者に対して JIS X :2004 への対応を求めるなどして 制作段階においてもバリアフリー化を推進する必要がある ( イ ) 対応状況今回 当省が調査対象の 34 機関の企画 制作段階での JIS 6.1 への対応状況を調査したところ 企画

( ( 政策評価 経済 財政再生アクション プログラムとの関係 政策評価 アクシ経ョ済ン 財プ政ロ再グ生ラム 政策 施策 改革項目 第 K 一 P 階 I 層 ) 測定指標 第 K 二 P 階 I 層 ) 分野 : 定量的指標 定性的指標 KPI ( 第一階層 ) KPI ( 第二階層 ) 項目 中

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱


項目 事業所管部局による点検 改善評価 評価に関する説明 事業の目的は国民や社会のニーズを的確に反映しているか 本施策は 男女共同参画社会基本法に掲げる男女共同参画社会の形成の促進という目標に向け 第 次男女共同参画基本計画により実施が求められている事業であり かつ 成長戦略の中核に女性活躍が位置付

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書

目的状 況予算の 資金の流使れ途 支出先の選定は妥当か 競争性が確保されているか 単位あたりコストの削減に努めているか その水準は妥当か 受益者との負担関係は妥当であるか 事業所管部局による点検 評価項目評価に関する説明 広く国民のニーズがあり 優先度が高い事業であるか 救急医療は 国民が安心して暮

4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

1 検査の背景 国立大学附属病院は 平成 16 年の国立大学の法人化以降 収支の企業的管理が必要 となり 個々の国立大学附属病院がその経営について独自に責任を負うこととなった そして 医療制度改革等では 国立大学附属病院を含めた病院の役割分担による医 療提供体制の再構築が求められている さらに 医療

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8. 協力体制 事業を実施するに当たって, どのような協力体制で臨む予定なのか記載ください 市教委, 市学校支援地域本部,NPO 法人 に事業参画を得る予定であり, 参画者の意見を踏まえて実施する体制を整えることが可能である 事業実施にあたっては, 事業運営委員会を設置し, 構成員は次のような方の参

目 次 1 多様な有為の人材の確保の推進 人材確保策の検討 充実 人材局 1 2 時代の要請に応じた公務員の育成 人材局 研修所 2 3 勤務条件 勤務環境の整備等 1 社会経済情勢に適応した適正な給与の実現 給与局 3 2 定年の引上げの実現に向けた人事管理諸制度の見直し 給与局 3 3 職業生活

工事費構成内訳書の提出について ~ 法定福利費の明示が必要になります ~ 平成 29 年 12 月 6 日 中日本高速道路株式会社

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消防災第 71 号 平成 22 年 2 月 24 日 各都道府県消防防災主管部長殿 総務省消防庁国民保護 防災部防災課長 ( 公印省略 ) 公務員の消防団への入団促進について ( 通知 ) 消防団員は 普段はそれぞれに他の職業をもつ地域住民により構成され 非常災害が発生した際に 自らの地域は自らで守

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国費投入の必要性 事業の効率性 事業の有効性 関連事業 事業所管部局による点検 改善 項目 評価 評価に関する説明 事業の目的は国民や社会のニーズを的確に反映しているか 被災者の資力やニーズを踏まえた効率的 効果的な住まいの確保策に関する調査等を行っている 地方自治体 民間等に委ねることができない事

厚生労働省

平成 26 年度経済産業省委託事業 高圧ガス取扱施設における リスクアセスメント手法及び保安教育プログラム調査研究 講師データベースの構築 平成 27 年 3 月 高圧ガス保安協会

事業番号 0296 平成 23 年行政事業レビューシート ( 厚生労働省 ) 事業名 BSE 対策など食肉の安全確保対策推進事業 担当部局庁 医薬食品局食品安全部 作成責任者 事業開始 終了 ( 予定 ) 年度平成 14 年度担当課室監視安全課滝本浩司 会計区分一般会計施策名 - 根拠法令 ( 具体

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

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●アレルギー疾患対策基本法案

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

Microsoft Word - H29市町村職員の勤務条件等の状況

事業目的 事業概要 事業管理体制等を記載した事業申請書を提出する 2 担当部局は 在外公館等と共に 提出された事業申請書により申請内容の妥当性 を審査するなどして承認の可否を決定する 3 承認された N 連事業については貴省本省又は在外公館等が NGO と贈与契約を締 結して 本省契約については貴省


契約の適正な執行に関する行政評価・監視 要旨

目次 再就職等規制のポイント 1 あっせん規制 2 求職活動規制 4 働きかけ規制 6 罰則 9 再就職等規制違反情報の受付 9 再就職等規制は 特別職である特定独立行政法人の役員にも適用されますので 職員 職員 OB と記載されている箇所は それぞれ 役員 役員 OB と読み替えて下さい 以下に該

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適宜の処置を要求し及び是正改善の処置を求めたものの全文 内閣官房及び内閣府本府における物品の管理等について ( 平成 28 年 10 月 27 日付け内閣総理大臣宛て ) 標記について 会計検査院法第 34 条の規定により 下記のとおり是正の処置を要求し及び是正改善の処置を求める 記 1 物品の管理

均衡待遇・正社員化推進奨励金 支給申請の手引き

政策評価書3-3(4)

評価(案)「財務省行政情報化LANシステムの運用管理業務」

Transcription:

各府省等における職員の研修の実施状況等についての報告書 ( 要旨 ) 平成 2 9 年 1 月 会計検査院

1 検査の背景 国会 裁判所 内閣 内閣府 復興庁 総務省 法務省 外務省 財務省 文部科学省 厚生労働省 農林水産省 経済産業省 国土交通省 環境省 防衛省及び会計検査院 ( これらに設置されている外局を含む 以下 これらを合わせて 各府省等 という ) の一般職及び特別職の国家公務員に対する研修については 実施に係る根拠法令等の違いがあるものの 職員の能力及び資質を向上させるためには いずれにおいても研修の実施は必要なものであり 執務を通じての研修 ( 以下 OJT という ) に加えて 執務を離れての研修 ( 以下 Off-JT という ) の役割がより重要になってきている そして 研修 特にOff-JTの実施には 研修講師等に対する謝金や旅費 研修施設の維持管理費のほか 研修業務に従事している職員の人件費等の経費を要している このため 各府省等においては 研修を効果的 効率的に実施することが重要となる また 内閣人事局及び人事院においては それぞれの所掌事務に係る研修を自ら実施するほか 政府全体を通じて体系的で効果的な研修が実施されるよう 一般職の国家公務員に対する研修についての計画の樹立及び実施に関する総合的企画及び調整 監視等を行うこととされている そして 基本方針によれば 内閣人事局及び関係各庁は 相互に連携 協力することにより 政府全体を通じて体系的で効果的な研修が実施されるよう努めることとされている 一方 特別職の国家公務員に対する研修については それぞれの根拠法令に基づき それぞれの職務の特性に応じて実施されており 研修に関する国家公務員法の規定が適用されないため 研修についての計画の樹立及び実施に関しては内閣人事局及び人事院による総合的企画及び調整 監視等の対象外となっている 17 府省等における一般職及び特別職の国家公務員に対する研修の実施状況等について 合規性 経済性 効率性 有効性等の観点から 各府省等は 研修計画を策定して研修の機会を確保しているか 研修に要する経費を十分に把握し 経済性等を考慮して適切に研修を実施しているか 各府省等間で研修内容に関する情報を交換するなど連携 協力が図られているか 適時適切に効果測定や研修内容に関する評価を実施するなどして研修の効果を把握し 研修内容等の改善を行っているか 研修施設を適切かつ有効に活用して研修を実施しているか 各府省等間で研修施設の年間使用計画等に関する情報を - 1 -

共有するなど連携 協力が図られているか 内閣人事局は 関係各庁が一般職の国家公務員を対象に実施する研修について 計画の樹立及び実施に関する総合的企画及び調整を適時適切に行っているか 人事院は 関係各庁が一般職の国家公務員を対象に実施する研修について 計画の樹立及び実施に関する監視等を適時適切に行っているかなどに着眼して検査を実施した 2 検査の状況 (1) 各府省等における研修計画の策定状況等研修計画の内容については 国家公務員法等に統一的な定めや運用上のルールは規定されていない このため 各府省等における個々の研修計画をみると 研修を実施する前に策定される研修要綱等や研修を委託する際に作成される仕様書も研修計画と位置付けている場合がある また 特別職の国家公務員に対する研修に係る研修計画についても 統一的な定めや運用上のルールは規定されていない 27 年度における各府省等の研修計画は一般職の国家公務員を対象としたものとして473 研修計画 特別職の国家公務員を対象としたものとして146 研修計画 計 619 研修計画が策定されていた 上記 619 研修計画の記載項目のうち 研修時期 に具体的な時期を明示していないものが一般職の国家公務員に対する65 研修計画 特別職の国家公務員に対する29 研修計画 対象者 を明示していないものが一般職の国家公務員に対する62 研修計画 特別職の国家公務員に対する23 研修計画となっていた (2) 各府省等における研修の実施に要した経費 研修の実施状況等各府省等における研修の実施に要した経費は公表されておらず 会計検査院が研修講師や受講者の旅費 教材費 印刷製本費 研修会場の借料 留学費用 研修講師への謝金 研修施設の維持管理費等に要した経費について調書を基に集計し整理したところ 27 年度の各府省等における研修施設の維持管理費は119 億 9247 万余円 それ以外の経費は87 億 5044 万余円 計 207 億 4291 万余円となっており 研修施設の維持管理費が最も多く 次いで 旅費 43 億 9772 万余円 庁費 33 億 2820 万余円等となっていた また 研修の実施には これ以外にも 研修業務に従事する職員に係る人件費相当額や受講者の研修時間に係る機会費用が生じている 一般職及び特別職の国家公務員について OJTを府省等全体で計画的に実施する - 2 -

体制になっているかについてみると 公正取引委員会 国税庁及び特許庁は それぞれの人材育成制度に基づき 新規採用者の育成の目標を設定した上で継続的に指導を実施したり OJTによる部下職員の指導 育成を育成指導者の業績目標に設定させ育成指導者の上司に指導状況を評価させたりするなど 新規採用者に対するOJTを組織的 計画的に実施する体制が整備されていた 一方 上記 3 庁等以外の府省等においてはOJTを府省等全体で計画的に実施する取組は行われていなかった 各府省等におけるOff-JTの実施状況は 27 年度では 一般職の国家公務員に対する研修は 18,435 研修 受講者数 761,892 人 特別職の国家公務員に対する研修は 817 研修 受講者数 17,526 人となっていた 26 年 5 月の国家公務員法の改正により 関係各庁は 所属職員に対する研修だけでなく 他の行政機関の職員を対象とする研修の実施に努めることとされ 基本方針においても 政府全体を通じて体系的で効果的な研修が実施されるよう努めることとされている 25 年度から27 年度までの間に各府省等が実施する自府省研修のうち 実際に他府省等の職員が受講している研修数をみると 一般職の国家公務員に対する研修の研修数は 25 年度の152 研修から27 年度の173 研修となっていた そして 他府省等の職員の受講者数は 25 年度の797 人から27 年度の994 人となっていた 一方 特別職の国家公務員に対する研修の研修数は 25 年度の4 研修から27 年度の6 研修 受講者数は25 年度の50 人から27 年度の42 人となっていた また 派遣研修における償還義務者の債権の管理状況についてみると 27 年度末時点では 償還中の者が16 人 償還残額が41,633, 893 円となっていた 27 年度の各府省等における委託研修は 一般職の国家公務員に対する研修 1,220 研修 委託研修に要した経費計 9 億 0866 万余円 特別職の国家公務員に対する研修 361 研修 委託研修に要した経費計 1 億 6481 万余円となっていた そして 委託した主な理由をみると 委託研修として継続して実施してきたためとしているものが 一般職の国家公務員に対する研修において260 研修 ( 委託研修に要した経費計 8311 万余円 1,220 研修の21.3%) 特別職の国家公務員に対する研修において95 研修 ( 委託研修に要した経費計 1071 万余円 361 研修の26.3%) 等となっていた 25 年度から27 年度までの間に実施されたeラーニング研修の実施状況をみると 25 年度は68 研修 受講者数 66,584 人 26 年度は80 研修 受講者数 77,051 人 27 年度は79-3 -

研修 受講者数 116,532 人となっていて 受講者数は年々増加傾向にある 特に 26 年度から27 年度にかけて大幅に増加した主な理由は 内閣人事局で実施している人事評価 ( 評価者向け ) の研修対象者が本府省課室長相当職以上の職員から全評価者に拡大されたことによるものである さらに eラーニング研修の実施状況をみると 自府省研修におけるeラーニング研修の推移は ほぼ横ばいの状況となっている また 27 年度におけるeラーニング研修の1 研修当たりの平均受講者数は 民間企業等のeラーニングシステムを利用しているものが1,337 人 自府省等においてeラーニングシステムを開発 改良等して構築しているものが1,035 人 研修教材を府省等内ホームページ等に掲載して職員の自席等で研修を受講するものが429 人となっていて eラーニング研修以外の他の研修に係る 1 研修当たりの平均受講者数 33 人と比べて多くなっている (3) 各府省等の研修に係る評価 改善の状況等各府省等が27 年度に実施した20 時間以上の研修の効果測定の実施状況をみると 3, 081 研修のうち2,696 研修 (3,081 研修の87.5%) が効果測定を実施していた Off- JTの実施形態別に効果測定の実施状況をみると 自ら実施する研修 (2,507 研修 ) では 効果測定を実施しているものが2,171 研修 (2,507 研修の86.5%) となっていた また 各府省等の職員が他府省等で実施している20 時間以上の研修に参加した場合 研修実施部局において効果測定を実施している延べ研修数は 1,198 研修となっているが 各府省等において 他府省等の研修実施部局等から効果測定の結果に関する報告を受けていないとしているものは590 研修 (1,198 研修の49.2%) となっていて 各府省等は 当該研修に所属職員を受講させているものの 当該研修において実施された効果測定の結果を把握しておらず その研修の効果を十分に把握していない状況となっていた そして 他府省等で実施している研修に参加している場合 各府省等における効果測定の結果の把握については 各府省等間の相互の連携 協力が十分に行われていない状況となっていた 各府省等が27 年度に実施したOff-JTのうち20 時間以上の研修の研修内容に関する評価の実施状況をみると 3,081 研修のうち2,816 研修 (3,081 研修の91.3%) では 研修内容に関する評価を実施していて 265 研修 ( 同 8.6%) では 研修内容に関する評価を実施していなかった また 受講者等からアンケート等により聴取した研修内容に関する評価を取りまと - 4 -

めた報告書が研修内容の改善につなげることができるものとなっていない状況が一部の府省等で見受けられた 各府省等が27 年度に実施したOff-JTのうち20 時間以上の一般職の国家公務員に対する2,694 研修に係る研修記録の作成等の状況をみると 研修実施部局で研修記録の記載項目が一覧できる様式となっているものが2,174 研修 (2,694 研修の80.6%) となっていた また これらに係る各記載項目ごとの記載状況をみると 研修に要した経費 及び 研修の計画に当たって特に配慮した事項 研修結果に対する所見等 の2 項目が記載されているものは それぞれ651 研修 (2,174 研修の29.9%) 及び1,023 研修 ( 同 47.0%) となっていた また 同様に特別職の国家公務員に対する387 研修においては 研修実施部局で研修記録の記載項目が一覧できる様式となっているものが278 研修 (387 研修の71.8%) となっていた そして これらに係る各記載項目ごとの記載状況をみると 一般職の国家公務員に対する研修と比べて各項目とも低い傾向となっていた 関係各庁は 研修効果を把握し 研修内容の改善に努めることとされているが 各府省等においては 効果測定を実施していなかったり 所属職員を他府省等の研修に参加させる場合においてその効果測定の結果に係る報告を受けていなかったり 研修内容に関する評価を実施していなかったりしていて 研修計画の見直しなどの改善につなげるための体制が整っていない状況が一部の府省等で見受けられた (4) 研修施設の保有状況等各府省等の研修施設の保有状況をみると 27 年度末現在で 136 研修施設を保有していた また 136 研修施設のうち90 研修施設に宿泊施設がある合宿研修施設となっていた 27 年度における136 研修施設の教室等稼働率及び90 研修施設の宿泊施設稼働率をみると 30 研修施設の教室等で また 58 研修施設の宿泊施設で それぞれ50% を下回っている状況であった 研修施設を保有していない他府省等や関連団体等 ( 以下 これらを合わせて 他機関等 という ) への使用承認又は使用許可 ( 以下 使用承認等 という ) の状況をみると 27 年度では 136 研修施設のうち14 研修施設では使用承認等の実績があったものの 122 研修施設では実績がなかった そして 他機関等に対する研修施設の教室等及び宿泊施設の使用承認等に関する周 - 5 -

知の状況をみると 一部の研修施設について 貸出要綱等をメールで周知したり 過去に使用承認等の実績がある他機関等に対して電話で周知したりしているものが見受けられたが ほとんどの研修施設では周知を行っていなかった このように 研修施設の宿泊施設の使用承認等については セキュリティ等の面から施設の使用承認等を行う体制になっていないなどの課題を解消する必要がある 一方で 研修施設の教室等の使用承認等については 内部規程等を整備しているものの 他機関等への使用承認等に関する各府省等間における相互の連携が十分に図られておらず 各府省等が保有する研修施設の年間使用計画等の情報を各府省等間で共有できていない状況となっていた (5) 内閣人事局による総合的企画及び調整並びに人事院による監視等の状況内閣人事局は 研修の計画の樹立及び実施に関する総合的企画及び関係各庁に対する調整として 基本方針を策定するほか 研修計画の作成状況 研修の実施状況の記録 報告の状況 国家公務員研修概況 の活用状況等に関するアンケート調査等を踏まえて 研修実施状況調査の報告項目等を内容とする基本方針の運用を策定した Off-JTについて 内閣人事局及び関係各庁は 相互に連携 協力することにより 政府全体を通じて体系的で効果的な研修が実施されるよう努めることとされている そして 内閣人事局は 毎年 関係各庁の研修担当官を集めて 研修担当官会議 を実施している 人事院は 研修実施状況調査における関係各庁からの報告を取りまとめる過程で 疑問点や矛盾点があれば関係各庁に質問して確認することが監視の前提となる調査に当たるとしている そして 23 年度以降 報告内容の確認作業以外の調査を行った実績はなく 報告を受けた研修の実施状況等の内容について 国家公務員法 人事院規則等に違反する事態や特段の問題はなかったとしている そして 研修計画等で対象者の範囲が明確になっていない事態 他府省等の職員も対象としている自府省研修について他府省等への研修実施の周知が十分でないなどの事態 研修施設の年間使用計画等の情報を関係各庁間で共有できていない事態等が見受けられた 内閣人事局は これらの事態の解消に資するような 関係各庁間の相互の連携 協力を図るための調整 研修を行うに当たり関係各庁間で研修施設の情報の共有に関する調整等は行っていないとしており また 人事院は 研修計画等で対象者の範囲が - 6 -

明確になっていない事態は 報告内容には含まれていなかったため 把握していなか ったとしている 3 所見 以上の検査の状況を踏まえて 研修についての計画の樹立及び実施に関して内閣人事局による総合的企画及び調整並びに人事院による監視等の対象とされている一般職の国家公務員に対する研修において 研修を効果的 効率的に実施する際に研修計画等で対象者の範囲が明確になっていない事態 他府省等の職員も対象としている自府省研修について 他府省等への研修実施の周知が十分でないなどの事態 研修施設の年間使用計画等の情報を関係各庁間で共有できていない事態等が見受けられ 特別職の国家公務員に対する研修においても 研修を効果的 効率的に実施する際に同様の事態等が見受けられた したがって 各府省等 内閣人事局及び人事院において 次の点に留意して 研修の実施等を行うことが必要である ア 各府省等は 一般職の国家公務員に対して研修を実施する際には基本方針に沿った 研修の実施に十分留意するとともに 特別職の国家公務員に対する研修を含め研修を実施する際には ( ア ) 研修計画の策定に当たり 研修の時期や対象者を可能な限り明示して必要かつ適切な職員の研修の機会がより確保されるよう留意すること ( イ ) Off-JTの実施に当たり 研修に要する経費を十分に把握して 特に委託研修及びeラーニング研修の実施に当たり 研修の効果に照らして 経済性等を考慮するなどして 効果的 効率的な研修の実施に努めること また 他府省等の職員も研修の対象としたり 他府省等の職員も対象としている研修において他府省等への情報提供を十分に行ったりなどして 他府省等の職員をより研修に参加させるなど相互に連携 協力を図ること ( ウ ) 研修内容に関する評価を適切に行ったり 研修の記録を適切に記録したりなどして これらを研修の見直しなどに適切に反映すること また 各府省等の職員が他府省等の研修に参加している場合においても 各府省等間の相互の連携 協力を図るなどして 研修の効果測定の結果を適切に把握すること - 7 -

( エ ) 研修施設の有効活用を図るため 可能な範囲で他機関等への施設の使用承認等を 考慮して 各府省等間において連携 融通を図ること イ 内閣人事局は 基本方針の下 関係各庁が実施する研修について ( ア ) 関係各庁が 研修を効果的 効率的に実施することができるよう 必要に応じて収集した情報を関係各庁に周知すること ( イ ) 関係各庁における効果的な研修の実施に資するため 必要に応じて研修施設についての情報を関係各庁間で共有できるよう 働きかけを行うこと ウ 人事院は 関係各庁の研修の実態を把握して 現在まで培ってきた専門的知見を基 に内閣人事局と連携して関係各庁の研修の計画策定及び実施に関し 必要に応じて監 視の前提となる調査の充実を図ること 会計検査院としては 今後とも各府省等における職員の研修の実施状況等について引 き続き注視していくこととする - 8 -

参考 図表 1 研修の実施に要した経費 ( 平成 27 年度 ) 区分 研修施設の維持管理費を除く (A) 旅費 (B) 庁費 (C) 諸謝金 (D) その他 (E) ( 単位 : 千円 ) 研修施設の維持管理費 (F) 計 (G=A+F) 一般職 (A/G) (B/G) (C/G) (D/G) (E/G) (F/G) 7,608,448 3,825,708 2,968,563 670,960 143,215 5,983,273 13,591,722 ( 構成比 ) (55.9%) (28.1%) (21.8%) (4.9%) (1.0%) (44.0%) (100%) 特別職 1,141,996 572,015 359,645 210,335-6,009,201 7,151,197 ( 構成比 ) (15.9%) (7.9%) (5.0%) (2.9%) (-) (84.0%) (100%) 計 8,750,445 4,397,724 3,328,209 881,296 143,215 11,992,474 20,742,919 ( 構成比 ) (42.1%) (21.2%) (16.0%) (4.2%) (0.6%) (57.8%) (100%) 注 (1) 旅費には 職員旅費のほか 留学旅費及び講師旅費が含まれている 注 (2) 庁費は 備品費 消耗品費 印刷製本費 会場借料 雑役務費等のうち 研修に要した経費を集計し たものである 注 (3) その他は 旅費 庁費及び諸謝金以外の経費を集計したものである 注 (4) 研修とそれ以外の業務における経費を合理的な方法により案分できないものも含まれている 参考 図表 2 Off-JT の研修数及び受講者数 ( 平成 25 年度 ~27 年度 ) 区分 ( 単位 : 研修 人 ) 平成 25 年度 26 年度 27 年度 研修数受講者数研修数受講者数研修数受講者数 一般職 14,798 541,662 18,950 688,555 18,435 761,892 特別職 811 15,030 876 15,008 817 17,526 計 15,609 556,692 19,826 703,563 19,252 779,418 参考 図表 3 研修内容に関する評価の実施状況 ( 平成 27 年度 20 時間以上の研修 ) ( 単位 : 研修 ) 研修内容に関する評価の実施状況 区分 研修数 (A) 受講者に対してアンケートを実施 (C) 受講者に対してヒアリングを実施 (D) 実施している (B) 実施方法 研修講師に対してアンケートを実施 (E) 受講者の上司等に対してアンケートを実施 (F) その他 (G) 実施していない (H) (B/A) (C/B) (D/B) (E/B) (F/B) (G/B) (H/A) 一般職 2,694 2,461 2,030 348 132 96 303 233 ( 構成比 ) (100%) (91.3%) (82.4%) (14.1%) (5.3%) (3.9%) (12.3%) (8.6%) 特別職 387 355 242 53 38 15 72 32 ( 構成比 ) (100%) (91.7%) (68.1%) (14.9%) (10.7%) (4.2%) (20.2%) (8.2%) 計 3,081 2,816 2,272 401 170 111 375 265 ( 構成比 ) (100%) (91.3%) (80.6%) (14.2%) (6.0%) (3.9%) (13.3%) (8.6%) ( 注 ) 研修内容に関する評価の実施方法として複数の方法を採った場合には それぞれの件数を計上している - 9 -

参考 図表 4 地域別の研修施設の設置状況 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 研修施設 ) 地域別 区分 全国 (A) 北海道 (B) 東北地方 (C) 関東地方 (D) うち東京都 (E) うち東京都以外 (F) 中部地方 (G) 近畿地方 (H) 中国地方 (I) 四国地方 (J) 九州地方 (K) (B/A) (C/A) (D/A) (E/A) (F/A) (G/A) (H/A) (I/A) (J/A) (K/A) 研修施設数 136 7 11 61 35 26 12 16 8 7 14 ( 構成比 ) (100%) (5.1%) (8.0%) (44.8%) (25.7%) (19.1%) (8.8%) (11.7%) (5.8%) (5.1%) (10.2%) うち合宿研修施設数 90 6 9 37 17 20 7 11 7 5 8 ( 構成比 ) (100%) (6.6%) (10.0%) (41.1%) (18.8%) (22.2%) (7.7%) (12.2%) (7.7%) (5.5%) (8.8%) 中部地方研修施設数 : 1 2 合宿研修施設数 : 7 北海道研修施設数 : 7 合宿研修施設数 : 6 近畿地方研修施設数 :1 6 合宿研修施設数 :1 1 東北地方研修施設数 : 1 1 合宿研修施設数 : 9 中国地方研修施設数 : 8 合宿研修施設数 : 7 四国地方研修施設数 :7 合宿研修施設数 :5 関東地方研修施設数 :6 1 合宿研修施設数 : 37 うち東京都研修施設数 :3 5 合宿研修施設数 : 17 うち東京都以外研修施設数 :2 6 合宿研修施設数 : 20 九州地方研修施設数 :1 4 合宿研修施設数 :8-10 -

参考 図表 5 研修施設の稼働状況 ( 教室等 )( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 研修施設 ) 区分 計 教室等稼働率 0% 以上 ~50% 未満 教室等稼働率 50% 以上 ~80% 未満 教室等稼働率 80% 以上 ~ 100% 研修施設数 136 30 54 52 ( 構成比 ) (100%) (22.0%) (39.7%) (38.2%) ( 注 ) 教室等稼働率については 平成 27 年度の研修実施可能日数 243 日に対する教室等稼働日数 (1 教室等以上が使用された日数 ) の割合を用いて算定している 参考 図表 6 研修施設の稼働状況 ( 宿泊施設 )( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 研修施設 ) 区分 計 宿泊施設稼働率 0% 以上 ~ 50% 未満 宿泊施設稼働率 50% 以上 ~80% 未満 宿泊施設稼働率 80% 以上 ~100% 合宿研修施設数 90 58 21 11 ( 構成比 ) (100%) 注 (2) (64.4%) (23.3%) (12.2%) 注 (1) 宿泊施設稼働率については 平成 27 年度年間宿泊可能人日数 ( 宿泊可能日数 187 日に宿泊施設定員数 を乗じたもの ) に対する年間宿泊人日数の割合で算定している 注 (2) 同一敷地内にある同一府省等内の他の研修施設の稼働率を一体として算定している合宿研修施設を含 む - 11 -