2016 年度 1 指定地球温暖化対策事業者の概要 (1) 指定地球温暖化対策事業者及び特定テナント等事業者の氏名 指定地球温暖化対策事業者又は特定テナント等事業者の別 地球温暖化対策計画書 氏名 ( 法人にあっては名称 ) 指定地球温暖化対策事業者 東京瓦斯株式会社 (2) 指定地球温暖化対策事業所の概要 事業所の名称 東京ガス千住事業所 事業所の所在地 業種等 事業の業種 事業所の種類 分類番号 産業分類名 主たる用途 事業の概要 敷地面積 建物の延べ面積 ( 熱供給事業所にあっては熱供給先面積 ) 用途別内訳 荒川区南千住三丁目 13 番 1 号及び荒川区南千住三丁目 28 番 1 号 事務所 情報通信 放送局 商 宿 教 医 文 物 F34 業 泊 育 療 化 流 駐車場 工場その他上記以外 F_ 電気 _ ガス _ 熱供給 _ 水道業 前年度末 ガス業事務所 56,367.73 基準年度 前年度末 56,367.73 m2 基準年度 56,722.34 m2 当該ビル所有者である東京ガス都市開発 と 定期建物賃貸借契約 を締結し 弊社千住事業所として使用 テクノステーション千住第一ビル (B 館 ) 及び千住第二ビル (A 館 ) 鉄骨鉄筋コンクリート造地上 7 階耐久試験棟及び 館地上 3 階 真先地区防災 供給部千住基地地上 3 階ほか m2 ガス業 56,722.34 98,526.61 m2 m2 平成 28 年 4 月版
(3) 担当部署 (4) 地球温暖化対策計画書の公表方法 (5) 指定年度等年月日 2 地球温暖化の対策の推進に関する基本方針 3 地球温暖化の対策の推進体制電話番号等ホームページで公表閲覧場所 : アドレス : 2009 冊子その他事業所の使用開始年月日 1990 6 1 東京都荒川区南千住 3 丁目 13 番 1 号 8:45~17:30( 土日 祝日 年末年始は除く ) 閲覧可能時間 : 冊子名 : 所在地 : 窓口で閲覧指定地球温暖化対策事業所年度東京ガスファシリティサービス ( 株 ) 特定地球温暖化対策事業所年度入手方法 : 理念 東京ガスグループは かけがえのない自然を大切に資源 エネルギーの環境に調和した利用により地域と地球の環境保全を積極的に推進し社会の持続的発展に貢献する 方針 1. お客さまのエネルギー利用における環境負荷の低減 2. 当社の事業活動における総合的な環境負荷の低減 3. 地域や国際社会との環境パートナーシップの強化 4. 環境関連技術の研究と開発の推進公表方法計画の担当部署東京ガスファシリティサービス ( 株 ) 設備管理部千住管理センター 03-3802-5747 公表の担当部署名称アドレス : 名称東京ガスファシリティサービス ( 株 ) 設備管理部千住管理センター 03-3802-5747 電話番号等不動産計画部統括管理者技術管理者東京ガス都市開発株式会社東京ガスファシリティサービス 設備管理部千住管理センター千住省エネ推進委員会千住事業所連絡会ソリューション技術部ソリューション技術企画 産業エネルギー事業部産業技術 燃料電池事業推進部燃料電池開発 リビング営業部商品開発 お客様保安部品質高度化 設備エンジニアリング事業部首都圏東 H E A T S メンテ 導管企画部東部計画推進室お客様サービス部料金管理 中央東部地域計画部東部導管 N 東部設備保安 東部都市エネルギー事業部中央産業エネルギー部首都圏東設備技術部東部ガスライト 2 4 防災供給部千住基地東部 H P メンテ 設備エンジニアリング事業部技術検証 不動産計画部統括管理者技術管理者東京ガス都市開発株式会社東京ガスファシリティサービス 設備管理部千住管理センター千住省エネ推進委員会千住事業所連絡会ソリューション技術部ソリューション技術企画 産業エネルギー事業部産業技術 燃料電池事業推進部燃料電池開発 リビング営業部商品開発 お客様保安部品質高度化 設備エンジニアリング事業部首都圏東 H E A T S メンテ 導管企画部東部計画推進室お客様サービス部料金管理 中央東部地域計画部東部導管 N 東部設備保安 東部都市エネルギー事業部中央産業エネルギー部首都圏東設備技術部東部ガスライト 2 4 防災供給部千住基地東部 H P メンテ 設備エンジニアリング事業部技術検証
4 温室効果ガス排出量の削減目標 ( 自動車に係るものを除く ) (1) 現在の削減計画期間の削減目標計画 2015 年度から 2019 年度まで期間 削減目標 削減義務の概要 特 定 温 室 効 果 ガ ス 特定温室効果ガス以外の温室効果ガス 基準排出量 排出上限量 ( 削減義務期間合計 ) (2) 次の削減計画期間以降の削減目標計画 2020 年度から 2024 期間 分散型エネルギーである天然ガスコージェネレーションシステム (S) と再生可能エネルギー供給設備である太陽光発電設備 (PV) 太陽熱集熱装置を組み合わせることにより 発生する熱や電気を複数の建物に供給し 供給機器の制御によりエネルギー需給の最適化を行うことにより 総量削減義務以上の削減を目指す 当事業所から排出される特定温室効果ガス以外のガス ( その他ガス ) は 水道 ( 上水並びに工水 ) の使用及び下水道への排水に伴う二酸化炭素の排出が主体となっている したがって節水を行うことで その他ガスを削減する これまで小便器のプレ洗浄の停止 洗面器水栓の自動水栓化は実施済みである 今後は計量用の通過メーターを必要箇所に設置し 計画期間中の上水使用量を把握して削減する 12,530 52,000 年度まで t( 二酸化炭素換算 )/ 年 t( 二酸化炭素換算 ) 削減義務率の区分 平均削減義務率 Ⅰ-1 削減目標 特 定 温 室 効 果 ガ ス 特定温室効果ガス以外の温室効果ガス 経年劣化による設備等の更新を行う場合は高効率機器や省エネ機器を採用することにより引き続き削減する 引き続き節水を行うことで その他ガスを削減した状態を維持する 5 温室効果ガス排出量 ( 自動車に係るものを除く ) (1) 温室効果ガス排出量の推移単位 :t( 二酸化炭素換算 ) 特定温室効果ガス ( エネルギー起源 O 2 ) 非エネルギー起源 二酸化炭素 (O 2 ) メ タ ン ( H 4 ) 一酸化二窒素 ( N 2 O ) そハイト ロフルオロカーホ ンの ( HF ) 他ハ ーフルオロカーホ ンガ ( PF ) ス六ふっ化いおう ( SF 6 ) 三ふっ化窒素 ( NF 3 ) 上水 下水 2015 年度 7,913 90 2016 年度 2017 年度 2018 年度 2019 年度 合 計 8,003 (2) 建物の延べ面積当たりの特定温室効果ガス年度排出量の状況単位 :kg( 二酸化炭素換算 )/ m2 年 2015 年度 2016 年度 2017 年度 2018 年度 2019 年度 延べ面積当たり特定温室効果ガス年度排出量 140.4
6 総量削減義務に係る状況 ( 特定地球温暖化対策事業所に該当する場合のみ記載 ) (1) 基準排出量の算定方法過去の実績排出量の基準年度 :( 2005 年度 2006 年度 2007 年度平均値排出標準原単位を用いる方法 その他 算定方法 :( ) ) (2) 基準排出量の変更 前削減計画期間 2015 年度 2016 年度 2017 年度 2018 年度 2019 年度 変更年度 (3) 削減義務率の区分 削減義務率の区分 Ⅰ-1 (4) 削減義務期間 年度から 年度まで (5) 優良特定地球温暖化対策事業所の認定 2015 年度 2016 年度特に優れた事業所への認定極めて優れた事業所への認定 (6) 年度ごとの状況単位 :t( 二酸化炭素換算 ) 決定及び予定の量 基準排出量 (A) 削減義務率 (B) 排出上限量 (=ΣA-D) 削減義務量 (D = Σ (A B)) 2017 年度 2015 年度 2016 年度 2017 年度 2018 年度 12,530 12,530 12,530 2018 年度 2019 年度 12,530 2019 年度 12,530 削減義務期間合計 62,650 52,000 10,650 実績 特定温室効果ガス排出量 (E) 7,913 排出削減量 (F=A - E) 4,617 7,913 4,617 (7) 前年度と比較したときの特定温室効果ガスの排出量に係る増減要因の分析 増減要因 具体的な増減要因 削減対策床面積の増減用途変更 設備の増減その他 1. 共用部 ( 廊下 階段 便所 機械室 電気室 ) の照明器具 HF 化 2. 電力販売量の増減 3. コジェネ発電機の稼動時間 4. 不必要照明 OFF 強化 不使用パソコン電源 OFF 等の節電対策の継続
7 温室効果ガス排出量の削減等の措置の計画及び実施状況 ( 自動車に係るものを除く ) 対策の区分対策区分対策の名称実施時期 No 区分名称番号 備考 特定温室効果ガス排出量の削減の計画及び実施の状況 1 160200 16_ 建物の省エネルギー 共用部 ( 廊下 階段 便所 機械室 電気室 ) の照明器具 HF 化 2010 年度より実施 2 120300 12_ 運転管理及び効率管理電力販売量の増減 2010 年度より実施 3 130300 13_ 換気設備の運転管理コジェネ発電機の稼動時間 2010 年度 4 150200 15_ 照明設備の運用管理 5 310400 31_ エネルギー使用量の管理 不必要照明 OFF 強化 不使用パソコン電源 OFF 等の節電対策の継続 電力 給水 ガス 空調計測の細分化 2011 年度より実施 2009 年度より実施 6 160200 16_ 建物の省エネルギー実施済み対策の運用維持 2009 年度より実施 7 8 9 10 11 12 13 14 15 二次冷温水ポンプの INV 化及び流量制御 一次冷温水ポンプの変流量制御化 コージェネレーションシステム更新 熱源機更新 太陽熱集熱パネル設備新設 太陽光発電設備新設 昼休みにおける不必要照明の消灯並びに不必要パソコンの電源 OF F の励行他
7 温室効果ガス排出量の削減等の措置の計画及び実施状況 ( 自動車に係るものを除く ) 対策の区分対策区分対策の名称実施時期 No 区分名称番号 16 備考 17 18 19 20 21 22 23 その他ガス排出量の削減の計画及び実施の状況 ( その他ガス削減量を特定温室効果ガスの削減義務に充当する場合のみ記載 ) 51 52 53 排出量取引の計画及び実施の状況 61 62 63
8 事業者として実施した対策の内容及び対策実施状況に関する自己評価 ( 自動車に係るものを除く ) 1. 温暖化対策ガイドライン低炭素社会の実現に向けて当社では温暖化対策ガイドラインを定め 環境への取組みを進めています 2011 年の エネルギーと未来のために東京ガスグループがめざすこと ~ チャレンジ 2020 ビジョン ~ の公表を機に 温暖化対策ガイドラインの見直しを行いました (1) 事業活動における温暖化対策当社の温暖化対策ガイドラインにおいて 当社の事業所を含む事業所ビルの合計で 2020 年度にエネルギー使用量を 910TJ とすることを目標に定め ( 数値は都内 都外の合計値 対 2005 年度比で 13 % 削減に相当 ) 設備 運用の両面で継続的に対策を実施しています これまで 高効率コージェネレーションシステム 三重効用吸収式冷温水機 高効率 HP 等の高効率の熱源機 空調設備や太陽光発電の導入 高効率 HF 型蛍光灯 LED 照明等の省電力機器の導入といった設備 ( ハード ) 面での対策 及び ISO14001 も活用した適正温度設定 昼休みの消灯の徹底 省エネパトロールの実施等の運用強化 ( ソフト面 ) 等を実施しています また 節電対策として グループホームページに対策 事例の紹介や実績を掲載するなど社員の省エネ 節電意識啓発を図っています 特に大規模事業所を中心に詳細な電力使用実績グラフを館内に掲示するなど見える化を強化しています (2) お客さま先における温暖化対策当社グループが販売した都市ガスにより 2015 年度はお客さま先で日本全体の約 2%(2,896 万 t-o2) の O2 が排出されています 当社では お客さま先での O2 排出抑制を重要課題と考え 他燃料から環境に優しい天然ガスへの燃料転換の促進 機器効率の向上 コージェネレーション等の高効率機器 システムの開発 普及に取り組んでいます 温暖化対策ガイドラインでは 2011 年度を基準年としてお客さま先の O2 排出を 2020 年度に 800 万 t 抑制することを目指します (3) 再生可能エネルギーの普及推進再生可能エネルギーを最大限導入できるよう 再生可能エネルギーを利用した商品 サービスの提供 再生可能エネルギー供給 ( 発電事業含む ) エネルギーの面的 ネットワーク的な利用推進等の取り組みを通じ 低炭素社会実現に貢献しています 2. スマート化への取組みエネルギーにも環境にも安心できる未来を目指し 地域のスマート化としては高効率コージェネ 燃料電池等の分散型エネルギーシステムに太陽光 太陽熱等の再生可能エネルギーや廃熱等未利用エネルギーを組み合わせ 電気と熱を最適に制御し 効率的に活用するネットワークである スマートエネルギーネットワーク ( スマエネ ) の実現に取り組んでいます 2016 年度は豊洲埠頭地区でのスマエネ構築に向けてスマートエネルギーセンターを 5 月に竣工したほか 横浜 綱島東地区でのスマートタウン構想に参画し 12 月より順次エネルギー供給を開始する予定 また 毎日の暮らしやオフィスでのスマート化としては簡易 BEMS や HEMS の開発実証に取り組んでいます 3. エネルギーと上手に付き合えるエコな暮らし (1) 暮らしの中での身近なエコ活動を提案消費者のみなさまにも地球環境問題をもっと身近な視点で捉えていただくために エネルギー利用を通してできることを さまざまな機会や情報提供により提案しています 地域の環境イベントへの参画や 暮らしのなかでエネルギーの使い方のコツをお知らせする ウルトラ省エネブック の配布 また エネルギーや環境について子どもたちが五感を通じて楽しく学ぶことができる がすてなーにガスの科学館 の展示やプログラムを通じて エコ活動を行動する機会へつなげていきます (2) 環境に配慮したエコ クッキング推進環境問題をもっと身近な題材で体験的に楽しく考えていただくために 1995 年よりエコ クッキングを推進し 買い物から料理 片づけにいたるまで一連の流れの中で環境に配慮した食生活を提案しています 4. 持続可能な社会の実現に向けた支援活動 (1) 学校教育支援活動未来を担う子供たちに環境 エネルギーの大切さを伝えたい という考えのもと学校教育支援活動に取り組んでいます 小中学校の先生方を対象とした 研修会 では 都市ガスをはじめとするエネルギー全般と環境問題とのかかわりについて 先生ご自身の学習プランに活用できる情報を施設見学やグループワークを通じて提供しています 2015 年度は 57 回開催し 1,122 名の先生方に参加いただきました また 2002 年から行っている 東京ガス社員による出張授業は 2016 年 3 月末時点で実施クラス数 34,939 クラス 受講児童生徒数累計 1,051,848 名となりました さらに エネルギーや環境について大人も子どもも楽しく学べる学習サイトをはじめとした各種教材を用意し 子どもたちの主体的な学びにご活用いただいています (2) 楽しみながら学べる企業館ガスやエネルギー 環境について楽しく学び 正しい知識を身につけていただくことを目的とし ガスの科学館 ガスミュージアム の 2 企業館を運営しています 社会科見学の受け入れやワークショップの実施など教育支援に取り組んでおり 校外学習の場としても活用されています 2015 年度は 274,256 名が来館しました (3) 自然の中の体験を通して学ぶ どんぐりプロジェクト 草刈りや間伐 苗畑整備などの森づくりを通じて 森のはたらきや恵みを学ぶ体験スクール どんぐりプロジェクト を 長野 東京ガスの森 等で季節に合わせて 1993 年より開催しています これまでに約 2,400 名のお客さまが参加されています 2015 年度は 浅間山の噴火警戒レベルの状況を鑑み 春のスクールのみの開催でしたが このほかに がすてなーにでどんぐりプロジェクト と称した親子向けの環境イベントを がすてなーにガスの科学館 で開催し 森のはたらきと地球温暖化について学ぶさまざまなプログラムを実施しました 5. グリーン購入の推進商品やサービスを購入する際 環境の負荷ができるだけ少ないものを優先的に選択する グリーン購入 を当社では 事務用品だけでなく 部材調達などまで対象を広げています また ガス導管工事から発生する副産物の3Rやガスメーターのリユース リサイクルなど 循環型社会形成に向けたさまざまな取組みを行っています