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サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が

米国の利上げ見送りと日本の長期化した金融緩和

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

○ユーロ

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Microsoft Word - 海外・予_ 指標予定.doc

チャート編 1 日経平均株価 ( 日経 225) TOPIX( 東証株価指数 ) 2,0 NY ダウ工業株 30 種平均株価 ( 米ドル ) ダウセレクト配当込み指数 3,000 28,000 26,000 24, ,000 26,000 2,0 20,000 1,0 24,000 1

U

日経平均株価 22,27.3 NY ダウ工業株 3 種 25,9.32 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 2, 22, 1, 1, 1, 21 年 月 2 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~

日経平均株価 22,97. 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1,, 1,,, 21 年 7 月 23 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21 年 7 月第 3 週末 ) 短期 ( 日次ベース ) (217 年 1 月初

Economic Indicators_  定例経済指標レポート

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株式市場 米国株 トランプ氏の政策への期待感後退で調整も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました 11 月 8 日 ( 現地 ) に行われた大統領選挙でトランプ氏が当選し 減税やインフラ投資の拡大などの同氏の政策に注目が集まりました 債券市場では金利が上

日経平均株価 21,1. NY ダウ工業株 3 種 2,.31 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 22, 1, 1, 1,, 21 年 1 月 29 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21

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第 1 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +1.54% 収益率 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1.02% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +3,222 億円 総合収益額 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1,862 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 1 四半期末 )

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期

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Microsoft PowerPoint - Pictet_Market_Flash_ (直近の下落).pptx

Microsoft Word ECB利下げ.doc

Outlook201901

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Microsoft PowerPoint - ï¼fiã••PAL镕年+第ï¼fiQ;ver5.pptx

米国株 投資家心理が落ち着けば 上昇基調に回帰と想定 株式市場 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 長期金利の上昇を契機に急落米国株式市場は下落しました 月初に発表された1 月の雇用統計において 時間当たり賃金が市場予想を上回る伸び率となったことを受けて 長期金利が約 4 年ぶ

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1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

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平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (

参考資料いちよし証券投資情報部 2019 年 10 月 7 日 極端な悲観相場の修正へ 業績の下方修正リスクも織り込み 日米経済指標に注目 最終ページに お客様にご確認いただきたい重要な注意事項を記載しております 必ずご確認ください

Outlook201806

<4D F736F F F696E74202D E835A838B94C5817A837D815B B834A E738FEA816A2E >

Outlook201812

株式市場 米国株 国内の政策動向や海外の政治動向などに注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場はほぼ変わらずとなりました 月初には 2 月末のトランプ大統領の議会演説を好感して 株価は大幅上昇となりました しかし その後は 新政権の経済政策に対する期待が徐々に後退

FOMC 2018年のドットはわずかに上方修正

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ファンダの鬼・柳澤 浩と小杉 篤諭の「ファンダメンタルズの学び方、活かし方セミナー!」

第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.09% 実現収益率 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用収益額 億円 実現収益額 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 2 四半期末 ) 357 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に

投資環境ウィークリー

株式市場 米国株 上値が重く神経質な展開 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました FOMC( 米国連邦公開市場委員会 ) における利上げの有無 大統領選挙の動向 ドイツの大手銀行の資本不足懸念などに一喜一憂する展開となりました 月半ばにかけて 利上げ観測や原油

投資環境ウィークリー 218 年 11 月 19 日号 金融市場の動向 主要金融市場の動き ( 直近 1 週間 ) 株式 注 ) MSCI WORLD MSCI EM は現地通貨ベース 騰落幅 騰落率ともに 218 年 11 月 9 日対比 騰落幅および騰落率は直近値の 1 週間前比 11 月 16

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Outlook201609

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投資環境レポートVol.242(2018.7)

オーバルネクスト ETF 情報 2010 年 2 月 15 日号 ( 株 ) オーバルネクスト 東京都中央区日本橋兜町 13-2 TEL 03(5641)5777

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グローバル株式市場を俯瞰する~2015年8月末データで見る市場動向~

一部新興国市場が動揺 アルゼンチンは前四半期から経済危機に陥っていましたが トルコでは 6 月に再選された大統領が米国と対立したこと等を契機に 8 月に通貨が急落しました ブラジルや南アフリカ インドの通貨も下落が加速する局面が見られ 中国元も緩やかに値を下げました これまでのところ個別国の問題とい

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投資環境レポートVol.247( )

Invesco Australian Bond Fund (Monthly)

TFX_フィスコ通貨ウォッチャー

株式市場 米国株 先行き不透明感強いがファンダメンタルズは良好 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました 堅調な経済指標の発表を受けて米国の年内利上げ観測が高まったことで 金利動向の影響を受けやすいディフェンシブセクターの一部が軟調に推移しました また 米

外為マンスリービュー 1月号 【ドル/円・ユーロ/円】

マネーマーケットマンスリー 2018年3月

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株式市場 米国株 新政権の政策期待による上昇も一服 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました ISM( 全米供給管理協会 ) 指数など月初に発表された経済統計がおおむね良好であったことを受け 月前半の株式市場は堅調に推移しました 月半ば以降は 高値警戒感な

【16】ゼロからわかる「世界経済の動き」_1704.indd

Outlook201608

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投資環境ウィークリー

Focus W 投資環境ウィークリー 情報提供資料 2019 年 8 月 13 日号 経済調査室 米長期金利を巡る異変 一過性か それとも新たな局面入りへの警鐘か 米債券市場の異変 (%) 米 10 年国債リスクとタームプレミアム (%) お得感高 ( 右軸 ) 米

日本経済の現状と見通し ( インフレーションを中心に ) 2017 年 2 月 17 日 関根敏隆日本銀行調査統計局

米労働市場は直近の回復基調に変化なし ~FRB出口政策への影響は限定的~

平成30年度第1四半期における運用状況等

株式市場 米国株 景気 企業業績は依然として堅調 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 貿易摩擦への懸念から下落米国株式市場は下落しました トランプ米大統領が鉄鋼やアルミニウムの輸入を制限する方針を表明したことから 世界的な貿易摩擦への懸念が高まり下落して始まりました その後 貿

株式市場 米国株 高値警戒感の高まりなどから上昇一服も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました トランプ政権で閣僚などの人事において一部で混乱が見られましたが トランプ大統領の発言などにより減税 金融規制緩和などへの期待が高まったことや 発表された米国企

株式市場 米国株 国内外の政治動向に注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 好調な企業決算発表を受けて上昇米国株式市場は上昇しました 月前半までは2017 年 1-3 月期の決算発表内容が総じて好調であったことが株価を支えました 月半ばには コミー前 FBI( 連邦捜査局 )

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Invesco Premia Plus Fund

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株式市場 米国株 年末商戦や金利動向に注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米中首脳会談への期待から上昇米国株式市場は上昇しました 前半は中間選挙の結果が市場の事前想定通りとなったことなどから安心感が広がり株価は上昇しました 中旬では一部のハイテク企業が需要見通しを引き下げたこと

(2) 資産構成割合の推移 ( 給付確保事業 ) 1 資産配分実績の基本ポートフォリオからの乖離の推移 2 実践ポートフォリオと資産配分実績の推移 3. 運用受託機関 平成 29 年 3 月末現在 2

低インフレ 乏しい利上げ観測労働市場に目を向けると 8 月の失業率は約 年ぶりの低水準となる5.3% に低下した 雇用者数も伸びており 一部では技術者不足の声も聞かれる RBAは今後数年 失業率は自然失業率とされる5.% を目指して低下が続くとの見方を示している ただ 賃金の上昇率は ~ 月期が前年

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金融市場2018年12月号

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為替相場展望2018年9月号

為替相場展望2018年10月号

今月の経済金融情勢2018年11月30日号

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Economic Indicators_  定例経済指標レポート

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Glo

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今回の金融政策報告書では 米国内の投資活動が弱いために輸出が想定ほど伸びていないとしながらも 金融業などサービス関連の好調さを示す分析や 商品価格下落がカナダ企業の投資活動を抑制する動きは底打ちしたとの指摘など カナダ景気に前向きな材料も散見されます 当面は 政策金利の据え置きを続けると見通します

中国:PMI が示唆する生産・輸出の底打ち時期

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変額年金 ( 特別勘定 ) の現況をご覧になる方に 特にご確認いただきたい事項 投資リスクについて 変額年金保険の特別勘定の資産運用は 国内外の株式および公社債 国内外のその他の有価証券 貸付金 コールローンおよび預貯金等を主な運用対象としておりますので 株価の下落や金利の変動 為替の変動などにより

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Focus W 投資環境ウィークリー 情報提供資料 18 年 月 5 日 経済調査室 19 年の鍵は中国景気と米金融政策の行方 経済 政策金利見通し下方修正 米経済 政策金利見通し ( 単位 :%) 18 年 19 年 年 1 年 長期 実質 GDP 成長率 ( 前年比 ) 18/ 月 3..3. 1.8 1.9 9 月 3.1.5. 1.8 1.8 17/ 月.5.1. - 1.8 失業率 18/ 月 3.7 3.5 3.6 3.8 4.4 9 月 3.7 3.5 3.5 3.7 4.5 17/ 月 3.9 3.9 4. - 4.6 PCEインフレーション ( 前年比 ) 18/ 月 1.9 1.9.1.1 9 月.1..1.1. 17/ 月 1.9.. -. コアPCEインフレーション ( 前年比 ) 18/ 月 1.9... - 9 月..1.1.1-17/ 月 1.9.. - - FF 金利 ( 政策金利 )( 中心値 ) 18/ 月.4.9 3.1 3.1.8 9 月.4 3.1 3.4 3.4 3. 17/ 月.1.7 3.1 -.8 日米株式ともに大幅下落 出所 ) 米 FOMC より当社経済調査室作成 先週の市場では日米株価が下落 それぞれ年初来安値 を更新し日経平均は, 円割れを窺う展開となりまし た 為替市場では米ドルが対円 ユーロで下落 月 18-19 日の米 FOMC( 公開市場委員会 ) では政策金利の引き 上げを決定 (.5~.5%) 経済 政策金利見通しは景 気減速懸念を背景に下方修正 ( 上図 ) 金融環境や諸外 国リスクに注視とするなど全体的にハト派化 ( 利上げに 慎重な姿勢 ) 一方で あと数回の 利上げ継続方針を 示唆し市場の期待ほどハト派と受け止められず嫌気され た格好 伊財政問題については 月 日に欧州委員会が 同国への過剰財政赤字是正手続き (EDP) 発動の見送り を発表 伊 1 年債利回りは約 ヵ月振りの 3.% 割れへ 19 年は景気 持続 か 後退 の岐路 鍵は中国景気と米金融政策 各国政治通商リスクに加え 主要国が金融緩和縮小を 粛々と行い 近年の流動性相場の終焉を迎えようとする 中 景気後退の懸念が高まっています そうした中 19 年の世界景気の持続の鍵は 中国景気 と 米金融 政策 とみます 中国景気は 18 年前半 ディレバレッ ジ政策の影響で鈍化兆候が顕在化 18 年後半に景気刺 激方向へ方針転換も効果は足元確認されず これらの効 果の顕在化及び追加刺激策が 19 年の景気を左右すると みます 米金融政策は当局が金融環境悪化や景気減速へ の配慮 ( 利上げ見送りや停止 ) を示唆すればセンチメン ト改善を通じ景気持続に寄与する可能性も ( 道井 ) 年末年始の主要経済指標と政治スケジュール は特に注目度の高いイベント /7 木 ( 米 ) 11 月新築住宅販売件数 ( 年率 ) 1 月 :54.4 万件 11 月 :( 予 )56.8 万件 ( 米 ) 月消費者信頼感指数 ( コンファレンスホ ート ) 11 月 :135.7 月 :( 予 )133.5 ( 欧 ) ECB 経済報告 /8 金 ( 日 ) 11 月鉱工業生産 ( 速報 前月比 ) 1 月 :+.9% 11 月 :( 予 ) 1.7% ( 日 ) 11 月商業販売額 ( 小売業 前年比 ) 1 月 :+3.6% 11 月 :( 予 )+.1% ( 米 ) 11 月中古住宅販売仮契約指数 ( 前月比 ) 1 月 :.6% 11 月 :( 予 )+.3% ( 米 ) 月シカゴ購買部協会景気指数 11 月 :66.4 月 :( 予 )6.3 ( 独 ) 月消費者物価 ( 速報 EU 基準 前年比 ) 11 月 :+.% 月 :( 予 )+1.9% /3 日 ( 他 ) TPP11( 環太平洋経済連携協定 ) 発効 1/1 火 ( 伯 ) ボルソナロ大統領就任 1/ 水 ( 中 ) 月製造業 PMI( 財新 ) 11 月 :5. 月 :( 予 )5. 1/3 木 ( 米 ) 議会開会 ( 米 ) 月 ADP 雇用統計 ( 民間部門雇用者数 前月差 ) 11 月 :+17.9 万人 月 :( 予 )+18. 万人 ( 米 ) 月 ISM 製造業景気指数 11 月 :59.3 月 :( 予 )58. 1/4 金 ( 米 ) ハ ウエル FRB 議長 イエレン前議長 ハ ーナンキ元議長共同会見 ( 米経済学会年次会合 ) ( 米 ) 月労働省雇用統計非農業部門雇用者数 ( 前月差 ) 11 月 :+15.5 万人 月 :( 予 )+18. 万人平均時給 ( 前年比 ) 11 月 :+3.1% 月 :( 予 )+3.% 失業率 11 月 :3.7% 月 :( 予 )3.7% ( 欧 ) 月消費者物価 ( 速報 前年比 ) 11 月 :+.% 月 :( 予 )+1.8% ( 中 ) 月サービス業 PMI( 財新 ) 11 月 :53.8 月 :( 予 )NA 注 ) ( 日 ) は日本 ( 米 ) は米国 ( 欧 ) はユーロ圏 ( 英 ) は英国 ( 独 ) はドイツ ( 仏 ) はフランス ( 伊 ) はイタリア ( 豪 ) はオーストラリア ( 中 ) は中国 ( 伯 ) はブラジルを指します 日程および内容は変更される可能性があります 出所 ) 各種情報 Bloomberg より当社経済調査室作成 本年もお世話になりました 新年号は 1 月 8 日号です 1

投資環境ウィークリー 18 年 月 5 日号 金融市場の動向 主要金融市場の動き ( 直近 1 週間 ) 株式 騰落幅および騰落率は直近値の 1 週間前比 月 4 日騰落幅騰落率 % 日本日経平均株価 ( 円 ),166.19-1,34.69 6.3 TOPIX 1,488.19-16.1 6.65 米国 NY ダウ ( 米ドル ) 1,79. -1,8.78 7.63 S&P5,351.1-194.84 7.65 ナスタ ック総合指数 6,19.91-56.81 8.3 欧州ストックス ヨーロッハ 6 335.4-8..34 ドイツ DAX 指数 1,633.8-138.38 1.8 英国 FTSE1 指数 6,685.99-87.5 1.9 中国上海総合指数,57. -7.97.73 先進国 MSCI WORLD 1,46.15-63.5 4.3 新興国 MSCI EM 53,76.9-738.65 1.37 1 年国債利回り 月 4 日騰落幅 日本.4.1 米国.74 -.118 ドイツ.5 -.6 フランス.697 -.41 イタリア.831 -.9 スペイン 1.41. 英国 1.63 -.3 カナダ 1.98 -.64 オーストラリア.363 -.81 為替 ( 対円 ) 月 4 日騰落幅騰落率 % 米ドル 11.45 -.38.11 ユーロ 5.96 -.7 1.6 英ポンド 14.4 -.19 1.54 カナダドル 81.1 -.95 3.5 オーストラリアドル 77.85-3.16 3.91 ニュージーランドドル 74.3 -.43 3.17 中国人民元 16.5 -.351.14 インドルピー 1.5746 -.3.15 インドネシアルピア (1 ルヒ ア ).756 -.175.6 韓国ウォン 9.819 -.168 1.68 ブラジルレアル 8.87 -.67.17 メキシコペソ 5.557 -.63 1. 南アフリカランド 7.574 -.64 3.36 トルコリラ.99 -.91.44 ロシアルーブル 1.691 -.843 4.98 商品 ( 単位 : ポイント ) ( 単位 :%) ( 単位 : 円 ) ( 単位 : 米ドル ) 月 4 日騰落幅騰落率 % 原油 WTI 先物 ( 期近物 ) 4.68-7. 14.43 金 COMEX 先物 ( 期近物 ) 1,67.5.1 1.61 注 ) MSCI WORLD MSCI EM は現地通貨ベース 騰落幅 騰落率ともに 18 年 月 14 日対比 日本 ドイツの株式 1 年国債利回りの直近値は 18 年 月 1 日時点 出所 ) MSCI Bloomberg より当社経済調査室作成 株式市場の動き ( 日経平均株価 : 円 NY ダウ : 米ドル DAX : ポイント ) 8, 6, NYダウ 4, 日経平均株価,, 18, 16, 14,, 1, 8, DAX 6, 4, 14 16 18 長期金利 (1 年国債利回り ) の動き 3.5 3..5. 1.5 1..5. 日本 -.5 14 16 18 為替相場の動き ( 円 / 米ドル ユーロ ) 米国 ドイツ 15 14 ユーロ円 ( 左軸 ) 13 11 1 9 米ドル円 ( 左軸 ) 8 ユーロドル ( 右軸 ) 7 6 5 14 16 18 注 ) 上記 3 図の直近値は 18 年 月 4 日時点 日本 ドイツの株式 1 年国債利回りは同年 月 1 日時点 1,79,166 1,633.74.5.4 ( 米ドル / ユーロ ) 5.96 11.45 1.146. 1.9 1.8 1.7 1.6 1.5 1.4 1.3 1. 1.1 1. 出所 ) Bloomberg より当社経済調査室作成

投資環境ウィークリー 18 年 月 5 日号 日本高まる世界経済の先行き懸念 株価は年初来安値を更新 輸出は米中貿易摩擦の影響が懸念される 11 月の輸出数量指数は前月から減少 1-11 月期平均は 7-9 月期を +1.3% 上回っていますが 増勢は鈍化しています ( 図 1) 輸出先別にみると米国 アジア向けの鈍化が響いており 米中貿易摩擦の激化の影響が懸念されます 特にアジア向けの一般機械輸出の減少が続いており 企業の設備投資意欲の減退が表面化している可能性があります 世界経済は依然として拡大基調が見込まれるため 輸出も増加基調を維持するとみていますが 米中貿易戦争による下振れリスクは高まっています 低下する期待インフレ率 11 月の全国消費者物価コア ( 除く生鮮食品 ) は前年比 +.9% と1 月の同 +1.% から小幅低下 ただし先行きは原油安の影響で低下が続くとみられます また19 年度は幼児教育 保育の無償化や携帯電話通信料引下げにより前年比マイナスとなる可能性もあります 日銀は 日の金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定 景気の総括判断は変わらず 依然景気 物価見通しは慎重な金融市場よりも楽観的です 長期金利は世界的な景気減速懸念から低下 金融市場の期待インフレ率も大きく低下しています ( 図 ) 黒田日銀総裁は会合後の記者会見で 1 年債利回りは金利変動の許容範囲内であればマイナスとなっても問題ないと述べましたが.% 程度とみられる下限に近づく場合の対応が注目されます 金融政策の副作用も含め 6 日の同総裁の講演内容が注目です 日経平均株価は年初来安値更新 先週の日経平均株価は週間で 5.7% と3 週連続で下落しました 1, 円を割れたことで心理的な売りが波及し 売りが売りを呼ぶ展開となりました 18 年を振り返ると 海外投資家の日本株売り越しが顕著でした 現物 + 先物合計で約 11 兆円売り越しと過去と比較しても 非常に大きな売り越しとなっています ( 図 3) しかし日本株の騰落率は底堅く推移しています この背景には日銀のETF 購入と企業の自社株買いがありました 日銀は ETF 年間購入額が6 兆円を超え過去最高額を記録 企業の自社株買いも活発であり 国内需給が下支えしたとみています 19 年はグローバル景気の減速や 米中貿易摩擦の懸念の継続等 上値の重い展開が想定され 海外投資家の買戻しは容易ではなさそうです 一方 低水準にある予想 PERや原油安によるコスト減 企業想定為替レートを上回る円安など企業収益の改善に期待 上値は重いながら底堅い展開を想定します ( 中城 向吉 ) 5 115 11 15 1 95 9 図 1 米 アジア向け輸出の鈍化傾向続く (15 年 =1) 注 ) 直近値は 18 年 11 月 日本地域 国別輸出数量指数 ( 出所 ) 財務省 内閣府より当社経済調査室作成 図 金融市場の期待インフレ率が大きく低下 注 ) 直近値は 18 年 月 1 日 ブレーク イーブン インフレ率は金融市場が織り込む予想物価上昇率を示す 出所 ) Bloomberg より当社経済調査室作成 図 3 海外投資家は日本株を先物中心に売り越し 15 1 5-5 -1-15 ( 兆円 ) 世界全体 85 13 14 15 16 17 18 19 海外投資家売買動向 日経平均株価年間騰落率 ( 右軸 ) 現物売買差額 ( 左軸 ) 売り越し EU アジア 先物売買差額 ( 左軸 ) 買い越し 米国 日本国債利回りとブレーク イーブン インフレ率 1.1 1..9 年国債利回り.8.7.6.5.4.3. ブレーク イーブン インフレ率.1. -.1 -. -.3 1 年国債利回り -.4 16 17 18 19 3 6 9 15 18 注 )18 年は 月 7 日時点の投資主体別売買動向 日経平均株価も投資主体別売買動向に合わせ 18 年 月 7 日時点の終値 - -4-6 出所 ) 日本取引所グループより当社経済調査室作成 8 6 4 3

投資環境ウィークリー 18 年 月 5 日号 米国 19 年 裸の王様 が金融市場をかき回すリスクに注意を 先週は実に様々な売り材料に事欠かず 図 1 景況感急落には注意を 先週の米株市場は依然暗いムードに包まれたまま下値を 模索 底がみえぬままクリスマスを迎えました S&P5 の週間騰落率は 7.% 超 18 年の通年騰落率も.1% とマイナスに沈んでいます 米 FOMC( 連邦公開市場委員 会 ) への過度な金融緩和期待の剥落や米中貿易交渉が不振 との観測があった他 一部政府機関の閉鎖などもあり 多 くの市場関係者には気の重いクリスマスとなりました そしてこの地合いの悪さは年末年始にかけて継続しそう です 株価は人々の景況感を映す鏡 その急落は景況感調 査に直接影を落とすでしょう 年明け早々 正月休み中に 発表される米 月 ISM 景況感調査は特に軟化する恐れもあ ります ( 図 1) 1 月 4 日の 月雇用統計も見逃せません 18 年は トランプ大統領が自らクーデターを起こした かのように 政権人事が騒がしい年でした 先週もパウエ ル FRB( 連邦準備理事会 ) 議長の解任をホワイトハウス (WH) が議論との報道 ( 後に否定 ) がありました ま た マティス国防長官は年明け早々辞任する他 WH の司 令塔となる大統領主席補佐官のケリー氏も辞任 ところが 後任人事は多くの候補者に断られ 大統領の腹心であるマ ルバニー行政管理予算局長が代行することになりました 更に先週 WH と議会はメキシコ国境の壁建設を巡り衝 突 一部の政府機関は 日から閉鎖に追い込まれました 19 年は議会勢力図も変わり 両者の対立は今後一段と激 しさを増し 金融市場に新たな火種を注ぐでしょう 19 年 裸の王様 化リスク増大で金融市場はボラティリティ ( 変動率 ) が上昇か 19 年の株式市場は 底堅い景気 まずまずの企業業績 見通しといった好材料を土台としながらも 主にトランプ 政権が注ぐ政治的な火種の多さに売買を躊躇する動きが継 続しそうです 家計の所得は前年に比べ 4.% も伸び好調を 維持 ( 図 ) 潤沢なキャッシュも相まって個人消費は底 堅さをみせるとみています 一方企業収益見通しは 18 年が前年より約 % 超の伸びと出来すぎだったこともあ り 19 年はその反動もあり 1 桁台の伸びに留まりそうで す ( 図 3) とはいえ 健闘しているとも言えそうです トランプ大統領は内政面 外交面で 裸の王様 になり つつあるようにみえます 19 年 大統領は米国第一主義 を世界に振りかざすことで 金融市場に一段と波乱材料を 提供するリスクが高まっているとみています ( 徳岡 ) 8 6 4 1 8 6 4 - 米 S&P5 前年比とISM 製造業景気指数 ( 左軸 ) S&P5 前年比 - 8.1 ( 右軸 ) 4-4 ISM 製造業 3 景気指数 -6 197 198 199 1 注 ) 直近値は S&P5 は 18 年 月 1 日 ISM 製造業景気指数は 18 年 11 月 個人所得 ( 前年比 ) 出所 )ISM Bloomberg より当社経済調査室作成 図 個人所得の伸びはまずまずの水準 米個人所得と消費 ( 名目 ) 18 年 11 月 4..5-4 所得 - 消費 -6 ( 前年比 ) 所得 - 消費 1989 年以降の 所得 < 消費 期の平均 = 1.1-8 1989 1994 1999 4 9 14 19 出所 ) 米 BEA(Bureau of Economic Analysis) より当社経済調査室作成 図 3 企業収益は勢いは衰えるが底堅い 35 3 5 15 1 5-5 -1 S&P5 EPS の実績と予想 ( 予想は I/B/E/S) S&P5 1 株当り利益 (EPS) 伸び率実績 ( 前年同期比 ) 8.4 59.3 16 年 17 年 18 年 19 年 年注 )18 年 月 1 日時点 16 S&P5 予想 EPS 伸び ( 前年同期比 ) 11.5 11 5.5 6.7 5. 1.8 1-3 4-6 7-9 1-1-3 4-6 7-9 1-1-3 4-6 7-9 1-1-3 4-6 7-9 1-1-3 4-6 月期月期月期月期月期 9 8 7 6 5 出所 )Thomson Reuters Datastream I/B/E/S より当社経済調査室作成 4

投資環境ウィークリー 18 年 月 5 日号 欧州先行き不透明感は変わらず 引続き英国の EU 離脱の行方が最大の焦点 ユーロは反発も 依然上値は限定的か イタリア財政懸念の後退や 米国の利上げペース鈍化観測等を背景に 先週の為替市場ではユーロ買いが進行 一時 1ユーロ =1.14ドル台後半まで回復しました 月 19 日 イタリア政府とEC( 欧州委員会 ) は19 年予算案について合意 ECはイタリアが合意事項を完全に遵守しなければ 19 年 1 月にも決定を見直すとしつつも 足元では過剰財政赤字是正手続は回避可能との見解を示しました 同問題への警戒は沈静化しつつあります しかし ユーロ圏景気への先行き不安は拭えず 原油安も一因に 19 年初にかけて公表予定の域内 月消費者物価は伸び率の鈍化が見込まれています また 英国のEU( 欧州連合 ) 離脱やフランスの政局を巡る不透明感も残存 ユーロ相場は限定的な反発に留まりそうです BOE は政策を据置き EU 離脱の行方に注視 月 日 BOE( 英国中央銀行 ) は金融政策委員会結果を発表 事前予想の通り 全会一致にて金融政策および利上げガイダンスを据え置きました 議事要旨では 労働市場の逼迫に伴う賃金上昇や財政措置等に伴う国内発のインフレ圧力は引続き高まっているとしつつも 短期的には EU 離脱や世界景気の行方を注視する姿勢を提示 前回会合以降 EU 離脱を巡る不確実性は高まっているとして 経済見通しや先行きの金融政策は引続きEU 離脱シナリオに大きく左右されるとの見解を示しました 現行のBOE 見通しでは 秩序だったEU 離脱の下で年 1 回ペースでの緩慢な利上げを想定 一方 合意なき離脱となった際は自動的な政策判断とはならず 利上げ 利下げ双方の可能性があり得るとの意向を維持しています 年明けも EU 離脱を巡る英国内政動向に注目 英国議会は19 年 1 月 9 日より EU 離脱協定案を巡る協議を再開予定 EUが一貫して再交渉の可能性を否定していることから 選択肢は現行の離脱協定案での離脱 合意なき離脱 離脱撤回の3つに限られています 与党下院議員のうち117 名がメイ首相の不信任票を投じており 離脱協定案は引続き否決が濃厚 ( 図 1) また 直近の世論調査でも 国民による政府離脱協定案への評価は低く 合意なき離脱や 度目の国民投票への支持が拮抗しています ( 図 ) しかし 英国下院において国民投票実施法案通過に必要な過半賛成票獲得には程遠く 合意なき離脱の現実味が意識されつつあります 月 19 日にECは合意なき離脱に備えた緊急対策案を公表 合意なき離脱時の混乱への警戒を背景に 英国国内における現行離脱協定案への反発が緩和方向に向かうか注目されます ( 吉永 ) 図 1 英国議会における離脱協定案承認の見通しはたたず チェッカーズ案 (18 年 7 月 ) EU と合意済みの離脱協定案 (18 年 月 ) 与党保守党首相不信任票 (117) 与党保守党首相信任票 () 英国離脱協定案への世論評価 % % 4% 6% 8% 1% 良い 英国議会勢力図 アイルランド民主統一党 (1) 承認必要票数 3 票 労働党 (58) 悪い その他 出所 ) 英国下院 各種報道資料等より当社経済調査室作成 図 離脱協定案への英国国民の支持も低く 現実味を帯び始める合意なき離脱 月調査 ( 月 7 日公表 ) わからない どちらでもない 英国離脱協定案否決後のプロセスに対する世論 % 1% % 3% 合意なき離脱 EU 離脱を問う国民投票 国民投票なしに離脱撤回 総選挙の実施 離脱協定案の是非を問う国民投票 度目の議会採決 EU に離脱協定の再交渉を要請 どれでもない わからない 6% 11% 1% 1% % % 19% 月調査 ( 月 7 日公表 ) 英国 EU 離脱に係る今後の主要日程 19 年 1 月 9 日 ~ 英国議会 EU 離脱協定案審議再開 19 年 1 月第 3 週 英国議会 EU 離脱協定案を問う 重要な投票 19 年 1 月 1 日 英国議会 EU 離脱協定案承認期限 19 年 3 月 1 日 EU 首脳会議 19 年 3 月 9 日 英国のEU 離脱 出所 )IPSOS MORI 各種報道資料等より当社経済調査室作成 5

投資環境ウィークリー 18 年 月 5 日号 タイ金融リスクの抑制に向けて 低インフレ下で利上げを実施 低金利の長期化による金融リスクを警戒 先週 19 日 タイ銀行 (BoT) は政策金利を1.5% から1.75% へ引上げ 金利変更は3 年 9ヵ月ぶりです ( 図 1) 声明は 金融リスクを抑え政策余地を生み出すために利上げを行ったと説明 政策余地とは将来の景気悪化時の利下げ余地を指すとみられます また 低金利の長期化は利回り追求とリスクの過小評価に繋がりかねないと 金融リスクを改めて強調 今回の利上げは 実施済のマクロ健全性規制 ( 住宅融資担保掛目上限の引下げ ) と相まって 金融システムの脆弱化を抑えるだろうとしました 前回会合の議事録は 貯蓄組合の資産の急成長 自動車融資基準の弛緩 中小企業の債務返済能力の低下 大企業による銀行借入や社債発行の増加に言及 これらがBoTの懸念する金融リスクの兆しとみられます 来年の成長率と物価見通しを下方修正 今回 BoTは来年の成長率と総合消費者物価上昇率の見通しを下方修正 景気物価見通しを引下げつつ行った利上げは 金融リスク抑制を重視するBoTの姿勢を印象付けました 総合消費者物価に関しては 燃料や生鮮食品による下振れリスクがある一方 コア物価は需要側の圧力で上昇する見込みと指摘 来年の総合物価の見通しを引下げる一方 コア物価の見通しを引上げました 物価は足元で低迷 11 月の総合消費者物価は前年比 +.9% と前月の +1.% より低下し 8ヵ月ぶりにBoTによる物価目標下限の +1% を割り込みました ( 図 ) 今後 当面は政策金利を据置きか BoTの声明は 今回の利上げ後も 依然として金融環境は緩和的であり景気拡大を支援するだろうとしました 声明の末尾では 当面は緩和的な政策が適切であるとも記述 今回の利上げ後の政策金利は中立金利を下回っているものの 正常化に向けた追加利上げを急ぐ必要はないとの考えを示唆したものと思われます 決定後の会見で BoTのティタヌン総裁補は 過去の利上げ局面のように今後も利上げが続くとは限らないと発言 会合の都度景気指標を精査すると 今後の政策決定はデータ次第であることを強調しました 上記の総裁補以外にも 複数のBoT 幹部が 利上げを行っても 当面は様子見 との考えを示唆 景気の過熱や物価上昇のリスクの見られない中 BoTは今後当面金利を据置きつつ 来年の半ばから年末にかけて追加利上げの時期を探ると予想されます ( 入村 ) 図 1 3 年 9 ヵ月ぶりに政策金利を変更 4.5 4. 3.5 3..5. 1.5 1..5 8 1 14 16 18 出所 ) タイ銀行 (BoT) Bloomberg より当社経済調査室作成 図 総合消費者物価の前年比は再び +1% 割れ 1 8 6 4 - 消費者物価の前年比 ( 月次 ) コア物価 -4 注 ) コア物価は生鮮食品と燃料を除く 直近値は18 年 11 月 -6 8 1 14 16 18 図 3 今回の利上げは 5 対 で決定 1 7 年 1 8 年 7/5 8/6 9/7 11/8 / /14 3/8 5/16 6/ 8/8 9/19 11/14 /19 ( 票 ) 政策金利と先物金利 ( 日次 ) 政策金利 注 ) 直近値は 18 年 月 4 日 総合物価 出所 ) タイ商務省 CEIC より当社経済調査室作成 金融政策委員会 (MPC) の投票結果 利上げ 1 年先 1 ヵ月金利 6 ヵ月先 1 ヵ月金利 据置 1 3 4 5 6 7 出所 ) タイ銀行 (BoT) より当社経済調査室作成 注 ) 本稿は 月 5 日付アジア投資環境レポートの要約です 6

投資環境ウィークリー 18 年 月 5 日号 主要経済指標と政治スケジュール 塗りつぶし部分は今週 /17 月 ( 米 ) 11 月 PCE( 個人消費支出 ) デフレーター ( 前年比 ) 1/4 金 ( 米 ) 月ニューヨーク連銀製造業景気指数 総合 1 月 :+.% 11 月 :+1.8% ( 米 ) ハ ウエル FRB 議長 イエレン前議長 ハ ーナンキ元議長 11 月 :+3.3 月 :+1.9 除く食品 エネルギー 共同会見 ( 米経済学会年次会合 ) ( 米 ) 月 NAHB 住宅市場指数 1 月 :+1.8% 11 月 :+1.9% ( 米 ) 月労働省雇用統計 11 月 :6 月 :56 ( 米 ) 月消費者信頼感指数 ( ミシガン大学 確報 ) 非農業部門雇用者数 ( 前月差 ) 11 月 :97.5 月 :98.3( 速報 :97.5) 11 月 :+15.5 万人 月 :( 予 )+18. 万人 /18 火 平均時給 ( 前年比 ) ( 米 ) FOMC( 連邦公開市場委員会 ~19 日 ) /4 月 11 月 :+3.1% 月 :( 予 )+3.% FF 目標金利 :.-.5%.5-.5% 失業率 11 月 :3.7% 月 :( 予 )3.7% ( 米 ) 11 月住宅着工 許可件数 ( 着工 年率 ) /5 火 ( 欧 ) 月消費者物価 ( 速報 前年比 ) 1 月 :1.7 万件 11 月 :5.6 万件 ( 日 ) 11 月企業向けサービス価格 ( 前年比 ) 11 月 :+.% 月 :( 予 )+1.8% ( 独 ) 月 ifo 企業景況感指数 1 月 :+1.3% 11 月 :+1.% ( 中 ) 月サービス業 PMI( 財新 ) 11 月 :. 月 :11. 11 月 :53.8 月 :( 予 )NA ( 豪 ) 金融政策決定会合議事録 ( 月 4 日分 ) /6 水 ( 伯 ) COPOM 議事録 ( 月 11- 日分 ) ( 米 ) 1 月 S&Pコアロシ ック / ケース シラー住宅価格 1/7 月 ( 大都市平均 前年比 ) ( 米 ) 11 月製造業受注 /19 水 9 月 :+5.15% 1 月 :( 予 )+4.8% ( 米 ) 月 ISM 非製造業景気指数 ( 日 ) 日銀金融政策決定会合 (~ 日 ) ( 欧 ) 11 月小売売上高 短期金利 :.1%.1% /7 木 ( 独 ) 11 月製造業受注 長期金利 :% % ( 米 ) 11 月新築住宅販売件数 ( 年率 ) ( 中 ) 月外貨準備高 ( 日 ) 11 月貿易収支 ( 通関ベース 季調値 ) 1 月 :54.4 万件 11 月 :( 予 )56.8 万件 1 月 : 3,7 億円 11 月 : 4,9 億円 ( 米 ) 月消費者信頼感指数 ( コンファレンスホ ート ) 1/8 火 ( 米 ) パウエルFRB 議長記者会見 11 月 :135.7 月 :( 予 )133.5 ( 日 ) 11 月毎月勤労統計 ( 速報 ) ( 米 ) 7-9 月期経常収支 ( 季調値 ) ( 欧 ) ECB 経済報告 ( 日 ) 月消費者態度指数 4-6 月期 : 1, 億米ト ル ( 米 ) 11 月貿易統計 7-9 月期 : 1,48 億米ト ル /8 金 ( 米 ) 月 NFIB 中小企業楽観指数 ( 米 ) 11 月中古住宅販売件数 ( 年率 ) ( 日 ) 11 月有効求人倍率 ( 独 ) 11 月鉱工業生産 1 月 :5 万件 11 月 :53 万件 1 月 :1.6 倍 11 月 :( 予 )1.63 倍 ( 英 ) 11 月消費者物価 ( 前年比 ) ( 日 ) 11 月失業率 1/9 水 1 月 :+.4% 11 月 :+.3% 1 月 :.4% 11 月 :( 予 ).4% ( 日 ) 安倍首相訪欧 (~11 日 英国 オランダ ) ( 日 ) 11 月鉱工業生産 ( 速報 前月比 ) ( 米 ) FOMC 議事録 ( 月 18-19 日分 ) / 木 1 月 :+.9% 11 月 :( 予 ) 1.7% ( 欧 ) 11 月失業率 ( 日 ) 黒田日銀総裁記者会見 ( 日 ) 11 月商業販売額 ( 小売業 前年比 ) ( 豪 ) 11 月住宅建設許可件数 ( 米 ) 11 月景気先行指数 ( 前月比 ) 1 月 :+3.6% 11 月 :( 予 )+.1% ( 伯 ) 11 月小売売上高 1 月 :.3% 11 月 :+.% ( 米 ) 11 月中古住宅販売仮契約指数 ( 前月比 ) ( 米 ) 月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 1 月 :.6% 11 月 :( 予 )+1.% 1/1 木 11 月 :+.9 月 :+9.4 ( 米 ) 月シカゴ購買部協会景気指数 ( 日 ) 11 月景気動向指数 ( 速報 ) ( 英 ) 議会閉会 ( 再開は1 月 7 日 ) 11 月 :66.4 月 :( 予 )6.3 ( 仏 ) 11 月鉱工業生産 ( 英 ) MPC( 金融政策委員会 ) 結果公表 ( 独 ) 月消費者物価 ( 速報 EU 基準 前年比 ) ( 中 ) 月生産者物価 バンクレート :.75%.75% 11 月 :+.% 月 :( 予 )+1.9% ( 中 ) 月消費者物価 資産買入れ規模 : ( 伯 ) 月消費者物価 (IPCA) 4,35 億ホ ント 4,35 億ホ ント /3 日 ( 英 ) 11 月小売売上高 ( 前月比 ) ( 他 ) TPP11( 環太平洋経済連携協定 ) 発効 1/11 金 1 月 :.4% 11 月 :+1.4% ( 日 ) 11 月家計調査 ( 豪 ) 11 月雇用者数 ( 前月差 ) /31 月 ( 日 ) 11 月国際収支 1 月 :+.87 万人 11 月 :+3.7 万人 ( 中 ) 月製造業 PMI( 政府 ) ( 日 ) 月景気ウォッチャー調査 ( 伯 ) 中銀四半期物価報告 11 月 :5. 月 :( 予 )5. ( 米 ) 月消費者物価 ( 他 ) ニュージーランド 7-9 月期実質 GDP( 前期比 ) ( 中 ) 月非製造業 PMI( 政府 ) ( 米 ) 月月次財政収支 4-6 月期 :+1.% 7-9 月期 :+.3% 11 月 :53.4 月 :( 予 )53. ( 伊 ) 11 月鉱工業生産 ( 他 ) インドネシア金融政策決定会合 ( 豪 ) 11 月小売売上高 7 日物リハ ースレホ レート :6.% 6.% 1/1 火 ( 他 ) メキシコ金融政策決定会合 ( 伯 ) ボルソナロ大統領就任 翌日物金利 :8.% 8.5% 1/ 水 /1 金 ( 中 ) 月製造業 PMI( 財新 ) ( 日 ) 11 月消費者物価 ( 前年比 ) 11 月 :5. 月 :( 予 )5. 総合 1 月 :+1.4% 11 月 :+.8% ( 印 ) 月製造業 PMI( 日経 ) 除く生鮮 1 月 :+1.% 11 月 :+.9% 11 月 :54. 月 :( 予 )NA ( 米 ) 7-9 月期実質 GDP( 確報 前期比年率 ) 4-6 月期 :+4.% 1/3 木 7-9 月期 :+3.4%( 改定 :+3.5%) ( 米 ) 議会開会 ( 米 ) 11 月耐久財受注 ( 米 ) 月 ADP 雇用統計 ( 航空除く非国防資本財 前月比 ) ( 民間部門雇用者数 前月差 ) 1 月 :+.5% 11 月 :.6% 11 月 :+17.9 万人 月 :( 予 )+18. 万人 ( 米 ) 11 月個人所得 消費 ( 消費 前月比 ) ( 米 ) 月 ISM 製造業景気指数 1 月 :+.8% 11 月 :+.4% 11 月 :59.3 月 :( 予 )58. ( 欧 ) 11 月マネーサプライ (M3 前年比) 1 月 :+3.9% 11 月 :( 予 )+3.8% 注 )( 日 ) 日本 ( 米 ) 米国 ( 欧 ) ユーロ圏 ( 独 ) ドイツ ( 仏 ) フランス ( 伊 ) イタリア ( 英 ) 英国 ( 豪 ) オーストラリア ( 加 ) カナダ ( 中 ) 中国 ( 印 ) インド ( 伯 ) ブラジル ( 露 ) ロシア ( 墨 ) メキシコ を指します NA はデータなし 日程および内容は変更される可能性があります 出所 ) 各種情報 Bloomberg より当社経済調査室作成 7

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