2018 年 12 月期第 3 四半期決算説明会説明内容スライド説明内容 1 社長の森下でございます 本日はお集まりいただき誠にありがとうございます それでは 2018 年 12 月期第 3 四半期決算の説明を始めさせていただきます 2 今回の主なご説明は 5 点です 新規価値の創造ということで新規タイトルに関するご説明 次に既存価値の最大化 そして新規事業 子会社の事業 最後に 2018 年 12 月期第 3 四半期の決算についてご説明いたします 3 まずは新規タイトルの状況につきましてご説明いたします 4 6 月 27 日に配信いたしました 妖怪ウォッチワールド につ いてです 1
5 配信から 3 ヶ月が経過いたしましたが お陰さまで 200 万ダウンロードを突破いたしました プロモーション施策によりユーザー数は着実に拡大しております また 位置情報を活用した異業種とのコラボイベントを ファミリーマートさんやくら寿司さん ドコモさんなどと積極的に行っていくことで アクティブユーザーも着実に伸ばしている状況です 6 また 新たな遊びの要素を続々と追加しております 妖怪ウォッチワールド のイベントに参加して下さるユーザーを見てみますと 多くのファミリー層に遊んでいただいている状況です 東京ゲームショウや東京駅でのイベントでも 親子で楽しまれている方が多くいらっしゃいました 小さいお子さんも遊んでいただいていることから 決して顧客単価は高くはありませんが 小さいお子さんを含めたファミリー層を獲得できており いい状況だと考えております 7 続きまして 6 月にアメリカの E3 で発表いたしました Ninjala ( ニンジャラ ) です こちらは 9 月の東京ゲームショウでも実 際に試遊できるようブースの展示を行いました 8 TGS では試遊に最大で 2 時間半以上お待ちいただくほど 多くの皆様に来場いただきましたが 遊んでいただいた方々から実際にいい評価をいただけております また 海外では E3 Anime Expo PAX WEST でも出展し そちらでも試遊に 2 時間以上お待ちいただくような長蛇の列ができました まずは遊んでもらってユーザーに遊んでもらうテストの意味もありますが 非常に高評価をいただけたので いいスタートを切れたと思っております Ninjala の配信先プラットフォームは Nintendo Switch 発売は 2019 年春を予定しております 2
9 また 海外のメディアからも大変いい評価をいただけており ますので 非常に期待しております 10 続きまして新作のパイプラインの状況です 11 引き続きスマートフォン向け 家庭用ゲーム機向けとして 8 本の新作パイプラインがあります 未発表のタイトルももちろんありますので 発表できるタイミングが来ましたらお知らせいたします 12 続きまして既存価値の最大化です 3
13 まずは パズドラ についてでございます 14 パズドラ に関しましては e スポーツイベントの取組みを積極的に行っており パズドラチャンピオンズカップ というプロゲーマーだけが参加できる大会も開催しています 賞金総額は 1,000 万円 パズドラ プロゲーマーの頂点を決める大会を 9 月 22 日の東京ゲームショウで開催いたしました 15 また 他社 IP やゲームとのコラボ 人気イベントも続々と実施 しており 昨今はアクティブユーザーが伸びているという状況 もあります 16 MAU につきましてはご覧の通り 休眠ユーザーの活性化の施策もあってアクティブユーザーが安定推移しております 8 月以降はてこ入れを行ったこともあり MAU が伸びてきています また 10 月 30 日から パズドラ大感謝祭 ということで 7 周年に向けたイベントを実施していきます 魔法石を 200 個配布したり 経験値を上げることができたり MAU を伸ばしていくための大規模なイベントを実施してまいります 4
17 次は LET IT DIE についてです 18 LET IT DIE は もう少しで配信から 2 年になりますが 9 月 26 日に PC ゲームのプラットフォームである Steam へ配信を開始しました PS4 向けを出した時点から PC 向けへも出してほしいとのご意見も多くいただいておりました Steam 版では もちろんアメリカユーザーも多いですが ロシアなどの意外な地域でも伸びているという状況です そういった意味では今までアプローチできていなかった地域も開拓できております 19 続きまして新規事業についてご説明いたします 20 こちらは先般発表させていただきました mspo というモバイル向けのサービスです 楽しいを嬉しいに変える新しいゲーム体験を! ということで サービスの内容を簡単に言いますと ゲームをして金券をもらえるサービスとなっています 5
21 mspo は 3 社出資による合弁会社という形をとっておりまして ガンホー 吉本興業さん サイバーエージェントさんの合弁会社としてスタートいたしました 吉本興業さんにおきましては エンタテイメント領域におけるノウハウをお持ちですし 当社は広告事業を行っておりませんがサイバーエージェントさんはプロモーションや広告のマネタイズを得意としておりますので 3 社の合弁という形をとっております 出資比率はガンホーが 69.1% 吉本興業さんが 16.0% サイバーエージェントさんが 14.9% となっております 22 mspo のビジネスモデルですが 簡単に言いますと短時間で遊べて課金要素の無いようなカジュアルゲームに合ったものになっています 基本はゲームの大会を mspo のシステム側で生成し 誰かと対戦しゲームに勝ったユーザーには m ポイントが付与されます この m ポイントを貯めていくと これが実際のギフト券 金券と交換できるようになります 例えば Amazon ギフト券だとか それ以外のポイントプログラムとも提携する予定はあるのですが そのような外部のポイントに交換することができます ユーザーの参加は完全無料です お金を支払って ゲームに課金などして参加する必要はありません 無料でゲームに参加して 他のプレイヤーとクイズなどのカジュアルゲームで対戦し 勝つとポイントがもらえるので そのポイントを貯めて ギフト券などに交換することができます そのギフト券に交換することのできるポイントの源泉となるものですが 基本的にはゲームをプレイしてもらった時に表示される広告の売上が源泉となります その広告売上を mspo ゲーム開発者 ユーザーの 3 者で分配するという形になります 原資は広告なので ユーザーから一切お金をいただく必要はありません 現状のユーザー層は女性が多く 50% 以上は女性ユーザーです ゲームを遊んでポイントを貯めて お小遣いを得られるような新しいビジネスモデルです カジノのようにお金をかけることもありませんし 負けても損をすることはありません 今後この事業を拡大していけるように取り組んでいきたいと思います 6
23 続きまして子会社の事業についてです 24 Gravity の Ragnarok M についてご説明いたします 25 Ragnarok に関しましては 当社のグループでは パズドラ に次ぐ重要な IP であります こちらのタイトルはまず 2017 年 10 月に台湾 香港 マカオに配信を開始し その後 2018 年 3 月に韓国で配信開始しました そして 10 月 31 日 本日 計 11 カ国の東南アジア地域でサービスを開始しました 事前登録は 250 万人を突破しております 東南アジアへの配信の後は 北米 南米 オセアニアでの事前登録を 18 年内に開始し 19 年 1Q にサービスを開始する予定です 日本につきましては現在リリース準備を行っており 日程が決まりましたら開示させていただきます できるだけ早いタイミングでリリースしていきたいと思います 26 最後に 2018 年 12 月期第 3 四半期決算の概要でございます 7
27 QonQ で見ますと減収減益となりましたが 前年と比較しても売上の減少は緩やかになってまいりました 単体で見ますと パズドラ 関連売上が安定推移したことから 単体の売上高は QonQ で微増となりました 一方 Gravity の Ragnarok M につきましては 売上高が配信時のピークからやや減少しましたが 第 3 四半期以降は安定的な売上を維持しております これらの結果 第 3 四半期は QonQ で減収となりました 営業利益につきましては Gravity の広告宣伝費が減少したものの 妖怪ウォッチワールド の広告宣伝費負担が増加したこともあり減益となりました 28 連結売上高の内訳を四半期ごとに見てみますと ご覧の通り Gravity を除く連結の売上高はかなり安定して推移しております 第 3 四半期の Gravity を除く売上高は第 2 四半期と比較すると微増となっております ただし Gravity の売上高がピーク時と比べると若干減少していることから 連結で見ると減収となっております 29 2018 年は残り僅かとなってまいりましたが 第 3 四半期の取組みとしては パズドラ の e スポーツを積極的に行ってきたことと また LET IT DIE の Steam 版の配信も開始しました 新規タイトルでは 妖怪ウォッチワールド の立ち上げ そして Ninjala の発表を行っております 新規事業につきましては モバイル向けの新サービス mspo を開始しております 第 4 四半期につきましては 重要な年末商戦になってまいりますので 年末年始に向けたイベントを実施してまいります 先ほど パズドラ のところで申し上げたとおり パズドラ大感謝祭 で休眠していたユーザーも復帰してくる状況もあるので 更なるイベントを実施してまいります そして Ragnarok M につきましては 本日 10 月 31 日より東南アジアへのサービスを開始し 北米 南米 オセアニアへは 19 年 1Q に配信を予定しております また 日本へのサービスは現在準備中という状況です 8
30 以上が第 3 四半期の決算の概況でございます ありがとうございました 以上 9