「肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業について」の一部改正について(厚生労働省健康局長:H )

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実務上の取扱い(改正)

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01 鑑文

Microsoft Word - 要綱別添様式 (2)

通知(写入)

議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

平成 26 年 4 月 1 日以降の 70 歳から 74 歳までの被保険者等に係る一部負担金の割合は 以下のとおりとする ⑴ 平成 26 年 4 月 1 日以降 70 歳に達する被保険者等 1 について 70 歳に達する日の属する月の翌月以後の診療分から 療養 ( 医療保険各法に規定する食事療養及び

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「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について(厚生労働省保険局医療課:H )

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

宇部市乳幼児医療費助成要綱

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

( 保 241) 平成 30 年 11 月 29 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事松本吉郎 高齢者に係る高額療養費制度の見直し等について ( 再々周知 ) 平成 30 年 8 月 1 日から 70 歳以上の高齢者に係る高額療養費制度が見直されたことに伴い 診療報酬請求書等の記

あっせん文(国民健康保険における限度額適用・標準負担額減額認定証 の申請に係る被保険者の負担軽減)

2018年8月改定対応(高額療養費制度の見直し)

資料集 1 肝がんや重度肝硬変患者への制度の説明フロー ( 都民の方の場合 ) 1 制度の概要の説明 まず B 型 C 型肝炎ウイルスによる肝がんや重度肝硬変の入院 通院患者さんがいらっしゃいましたら 医療費の助成を受けることができる制度がある旨を伝えてください 伝えていただくことは次のとおりです

< F2D817988E38E7489EF A E918A EB8>

入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

2015年1月改定対応(高額療養費算定基準額対応)

乳幼児医療費助成要綱_H280101_docx

国保 70 歳未満 公費負担公費負担医療番号 受給者番号 公費負担者公費負担医療番号 受給者番号 した住所職業上の理由 男 女 明 大 3 昭 4 平 生 区ア 職務上 下船後 3 月以内 3 通勤災害 公費負担公費負担医療番号 受給者番号 公費負担者公費負担医療番号 受給者番号 男 女 明 大 3

別添 保発 1216 第 4 号平成 28 年 12 月 16 日 全国健康保険協会理事長殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 出産育児一時金等の支給申請及び支払方法について の一部改正について 出産育児一時金及び家族出産育児一時金 ( 以下 出産育児一時金等 という ) の直接支払制度の取扱い

者となった日から翌年の 6 月 30 日 ( 当該受給者となった日が 1 月から 6 月までに属する場合は 当該受給者となった日の属する年の 6 月 30 日 ) までの期間とする (2) 条例第 2 条第 2 項第 2 号に掲げる重度心身障害者等である受給者毎年 8 月 1 日から翌年の 7 月

⑵ 外来年間合算の支給額計算の基礎となる合算対象額は 基準日において 同一保険者の同一世帯に属しているか否かにより判断されます ( 例 ) 下記の事例の場合 基準日において 甲と乙が同一世帯であれば 3 と 4 は合算できるが 甲と乙が別世帯であれば 3 と 4 は合算できない 基準日保険者である

( 助成対象者 ) 第 3 条助成の対象となる者 ( 以下 助成対象者 という ) は 医療保険各法の規定による被保険者又は被扶養者であり かつ 柏崎市内に住所を有する妊産婦 ( 以下 対象妊産婦 という ) 又は子ども ( 以下 対象児童 という ) の保護者とする ただし 次の各号のいずれかに該

152 号 ) (6) 保険医療機関等健康保険法第 63 条第 3 項第 1 号に規定する保険医療機関若しくは保険薬局又は同法第 88 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者 ( 平 6 条例 30 平 8 条例 29 平 9 条例 16 平 10 条例 2 平 11 条例 15 平 14 条例

肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業 取扱いマニュアル(医療機関向け) 【資料集】(案)

第 6 知事は第 5の規定による申請があつたとき インターフェロンフリー治療の変更届があったとき及び核酸アナログ製剤治療の更新申請があったときは 内容を審査し 適当と認めたときは ウイルス肝炎医療費受給者証 ( 以下 受給者証 という ) を申請者に交付するものとし 不適当と認めたときは その旨を申

○岩国市重度心身障害者医療費助成要綱

2 前項第 1 号の制限額は, 次表のとおりとする 対象者制限額乳幼児等を養育している者扶養親族等及び児童がないときは,53 2 万円とし, 扶養親族等及び児童があるときは,532 万円に当該扶養親族等及び児童 1 人につき38 万円 ( 当該扶養親族等が所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号

粕屋町重度障害者医療費の支給に関する条例

「診療報酬請求書等の記載要領等について」の一部改正について

足利市妊産婦医療費助成条例 昭和 48 年 3 月 23 日条例第 2 号改正昭和 49 年 6 月 11 日条例第 38 号昭和 59 年 12 月 20 日条例第 32 号昭和 62 年 3 月 23 日条例第 7 号平成 6 年 12 月 21 日条例第 35 号平成 10 年 3 月 24

老発第    第 号

別紙 特定医療費の支給認定の実務上の取扱い 1. 所得区分の把握について (1) 市町村民税額の確認方法市町村民税 ( 所得割 ) の額は 市町村が発行する課税証明書又は非課税証明書等をもって確認すること 市町村民税 ( 所得割 ) の額を把握することができない場合は 所得区分は要綱第 3の1(1)

区分に応じ 当該各号に掲げる書類に必要な事項を記載して交付しなければならない (1) 条例第 2 条第 2 項第 1 号に掲げる重度心身障害者等である受給者重度心身障害者等医療費受給資格証 ( 様式第 3 号 ) 及び福祉医療費請求書 ( 様式第 6 号 ) 又は重度心身障害者等医療費 ( 療養費払

Taro 社福軽減(新旧)

京都市ひとり親家庭等医療費支給条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は, 母子家庭の児童及び母, 父子家庭の児童及び父等に対し, 医療費の一部を支給することにより, これらの者の保健の向上を図り, もってひとり親家庭 ( 母子家庭及び父子家庭をいう ) 等の福祉の増進に寄与することを目的とする (

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

(頭紙)公布通知

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

健保連業務支援 G 補足資料 高額療養費の制度改正事項 平成 29 年 8 月施行 1 の引き上げ ( 対象 :70 歳以上の者 ) 1 70 歳以上の外来におけるの引き上げ 70 歳以上の外来におけるが これまでの一般ので 12,000 円 現役並みので 44,400 円だったものが 一般ので 1

4-2砺波市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例施行規則

2015年1月改定対応(難病・小児慢性対応)

高額療養費制度とは 高額療養費の支給を受けるには 健康保険限度額適用認定証 記号 交付 番号 氏名 生 適用対象者 入院時の食事負担や差額ベッド代等は含みません 1 氏名 生 住所 発効 有効期限 適用区分 保 険 者 健 康 保 険 証 に記載されています に交付申請し 事前に 認 定 証 1 を

2018年8月改定対応(高額療養費制度の見直し)(第二版)

( 救済給付の要件 ) 第 3 条この要綱による救済給付の要件とする県単独補助事業は 次の各号に掲げる要綱に基づく事業とする 一山梨県子宮頸がん予防ワクチン接種促進事業費補助金交付要綱 ( 平成 22 年 6 月 16 日から平成 23 年 3 月 31 日まで ) 二平成 23 年度山梨県子宮頸が

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

当該年度の四月一日から同年度の十二月三十一日までの当該会員市町村の前期高齢被保険者に係る拠出対象額 当該年度の当該会員市町村の前期高齢被保険者に係るアに掲げる額並びに後期高齢者支援金及び病床転換支援金の納付に要した費用の額との合計額の十二分の九 Ⅱ 当該年度の前年度の前期高 齢者交付金の額 ( 三ヶ

( 別紙 ) 保育士修学資金貸付制度実施要綱 第 1 目的この制度は 指定保育士養成施設に在学し 保育士資格の取得を目指す学生に対し修学資金を貸し付け もってこれらの者の修学を容易にすることにより 質の高い保育士の養成確保に資することを目的とする 第 2 貸付事業の実施主体保育士修学資金 ( 以下

( 別記 ) 公益社団法人日本医師会会長公益社団法人日本歯科医師会会長公益社団法人日本薬剤師会会長一般社団法人日本病院会会長公益社団法人全日本病院協会会長公益社団法人日本精神科病院協会会長一般社団法人日本医療法人協会会長一般社団法人日本社会医療法人協議会会長公益社団法人全国自治体病院協議会会長一般社

老人医療給付費等の国庫負担(補助)について

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

健疾発 1225 第 2 号 平成 26 年 12 月 26 日 [ 改正経過 ] 第 1 次改正平成 27 年 9 月 30 日健疾発 0930 第 1 号第 2 次改正平成 27 年 12 月 28 日健難発 1228 第 1 号第 3 次改正平成 29 年 9 月 29 日健難発 0929 第

羽村市乳幼児の医療費の助成に関する条例施行規則 平成 5 年 9 月 24 日規則第 21 号 改正 平成 6 年 3 月 16 日規則第 6 号平成 7 年 10 月 1 日規則第 31 号平成 8 年 10 月 1 日規則第 27 号平成 9 年 6 月 5 日規則第 20 号平成 10 年 3

                       

「配偶者からの暴力を受けた被扶養者の取扱い等について」の一部改正について

Microsoft Word - 反映版【改正中】管理票記載方法(小慢) (4)

< 現行 > 対象者医療区分 Ⅰ(Ⅱ Ⅲ 以外の者 ) 1 * 医療の必要性の低い者医療区分 Ⅱ Ⅲ 1 2 * 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) 3 指定難病患者 2 生活療養標準負担額のうちにかかる部分 1 日につき32 1 日につき 1 日につき < 見直し後 > 対象者医療区

高額療養費制度とは 高額療養費の支給を受けるには 高額な医療費による負担を軽くするため 医療機関や薬局の窓口でご自 身が支払う医療費が定められた上限額 を超えた場合 記号 交付 番号 氏名 生 適用対象者 入院時の食事負担や差額ベッド代等は含みません 1 健康保険限度額適用認定証 被 その超えた分の

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

第 8 条この要綱に規定するもののほか この要綱の施行に関し必要な事項は市長が定める 附則 1 この要綱は 平成 7 年 10 月 1 日から施行し 平成 7 年 7 月 1 日から適用する 附則 1 この要綱は 平成 14 年 10 月 1 日から適用する 附則 1 この要綱は 平成 18 年 4

第 3 条この条例において 医療費の助成の対象となる者 ( 以下 対象者 という ) は 中島村に住所を有する子どもの保護者とする ただし 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定により保護を受けている者は この限りではない 2 医療保険各法に規定する医療保険に加入していること

乳児家庭全戸訪問事業(一部改正)

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

( 参考 ) 平成 29 年度予算編成にあたっての財務大臣 厚生労働大臣の合意事項 ( 平成 29 年 12 月 19 日大臣折衝事項の別紙 ) < 医療制度改革 > 別紙 (1) 高額療養費制度の見直し 1 現役並み所得者 - 外来上限特例の上限額を 44,400 円から 57,600 円に引き上

参考資料

第 3 条海陽町は 海陽町の区域内に居住地を有する重度心身障害者等の疾病又は負傷について医療保険各法又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による医療に関する給付 ( 前条第 1 項第 3 号に該当する者 ( 以下 ひとり親家庭の父母等 という ) のうち母子家庭の母又は父子家庭の父にに係るものにあ

2/3 八代市こども医療費の助成に関する条例 2 前項の申請は 保険医療機関等において診療を受けた日 ( ただし 養育医療費については自己負担金を納入した日 ) の属する月の翌月から起算して 1 年を経過した日以後においてはすることができない ( 保険医療機関等への支払 ) 第 6 条市長は 健康保

○ 01_通知(案)

(3) 母子家庭の母又は父子家庭の父の前年 (1 月から9 月までに医療の給付を受けた場合にあっては 前々年をいう 以下同じ ) の所得 ( 規則で定める所得の範囲及び所得の額の計算方法により算出した額をいう 以下同じ ) が その者の所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) に規定する控除

日の属する月の初日から65 歳の誕生日の前日までの期間 (2) 条例第 2 条第 2 項第 2 号に掲げる重度心身障害者等である受給者受給資格の登録をした日の属する月の初日から70 歳の誕生日の属する月の末日 ( その誕生日が月の初日であるときはその日の属する月の前月の末日 ) までの期間 (3)

(7) 私立学校教職員共済法 ( 昭和 28 年法律第 245 号 ) 3 この要綱において 社会保険各法 とは 前項第 3 号から第 7 号までに掲げる法律をいう ( 受給資格者 ) 第 3 条 福祉医療費の支給を受けることができる者 ( 以下 受給者 とい う ) は 秋田市に居住地を有する前条

沖縄市こども医療費助成要綱

(2) 身体障害者福祉法 ( 昭和 24 年法律第 283 号 ) 第 15 条第 4 項の規定により身体障害者手帳の交付を受けた者で その障害の程度が身体障害者福祉法施行規則 ( 昭和 25 年厚生省令第 15 号 ) 別表第 5 号に定める身体障害者障害程度等級表の1 級又は2 級に該当するもの

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

年管発 0331 第 1 号 平成 29 年 3 月 31 日 日本年金機構理事長殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公印省略 ) 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件等について 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件 ( 平成 29 年厚生労働省告示第 12

老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

Microsoft Word (全文)障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく自立支援給付と介護保険制度との適用関係等について

⑵ 蒲郡市が世帯主に対して支給する出産育児一時金の額を限度として 医療機関等が世帯主に代わって出産育児一時金を受領する旨及び出産育児一時金の額を超えた出産費用については 別途被保険者が医療機関等の窓口で支払う必要がある旨 ⑶ 医療機関等が世帯主に代わって出産育児一時金を受領した額の範囲で 蒲郡市から

Microsoft Word - 【9.12改正】ウイルス性肝炎患者等の重症化予防要領

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Microsoft Word 新基金・通知

愛媛県肝炎治療特別促進事業実施要綱(改正案全文)

老発第    第 号

資料集 1 肝がんや重度肝硬変患者への制度の説明フロー ( 都民の方の場合 ) 1 制度の概要の説明 まず B 型 C 型肝炎ウイルスによる肝がんや重度肝硬変の入院 通院患者さんがいらっしゃいましたら 医療費の助成を受けることができる制度がある旨を伝えてください 伝えていただくことは次のとおりです

別紙1 自立支援医療費支給認定通則実施要綱

( 市町村の条例で定めるところにより当該市町村民税を免除された者を含む ) をいう (6) 所得を有しない者その属する世帯の世帯主及びすべての世帯員につき 医療保険各法の給付が行われた月の属する年度分の地方税法の規定による市町村民税に係る同法第 313 条第 1 項に規定する総所得金額及び山林所得金

01_県実施要領

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出生の日から15 歳に達した日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう (2) 保護者親権者 後見人その他の者で こどもを現に監護するものをいう (3) 医療保険各法次に掲げる法律をいう ア健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) イ船員保険法 ( 昭和 14 年法律第 73 号

取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 平成 17 年 10 月 24 日規則第 230 号改正平成 20 年 3 月 21 日規則第 4 号平成 21 年 6 月 17 日規則第 34 号平成 22 年 9 月 15 日規則第 43 号平成

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

(2) 父又は母が死亡した児童 (3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次の各号のいずれかに該当する児童と同居して これを監護し かつ その生

Transcription:

健発 1016 第 3 号 平成 30 年 10 月 16 日 各都道府県知事殿 厚生労働省健康局長 ( 公印省略 ) 肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業について の一部改正について 標記事業については 平成 30 年 6 月 27 日健発 0627 第 1 号厚生労働省健康局長通知 肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業について の別添実施要綱により示しているところであるが 今般 その一部を別紙新旧対照表のとおり改正し 平成 30 年 4 月 1 日より適用することとしたので通知する

改正後 改正前 肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業実施要綱 肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業実施要綱 1 2 ( 略 ) 1 2 ( 略 ) 3 定義及び対象医療 (1) (2) ( 略 ) (3) 本事業による給付の対象となる医療は 肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 一部負担額が健康保険法施行令 ( 大正 15 年勅令第 243 号 ) 第 41 条第 7 項に規定する特定疾病給付対象療養に係る高額療養費算定基準額を超えるものに限る ) のうち 当該医療の行われた月以前の 12 月以内に 5(1) で定める指定医療機関において肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 一部負担額が高額療養費算定基準額を超えるものに限る ) を受けた月数が既に 3 月以上ある月のものとする 4 対象患者この事業の対象となる患者は 3(3) に掲げる対象医療を必要とする患者であって 以下のすべての要件に該当し 6(1) により都道府県知事の認定を受けた者とする (1) 医療保険各法 ( 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭和 57 年法律第 80 号 ) に規定する医療保険各法をいう 以下同じ ) の規定による被保険者又は被扶養者並びに高齢者の医療の確保に関する法律の規定による被保険者のうち 保険医療機関 ( 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) に規定する保険医療機関をいう 以下同じ ) であって 5(1) で定める指定医療機関において肝がん 重度肝硬変入院医療に関し医療保険各法又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による給付を受けている者とする ただし 他の法令等の規定により国又は地方公共団体の負担により 肝がん 重度肝硬変入院医療に関する給付が行われるべき場合には その給付の限度において 支給しないものとする 5 ( 略 ) 3 定義及び対象医療 (1) (2) ( 略 ) (3) 本事業の対象となる医療は 肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 高額療養費が支給されるものに限る ) のうち 当該医療の行われた月以前の 12 月以内に 5(1) で定める指定医療機関において肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 高額療養費が支給されるものに限る ) を受けた月数が既に 3 月以上あり かつ高額療養費算定基準額が高額療養費多数回該当の場合にある月のものとする ただし 医療保険各法 ( 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭和 57 年法律第 80 号 ) に規定する医療保険法各法をいう 以下同じ ) 又は高齢者の医療の確保に関する法律における高額療養費算定基準額に関する規定のうち 高額療養費多数回該当の場合に関する規定のない高額療養費算定基準額の規定が適用される者については 本事業の対象となる医療について 高額療養費算定基準額が高額療養費多数回該当の場合にある月のものであることを要しない 4 対象患者この事業の対象となる患者は 3(3) に掲げる対象医療を必要とする患者であって 以下のすべての要件に該当し 6(1) により都道府県知事の認定を受けた者とする (1) 医療保険各法の規定による被保険者又は被扶養者並びに高齢者の医療の確保に関する法律の規定による被保険者のうち 保険医療機関 ( 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) に規定する保険医療機関をいう 以下同じ ) であって 5 (1) で定める指定医療機関において肝がん 重度肝硬変入院医療に関し医療保険各法又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による給付を受けている者とする ただし 他の法令等の規定により国又は地方公共団体の負担により 肝がん 重度肝硬変入院医療に関する給付が行われるべき場合には その給付の限度において 支給しないものとする 5 ( 略 )

改正後 全日本病院協会医療行政情報 改正前 6 認定 (1) 都道府県知事は 指定医療機関の医師が作成した個人票等及び指定医療機関において記載を行った入院記録票の写しを基に 対象患者の認定を行うものとする 認定を行うに当たっては 事業の適正かつ円滑な実施を図るため 肝疾患の専門家等から構成される認定協議会を設けるものとする 7~9 ( 略 ) 10 経過措置 (1)3(3) の規定については 2020 年 3 月 31 日までに都道府県知事の指定を受けた指定医療機関は 当該指定の効力を生ずるとされた日の 1 年前から指定医療機関の指定を受けていたものとみなして適用する なお その場合の遡及できる範囲は 平成 30 年 4 月 1 日までとする (2) ( 略 ) 6 認定 (1) 都道府県知事は 指定医療機関の医師が作成した個人票等を基に 対象患者の認定を行うものとする 認定を行うに当たっては 事業の適正かつ円滑な実施を図るため 肝疾患の専門家等から構成される認定協議会を設けるものとする 7~9 ( 略 ) 10 経過措置 (1)3(3) の規定については 2020 年 3 月 31 日までに都道府県知事の指定を受けた指定医療機関は 当該指定のあった日の 1 年前から指定医療機関の指定を受けていたものとみなして適用する なお その場合の遡及できる範囲は 平成 30 年 4 月 1 日までとする (2) ( 略 )

別添 肝がん 重度肝硬変治療研究促進事業実施要綱 1 目的肝炎の克服に向けた取組を進めて行く旨が定められた肝炎対策基本法 ( 平成 21 年法律第 97 号 ) に基づき 国及び地方公共団体は 肝硬変及び肝がんに関し 新たな治療方法の研究開発の促進その他治療水準の向上が図られるための環境の整備のために必要な施策を講ずるものとされている このため 肝がんが再発を繰り返し予後が悪いこと また 重度肝硬変 ( 非代償性肝硬変のことをいう 以下同じ ) も肝がん同様に予後が悪いこと 更に ウイルス感染が原因により慢性肝炎から軽度肝硬変を経て重度肝硬変 肝がんへと進行するために長期に渡り療養を要するという特徴を踏まえて 患者の医療費の負担軽減を図りつつ 肝がん 重度肝硬変の治療効果 患者の生命予後や生活の質を考慮し 最適な治療を選択できるようにするための研究を促進する仕組みを構築することを目的とする 2 実施主体 実施主体は 都道府県とする 3 定義及び対象医療 (1) この実施要綱において 肝がん 重度肝硬変入院医療 とは B 型肝炎ウイルス又はC 型肝炎ウイルスによる肝がん又は重度肝硬変の患者に対して行われる入院医療で保険適用となっているもののうち 別に定めるものをいう (2) この実施要綱において 肝がん 重度肝硬変入院関係医療 とは 肝がん 重度肝硬変入院医療及び当該医療を受けるために必要となる検査料 入院料その他当該医療に関係する入院医療で保険適用となっているもの ( 当該医療と無関係な医療は含まない ) をいう (3) 本事業による給付の対象となる医療は 肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 一部負担額が健康保険法施行令 ( 大正 15 年勅令第 243 号 ) 第 41 条第 7 項に規定する特定疾病給付対象療養に係る高額療養費算定基準額を超えるものに限る ) のうち 当該医療の行われた月以前の12 月以内に 5(1) で定める指定医療機関において肝がん 重度肝硬変入院関係医療 ( 一部負担額が高額療養費算定基準額を超えるものに限る ) を受けた月数が既に3 月以上ある月のものとする

4 対象患者この事業の対象となる患者は 3(3) に掲げる対象医療を必要とする患者であって 以下のすべての要件に該当し 6(1) により都道府県知事の認定を受けた者とする (1) 医療保険各法 ( 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭和 57 年法律第 80 号 ) に規定する医療保険各法をいう 以下同じ ) の規定による被保険者又は被扶養者並びに高齢者の医療の確保に関する法律の規定による被保険者のうち 保険医療機関 ( 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) に規定する保険医療機関をいう 以下同じ ) であって5(1) で定める指定医療機関において肝がん 重度肝硬変入院医療に関し医療保険各法又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による給付を受けている者とする ただし 他の法令等の規定により国又は地方公共団体の負担により 肝がん 重度肝硬変入院医療に関する給付が行われるべき場合には その給付の限度において 支給しないものとする (2) 下表の年齢区分に応じて それぞれ同表の階層区分に該当する者 年齢区分階層区分 70 歳未満医療保険者 ( 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 ) 第 7 条第 7 項に規定する医療保険者をいう 以下同じ ) が発行する限度額適用認定証又は限度額適用 標準負担額減額認定証の所得額の適用区分がエ又はオに該当する者 70 歳以上 75 歳未満医療保険者が発行する高齢受給者証の一部負担金の割合が2 割とされている者 75 歳以上 ( 注 ) 後期高齢者医療被保険者証の一部負担金の割合が1 割とされている者 ( 注 )65 歳以上 75 歳未満であって後期高齢者医療制度に加入している者のうち 後期高齢者医療被保険者証の一部負担金の割合が1 割とされている者を含む (3)7(2) に定める研究に協力することに同意し 別に定めるところにより 臨床調 査個人票及び同意書 ( 以下 個人票等 という ) を提出した者 5 実施方法 (1) 指定医療機関都道府県知事は 肝がん 重度肝硬変入院医療を適切に行うことができ かつ 本事業の実施に協力することができる保険医療機関 ( 原則として当該都道府県に住所をもつものに限る ) を指定医療機関 ( 以下 指定医療機関 という ) として指定するもの

とする ただし 都道府県知事は 指定医療機関より指定の辞退の申し出があったとき 指定医療機関が指定要件を欠くに至ったとき または 指定医療機関として不適当と認めるものであるときは その指定を取り消すことができるものとする (2) 事業の実施 1 都道府県知事は 原則として指定医療機関に対し 当該事業に必要な費用に相当する金額を交付することにより本事業を実施するものとする ただし これにより難い場合には 別に定める方法によることができるものとする 2 前項の金額は 次のアに規定する額からイに規定する対象患者が負担する額を控除した額とする ア医療保険各法の規定による医療又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による医療に要する費用の額の算定方法の例により算定した当該医療に要する費用の額の合計額から医療保険各法又は高齢者の医療の確保に関する法律の規定による医療に関する給付に関し保険者が負担すべき額を控除した額イ 1 月につき1 万円 6 認定 (1) 都道府県知事は 指定医療機関の医師が作成した個人票等及び指定医療機関において記載を行った入院記録票の写しを基に 対象患者の認定を行うものとする 認定を行うに当たっては 事業の適正かつ円滑な実施を図るため 肝疾患の専門家等から構成される認定協議会を設けるものとする (2) 認定の有効期間は 原則として同一患者について1 年を限度とする ただし 必要と認める場合には その期間を更新できるものとする (3) 都道府県知事は 対象患者から認定の取り消しの申請があったとき 対象患者が認定の要件を欠くに至ったとき または 対象患者として不適当と認めるものであるときは その認定を取り消すことができるものとする この場合において 都道府県知事は 別に定めるところにより 対象患者の認定を取り消したことを厚生労働大臣に通知するものとする 7 臨床調査個人票等 (1) 都道府県知事は 4の定めるところにより 都道府県知事の認定を受けた患者から提出された個人票等の写しを認定があった翌々月の15 日までに厚生労働大臣に提出しなければならない (2) 厚生労働大臣は 肝がん 重度肝硬変の治療効果 患者の生命予後や生活の質を考慮し 最適な治療を選択できるようにするための研究を適切に行えると認める者に対

し 前項の規定により都道府県知事から提出された個人票等の写しを提供するものと する 8 関係者の留意事項厚生労働大臣及び都道府県知事は 患者等に与える精神的影響を考慮して 本事業によって知り得た事実の取扱いについて慎重に配慮するよう留意するとともに 特に個人が特定されうるものに係る情報 ( 個人情報 ) の取扱いについては その保護に十分に配慮するよう 関係者に対してもその旨指導するものとする 9 国の補助国は 都道府県が本事業のために支出した費用に対し その2 分の1を補助するものとする 但し 3(3) において助成の対象としている医療の国庫補助については 平成 30 年 12 月診療分より行うものとする 10 経過措置 (1)3(3) の規定については 2020 年 3 月 31 日までに都道府県知事の指定を受けた指定医療機関は 当該指定の効力を生ずるとされた日の1 年前から指定医療機関の指定を受けていたものとみなして適用する なお その場合の遡及できる範囲は 平成 30 年 4 月 1 日までとする (2)4(2) の規定については 平成 26 年 3 月 31 日以前に70 歳に達している1 割負担の者は 医療保険者が発行する高齢受給者証の一部負担金の割合が2 割とされている者と読み替えて適用する