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スライド 1

⑴ 利用定員が 30 人以下の場合 1,081 単位 ⑴ 利用定員が 30 人以下の場合 976 単位 ⑵ 利用定員が 31 人以上 40 人以下の場合 1,000 単位 ⑵ 利用定員が 31 人以上 40 人以下の場合 917 単位 ⑶ 利用定員が 41 人以上 50 人以下の場合 925 単位

第 4 章施策の展開 1 到達目標障害のある方の自立支援の観点から 地域生活への移行や就労支援などの主要な課題に対応するため 国の基本指針 11 に示された見込量の確保に係る目標事項について 本市における障害福祉計画 ( 第 4 期 ) 期間中の実績等を踏まえ 到達目標 12 を設定します 一覧 (

年中児スクリーニングの事後支援 年中児スクリーニングの事後支援として 22 市町村が園巡回を実施しているが SST は 5 市町村の実施 ペアレントトレーニングは 7 市町村の実施に止まっており 事後支援を実施する市町村の拡大が課題 園巡回 : 専門職が保育所 幼稚園を巡回し 保育士等に指導 助言

平成20年度

障害福祉計画資料 3 障害福祉サービスの目標 1 成果目標 柱 No. 事業 単位 2020 年度 解説 3 暮らしを支えるサービスの充実 3 1 福祉施設の入所者の地域生活への移行 目標値 年度末までに地域生活へ移行する施設入所者数 ( 移行率 ) 年度末時点の施設入所者数

地域子育て支援拠点事業について

児童福祉法に基づく障害児通所支援利用者 負担上限額管理務マニュアル 平成 29 年 10 月版 名古屋市役所子ども青少年局子育て支援部子ども福祉課

Ⅰ 第 4 期障害福祉計画に係る進捗状況 成果指標放課後等デイサービス事業を利用する児童 生徒の割合 平成 25 年度実績 平成 26 年度実績 平成 27 年度実績 平成 28 年度実績 平成 29 年度目標 11% 28% 39% 48% 61% おもな取組み 施策 1 障害や発達に課題のある子

1 横浜のイメージ [ 経年変化 ] 観光 レジャー が増加傾向経年変化をみると 異国情緒 国際都市 は減少傾向となっている一方 観光 レジャー は増加傾向となっている 図 横浜のイメージ [ 経年変化 ](3 つまでの複数回答 )

主な事業 ( 平成 27 年度内容 ) 支援の方向事業名内容 / 対象者 / 対応者 / 実施場所 発達支援健診 総合発達相談 健康づくり推進課 各健康支援課 あそびの教室 健康づくり推進課 各健康支援課 発達障害者支援センターの運営 障害者福祉課 障害児等療育支援事業 障害者福祉課 障害児巡回指導

6 児童福祉法の改正 24 年 4 月には 障害者自立支援法と児童福祉法に分かれていた障がい児 の支援体制を一元化する改正がなされ 市町村が支給決定する障がい児通所支援 と都道府県が支給決定する障がい児入所支援が創設されました 7 障害者虐待防止法の施行 24 年 10 月には 障害者虐待の防止 養

Microsoft PowerPoint - (セット版(案トレ))(H30年度障害報酬改定の基本的な方向性について(検討チーム終了後)

重点番号 1: 保育所等の児童福祉施設に係る 従うべき基準 等の見直し ( 神奈川県 ) 児童発達支援センターにおける食事提供方法について ( 施設内調理以外による提供方法への緩和 ) 1 提案の概要児童福祉施設のうち 保育所における児童への食事の提供については 一定の条件が整えば 満 3 歳以上の

サービス管理責任者研修について

平成17年度予算案事業本部・局別記者発表日程表(案)

PowerPoint プレゼンテーション

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Microsoft PowerPoint - 03_日本肢体不自由児療護施設連絡協議会

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平成 29 年度児童発達支援センターバンビ事業計画 1. 基本方針 児童発達支援センターバンビは相模原市南区の発達障害児の療育を遂行するため 以下の基本理 念 療育基本指針に則りサービスを提供する 1) 基本理念 1 児童一人ひとりに対する丁寧な 根拠 ある療育相模原療育園の医療スタッフとの連携によ

障害児・発達障害支援_

第1回 障害者グループホームと医療との連携体制構築のための検討会

医療的ケア児について

<< インフルエンザ >> 区別 別報告定点当り 2. 平成 3 年 月 29 日 ~ 3 月 4 日 [ 平成 3 年 ~ ] 鶴見神奈川 西 中 南 港南保土ケ谷 旭 磯子金沢港北 緑 青葉都筑戸塚 栄 泉 瀬谷 定点数

小児_各論1の2_x1a形式

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<< インフルエンザ >> 区別 別報告定点当り. 平成 3 年 2 月 5 日 ~ 3 月 日 [ 平成 3 年 ~ ] 鶴見神奈川 西 中 南 港南保土ケ谷 旭 磯子金沢港北 緑 青葉都筑戸塚 栄 泉 瀬谷 定点数

訪問リハビリテーションに関する調査の概要

介護給付費等単位数サービスコードについてサービスコードの構成 : サービス種類 サービス種類コード : サービス種類 居宅介護重度訪問介護同行援護行動援護療養介護生活介護経過的生活介護短期入所重度包括施設入所支援経過的施設入所支援自立訓練 ( 機能訓練 ) 自立訓練 ( 生活訓練 ) 宿泊型自立訓練

障害者自立支援法等の一部を改正する法律案の概要

平成24年度「全国自治体の子育て支援施策に関する調査」報告書

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児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

伊川谷児童デイサービスステップ 環境 体制整備 区分 1 チェック項目現状評価 ( 実施状況 工夫点等 ) 保護者の評価保護者の評価を踏まえた改善目標 内容 利用定員に応じた指導訓練室等スペースの十分な確保 利用人数が日によって変わるので利用者数に合わせて活動内容を工夫しています 2 職員の適切な配

幼児期の教育 保育の需給計画 ( 平成 28 年度実績 ) の点検 評価結果について 資料 2 1 需給計画の策定 かながわ子どもみらいプラン においては 待機児童の解消を図り 子育て家庭のニーズにあった就学前児童の教育 保育の提供体制の充実を計画的に進めるため 各年度 ( 平成 27 年度 ~ 平

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Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

4 協議会の位置づけと役割 ( 別紙 1 2) 本協議会は その他機関 と位置づけ 市と協議会委員との連絡調整 意見交換 連携協力その結果を各機関における事業推進に資することを目的とする 協議会からのご意見は 市が事業の参考にする 協議会 図 1 協議会は 子ども発達支援課および各関係機関の事業報告

Ⅰ 障害福祉計画の策定にあたって

2. 身体障がいの状況 (1) 身体障がいの種別 ( 主な障がいの部位 ) 平成 28 年 6 月 30 日現在の身体障害者手帳所持者の身体障がいの種別 ( 主な障がいの部位 ) をみると 肢体不自由が 27,619 人 (53.3%) と全体の過半数を占めて最も多く 次いで 内部障がいが 15,9


流山市子ども・子育て会議

2. 子ども人口の推計について 人口推計は 今後の教育 保育の量の見込みを算出する上で非常に重要であるため 改めて平成 30 年度及び平成 31 年度の人口推計値を算出しました 当初計画値と実績値を比較すると 人口は計画値ほど減少しないことから平成 30 年度以降も人口減少は緩やかなものとして見直し

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医療的ケア児等支援者養成研修実施   の手引き

計画の策定にあたって 今回策定する あま市障がい者計画及び障がい福祉計画 は 現行の 障害者基本法 に定める 障害者計画 と 現行の 障害者自立支援法 に定める 障害福祉計画 を一体のものとしてとらえ 今後の制度改正を踏まえた あま市総合計画 を上位計画とする障がいのある人に対する支援活動や障がい者

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

1 計画改訂の趣旨 (1) 趣旨 1 (2) 見直しのための考え方 2 (3) 対象期間 2 (4) 対象事業 2 2 教育 保育の 量の見込み 及び 確保方策 について (1) 就学前の推計児童数 3 (2) 教育 保育の 量の見込み 3 (3) 量の見込み に対する 確保方策 4 (4) 見直し

都道府県・指定都市における単独事業等一覧(平成25年度都道府県・指定都市別)

堺市 児童発達支援自己点検及び評価シート 1 環境 体制整備 2 業務改善 1 支援内容にあった指導訓練室 相談スペース等の確保 2 職員の専門性 配置数あい さかいサポートリーダーの配置の有無 3 送迎体制 添乗員の確保 4 合理的配慮の視点に基づく環境整備 5 職員の健康診断の実施 1アンケート

H30法人の手引き

Taro-0316 障害児通所支援報酬告

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01 【北海道】

1 主な改定内容について (1) 人工呼吸器等の使用や たん吸引などの医療的ケアが必要な障害児が 必要な支援を受けられるよう 看護職員の配置を評価する加算を創設 (2) 障害児の通所サービスについて 利用者の状態や事業所のサービス提供時間に応じた評価を行う (3) 障害児の居宅を訪問して発達支援を行

6 級 1 課長 担当課長及び消防司令長の職務 2 困難な業務を処理する課長補佐の職務 3 特に困難な業務を処理する担当課長補佐及び消防司令の職務 内訳 職制上の段階 課長 30 交流拠点都市推進室長 1 金沢美術工芸大学建設準備室長 1 ICT 推進室長 1 交流戦略推進室長 1 庁舎等周辺整備室

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PowerPoint プレゼンテーション

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目 次 衆議院小選挙区選出議員選挙投票速報集計表 1 候補者別得票数 4 投票の内訳 8 最高裁判所裁判官国民審査投票速報集計表 14 開票速報集計表 15 投票の内訳 18 衆議院比例代表選出議員選挙投票速報集計表 9 政党別得票数 12 投票の内訳 13

18 定期的にモニタリンク を行い 放課後等ディサービス計画の見直しの必要性を判断しているか 19 カ イト ラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか 20 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 関係機関や保護者との連

指定特定相談支援事業 指定障害児相談支援事業の指定に係る Q&A 注意事項事業の実施にあたっては, 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定計画相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 や 児童福祉法に基づく指定障害児相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 等を必ず確認

1 子ども 子育て支援新制度がはじまります 子ども 子育て支援法 等の成立により すべての子どもと子育て家庭を総合的に支援していく 子ども 子育て支援新制度 が平成 27 年 4 月から全国的にスタートします 子ども 子育て支援新制度 では 幼稚園や保育所 地域の子育て支援の充実を図るとともに 認定

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

第 2 章 委託 民営化実施計画 区立施設の運営は 施設の特性に応じて 直営 間委託 営化から選択する必要があります 区が直接担うべき業務は引き続き直営とします 間の知恵と経験を活 したほうが効果的な業務は 間が担うことを基本とします これまでの委託や 営化の実績を検証し 今後さらに委託や 営化を進

5. 回収結果 (1) 回収分析標本数 2,314 標本 ( 回収率 77.1%) (2) 未回収標本内訳 合計 転居 長期不在 一時不在 住所不明 調査拒否 その他 % 8.7% 8.5% 35.9% 6.7% 38.8% 1.5% (22

( 別紙 1-1) 介護給付費算定に係る体制等状況一覧表 ( 居宅サービス 施設サービス 居宅介護支援 ) 特別地域加算 14 訪問リハビリテーション 31 居宅療養管理指導 1 病院又は診療所 2 介護老人保健施設 3 介護医療院 短期集中リハヒ リテーション実施加算 リハヒ リテーションマネジメ

Ⅰ 障害児の現状 障害児及び障害児支援の現状資料 2 在宅で生活している障害児数 ( 推計値 ): 約 21 万 5 千人 ( 全国在宅障害児 者等実態調査 (H23)) 18 歳未満人口 ( 約 2033 万 9 千人 ) の 1.1% ( 内訳 ) 障害者手帳所持者 19.9 万人 障害者手帳は


別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ

校外教育施設について

目 次 統計の説明 部位( 中分類 ) 別男女別腫瘍数 1 部位別腫瘍数 < 総数グラフ> 2 部位別腫瘍数 < 男性グラフ> 3 部位別腫瘍数 < 女性グラフ> 4 部位( 中分類 ) 別年齢階層別腫瘍数 5 部位( 中分類 ) 別来院経路別腫瘍数 6 来院経路別腫瘍数 <グラフ> 7 部位( 中

からの依頼を契機に 介護保険事業者向けに当センターの事業を説明する機会を設け 医療部とともに介護支援専門員の研修会に参画しました 当センター利用終了者で 家族環境等の状況の変化により生活の再構築が必要な方に対しては 再相談等の支援を行いました 相談ニーズが埋もれることなく 当 センターにつながるよう


00 資料表紙


9 医療法人社団早雲会高津区 JR: 武蔵新城よりバス 認知症対応型共同生活介護 デイケア 他 1 介護職 : 正規 or 常勤 or 非常勤 パート : 資格不問 : 新卒可 10 SOMPO ケア株式会社市内複数 有料老人ホーム 1 介護職 : 正規 : 資格望む : 新卒可 11 株式会社ツク

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法人の手引き(編集範囲を削除したもの)

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Microsoft PowerPoint - 参考資料

草津市 ( 幼保一体化 ) 集計表 資料 4 幼児教育と保育の一体的提供のための現況調査 ( 施設アンケート ) 速報 平成 25 年 7 月草津市 1

区分 チェック項目現状評価 ( 実施状況 工夫点等 ) 保護者の評価保護者の評価を踏まえた改善目標 内容 4 児童発達支援計画又は放課後等デイサービス計画に沿った適切な支援の実施 職員研修等を行い職員間の共通理解を持ち 日常の保護者との情報交換を行い支援を進めています 計画に沿った支援が行われている

相談支援専門員、サービス管理責任者等要件

からだの不自由な人たちのために

事業者向け 放課後等デイサービス自己評価表 平成 30 年 9 月実施 職員数 5 名 ( 回答数 :5 名回答率 :100%) チェック項目はいどちらともいえないいいえ現状改善点 工夫している点など 環境 体制整備 1 利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切であるか 2 職員の配置数は適切で

1 計画策定の背景と趣旨 昭和 56(1981) 年の 完全参加 をテーマとする 国際障害者年 を契機に, 障害者福祉は大きく変化しました 国では, 平成 5(1993) 年 3 月に 障害者対策に関する新長期計画 が策定され, 同年 12 月には 障害者基本法 * が施行されました 以後も, 平成

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那智勝浦町 障害

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Transcription:

平成 27 年度指定特定相談支援事業者及び指定障害児相談支援事業者研修会 横浜市における障害児支援 ~ 地域療育センターでの取組を中心に こども青少年局障害児福祉保健課

1 地域療育センターの整備 昭和 59 年 4 月 障害児地域総合通園施設構想 就学前児童(0~6 歳 ) すべての障害を対象 1 相談 診断 評価 2 指導 訓練 3 地域サービスの3つの機能をもつ 人口 50 万人程度に1か所 市内 6ブロックに設置 昭和 60 年 8 月 横浜市南部地域療育センター 開所 構想に基づく第一号施設 ( 福 ) 青い鳥に運営委託 精神薄弱児通園施設 青い鳥愛児園 から発展

現在の整備状況 施設名所在地担当区域運営主体 ( 指定管理者 ) 南部地域療育センター磯子区磯子区 金沢区 ( 福 ) 青い鳥 戸塚地域療育センター戸塚区戸塚区 泉区 ( 福 ) 横浜市リハヒ リテーション事業団 北部地域療育センター都筑区緑区 都筑区 ( 福 ) 横浜市リハヒ リテーション事業団 中部地域療育センター南区西区 中区 南区 ( 福 ) 青い鳥 西部地域療育センター 保土ケ谷区 保土ケ谷区 旭区 ( 福 ) 横浜市リハヒ リテーション事業団瀬谷区 東部地域療育センター神奈川区鶴見区 神奈川区 ( 福 ) 青い鳥 地域療育センターあおば青葉区青葉区 ( 福 ) 十愛療育会 よこはま港南地域療育センター港南区港南区 栄区 ( 福 ) 横浜市リハヒ リテーション事業団 横浜市総リハヒ リテーションセンター港北区港北区 + 全市対応 ( 福 ) 横浜市リハヒ リテーション事業団 地域療育センターあおば よこはま港南地域療育センターは民設民営

2 設置目的 (1) 早期療育体制の整備区福祉保健センター ( 保健所 ) の実施する乳幼児健康診査と連携して 障害の早期発見 早期療育を行います (2) 専門的 総合的機能の整備知的障害児及び肢体不自由児の通園施設のほかに診療部門を設け 医師 理学療法士 作業療法士及び臨床心理士等の専門スタッフを配置し 重度 重複障害に対しても専門的な評価 指導 訓練を各スタッフの連携により総合的に行います (3) 地域の療育の拠点担当地域の福祉保健センター 児童相談所との連携及び保育所 幼稚園 小学校 障害児地域訓練会への技術支援等を行うほか 障害児の療育に関する相談窓口を設置し 地域の障害児療育の拠点施設としての機能を果たします

3 対象児童 (1) 障害種別基本的には すべての障害又はその疑いのある児童を対象としますが 主な対象は知的障害 自閉症 言語障害 ( 難聴を含む ) 肢体不自由 重症心身障害及び重複障害とします (2) 年齢 0 歳から学齢前期 ( 小学校期 ) までの児童を対象とします 以前は 0 歳から就学前までを対象としていましたが 平成 13 年度から対象を拡大し 小学校期までの児童を利用の対象としています ( ただし 通園施設については就学前までが対象 )

4 導入施設 (1) 児童発達支援センター ( 旧知的障害児通園施設 )( 定員 50 人 ) (2) 医療型児童発達支援センター ( 旧肢体不自由児通園施設 )( 定員 40 人 ) (3) 診療所 ( リハビリテーション科 児童精神科 小児神経科及び耳鼻科等 )

5 機能 (1) 相談 地域サービス部門ア障害児の療育に関する相談 ( 外来相談 電話相談 ) イ障害児通所支援等の給付に関する相談 調整ウセンター卒園児の進路 ( 保育所 学校等 ) に関する調整エ福祉保健センター乳幼児健康診査後の療育相談へのスタッフ派遣オ保育所 幼稚園 障害児地域訓練会への技術支援 (2) 診療部門 [ 診療所 ] ア障害児の医学的 心理的な診断 検査 評価イ運動発達障害児への訓練ウ精神発達障害児への心理指導エ言語障害児への言語訓練オ保護者に対する家庭内での訓練方法等の指導 (3) 通園部門 [( 医療型 ) 児童発達支援センター 児童発達支援 ] ア年齢 障害等に応じた弾力的なクラス編成イ年齢 障害状況等に応じた通園日数の設定ウ年齢 障害状況等に応じた通園方法 ( 親子 単独 ) の設定

6 配置スタッフ 部門職種 相談 地域サービス部門ケースワーカー 保健師 診療部門 通園部門 医師 看護師 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 臨床心理士 臨床検査技師 児童指導員 保育士 児童指導員 保育士 臨床心理士 看護師 理学療法士 作業療法士 管理部門事務 栄養士 常勤の医師は 原則センター長 1 名 1センター 56 名 ~65 名の常勤職員 その他 業務委託先の職員として調理員 通園バス運転手等が従事

区福祉保健センターから地域療育センターへの支援と至る流れ

療育センターの標準的な対応フロー 谷間のない相談支援機能 1 利用申込みから速やかなインテーク面接を実施 早期に保護者の不安解消を図り 子育てへ見通し付け 児童への対応についての助言から 家庭や集団での生活における課題をできるだけ早期に かつ具体的に解決 区役所等関係機関からの情報を事前に確実に収集し 療育プランの作成に反映 事前情報に基づき 診療への導入を円滑に行う 2 インテーク面接から療育 就学及び学齢期支援に至るまでの相談を強化 地域療育センター各部門の評価やサービス提供等に関する障害児相談支援 ( マネジメント ) を実施 他の民間サービス利用を促進し 学校等との連携を強化

地域療育センターを中心とした早期療育体制と他機関との連携

施設の内容 1( 中部地域療育センター ) 施設外観 個別相談室 診察室 心理療法室

施設の内容 2( 中部地域療育センター ) 通園部指導室 理学療法 作業療法訓練室 水指導室のプール 屋上園庭

7 地域療育センターのこれから 昭和 59 年に 障害児地域総合通園施設構想 を策定し 方面別に整備してきた地域療育センターは 平成 25 年に全 8 か所に 平成 22 年から知的に遅れのない発達障害児への集団療育の場として児童発達支援 ( 旧児童デイサービス ) を開始 新たな機能を付加 平成 24 年の児童福祉法改正により 児童発達支援や障害児相談支援 保育所等訪問支援が創設 新たな役割が求められるとともに センターの利用児童数や支援の対象機関 ( 保育所 ) が増加

7 地域療育センターのこれから (1) 児童福祉法の改正への対応 平成 24 年 4 月の児童福祉法改正により 新たに障害児相談支援や 保育所等訪問などの事業が創設され 地域療育センターが提供する サービスメニューが増加しました また 児童発達支援や放課後等 デイサービスなど 障害児支援を行う事業所を増えていることに伴 い 地域の中核機関である地域療育センターに求められる役割も変 化しています < 参考資料 > 児童発達支援及び放課後等デイサービスの区別事業所数 ( 平成 26 年 9 月 1 日現在 ) 鶴見神奈川西中南港南保土ケ谷旭磯子合計 児童発達支援 3 2 1 1 1 3 0 1 1 金沢 港北 緑 青葉 都筑 戸塚 栄 泉 瀬谷 1 2 1 3 4 1 1 0 0 26 鶴見神奈川西中南港南保土ケ谷旭磯子合計 放課後等デイサービス 5 3 4 2 6 9 7 1 2 金沢 港北 緑 青葉 都筑 戸塚 栄 泉 瀬谷 2 3 4 6 3 5 2 6 4 74

7 地域療育センターのこれから (2) 利用児童数の増加への対応 地域療育センターの新規利用者数は 20 年度に 2,454 人であった ものが 知的に遅れのない発達障害児の増加が顕著であり 25 年度 にはよこはま港南地域療育セン ターの開所とも相まって 一気 に 4,046 人 約 1.6 倍となりま したが 今後も新規児童数が増 加していくことが予想されます

7 地域療育センターのこれから (2) 利用児童数の増加への対応 地域療育センター新規利用者の推移 ( 単位 : 件 ) 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 伸び率 南部地域療育センター 455 515 497 489 557 465 102% 戸塚地域療育センター 381 391 410 459 525 487 128% 北部地域療育センター 296 332 349 404 397 470 159% 中部地域療育センター 318 290 281 352 384 390 123% 西部地域療育センター 345 373 402 412 462 531 154% 東部地域療育センター 393 485 386 512 578 541 138% 地域療育センターあおば 266 259 244 236 240 322 121% 小計 2,454 2,645 2,569 2,864 3,143 3,206 131% よこはま港南地域療育センター 840 - 合計 2,454 2,645 2,569 2,864 3,143 4,046 (165%) 伸び率は 20 年度実績数に対する 25 年度実績数 25 年度のよこはま港南地域療育センターの新規利用者については 他の地域療育センター ( 主に南部 戸塚 ) からの移行分を含みます

7 地域療育センターのこれから (2) 利用児童数の増加への対応 背景に知的障害の軽い児童の増加

7 地域療育センターのこれから 昭和 59 年に 障害児地域総合通園施設構想 を策定し 方面別に整備してきた地域療育センターは 平成 25 年に全 8 か所に 平成 22 年から知的に遅れのない発達障害児への集団療育の場として児童発達支援 ( 旧児童デイサービス ) を開始 新たな機能を付加平成 24 年の児童福祉法改正により 児童発達支援や障害児相談支援 保育所等訪問支援が創設 新たな役割が求められるとともに センターの利用児童数や支援の対象機関 ( 保育所 ) が増加 全ての職種によるチームが相談機能を担う仕組みを地域療育センターが担う様々な支援の土台と位置づけ 診療機能とあいまって総合的な支援を行う 横浜型の児童発達支援センター を再構築し 次の 3 つの支援を包括的に行う 発達への支援 : こどものもてる力を育み発達を支援 家族への支援 : 家族の気持ちに寄り添いつつ子育てを支援 地域への支援 : 障害のあるこどもの地域での育ちを支援

最後に ~ おすすめの 1 冊 自閉症スペクトラム ソフトバンク新書 著者の本田秀夫さんは 精神科医師で 横浜市総合リハビリテーションセンターで 20 年にわたり 発達障害の臨床と研究に従事されました 自閉症スペクトラムについて 臨床に基づき わかりやすく解説しています ご清聴いただき ありがとうございました