誕生月に送付されます ~ 年金記録と金額が確認できます ~ 35 歳 45 歳 59 歳の節目年齢には封書 それ以外の方ははがきで届きます 平成 24 年 4 月より ねんきんネット でも閲覧できるようになりました ( 電子版ねんきん定期便 ) 年金加入履歴や標準報酬月額についてチェックしましょう 定期便でお知らせする内容 1 年金加入期間 2 年金見込み額 3 保険料の納付額 4 年金加入履歴 5 厚生年金保険の標準報酬月額等の月別状況 6 国民年金保険料の納付状況 節目年齢 (35 歳 45 歳 59 歳 ) の方々昭和 30 年 4 月 1 日以前に生まれた方は 58 歳 1~6 の記録を送付 上記以外の方々上記 1~3 について記録を送付 また上記 5 及び 6 について 直近一年分を記載して送付 年金加入履歴をご確認ください あきらめず ねばる 思い出す! 年金時効特例法あり! 日本年金機構 ねんきん定期便専用ダイヤル 0570-058-555 0
年金は請求しないともらえません! 誕生日 3 ヶ月前に発送されます 支給開始年齢の 年金請求書 101-0062 千代田区神田駿河台 2-5 ロウキンタロウ労金太郎 2112-123456 男 1
厚生年金 請求から振込みまで 毎年 ねんきん定期便 が届く 1 加入期間 標準報酬月額等の確認 2 厚生年金基金の期間はありませんか? 65 歳になると 年金請求書 が届く年金請求書 ( はがき ) を送付する裁定通知書 支給額変更通知書が届く 受給権発生の誕生日 3 ヶ月前に 年金請求書 が発送される 誕生日 ( 前日 ) が過ぎたら 書類をそろえて手続きをする 委任状で依頼することもできる 通知書 が届く 年金額改定のとき 在職老齢年金受給中の方が 退職したとき 配偶者の加給年金が停止になったとき 1~2 ヵ月後 年金証書 が届く 年金振込通知書 が届く年金振込 ( 在職老齢年金 ) 2
生年月日別による支給開始年齢 ~ 特別支給の老齢厚生年金は 請求しないと 5 年で時効になります ~ 特別支給の老齢厚生年金 生年月日 男性女性 報酬比例部分 62 歳 65 歳 老齢厚生年金 老齢基礎年金 昭 30.4.2~ 昭 32.4.1 生 昭 35.4.2~ 昭 37.4.1 生 63 歳 報酬比例部分 老齢厚生年金 老齢基礎年金 昭 32.4.2~ 昭 34.4.1 生 昭 37.4.2~ 昭 39.4.1 生 報酬比例部分 64 歳 老齢厚生年金 老齢基礎年金 昭 34.4.2~ 昭 36.4.1 生 昭 39.4.2~ 昭 41.4.1 生 男性 : 昭 36.4.1 女性 : 昭 41.4.1 以前生れの方 * 長期加入者特例 (44 年 ) 障害者特例 があります 65 歳 老齢厚生年金 老齢基礎年金 昭 36.4.2 以降生 昭 41.4.2 以降生 3
44 年長期特例について 1 男性 : 昭 36.4.1 女性 : 昭 41.4.1 以前生まれの方 厚生年金の加入年数が44 年 (528ヶ月) ある人には特例があります それは 定額部分の年金 ( 老齢基礎年金 ) が65 歳前でも受給できる事です ただし 支給開始年齢に達していること 厚生年金の加入者でないこと 繰り上げ受給をしていないこと が条件です 注意 ; 年金の加入月数は 資格を取得した月から 資格を喪失した日の前月までです 退職する時は 月数を年金事務所や会社に確認してからにしましょう 4
44 年長期特例について 2 男性 : 昭 36.4.1 女性 : 昭 41.4.1 以前生まれの方 ( 例 ) 昭和 32 年 4 月生の厚生年金加入の男性 116 歳から 218 歳から 320 歳から働いた時の年金支給開始時期 報酬比例部分 老齢厚生年金 1 16 歳 ( 就職 ) 厚生年金 44 年 60 歳 ( 退職 ) 63 歳 63 歳から定額部分支給 (+ 加給年金 ) 65 歳 老齢基礎年金 2 18 歳 ( 就職 ) 厚生年金 44 年 62 歳 ( 退職 ) 報酬比例部分 63 歳から定額部分支給 ( ) 63 歳 65 歳 老齢厚生年金 老齢基礎年金 3 20 歳 ( 就職 ) 厚生年金 44 年 63 歳 報酬比例部分 64 歳から ( ) 64 歳 ( 退職 ) 65 歳 老齢厚生年金 老齢基礎年金 5
厚生年金額の計算例 昭和 33 年 7 月 7 日生男性 495ヶ月平均標準報酬月額 320,000 円平均標準報酬額 530,000 円 1. 報酬比例部分 ( イ ) 平成 15 年 3 月以前の期間分 ( 老齢厚生年金 ) 320,000 円 7.125/1,000 312 月 = 711,360 円 ( ロ ) 平成 15 年 4 月以降の期間分 530,000 円 5.481/1,000 183 月 = 531,602 円 ( イ )+( ロ )=1,242,962 円 1 2. 定額部分 1,625 円 1.000 480 月 =780,000 円 ( 上限 480 月 ) ( 老齢基礎年金 ) 779,300 円 2 ( 経過的加算 ) 定額部分 老齢基礎年金の満額 昭和 36 年 4 月 1 日以降で 20 歳以上 60 歳未満の厚生年金被保険者期間の月数 (480) 480 780,000-779,300= 700 円 3 6
厚生年金額の計算例 昭和 33 年 7 月 7 日生男性 495ヶ月平均標準報酬月額 320,000 円平均標準報酬額 530,000 円 3. 配偶者加給年金額 389,800 円 (224,300 円 +165,500 円 ) 4 ( 原則 : 65 歳 ~ 配偶者が 65 歳になるまで受給可 生計維持 収入条件有 ) 4. 受給年金額 63 歳時 ~ 1 1,242,962 円 ( 月約 10 万円 ) 65 歳時 ~ ( 加給年金有 ) 1+2+3+4 2,412,762 円 ( 月約 20 万円 ) ( 加給年金無 ) 1+2+3 2,022,962 円 ( 月約 17 万円 ) 年金額計算は参考です ( ご注意 ) 厚生年金基金有の場合 : 基金期間分は別途請求し 受給となります 1 平均標準報酬月額 新乗率 7.125/1,000 月数 = 基金年金額 (H15 年 3 月までの分 ) 2 平均標準報酬額 新乗率 5.481/1,000 月数 = 基金年金額 (H15 年 4 月以降の分 ) 7
ご夫婦の年金 1 加給年金額ありのイメージ 夫が受ける年金 厚生年金加入期間 20 年以上 63 歳 65 歳 報酬比例部分 * 加給年金を受給できる人 厚生年金を 20 年以上 ( 特例有 ) かけた人で 65 歳未満の配偶者 ( 年収 850 万円未満 ) や 18 歳到達年度の末日までの子 ( 身障の子は 20 歳未満 ) がいるとき 老齢厚生年金 老齢基礎年金 妻が受ける年金 加給年金額 厚生年金加入期間 20 年未満 62 歳 報酬比例部分 生年月日によって金額が変わり S41 年 4 月 2 日以降生まれの方は振替加算はありません 65 歳 老齢厚生年金 老齢基礎年金 振替加算 国民年金の第 1 号および第 3 号被保険者期間がある場合は 65 歳からの老齢基礎年金となります 妻のほうが厚生年金加入期間が長い場合は妻と夫が逆になります 8
ご夫婦の年金 2 加給年金額なしのイメージ 夫が受ける年金 厚生年金加入期間 20 年以上 63 歳 報酬比例部分 65 歳 老齢厚生年金 妻が受ける年金 厚生年金加入期間 20 年以上 62 歳 報酬比例部分 老齢基礎年金 65 歳 老齢厚生年金 老齢基礎年金 上記のように 妻が 20 年以上 ( 生年月日によっては 35 歳を過ぎて 15 年 ~19 年 ) の公的年金や障害年金の支給が開始されると加給年金は支給停止 9
年金を何歳から受け取るか? 老齢基礎年金受取総額の推移 老齢基礎年金の繰上げ受給 1 ヶ月あたり 0.5% ずつ減額される (60 歳から受給すると 30% 減額 ) 老齢基礎年金の繰下げ受給 1 ヶ月あたり 0.7% ずつ増額される (70 歳から受給すると 42% 増額 ) 繰り上げ受給した場合 しない場合 2,000 万円 1,500 1,000 60 歳から 65 歳から 76 歳 8 ヶ月が損益分岐点 繰り下げ受給した場合 しない場合 2,000 万円 1,500 1,000 70 歳から 65 歳から 81 歳 11 ヶ月より長生きするなら繰り下げがおトク 500 500 0 0 60 65 70 75 80 85 歳 60 65 70 75 80 85 歳 標準モデルでの試算です 参考としてご活用ください 10
繰上げ支給の注意点 繰上げ受給をした時の減額率は一生変わりません また 請求の取り消しはできません 障害の状態になっても障害基礎年金が受けられません 65 歳になるまで繰上げ支給の年金と遺族厚生 ( 共済 ) 年金はどちらか一方しか受けられません 夫が死亡しても寡婦年金が受けられません 国民年金の任意加入 免除された期間の保険料が追納ができません 老齢厚生年金の繰上げ支給の注意点 老齢基礎年金も同時に繰上げなくてはなりません 厚生年金基金の加入期間がある場合は 厚生年金基金の 代行部分 も繰上げの対象になります 共済組合加入期間がある場合は 退職共済年金も繰上げの対象になります 在職中 ( 厚生年金加入中 ) は 繰上げ支給の老齢厚生年金も支給停止の対象になります ( 老齢基礎年金は 受給することができます ) 11
老齢厚生年金の繰上げ支給の注意点 雇用保険の基本手当 ( 失業給付 ) を受給すると繰上げ支給の厚生年金も全額支給停止になります ( 老齢基礎年金は受給することができます ) 雇用保険の高年齢雇用継続給付金を受給すると 繰上げ受給の厚生年金も支給停止の対象になります 厚生年金を繰上げ受給すると ( 厚生年金加入期間が 20 年以上 ) 配偶者に加算されている配偶者加給年金が支給停止となります 厚生年金の繰上げ受給をしても加給年金が加算されるのは 65 歳からです 特例該当者にかかわる繰上げ支給の注意点 厚生年金の加入期間が 44 年に満たない人が繰上げ受給をすると その後 44 年を満たしたとしても 長期特例に該当せず 加給年金も 65 歳まで支給されません 年金の繰上げ支給は慎重に!! 詳しくは お気軽に ろうきん に ご相談ください 12
再雇用と公的年金 厚生年金を受給できる人が厚生年金に再加入し 働いて給与収入がある場合 年金は一部または全額が停止となります * ただし 厚生年金に加入して働くと年金は増えます * 定額部分の期間が 480 ヶ月ない方は 上限 480 ヶ月になるまで増えます 1 年で定額部分の増える金額例 : 1,625 円 12 ヶ月 =19,500 円 63 歳 厚生年金加入 在職老齢年金 退職 年金額アップ! 老齢年金 ( 老齢厚生年金 ) ( 老齢基礎年金 ) 給料 給料 (75% 未満 ) 高年齢雇用継続給付 60 歳 13
在職老齢年金 60 歳以上 65 歳未満の方 年金月額と総報酬月額相当額との合計が 28 万円以下ならば減額されません パート アルバイトのように 厚生年金に加入しない場合は減額されません 65 歳以上 (70 歳以上も同じ ) は別途計算 70 歳以上は厚生年金の加入はありません 総報酬月額相当額 = 当月の標準報酬月額 ( 給料 )+ 当月以前 1 年間の標準賞与額 12 年金月額 88,000 円 ~620,000 円 総報酬月額相当額 ( 例 ;20 万円 +96 万円 12=28 万円 ) 支給停止額 ( カットされる金額 ) 合計 28 万円以下支給調整なし ( 全額支給 ) 28 万円以下 28 万円超省略 46 万円以下 ( 総報酬月額相当額 + 年金月額 -28 万円 ) 2 46 万円超 (46 万円 + 年金月額 -28 万円 ) 2+( 総報酬月額相当額 -46 万円 ) 14
在職老齢年金 (2) 60 歳以上 65 歳未満の方が再雇用で退職後も厚生年金に再加入し 働いて給与収入がある場合 収入により年金は一部または全額が停止となります 年金月額と総報酬月額相当額の合計が 28 万円を超えた場合超えた分の 1/2 が 年金から減額される 月額 28 万円 全額支給 1/2 が支給停止 パート アルバイトのように 厚生年金に加入しない場合は減額されません 合計 28 万円以下 合計 28 万円以上 ( 総報酬月額相当額 = 標準報酬月額 ( 賃金 )+ その月以前 1 年間の標準賞与額の 1/12) 15
在職老齢年金早見表 (60 代前半 ) 総報酬月額相当額 ( 給料 + 前 1 年間賞与 12) 19 万円 25 万円 28 万円 37 万円 46 万円 6 万円 6 万円 4.5 万円 3 万円 - - 年金月額 8 万円 8 万円 5.5 万円 4 万円 - - 10 万円 9.5 万円 6.5 万円 5 万円 0.5 万円 - 12 万円 10.5 万円 7.5 万円 6 万円 1.5 万円 - 18 万円 13.5 万円 10.5 万円 9 万円 4.5 万円 - * 厚生年金に加入して働くと 公的年金はカットされます 総報酬月額相当額年金月額調整額 カット額 ;{(28 万円 +10 万円 )-28 万円 } 2=5 万円年金 10 万円 -カット額 5 万円 =5 万円 ( 在職老齢年金 ) 年金からカットされる額 16
高年齢雇用継続給付金 60 歳以後継続雇用されて賃金が低下した場合にハローワークから支給される 高年齢雇用継続基本給付金の支給要件 1 支給対象月 (60~65 歳 ) の賃金が 60 歳時点の賃金の 75% 未満になったとき支給 2 支給対象月 (60~65 歳 ) の賃金が 支給限度額 (359,899 円 ; 毎年 8 月に変更 ) 未満であること 3 雇用保険の被保険者期間が 5 年以上あること 高年齢雇用継続基本給付金の支給額低下率 = 再雇用後の賃金 /60 歳到達時賃金月額 ( 上限有 ;472,200 円 ) 賃金の低下率 61% 以下支給対象月の賃金の 15% 支給額 61% 超 75% 未満支給対象月の賃金の低下率に応じて 0%~15% の給付金が受けられる 高年齢雇用継続基本給付金の支給期間 60 歳になった月から 65 歳になった月まで 定年退職後 再雇用 ( 雇用保険に加入 ) して 65 歳で辞める時 65 歳になると 高年齢求職者給付金 が支給されます ( ハローワークに届出をする ) 被保険者期間が 1 年未満は基本手当日額 ( ) の 30 日分 1 年以上は 50 日分です ( 年金はカットされません ) 17
高年齢雇用継続給付を受けた場合の年金 高年齢雇用継続給付を受給した場合 60 歳前半の在職老齢年金のしくみによる減額に加えて 就労する各月の賃金に応じて最高 6% が在職老齢年金から減額されます 厚生年金に加入していない場合 調整はありません 調整率 賃金の低下率 61% 以下の場合調整率 : 賃金 ( 標準報酬月額 ) の 6% 賃金の低下率 61% 超 ~75% 未満 支給対象月の賃金に応じて 0%~6% の支給調整 具体例 例 1: 賃金 18 万円の時 15%=27,000 円 申請により 2 ヶ月分ずつ支給 例 2: 標準報酬月額 18 万円の時 6%=10,800 円 在職老齢年金からカット 60 歳給料 ( 上限有 ) 472,200 円 60 歳以降の給料 ( 標準報酬月額 ) 年金月額 180,000 円 100,000 円 高年齢雇用 (15%) 例 1 在職老齢年金 ( カットなし ) 給料年金調整 (6%) 例 2 27,000 円 100,000 円 180,000 円 10,800 円 合計 296,200 円 18
高年齢雇用継続給付を受けた場合の年金 昭和 33 年 4 月 2 日生まれ ( 男性 ) の場合 63 歳以降も勤務し 65 歳前に退職する場合 (60 歳以降賃金低下 ) 60 歳 63 歳退職 65 歳 ( 再雇用 ) 支給停止 在職老齢年金 支給 停止 報酬 比例 報酬比例部分 賃金収入 賃金収入 経過的加算額 高年齢雇用 継続給付金 高年齢雇用 継続給付金 基本手当 老齢基礎年金 60 歳では年金の受給権は発生しない 19
遺族年金給付 会社員 ( 厚生年金 ) の方や厚生年金受給中の方が亡くなったとき 亡くなられた当時 残された妻等に 18 歳到達年度の末日までの間にある子がいる 18 歳到達年度の末日までの間にある子がいない 遺族厚生年金 と遺族基礎年金遺族厚生年金遺族厚生年金 ( ただし 30 歳になる前に 遺族基礎年金の受給権が消滅したときは その時から 5 年で失権 ) (40 歳未満 ) ただし30 歳未満の場合 5 年で失権 遺族厚生年金の支給対象と支給順位死亡した人に生計を維持されていた方 ( 年収 850 万円未満の方 ) 第 1 順位 配偶者または子 ( 夫の場合 : 死亡時 55 歳以上 支給開始 60 歳 ) 第 2 順位 父母 ( 死亡時 55 歳以上 支給開始 60 歳 ) 第 3 順位 孫 第 4 順位 祖父母 ( 死亡時 55 歳以上 : 支給開始 60 歳 ) と 中高齢寡婦加算 ( 妻 40~65 歳未満 ) 子と孫は 18 歳の年度末まで ( または 1 級 2 級の状態にある 20 歳未満 ) 配偶者は内縁関係を含みます 20
遺族年金給付の年金額 遺族基礎年金 ( 子の人数で年金額が決まる ) 子の数 子のある配偶者 ( ) に支給される年金額 基本額 加算額 年金額 1 人のとき 779,300 円 224,300 円 1,003,600 円 2 人のとき 779,300 円 448,600 円 1,227,900 円 3 人のとき 779,300 円 523,400 円 1,302,700 円 平成 26 年 4 月より 子のある配偶者 に変更されました 遺族厚生年金の算出式 遺族厚生年金 1 の額 + 2 の額 1 平均標準報酬月額 ( 平成 15 年 3 月以前 ) 7.125 1000 月数 3 4 2 平均標準報酬額 ( 平成 15 年 4 月以降 ) 5.481 1000 月数 3 4 21
妻 ( 被扶養配偶者 ) の年金の手続き 夫が定年等で退職し 厚生年金に加入しなくなった時 夫が厚生年金に加入していても 65 歳になった時その扶養されている妻が 60 歳未満の場合は必ず 第 1 号被保険者への種別変更が必要! 3 号被保険者 届けていますか? 専業主婦の期間です もしかしたらと思ったら加入期間の確認をしましょう 夫が定年退職した場合 3 号から 1 号への届出が必要です 特例 : 保険料免除申請が可能です 市区町村の国民年金担当窓口で相談しましょう 22
退職後の社会保障制度 公的年金の手取りに影響する社会保障制度は? 退職 年齢 60 65 70 75 医療保険はこれまで加入していた健康保険を任意継続するか 国民健康保険加入を選択する 年金収入 330 万円未満の人の公的年金控除額が拡大 国民健康保険料 介護保険料が下がる可能性あり 介護保険の第 1 号被保険者に移行介護保険料 国民健康保険料 住民税は年金から控除 現役並み所得者以外は医療費の窓口負担が 3 割から 2 割に (2014 年 3 月までに 70 歳に達している場合は 1 割負担 ) 現役並み所得者以外は医療費の窓口負担が 1 割に 後期高齢者医療制度に移行 現役並みの所得者を除く70 歳から74 歳の窓口負担は2014 年 4 月 1 日より2 割に変更された 2014 年 3 月までに70 歳に達している方は 引続き1 割負担 23
退職金にかかる税金 計算方法 退職金の課税対象所得金額 ( 退職金 - 退職所得等控除額 ) 1/2 退職手当 企業年金 ( 一時金で受け取るもの ) 上記の式にある退職所得控除額は 次のように計算します 勤続年数 退職所得控除額 20 年以下 40 万円 勤続年数 ( 最低 80 万円 ) 21 年以上 800 万円 +{70 万円 ( 勤続年数 -20 年 )} 例 ;38 年勤続の場合 退職所得控除額は? 800 万円 +{70 万円 (38 年 -20 年 )}=2,060 万円 まで税金はかかりません ご注意ください 1. 勤続年数に 1 年未満の端数があるときには 1 年として計算します 2. 事故などの障害で退職した時は 計算した金額に 100 万円を加算します 24
年金は請求しないと受け取れません! 厚生年金は 支給開始年齢 ( 生年月日で違います ) になったら 年金事務所で手続きをします 手続きは誕生日の前日以降です 仕事等で 年金事務所 ( ) にでかけることのできない方は 調査 請求のお手伝いをさせていただきます 最寄りの < ろうきん > 支店をご利用ください ( ) 平成 22 年 1 月より国民年金 厚生年金保険の業務運営は 日本年金機構 が担当することになり 社会保険事務所は 年金事務所 となりました 手続きは従来とかわりません 年金の制度内容を知りたい 自分や妻の職歴の登録がどうなっているのか 受給資格期間が満たされているのか知りたい 年金がいつからいくらもらえるのか知りたい 年金加入期間確認通知書 ( 特に共済年金期間のある方 ) を請求したい 年金請求の手続をしたい こんなご要望にお応えいたします 25