中山間地域所得向上支援事業 ( 以下 本体事業 という ) は 所得向上計画の策定 水田の畑地化等の基盤整備 生産 販売等の施設整備等を総合的に実施する事業とし その具体的な内容は農村振興局長等が別に定めるところによるものとする (2) 関連事業関連事業は 所得向上計画に基づき実施する (1) の本

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唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地

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( 産地パワーアップ計画の重要な変更 ) 第 7 条産地パワーアップ計画ごとに 次に定める変更を行う場合は 第 4 条及び第 5 条の手続きに準じて行うものとする (1) 成果目標の変更 (2) 事業内容の変更 (3) 取組主体事業計画の変更 (4) 取組主体の補助事業費の3 割を超える変更 2 前

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( 構成 ) 第 4 条推進会議は 次に掲げる機関及び団体をもって構成する ( 1 ) 行政機関等ア砥部町イ愛媛県ウ砥部町農業委員会エ愛媛県青年農業者等育成センター ( 2 ) 融資機関 保証機関アえひめ中央農業協同組合イ愛媛県信用農業協同組合連合会ウ愛媛県農業信用基金協会エ株式会社日本政策金融公庫

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万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

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及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

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中山間地域所得向上支援対策実施要綱 制定 平成 28 年 10 月 11 日付け28 農振第 1336 号農林水産事務次官依命通知 改正改正 平成 29 年 3 月 31 日付け28 農振第 2324 号平成 30 年 2 月 1 日付け29 農振第 1811 号 第 1 目的及び趣旨中山間地域の農業は 食料の安定供給の確保や多面的機能の発揮の面で重要な役割を担っている また 豊かな風土を活かして全国的なブランド化が図られるなど 経営者の意欲によって 今後の農業経営に大きな希望が持てる地域である 一方で 中山間地域は 自然的 経済的 社会的条件が不利な上に 平地と比べて高齢化や人口減少が進展している このような中 平成 27 年 10 月 5 日に環太平洋パートナーシップ (TPP) 協定が大筋合意され 総合的なTPP 関連政策大綱 ( 平成 27 年 11 月 25 日 TPP 総合対策本部決定 ) において 次世代を担う経営感覚に優れた担い手を支援することとされた また 平成 29 年 7 月 6 日には日 EU 経済連携協定 (EPA) が大枠合意され 改訂された 総合的なTPP 等関連政策大綱 ( 平成 29 年 11 月 24 日 TPP 総合対策本部決定 ) においても 次世代を担う経営感覚に優れた担い手を支援することとされている これらを踏まえ 中山間地域所得向上支援対策 ( 以下 対策 という ) により 収益性の高い農産物等の生産 販売等の取組を総合的に支援し 意欲ある中山間地域の農業者等の所得向上を推進する 第 2 中山間地域所得向上計画対策を実施するに当たって 収益性の高い農産物等の生産 販売等により 所得向上を図る都道府県又は市町村 ( 以下 計画主体 という ) は 中山間地域所得向上計画 ( 以下 所得向上計画 という ) を策定するものとし その記載する内容については 農林水産省農村振興局長及び生産局長 ( 以下 農村振興局長等 という ) が別に定めるところによるものとする なお 都道府県が計画主体となる場合は 所得向上計画の対象となる市町村と緊密な連携のもと 策定するものとする 第 3 対策の内容 1 対象事業対策の対象事業は 次に掲げる事業とする (1) 中山間地域所得向上支援事業 - 1 -

中山間地域所得向上支援事業 ( 以下 本体事業 という ) は 所得向上計画の策定 水田の畑地化等の基盤整備 生産 販売等の施設整備等を総合的に実施する事業とし その具体的な内容は農村振興局長等が別に定めるところによるものとする (2) 関連事業関連事業は 所得向上計画に基づき実施する (1) の本体事業と関連する次のアからウまでの事業とし その具体的な内容は農村振興局長等が別に定めるところによるものとする ア水田の畑地化 畑地 樹園地の高機能化等の推進収益性の高い農産物を中心とした営農体系への転換を促進するため 水田の排水改良や 畑地 樹園地の区画拡大 畑地かんがい施設の整備等を支援する事業 イ産地パワーアップ事業地域一丸となって収益力向上に計画的に取り組む産地に対し 集出荷施設の整備等を支援する事業 ウ畜産 酪農収益力強化整備等特別対策事業 ( 施設整備事業 ) 畜産クラスター計画に位置付けられた中心的な経営体に対し 収益力強化に必要な施設整備等を支援する事業 2 事業実施主体事業実施主体は 1に掲げる対象事業ごとに農村振興局長等が別に定めるところによるものとする 3 対象地域等 (1) 対策の対象地域は次のアからサまでに掲げる地域とする なお 本体事業の対象地域については 次のアからサまでに掲げる地域のうち中山間地農業ルネッサンス事業実施要綱 ( 平成 29 年 3 月 31 日付け28 農振第 2275 号農林水産事務次官依命通知 ) 第 2の地域別農業振興計画を策定した地域とする ア特定農山村地域における農林業等の活性化のための基盤整備の促進に関する法律 ( 平成 5 年法律第 72 号 ) 第 2 条第 4 項の規定に基づき公示された特定農山村地域イ山村振興法 ( 昭和 40 年法律第 64 号 ) 第 7 条第 1 項の規定に基づき指定された振興山村ウ過疎地域自立促進特別措置法 ( 平成 12 年法律第 15 号 ) 第 2 条第 2 項の規定に基づき公示された過疎地域 ( 同法第 33 条第 1 項又は第 2 項の規定により過疎地域とみなされる区域を含む ) エ半島振興法 ( 昭和 60 年法律第 63 号 ) 第 2 条第 1 項の規定に基づき指定された半島振興対策実施地域オ離島振興法 ( 昭和 28 年法律第 72 号 ) 第 2 条第 1 項の規定に基づき指定された離島振興対策実施地域カ沖縄振興特別措置法 ( 平成 14 年法律第 14 号 ) 第 3 条第 1 号に規定する沖縄キ奄美群島振興開発特別措置法 ( 昭和 29 年法律第 189 号 ) 第 1 条に規定する奄 - 2 -

美群島ク小笠原諸島振興開発特別措置法 ( 昭和 44 年法律第 79 号 ) 第 4 条第 1 項に規定する小笠原諸島ケ豪雪地帯対策特別措置法 ( 昭和 37 年法律第 73 号 ) 第 2 条第 2 項の規定に基づき指定された特別豪雪地帯コ旧急傾斜地帯農業振興臨時措置法 ( 昭和 27 年法律第 135 号 ) 第 3 条第 1 項の規定に基づき指定された急傾斜地帯又は受益地域内の平均傾斜度が15 度以上の地域 ( 水田地帯を除く ) サ 農林統計に用いる地域区分の制定について ( 平成 13 年 11 月 30 日付け13 統計第 965 号農林水産省大臣官房統計情報部長通知 ) における中間農業地域又は山間農業地域の基準に該当する地域 (2) 所得向上計画の区域 ( 以下 計画区域 という ) は 対象地域における農用地区域 ( 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 ) 第 8 条第 2 項第 1 号に定める農用地区域をいう 以下同じ ) 内の区域とする ただし 農用地区域及び農用地区域以外の区域との一体的な換地により土地利用の秩序化を行い 当該農用地区域以外の区域において公共用地の創設を行う場合等 農用地区域以外の区域を事業実施区域とする必要がある場合には 必要な限度において 当該区域を計画区域とすることができる なお 計画区域内の農用地全体に占める主傾斜 1/100 以上の農用地の面積割合が概ね25% 以上 ( 北海道内の地域にあっては 主傾斜 1/100 以上の農用地の面積割合が概ね5% 以上 ) であるものとする (3) 本体事業は 計画区域を対象として実施するものとする (4) 本体事業の施設整備のうち農村振興局長等が別に定める施設は 計画区域内の農業者等が当該施設の主たる受益者であって 計画区域内の農業者等の所得向上を図る上で必要な施設と計画主体が認める場合に限り (1) 及び (3) の規定にかかわらず 対象地域外で実施できるものとする (5) 本体事業の基盤整備のうち農村振興局長等が別に定める施設は 計画区域内の農業者が当該施設の主たる受益者であって 計画区域内の施設と一体的に整備する必要があると計画主体が認める場合に限り (3) の規定にかかわらず 計画区域外で実施できるものとする 4 成果目標及び目標年度計画主体は 農村振興局長等が別に定めるところにより 所得向上計画において成果目標及び目標年度を定めるものとする 第 4 対策の手続 1 所得向上計画の策定に係る採択申請 (1) 計画主体は 採択申請書 ( 計画概要表を含む ) 及び関係書類 ( 以下 申請書等 という ) を 事業実施年度の2 月末までに 計画主体が都道府県である場合にあっては地方農政局長等 ( 北海道にあっては農村振興局長 沖縄県にあっては内閣府沖縄総合事務局長 以下同じ ) に 計画主体が市町村であ - 3 -

る場合にあっては都道府県知事に提出するものとする (2) 都道府県知事は 管内の本事業への取組方針を明確にした上で (1) により提出された申請書等を確認し 取りまとめて地方農政局長等に提出するものとする (3) 地方農政局長等は (1) 又は (2) により提出された申請書等の内容を審査し これを適当と認めるときは 当該申請の採択を決定し その旨を都道府県知事に通知するものとする (4) 都道府県知事は (3) により通知を受けた申請の計画主体が市町村である場合は 遅滞なく 市町村長に対し決定された旨を通知するものとする (5) 地方農政局長又は内閣府沖縄総合事務局長は (3) により決定したときは 農村振興局長に報告するものとする 2 所得向上計画の策定 (1) 計画主体は 1の (3) による決定を経た上で 所得向上計画を作成し 第 3の1に掲げる本体事業及び関連事業の実施に必要な計画 ( 以下 関連計画 という ) を添付した上で 計画主体が都道府県である場合にあっては地方農政局長等に 計画主体が市町村である場合にあっては都道府県知事に提出するものとする (2) 都道府県知事は (1) により提出された所得向上計画及び関連計画を確認し 取りまとめて地方農政局長等に提出するものとする (3) 地方農政局長等は (1) 又は (2) により提出された所得向上計画及び関連計画の内容を審査し これを適当と認めるときは 当該申請に係る所得向上計画及び本体事業の実施に必要な計画 ( 以下 所得向上計画等 という ) を認定し その旨を都道府県知事に通知するものとする (4) 地方農政局長等は (3) の審査に当たっては 外部有識者等の意見を聴くものとする (5) 都道府県知事は (3) により通知を受けた所得向上計画の計画主体が市町村である場合は 遅滞なく 市町村長に対し所得向上計画等が認定された旨を通知するものとする (6) 地方農政局長又は内閣府沖縄総合事務局長は (3) により認定したときは 農村振興局長に報告するものとする 3 1 及び2の手続は 農村振興局長等が別に定める様式により行うものとする 4 計画主体は 所得向上計画等について 農村振興局長等が別に定める重要な変更を行うときは 2の規定を準用する 第 5 事業評価計画主体は 所得向上計画に定められた目標年度の翌年度において 農村振興局長等が別に定めるところにより 事業の評価を行わなければならない 第 6 助成国は 予算の範囲内において 所得向上計画の策定及び所得向上計画に基づく - 4 -

対象事業の実施に要する経費に充てるため 農村振興局長等が別に定めるところにより助成するものとする 第 7 配慮国及び事業実施主体は 本体事業の実施に当たって 農地中間管理機構による担い手への農地集積に配慮することとする 第 8 委任対策の実施については この要綱に定めるもののほか 農村振興局長等が別に定めるところによるものとする 附則 1 この要綱は 平成 28 年 10 月 11 日から施行する 2 平成 28 年度の申請書等の提出については 平成 29 年 1 月末までとする 附則 1 この要綱は 平成 30 年 2 月 1 日から施行する 2 中山間地域所得向上支援対策実施要綱の一部改正について ( 平成 30 年 2 月 1 日付け29 農振第 1811 号農林水産事務次官依命通知 ) による改正前の本要綱第 4 の規定により認定を受け 平成 28 年度補正予算 ( 第 2 号 ) により実施した事業については なお従前の例による - 5 -