Hands On ながさき 平成24年度事業報告

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市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

活動状況調査

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

資 料 1

ニュースリリース 平成 26 年 10 月 24 日中日信用金庫株式会社日本政策金融公庫 日本公庫 地方公共団体 地域金融機関 中間支援組織と連携し ソーシャルビジネス支援ネットワークを設立 このたび 中日信用金庫 ( 理事長 : 山田功 ) 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) は 地域の

応 募 要 項

(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見

区(支部)社協会費関係相談記録

平成 28 年度事業計画書 Ⅰ. 従業員の教育 訓練事業の継続実施 協会の主要な事業の柱の一つとして 従来から推進してきた会員社の従業員の育成のための研修会を 本年度もNHK 放送研修センターに委託して継続実施することとする 例年通り経験の浅い従業員を対象とした TV 番組演出基礎コース研修 と T

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

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平成18年度標準調査票


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介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

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チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

平成 30 年度事業報告について ( 平成 30 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 ) ( 特定非営利活動に係る事業 ) 1. 特定非営利活動に係る事業 (1) 事業の成果 地球温暖化対策の推進に関する法律 第 24 条の規定に基づき 川崎市において設置された 川崎市地球温暖

4 施策別計画 4 施策別計画 施策別計画の見方 施策の方向性を示しています 関連する施策と連携の内容を示して 取組の目標を示しています います なお 市民協働や人権 行政 施策の必要性を示しています の効率化などを内容とする まちづ 取組の現状と課題を示しています くりを進めるための基盤 である施

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

地域生活サポートセンターいこな

更に 県内各地に誕生した傾聴ボランティア団体の活動がより活発になるようネットワーク形成 に向けて 当団体が中心となってとりまとめを行っている 3 活動の特徴 (1) 活動の中で見られた工夫や活動が上手く進んだポイント 電話相談 傾聴茶話会 傾聴サロンまで 被災者のニーズに応じた対応が可能な仕組みの構

区(支部)社協会費関係相談記録

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事業内容

2018 年度 ( 平成 30 年度 ) 事業計画書 協会自主事業 公益財団法人和歌山県国際交流協会

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地域子育て支援拠点事業について

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

平成 29 年度事業計画書 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで 特定非営利活動法人全国ストップ ザ ロコモ協議会 1. 事業実施の方針平成 29 年度も 平成 28 年度と同様に運動器症候群 ( 以下 ロコモ という ) の医学的知識及び臨床経験に基づき ITを活

生活困窮者支援事業について 平成 28 年 11 月 14 日市長定例記者会見資料 2 さまざまな悩みを抱える生活困窮者 仕事はしたいけど 今日食べるものもないな 実施住居確保給付金必須事業安定的に就職活動を行うことができるよう, 有期で家賃相当額を支給 借金の返済 子どもの将来が心配だな 高知市生

市民自治をめざす1000人の会NEWS

資料 2 東区まちづくり推進事業の検証結果について ( 平成 29 年度第 2 回東区まちづくり懇話会 ) 開催概要 開催日時 : 平成 29 年 9 月 15( 金 ) 午前 9 時 30 分 場 所 : 東区役所 3 階すこやかホール 熊本市東区役所


1 参加した事がない 2 年に 1-2 回参加 Q.5 3 年に 3 回以上参加 4 ほぼ毎回参加 Est 団体設立 年 度数 年数 71.4% 28.6%.0%.0% 100.0% 年 度数 % 35.

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事項を札幌市と契約候補者で協議し 仕様の調整を行う また 本業務の受託者は 業務に伴う費用の支払い等を含め 下記項目に係る業務全般を行うこととする (1) 運営団体へのアンケート調査及びヒアリング調査市内で子ども食堂等を運営している団体に対してアンケート調査を実施し 本市における子ども食堂等の開設状

Ⅰ. 第 3 期がん対策推進基本計画 について 第 11 回都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会では 第 3 期がん対策推進基本計画 に記載されたがん診療連携拠点病院に新たに求められる機能について 都道府県レベルでの取り組み状況を共有し 今後のがん診療連携拠点病院の活動について議論していくことを予

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18 定期的にモニタリンク を行い 放課後等ディサービス計画の見直しの必要性を判断しているか 19 カ イト ラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか 20 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 関係機関や保護者との連

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

【最終】平成28年度活動状況調査結果

. 活動 成果指標の達成状況 NPO 等活動活性化セミナー等の実施 ( 箇所 ) NPO 等融資利用円滑化セミナー等の実施 ( 箇所 ) 3 NPO 法人会計基準説明会の実施 ( 箇所 ) ( の根拠 ) 県内離島を含め 箇所でセミナー 相談会を実施する 県内離島を含め 箇所でセミナー 相談会を実施

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

「個性がいきる人・まち・くらし」助成 2002年度・003年度事業助成

公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

摂津市施設管理公社経営改善計画 分野 行動計画 ( 具体的取組み ) 進捗状況自己評価 ( 団体 ) 所管課評価 ( 市 ) 効率的 効果的な施設の管理運営目標有機的連携に基づき文化を育む施設管理を行う 具体的内容平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 利用者の目的によって使用する施設を相

事例 No. 具体的な工夫 ポイントた情報発信に加え ホームページの立ち上げや SNS の活用を検討している また マスコミからの取材申し入れは全て対応している フリーペーパーの発行や Facebook などの SNS といった多様な手段により広報を実 7 施 Web デザイナーが専門家として参加す

Uモニ  アンケート集計結果

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

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施策吊

計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

第 1 部 施策編 4

行っている方からは 自宅に閉じこもりがちであったが 外出するきっかけができた との声をい ただいている 3 活動の特徴 1 活動の中で見られた工夫や活動が上手く進んだポイント 大規模仮設住宅以外の被災者を対象に支援を展開前述したように支援物資の配布を通じた訪問活動を行う中で 大規模仮設住宅以外で生活

障害児・発達障害支援_

平成 28 年度野田市社会福祉協議会事業計画 1. 事業方針野田市社会福祉協議会では ふれあいと支えあい 福祉の心豊かなまちづくり を基本理念として 地域社会全体で問題解決に取り組み 市民が自立し安心して暮らせる心豊かな福祉社会の実現を目指しています 27 年 4 月から認知症高齢者や障がい者等の判

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社会福祉法人の地域における公益的な取組に関するアンケート調査 結果報告書 平成 30 年 7 月 社会福祉法人狭山市社会福祉協議会 - 0 -

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25 周年を迎えたコミ協の新たな取組 について ( 報告 ) 20 周年に向けての見直し検討報告書 に明示された方策等の推進状況を企画総務部会で精査したところ そのほとんどが既に実施もしくは改善されていることがわかった ついては これらの事業は引き続き実施することとし 新たに 地域コミュニティ が抱

資料1 第1回会議のポイントについて

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2. 意見の概要と市の考え方寄せられた意見の概要及び意見に対する市の考え方は次のとおりです 意見書の内容意見に対する市の考え方 前文 に条例の基である 言語 の位置づけを明確に示し 前文 に手話は言語として位置づけられている旨の記載条例の策定趣旨を理解しやすくしてください を追加しました また 前文

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

藤沢型地域包括ケアシステムの推進について 平成 30 年 2 月藤沢市議会定例会厚生環境常任委員会資料 1 ⅠⅠ 中長期を見据えた検討体制の見直し 1 これまでの経過等について現在, 国では 地域共生社会 の実現に向け, 様々な改革が進められており, 平成 30 年 4 月に施行される社会福祉法の一

看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

国立女性教育会館の機能と取り組み

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介 紹 と ご 特 し お の 員 役 会 窓 同!! 集 いるの て し 何 て っ 員 紹介します を 同窓会役 と ご し お な ない役員の主 ら か わ に 外 意 いてます 動 れ こ れ あ ぬって 勤務の合間を 星 野 広樹 さん 健康栄養学科 2010年卒 田 澤 祐 美 さん 理

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児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

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2008朝日の社会福祉事業報告書.indd

費 複写費 現像 焼付費 通信費 ( 切手 電話等 ) 運搬費 研究実施場所借り上げ費 ( 研究機関の施設において補助事業の遂行が困難な場合に限る ) 会議費 ( 会場借料 食事 ( アルコール類を除く ) 費用等 ) リース レンタル費用 ( コンピュータ 自動車 実験機器 器具等 ) 機器修理費

1.表紙〜はじめに

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セキュリティ・ミニキャンプin新潟2015 開催報告

第一部基調講演 イノベーションの仕掛け 一橋大学イノベーション研究センター教授六本木アカデミーヒルズ日本元気塾塾長 米倉誠一郎氏 第一部景観 今の日本はまずい?! 第二部パネルディスカッション イノベーションによる 働きがいのある雇用と魅力的な暮らしを地方都市でどう実現するか パネラー コーディネー


市民自治の捉え方 市民自治 市民参加協働 市民の自立的な活動 市の領域 協働の領域 市民の領域 市の責任と主体性によって独自に行う領域 市の主体性が強く 市民が市に協力する領域 市民と市がそれぞれの主体性のもとに協力して行う領域 市民の主体性が強く 市が市民に協力する領域 市民の責任と主体性によって

「(仮称)姫路市地域IT基本計画」の概要について

スライド 1

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NEWS 2020 速報 の一部を改正する法律案 REPORT 総会の様子 2025 GDP 3 02 vol

多賀町地域福祉活動計画案(概要版)

ソーシャルセクター組織実態調査 2017 特定非営利活動法人新公益連盟 2017 年 12 月 6 日 Copyright 2017 Japan Association of New Public All Rights Reserved,

第 3 期きずな計画づくりスタート!! 第 3 期きずな計画づくりスタート!!

平成 31 年 3 月分 (4 月納付分 ) からの健康保険 厚生年金保険の保険料額表 健康保険料率: 平成 31 年 3 月分 ~ 適用 介護保険料率: 平成 31 年 3 月分 ~ 適用 厚生年金保険料率: 平成 29 年 9 月分 ~ 適用 子ども 子育て拠出金率: 平成 30 年 4 月分

(別紙1)

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

資料1-1 HTLV-1母子感染対策事業における妊婦健康診査とフォローアップ等の状況について

Transcription:

Hands On ながさき 2016 年度事業報告 Hands On ながさきは2012 年 8 月に任意団体として設立し 2016 年度で5 年目を迎えた 全国的には 改正 NPO 法の成立 施行や休眠預金活用法が成立し 市民活動の財政基盤の支援がすすみ なお一層の情報公開 説明責任が求められている ハンズオンながさきも長崎の中間支援団体として 理解促進 実施を検討する時期となったため 法人化についても検討を深め始めた 1. 中間支援組織の連携市民活動にとって大きな変化が起こる兆しが出ている このため当団体のみでこれらの変化に対応することは難しく他の団体 行政との連携が必要となっている 今年度は 北部九州中間支援ネットワーク会議への参加を中心に 長崎県 長崎市 県民ボランティア活動支援センター NPO 法人 Fine ネットワーク長崎と長崎の中間支援活動の課題などについて意見交換を行った 特に課題として出されたのは 中間支援の認知がないこと 人材育成の必要性であった また これまで各種セミナーへの参加を理事たちが行っていたが 長崎の中間支援活動者の人材を進めるためメンバーにも声をかけ 参加できるメンバーにはできる限り各種セミナーに参加し 他団体との連携も深めた (2017 年 1 月 7 日 北部九州中間支援ネットワーク会議 in 長崎 ) 2.2016 年度計画の活動報告と成果 (1) ハンズオンカフェ 誰でも気軽に参加して NPO ボランティアのことについてフリートークができるハンズ 1

オンカフェを計 11 回開催 参加者延べ63 名 カフェのテーマは後述の記録を参照 NPO で活動する目的と経済的価値について卒業論文を作成したいと長崎大学 4 年生から相談があり 県内外の NPO にウェブアンケートで協力をいただいたほか ハンズオンカフェで7 団体 2 個人計 13 名の NPO ボランティア活動者にインタビューを行い大学生の卒業論文完成に協力した (2016 年 11 月 30 日ハンズオンカフェ ) (2) ハンズオンクリニック個別相談 49 件 内個人から11 件 団体から38 件 相談内容で最も多かったのは 個人はどんな団体があり どんな活動をしているのかを知りたいという NPO の照会 団体は 事業実施へのアドバイス や 組織の運営 が多かった 団体内部での意思決定 メンバーの主体的参加など運営する人に関する相談が多かった この5 年間の相談実績を見ると NPO の照会が最も多く 長崎にどんな NPO があるのか どんな活動をしているのか知られていないことが分かる これは NPO の広報相談にもつながるが イベントなどのフロー情報は周知しても 団体の基本情報の提供が十分ではないかと推察される 内閣府のホームページでも NPO 法人の情報を公開している (3) ラジオ番組 なないろパーク 昨年度からスタート 長崎シティ FM さんとアートクエイクさんの協力で ながさきのまちづくりについて自由に話し合う番組 なないろ は誰でも パーク 集える場所と言う意味 市民活動に限らず 様々な分野で活動する分野の NPO や市民をゲストとして迎え 2

て 2016 年度は26 回収録 放送 ( 通算 42 回 ) 長崎で活動する方々を知り まちの課題を放送することができた テーマは後述の記録を参照 29 年度は出演者 出演団体に参加を呼びかけ なないろパーク同窓会 を開催し ネットワーキングを進める (2017 年 3 月 22 日収録なないろパーク ) 3. その他の活動報告と成果 1 情報提供ブログ facebook メールをリンクさせ情報提供 ブログは2016 年度は175 件アップし累計で1,000 件を超えるなど 継続的に情報を発信し NPO の活動をサポートした 2 講師派遣鹿児島県指宿市の委託を受けた指宿協働カレッジに市民活動スタートのテーマで講師を派遣した ( 参加者 12 名 ) また指宿の市民と懇談し 指宿での市民活動の状況や活動の在り方 進め方などについて意見交換をした (2016 年 11 月 19 日協働カレッジ事業 ) 3 災害支援活動 2017 年 4 月に発生した熊本地震にボランティア活動者として参加する学生等へ災害 ボランティア活動のレクチャーや活動報告会でのアドバイスなどの支援を行った 3

4NPO の訪問と主催イベント等への参加 長崎市内を中心に NPO を訪問したり NPO が主催するイベントに参加して活動状況を ヒアリングしニーズを把握したり 今後の活動についてアドバイスした 5 長崎市議会議員との意見交換会実施の準備前年度に 長崎市議会議員に市民活動に関するアンケート調査を行い 市民活動そのものの認知度が低いことが分かったため 議員と市民活動団体との意見交換会を開催する準備を進めた しかし 日程調整や議員にどのようにアプローチするか 陳情の場にならないかなど打ち合わせを重ねるたびに課題が出てきており その解決に至っておらず 進んでいない 次年度には開催できるようアプローチやテーマを含め見直していく 6 各種研修会等への参加佐賀で開催された遺贈寄付についてのセミナーや市民ファンド研究会議など 法律改正に合わせ開かれたセミナーに参加しすでに取り組んでいる地域について学び長崎での実現の可能性について検討した 4. 活動記録 28 年 4 月 ブログ更新 ( 更新 14 回 ) 4/2 市民活動団体と長崎市議会議員との意見交換会打ち合わせ 4/2 世界自閉症啓発デーイベント参加 ( 長崎市 ) 4/3 サステナプラザながさき訪問 ( 長崎市 ) 4/5 ラジオ番組 なないろパーク 収録 (WAKU WA 平和町商店街街歩き実行委員会 ) 4/6 ハンズオンクリニック ( 防災啓発活動団体の紹介 ) 4/6 ハンズオンクリニック ( 市民活動団体の補助金決算書監査 ) 4/13 ハンズオンクリニック ( 当事者会の顔合わせ会のルールについて ) 4/13 市民活動団体と長崎市議会議員との意見交換会打ち合わせ〇 4/17 長崎 sip-s 被災地ボランティア活動報告会参加 ( 長崎市 ) 4/19 県と NPO との懇談会参加 ( 長崎市 ) 4/19 ラジオ番組 なないろパーク 収録 (NGO LINC) 4/27 ハンズオンカフェ ( 熊本地震災害の状況報告とこれからのボランティア 8 名 ) 28 年 5 月 〇ブログ更新 ( 更新 2 回 ) 〇 5/3 ラジオ番組 なないろパーク 収録 ( 長崎市民会館 ) 4

〇 5/12-14 アメリカン エキスプレス リーダーシップ アカデミー 2016 参加 ( 福岡市 ) 〇 5/17 ラジオ番組 なないろパーク 収録 ( チトセピアホール ) 〇 5/25 ハンズオンカフェ ( 団体運営 リーダーシップ メンバーシップ 2 名 ) 〇 5/31 ラジオ番組 なないろパーク 収録 ( サステナプラザ長崎 ) 28 年 6 月〇ブログ更新 ( 更新 11 回 ) 〇 6/15 長崎市議会本会議傍聴〇 6/13 ラジオ番組 なないろパーク ( 気分は上々!) 〇 6/22 ハンズオンカフェ ( 熊本地震災害ボランティア活動報告 :6 名 ) 〇 6/27 ラジオ番組 なないろパーク 収録 ( 長崎創作漫画集団 Depacha) 28 年 7 月〇ブログ更新 ( 更新 1 回 ) 〇 7/7 ハンズオンクリニック ( 講師紹介依頼 ) 〇 7/12 ラジオ番組 なないろパーク 収録 (NPO 法人ドットジェイピー ) 〇 7/17 ハンズオンクリニック ( 施設でのイベント開催の疑問 ) 〇 7/20 ハンズオンカフェ ( 自分のモチベーションを知ろう :4 名 ) 〇 7/25 ラジオ番組 なないろパーク 収録 ( 長崎大学経済学部学地域経済ゼミ ) 〇 7/26 ハンズオンクリニック ( 子育ての悩み相談の相談 ) 28 年 8 月〇ブログ更新 ( 更新 4 回 ) 〇 8/5 ハンズオンクリニック ( イベントで使う物品のレンタルについて ) 〇 8/10 ラジオ番組 なないろパーク 収録 (WAKU WA 平和町商店街街歩き実行委員会 ) 〇 8/23 ハンズオンカフェ ( 県民ボランティア活動支援センターセミナーでの開催 :3 名 ) 〇 8/23 ラジオ番組 なないろパーク 収録 (NPO 法人フリースクールクレインハーバー ) 〇 8/30 北部九州中間支援組織支援者ネットワーク会議 ( 全国市民コミュニティ財団協会九州ブロック合同会議 : 佐賀市 ) 〇 8/30 ハンズオンクリニック ( 子育て支援相談機関の紹介依頼 ) 28 年 9 月〇ブログ更新 ( 更新 13 回 ) 〇 9/6 ラジオ番組 なないろパーク 収録〇 9/8 ハンズオンクリニック ( 助成金について ) 〇 9/12 ハンズオンクリニック ( セミナーに伴う活動者の紹介 ) 5

〇 9/14 ハンズオンクリニック ( 情報発信について ) 〇 9/20 ラジオ番組 なないろパーク 収録 ( 公会堂を考える会 ) 〇 9/24 全国コミュニティ財団協会との打ち合わせ ( 長崎市 ) 〇 9/28 ハンズオンカフェ ( 北部九州中間支援組織ネットワーク会議報告 :5 名 ) 〇 9/28 ハンズオンクリニック ( ジャージ寄贈の相談 ) 〇 9/30 ハンズオンクリニック ( 妊婦さんを支援する制度について ) 28 年 10 月〇ブログ更新 ( 更新 29 回 ) 〇 10/4 ラジオ番組 なないろパーク 収録 ( ヒューマンライブラリー実行委員会 ) 〇 10/6 ハンズオンクリニック ( 市民活動支援について ) 〇 10/14 ハンズオンクリニック ( 育児活動団体の紹介依頼 ) 〇 10/14 ハンズオンクリニック ( 講演会実施のための 関係機関の紹介依頼 ) 〇 10/18 ラジオ番組 なないろパーク 収録 ( メディカルネットワークながさき ) 〇 10/20 NPO 同士の情報交換会参加 ( 県民ボランティア活動支援センター :4 団体 5 人 ) 〇 10/26 ハンズオンカフェ ( ボランティアってなあに?:5 名 ) 〇 10/26 ハンズオンクリニック (NPO スタッフの個人活動と組織の責任 ) 〇 10/27 ハンズオンクリニック ( 介護予防を兼ねた地域活動について ) 〇 10/27 ハンズオンクリニック (NPO ボランティアのアンケート調査について) 〇 10/29 ハンズオンクリニック ( ひきこもり支援拠点 楽々工房 開所前の訪問 ) 〇 10/29 ハンズオンクリニック ( 楽々工房さんと支援機関のつなぎ ) 28 年 11 月〇ブログ更新 ( 更新 30 回 ) 〇 11/1 ラジオ番組 なないろパーク 収録 (NESTEP) 〇 11/8 北部九州中間支援組織支援者ネットワーク会議 ( 佐賀市 ) 〇 11/15 ラジオ番組 なないろパーク 収録 ( ナガサキマチナカ女子部 ) 〇 11/19 指宿市協働カレッジ講師 ( 鹿児島県指宿市 ) 〇 11/20 指宿市福元地区 寄処茶飲場 視察 ( 鹿児島県指宿市 ) 〇 11/29 ラジオ番組 なないろパーク 収録 ( 長崎大学経済学部学地域経済ゼミ ) 〇 11/30 ハンズオンカフェ (NPO で活動する目的って? 会議参加報告等 :14 名 ) 28 年 12 月〇ブログ更新 ( 更新 28 回 ) 〇 12/1 ハンズオンクリニック ( 子ども支援活動講演会の助成金について ) 〇 12/10 ハンズオンクリニック ( 固定した事務所が欲しい ) 6

〇 12/10 発達障害親の会のこのこ古猫 ( 事務所 & 貸出スペース ) 見学ツアー (4 名 ) 〇 12/11 ハンズオンクリニック ( 行政との連携の方法について ) 〇 12/13 ラジオ番組 なないろパーク 収録 ( 長崎都市景観研究所 null) 〇 12/15 ハンズオンクリニック ( 寄贈の方法等について ) 〇 12/18 地域活動デビュー入門講座参加 ( 長崎市 ) 〇 12/18 人権啓発講座 (LGBT への理解を深める ) 参加 ( 長崎市 ) 〇 12/27 ラジオ番組 なないろパーク 収録 ( 住吉商店街 ) 〇 12/29 ハンズオンクリニック ( 謝金の取り扱いについて ) 〇 12/30 ハンズオンクリニック ( 児童書の寄贈について ) 29 年 1 月〇ブログ更新 ( 更新 16 回 ) 〇 1/7 北部九州中間支援ネットワーク会議 ( 長崎市 : 参加計 22 名 ) 〇 1/8 市民ファンド勉強会 ( 長崎市 : 参加計 12 名 ) 〇 1/9 ハンズオンクリニック ( ボランティアへ払う謝金の源泉所得税について ) 〇 1/10 ラジオ番組 なないろパーク ( 長崎都市景観研究所 null) 〇 1/10 ハンズオンクリニック ( 行政との業務委託について ) 〇 1/14 ハンズオンクリニック ( ゴミ屋敷の住人への支援活動について ) 〇 1/23 ラジオ番組 なないろパーク ( 長崎大学経済学部学地域経済ゼミ ) 〇 1/24 遺贈寄付セミナー参加 ( 佐賀市 ) 〇 1/25 ハンズオンカフェ ( 北部九州中間支援ネットワーク会議 市民ファンド勉強会報告 :4 名 ) 〇 1/25 ハンズオンクリニック (NPO が連携して事業に取り組むことについて ) 〇 1/31 ハンズオンクリニック ( 親との関係悪化による精神障害者の住まいについて ) 29 年 2 月〇ブログ更新 ( 更新 15 回 ) 〇 2/3 ハンズオンながさき 29 年度事業計画打ち合わせ〇 2/7 ラジオ番組 なないろパーク ( 長崎都市 景観研究所 null) 〇 2/8 ハンズオンクリニック ( 不登校引きこもり支援者同士のつながりについて ) 〇 2/11 ハンズオンクリニック (NPO の組織の運営について ) 〇 2/12 ハンズオンクリニック ( 行政機関との連携について ) 〇 2/12 ハンズオンクリニック ( 行政主催講座の周知について ) 〇 2/15 ハンズオンクリニック ( 団体の運営 活動の広がりについて ) 〇 2/16 ハンズオンクリニック ( クラウドファンディングサービスの利用について ) 〇 2/20 ラジオ番組 なないろパーク ( 自然共育コミュニティ森のわ ) 7

〇 2/22 ハンズオンカフェ ( がん患者の居場所づくり :8 名 ) 〇 2/23 ハンズオンクリニック ( 行政主導で設立された非営利活動組織の運営について ) 〇 2/28 ハンズオンクリニック ( 活動仲間探しとコーディネートの事前準備 ) 29 年 3 月〇ブログ更新 ( 更新 12 回 ) 〇 3/1 ハンズオンクリニック (NPO の支援方法について ) 〇 3/1 ハンズオンクリニック ( 行政との協働事業について ) 〇 3/3 ハンズオンクリニック ( 人件費の確保について ) 〇 3/4 ハンズオンクリニック ( 受託事業等の自主裁量について ) 〇 3/4 大村市ボランティアセンター訪問 ( 大村市 ) 〇 3/5 ハンズオンクリニック (NPO のネットワーキングについて ) 〇 3/7 ハンズオンクリニック ( 小川の家の助成金について ) 〇 3/7 ラジオ番組 なないろパーク ( 長崎大学経済学部学地域経済ゼミ ) 〇 3/9 ハンズオンクリニック (NPO 法人代表についての照会 ) 〇 3/15 イクボスセミナー参加 ( 長崎市 ) 〇 3/15 ハンズオンクリニック (NPO 法人で生活するには?) 〇 3/16 NPO 専門相談員派遣事業利用しての相談 ( 社会保険 労働保険について ) 〇 3/18 ハンズオンクリニック (NPO と行政との協働関係づくりについて ) 〇 3/22 ラジオ番組 なないろパーク ( 長崎都市景観研究所 null) 〇 3/23 ハンズオンカフェ ( 長崎の市民活動支援について 4 名 ) 〇 3/27 ハンズオンクリニック ( 活動開始前のネットワーキングについて ) 8