(2) 異常現象と認識しているにもかかわらず 情報収集を行った後に通報することとなっている場合には 異常現象と認識した時点で通報する体制とすること (3) 従業員 ( 協力会社等の従業員を含む ) が異常現象の判断に迷うことにより通報が遅れるおそれのある場合には 異常現象の通報に関する教育 訓練の内

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1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

二頁第三条第三項中 国家公安委員会 を 前項に定めるもののほか 国家公安委員会 に改め 同項を同条第五項とし 同条第二項の次に次の二項を加える 3国家公安委員会は 毎年 犯罪による収益の移転に係る手口その他の犯罪による収益の移転の状況に関する調査及び分析を行った上で 特定事業者その他の事業者が行う取

Transcription:

消防特第 62 号 平成 24 年 3 月 30 日 関係道府県消防防災主管部長殿 消防庁特殊災害室長 異常現象の発生時における迅速な通報の確保について ( 通知 ) 石油コンビナート等災害防止法第 23 条において特定事業者に義務付けられている異常現象の通報は 応急対応の端緒となる重要な措置であり 迅速かつ適確に実施されることが必要ですが 未だ通報に時間を要している事案も多く発生している状況です このような状況を踏まえ 消防庁では 異常現象発生時における通報の迅速化に係る検討会 を開催し 異常現象の通報の実態を調査し 通報が遅れる要因の抽出 迅速な通報を確保するための方策について検討を行いました 検討結果を踏まえ 異常現象の迅速な通報確保のための方策を下記のとおりとりまとめましたので 貴職におかれましては 下記事項に留意の上 特定事業者への指導等にあたられるとともに 貴道府県内の関係市町村に対してもこの旨周知されるようお願いします なお 本通知は 消防組織法 ( 昭和 22 年法律第 226 号 ) 第 37 条の規定に基づく助言として発出するものであることを申し添えます 記 1 適切な通報体制の確保に関する事項石油コンビナート等における特定防災施設等及び防災組織等に関する省令第 26 条第 1 項第 9 号に規定される防災規程に定めなければならない異常現象の通報に関する事項に関して 迅速かつ適確な通報を確保するため 特定事業者に対し次の事項について確認を行い 必要に応じて改善するように消防機関から指導することが考えられること (1) 通報と応急措置の役割分担が明確となっていない場合には 両方の措置を確実に実施できる体制を確保すること

(2) 異常現象と認識しているにもかかわらず 情報収集を行った後に通報することとなっている場合には 異常現象と認識した時点で通報する体制とすること (3) 従業員 ( 協力会社等の従業員を含む ) が異常現象の判断に迷うことにより通報が遅れるおそれのある場合には 異常現象の通報に関する教育 訓練の内容を充実させること (4) 通報の手順が定められていないことや複雑であること等により通報が遅れるおそれのある場合には 別紙 1を参照し 迅速な通報が行える体制を構築すること 2 異常現象への対応に関する事項 (1) 異常現象と事故の相違を踏まえ 別紙 2を参照し 双方を適正に取り扱うこと (2) 異常現象は通報のみが必要とされているものであり 通報された異常現象に対して 内容にかかわらず一律に石油コンビナート等災害防止法第 39 条等に基づく報告を求めないこと なお 発生した異常現象の内容を勘案し 必要に応じて事後に報告を求め 又は口頭で問い合わせることは可能であること また 事故報告については従前どおり 関係道府県及び関係消防機関の運用に基づいて行われるものであること (3) 限られた消防力を有効に活用するとともに 特定事業者の通報への躊躇をなくし迅速な通報を確保する観点から 特定事業者から異常現象の規模や被害拡大の危険性について適確な通報がなされるときに異常現象の内容に応じた出動体制で対応することを考慮することが望ましいこと 3 異常現象の通報に関する共通認識に関する事項 (1) 関係道府県 関係消防機関及び特定事業者において意見交換等を行い 異常現象の通報について共通認識を有するようにすることが望ましいこと (2) 関係道府県及び関係消防機関は 特定事業者の通報への躊躇をなくし迅速な通報を確保する観点から 石油コンビナート等災害防止法の異常現象の通報の意義について 近隣住民等に対して平常時から機会をとらえ広報し 石油コンビナートの防災体制に対する理解を深めるよう努めるとともに 特定事業者に対して近隣住民等へ広報を行い 信頼関係の構築に努め

るよう指導することが望ましいこと 4 その他 (1) 異常現象の範囲について( 通知 )( 昭和 59 年 7 月 13 日消防地第 1 58 号 ) の一部を下記のとおり改正する ア 2 爆発中 施設 設備等 を 化学的変化又は物理的変化により発生した爆発現象で施設 設備等 に改める イ 3 漏洩中 準危険物 を 可燃性固体類 可燃性液体類 に改め 次に掲げる少量 の下に ( 液体の危険物及び可燃性液体類にあっては数リットル程度 ) を加え 漏洩で の下に 漏洩範囲が当該事業所内に留まり を加え 散水 回収 除去等の保安上の措置 を 散水等の保安上の措置 ( 回収及び除去を除く ) に改める 製造 貯蔵 入出荷 用役等の用に供する施設若しくは設備又はこれらに付随する設備 ( 以下 製造等施設設備 という ) を 施設又は設備 ( 以下 施設等 という ) に 製造等施設設備 を 施設等 に改める 発見時に の下に 漏洩箇所が特定されたものであって を加え 製造等施設設備 を 施設等 に改め 作動若しくは操作 の下に 若しくはバンド巻き 補修材等による軽微な応急措置( 以下 軽微な応急措置 という ) を加える ウ 4 破損中 製造等施設設備 を 製造 貯蔵 入出荷 用役等の用に供する施設若しくは設備又はこれらに付属する設備 ( 以下 製造等施設設備 という ) に改め 修復 を削る 措置を必要とするもの の次に ただし 製造等施設設備の正常な作動又は操作若しくは軽微な応急措置により直ちに 出火 爆発 漏洩の発生のおそれがなくなったものを除く を加える エ 5 暴走反応等中 制御不能なもの等 を 制御不能なもの 地盤の液状化等であって に改める (2) 石油コンビナート等災害防止法以外の法令による通報 届出及び報告については 従来どおり当該法令の定めるところによるものであること 問い合わせ先 消防庁特殊災害室担当 : 松木課長補佐 渡邊係長電話 :03-5253-7528 FAX:03-5253-7538

別紙 1 異常現象発生時における通報ガイドライン 1 異常現象発見から通報担当部署への所内連絡 (1) 異常現象を発見した者は 直ちに通報担当部署 ( 防災センター等 ) へ連絡する (2) 異常現象に該当するか否かの判断に迷った場合についても 直ちに通報担当部署へ連絡するものとする 現場確認等に時間を要し 連絡が遅れることのないように留意する 2 消防機関への通報 (1) 発見者から異常現象発生の所内連絡 ( 上記 1(2) の場合を含む ) を受けた通報担当部署は 石油コンビナート等防災計画の定めるところにより 直ちに消防機関に通報するとともに 自衛防災組織に異常現象の発生を連絡する (2) 消防機関への迅速な通報体制が確保されている場合は 事業の実施を統括管理する者が消防機関へ通報する 消防機関への通報については 第 1 報にて把握している情報をできる限り迅速に通報することとし 詳細については第 2 報以降に通報する等 第 1 報の通報の迅速化に努める 3 事業の実施を統括管理する者等への所内連絡 (1) 2(1) により通報担当部署が消防機関に通報した場合は 事業の実施を統括管理する者又はその代理者に連絡する (2) 連絡を受けた事業の実施を統括管理する者等は特定事業者へ連絡する (3) 連絡を受けた特定事業者は 直ちに 防災規程等及び石油コンビナート等防災計画の定めるところにより 当該特定事業所の自衛防災組織に災害の発生又は拡大の防止のために必要な措置を行うよう指示する 4 その他 (1) 各特定事業所において 消防機関への迅速な通報が確保されるように 消防機関と検討する等により 別添 1 を参照し通報マニュアルを定めておく (2) 迅速な通報が行われなかった場合には 別添 2 通報体制の見直し方法 により 通報マニュアルの見直し等を実施する (3) 特定事業者は異常現象の発見者が迅速に判断できるよう異常現象の通報に関する教育 訓練等の充実に努める

通報系統図 ( 例 ) 別添 1 発見者 1 2 所内連絡 通報担当部署 ( 防災センター等 ) 事業の実施を統括管理する者 4 3 通報非常通報設備等 消防機関 1 発見者とは 異常現象の発生を覚知した者である ただし 通報が迅速に行われる場合は 異常現象発生現場の責任者等が発見者となることも考えられる 2 発見者は異常現象の発生をできるだけ簡潔 迅速に通報担当部署に連絡する 3 消防機関への通報は第 1 報 ( 発生場所 異常現象の種別 発見時の状況等 ) をできるだけ迅速に行う 4 通報は非常通報設備等を使用する 非常通報設備よりも迅速に通報する手段がある場合は 最も迅速に行える方法で通報する

別添 2 迅速な通報がなされなかった場合 通報のマニュアルはあったのか? いいえ はい いいえ マニュアルどおり実行したか? マニュアルが実行可能なものであったか? はい いいえ はい はい マニュアルが不適切 マニュアルどおり実行マニュアルの見直しマニュアルの策定 マニュアルの再確認 訓練の実施 実施すべきこと

別紙 2 異常現象への対応に関すること ( 異常現象発生時における通報の迅速化に係る検討報告書平成 23 年 3 月 より抜粋 ) 1 異常現象 と 事故 の相違 異常現象 と 事故 は 範囲及び事象発生に対する対応について 以下のような相違があることから このことを踏まえて適正に対応することが適当であると考えられる (1) 範囲の相違 異常現象 の範囲には 事故 の前兆現象が含まれていることから 事故 とは異なるものであり 石油コンビナート等災害防止法 ( 以下 法 という ) の概念上は 異常現象 の範囲が 事故 の範囲を包含していると考えられる (2) 事象発生に対する対応の相違異常現象の発生に対する現状の対応について 発生した事象を 事故に該当しない場合 と 事故に該当する場合 に区分し 特定事業者 消防機関及び都道府県の対応を整理すると 次に示すとおり それぞれの場合における 応急対応 と 事後対応 に相違がある ア事故に該当しない場合 ( 図 2-1 参照 ) ( ア ) 応急対応特定事業者 消防機関及び都道府県 ( 石油コンビナート等防災本部 ) ごとの役割により整理する a 特定事業者石油コンビナート等特別防災区域の特定事業者は 法第 23 条に基づき 異常現象が発生した場合に消防機関等へ通報する 通報には 119 番又はホットライン等が用いられている b 消防機関消防機関は 特定事業者からの通報により異常現象の発生を覚知した際 当該異常現象が消防組織法第 40 条に基づく即報要領の即報基準に該当するかどうか判断し 都道府県へ連絡する (a) 即報基準に該当すると判断した場合様式 ( 第 2 号様式 ) を都道府県へファックスにより即報する なお この即報は 法第 23 条に基づく消防機関から都道府県への通報を兼ねる (b) 即報基準に非該当と判断した場合法第 23 条に基づき 都道府県へ電話又はファックスにより様式 ( 第 2 号様式に準拠 ) を送付することにより通報する c 都道府県都道府県は 消防本部からb (a) の即報を受けた場合 当該即報及び自ら収集した情報を整理して消防庁へファックスにより様式 ( 第 2 号様式 ) を送付する ( イ ) 事後対応 a 事象の把握消防機関は 事業者に対して指導又は法第 39 条 ( 報告の徴収 ) に基づき

報告の求め又は口頭による問い合わせを行うとともに 現場調査を実施している なお 一部の石油コンビナート等特別防災区域では 特定事業者は 石油コンビナート等防災計画に基づき 消防機関及び都道府県に異常現象の報告を行っている b 消防庁への報告消防庁は 消防組織法第 40 条に基づく 危険物製造所等及びコンビナート等特別防災区域における事故の報告 の改正について ( 平成 15 年 8 月 19 日付け消防危第 85 号 消防特第 175 号 ) により 都道府県及び市町村( 消防機関 ) に対して 特定事業所で発生した 特定防災施設の破損 及び 異常現象に該当するもの について 四半期ごとにオンライン入力による報告を求めている なお 当該通知により報告の対象が 特定事業所に係る事故 から 異常現象に該当するもの に変更され 事故に該当しないものも報告されている 消防機関は 前 aにより把握した内容を基に報告を作成し 当該報告について都道府県が内容を確認した上で 消防庁に送付される イ事故に該当する場合 ( 図 2-2 参照 ) ( ア ) 応急対応特定事業者 消防機関 都道府県ごとの役割により整理する a 特定事業者事故に該当しない場合と同様に 石油コンビナート等特別防災区域の特定事業者は法第 23 条に基づき 消防機関等へ通報する なお 当該通報は 火災又は危険物施設からの流出事故の場合には消防法に基づく通報を兼ねる b 消防機関事故に該当しない場合と同様である なお 消防機関は 第三者からの通報により事故の発生を覚知する場合もある また 発生した事象が直接即報基準に該当する場合には 消防機関は直接消防庁へ様式 ( 第 2 号様式 ) により即報する c 都道府県事故に該当しない場合と同様である ( イ ) 事後対応 a 事象の把握事故に該当しない場合と同様である なお 危険物施設の事故の場合には市規則により報告される場合もある b 消防庁への報告事故に該当しない場合と同様である

応急対応異常現象 異常現象発生 特 定 事 業 所 事 故 事後対応 石災法第 23 条に基づく通報 (119 番又はホットライン等 ) 報告の求め又は口頭での問い合わせ指導又は石災法第 39 条に基づき実施 報告又は回答 石油コンビナート等防災計画に基づく異常現象の報告 ( 一部の特別防災区域 ) 石油コンビナート等計画に定められた様式 ( 覚知 ) 即報基準 ( 社会的影響基準 ) に基づく判断非該当と判断した場合該当すると判断した場合 石災法第 23 条に基づく通報電話又は石油コンビナート等防災計画に定められた様式 ( 第 2 号様式に準拠 ) を FAX 消防機関 消防組織法第 40 条に基づく 火災 災害等即報要領 による即報 石災法第 23 条に基づく通報を兼ねる場合あり 消防組織法第 40 条に基づく 危険物製造所等及びコンビナート等特別防災区域における事故の報告 による報告 平成 15 年から報告対象として追加 ( 四半期ごとにオンライン入力 ) 都道府県 ( 石油コンビナート等防災本部 ) 消防組織法第 40 条に基づく 火災 災害等即報要領 による即報 現場調査実施 消防庁 報告作成 都道府県内の消防機関が入力した内容の確認 経 由 図 2-1 異常現象の発生に対する現状の対応 ( 事故に該当しない場合 ) 応急対応異常現象 発生 石災法第 23 条に基づく通報 (119 番又はホットライン等 ) 火災及び危険物施設からの流出事故の場合には消防法に基づく通報を兼ねる 特 定 事 業 所 事 故 火煙等を事業所外から確認 第三者からの通報 ( 事業所外からの 119 番 ) 消防法に基づく火災の通報 報告の求め又は口頭での問い合わせ指導 石災法第 39 条又は市規則 ( 危険物施設の事故の場合 ) に基づき実施 事後対応 報告又は回答 石油コンビナート等防災計画に基づく異常現象の報告 ( 一部の特別防災区域 ) 石油コンビナート等計画に定められた様式 ( 覚知 ) 消防機関 即報基準 直接即報基準に基づく判断非該当と判断した場合該当すると判断した場合即報基準に該当直接即報基準にも該当石災法第 23 条に基づく通報消防組織法第 40 条に基づ消防組織法第 40 電話又は石油コンビナートく 火災 災害等即報要領 条に基づく 火災 等防災計画に定められたによる即報災害等即報要領 様式 ( 第 2 号様式に準拠 ) を 石災法第 23 条に基づくによる直接即報通報を兼ねる場合あり FAX ( 第 2 号様式をFAX) ( 第 2 号様式をFAX) 火災 災害等即報要領に基づく即報 現場調査実施 消防組織法第 40 条に基づく 危険物製造所等及びコンビナート等特別防災区域における事故の報告 による報告 ( 四半期ごとにオンライン入力 ) 都道府県 ( 石油コンビナート等防災本部 ) 報告作成 都道府県内の消防機関が入力した内容の確認 経由 消防庁 図 2-2 異常現象の発生に対する現状の対応 ( 事故に該当する場合 )

2 異常現象に対する報告異常現象が発生した場合に その内容に関わらず一律に報告書の作成を求めている場合があり このことが特定事業者の負担を大きくし 特定事業者が通報をためらう要因になっているとの指摘がなされた 異常現象 は通報が必要とされる現象であり その現象の発生をもって報告を求めることは 法の趣旨からは適当ではないと考えられる したがって 通報の迅速化の観点からは 特定事業者の負担を軽減し 通報をためらう要因を排除するため 異常現象の発生に対して内容にかかわらず一律に報告を求めることは適当ではないと考えられる なお 発生した事象の内容を勘案し 事象に応じて適切に報告を求めることは可能である また 事故報告については従前どおり 関係都道府県及び関係消防機関の運用に基づいて行われるものである 異常現象に対する報告の見直しに伴い 前 1 (2) ア ( イ ) に示した異常現象の発生に対する事後対応を次のように見直すことが適当であると考えられる (1) 事故に該当しない場合 ( 図 2-3 参照 ) ア石油コンビナート等防災計画による異常現象の報告の見直し一部の石油コンビナート等特別防災区域において石油コンビナート等防災計画に基づき行われている 異常現象の報告 については 求めないこととすることが適当である なお 発生した事象の内容等について 必要に応じて報告の求め又は口頭での問い合わせを行うことは可能である イ消防庁への報告の見直し異常現象については報告を求めないこととする (2) 事故に該当する場合 ( 図 2-4 参照 ) ア石油コンビナート等防災計画による異常現象の報告前 (1) と同様に石油コンビナート等防災計画に基づく 異常現象の報告 では報告を求めないこととすることが適当である なお 事故報告については従前どおり 関係道府県及び関係消防機関の運用に基づいて行われるものである イ消防庁への報告異常現象については報告を求めず 事故について報告を求めることとする

応急対応異常現象 異常現象発生 特 定 事 業 所 事 故 事後対応 石災法第 23 条に基づく通報 (119 番又はホットライン等 ) ( 覚知 ) 即報基準 ( 社会的影響基準 ) に基づく判断非該当と判断した場合該当すると判断した場合 石災法第 23 条に基づく通報電話又は石油コンビナート等防災計画に定められた様式 ( 第 2 号様式に準拠 ) を FAX 消防機関 消防組織法第 40 条に基づく 火災 災害等即報要領 による即報 石災法第 23 条に基づく通報を兼ねる場合あり 都道府県 ( 石油コンビナート等防災本部 ) 消防組織法第 40 条に基づく 火災 災害等即報要領 による即報 報告の求め又は口頭での問い合わせ指導又は石災法第 39 条に基づき実施 発生した事象の内容等により 必要に応じて実施 消防庁 報告又は回答 図 2-3 異常現象の発生に対する今後の対応 ( 事故に該当しない場合 ) 応急対応異常現象 発生 石災法第 23 条に基づく通報 (119 番又はホットライン等 ) 火災及び危険物施設からの流出事故の場合には消防法に基づく通報を兼ねる ( 覚知 ) 火煙等を事業所外から確認 第三者からの通報 ( 事業所外からの 119 番 ) 消防法に基づく火災の通報 消防機関 即報基準 直接即報基準に基づく判断非該当と判断した場合該当すると判断した場合即報基準に該当直接即報基準にも該当石災法第 23 条に基づく通報消防組織法第 40 条に基づ消防組織法第 40 電話又は石油コンビナートく 火災 災害等即報要領 条に基づく 火災 等防災計画に定められたによる即報災害等即報要領 様式 ( 第 2 号様式に準拠 ) を 石災法第 23 条に基づくによる直接即報通報を兼ねる場合あり FAX ( 第 2 号様式をFAX) ( 第 2 号様式をFAX) 火災 災害等即報要領に基づく即報 特 定 事 業 所 事 故 報告の求め又は口頭での問い合わせ指導 石災法第 39 条又は市規則 ( 危険物施設の事故の場合 ) に基づき実施 現場調査実施 都道府県 ( 石油コンビナート等防災本部 ) 消防庁 事後対応 消防組織法第 40 条に基づく 危険物製造所等及びコンビナート等特別防災区域における事故の報告 による報告 ( 四半期ごとにオンライン入力 ) 報告作成 報告又は回答 都道府県内の消防機関が入力した内容の確認 図 2-4 異常現象の発生に対する今後の対応 ( 事故に該当する場合 )