( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

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アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

目次 第 1 ガイドラインの目的 第 2 避難計画作成に当たっての留意事項 第 3 避難計画の内容等 ( 避難計画の作成例 )

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

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4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

自治会では どのように 取り扱ったらいいの ですか? 自治会における情報の取り扱い 個人情報保護法では 持っている情報を適正に扱うことを規定しています 自治会が会員の氏名や住所 電話番号などの個人情報を持つことは 活動する上で不可欠です これからは 自治会においても大切な情報を守るため 正しい管理に

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4 回答者属性 (1) 性別 人数割合 (%) 男性 女性 49.4% 0.4% 男性 5 女性 % 2 0.4% (2) 年代別 人数割合 (%) 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60~6

7 施設長は 災害時の命令 指揮が円滑に行われる体制を整備するために 職員別の役 割分担を別表 3 のとおり定めるとともに総括責任者及び班単位のリーダーを定めるもの とする ( 職員が少数時の対応 ) 8 施設長は 休日や夜間など 職員の配置が少なくなる場合に備え 職員の参集基準 ( 別 表 4)

Ⅱ 土砂災害警戒情報が出たら 緊急連絡網による連絡 電話 メール FAX その他 ( ) の実施 ( 副会長, 各種団体, 該当する自主防災部等 ) 緊急避難場所の開設準備を指示 隣接自主防災会へ情報を提供 該当自主防災部を通じて, 緊急避難場所として の開設準備中 ( 又は開設済み ) を住民へ伝

Microsoft Word - 町内会非常時連絡の手引【完成】2.4

対応すべき行動_0921

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

大規模災害対策マニュアル

平常時の防災活動 家庭内対策 指導ポイント 家屋の耐震診断と補強 家具などの転倒 落下防止と避難経路の確保 市町においては耐 家具の転倒による被害を防ぐ 震診断や耐震補強の ため タンス 食器棚などの家 補助を行っていま 具は 動かないようあらかじめ す 固定しておきましょう 冷蔵庫 などキャスター

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PowerPoint プレゼンテーション

3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -


本書の目的介護保険サービス事業所は, 高齢者の方が多く利用しており, 災害発生時には避難等の援助が必要となるため, 事業者は, 災害発生時に迅速かつ適切な行動をとれるように備えておく必要があります 本書は, 介護保険サービス事業所が災害対応マニュアルを作成する際に特に留意する点についてまとめています

者のために個室や隔離したスペースを確保する 身近な福祉避難所 また 一般の避難所や身近な避難所では避難生活が困難な要配慮者を避難させるために 社会福祉施設等に開設する 福祉避難所 と重層的に福祉避難所を設置することを想定している (2) 要配慮者とは福祉避難所の対象者として想定されるのは 法律上 要

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

受付 母子受付 妊婦受付の設置 各書類と筆記用具 書類箱の準備 リーダー * 具体的な責任者名 あるいは役職を書くを確認する 受付と案内 (* 具体的な場所を書くに配置 ) の要員振り分け < 母子 妊婦到着時 > 母子は母子受付 妊婦は妊婦受付へ案内する 父親は体育館に入る * 家族の部屋を明記す

その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

H25 港南区区民意識調査

防災業務計画(第3編 東海地震防災強化計画)


5 安全 減災措置 建物建物は地震対策はなされていますか? 耐震補強 耐震 制震 免震設備状況 ( リスト ) 耐震 安全性診断 ( 発災前 ) 耐震 安全性診断を受けていますか? 施行証明書 実施状況 ( リスト ) 応急危険度判定 ( 発災後 ) 転倒 転落の防止措置 6 本部への被害状況の報告

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

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要配慮者支援班の業務 1 配慮が必要な人の情報把握 (1) 情報把握 総務班名簿係と連携し 避難所利用者 ( 避難所以外の場所に滞在する人を含む ) のうち 配慮が必要な人を グループごとに把握する 避難支援のための個別計画がある場合は 内容を確認する (2) 聞き取り 避難所利用者でつくるグループ

目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

事務連絡平成 24 年 4 月 20 日 都道府県各指定都市介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中中核市 厚生労働省老健局総務課高齢者支援課振興課老人保健課 大規模災害時における被災施設から他施設への避難 職員派遣 在宅介護者に対する安全確保対策等について 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東

国土技術政策総合研究所 研究資料

1 計画の目的 当施設は 箱根町地域防災計画に 活動火山対策特別措置法 ( 以下 活火山法 という ) 第 6 条に基づく 避難促進施設 として定められており 活火山法第 8 条に基づき本計画を定める 本計画は 当施設に勤務する者 ( 従業員 ) 施設の利用者 施設周辺にいる登山者 旅行者等の噴火時

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はじめてのマイナンバーガイドライン(事業者編)

Ⅱ 避難準備情報が出たら 緊急連絡網による連絡 電話 メール FAX その他 ( ) の実施 ( 副会長, 各種団体, 自主防災部等 ) 緊急避難場所の開設準備を指示 自主防災部を通じて, 緊急避難場所として の開設準備中 ( 又は開設済み ) を住民へ伝達 隣接自主防災会へ情報を提供 関係団体 (

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 29 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主


2 地震 津波対策の充実 強化 (1) 南海トラフ地震や首都直下地震の被害想定を踏まえ 地震防災上緊急に整備すべき施設整備 津波防災地域づくりに関する法律 の実効性確保 高台移転及び地籍調査の推進など事前防災や減災に資するハード ソフトの対策を地方公共団体が重点的に進めるための財政上の支援措置を講じ

防災業務計画 株式会社ローソン

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 30 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

人的応援 研修 訓練の実施 県受援マニュアル及び災害時緊急連絡員活動マニュアルを踏まえた研修 訓練の強化 () マニュアルに基づく研修 訓練県が策定する 応援職員における奈良県への受入及び市町村への短期派遣マニュアル 及び 災害時緊急連絡員活動マニュアル に基づき 災害時に役立つ実働的な訓練や研修を

(2) 日本の領土 領海の上空を通過した場合 旧 1 ミサイル発射情報 避難の呼びかけ 新 ミサイル発射情報 ミサイル発射情報 先程 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 続報が入り次第お知らせします ミサイル発射 ミサイル発射 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 頑丈な建物や地下に避難して下

油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

洪水時の避難確保計画 施設 年月作成 洪水 の避難確保計画は基本的にこのエクセル表入力に基づき出力した計画書が市町村あての提出物です 他に ワード様式 の 様式 7 防災教育訓練年間計画 様式 8 施設利用者緊急連絡先一覧 様式 9 緊急連絡網 様式 10 外部機関緊急連絡先一覧 様式 11 対応別

弾道ミサイルが発射された場合の情報伝達と取るべき行動に関する Q&A 情報伝達の概要について Q1. どのような場合に J アラートが使用されるのでしょうか A1. 全国瞬時警報システム (J アラート ) は 弾道ミサイルが日本の領土 領海に落下する可能性又は領土 領海を通過する可能性がある場合に

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大規模イベント開催時の危機管理等における消防機関のあり方に関する研究結果について ( 概要 ) 研究の趣旨 現在 国際社会では各地で多様な形態のテロが発生し また NBCテロ災害等 特別な備えが必要となる事案が発生する恐れも増してきている 2019 年のラグビーワールドカップ 2020 年のオリンピ

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達に関する Q&A Q1. 北朝鮮の弾道ミサイル発射の現状はどうなっているのでしょうか A1. 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降

目 次 第 1 計画の目的 1 第 2 平常時における取組 1 1 地域防災計画 全体計画 個別計画 1 2 避難行動要支援者名簿の作成等 1 (1) 要配慮者の把握 1 (2) 避難行動要支援者名簿の作成 2 (3) 避難行動要支援者名簿の更新と情報の共有 2 (4) 個人情報の取扱方針 3 (5

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

資料 2-3 超大規模防火対象物等における自衛消防活動に係る訓練の充実強化方策 ( 案 ) 平成 30 年 10 月 31 日 事務局

1 検査の背景 平成 23 年 3 月の東京電力株式会社福島第一原子力発電所における事故後 原子力防災の体制が見直され 原子力災害対策の内容が拡充されるとともに 原子力災害対策に係る施設等の整備等を実施する立地道県等に対する国の財政支援の規模が拡大している そして 27 年 8 月に九州電力株式会社

Microsoft PowerPoint - y519-中国四国地方会A5

別紙 1 防災訓練結果報告の概要 1. 訓練の目的本訓練は 核物質管理センター六ヶ所保障措置センター原子力事業者防災業務計画第 2 章第 5 節第 2 項 防災訓練 に基づき 原子力災害を想定した総合訓練を実施することで 原子力防災組織が有効に機能することを確認する 訓練後は訓練モニターの評価結果

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職員の運営能力の強化 避難所担当職員研修の実施 全庁対象の避難所担当職員研修(5 回開催で約 400 名参加 ) 区毎の避難所担当職員研修 男女共同参画の視点に立った避難所づくり 共助による災害時要援護者支援の取り組みについて説明 各区災害対策本部との連絡 避難所内の課題解決の調整など 地域団体等へ

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

目  次

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

自治会における個人情報保護 名簿などにより会員の状況等を把握しておくことは 自治会でのコミュニケーションのため大切なことですが プライバシー保護の意識の高まりにより個人情報の提供を拒む方もいらっしゃるようです ここでは名簿の作成や利用など 個人情報の取り扱いについて記載しています 個人情報保護法と自

二戸市地域防災計画 ( 震災編 ) の一部修正の新旧対照表現行改正案 目次 ( 震災編 ) 目次 ( 震災編 ) 第 1 章総則 第 1 章総則 第 1 節 計画の目的 351 第 2 節 計画の性格 352 第 2 節の2 災害時における個人情報の取り扱い 352 第 3 節 防災関係機関の責務及

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-災害に備えて-

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い場合は 引渡しカードに書かれた代理者でもかまいません 原則 記入された方以外には引渡しをしません Q3 学校からの情報を得られる方法は? A3( 保護者への連絡方法 ) 災害時には 被災地などへ通話が集中することから 電話 ( 固定電話 携帯電話を問わず ) での連絡が取れなくなることが予想されま

避難所講演資料

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

( 施設名 ) における 土砂災害時の避難確保計画 各施設の状況に応じて 赤字部分を修正してください 福祉施設 医療機関両方で使用できる内容にしています 不要な部分は削除してください 施設の状況に応じて内容を追加してください ( 提出時 このテキストボックスは削除してください ) 平成 年 月

夜久野ふれあいプラザ施設概要 保有施設 バリアフリー トイレ男女共用 - 毛布 テレビ ラジオ FAX スロープ 防災無線 - ブルーシート 12 タオル 300 枚 バスタオル 50 枚 懐中電灯 1 乾電池 ( 単一型 ) 6 カセットコンロ 2020 年 8 月 1 台 ダンボール間仕切りセッ

4 被災生活の環境整備主な修正概要 避難所毎に運営マニュアルを作成し 避難所の良好な生活環境を確保するための運営基準等を明確にしておく 避難所運営マニュアルの作成 訓練等を通じて 住民の避難所の運営管理に必要な知識の普及に努める 県 DMAT( 災害時派遣医療チーム ) の活動終了以降の医療提供体制

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マイナンバー制度 実務対応 チェックリスト

介護保険施設等における利用者の安全確保及び非常災害時の体制整備の強化・徹底について

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目 次 ページ はじめに 1 地区防災計画制度について 1 防災計画の全体像 地区防災計画制度の全体イメージ 2 地区防災計画とは 2 3 本冊子 手引き の活用方法 2 手引きの構成 手引きの活用イメージ 地区防災計画 作成の手引き 1 制度の背景 3 (1) 作成の目的 (2) 自助 共助の重要

PowerPoint プレゼンテーション

Ⅰ. はじめに はじめに 調査プロジェクトの一環として 外部会場を利用した実査 ( 会場調査 CLT やグループインタビュー等 ) の実施時における 台風 地震 火災その他の災害に対する対応の指針として ここに JMRA 外部会場における調査時の緊急時対応ガイドライン を定める 当ガイドラインは 調

自衛隊の原子力災害派遣に関する達

イ留意事項 ( ア ) 対処基本方針が廃止された場合は 救援の継続や復帰のための措置について 何らかの措置により行います ( イ ) 復帰のための措置 a 誘導以外の措置 b 市長 知事による誘導 (2) 別紙第 1 情報計画 参照 2 構想 (1) 活動方針市 ( 環境防災課ほか各課 ) は 県

Microsoft Word - 目次

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

( 参考様式 3)~ 記入例 ~ 指定を受ける障害福祉サービス事業所名を記入してください サービス管理責任者経歴書 事業所の名称 フリガナヤマグチサブロウ氏名山口三郎 ( 郵便番号 - ) 住所 生年月日 昭和 年 月 日 電話番号 - - 主な職歴等 年月 ~ 年 月 勤務先等 職務内容 昭和 年

2. 防災拠点の代替施設の指定防災拠点施設が被災し使用不能となれば 災害対策本部等が設置できず 活動体制全体に遅れが生じ 迅速な災害対応を指揮することが困難となるとともに 災害対応以外の業務 ( 通常業務 ) を行うことも困難となるため 代替施設での対応が必要となります そのため 防災拠点施設におい

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

非常災害対策計画 風水害 地震 火災 1 風水害 非常災害時の行動手段 警報発表 情報の収集 施設周辺の点検 職員の招集 参集 担当業務内容の確認や準備 施設の休業判断 職員や利用者への周知 施設外へ避難 施設内の安全な場所へ避難 家族への報告 健康ケアとメンタル対策 情報収集 テレビ ラジオ イン

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(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

訓練時間に専用ブザー音が鳴るよう設定することもできます 以下を参考にして設 定してください 参考: 地震防災訓練アプリ (NTTドコモ) の使用方法 地震防災訓練アプリとは? 事前に本アプリに訓練の日時を設定すると 設定した日時にエリアメール ( 緊急地震速報 ) のブザー音が鳴ります 利用の流れ

特定個人情報の取扱いの対応について

Transcription:

( 社会福祉施設用作成例 ) 原子力災害に備えた避難計画の作成について 社会福祉施設の実情に応じて, 原子力災害に備えた避難計画を作成する必要があります 避難計画は, 次の (1) または (2) いずれかの方法で作成しましょう (1) 現在, 社会福祉施設で策定している防災マニュアルや非常災害計画に, 原子力災害対策のポイント1~3の内容を追加して作成する 追加する内容は, 参考ひな形 の関係条文を参考にする (2) 参考ひな形 をベースとして, 原子力災害個別の避難計画を作成する 施設の規模に応じて, 内容を修正して作成しても構いません ただし, 少なくともポイント1~3の内容は入れてください 参考ひな形 の解説は, 削除の上, 活用してください ポイント 1 平時における対策について (1) 平時から, 市 ( 町 ) から避難に関する情報が発令された場合の職員への情報伝達の手段及び方法, 緊急時連絡網及び職員招集 参集方法を定め, 緊急連絡体制を整備しましょう (2) 原子力災害避難訓練を定期的に実施し, 職員間の情報伝達, 避難誘導の手順を確認しましょう また, 地域の自主防災組織の参加, 消防機関等の参加を要請し, 連携しながら実施しましょう (3) 入所者及び職員を集団的に避難させる場合に備え, あらかじめ避難経路, 避難手段及び避難方法を定めましょう (4) 避難先については, 受入可能な施設と協定等を締結するなど, あらかじめ受入の調整をしておきましょう (5) これらの内容は, 施設内に掲示するなどの適当な方法で, 入所者および職員に周知しましょう 参考ひな形関係条文第 9 条 ( 緊急連絡体制等の整理 ) 第 11 条 ( 原子力災害避難訓練 ) 第 13 条 ( 避難先施設, 避難経路, 避難手段および避難方法 ) ポイント 2 災害時における対策 ( 避難準備 ) (1) 施設管理者は, 市 ( 町 ) 災害対策本部から避難準備に関する情報が発出された段階で, 職員に対し, 入所者の避難準備をさせましょう (2) 施設管理者は, 市 ( 町 ) 災害対策本部等と連絡を取り, 正確な情報の収集を行いましょう (3) 施設管理者は, 入所者に現在の状況を伝達し, 入所者の安全確認を行い, 不必要な不安および動揺を与えないようにしましょう 1 H28.12.10 要配慮者利用施設における原子力災害時の避難計画策定に係る説明会資料

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準備しましょう 避難手段については, 自ら確保できる避難手段のほかは, 国, 県又は市 ( 町 ) が確保するので, 市 ( 町 ) 災害対策本部とはしっかり連絡を取り合いましょう 参考ひな形関係条文第 16 条 ( 情報の伝達及び応援要請 ) 第 20 条 ( 避難準備 ) 第 21 条 ( 避難 ) ポイント 3 災害時における対策 ( 屋内退避 避難の実施 ) (1) 施設管理者は, 市 ( 町 ) 災害対策本部から屋内退避指示があった場合は, その指示に基づいて, 適切な屋内退避措置を講じましょう その際, 職員は, あらかじめ定めたチェックリストをもとに活動しましょう (2) 施設管理者は, 市 ( 町 ) 災害対策本部から避難指示があった場合は, その指示に基づいて, 入所者および職員を避難させましょう (3) 避難が困難な入所者については, 症状が安定するまで, 気密性の高い部屋に退避させましょう (4) 避難する入所者は, あらかじめ定めている避難先施設等と受け入れの調整及び適切な搬送手段が確保された者から, 順次, 避難を開始しましょう その際, あらかじめ定めたチェックリストをもとに避難しましょう (5) 受入先の調整に時間を要する時は, 一時的に一般の避難所に避難させ, その後, 受入先施設に避難しましょう (6) 職員は, 避難の開始前に, 避難先施設に対し, 出発予定時刻, 到着予定時刻等を連絡しましょう また, 入所者の家族に対し, 避難先施設, 出発予定時刻, 到着予定時刻等を連絡しましょう (7) 職員は, 避難する際には, 避難先施設で使用する物資, 資機材等を搬送しましょう (8) 施設管理者は, 入所者を避難させた場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に報告してください (9) 職員は, 避難中や避難先において, 定期的に入所者の健康状態を把握し, 異常があった場合には, 医療機関等と連絡を取り適切に対処しましょう 参考ひな形関係条文第 19 条 ( 屋内退避 ) 第 21 条 ( 避難 ) 第 24 条 ( 入所者等の健康状態の把握 健康管理 ) 2 H28.12.10 要配慮者利用施設における原子力災害時の避難計画策定に係る説明会資料

施設名 : 1 避難準備 区分 チェック項目 結果 情報収集 職員招集 原子力防災に関する行動チェックリスト ( 災害発生時 ) 地元自治体の発表情報やテレビ, ラジオなどの災害情報など, 最新の情報を把握する 県 市町ホームページ, 防災行政無線, 広報車, 自治会, 自主防災組織からの広報により, 国 県 市町の対応状況, 施設がとるべき状況に関する情報を収集する 緊急連絡網により, 職員招集の連絡をする 安全確認 応急物資の確保 利用者等の退去 施設設備の安全確認を行う 備蓄品 非常持出品リストをもとに, 避難に必要となる物資を準備する通所サービス利用者, 見舞客, 業者等に退所 退出を指示する 避難が困難な入所者と, 避難する入所者を決め, 整理する 避難準備 入所者情報カードを作成する 市 ( 町 ) 災害対策本部に施設の対応状況を連絡し, あらかじめ定めた避難先施設, 避難経路および避難手段の状況を確認する 避難に必要な車両や資機材, 人員を確認し, 不足する分は市 ( 町 ) 災害対策本部に応援を求める 2 屋内退避 区分チェック項目結果 安全措置 1 ( 身体に関すること ) 安全措置 2 ( 室内の設備, 物に関すること ) 入所者および職員は, 速やかに施設内 ( 屋内 ) に退避する 外から入ってきた者は, 顔や手をよく洗い, 場合によってはシャワーを浴びる 入所者を窓側から離し, 施設の中央に退避させる 屋内へ外気が入ってくるのを防ぐため, 全てのドア 窓 カーテンを閉め, 窓には目張りをする 空調設備, 換気装置を止める 食品にフタ, ラップをして, 冷蔵庫で保管する 飲料水を密閉できる容器に入れる 外で着ていた服はビニール袋に入れ, しっかりと口を閉じる 家族等への連絡 入所者の家族等に施設の対応状況を伝える

3 避難指示 区分チェック項目結果 市 ( 町 ) 災害対策本部に避難先施設, 避難経路および避難手段に変更がないか確認する 避難が困難な入所者は, 気密性の高い部屋に退避する 避難前 避難中 避難完了後 入所者に状況を説明し, 落ち着かせてから, あらかじめ定めていた避難方法により, 院内の避難場所まで誘導する 火気等の消火, 電灯の消灯を確認し, 窓等を閉めて施錠する 携行品, 非常持出品を確保し, 避難車両に積み込む 入所者を避難させる場合は, 避難先等で本人確認できるよう入所者情報カードを入所者に付帯させる 入所者および職員は, 避難場所への移動中はマスクおよび外衣を着用する 市 ( 町 ) 災害対策本部に連絡する 避難元施設に連絡する 入所者の家族等に避難先施設および健康状況を伝える

入所者情報カード 利用者番号 利用者 留意事項 担当者名 ( 避難誘導責任者 ) フリガナ生年月日 M T S H 年月日生 氏 名 既往歴 現病歴 栄養 運動 服用薬 避難手段 性別男 女 血液型 生活機能に関 する留意事項 意思疎通 方 避難場所までの移動手段を記入 法 型 障害 介護の程度などを具体的に記入 普段行っている方法を記入 避難方法 避難にあたってどのような支援が必要か具体的に記入 連絡先 フリガナ自宅電話 - - 携帯電話 - - 氏名勤務先続柄緊急連絡先 - - 緊急時における引継希望 有 無 入所者情報カード 利用者番号 利用者 留意事項 担当者名 ( 避難誘導責任者 ) フリガナ生年月日 M T S H 年月日生 氏 名 既往歴 現病歴 栄養 運動 服用薬 避難手段 性別男 女 血液型 生活機能に関 する留意事項 意思疎通 方 避難場所までの移動手段を記入 法 型 障害 介護の程度などを具体的に記入 普段行っている方法を記入 避難方法 避難にあたってどのような支援が必要か具体的に記入 連絡先 フリガナ自宅電話 - - 携帯電話 - - 氏名勤務先続柄緊急連絡先 - - 緊急時における引継希望 有 無 既存の入所者情報リスト等で代用できる場合には作成不要です