1 委託業務監督 検査要領 Ⅲ-1-1

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                            技管第  号

様式 - 工監 1 ( 第 18 号様式 ) ( 記号 ) 第 号 平成 年 月 日 ( 受注者 ) ( 工事監督員 ) 様 ( 支出負担行為担当者 ) 印 工事監督員の指定について ( 工事番号 ) 上記建設工事に係る工事監督員を次のとおり指定したので通知します 工事監督員 所 属 職 氏 名 職

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4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と

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発注者支援業務(工事監督支援業務)のポイント

( 評定の修正 ) 第 6 条評定者は 前条の規定により評定の結果を通知した後においてかしが判明したこと等により 当該評定を修正する必要が生じたときは 速やかにこれを修正し 知事等に提出するものとする 2 前条第 2 項の規程は前項の場合において準用する ( 説明の請求 ) 第 7 条前 2 条の規

3 入札参加者は 設計図書等に疑義が生じたときは 質疑応答書 ( 様式第 4 号 ) をもって質問することができる ( 入札参加資格の事前確認 ) 第 7 条町長は 一般競争入札に参加しようとする者が第 3 条第 1 号から第 4 号までに規定する入札参加資格を有しているかどうかを確認及び同条第 5

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個人情報の保護に関する規程(案)

1 / 7 名古屋港管理組合共通仕様書 ( 設計 測量 調査等業務 ) 改定表平成 29 年 7 月 ( 新旧対比表 ) 頁 行又は項目 原 文 改 定 摘 要 10) 総括監督員 とは 主に受注者に対する指示 承諾又は協議及び契約書 設計図書の記載内容に関する確認 10) 総括監督員 とは 主に受

名取市工事成績調書作成要領 ( 目的 ) 第 1 この要領は 名取市工事検査規程 ( 平成 20 年名取市訓令第 4 号 以下 規程 という ) 第 13 条第 5 項及び名取市請負工事監督規程 ( 平成 20 年名取市訓令第 6 号 ) 第 23 条第 1 項の規定に基づき 工事成績調書の作成に関

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

14個人情報の取扱いに関する規程

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松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

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8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

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Taro-議案第13号 行政手続条例の

( 検査 ) 第 8 条甲は 乙の業務にかかる契約履行状況について 作業完了後 10 日以内に検査を 行うものとする ( 発生した著作権等の帰属 ) 第 9 条業務によって甲が乙に委託して制作した成果物及び成果物制作のために作成された著作物の著作権及び所有権等は 著作権法第 21 条ないし第 28

(4) 業務履行体制計画書 (5) 手持ち業務の状況及び従事技術者 ( 様式第 2 号 ) (6) 配置予定技術者名簿 ( 様式第 3 号 ) (7) 技術者の専任配置誓約書 ( 様式第 4 号 ) (8) 照査技術者名簿 ( 様式第 5 号 ) (9) 手持機械の状況 ( 測量 に限る )( 様式

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

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( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

(1) 補助金等不交付決定通知書 ( 様式第 3 ) (2) その他区長が必要と認める書類 ( 補助事業等の変更等 ) 第 7 条補助事業者等は, 補助金規則第 7 条第 1 項第 1 に掲げる承認を受けようとするときは補助金等交付決定内容変更承認申請書 ( 様式第 4 ) を, 同第 2 に掲げる

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2 契約保証金の納付免除等について 財務規則第 143 条において契約保証金の全部又は一部を免除することができる場合が定 められていますが 建設工事等及び建設工事等に係る委託の契約保証金の納付の免除等に ついては 次のとおり取り扱うこととします (1) 契約保証金の免除が認められない場合 建設工事等

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火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

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第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

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また 立入調査は 市職員又は市長が委任した者が行い 調査者については身分等を示す証明書を携帯し 関係者からの請求があった場合は提示しなければならないため 立入調査員証 ( 様式第 2 号 ) により身分を証明するものとします 参考 < 基本指針 > 一 7(p.12~13) <ガイドライン> 第 3

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所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

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ごと又は施行規則第 1 3 条第 1 項第 2 号に規定する小規模特定用途複合防火対象物における特定の用途部分ごとに設置義務が生じるときも同様とする ( 報告及び公表の決定 ) 第 4 条査察員は 立入検査において 公表の対象となる違反を認めた場合は 立入検査結果通知書により署長に報告するものとする

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

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(2) 不当な情報提供要求職員に対して, 入札 契約に係る次に掲げる情報のうち, 公表されていないものの提供を, 要求する行為をいう ア競争入札等の参加企業等の名称及び数イ他者の見積金額若しくは入札金額又は当該金額の類推を可能とするものウ予定価格算定の基礎となった額並びに歩掛及び単価の全部又は一部エ

4 受注者による社会保険等の加入状況の確認 (1) 確認方法 1 下請負契約の締結前に, 相手方の社会保険等への加入状況を, 保険料の領収済通知書等により確認してください ( 適用除外の場合, 除外事由を相手方から資料等で確認してください ) 2 下請負契約の締結後, 施工体制台帳等を作成し, 工事

第2章 材    料

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職員の私有車の公務使用に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 2 項に規定する一般職の職員 ( 期限付教員以外の臨時的任用職員を除く ) および同条第 3 項第 3 号に規定する特別職 ( 以下 職員 という ) が私

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個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

別式第 1 号 ( 第 2 条関係 ) ( 表面 ) 第 号 立入調査員証 写 真 所 属 職 氏名生 年 月 日 上の者は 米子市空き家等の適正管理に関する条例 ( 平成 24 年米子市条例第 28 号 ) 第 4 条第 2 項の規定に基づき立入調査を行う職権を有する者であることを証する ( 裏面

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Ⅲ 監督 検査

1 委託業務監督 検査要領 Ⅲ-1-1

土木交通部 委託業務監督 検査要領 第 1 章総則 ( 通則 ) 第 1 土木交通部の所掌する設計業務等の委託契約 ( 測量 設計業務等委託契約および建築設計業務委託契約を言う 以下同じ ) の監督及び検査の実施に関する取扱いについては 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 以下 法 という ) 地方自治法施行令( 昭和 22 年政令第 16 号 以下 令 という ) 滋賀県財務規則( 昭和 51 年規則第 56 号 以下 規則 という ) その他の法令が監督および検査の実施に関し定めるもののほか この要領の定めるところによるものとする ( 監督および検査の実施の細目 ) 第 2 契約担当者は 法 234 条の2 第 1 項の規定 令第 167 条の15の規定および規則第 241 条第 1 項の規定により行う設計業務等の委託契約の適正な履行を確保するため必要な監督 ( 以下 監督 という ) ならびに給付の完了の確認 ( 給付の完了前に代価の一部を支払う必要がある場合において行う設計業務等の指定部分および引渡部分の確認を含む ) をするため必要な検査 ( 以下 検査 という ) の実施についての細目を定めるときは 次章および第 3 章によるものとする 第 2 章監督 ( 監督の体制 ) 第 3 監督は 規則第 241 条第 1 項の規定により 契約担当者から監督を命じられた職員 ( 以下 監督職員 という ) が行うものとする ( 監督業務の分類 ) 第 4 監督業務は 総括監督業務 主任監督業務および一般監督業務に分類するものとし これらの業務内容は それぞれ次の各号に掲げるとおりとするものとする 一総括監督業務イ発注者の意図する成果物を完成させるための契約の相手方に対する業務に関する指示で重要なものの処理ロ契約図書 ( 契約書および土木設計業務等委託契約または建築設計業務委託契約における設計図書 ( 以下 設計図書 という ) 以下同じ ) の記載内容に関する契約の相手方の確認の申し出または質問に対する承諾または回答で重要なものの処理ハ契約の履行に関する契約の相手方との協議で重要なものの処理ニ関連するその他の業務との工程等に関する調整で重要なものの処理ホ業務の内容の変更 一時中止または契約の解除の必要があると認めた場合における当該措置を必要とする理由その他必要と認める事項の契約担当者に対する報告 Ⅲ-1-2

ヘ主任監督業務および一般監督業務を担当する監督職員の指揮監督ならびに監督業務の掌理二主任監督業務イ発注者の意図する成果物を完成させるための契約の相手方に対する業務に関する指示 ( 重要なものおよび軽易なものを除く ) の処理ロ契約図書の記載内容に関する契約の相手方の確認の申し出または質問に対する承諾または回答 ( 重要なものおよび軽易なものを除く ) の処理ハ契約の履行に関する契約の相手方との協議 ( 重要なものおよび軽易なものを除く ) の処理ニ業務の進捗状況の確認 設計図書の記載内容と履行内容との照合その他契約の履行状況の監督で重要なものの処理ホ関連するその他の業務との工程等に関する調整 ( 重要なものを除く ) の処理ヘ業務の内容の変更 一時中止または契約の解除の必要があると認めた場合における当該措置を必要とする理由その他必要と認める事項の総括監督業務を担当する監督職員に対する報告ト一般監督業務を担当する監督職員の指揮監督ならびに主任監督業務および一般監督業務の掌理三一般監督業務イ発注者の意図する成果物を完成させるための契約の相手方に対する業務に関する指示で軽易なものの処理ロ契約図書の記載内容に関する契約の相手方の確認の申し出または質問に対する承諾または回答で軽易なものの処理ハ契約の履行に関する契約の相手方との協議で軽易なものの処理ニ業務の進捗状況の確認 設計図書の記載内容と履行内容との照合その他契約の履行状況の監督 ( 重要なものを除く ) ホ関連するその他の業務との工程等に関する調整 ( 重要なものを除く ) の処理ヘ業務の内容の変更 一時中止または契約の解除の必要があると認めた場合における当該措置を必要とする理由その他必要と認める事項の主任監督業務を担当する監督職員に対する報告ト一般監督業務の掌理 ( 監督職員の担当業務等 ) 第 5 監督職員は 総括監督員 主任監督員および監督員とし それぞれ総括監督業務 主任監督業務および一般監督業務を担当するものとする 2 総括監督員は 技術的条件を考慮し難易度が高い業務および低入札価格調査対象業務など監督体制を強化する必要がある業務に置くものとする その他の業務については 前項の規定にかかわらず 総括監督員を置かないことができるものとし 総括監督員を置かない場合における主任監督員は総括監督業務をあわせて担当するものとする 3 2 以上の分野を含む設計業務の監督を行う場合は 各分野に監督職員を置くものとする ただし 技術的条件を勘案し必要がないと認められるときは 1 名の監督職員が2 以上の分野の Ⅲ-1-3

監督を担当することができるものとする 4 契約の履行についての管理技術者または主任技術者 ( 以下 管理技術者等 という ) に対する指示 承諾または協議等における書面上のやりとりは 管理技術者等から監督職員あての書面は最も上位の監督職員あてとし 監督職員から管理技術者等あての書面は当該監督業務を担当する最も上位の監督職員とする また 監督職員が管理技術者等に対し指示または承諾を行う場合は 原則として打合せ記録簿 ( 土木設計業務等委託必携様式第 22) により行うものとする 5 監督職員は 規則第 243 条の規定により検査の立会を求められたときは 当該検査に立会し その執行に協力するものとする 6 監督職員の交替があったときは 前任の監督職員は 後任の監督職員にその事務を速やかに引き継ぐものとする 引継は 引継事項および引継を終えた旨を記載した引継書を作成し 両者記名捺印して行うものとする ( 監督職員の任命基準等 ) 第 6 総括監督員は 主幹以上の職員を任命するものとする 2 主任監督員は 主査以上の職員を任命するものとする ただし 総括監督員を置かない場合は主幹以上の職員を任命するものとする 3 監督員は 技師以上の職員を任命するものとする 4 技術的条件および設計業務等を所掌する組織における職員の配置状況により第 1 項 第 2 項または前項の規定によることが困難であると認められるときは これらの規定にかかわらず 当該技術的条件を勘案し 監督を厳正かつ的確に行うことができると認められる者 ( 以下 監督適任者 という ) を任命できるものとする ( 監督を委託する場合の承認 ) 第 7 契約担当者は 令第 167 条の15 第 4 項の規定および規則第 247 条の規定により 職員以外の者に委託して監督を行わせようとする場合は あらかじめ 土木交通部長の承認を受けなければならないものとする ( 監督委託契約書の作成 ) 第 8 令第 167 条の15 第 4 項の規定および規則第 247 条の規定により行う職員以外への監督の委託は 設計業務等の内容 第 11に規定する監督の技術的基準および第 12の規定を勘案し 監督の方法または報告すべき事項その他必要な事項を記載した契約書を作成して行わなければならないものとする ( 監督職員の任命 ) 第 9 監督職員の任命は 設計業務等の委託契約ごとに行うものとする ( 契約の相手方への通知 ) 第 10 契約担当者は 監督職員または令第 167 条の15 第 4 項の規定および規則第 247 条の規定により監督を委託した職員以外の者の職または氏名を 設計業務等の委託契約ごとに 遅滞なく Ⅲ-1-4

監督職員通知書 ( 一般土木工事等工事必携様式 8-1,8-2) により 契約の相手方に通知するも のとする これらの者に変更があった場合も同様とする ( 監督の技術的基準 ) 第 11 監督職員が監督を行うにあたって必要な技術的基準は 別に定めるところによる ( 監督に関する図書 ) 第 12 監督職員は 必要に応じて次の各号に掲げる図書 ( 契約の相手方から提出された図書を含む ) を それぞれ担当事務について打合せ記録簿等 ( 土木設計業務等委託必携様式第 21,22) により作成 整理し 監督の経緯を明らかにするものとする 一設計業務等の実施状況を記載した図書二契約の履行に関する協議事項 ( 軽易なものを除く ) を記載した書類三その他監督に関する図書 第 3 章検査 ( 検査の種類 ) 第 13 検査の種類は 次に掲げるとおりとするものとする 一完了検査設計業務等の完了を確認するための検査二出来形検査設計業務等の完了前に代価の一部を支払う必要がある場合において 設計業務等の指定部分または引渡部分を確認するための検査 ( 検査の体制 ) 第 14 検査は 規則第 241 条第 1 項の規定により 契約担当者から検査を命じられた職員 ( 以下 検査職員 という ) が行うものとする 2 2 人以上の検査職員により検査を行う場合において 必要があるときは それぞれの検査職員が検査の対象を設計業務等の分野等により定め または他の検査職員を指揮監督して検査を行い その結果を総括する検査職員を定めることができるものとする ( 検査職員の任命基準 ) 第 15 検査職員は 次に掲げるとおりとする 一地方機関の執行に係る当初契約額 25 百万円以上の業務は事務所次長 ( 支所にあっては支所長 ) 当初契約額 25 百万円未満の業務は設計業務等を所掌する課長を任命するものとする 二本庁の執行に係る当初契約額 25 百万円以上の業務は課長 ( 室にあっては室長 ) 当初契約額 25 百万円未満の業務は設計業務等を所掌するグループリーダーを任命するものとする 2 特別の技術を要する検査であるとき 同一の時期に多数の検査が競合するときまたは前項各号に掲げる者に事故があるときおよび設計業務等を所掌する組織における配置状況により前項の規定によることが困難であると認められるときは 前項の規定にかかわらず 検査を厳正かつ的確に行うことができると認められる者 ( 以下 検査適任者 という ) を検査職員に任命することができるものとする Ⅲ-1-5

( 検査職員の任命 ) 第 16 検査職員の任命は 検査ごとに行うものとする ( 監督の職務と検査の職務の兼職 ) 第 17 規則第 241 条第 2 項の特別の必要がある場合に準じ 検査職員および監督職員の職務を兼ねることができる場合は 次の各号の一つに該当する検査を行う場合とするものとする 一検査を行うために特別の技術を要するため 監督職員以外の職員により行うことが著しく困難な検査二災害その他異常な事態の発生によって 監督職員以外の職員により行うことが著しく困難な検査 ( 検査の技術的基準 ) 第 18 検査職員が検査を行うにあたって必要な技術的基準は 別に定めるところによるものとす る ( 検査調書 ) 第 19 検査職員は 規則第 187 条および第 246 条に規定により 検査を行った結果給付が完了していることを確認した場合は 請負工事等検査調書 ( 規則様式第 132 号 ) により検査調書を作成するものとする 2 検査職員が検査を行った結果 給付が設計業務等の委託契約の内容に適合しないことを確認した場合は 請負工事等検査調書 ( 規則様式第 132 号 ) により検査調書を作成するものとする ( 検査の復命 ) 第 20 検査職員は 検査を完了したときは検査復命書を作成し 検査調書を添えて復命しなけれ ばならない 附則 1 この要領は 平成 19 年 2 月 1 日から施行する 委託業務( 測量 土質 設計業務 ) の監督職員について ( 通知 )[ 滋監第 1199 号平成 4 年 5 月 22 日付 ] を廃止する 2 この要領は 平成 27 年 4 月 1 日から施行する Ⅲ-1-6