タイトル

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Microsoft PowerPoint - (※HP用) 005【済】【資料2】H31計画-0304

平成 24 年度公共 事品質確保技術者更新講習 岡山県の品質確保に向けた取り組みについて 平成 24 年 11 2 岡山県土木部技術管理課杉原誠 郎 1 目次 1. 一般競争入札の拡大等入札契約適正化法施行後の取り組み 2. 総合評価方式の本格導入等品確法に基づく取り組み 3. 低入札価格調査制度及

Microsoft PowerPoint - 【資料6】業務取り組み

第三者による品質証明制度について 参考資料 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

A4 経営事項審査の受審状況により確認方法が異なります なお 適用除外は 労働者の就業形態等によって適用除外とならない場合もあることから 元請負人は 年金事務所等に適用除外となる要件を確認した上で判断してください 経営事項審査を受審している場合 有効期間にある経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書

プレゼンテーションタイトル

i-Construction型工事の概要 (素案)

Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

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多様な入札 契約特集 2. 技術提案 交渉方式について 技術提案 交渉方式は, 品確法 第 18 条の規 定により, 発注者が, 当該工事の性格等により, 仕様を確定することが困難な場合に適用される 今回のケースでは, 北側復旧ルートは 1 日も早い完成が望まれるが, 本トンネルの十分な調査が完了し

PowerPoint プレゼンテーション

工事名 : 工事工事番号 : 第 - 号工事場所 : 市 町 工事落札者決定基準 落札者決定基準 高度技術提案型 (PC 橋 ) 農林部 分類 評価 ( 審査 ) 項目 評価 ( 審査 ) 内容 評価 ( 審査 ) 基準 配点 技 術 提 案 書 技術提案に係る項目 総合的なコストの縮減に関する項目

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公共工事等における新技術活用システムについて 別添 公共工事等に関する優れた技術は 公共工事等の品質の確保に貢献し 良質な社会資本の整備を通じて 豊かな国民生活の実現及びその安全の確保 環境の保全 良好な環境の創出 自立的で個性豊かな地域社会の形成等に寄与するものであり 優れた技術を持続的に創出して

Microsoft Word - 1-1情報共有システム運用ガイドライン(案)改定案.doc

管理技術者の手持ち業務量の制限等の試行について【改正全文】

社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

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Microsoft Word - 01社会保険等加入対策に係る事務処理要領

技術提案 交渉方式の活用ガイドライン 平成 28 年 8 月 農林水産省大臣官房参事官 ( 経理 )

2 低入札対策の拡充

特別の事情 が認められる場合( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しない

基本問題小委員会における提言 ( 平成 26 年 1 月 ) 社会保険等未加入対策関係 1. これまでの中央建設業審議会 社会資本整備審議会基本問題小委員会における提言 1 行政 元請企業による加入指導 法定福利費確保に向けた取組等の総合的な対策を推進すべき 2 平成 29 年度を目途に 事業者単位

Microsoft Word - ★01H26試行工事.doc

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建築積算士更新講習

特別の事情 が認められる場合 ( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しな

4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と

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宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

平成 29 年 10 月 31 日国土交通省中部地方整備局 新技術導入促進型の工事を試行 ~ 中部地方整備局で初の取組み ~ 中部地方整備局は 建設現場におけるイノベーションの推進 生産性及び品質の向上を図るため 新技術の活用 普及促進に努めています 開発された新技術は 新技術情報提供システム (N

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工事施工中における受発注者間の情報共有システム機能要件 (Rev4.0) 平成 26 年 7 月版 ( 国土交通省国土技術政策総合研究所 )( 以下 機能要件 ) ( ただし データ連携機能を除く ) 工事帳票 確認 立会願 段階確認書 工事履行報告書 材料確認願 及び 工事打合せ簿 に

財営第   号

Microsoft Word - H30.06

( 対象工事等 ) 第 3 条 (1) 設計業務等は 全件実施とする ただし 建物調査及び工損調査 ( 以下 建物調査等とする ) や現場技術業務委託等については 試行とする (2) 土木工事の写真については 当初設計金額が1,000 万円以上のものは 実施とする また 当初設計金額が1,000 万

名取市工事成績調書作成要領 ( 目的 ) 第 1 この要領は 名取市工事検査規程 ( 平成 20 年名取市訓令第 4 号 以下 規程 という ) 第 13 条第 5 項及び名取市請負工事監督規程 ( 平成 20 年名取市訓令第 6 号 ) 第 23 条第 1 項の規定に基づき 工事成績調書の作成に関

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

法定福利費の明示について 1 社会保険等未加入対策 建設業者の社会保険等未加入対策として 社会保険等への加入を一層推進していくためには 必要な法定福利費が契約段階でも確保されていることが重要です 建設工事における元請 下請間では 各専門工事業団体が法定福利費を内訳明示した 標準見積書 を作成しており

技術者等及び現場代理人の適正配置について

中央建設業審議会による提言について ( 平成 24 年 3 月 14 日 ) 建設産業における社会保険の徹底について ( 提言 ) 建設産業においては 下請企業を中心に 雇用 医療 年金保険について 法定福利費を適正に負担しない企業 ( すなわち保険未企業 ) が存在し 技能労働者の医療 年金など

取扱い : 本資料の配付を持って解禁 Press Release 平成 31 年 4 月 24 日 平成 31 年度北陸地方整備局直轄事業の執行について < 基本方針 > 平成 31 年度の事業執行にあたっては 工事 業務の品質確保及び担い手の中長期的な確保 育成 入札及び契約手続における一層の透明

PowerPoint プレゼンテーション

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

Microsoft Word - QandA-tyougai

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

四国地方整備局

2 採用する受注者選定方式の検討について廃棄物処理施設整備事業で一般的に採用されている受注者選定方式は表 -2のとおりです 受注者選定方式の検討に際しての論点を下記に整理しましたので 採用する受注者選定方式について審議をお願いいたします 本施設に求められる5つの整備基本方針に合致した施設の整備運営に

下請契約からの社会保険等未加入建設業者の排除等に係る Q&A Q1 社会保険等とはなんですか A1: 雇用保険 健康保険 厚生年金保険の 3 保険のことをいいます Q2 社会保険等に未加入 というのはどういう場合か A2: 社会保険等に未加入 とは 社会保険等の適用を受ける事業所でありながら 各保険

について < 一般競争入札の導入について > 及びにおいては すべての団体で導入済み においては 1, 25 団体 (7.%) から 1,239 団体 (72.%) に増加 < 総合評価方式の導入について > 及びにおいては すべての団体で導入済み においては 1, 77 団体 (62.5%) から

2. 提出資料一覧表 落札予定者に求める提出資料は 要請書に示す調査区分 ( 基本調査または重点調査 ) に応じて下表に を付している内容とする なお 調査区分が 基本調査 の場合は 3 頁 ~4 頁に基づき作成すること 調査区分が 重点調査 の場合は 5 頁 ~7 頁に基づき作成すること 様式番号

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

入札説明書

BIM/CIM 活用における 段階モデル確認書 作成マニュアル 試行版 ( 案 ) 平成 31 年 3 月 国土交通省 大臣官房技術調査課

多様な入札 契約特集 本橋は金沢市の中心部に位置しており, 路線バスが 1 日に 1,220 台通行するなど, 市民の生活を支える交通の要衝となっている 竣工後,5 度の塗装塗替をはじめとする補修を行っているほか, 近年では 1993 年に大規模補修及び 25 t 対応の補強工事を実施している 現在

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(別記2)

Ⅰ 概要について 一次下請契約者を社会保険等加入業者に限定します 平成 29 年 4 月 1 日以降に契約締結した工事において 受注者は 原則として社会保険等未加入業者を下請契約 ( 受注者が直接契約締結するものに限る 以下 一次下請契約 という ) の相手方としないこととします 追加 建設工事契約

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術開発介致します 技 新技術関連 四国技報 第 27 号平成 26 年 10 月 新技術活用システムの改正概要について企画部施工企画課課長補佐木下功 1. はじめに新技術活用システムは民間等で開発された有用な新技術の積極的な活用を推進することで 公共工事のコスト縮減や品質向上を図り新技術の更なる改善

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目 次 第 1 審査概要 本書の位置づけ 審査方式 審査体制... 1 第 2 優先交渉権者決定の手順 参加資格審査 基礎審査 加点審査 優先交渉権者の決定... 6 別紙 1 提案内容の審査項目及び評

Microsoft PowerPoint - 【H28.8HP公表用】総合評価方式

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開発者 Q1 への登録申請はどうすればいいの? ( 回答はP2) Q2 開発技術を活用してもらうにはどうすればいいの?( 回答はP3) Q3 への登録ってお金がかかるの? ( 回答はP5) Q4 に登録したらどんな良いことがあるの? ( 回答はP6) 施工者 Q1 新技術を活用すると良いことがあるの

4 受注者による社会保険等の加入状況の確認 (1) 確認方法 1 下請負契約の締結前に, 相手方の社会保険等への加入状況を, 保険料の領収済通知書等により確認してください ( 適用除外の場合, 除外事由を相手方から資料等で確認してください ) 2 下請負契約の締結後, 施工体制台帳等を作成し, 工事

(Taro-G8-7-2\201E4-A121-1\201E )

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1 多様な入札契約制度に関する取組み 弊社を取り巻く環境について ( 入札契約制度等 ) 現在 一般競争入札 総合評価落札方式を標準とし 設計実施後に積算を行い契約制限価格を作成 社会環境 発注者を取巻く環境 道路の老朽化対策 特定更新事業 東日本震災復興事業 東京オリンピック事業 リニア新幹線事業

総合評価落札方式改善の論点

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22222

平成 29 年 6 月 1 日 ( 木 ) 国土交通省関東地方整備局企画部 記者発表資料週休 2 日の達成を目指す試行工事をスタートします ~ 建設業が取り組む 週休 2 日の定着 を発注者としてサポート ~ 関東地方整備局においては 平成 27 年度から 週休 2 日確保試行工事 ( 以下 試行工

現場代理人及び主任(監理)技術者の適正な配置等について

スライド 1

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事務連絡 平成 29 年 10 月 25 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 平成 28 年熊本地震の被災地域での建設工事等における 予定価格の適切な設定等について 公共工事の予定価格の設定については 市場における労務及び資材等の最新の実勢価格を適切に反映させつつ 実際の施工

添付 A02 筑波大学附属病院病棟 B 改修事業にかかる技術提案 交渉方式 ( 設計交渉 施工タイプ ) による公募型プロポーザル優先交渉権者決定基準 2019 年 1 月 15 日 国立大学法人筑波大学

2 入札方法等 ⑴ 入札参加者は, 原則として, 書面により入札を行うものとする ただし, 町長が特に認める場合は, 海田町電子入札実施要綱 ( 平成 25 年海田町告示第 44 号 ) に規定する電子入札システムを使用して行うものとする ⑵ ⑴の書面による入札を行う者は, 指定した入札日時までに入

標準請負契約約款の概要 標準請負契約約款は 請負契約の片務性の是正と契約関係の明確化 適正化のため 当該請負契約における当事者間の具体的な権利義務関係の内容を律するものとして 中央建設業審議会が公正な立場から作成し 当事者にその実施を勧告するもの 建設業法第 34 条第 2 項 建設業法 ( 昭和

(別記2)

スライドタイトル

働き方改革実現に向けた週休二日の取得に関する取組について 直轄工事における週休二日取得の取り組み 施工時期の平準化適正な工期設定 週休二日算定が可能な 工期設定支援システム の導入 工事着手準備期間 後片付け期間の見直し 余裕期間制度の活用週休二日を考慮した間接費の補正 < 週休二日対象工事 > 対

業界で躍進する 工事現場 の 要 登録基幹 技能者 登録基幹技能者制度推進協議会 一財 建設業振興基金

工事費構成内訳書の提出について ~ 法定福利費の明示が必要になります ~ 平成 29 年 12 月 6 日 中日本高速道路株式会社

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Microsoft PowerPoint - 資料2 確定.pptx

働き方改革 魅力ある建設業の構築に向けて 特集 域によっても大きな差があり, 北陸地方や北海道 など一部の地方では平成 28 年 10 月調査の加入率が 80% を超えているのに対し, 大都市部のある関東 地方 (55%) や近畿地方 (60%) は低い加入率に 留まっている ( ) 建設マネジメン

入札公告 ( 建設工事 ) 次のとおり一般競争入札 ( 政府調達対象外 ) に付します 平成 31 年 4 月 18 日 支出負担行為担当官水産庁長官長谷成人 1. 工事概要等 (1) 工事名 平成 31 年度日本海西部地区 ( 但馬沖漁場 ) 魚礁製作工事 (2) 工事場所 鳥取県鳥取市港町地先

(4) 業務履行体制計画書 (5) 手持ち業務の状況及び従事技術者 ( 様式第 2 号 ) (6) 配置予定技術者名簿 ( 様式第 3 号 ) (7) 技術者の専任配置誓約書 ( 様式第 4 号 ) (8) 照査技術者名簿 ( 様式第 5 号 ) (9) 手持機械の状況 ( 測量 に限る )( 様式

別紙 1 提出書類一覧様式番号 様式 1 様式 2-1 様式 2-2 様式 3 様式 4 様式名 施工体制確認調査報告書積算内訳書内訳明細書工程計画配置予定技術者名簿 次に該当する場合は 様式 4を提出する必要はありません 一般競争入札の場合 ( 開札後に提出のある 配置予定技術者の資格 工事経歴報

I. 担い手の確保 育成 週休 2 日チャレンジサイト を開設し 週休 2 日の確保に取り組む現場や様々な取組の共有を図り 建設業の取り組む 働き方改革 を応援します 新規 1 整備局ホームページ内に 週休 2 日チャレンジサイト を開設し 週休 2 日の確保に取り組む企業 ( 工事 ) を紹介して

Microsoft Word 標準型実施手引.doc

202000歩掛関係(151001) END.xls

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資料 3 平成 30 年度の新たな試行工事について 平成 30 年 7 月 18 日企画部技術管理課 7 月 18 日説明会以降の修正箇所 修正箇所 : アンダーライン部分 P3 : 生産性向上チャレンジ工事の試行対象工事を修正 (H30.7.31) P6,9,10: 新技術導入促進 (Ⅱ) 型設定テーマの記載表現を修正 (H30.7.31) P7 : 新技術導入促進 (Ⅱ) 型記載表現を修正 (H30.7.31)

平成 30 年度の新たな試行工事について 工事品質確保及び生産性向上を目的として次の試行を新たに行う (1) 新規 ICT 土工技術者支援工事 (2) 新規 生産性向上チャレンジ工事 (3) 新規 高度なマネジメントの実績評価 (4) 新規 新技術導入促進(Ⅱ) 型工事 (5) 継続 技術提案 交渉方式工事 1

新規 (1) i-construction ICT 土工技術者支援工事の試行 H29 ( 発注者指定 Ⅰ 型 ) ( 発注者指定 Ⅱ 型 ) ( 施工者希望 Ⅰ 型 ) ( 施工者希望 Ⅱ 型 ) A&B ランク 3 億円以上 C ランク切土 盛土いずれかが 10,000m3 以上 C ランク切土 盛土いずれかが 10,000~2,500m3 C ランク 2,500~500m3 H30 技術者支援工事 ( 試行 ) ( 分任官工事で ICT( 土工 ) を対象に技術者支援工事を試行 ) 分任官工事 ( 発注者指定 Ⅰ 型 ) ( 発注者指定 Ⅱ 型 ) ( 施工者希望 Ⅰ 型 ) ( 施工者希望 Ⅱ 型 ) 一般土木 A&B ランク 3 億円以上 一般土木 C ランク切土 盛土いずれかが 10,000m3 以上 一般土木 C ランク切土 盛土いずれかが 10,000~1,000m3 C ランク 1,000~500m3 工事に含まれる切土 盛土を ICT 土工の対象とする 10,000m3 以上の切土 盛土を ICT 土工の対象とする 10,000~1,000m3 の切土 盛土を ICT 土工の対象とする 一般土木 に限らず 全ての工事種別の土工に適用する ICT 土工の対象から除外する土工条件 共通 : 出来形を指定しない (() カッコ書き ) もの 切土 : 岩掘削 盛土 : 巻き出し厚を管理しないもの ICT 土工の法面整形について ICT 土工の対象とする切土 盛土に付随する法面整形を ICT 土工の対象とする 2

新規 (2) 生産性向上チャレンジ工事の試行 修正箇所 : アンダーライン部分 課題 対応 現状と課題 生産性向上については 新技術の活用だけではなく 施工手順の工夫や既存技術の組み合わせ等 現場での創意工夫による取り組みが報告されている このような取り組みを積極的に推進するため 施工能力評価型 Ⅰ 型及び技術提案評価型 S 型を対象に工事契約後の施工段階において 施工手順の工夫等 生産性向上 ( 省人化等 ) に資する取り組みを評価する 生産性向上チャレンジ工事 の試行を実施 履行及び効果が確認された場合は 工事成績評定で優位に評価する 本試行に係わる費用については 原則受注者負担とする 施工手順の工夫や既存技術の組み合わせ等 現場での創意工夫による取り組みが報告されている 方針 提案の実施にあたっては 施工計画書に 1 取り組みの内容 2 期待される効果等を明記し 履行義務として取り扱い 完了検査時までに実施内容及び効果を報告する 履行及び効果が確認された場合 工事成績評定で優位に評価する ただし 技術提案で提案済みの内容は除く 工事成績評定 工事成績評定 ( 主任技術評価官 ) の 創意工夫 の その他 において優位に評価 3

新規 (3) 高度なマネジメントの実績評価の試行 課題 対応 近年では施工企業の技術者が事業促進 PPP 等において事業の協議調整等の業務を担当するなど 高度なマネジメントを要する業務に携わる機会が増加している これらの実績を有する企業及び技術者の経験は 工事品質の確保に寄与することが期待される WTO 工事 ( 技術提案評価型 S 型 ) において 段階的選抜方式の一次審査の評価項目に 高度なマネジメントの実績を表彰と同等に評価する 現状と課題 高度なマネジメントの実績を有する企業及び技術者の経験は 工事品質の確保に寄与する 方針 段階的選抜方式の一次審査の評価項目に 高度なマネジメントの実績を表彰と同等に評価する ( 企業の能力 ) : 国土技術開発賞の受賞実績を評価項目に追加 ( 技術者の能力 ): 事業促進 PPP PM/CM 技術協力業務 (ECI) の実績を評価項目に追加 加算点 企業の能力 : 国土技術開発賞 ( 最優秀賞 優秀賞 特別賞 ) の受賞実績が有る場合 加点 技術者の能力 : 事業促進 PPP PM/CM 技術協力業務(ECI) の実績が有る場合 加点 4

新規 (3) 高度なマネジメントの実績評価の試行 企業の能力 技術者の能力 その他 指名停止等 段階的選抜評価項目 評価基準 配点 同種性 より同種性が高い工事の実績ありやや同種性が高い工事の実績あり同種性が認められる工事の実績あり 8以上 8 点 5 点 8 点 過去 15 年間の同種工事実績 過去 15 年間の同種工事実績 (1 件 ) 工事成績 同種性 立場 工事成績 CPD 8以上 8未満 79 点以上 8未満 77 点以上 79 点未満 7以上 77 点未満 75 点以上 7未満 監理 ( 主任 ) 技術者 現場代理人での実績 その他 ( 担当技術者 ) 5 点 4 点 3 点 3 点 8 5 点 79 点 4 点 77 78 点 3 点 7 75 点未満 65 点以上 75 点未満 実績無し 年間推奨単位以上を取得 年間推奨単位未満 事故等による指名停止等 ( マイナス評価 ) 贈賄等による指名停止等 ( マイナス評価 ) 65 点以上 75 点未満実績無し ( 見なし 65 点 ) より同種性が高い工事の実績あり やや同種性が高い工事の実績あり 同種性が認められる工事の実績あり 上記実績の役職に応じて加算 8以上 WLB 推進企業次に掲げるいずれかの認定を受けている 女性活躍推進法に基づく認定等 ( えるぼし認定企業等 ) 次世代法に基づく認定 ( くるみん プラチナくるみん認定企業 ) 若者雇用推進法に基づく認定 ( ユースエール認定企業 ) -3 点 -3 点 14 点 15 点 企業の能力 技術者の能力 その他 段階的選抜評価項目 評価基準 配点 同種性 より同種性が高い工事の実績ありやや同種性が高い工事の実績あり同種性が認められる工事の実績あり 8以上 7 点 5 点 7 点 過去 15 年間の同種工事実績 過去 3 年間の国土技術開発賞の受賞実績 過去 15 年間の同種工事実績 (1 件 ) 工事成績 同種性 立場 工事成績 CPD 高度なマネジメントの経験 8以上 8未満 79 点以上 8未満 77 点以上 79 点未満 7以上 77 点未満 75 点以上 7未満 65 点以上 75 点未満実績無し ( 見なし 65 点 ) 国土技術開発賞 ( 最優秀賞 優秀賞 特別賞 ) の受賞実績有り国土技術開発賞 ( 最優秀賞 優秀賞 特別賞 ) の受賞実績なしより同種性が高い工事の実績あり やや同種性が高い工事の実績あり 同種性が認められる工事の実績あり 上記実績の役職に応じて加算 8以上 監理 ( 主任 ) 技術者 現場代理人での実績 その他 ( 担当技術者 ) 5 点 4 点 3 点 5 点 3 点 8 5 点 79 点 4 点 77 78 点 3 点 7 75 点未満 65 点以上 75 点未満 実績無し 年間推奨単位以上を取得 年間推奨単位未満 事業促進 PPP PM/CM 技術協力業務 (ECI) の実績有り 事業促進 PPP PM/CM 技術協力業務 (ECI) の実績なし WLB 推進企業次に掲げるいずれかの認定を受けている 女性活躍推進法に基づく認定等 ( えるぼし認定企業等 ) 次世代法に基づく認定 ( くるみん プラチナくるみん認定企業 ) 若者雇用推進法に基づく認定 ( ユースエール認定企業 ) 5 点 14 点 15 点 指名停止等 事故等による指名停止等 ( マイナス評価 ) 贈賄等による指名停止等 ( マイナス評価 ) -3 点 -3 点 5

新規 (4) 新技術導入促進 (Ⅱ) 型工事の試行 修正箇所 : アンダーライン部分 現状 対応 建設現場におけるイノベーションの推進 生産性及び品質の向上を図るため 総合評価落札方式において 新技術導入促進型工事 を試行 新技術度導入促進型工事は Ⅰ 型と Ⅱ 型があり 実用段階にある NETIS 登録技術の提案を求める Ⅰ 型は試行中であるが 研究開発段階にあり NETIS 登録されていない技術の提案を求める Ⅱ 型については未実施 新技術導入促進 Ⅱ 型工事では 研究開発段階にあり当該事業において工事品質向上等の効果が高いとされる技術の現場での実証について技術提案を求める 原則として 技術提案評価型 S 型を適用する工事において 発注者が指定するテーマについて 発注時に研究開発段階にある新技術の現場実証を技術提案として求め 総合評価において技術提案の有効性 具体性等について評価 契約後 技術提案に基づき現場検証を行い 実証結果や当該技術の開発や開発後の適用にあたっての課題等を取り纏める 設定テーマ平成 30 年度は 本省が設定した下記のテーマを発注者が指定する トンネル工事 :AI 等を活用したトンネル切羽等の地山判定手法について 鋼橋上部工事 : 製作時又は架設時における画像解析等を活用した施工管理の省人化手法について PC 工事 : 架設時における画像解析等を活用した施工管理の省人化手法について 6

新規 (4) 新技術導入促進 (Ⅱ) 型工事の試行 修正箇所 : アンダーライン部分 新技術の現場実証に要する費用は 共通仮設費 ( 技術管理費 ) に計上することにより工事価格に含め 低入札価格調査についても適切に実施する 工事契約後 新技術の実証に係る計画及び実証費用の内訳の提出を求め 現場条件等に変更があった場合は適切に設計変更を実施する 発注者競争参加者 ( 受注者 ) 公告 新技術の現場実証を求めるテーマを設定するとともに実証費用を計上 技術提案の作成 ( 参考見積もり含む ) 技術提案の不履行があった場合の措置 受注者が適切に提案の内容を履行しなかった場合には 受発注者間において責任の所在を協議し 受注者の責めによる場合には 契約不履行の違約金の徴収 工事成績評定の減点等の必要な措置を行う 提案内容の履行については 新技術に関する現場実証の有無であり 成功の可否ではない 技術提案の審査 評価 入札 ( 総合評価 ) 契約 新技術の現場実証計画 実証に係る見積もり書の提出 工事成績評価 実証及びその結果については ペナルティに係る措置を除き 工事成績評定の対象外とする ( 現場条件に変更があった場合等 ) 受発注者で協議のうえ 適切に設計変更を実施 工事の完成 現場実証結果の報告 7

新規 (4) 新技術導入促進 (Ⅱ) 型工事の試行 ( 設定テーマ : トンネル ) 一般土木工事 ( トンネル ) テーマ : AI 等を活用したトンネル切羽等の地山判定手法について 8

新規 (4) 新技術導入促進 (Ⅱ) 型工事の試行 ( 設定テーマ : 鋼橋上部 ) 鋼橋上部工事テーマ : 製作時又は架設時における画像解析等を活用した施工管理の省人化手法について 修正箇所 : アンダーライン部分 施工管理 9

新規 (4) 新技術導入促進 (Ⅱ) 型工事の試行 ( 設定テーマ :PC 上部 ) PC 工事テーマ :: 架設時における画像解析等を活用した施工管理の省人化手法について 修正箇所 : アンダーライン部分 施工管理 10

継続 (5) 技術提案 交渉方式工事の試行 ( 国道 1 号清水立体八坂高架橋工事 ) 品確法第 18 条において 工事の仕様の確定が困難である場合に適用できる 技術提案の審査及び価格等の 交渉による方式 を規定 国土交通省直轄工事において本方式を適用する際 参考となる手続等を定めたガイドラインを策定 ( 平成 27 年 6 月 ) < 主なポイント > 1. 適用工事の考え方を明記 1 発注者が最適な仕様を設定できない工事 2 仕様の前提となる条件の確定が困難な工事 公共工事の品質確保の促進に関する法律 例 : 国家的な重要プロジェクト開催までに確実な完成が求められる大規模なものである一方 交通に多大な影響を及ぼすため 工事期間中の通行止めが許されないことから 高度な工法等の活用が必要な高架橋架け替え工事 例 : 現道の交通量が非常に多い交差点の立体化工事で 現道交通への影響を最小化し 工期内での確実な工事実施が求められる工事 2. 契約タイプとして 3 つの類型から選定 1) 設計 施工一括タイプ 優先交渉権者と価格等の交渉を行い 設計及び施工の契約を締結 2) 技術協力 施工タイプ 優先交渉権者と技術協力業務を締結 別契約の設計に提案内容を反映させながら価格等の交渉を行い 施工の契約を締結 3) 設計交渉 施工タイプ 優先交渉権者と設計業務を締結 設計の過程で価格等の交渉を行い施工の契約を締結 1) 設計 施工一括タイプ 技術提案 ガイドライン本文 説明資料は国交省 HP に掲載 (http://www.mlit.go.jp/tec/koushouhoushikigaido.html) 施工者 発注者 優先交渉権者選定 2) 技術協力 施工タイプ 設計者 施工者 発注者 契約 技術提案 優先交渉権者選定 設計 見積り 交渉 費用の妥当性検討 技術協力 契約 3) 設計交渉 施工タイプ 施工者 発注者 各契約タイプにおける手続の流れ 技術提案 優先交渉権者選定 契約 交渉 合意 合意 設計者 施工者間の調整費用の妥当性検討 設計 交渉 契約 発注者を介して実施 見積り 見積り 合意 設計 費用の妥当性検討 契約 契約 設計 施工 監督 検査 施工 監督 検査 施工 監督 検査 11

継続 6 技術提案 交渉方式工事の試行 国道1号 清水立体八坂高架橋工事 現況写真 清水IC西交差点 12