評価書07章02-1水質現況

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平成 29 年度 一般廃棄物最終処分場の維持管理記録 施設の名称 : 弘前市埋立処分場第 2 次 ( 第 1 区画 第 2 区画 ) 施設の位置 : 弘前市大字十腰内字猿沢 埋立廃棄物の種類及び数量 ( 単位 :kg) 区分 種類 平成 29 年平成 30 年 4 月 5 月 6 月

様式処 3 号 最終処分場水質検査の記録 最終処分場名 : 守山南部処分場 測定対象 : 放流水 試料採取場所 : 調整槽放流水試料採取口 試料採取年月日 H H H H H H 測定結果の得られた年月日 H30.5.7

参考資料

施設名施設住所項目一般埋め立てた廃棄物廃棄物 (ton) 擁壁の点検 遮水効果低下するおそれが認められた場合の措置 遮水工の点検 遮水効果低下するおそれが認められた場合の措置 周縁地下水の水質検査結果 斜里町清掃センター最終処分場斜里町以久科北 破砕ごみ 内容 生ごみ残差 合計 点検を行った年月日

埋立てた一般廃棄物の種類及び数量の記録 ( 平成 30 年度 ) 最終処分場名 : 第二処分場 単位 : トン 種 類 数量 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 搬入量一般廃棄物焼却灰 1, , , 合計

様式処 3 号 最終処分場水質検査の記録 最終処分場名 : 船見処分場 測定対象 : 放流水 試料採取場所 : 放流水槽 試料採取年月日 H H H H H 測定結果の得られた年月日 H H H30.6.6

埋立てた一般廃棄物の種類及び数量の記録 ( 平成 30 年度 ) 最終処分場名 : 第二処分場 単位 : トン 種 類 数量 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 搬入量一般廃棄物焼却灰 1, , , 合計

大栄環境 ( 株 ) 和泉リサイクルセンター平井 5 工区管理型最終処分場 / 処理実績平成 26 年度契約処理 : 管理型埋立区分品目 平成 26 年 平成 27 年 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 燃え殻

[ 廃棄物の最終処分場 ( 管理型 )] 平成 29(2017) 年度 1 施設名称 1 号管理型処分場 (1) 埋立てた廃棄物の各月ごとの種類及び数量 規則第 12 条の 7 の 2 第 8 項イ 種類汚泥燃え殻紙くずばいじん 合計 単位 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月

平成 24 年度維持管理記録 ( 更新日平成 25 年 4 月 26 日 ) 1. ごみ焼却処理施設 (1) 可燃ごみ焼却量項目単位年度合計 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 A B 炉合計焼却量 t 33, ,972

地下水の水質及び水位地下水の水質及び水位について 工事の実施による影響 ( 工事の実施に伴う地下水位の変化 地下水位流動方向に対する影響 並びに土地の造成工事による降雨時の濁水の影響及びコンクリート打設工事及び地盤改良によるアルカリ排水の影響 ) を把握するために調査を実施した また

環境モニタリング結果について 資料 1 環境モニタリング調査地点図 ( 浸出水 浸出水処理施設放流水 センター内地下水 発生ガス 悪臭 ) ( 放流先河川 周辺地下水 ) Ⅰ Ⅱ 浸出水 放流水 1 浸出水 2 浸出水処理施設放流水 センター内地下水 1 観測井 1 号 2 観測井 2 号 3 観測

別表第 1 大気の汚染に係る環境上の基準 物質基準値対象地域 二酸化硫黄 1 時間値の1 日平均値が0.04pp m 以下であり かつ 1 時間値が0.1ppm 以下であること 一酸化炭素浮遊粒子状物質二酸化窒素光化学オキシダント 1 時間値の1 日平均値が10ppm 以下であり かつ 1 時間値の

品川清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

北清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7 4

練馬清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

渋谷清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 不燃物 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰 ( 含有試験 ) 6 4 周辺大気環境調査結果 7 5 試料採取日一覧 8 (

処分した廃棄物 ( 平成 23 年 5 月分 ) 種類焼却灰破砕不燃物合計重量 (t) 塩化物イオン 月 1 回平成 23 年 5 月 17 日 μs/cm 月 1 回平成 23 年 5 月 17 日 アルキル水銀 検出されないこと 0.00

足立清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

練馬清掃工場 平成 29 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

有明清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

中央清掃工場 平成 29 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

第 2 編 地下水の水質測定結果

世田谷清掃工場 平成 27 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 不燃物 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) スラグ ( ガス化溶融 )( 含


平成 29 年度一般廃棄物処理施設維持管理状況 ( 最終処分場 ) 最終処分量単位 :t 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 不燃物

[ 法第十五条の二の三 法第十五条の二の四 ] 会社名株式会社倉敷環境 産業廃棄物処理施設維持管理記録簿 ( 管理型埋立区域 2) 平成 26 年度 対象期間 : 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 31 日 1. 埋め立てた産業廃棄物の種類及び数量 [ 規十二条の七の二八イ


(様式第8号)

( 速報 ) ~ 騒音 振動調査 ( 騒音 )~ 騒音レベル (db) 騒音レベル (db) 各地点の騒音調査結果 騒音調査結果まとめ (L のみ表示 ) NVR-2 NVR-3 L L L9 LAeq L L L9 LAeq 騒音レベル (db) 9 8 7

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Microsoft PowerPoint - ①23年度総括_訂正版

Microsoft Word - HP掲載資料 docx

海域.xls

有明清掃工場

検査項目 病原生物 重金属 無機物質 一般有機化学物質 消毒副生成物 重金属 ( 着色 ) 平成 24 年度水質検査結果表 ( 浄水 ) 上水道恩志水源系統採水地点 : 大谷地内給水栓 検査機関 :( 財 ) 鳥取県保健事業団 項目 基準値 単位 4 月 5 日 5 月 10 日 5 月 28 日

有明清掃工場

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有明清掃工場

(板橋区) 第31~34号様式

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表 4-18 大気汚染防止法に基づく指定物質

理由 1) 備考人為的原因による汚染のおそれ地歴調査チェックリスト < 土壌汚染状況調査結果報告用 > 土壌汚染対策法第 3 条調査 報告日 平成年月日 工場又は事業場 * の名称工場又は事業場 * の敷地であった土地の所在地 * 使用が廃止された有害物質使用特定施設に係る工場又は事業場 ( 法第

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平成 27 年 9 月埼玉県東松山環境管理事務所 東松山工業団地における土壌 地下水汚染 平成 23~25 年度地下水モニタリングの結果について 要旨県が平成 20 年度から 23 年度まで東松山工業団地 ( 新郷公園及びその周辺 ) で実施した調査で確認された土壌 地下水汚染 ( 揮発性有機化合物

1 土壌汚染対策法について 土壌汚染対策法は平成 15 年 2 月 15 日に施行され 平成 22 年 4 月 1 日に改正されました この法律は 土壌汚染の状況を把握して 人の健康被害を防止するための対策を実施し 国民の健康を保護することを目的としています この法律によって 有害物質を取り扱ってい

No. QCVN 08: 2008/BTNMT 地表水質基準に関する国家技術基準 No. QCVN 08: 2008/BTNMT National Technical Regulation on Surface Water Quality 1. 総則 1.1 規定範囲 本規定は 地表水質

一般廃棄物処理施設の維持管理状況の情報の公表 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第 9 条の 3 第 6 項の規定に基づき 維持管理に関する情報を公表します 施設名称 十和田ごみ焼却施設 設置場所 青森県十和田市大字伝法寺字大窪 60 番地 3 設置者名 十和田地域広域事務組合管理者小山田久 問合せ先

事業者のみなさんへ

< F2D B82BB82CC91BC2E6A7464>

水質

理由 1) 備考人為的原因による汚染のおそれ地歴調査チェックリスト < 土壌汚染状況調査結果報告用 > 土壌汚染対策法 ( 第 4 条 第 5 条 ) 調査 第 4 条 第 5 条のいずれかを で選択すること 報告日 平成年月日 調査の対象となる 土地の所在地 調査実施者 指定調査機関の氏名又は名称

第 1 章 騒音調査

公共用水域水質データファイル 利用説明書 検体値 環境省水 大気環境局水環境課 第 1 版作成年月日平成 24 年 8 月 22 日

子を 50% の割合で分離できる分粒装置を用いて, より粒径の大きい粒子を除去した後に採取される粒子をいう 注 3 測定方法については, 国の環境基準 ( 以下 環境基準 という ) の取扱いに準ずるものとする ただし, 降下ばいじんについては, デポジットゲージ法 ( 英国規格 ) によるものとす

淀川水系流域委員会第 71 回委員会 (H20.1 審議参考資料 1-2 河川管理者提供資料


水質環境基準水質環境基準は 人の健康を保護し 生活環境を保全するうえで維持されることが望ましい基準として 環境基本法に基づいて定められており 人の健康の保護に関する基準 ( 健康項目 ) と 生活環境の保全に関する基準 ( 生活環境項目 ) があります (1) 人の健康の保護に関する環境基準 ( 健

水質


○③本文(公共用水域及び地下水)(H31案)

2016 年度分 水 道 名美唄市水道課 浄水場名 浄水方法急速ろ過検査機関名 原水水質 桂沢水道企業団 美唄浄水場 水源名石狩川水系美唄ダム水源種別表流水 ( ダム直接 ) 番 号 項目名基準値最高値最小値平均値測定回数 [ 基準項目 ] 1 一般細菌 100/ml 以下

H xdw

site_17(日本語版).xls

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第 4 章環境影響評価の項目の選定 対象事業に係る環境影響評価の項目は 三重県環境影響評価技術指針 ( 平成 11 年 5 月 25 日 三重県告示第 274 号 )( 以下 技術指針という ) の 第 5 環境影響評価の項目の選定 に基づき 対象事業に係る工事の実施 土地又は工作物の存在及び供用に

積算内訳表 名称規格 形状寸法単位数量単価金額摘要直接測量費 8,261,368 環境調査 8,261,368 水域環境調査業務 8,261,368 調査準備 366,120 調査準備 366,120 1 調査準備 , ,109 2 機材運搬 (2 往復当り ) 1.00

環境基準、排水基準説明資料

【新旧対照表】(別表第1、別表第4)

第 2 章地下水水質測定結果 第 1 地下水水質測定結果の概要 県内地下水について 水質汚濁防止法第 16 条第 1 項の規定に基づき 平成 26 年度地下水水質測定計画 を定め 地下水質の監視を行った さらに ダイオキシン類についても ダイオキシン類対策特別措置法第 26,27 条に基づき 調査測

別紙 2 平成 28 年度水環境の状況について 県は 水質汚濁防止法に基づいて 国土交通省 同法の政令市である横浜市 川崎市 相模原市 横須賀市 平塚市 藤沢市 小田原市 茅ヶ崎市 厚木市及び大和市と共同して 公共用水域及び地下水の水質の測定を行いました 1 測定結果の概要 (1) 公共用水域測定結

Microsoft Word - 30水質検査計画.docx

平成 26 年 5 月水質試験成績表 (1/5) 採水日 : 2014/05/13 当日天候 : 晴前日天候 : 曇 水質基準値 単位 原水 ( 多布施川 ) 神野浄水場 神野第二浄水場 渕受水点 採水時刻 10 時 00 分 10 時 00 分 10 時 00 分 11 時 45 分 気温 19.

. 水質基本情報 (1) 水質基本情報図 生物 A

Ⅰ 4 5 一般事業所 ( 旅館 畜舎以外の事業所 ) に係る基準 し尿その他生活に起因する下水のみを排出する事業所 ( 上記 又はに該当するものを除く ) 事業所の区分 下水道終末処理場 ( 下水道法第 条第 6 号に規定する終末処理場 ) し尿処理場 ( 廃棄物処理法第 8 条に基づく一般廃棄物

Sustainability Data Book 2018

目次 生活環境影響調査 生活環境影響調査の概要 調査実施期間 調査項目 環境モニタリングの結果 生活環境保全上の支障の有無の把握に関する環境モニタリング 大気環境調査 硫化水

注 3) 化学物質環境実態調査 ( 黒本調査 ) は 非意図的生成化学物質汚染実態追跡調査 ( 平成 5 ~13 年度 ) モニタリング調査 ( 平成 14 年度 ~) のデータをまとめた 注 4) 化学物質環境実態調査 ( 黒本調査 ) 内分泌攪乱化学物質における環境実態調査 については 環境中の

群馬県衛生環境研究所年報第45号p.43~47資料(高坂ら)

様式第1号(第1条関係)

共通資材

ドラム缶位置平面図0219

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管理施設模式図 霞ヶ浦開発

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第 4 章特定産業廃棄物に起因する支障除去等の内容に関する事項 4.1 特定支障除去等事業の実施に関する計画 (1) 廃棄物の飛散流出防止ア廃棄物の飛散流出防止対策当該地内への雨水浸透を抑制し 処分場からの汚染地下水の拡散防止を図るとともに 露出廃棄物の飛散流出防止を図るため 覆土工対策を実施する

出 典 : 環 境 基 準 ( 騒 音 ) 類 型 指 定 図 ( 平 成 24 年 大 津 市 ) 図 騒 音 環 境 基 準 指 定 状 況 4-83

次に各河川のまとめを報告します 〇天野川 ( 1, 3, 7) 天野川は 奈良県より下流において一般項目 ( 生活環境の保全に関する項目 ) では環境基準 B 類型 ( 天野川のみ対象 ) に属しています 環境基準と測定結果 ( 年間平均値 ) を比べると 一般項目では 河川の汚濁指標である生物化学

土地利用計画 土地利用計画面積表 土地利用の区分区分面積 ( m2 ) 比率 (%) 備考 発電施設用地パネル 19, パワーコンディショナー 緑地 5, 計画地面積 24, 太陽光パネル配置図 発電施設計画 発電施設の概要 発電設備規格

Ⅰ 目的この要領は 公共用水域の水質測定結果を報告する上で必要な数値の取扱い 水質測定結果報告書である 北海道公共用水域水質測定結果入力票 ( 平成 28 年度 ) ( 以下 入力票 という ) への記載方法等に関し定めたものである Ⅱ 数値の取扱い等について 1 報告下限値等 (1) 報告下限値に

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公共用水域測定結果表 水域名奥駿河湾水域 ( 河川 ) 調査担当機関名静岡市地点名 ( 地点統一番号 ) ( 類型 ) 興津川八幡橋 河川 A 平成 26 年度月日 05 月 15 日 06 月 13 日 07 月 03 日 08 月 05 日 09 月 08 日 10 月 28 日 1

別 紙 2

土壌勉強会スライドHP用2

法と条例の関係 調査契機 調査対象物質 土壌汚染対策法 有害物質使用特定施設の使用廃止 ( 法第 3 条 ) 土壌汚染による健康被害が生ずるおそれがある場合 ( 法第 5 条 ) m2以上の土地の形質の変更 ( 法第 4 条第 1 項 条例第 81 条の 5) で 土地の利用履歴調査 ( 条例第 8

様式第 1 ( 裏面 ) 第 5 条第 3 項関係 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の別 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の構造 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の設備 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の使用の方法 施設において製造され 使用され 若し

PowerPoint プレゼンテーション

ダム貯水池水質調査要領

ⅱ 調査地点調査地点は 事業実施区域の敷地境界 2 地点とし 調査時において 風上 風下となる地点とした 調査地点を図 7.4-1に示す ⅲ 調査方法調査方法を表 7.4-3に示す 表 悪臭の調査方法 調査項目 悪臭の状況 気象の状況 調査方法 臭気指数 : 三点比較式臭袋法試料採取時の

Transcription:

7-2. 水質 7-2-1. 現況調査 ( 既存資料調査 現地調査 ) (1) 既存資料調査周辺自治体が調査した天野川の水質調査結果 ( 過去 5 年分 ) は表 7-2-1.1に示すとおりである 表 7-2-1.1(1) 周辺自治体による天野川の水質調査結果 ( 生活環境項目 ) 事業計画地より上流 事業計画地より下流 地点番号 159 167 10 163 河川名 天野川 天野川 天野川 天野川 地点名 羽衣橋 羽衣橋 市境 ( 羽衣橋下 ) 逢合橋 調査機関 四條畷市 交野市 生駒市 交野市 項目年度単位最小値最大値平均値最小値最大値平均値最小値最大値平均値最小値最大値平均値 H18 7.8 8.3 8.0 7.7 9.8-7.6 7.9 7.8 8.3 9.7 - 水素 H19 7.9 8.1 8.1 7.8 8.6-6.7 8.1 7.4 8.2 9.4 - イオン H20-7.8 8.1 8.0 7.6 9.2-7.6 9.1 8.4 8.0 9.2 - 濃度 H21 7.7 8.0 7.9 7.6 8.7-7.8 7.9 7.8 7.9 9.1 - (ph) H22 8.0 8.1 8.0 7.4 8.8-7.9 8.0 8.0 7.5 9.9 - 生物 H18 1.3 2.6 2.0 1.1 4.7 2.1 1.7 2.3 1.9 1.8 4.8 2.7 化学的 H19 0.6 1.8 1.3 0.7 2.1 1.3 2.0 2.8 2.3 0.5 1.8 1.1 酸素要 H20 mg/l 1.6 5.9 4.2 0.8 2.5 1.4 1.7 2.5 2.2 0.8 1.7 1.2 求量 H21 2.5 4.1 2.9 0.6 2.2 1.4 1.6 3.0 2.3 0.5 1.7 1.0 (BOD) H22 1.6 1.9 1.8 0.6 1.8 1.4 0.9 1.9 1.2 0.3 1.5 1.1 H18 4.2 5.4 4.8 4.2 7.1 5.1 3.4 6.7 4.9 3.9 6.1 4.9 化学的 H19 4.1 6.3 5.1 4.0 5.5 4.7 5.4 6.9 5.8 3.6 4.9 4.2 酸素要 H20 mg/l 3.5 4.2 3.9 4.4 5.6 5.0 5.3 6.3 5.7 3.6 4.8 4.2 求量 H21 5.0 6.2 5.3 4.1 6.6 4.8 4.1 5.9 4.8 3.8 4.9 4.2 (COD) H22 4.4 5.0 4.8 4.3 5.6 4.8 3.4 5.1 4.5 3.5 4.6 4.0 H18 7.7 14 10 - - - 8.1 12 10 - - - 溶存酸 H19 8.5 14 10 - - - 9.0 13 11 - - - 素量 H20 mg/l 9.0 13 11 - - - 10 12 11 - - - (DO) H21 9.5 14 11 - - - 8.4 12 11 - - - H22 8.2 14 11 - - - 9.6 14 11 - - - H18 3 5 4 <1 4 2 1 6 3 2 6 3 浮遊物 H19 <1 3 2 <1 2 2 <1 4 2 <1 2 1 質量 H20 mg/l 2 4 3 2 3 3 1 4 2 <1 3 2 (SS) H21 2 5 4 1 4 2 1 2 2 1 3 2 H22 1 4 3 <1 9 3 1 3 2 <1 3 2 H18 170 16000 5600 7900 140000 37000 2400 79000 35000 17000 2400000 390000 H19 1700 7900 3400 3300 2200000 380000 4900 22000 13000 28000 1700000 290000 大腸菌 MPN H20 4900 33000 14000 11000 2200000 360000 13000 33000 21000 11000 1800000 490000 群数 /100mL H21 21 26000 11000 2200 240000 68000 680 13000 6600 17000 2400000 680000 H22 170 16000 3500 7900 490000 160000 1400 46000 13000 33000 790000 310000 H18 1.6 3.4 2.7 1.3 3.9 2.4 - - - 1.3 3.2 2.0 H19 1.7 2.9 2.3 1.1 7.6 2.9 1.9 3.2 2.6 1.5 3.9 2.1 全窒素 H20 mg/l 2.3 3.8 3.1 1.2 3.2 1.9 1.7 2.8 2.3 1.0 2.7 1.9 H21 1.2 2.8 2.1 1.1 3.1 2.0 1.3 3.4 2.1 1.0 2.2 1.6 H22 1.1 3.8 2.3 0.7 2.6 1.6 0.63 3.1 1.9 0.9 2.1 1.5 H18 - - - 0.08 0.33 0.14 - - - 0.09 0.4 0.21 H19 - - - 0.09 0.36 0.15 0.11 0.19 0.14 0.16 0.39 0.21 全りん H20 mg/l - - - 0.09 0.36 0.18 0.13 0.31 0.22 0.11 0.39 0.19 H21 - - - 0.08 0.31 0.16 0.10 0.15 0.12 0.10 0.20 0.15 H22 - - - 0.07 0.32 0.17 0.13 0.88 0.37 0.11 0.23 0.16 H18 - - - 0.006 0.013 0.009 - - - 0.006 0.009 0.007 H19 - - - <0.001 0.019 0.009 - - - <0.001 0.012 0.004 全亜鉛 H20 mg/l - - - <0.001 0.013 0.007 - - - <0.001 0.009 0.006 H21 - - - 0.009 0.015 0.012 - - - 0.007 0.015 0.010 H22 - - - 0.010 0.040 0.020 - - - 0.010 0.020 0.010 出典 : 河川等水質調査結果 ( 大阪府ホームページ ) 生駒市の環境( 平成 19~23 年度版 ) ( 生駒市ホームページ ) より作成 401

表 7-2-1.1(2) 周辺自治体による天野川の水質調査結果 ( 健康項目 1) 事業計画地より上流 事業計画地より下流 地点番号 159 167 10 163 河川名 天野川 天野川 天野川 天野川 地点名 羽衣橋 羽衣橋 市境 ( 羽衣橋下 ) 逢合橋 調査機関 四條畷市 交野市 生駒市 交野市 項目 年度単位 最大値 最大値 最大値 最大値 H18 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 H19 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 カドミウム H20 mg/l <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 H21 <0.005 <0.001 <0.001 <0.001 H22 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 H18 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 H19 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 全シアン H20 mg/l <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 H21 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 H22 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 H18 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 鉛 H19 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 H20 mg/l <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 H21 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 H22 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 H18 <0.02 - <0.02 - H19 <0.02 - <0.02 - 六価クロム H20 mg/l <0.02 - <0.02 - H21 <0.02 - <0.02 - H22 <0.02 - <0.01 - H18 <0.005 <0.005 <0.001 <0.005 砒素 H19 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 H20 mg/l <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 H21 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 H22 <0.005 <0.005 <0.001 <0.005 H18 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 総水銀 H19 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 H20 mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 H21 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 H22 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 H18 - <0.0005 <0.0005 - アルキル水 H19 - <0.0005 <0.0005 - mg/l 銀 H20 - <0.0005 <0.0005 - H21 - <0.0005 <0.0005 - H22 - <0.0005 <0.0005 - H18 - <0.0005 <0.0005 - PCB H19 - <0.0005 <0.0005 - H20 mg/l - <0.0005 <0.0005 - H21 - <0.0005 <0.0005 - H22 - <0.0005 <0.0005 - H18 - <0.002 <0.002 - ジクロロメ H19 - <0.002 <0.002 - mg/l タン H20 - <0.002 <0.002 - H21 - <0.002 <0.002 - H22 - <0.002 <0.002 - H18 - <0.0002 <0.0002 <0.0002 H19 - <0.0002 <0.0002 <0.0002 四塩化炭素 H20 mg/l - <0.0002 <0.0002 <0.0002 H21 - <0.0002 <0.0002 <0.0002 H22 - <0.0002 <0.0002 <0.0002 H18 - <0.0004 <0.00004-1,2- ジクロ H19 - <0.0004 <0.0004 - H20 mg/l ロエタン - <0.0004 <0.0004 - H21 - <0.0004 <0.0004 - H22 - <0.0004 <0.0004 - H18 - <0.002 <0.002-1,1- ジクロ H19 - <0.002 <0.002 - mg/l ロエチレン H20 - <0.002 <0.002 - H21 - <0.002 <0.002 - H22 - <0.002 <0.002 - H18 - <0.004 <0.004 - シス-1,2-ジ H19 - <0.004 <0.004 - クロロエチ H20 mg/l - <0.004 <0.004 - レン H21 - <0.004 <0.004 - H22 - <0.004 <0.004 - 出典 : 河川等水質調査結果 ( 大阪府ホームページ ) 生駒市の環境 ( 平成 19~23 年度版 ) ( 生駒市ホームページ ) より作成 402

表 7-2-1.1(3) 周辺自治体による天野川の水質調査結果 ( 健康項目 2) 事業計画地より上流 事業計画地より下流 地点番号 159 167 10 163 河川名 天野川 天野川 天野川 天野川 地点名 羽衣橋 羽衣橋 市境 ( 羽衣橋 ) 逢合橋 調査機関 四條畷市 交野市 生駒市 交野市 項目 年度単位 最大値 最大値 最大値 最大値 H18 - <0.0005 <0.001 <0.0005 1,1,1-トリク H19 - <0.0005 <0.0005 <0.0005 H20 mg/l - <0.0005 <0.0005 <0.0005 ロロエタン H21 - <0.0005 <0.001 <0.0005 H22 - <0.0005 <0.001 <0.0005 H18 - <0.0006 <0.0006-1,1,2-トリク H19 - <0.0006 <0.0006 - H20 mg/l - <0.0006 <0.0006 - ロロエタン H21 - <0.0006 <0.0006 - H22 - <0.0006 <0.0006 - H18 - <0.002 <0.003 <0.002 トリクロロエ H19 - <0.002 <0.002 <0.002 H20 mg/l - <0.002 <0.002 <0.002 チレン H21 - <0.002 <0.003 <0.002 H22 - <0.002 <0.003 <0.002 H18 - <0.0005 <0.001 <0.0005 テトラクロロ H19 - <0.0005 <0.0005 <0.0005 H20 mg/l - <0.0005 <0.0005 <0.0005 エチレン H21 - <0.0005 <0.001 <0.0005 H22 - <0.0005 <0.001 <0.0005 H18 - <0.0002 <0.0002-1,3-ジクロロ H19 - <0.0002 <0.0002 - H20 mg/l - <0.0002 <0.0002 - プロペン H21 - <0.0002 <0.0002 - H22 - <0.0002 <0.0002 - H18 - <0.0006 <0.0006 - H19 - <0.0006 <0.0006 - チウラム H20 mg/l - <0.0006 <0.0006 - H21 - <0.0006 <0.0006 - H22 - <0.0006 <0.0006 - H18 - <0.0003 <0.0003 - H19 - <0.0003 <0.0003 - シマジン H20 mg/l - <0.0003 <0.0003 - H21 - <0.0003 <0.0003 - H22 - <0.0003 <0.0003 - H18 - <0.002 <0.002 - チオベンカル H19 - <0.002 <0.002 - H20 mg/l - <0.002 <0.002 - ブ H21 - <0.002 <0.002 - H22 - <0.002 <0.002 - H18 - <0.001 <0.001 - H19 - <0.001 <0.001 - ベンゼン H20 mg/l - <0.001 <0.001 - H21 - <0.001 <0.001 - H22 - <0.001 <0.001 - H18 - <0.002 <0.001 <0.002 H19 - <0.002 <0.002 <0.002 セレン H20 mg/l - <0.002 <0.002 <0.002 H21 - <0.002 <0.001 <0.002 H22 - <0.002 <0.001 <0.002 硝酸性窒素及 H18-2.63 2.0 2.18 H19-2.57 1.8 2.26 び亜硝酸性窒 H20 mg/l - 2.11 1.8 1.70 素 H21-1.89 2.1 1.53 H22-1.50 2.6 1.31 H18-0.18 <0.1 0.14 H19-0.16 <0.08 0.15 ふっ素 H20 mg/l - 0.14 0.1 0.13 H21-0.21 <0.1 0.16 H22-0.15 0.12 0.13 H18-0.04 0.03 0.04 H19-0.04 0.03 0.04 ほう素 H20 mg/l - 0.04 0.04 0.03 H21-0.04 0.02 0.03 H22-0.04 <0.1 0.03 H18 - - - - 1,4-ジオキサ H19 - - - - H20 mg/l - - - - ン H21 - - - - H22 - - - - 出典 : 河川等水質調査結果 ( 大阪府ホームページ ) 生駒市の環境( 平成 19~23 年度版 ) ( 生駒市ホームページ ) より作成 403

表 7-2-1.1(4) 周辺自治体による天野川の水質調査結果 ( 特殊項目 ) 事業計画地より上流 事業計画地より下流 地点番号 159 167 10 163 河川名 天野川 天野川 天野川 天野川 地点名 羽衣橋 羽衣橋 市境 ( 羽衣橋下 ) 逢合橋 調査機関 四條畷市 交野市 生駒市 交野市 項目 年度単位最小値最大値平均値最小値最大値平均値最小値最大値平均値最小値最大値平均値 H18 - - - <0.005 0.009 0.007 - - - <0.005 0.01 0.01 H19 - - - <0.005 0.007 0.006 - - - <0.005 0.006 0.006 銅 H20 mg/l - - - 0.005 0.008 0.007 - - - <0.005 0.015 0.008 H21 - - - <0.005 0.007 0.006 - - - <0.005 0.008 0.007 H22 - - - <0.005 <0.005 <0.005 - - - <0.005 0.005 0.005 H18 - - - 0.006 0.013 0.009 - - - 0.006 0.009 0.007 H19 - - - <0.001 0.019 0.009 - - - <0.001 0.012 0.004 亜鉛 H20 mg/l - - - <0.001 0.013 0.007 - - - <0.001 0.009 0.006 H21 - - - 0.009 0.015 0.012 - - - 0.007 0.015 0.010 H22 - - - - - - - - - - - - H18 - - - <0.08 0.11 0.09 - - - <0.08 <0.08 <0.08 H19 - - - 0.08 0.17 0.12 - - - <0.08 0.09 0.09 溶解性鉄 H20 mg/l - - - 0.08 0.13 0.11 - - - <0.08 <0.08 <0.08 H21 - - - <0.08 0.14 0.11 - - - <0.08 0.10 0.09 H22 - - - 0.12 0.16 0.14 - - - 0.08 0.10 0.09 H18 - - - <0.01 0.06 0.03 - - - <0.01 0.01 0.01 H19 - - - 0.02 0.06 0.04 - - - <0.01 0.02 0.02 溶解性 H20 mg/l マンガン - - - 0.02 0.06 0.05 - - - <0.01 0.01 0.01 H21 - - - 0.02 0.10 0.05 - - - <0.01 0.04 0.02 H22 - - - 0.03 0.06 0.04 - - - <0.01 0.02 0.01 H18 - - - <0.03 <0.03 <0.03 - - - <0.03 <0.03 <0.03 H19 - - - <0.03 <0.03 <0.03 - - - <0.03 <0.03 <0.03 全クロム H20 mg/l - - - <0.03 <0.03 <0.03 - - - <0.03 <0.03 <0.03 H21 - - - <0.03 <0.03 <0.03 - - - <0.03 <0.03 <0.03 H22 - - - <0.03 <0.03 <0.03 - - - <0.03 <0.03 <0.03 H18 - - - <0.01 <0.01 <0.01 - - - <0.01 0.02 0.01 H19 - - - <0.01 0.02 0.01 - - - <0.01 0.02 0.01 陰イオン H20 mg/l 界面活性剤 - - - <0.01 <0.01 <0.01 - - - <0.01 0.02 0.01 H21 - - - <0.01 <0.01 <0.01 - - - <0.01 <0.01 <0.01 H22 - - - <0.01 <0.01 <0.01 - - - <0.01 <0.01 <0.01 H18 - - - <0.04 0.36 0.14 - - - <0.04 0.26 0.15 H19 - - - <0.04 0.29 0.11 - - - <0.04 0.15 0.09 アンモニア性 H20 mg/l 窒素 - - - <0.04 0.21 0.11 - - - <0.04 0.14 0.08 H21 - - - <0.04 0.36 0.13 - - - <0.04 0.08 0.05 H22 - - - <0.04 0.18 0.11 - - - <0.04 0.13 0.07 出典 : 河川等水質調査結果 ( 大阪府ホームページ ) 生駒市の環境( 平成 19~23 年度版 ) ( 生駒市ホームページ ) より作成 表 7-2-1.1(5) 周辺自治体による天野川の水質調査結果 ( ダイオキシン類 ) 事業計画地より上流 事業計画地より下流 河川名 天野川 天野川 地点名 市境 枚方市境 調査機関 生駒市 交野市 項目 年度 単位 測定値 調査頻度 測定値 調査頻度 H18 0.10 1 0.062 1 H19 0.12 1 0.035 1 ダイオキシン類 H20 pg-teq/l 0.29 1 0.12 1 H21 0.069 1 0.21 1 H22 0.13 1 0.23 1 注 ) 交野市における平成 21 年度の調査地点は藤田橋 ( 枚方市境の近傍 ) での調査 出典 : 大阪府環境白書平成 19~21 年版 ( 平成 19~21 年 大阪府 ) おおさかの環境 2010~ 大阪府環境白書より~ ( 大阪府ホームページ ) おおさかの環境 2011~ 大阪府環境白書より~ ( 大阪府ホームページ ) 生駒市の環境( 平成 23 年度版 ) ( 生駒市ホームページ ) より作成 404

事 業 計 画地 注 図中の数字は 表7-2-1.1の地点番号に対応している 図 7-2-1.1 水質調査地点 405

(2) 現地調査 1) 調査概要 1 水質 ( 平水時 ) a. 調査項目 調査地点 及び調査期間調査項目 調査地点及び調査期間は表 7-2-1.2に示すとおりである また 調査地点は図 7-2-1.2に示すとおりである 水質 ( 平水時 ) の調査地点は 天野川上流 天野川下流 共同排水口 及び調整池であり 事業計画地より上流側に天野川上流 下流側に天野川下流が位置する 共同排水口と調整池の越流水が合流し 天野川へ放流される 底質の現地調査地点は 天野川上流と天野川下流である 表 7-2-1.2 調査項目 調査地点及び調査期間 水質水質 ( 平水時 ) 底質調査項目 気温 色 外観 臭い 流量 水温 透視度生活環境項目水素イオン濃度 (ph) 溶存酸素量 ( DO ) 生物化学的酸素要求量 (BOD) 化学的酸素要求量 (COD) 浮遊物質量 (SS) 大腸菌群数 全窒素 全りん 全亜鉛健康項目カドミウム 全シアン 鉛 六価クロム 砒素 総水銀 アルキル水銀 PCB ジクロロメタン 四塩化炭素 1,2-ジクロロエタン 1,1-ジクロロエチレン シス-1,2-ジクロロエチレン 1,1,1-トリクロロエタン 1,1,2-トリクロロエタン トリクロロエチレン テトラクロロエチレン 1,3-ジクロロプロペン チウラム シマジン チオベンカルブ ベンゼン セレン 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 ふっ素 ほう素 1,4-ジオキサン特殊項目フェノール類 銅 溶解性鉄 溶解性マンガン 全クロム 陰イオン界面活性剤 硝酸性窒素 亜硝酸性窒素 アンモニア性窒素 りん酸性りん ノルマルヘキサン抽出物質ダイオキシン類 電気伝導率一般項目水素イオン濃度 (ph) 化学的酸素要求量 (COD) 硫化物 酸化還元電位 粒度組成 全窒素 全りん 暫定除去項目総水銀 PCB 調査地点 4 地点 2 地点 調査時期 4 季 調査期間 冬季 : 平成 23 年 2 月 8 日 1 回 / 季春季 : 平成 23 年 5 月 17 日夏季 : 平成 23 年 8 月 29 日但し 調 ) 平成 23 年 9 月 8 日注整池は 3 秋季 : 平成 23 年 11 月 24 日季 ( 春季 ~ 秋季 ) 冬季夏季 1 回 / 季 冬季 : 平成 23 年 2 月 8 日夏季 : 平成 23 年 8 月 29 日 ダイオキシン類 注 ) 調整池の地点は池水が干上がっていたため 平成 23 年 9 月 8 日に実施した 406

天野川下流 共同排水口 調整池 事業計画地 天野川上流 天野川 排 水溝 事業計画地付近拡大図 共同排水 口 調整池 共 同排水口 放水口 調整池 共同排水口 天 野 川 調整池 天野川放流部詳細 水の流れ 調査地点 図 7-2-1.2 水質 平水時 降雨時 底質の調査地点 407 点線は暗渠

調査項目調査方法水質(平水時)b. 調査方法 調査方法を表 7-2-1.3 に示す 表 7-2-1.3 水質 ( 平水時 ) の調査方法 水質 底質 生活環境項目健康項目特殊項目電気伝導率ダイオキシン類一般項目暫定除去項目ダイオキシン類 公共用水域及び地下水の水質測定計画 ( 大阪府 ) に示された方法 ダイオキシン類による大気の汚染 水質の汚濁 ( 水質の底質の汚染を含む ) 及び 土壌の汚染に係る環境基準について ( 平成 11 年環境省告示第 68 号 ) 昭和 63 年環水管第 127 号 底質調査方法 等 昭和 63 年環水管第 127 号 底質調査方法 ダイオキシン類による大気の汚染 水質の汚濁 ( 水質の底質の汚染を含む ) 及び 土壌の汚染に係る環境基準について ( 平成 11 年環境省告示第 68 号 ) 2 水質 ( 降雨時 ) a. 調査項目 調査地点及び調査期間調査項目 調査地点及び調査期間は表 7-2-1.4に示すとおりである また 調査地点は天野川上流 天野川下流 調整池 共同排水口 ( 放水口 ) であり 図 7-2-1.2に示すとおりである 共同排水口 ( 放水口 ) については 天野川への放流水である 表 7-2-1.4 水質 ( 降雨時 ) の調査項目 水質 ( 降雨時 ) 調査項目 浮遊物質量 (SS) 濁度 流量 透視度 調査地点 調査時期 4 地点 3 回 調査期間 1 回目 : 平成 23 年 5 月 11 日 ~12 日 2 回目 : 平成 23 年 6 月 10 日 ~11 日 3 回目 : 平成 23 年 10 月 14 日 ~15 日 b. 調査方法 調査方法は表 7-2-1.5 に示すとおりである 表 7-2-1.5 水質 ( 降雨時 ) の調査方法 調査項目 調査方法 水質 ( 降雨時 ) 浮遊物質量 (SS) 流量 昭和 46 年環境庁告示第 59 号付表 8 昭和 46 年環水管 30 号 水質調査方法 による方法但し 埋設管からの落下水の場合は メスシリンダーとストップウォッチにて一定時間内の流量を測定 408

3 土質 a. 調査項目 調査地点及び調査期間調査項目 調査地点及び調査期間は表 7-2-1.6に示すとおりである また 調査地点は図 7-2-1.3に示すとおりであり 掘削 盛土等の土工による雨水の濁りに係る環境影響を予測 評価することから 事業計画地内の代表的箇所として 3 地点を選定した 表 7-2-1.6 土質の調査項目 調査地点及び調査期間 調査項目 調査地点 調査時期 調査期間 土質土壌沈降試験 3 地点 1 回平成 23 年 12 月 8 日 ~12 月 9 日 b. 調査方法 調査方法は表 7-2-1.7 に示すとおりである 表 7-2-1.7 土質の調査方法 土質の状況 調査項目 土壌沈降試験 調査方法 選炭廃水試験方法 JIS M 0201-12 に準拠 ( 詳細は下記のとおり ) 濁水中の SS 分の沈降速度分布を以下に示した方法で測定した 1 土壌サンプルを用いて初期濃度として調整した濁水を準備する 2 高さ 1m 程度のシリンダーに調整した濁水を満たし 良く撹拌した後静置し この時間を開始時間として 適当な時間間隔毎に液面より一定の高さ ( 本試験では 20cm) から試料を採取する 3 採取した濁水試料についてそれぞれ SS 濃度を測定する 4 試料を採取した時間毎に沈降速度を算出する なお 沈降速度 (v) と経過時間 (t) 及び深さ (h: 20cm) は次の関係がある v=h/t 409

事業計画地拡大図 地点 1 地点 3 地点 2 事業計画地 : 調査地点 図 7-2-1.3 土質の現地調査地点 410

2) 調査結果 1 水質 ( 平水時 ) 水質の調査結果は表 7-2-1.8 及び表 7-2-1.9に示すとおりである 天野川上流と天野川下流は環境基準が設定されており 生活環境項目についてはB 類型の指定を受けている 天野川上流と天野川下流では 生活環境項目において大腸菌群数が環境基準値を上回る日があったが それ以外の項目は環境基準値を満足していた 健康項目及びダイオキシン類においては環境基準値を下回っていた 共同排水口と調整池では 健康項目とダイオキシン類について環境基準値と比較すると 共同排水口のダイオキシン類が環境基準値を上回っていた それ以外の項目については全て環境基準値を下回っていた 411

区分冬季春季夏季秋季現地調査項目活環境項目区分冬季春季夏季秋季現地調査項目活環境項目調査項目 表 7-2-1.8(1) 河川水質調査結果 ( 現地調査項目 生活環境項目 ) 単位 天野川上流 最小値最高値 平均値 (75% 値 ) 環境基準値 調査日 - H23.2.8 H23.5.17 H23.8.29 H23.11.24 - - - - 調査時刻 - 12:10 10:10 10:35 9:30 - - - - 天候 - 曇り 晴れ 晴れ 晴れ - - - - 気温 9.9 22.9 28.6 9.4 9.4 28.6 17.7 - 色 - 淡黄色 なし なし なし - - - - 外観 - なし なし なし なし - - - - 臭い - なし なし なし なし - - - - 流量 m 3 /s 0.15 0.16 0.15 0.22 0.15 0.22 0.17 - 水温 8.6 19.7 27.5 10.9 8.6 27.5 16.7 - 透視度度 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 - 生水素イオン濃度 - 8.0 7.8 7.6 7.8 7.6 8.0 7.8 6.5~8.5 溶存酸素量 mg/l 14 11 9.0 11 9.0 14 11 5 以上 生物化学的酸素要求量 mg/l 2.9 1.6 1.4 0.9 0.9 2.9 1.7 (1.6) 化学的酸素要求量 mg/l 5.4 5.0 4.6 3.9 3.9 5.4 4.7 - 浮遊物質量 mg/l 4 1 1 2 1 4 2 25 以下 大腸菌群数 MPN/100mL 3500 160000 17000 2600 2600 160000 46000 5000 以下 全窒素 mg/l 4.1 1.6 1.0 1.7 1.0 4.1 2.1 - 全りん mg/l 0.24 0.32 0.10 0.076 0.076 0.32 0.18 - 全亜鉛 mg/l 0.025 0.018 0.004 0.011 0.004 0.025 0.015 0.03 以下 3 以下 調査項目 表 7-2-1.8(2) 河川水質調査結果 ( 現地調査項目 生活環境項目 ) 単位 天野川下流 最小値最高値 平均値 (75% 値 ) 環境基準値 調査日 - H23.2.8 H23.5.17 H23.8.29 H23.11.24 - - - - 調査時刻 - 11:20 9:30 9:30 10:20 - - - - 天候 - 曇り 晴れ 晴れ 晴れ - - - - 気温 9.3 21.7 26.8 10.4 9.3 26.8 17.1 - 色 - なし なし なし なし - - - - 外観 - なし なし なし なし - - - - 臭い - なし なし なし なし - - - - 流量 m 3 /s 0.15 0.29 0.26 0.31 0.15 0.31 0.25 - 水温 6.2 17.7 24.9 11.2 6.2 24.9 15.0 - 透視度度 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 - 生水素イオン濃度 - 8.3 7.7 8.1 7.9 7.7 8.3 8.0 6.5~8.5 溶存酸素量 mg/l 13 9.6 9.1 11 9.1 13 11 5 以上 生物化学的酸素要求量 mg/l 1.6 1.3 1.6 0.9 0.9 1.6 1.4 (1.6) 化学的酸素要求量 mg/l 4.3 4.7 4.0 3.7 3.7 4.7 4.2 - 浮遊物質量 mg/l 2 2 1 2 1 2 2 25 以下 大腸菌群数 MPN/100mL 2400 4900 7900 2200 2200 7900 4400 5000 以下 全窒素 mg/l 3.3 1.5 0.96 1.5 0.96 3.3 1.8 - 全りん mg/l 0.61 0.19 0.13 0.14 0.13 0.61 0.27 - 全亜鉛 mg/l 0.021 0.011 <0.001 0.010 <0.001 0.021 0.011 0.03 以下 3 以下 412

区分冬季春季夏季秋季現地調査項目活環境項目区分冬季春季夏季秋季現地調査項目活環境項目調査項目 表 7-2-1.8(3) 河川水質調査結果 ( 現地調査項目 生活環境項目 ) 単位 共同排水口 最小値最高値 平均値 (75% 値 ) 環境基準値 調査日 - H23.2.8 H23.5.17 H23.8.29 H23.11.24 - - - - 調査時刻 - 10:20 13:20 11:50 12:10 - - - - 天候 - 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ - - - - 気温 6.8 26.1 29.7 11.9 6.8 29.7 18.6 - 色 - 淡黄色淡黄色 淡黄色 なし - - - - 外観 - なし なし なし なし - - - - 臭い - なし なし なし なし - - - - 流量 m 3 /s 0.00043 0.0015 0.00042 0.0013 0.00042 0.0015 0.00091 - 水温 6.9 17.8 20.5 12.5 6.9 20.5 14.4 - 透視度度 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 - 生水素イオン濃度 - 8.3 8.1 8.2 8.2 8.1 8.3 8.2 6.5~8.5 溶存酸素量 mg/l 11 9.4 8.9 7.9 7.9 11 9.3 5 以上 生物化学的酸素要求量 mg/l 1.6 1.2 1.9 1.1 1.1 1.9 1.5 3 以下 化学的酸素要求量 mg/l 6.3 6.7 6.6 6.9 6.3 6.9 6.6 - 浮遊物質量 mg/l 8 4 7 13 4 13 8 25 以下 大腸菌群数 MPN/100mL 1700 3300 13000 1100 1100 13000 4800 5000 以下 全窒素 mg/l 1.4 1.1 1.2 1.2 1.1 1.4 1.2 - 全りん mg/l 0.054 0.054 0.096 0.072 0.054 0.096 0.069 - 全亜鉛 mg/l 0.007 0.001 <0.001 0.005 <0.001 0.007 0.004 0.03 以下 調査項目 表 7-2-1.8(4) 河川水質調査結果 ( 現地調査項目 生活環境項目 ) 単位 調整池 最小値最高値 平均値 (75% 値 ) 環境基準値 調査日 - - H23.5.17 H23.9.8 H23.11.24 - - - - 調査時刻 - - 13:50 10:50 12:50 - - - - 天候 - - 曇り 晴れ 晴れ - - - - 気温 - 23.1 24.8 12.1 12.1 24.8 20.0 - 色 - - 淡黄色 淡黄色淡褐色 - - - - 外観 - - なし なし なし - - - - 臭い - - なし なし なし - - - - 流量 m 3 /s - 0.00026 0.00070 0.00042 0.00026 0.00070 0.00046 - 水温 - 18.9 21.6 10.8 10.8 21.6 17.1 - 透視度度 - 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 50 以上 - 生水素イオン濃度 - - 7.4 7.3 7.5 7.3 7.5 7.4 6.5~8.5 溶存酸素量 mg/l - 6.3 6.2 9.9 6.2 9.9 7.5 5 以上 生物化学的酸素要求量 mg/l - 1.5 2.3 1.2 1.2 2.3 1.7 3 以下 化学的酸素要求量 mg/l - 12 16 11 11 16 13 - 浮遊物質量 mg/l - 4 3 2 2 4 3 25 以下 大腸菌群数 MPN/100mL - 13000 11000 4900 4900 13000 9600 5000 以下 全窒素 mg/l - 0.65 1.2 1.7 0.65 1.7 1.2 - 全りん mg/l - 0.027 0.032 0.021 0.021 0.032 0.027 - 全亜鉛 mg/l - <0.001 <0.001 0.007 <0.001 0.007 0.003 0.03 以下 413

ノルマルヘキサン抽出物質 mg/l <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 - その他表 7-2-1.9(1) 河川水質調査結果 ( 健康項目 特殊項目 その他 ) 区分冬季春季夏季秋季健康項目1,4- ジオキサン mg/l <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 0.05 以下特殊項目カドミウム 調査項目 単位 天野川上流 最小値最高値平均値 環境基準値 mg/l <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 0.003 以下 全シアン mg/l <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 検出されないこと 鉛 mg/l <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 0.01 以下 六価クロム mg/l <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 0.05 以下 砒素 総水銀 アルキル水銀 PCB ジクロロメタン 四塩化炭素 mg/l <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 0.01 以下 mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 0.0005 以下 mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 検出されないこと mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 検出されないこと mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.02 以下 mg/l <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 0.002 以下 1,2- ジクロロエタン mg/l <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 0.004 以下 1,1- ジクロロエチレン mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.1 以下 シス -1,2- ジクロロエチレン mg/l <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 0.04 以下 1,1,1- トリクロロエタン mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 1 以下 1,1,2- トリクロロエタン mg/l <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 0.006 以下 トリクロロエチレン テトラクロロエチレン mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.03 以下 mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 0.01 以下 1,3- ジクロロプロペン mg/l <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 0.002 以下 チウラム シマジン チオベンカルブ ベンゼン セレン 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 mg/l <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 0.006 以下 mg/l <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 0.003 以下 mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.02 以下 mg/l <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 0.01 以下 mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.01 以下 mg/l 2.8 1.2 0.59 1.4 0.59 2.8 1.5 10 以下 ふっ素 mg/l <0.08 0.09 0.11 <0.08 <0.08 0.11 0.09 0.8 以下 ほう素 mg/l 0.03 0.04 0.10 0.04 0.03 0.10 0.05 1 以下 フェノ - ル類 mg/l <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 - 銅 mg/l <0.005 <0.005 <0.005 0.006 <0.005 0.006 0.005 - 溶解性鉄 mg/l 0.09 0.18 0.13 0.15 0.09 0.18 0.14 - 溶解性マンガン mg/l 0.05 0.03 0.03 0.03 0.03 0.05 0.04 - 全クロム mg/l <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 - 陰イオン界面活性剤 mg/l 0.09 0.02 0.01 0.02 0.01 0.09 0.04 - 硝酸性窒素 mg/l 2.7 1.1 0.57 1.3 0.57 2.7 1.4 - 亜硝酸性窒素 mg/l 0.11 0.08 <0.04 <0.04 <0.04 0.11 0.07 - アンモニア性窒素 mg/l 0.90 0.19 0.06 0.22 0.06 0.90 0.34 - りん酸性りん mg/l 0.22 0.29 0.085 0.052 0.052 0.29 0.16 - ダイオキシン類 pg- TEQ/L 0.059 0.29 0.097 0.096 0.059 0.29 0.14 1 以下 電気伝導率 ms/m 37 24 26 20 20 37 27-414

ノルマルヘキサン抽出物質 mg/l <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 - その他表 7-2-1.9(2) 河川水質調査結果 ( 健康項目 特殊項目 その他 ) 区分冬季春季夏季秋季健康項目1,4- ジオキサン mg/l <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 0.05 以下特殊項目カドミウム 調査項目 単位 天野川下流 最小値最高値平均値 環境基準値 mg/l <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 0.003 以下 全シアン mg/l <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 検出されないこと 鉛 mg/l <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 0.01 以下 六価クロム mg/l <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 0.05 以下 砒素 総水銀 アルキル水銀 PCB ジクロロメタン 四塩化炭素 mg/l <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 0.01 以下 mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 0.0005 以下 mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 検出されないこと mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 検出されないこと mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.02 以下 mg/l <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 0.002 以下 1,2- ジクロロエタン mg/l <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 0.004 以下 1,1- ジクロロエチレン mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.1 以下 シス -1,2- ジクロロエチレン mg/l <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 0.04 以下 1,1,1- トリクロロエタン mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 1 以下 1,1,2- トリクロロエタン mg/l <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 0.006 以下 トリクロロエチレン テトラクロロエチレン mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.03 以下 mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 0.01 以下 1,3- ジクロロプロペン mg/l <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 0.002 以下 チウラム シマジン チオベンカルブ ベンゼン セレン 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 mg/l <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 0.006 以下 mg/l <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 0.003 以下 mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.02 以下 mg/l <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 0.01 以下 mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.01 以下 mg/l 2.7 1.2 0.56 1.3 0.56 2.7 1.4 10 以下 ふっ素 mg/l 0.12 0.09 0.10 <0.08 <0.08 0.12 0.10 0.8 以下 ほう素 mg/l 0.03 0.03 0.08 0.03 0.03 0.08 0.04 1 以下 フェノ - ル類 mg/l <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 - 銅 mg/l <0.005 <0.005 <0.005 0.006 <0.005 0.006 0.005 - 溶解性鉄 mg/l <0.08 0.16 <0.08 0.13 <0.08 0.16 0.11 - 溶解性マンガン mg/l 0.02 <0.01 <0.01 <0.01 <0.01 0.02 0.01 - 全クロム mg/l <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 - 陰イオン界面活性剤 mg/l 0.11 0.02 0.03 0.01 0.01 0.11 0.04 - 硝酸性窒素 mg/l 2.6 1.1 0.55 1.2 0.55 2.6 1.4 - 亜硝酸性窒素 mg/l 0.05 0.05 <0.04 <0.04 <0.04 0.05 0.05 - アンモニア性窒素 mg/l 0.35 0.06 0.04 0.08 0.04 0.35 0.13 - りん酸性りん mg/l 0.53 0.17 0.12 0.13 0.12 0.53 0.24 - ダイオキシン類 pg- TEQ/L 0.068 0.19 0.096 0.11 0.068 0.19 0.12 1 以下 電気伝導率 ms/m 26 23 22 21 21 26 23-415

ノルマルヘキサン抽出物質 mg/l <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 - その他表 7-2-1.9(3) 河川水質調査結果 ( 健康項目 特殊項目 その他 ) 区分冬季春季夏季秋季健康項目1,4- ジオキサン mg/l <0.005 <0.005 0.008 0.006 <0.005 0.008 0.006 0.05 以下特殊項目カドミウム 全シアン 鉛 六価クロム 砒素 総水銀 アルキル水銀 PCB 調査項目 ジクロロメタン 四塩化炭素 単位 共同排水口 最小値最高値平均値 環境基準値 mg/l <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 0.003 以下 mg/l <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 検出されないこと mg/l <0.005 <0.005 0.008 0.010 <0.005 0.010 0.007 0.01 以下 mg/l <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 0.05 以下 mg/l <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 0.01 以下 mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 0.0005 以下 mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 検出されないこと mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 検出されないこと mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.02 以下 mg/l <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 0.002 以下 1,2- ジクロロエタン mg/l <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 0.004 以下 1,1- ジクロロエチレン mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.1 以下 シス -1,2- ジクロロエチレン mg/l <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 0.04 以下 1,1,1- トリクロロエタン mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 1 以下 1,1,2- トリクロロエタン mg/l <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 0.006 以下 トリクロロエチレン テトラクロロエチレン mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.03 以下 mg/l <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 0.01 以下 1,3- ジクロロプロペン mg/l <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 0.002 以下 チウラム シマジン チオベンカルブ ベンゼン セレン 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 mg/l <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 0.006 以下 mg/l <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 0.003 以下 mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.02 以下 mg/l <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 0.01 以下 mg/l <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.01 以下 mg/l 0.92 0.68 0.78 0.86 0.68 0.92 0.81 10 以下 ふっ素 mg/l 0.44 0.44 0.47 0.51 0.44 0.51 0.47 0.8 以下 ほう素 mg/l 0.19 0.26 0.31 0.27 0.19 0.31 0.26 1 以下 フェノ - ル類 mg/l <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 - 銅 mg/l <0.005 <0.005 <0.005 0.009 <0.005 0.009 0.006 - 溶解性鉄 mg/l <0.08 <0.08 <0.08 <0.08 <0.08 <0.08 <0.08 - 溶解性マンガン mg/l 0.09 0.11 0.16 0.10 0.09 0.16 0.12 - 全クロム mg/l <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 - 陰イオン界面活性剤 mg/l 0.08 0.02 0.02 0.02 0.02 0.08 0.04 - 硝酸性窒素 mg/l 0.88 0.63 0.71 0.82 0.63 0.88 0.76 - 亜硝酸性窒素 mg/l <0.04 0.05 0.06 0.04 <0.04 0.06 0.05 - アンモニア性窒素 mg/l 0.22 0.08 <0.04 0.10 <0.04 0.22 0.11 - りん酸性りん mg/l 0.010 0.024 0.047 0.034 0.010 0.047 0.029 - ダイオキシン類 pg- TEQ/L 3.1 3.0 3.3 4.6 3.0 4.6 3.5 1 以下 電気伝導率 ms/m 72 59 63 47 47 72 60-416

ノルマルヘキサン抽出物質 mg/l - <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 - その他表 7-2-1.9(4) 河川水質調査結果 ( 健康項目 特殊項目 その他 ) 区分冬季春季夏季秋季健康項目1,4- ジオキサン mg/l - <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 0.05 以下特殊項目調査項目 単位 調整池 最小値最高値平均値 環境基準値 カドミウム mg/l - <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 0.003 以下 全シアン mg/l - <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 検出されないこと 鉛 mg/l - <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 0.01 以下 六価クロム mg/l - <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 <0.02 0.05 以下 砒素 mg/l - <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 0.01 以下 総水銀 mg/l - <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 0.0005 以下 アルキル水銀 mg/l - <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 検出されないこと PCB mg/l - <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 検出されないこと ジクロロメタン mg/l - <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.02 以下 四塩化炭素 mg/l - <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 0.002 以下 1,2- ジクロロエタン mg/l - <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 <0.0004 0.004 以下 1,1- ジクロロエチレン mg/l - <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.1 以下 シス -1,2- ジクロロエチレン mg/l - <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 <0.004 0.04 以下 1,1,1- トリクロロエタン mg/l - <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 1 以下 1,1,2- トリクロロエタン mg/l - <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 0.006 以下 トリクロロエチレン mg/l - <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.03 以下 テトラクロロエチレン mg/l - <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 <0.0005 0.01 以下 1,3- ジクロロプロペン mg/l - <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 <0.0002 0.002 以下 チウラム mg/l - <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 <0.0006 0.006 以下 シマジン mg/l - <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 <0.0003 0.003 以下 チオベンカルブ mg/l - <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.02 以下 ベンゼン mg/l - <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 0.01 以下 セレン mg/l - <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 <0.002 0.01 以下 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 mg/l - 0.08 0.38 1.3 0.08 1.3 0.59 10 以下 ふっ素 mg/l - 0.13 0.13 0.10 0.10 0.13 0.12 0.8 以下 ほう素 mg/l - 0.08 0.06 0.05 0.05 0.08 0.06 1 以下 フェノ - ル類 mg/l - <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 <0.005 - 銅 mg/l - <0.005 <0.005 0.007 <0.005 0.007 0.006 - 溶解性鉄 mg/l - 0.21 0.08 0.16 0.08 0.21 0.15 - 溶解性マンガン mg/l - 0.12 0.03 0.09 0.03 0.12 0.08 - 全クロム mg/l - <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 <0.03 - 陰イオン界面活性剤 mg/l - <0.01 0.02 0.02 <0.01 0.02 0.02 - 硝酸性窒素 mg/l - 0.04 0.35 1.3 0.04 1.3 0.56 - 亜硝酸性窒素 mg/l - <0.04 <0.04 <0.04 <0.04 <0.04 <0.04 - アンモニア性窒素 mg/l - 0.05 0.04 <0.04 <0.04 0.05 0.04 - りん酸性りん mg/l - 0.010 0.010 0.008 0.008 0.010 0.009 - ダイオキシン類 pg- TEQ/L - 0.12 0.15 0.24 0.12 0.24 0.17 1 以下 電気伝導率 ms/m - 34 28 24 24 34 29-417

2 底質底質の調査結果は表 7-2-1.10に示すとおりである 天野川上流と天野川下流の底質においては いずれも性状が砂礫質であり 総水銀 PCBの暫定除去基準とダイオキシン類の環境基準値を下回っていた 参考として 土壌汚染対策法の含有量基準と比較した場合では 対象となる重金属類等は基準値を大きく下回っていた 418

般項目全燐 mg/g 0.10 0.12 0.11 - 暫定除去項目PCB mg/kg <0.01 <0.01 <0.01 10 以下土壌汚染対策法に係る含有試験の対象項目表 7-2-1.10(1) 河川底質調査結果 区分調査項目単位冬季夏季現地調査項目天野川上流 平均値 基準値 調査日 - H23.2.8 H23.8.29 - - 調査時刻 - 12:40 10:55 - - 天候 - 曇り晴れ - - 水深 m 0.4 0.3 0.4 - 泥温 8.6 25.9 17.3 - 泥色 - 茶色茶色 - - 水素イオン濃度 - 7.2 7.1 7.2 - 化学的酸素要求量 mg/g 0.9 <0.5 0.7 - 臭気 - 弱腐敗臭なし - - 一硫化物 mg/g <0.01 <0.01 <0.01 - 酸化還元電位 mv 190 212 201 - 粒度組成 - 備考備考備考 - 全窒素 mg/g 0.18 0.15 0.17 - 総水銀 mg/kg <0.02 <0.02 <0.02 25 以下 カドミウム mg/kg <1 <1 <1 150 以下 シアン mg/kg <1 <1 <1 50 以下 鉛 mg/kg 3 <1 2 150 以下 砒素 mg/kg <1 <1 <1 150 以下 六価クロム mg/kg <1 <1 <1 250 以下 総水銀 mg/kg <0.02 <0.02 <0.02 15 以下 セレン mg/kg <1 <1 <1 150 以下 ふっ素 mg/kg <20 <20 <20 4000 以下 ほう素 mg/kg 4 1 3 4000 以下 その他ダイオキシン類 pg-teq/g 1.3 0.31 0.81 150 以下 ( 備考 ) 粒度組成 組成 単位 冬季 夏季 平均値 礫分 (2~75mm) % 21.9 54.6 38.3 粗砂分 (0.850~2mm) % 41.8 35.4 38.6 中砂分 (0.250~0.850mm) % 31.5 9.2 20.4 細砂分 (0.075~0.250mm) % 3.8 0.3 2.1 シルト 粘土分 (0.075mm 以下 ) % 1.0 0.5 0.8 419

区分冬季夏季現地調査項目般項目全燐 mg/g 0.13 0.10 0.12 - 暫定除去項目PCB mg/kg <0.01 <0.01 <0.01 10 以下土壌汚染対策法に係る含有試験の対象項目表 7-2-1.10(2) 河川底質調査結果 調査項目 単位 天野川下流 平均値 基準値 調査日 - H23.2.8 H23.8.29 - - 調査時刻 - 11:30 9:50 - - 天候 - 曇り 晴れ - - 水深 m 0.3 0.2 0.3 - 泥温 7.8 25.3 16.6 - 泥色 - 茶色 茶色 - - 水素イオン濃度 - 7.4 7.4 7.4 - 化学的酸素要求量 mg/g 0.5 <0.5 0.5 - 臭気 - なしなし - - 一硫化物 mg/g <0.01 <0.01 <0.01 - 酸化還元電位 mv 205 203 204 - 粒度組成 - 備考備考備考 - 全窒素 mg/g 0.09 0.11 0.10 - 総水銀 mg/kg <0.02 <0.02 <0.02 25 以下 カドミウム mg/kg <1 <1 <1 150 以下 シアン mg/kg <1 <1 <1 50 以下 鉛 mg/kg 3 <1 2 150 以下 砒素 mg/kg <1 <1 <1 150 以下 六価クロム mg/kg <1 <1 <1 250 以下 総水銀 mg/kg <0.02 <0.02 <0.02 15 以下 セレン mg/kg <1 <1 <1 150 以下 ふっ素 mg/kg <20 <20 <20 4000 以下 ほう素 mg/kg 5 2 4 4000 以下 その他ダイオキシン類 pg-teq/g 0.65 0.31 0.48 150 以下 ( 備考 ) 粒度組成 組成 単位 冬季 夏季 平均値 礫分 (2~75mm) % 41.6 73.2 57.4 粗砂分 (0.850~2mm) % 25.1 22.5 23.8 中砂分 (0.250~0.850mm) % 27.3 3.8 15.6 細砂分 (0.075~0.250mm) % 5.2 0.2 2.7 シルト 粘土分 (0.075mm 以下 ) % 0.8 0.3 0.6 420

3 水質 ( 降雨時 ) 天野川における降雨時の調査結果は表 7-2-1.11に示すとおりである 天野川上流に位置する生駒山 ( 気象庁アメダス ) と天野川下流に位置する枚方 ( 気象庁アメダス ) の時間雨量を併せて示した 1 回目の調査における最大値は 天野川上流では流量が7.65m 3 /s 浮遊物質量が 190mg/Lであり 天野川下流では流量が9.76m 3 /s 浮遊物質量が140mg/Lであり 調整池では流量が0.0010m 3 /s 浮遊物質量が8mg/Lであり 共同排水口( 放流口 ) では流量が 0.049m 3 /s 浮遊物質量が300mg/Lであった 表 7-2-1.11(1) 降雨時の水質調査結果 (1 回目 ) 地点名 天野川上流 回 1 2 3 4 5 6 7 月日 H23.5.11 H23.5.12 時刻 14:30 18:00 20:00 22:00 23:15 01:00 06:00 流量 (m 3 /s) 1.21 1.95 2.62 7.65 3.09 1.59 1.23 SS(mg/L) 9 20 29 190 62 28 10 地点名 天野川下流 回 1 2 3 4 5 6 7 月日 H23.5.11 H23.5.12 時刻 15:15 18:20 20:20 22:25 23:35 01:15 06:30 流量 (m 3 /s) 1.31 2.40 2.78 9.76 3.41 1.79 1.67 SS(mg/L) 10 28 17 140 80 37 16 地点名 調整池 回 1 2 3 4 5 6 7 月日 H23.5.11 H23.5.12 時刻 16:20 18:50 20:50 21:55 22:55 01:45 07:05 流量 (m 3 /s) - - - - - - 0.0010 SS(mg/L) 2 2 2 3 4 2 8 地点名 共同排水口 ( 放流口 ) 回 1 2 3 4 5 6 7 月日 H23.5.11 H23.5.12 時刻 15:45 18:40 20:40 21:40 22:45 01:35 06:50 流量 (m 3 /s) 0.0024 0.0024 0.011 0.036 0.049 0.010 0.0045 SS(mg/L) 14 5 300 140 120 12 7 注 ) 網掛けは最大値を表す 調整池では 1~6 は池からの流出が無いため 池水を直接採取した 地点生駒山 ( 総雨量 94.5mm) 日 \ 時 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 10 日 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.5 1.5 0.5 1.0 1.0 0.0 0.5 0.5 0.0 0.0 11 日 0.5 1.0 1.0 1.5 0.5 2.0 1.5 1.5 8.0 1.0 0.0 0.0 1.5 2.0 4.0 8.5 2.5 1.0 2.5 1.5 7.0 14.0 0.0 0.0 12 日 2.0 3.5 8.0 4.5 0.0 0.0 0.0 0.5 0.0 0.0 0.5 0.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.5 1.0 1.0 0.0 1.5 地点枚方 ( 総雨量 105.5mm) 時 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 10 日 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.0 3.0 0.5 0.0 0.0 0.5 0.0 0.5 0.5 1.0 1.0 0.0 0.5 0.0 1.5 0.5 0.0 11 日 1.0 0.5 1.5 1.5 2.5 2.5 1.0 1.0 1.0 5.0 0.5 0.0 1.0 2.0 0.5 9.0 1.0 1.5 3.5 5.5 19.0 7.0 1.5 0.5 12 日 10.0 1.5 6.0 1.0 0.5 0.0 0.0 0.0 0.5 0.0 0.5 1.0 0.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.0 0.0 0.5 1.0 注 ) 雨量単位 :mm/ 時 網掛けは最大値を表す 421

2 回目の調査における最大値は 天野川上流では流量が11.95m 3 /s 浮遊物質量が 120mg/Lであり 天野川下流では流量が13.59m 3 /s 浮遊物質量が100mg/Lであり 調整池では流量が0.0060m 3 /s 浮遊物質量が13mg/Lであり 共同排水口( 放流口 ) では流量が0.032m 3 /s 浮遊物質量が26mg/Lであった 表 7-2-1.11(2) 降雨時の水質調査結果 (2 回目 ) 地点名 天野川上流 回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 月日 H23.6.10 H23.6.11 時刻 17:00 21:30 23:30 01:00 02:30 04:00 06:00 07:30 09:30 12:00 14:00 流量 (m 3 /s) 0.54 2.64 4.27 6.08 5.90 4.56 4.84 11.95 6.53 2.24 1.17 SS(mg/L) 3 94 48 65 49 26 32 120 67 23 14 地点名 天野川下流 回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 月日 H23.6.10 H23.6.11 時刻 17:30 22:00 23:50 01:20 02:50 04:20 06:20 07:50 09:50 12:20 14:20 流量 (m 3 /s) 0.62 2.30 3.89 5.15 5.44 3.46 5.01 13.59 5.31 3.03 2.31 SS(mg/L) 3 85 47 53 59 36 18 100 77 32 18 地点名 調整池 回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 月日 H23.6.10 H23.6.11 時刻 18:30 22:20 00:10 01:40 03:10 04:40 06:40 08:10 10:10 12:40 14:40 流量 (m 3 /s) 0.0001 0.0002 0.0004 0.0005 0.0008 0.0009 0.0010 0.0050 0.0060 0.0046 0.0045 SS(mg/L) 4 6 9 13 8 5 5 5 3 2 2 地点名共同排水口 ( 放流口 ) 回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 月日 H23.6.10 H23.6.11 時刻 18:40 22:30 00:20 01:50 03:20 04:50 06:50 08:20 10:20 12:50 14:50 流量 (m 3 /s) 0.0015 0.0030 0.0044 0.0046 0.0054 0.0055 0.0079 0.031 0.032 0.011 0.010 SS(mg/L) 20 26 21 26 21 22 25 21 11 11 12 注 ) 網掛けは最大値を表す 地点生駒山 ( 総雨量 72.0mm) 日 \ 時 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 10 日 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.5 0.0 0.5 7.5 0.0 6.5 3.5 4.5 5.5 5.0 11 日 6.5 4.5 4.0 2.5 2.5 5.5 1.5 6.5 3.0 0.5 1.0 0.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 地点枚方 ( 総雨量 69.5mm) 日 \ 時 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 10 日 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.5 0.5 0.0 1.0 5.5 4.0 3.5 11 日 6.5 7.0 4.0 4.5 4.0 15.5 9.5 1.5 0.5 0.5 1.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 注 ) 雨量単位 :mm/ 時 網掛けは最大値を表す 422

3 回目の調査における最大値は 天野川上流では流量が6.38m 3 /s 浮遊物質量が 270mg/Lであり 天野川下流では流量が6.68m 3 /s 浮遊物質量が100mg/Lであり 調整池では流量が0.0004m 3 /s 浮遊物質量が44mg/Lであり 共同排水口( 放流口 ) では流量が 0.0041m 3 /s 浮遊物質量が83mg/Lであった 表 7-2-1.11(3) 降雨時の水質調査結果 (3 回目 ) 地点名 天野川上流 回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 月日 H23.10.14 H23.10.15 時刻 15:40 17:30 19:00 20:30 22:00 01:00 04:00 05:30 07:30 10:00 流量 (m 3 /s) 2.32 3.85 6.38 3.63 4.33 1.02 3.39 2.30 1.46 1.25 SS(mg/L) 86 190 170 59 44 18 270 58 24 11 地点名 天野川下流 回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 月日 H23.10.14 H23.10.15 時刻 16:15 17:45 19:25 21:00 22:15 01:15 04:20 05:50 07:45 10:15 流量 ( m3 /s) 1.79 3.25 6.68 4.32 4.59 1.27 3.90 2.73 1.15 0.80 SS(mg/L) 51 86 100 60 49 20 53 89 38 21 地点名 調整池 回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 月日 H23.10.14 H23.10.15 時刻 17:10 18:30 20:00 21:30 22:50 01:50 04:55 06:25 08:10 10:35 流量 (m 3 /s) 流出なし <0.0001 <0.0001 <0.0001 <0.0001 <0.0001 0.0001 0.0001 0.0004 0.0002 SS(mg/L) - 7 44 6 8 14 15 14 11 10 地点名 共同排水口 ( 放流口 ) 回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 月日 H23.10.14 H23.10.15 時刻 16:50 18:20 19:50 21:20 22:40 01:40 04:45 06:15 08:05 10:30 流量 (m 3 /s) 0.0031 0.0038 0.0036 0.0041 0.0025 0.0019 0.0020 0.0019 0.0017 0.0013 SS(mg/L) 83 19 23 19 15 11 18 12 17 13 注 ) 網掛けは最大値を表す 地点生駒山 ( 総雨量 59.0mm) 日 \ 時 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 14 日 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.5 0.0 0.5 3.0 6.5 1.5 5.5 6.0 5.5 8.0 3.5 4.0 2.5 1.0 1.0 15 日 0.0 0.0 0.0 9.0 0.0 0.0 0.0 1.0 0.0 0.0 0.0 0.0 別の雨雲による雨量が観測されているため除外地点枚方 ( 総雨量 51.5mm) 日 \ 時 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 14 日 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.0 5.0 2.0 5.0 4.0 5.5 9.5 7.5 7.0 2.5 1.0 0.5 15 日 0.5 0.0 0.0 0.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 別の雨雲による雨量が観測されているため除外 注 ) 雨量単位 :mm/ 時 網掛けは最大値を表す 観測終了後に別の雨雲による雨量が観測されており 10 月 15 日 12 時以降の雨量は除外した 423

4 土質土壌沈降試験の調査結果は表 7-2-1.12に示すとおりである また 経過時間と残留率の関係は図 7-2-1.4に示すとおりである 試験の結果 土壌粒子の経過時間に対する残留率は 30 分後は1.3~2.7% 60 分後 (1 時間後 ) は1.1~1.6% 240 分後 (4 時間後 ) は0.3~0.9% 1440 分後 (1 日後 ) は0.1 ~0.2% であった 表 7-2-1.12(1) 沈降試験結果 地点 1 経過時間 ( 分 ) 浮遊物質 (mg/l) 残留率 (%) 沈降速度 (m/s) 0 5000 100.0-0.5 1200 24.2 6.7 10-2 1.0 720 14.4 3.3 10-3 2.0 380 7.6 1.7 10-3 5.0 210 4.2 6.7 10-4 15.0 85 1.7 2.2 10-4 30.0 64 1.3 1.1 10-4 60.0 57 1.1 5.6 10-5 240.0 14 0.3 1.4 10-5 1440.0 8 0.2 2.3 10-6 注 ) 残留率は 攪拌した経過時間 0 分の浮遊物質量を100とした場合の経過時間後の浮 遊物質量の割合 ( 百分率 ) を示したもの 25 20 残留率 (%) 15 10 5 0 0.5 1 2 5 15 30 60 240 1440 経過時間 ( 分 ) 図 7-2-1.4(1) 経過時間と残留率の関係 表 7-2-1.12(2) 沈降試験結果 地点 2 経過時間 ( 分 ) 浮遊物質 (mg/l) 残留率 (%) 沈降速度 (m/s) 0 5000 100.0-0.5 1700 34.9 6.7 10-2 1.0 1200 24.8 3.3 10-3 2.0 610 12.2 1.7 10-3 5.0 380 7.5 6.7 10-4 15.0 200 4.0 2.2 10-4 30.0 140 2.7 1.1 10-4 60.0 79 1.6 5.6 10-5 240.0 43 0.9 1.4 10-5 1440.0 12 0.2 2.3 10-6 注 ) 残留率は 攪拌した経過時間 0 分の浮遊物質量を100とした場合の経過時間後の浮遊 物質量の割合 ( 百分率 ) を示したもの 424

残留率 (%) 35 30 25 20 15 10 5 0 0.5 1 2 5 15 30 60 240 1440 経過時間 ( 分 ) 図 7-2-1.4(2) 経過時間と残留率の関係 表 7-2-1.12(3) 沈降試験結果 地点 3 経過時間 ( 分 ) 浮遊物質 (mg/l) 残留率 (%) 沈降速度 (m/s) 0 5000 100.0-0.5 990 19.9 6.7 10-2 1.0 800 16.3 3.3 10-3 2.0 580 11.5 1.7 10-3 5.0 310 6.2 6.7 10-4 15.0 160 3.3 2.2 10-4 30.0 110 2.2 1.1 10-4 60.0 77 1.5 5.6 10-5 240.0 31 0.6 1.4 10-5 1440.0 7 0.1 2.3 10-6 注 ) 残留率は 攪拌した経過時間 0 分の浮遊物質量を100とした場合の経過時間後の浮遊 物質量の割合 ( 百分率 ) を示したもの 20 15 残留率 (%) 10 5 0 0.5 1 2 5 15 30 60 240 1440 経過時間 ( 分 ) 図 7-2-1.4(3) 経過時間と残留率の関係 425

7-2-2. 施設の存在に係る予測 (1) 施設の存在における有害物質の流出 1) 予測の内容施設の存在における有害物質の流出に係る予測内容は 表 7-2-2.1に示すとおりである 表 7-2-2.1 施設の存在における有害物質の流出に係る予測内容予測事項施設の存在に係る河川の放流濃度予測項目有害物質 6 物質 土壌汚染対策法における土壌溶出量基準及び地下水基準を超過した健康項目 5 物質 ( ベンゼン 砒素 鉛 ふっ素 ほう素 ) 及び共同排水口で 水質汚濁に係る環境基準 ( 以下 水質環境基準 という ) を超過したダイオキシン類の環境への影響予測対象時期施設の完成時 ( 平成 29 年度 ) 予測地域事業計画地からの放流河川 ( 天野川 ) 及び事業計画地の周辺予測方法事業計画及び環境保全対策による定性的予測 2) 環境保全対策 予測の前提となる環境保全対策は 熱回収施設等の排水処理対策及び事業計画地の 排水の水質対策に分けて示した 1 熱回収施設等の排水処理対策 ( 排水処理フローは 図 2-6.2 参照 ) プラント排水は排水処理後 場内で再利用する 生活排水は合併浄化槽で処理した後 場内で再利用する リサイクル施設 ストックヤード等の屋根上に降った雨水は一部を貯留し 敷地内の緑地への散水に再利用する 舗装面に降った雨水は雨水側溝から排水路を通じて修景池に集水した後 天野川に放流する 2 事業計画地の排水の水質対策現地調査結果によると 有害物質 6 項目 ( ベンゼン 砒素 鉛 ふっ素 ほう素 ダイオキシン類 ) が土壌溶出量基準等を超過しており 現地調査結果の状況及び供用時に講ずる環境保全対策は 表 7-2-2.2に示すとおりである 供用開始後の土砂の流出については 供用後の一定期間は 水質モニタリングを実施する また 事業計画地からの土砂の流出が落ち着き 河川の水質に影響を及ぼすことがないことを確認できるまでの間は 第 1 沈砂池より上流部については 第 1 沈砂池を経由して 第 2 沈砂池 調整池に集水し 河川に放流させる 天野川が既に河川改修済みであり 整備が進んでいることから 調整池の必要性はな 426

いと判断されているが 供用開始後 表面土が安定し 土砂の流出がなくなった時点 で 第 1 沈砂池を撤去し 第 2 沈砂池及び調整池を修景池とする 放流水質の維持管理としては 一定の期間 水質モニタリングを実施するものとする また 調査結果に基づき 排水基準を満足できない恐れがあるときは 濁水処理装置 及び活性炭による水質処理装置の稼働など適切な水質保全対策を講じることにより 常に 放流水質の維持管理に努めるものとする 河川水質等 表 7-2-2.2 現地調査結果における水質 地下水 土壌の状況及び環境保全対策 項目健康項目ダイオキシン類 現地調査 4 地点の天野川上流 天野川下流 共同排水口 調整池の4 季調査結果 地下水観測井 2 地点の 4 季調査結果土壌平成 22 年度に事業計画地内 79 地点で実施した既存資料調査 環境保全対策 全ての項目 地点で 河川の水質環境基準を満足している 全ての項目で地下水基準を満足している 土壌含有量基準を超える鉛 ( 基準に対する倍率 2.5 倍 ) が1 地点で検出されている ( 表 7-8-1.5(2) 参照 ) 土壌溶出量基準を超える鉛 砒素 ふっ素 ( 基準に対する倍率 1.1 事業計画地内外の排水及び道路排水を受ける共同排水口から水質環境基準値の 3.0~4.6 倍の値が検出されている 河川 調整池共に 河川の環境基準を満足している 水質環境基準を満足している 土壌含有量基準値の1.1 倍の値が1 地点で検出されている ( 表 7-8-1.5(2) 参照 ) 地下水の水質環境基準値の 1.1~160 倍の値が6 地点で検出 ~4.2) が5 地点で検出されている されている ( 表 7-8-1.6 参照 ) ( 表 7-8-1.5(1) 参照 ) 地下水基準を超える鉛 砒素 ふっ素 ほう素 ベンゼン ( 基準に対する倍率 1.1~28 倍 ) が18 地点で検出されている ( 表 7-8-1.6 参照 ) 供用後の一定期間は 水質モニタ 排水溝の水質対策 リングを実施する また 調査結果水質調査を実施した共同排水に基づき 排水基準を満足できない口に流れる排水溝から水質環境恐れがあるときは 濁水処理装置及基準値を超える値が検出されたび活性炭による水質処理装置の稼働ため 交野市及び四條畷市は簡など適切な水質保全対策を講じるこ易排水処理装置を設置 ( 平成 25 とにより 常に 放流水質の維持管年 2 月供用開始 ) し 水質環境理に努め 排水基準を遵守する計画基準以下まで処理している なである お 供用時の排水については修景池より上流部は全て修景池に流れる様 側溝及び地下暗渠を設ける等の対策を講じているため 本事業による排水は この排水溝には流さない計画である 敷地内排水の水質保全対策 左欄に示した環境保全対策を講じることにより 放流水の排水基準を遵守する計画である 427

3) 予測方法 事業計画及び環境保全対策を基に定性的に予測した 4) 予測結果熱回収施設等における環境保全対策としては プラント排水 事務所からの生活排水は 排水処理した後 場内で再利用するため 天野川には放流しない 事業計画地の排水の水質対策としては 供用開始後 一定の期間 水質モニタリングを実施する また 調査結果に基づき 排水基準を満足できない恐れがあるときは 濁水処理装置及び活性炭による水質処理装置の稼働など適切な水質保全対策を講じることにより 常に 放流水質の維持管理に努める 土壌調査で基準を超過した有害物質 6 項目 ( ベンゼン 砒素 鉛 ふっ素 ほう素 ダイオキシン類 ) については 排水基準を遵守する計画である なお 事後調査結果を踏まえ 環境影響のさらなる低減に努める 以上の環境保全対策を実施することにより 放流水質は 天野川での水質への影響は小さいと予測される 428

7-2-3. 工事の実施に係る予測 (1) 工事中における濁水の流出 1) 予測の内容工事中における濁水の流出の予測内容は 表 7-2-3.1に示すとおりである 表 7-2-3.1 工事中における濁水の流出に係る予測内容 予測事項 工事中の事業計画地からの放流濃度 予測項目 浮遊物質量 (SS) 予測対象時期 工事の実施時 予測地域 工事濁水の放流河川 ( 天野川 ) 予測方法 沈降理論式による予測 2) 環境保全対策予測の前提となる事業計画及び環境保全対策は以下に示すとおりである 工事部下流側に仮設水路を設置し 工事排水の事業計画地外への流出を防ぐとともに 工事排水を自然流下により第 1 沈砂池に集水する 自然流下により流入できない工事排水は 強制的にポンプアップし 第 1 沈砂池に入れる 工事排水は 第 1 沈砂池で沈砂したのち 第 2 沈砂池及び調整池でさらに沈砂してから河川に放流する 工事中の濁水処理の模式図を図 7-2-3.1に示す ph 濁度のモニタリング 第 2 沈砂池及び調整池は 10 年確率降雨で 越流しない貯水能力とする 調整池 底から約 3m 第 2 沈砂池 仮設水路 工事排水 YES NO 管理目標 底から 1.5m P 第 1 沈砂池 天野川 敷地内排水最終桝 土砂流出防止柵 砕石を用いた通水性があるろ過柵で 第 2 沈砂池から調整池への土砂の流出を防止する 敷地外 敷地内 濁水処理装置 / 水質処理装置 放流水の濁度と ph をモニタリングする 管理目標を超える場合は 調整池からの直接放流は停止し 濁水処理装置等で処理を行った後に放流する 図 7-2-3.1 工事中の濁水処理の模式図 429

調整池からの排水口において 排水管に設置した計測器により放流水の濁度を常時監視 (2 回 / 日 ) モニタリングを行う SS 濃度 60mg/Lの管理目標に相当する濁度の値を指標にする 濁度指標により放流水質が管理目標を満足できないと判断される場合は 直接放流を停止して 濁水処理装置を経由させて指標以下まで濁度を低減させた後に放流する SSの管理目標について 工事中における濁水は SS 濃度 60mg/Lを管理目標として設定し その値を超過しないように工事排水の管理を行うものとする SS 濃度 60mg/Lは 水質汚濁防止法第 3 条第 3 項の規定による排水基準を定める条例における上乗せ排水基準値 ( 事業計画地が該当する B 地域 における1 日当たりの平均的な排出量が30m 3 以上 ~200m 3 未満の新設特定 ( 届出 ) 事業場に係る基準 ) である日最大 65mg/Lを下回る値として設定した 工事排水中のSS 濃度と濁度の関係について事前に擬似試験を行い SS 濃度 60mg/Lに相当する濁度の値を指標として設ける phについても調整池放流口でモニタリングを行う 排水基準値 5.8~8.6を管理目標とし 満足できない場合は直接放流を停止し 濁水処理装置等により管理目標を満足させた後に放流する 3) 予測方法 1 予測手順工事中における濁水の流出による影響予測は 放流口のSS 濃度を予測する 予測の手順は 図 7-2-3.2に示すとおりである 造成工事 濁水発生量 集水面積 流出係数 降雨強度の設定 沈砂池の条件 水面積負荷 沈降試験結果 SS 除去率 放流口の SS 濃度 濁水発生濃度条件 管理目標 (SS 濃度 60mg/L) との比較 図 7-2-3.2 工事中における濁水の流出による影響予測の手順 430

2 予測条件 a. 濁水発生量濁水の発生量は次式で計算した ( 表 7-2-3.2) 流出係数は砂防技術基準より裸地 ( 盛土部 切土部 )0.9 山地( 現況 )0.7の設定値を用い 降雨強度は 建設工事における濁水 泥水の処理工法 ( 昭和 58 年 ) に示す濁水処理対象降雨量 10mm/hを用いた Q= 1 360 f I Aa Q : 濁水発生量 (m 3 /sec) f : 流出係数裸地 ( 盛土部 切土部 )0.9 山地 ( 現況 )0.7 出典 : 大阪府砂防指定地内行為許可技術審査基準 ( 平成 6 年 10 月 大阪府土木部 ) I : 降雨強度 (=10mm/h) 出典 : 小林 今野 岩崎 建設工事における濁水 泥水の処理工法 ( 昭和 58 年 ) Aa: 集水面積 (ha) 表 7-2-3.2 濁水発生量 区分 第 1 沈砂池の流入水 第 2 沈砂池 + 調整池 の流入水 項目 改変地 ( 切土 盛土 ) 山地 ( 現況 ) 集水面積 (ha) 4.632 1.648 濁水発生量 (m 3 /sec) 0.1158 0.03204 0.1478 集水面積 (ha) 0.1909 0.6091 濁水発生量 (m 3 /sec) 0.00477 0.01184 0.01661 b. 沈砂池の水面積負荷沈砂池で除去される土粒子の分離効率は 土粒子の沈降特性と水面の表面積によって決まる 流入濁水量を水面の表面積で除したものを水面積負荷と呼び 次式によって算出される Q v : 水面積負荷 (mm/sec) v= 1000 Q : 濁水発生量 (m 3 /sec) Ae Ae: 有効水面積 (m 2 ) 第 1 沈砂池の流入水 及び 第 2 沈砂池 + 調整池 の流入水の水面積負荷は 表 7-2-3.3 に示すとおりである 431

第 1 沈砂池の流入水の水面積負荷 Q 1 v 01 = 1000 Ae 1 +Ae 2 Q 1 /(Q 1 +Q 2 ) 第 2 沈砂池 + 調整池の流入水の水面積負荷 Q 2 v 02 = 1000 Ae 2 Q 2 /(Q 1 +Q 2 ) v 01 : 第 1 沈砂池の流入水の水面積負荷 (mm/sec) v 02 : 第 2 沈砂池 + 調整池 の流入水の水面積負荷 (mm/sec) Q 1 : 第 1 沈砂池の流入水の濁水発生量 (m 3 /sec) Q 2 : 第 2 沈砂池 + 調整池 の流入水の濁水発生量 (m 3 /sec) Ae 1 : 第 1 沈砂池の有効水面積 (m 2 ) Ae 2 : 第 2 沈砂池 + 調整池 の有効水面積 (m 2 ) 表 7-2-3.3 水面積負荷 項目区分結果 有効水面積 (m 2 ) 水面積負荷 (mm/sec) 第 1 沈砂池 871 第 2 沈砂池 + 調整池 2,754 第 1 沈砂池の流入水 0.04417 第 2 沈砂池 + 調整池 の流入水 0.05972 c. 沈降試験結果流出土砂は主に工事中の裸地から出るため 造成予定地の3 点の土壌を用いて沈降試験を実施した ここでは安全側の条件を考慮して 3 点の試験結果のうち沈降速度に対して除去率が最も小さい試験結果を採用した 採用した沈降試験の結果は図 7-2-3.3 に示すとおりである 100 99 98 除去率 (%) 97 96 95 94 93 92 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 沈降速度 (mm/sec) 図 7-2-3.3 事業計画地内の土壌による沈降試験結果 432

d. 沈砂池でのSS 除去率沈砂池における水面積負荷は 第 1 沈砂池に流入する表流水では0.04417mm/sec 第 2 沈砂池 + 調整池 に流入する表流水では0.05972mm/secであった 沈降速度がそれぞれの水負荷面積より大きい場合 土粒子は沈降した後に分離し 小さい場合は 土粒子は分離せずに調整池の放流口から流出する 前述の沈降試験結果と各々の水面積負荷から求めたSS 除去率は表 7-2-3.4に示すとおりである 表 7-2-3.4 SS 除去率 区分 SS 除去率 (%) 第 1 沈砂池に流入する表流水 98.6 第 2 沈砂池 + 調整池 に流入する表流水 98.3 e. 濁水発生濃度条件造成工事に伴う濁水発生濃度は 道路及び鉄道建設事業における河川の濁り等に関する環境影響評価ガイドライン ( 平成 21 年 環境省 ) によると 裸地からの降雨濁水は1,000~3,000mg/L 程度のSS 濃度になるとされている このことから 予測に用いる濁水発生濃度は安全側の条件を考慮して3,000mg/Lとした 4) 予測結果 1 降雨時予測結果濁水発生濃度 (3,000mg/L) に それぞれのSS 除去率を用いて求めた表流水毎のSS 濃度は表 7-2-3.5に示すとおりである 表 7-2-3.5 表流水毎の調整池放流口における SS 濃度 区分 SS 濃度 (mg/l) 第 1 沈砂池に流入する表流水 42 第 2 沈砂池 + 調整池 に流入する表流水 51 前述の各 SS 濃度を流量比で完全混合して求めた調整池放流口の SS 濃度は 表 7-2-3.6 に示すとおりである 表 7-2-3.6 調整池放流口の SS 濃度 項目 放流水の予測値 SS 濃度 (mg/l) 43 降雨量 10mm/h の場合 調整池放流口における SS 濃度は 43mg/L と予測され 管理目標 433

を下回る 2 異常降雨時異常降雨 ( 枚方 生駒山のアメダスにおける平成 10 年から平成 22 年までの10 年間の最大雨量強度 71.5mm/h 平成 20 年 8 月 6 日 16 時 50 分 ~17 時 40 分 枚方 ) の場合における工事期間中の調整池放流口の濁水のSS 濃度を 前記の計算で予測すると 表 7-2-3.7 に示すとおりである 表 7-2-3.7 異常降雨時の調整池放流口の SS 濃度 項目 放流水の予測値 SS 濃度 (mg/l) 144 異常降雨の場合 調整池放流口におけるSS 濃度は144mg/Lと予測され 管理目標を上回る このような場合は放流を直ちに停止し 濁水処理装置を経由させて土粒子を凝集沈殿し 管理目標であるSS 濃度 60mg/L 以下に低減させた後に放流する 434

(2) 工事中における有害物質の流出 1) 予測内容 工事中における有害物質の流出の予測内容は 表 7-2-3.8 に示すとおりである 表 7-2-3.8 工事中における有害物質の流出に係る予測内容 予測事項予測項目予測対象時期予測地域予測方法 工事中の事業計画地からの放流濃度有害物質 6 物質 土壌溶出量基準及び地下水基準を超過した健康項目 5 物質 ( ベンゼン 砒素 鉛 ふっ素 ほう素 ) 及び共同排水口で水質環境基準を超過したダイオキシン類の環境への影響工事の実施時事業計画地からの放流河川 ( 天野川 ) 及び事業計画地の周辺事業計画 環境保全対策による定性的予測 2) 環境保全対策事業計画地の土壌及び地下水の汚染状況は 以下のとおりである 平成 22 年度に実施した土壌汚染調査 ( 7-8. 土壌汚染 7-8-1. 現況調査 (1) 既存資料調査 2) 既存資料調査結果 3 事業計画地内の土壌調査及び地下水調査 参照 ) では 事業計画地を79 区画に区分して土壌及び地下水の調査を実施したが そのうち6 区画において土壌溶出量基準又は土壌含有量基準を超える物質が検出され ( 表 7-8-1.5 参照 ) 18 区画において地下水基準を超過する物質が検出された ( 表 7-8-1.6 参照 ) このうち 盛土層及び基盤岩 ( 約 GL-15m) の掘削を行うため 土壌汚染の影響が大きいと考えられる熱回収施設の掘削域 ( 図 7-8-1.10 地点 J3~M6の16メッシュ参照 ) の地下水の有害物質の濃度は ふっ素は地下水基準の1.01 倍 鉛は地下水基準の1.1 倍 ベンゼンが地下水基準の1.3 及び5.2 倍 ダイオキシン類が水質環境基準の 1.1 倍及び2.6 倍であった 16メッシュの内 ベンゼン及びダイオキシン類が2メッシュで ふっ素 鉛が1メッシュで基準を超えている 同様に 掘削域の土壌調査の溶出量基準超過地点 ( 図 7-8-1.9 参照 ) をみると 表層 底層共に土壌溶出量基準を超過した地点はなかった また 水質の現況調査においては事業計画地内外の排水が流入する共同排水口から水質環境基準を超えるダイオキシン類が検出されている ( 表 7-2-1.9(3) 参照 ) これらのことを踏まえて 放流先となる天野川の水質への影響を低減するために検討した予測の前提となる環境保全対策は以下に示すとおりである 前項 (1) 工事中における濁水の流出 2) 環境保全対策 で記載したとおり 仮 設水路等により工事排水を全て第 1 沈砂池に集水することにより 工事濁水と共に 有害物質が事業計画地外に流出しないように管理する また 工事排水を第 1 沈砂 435

池 第 2 沈砂池及び調整池で沈砂して放流することにより 土粒子中に存在する有害物質の流出を抑制する 掘削時に多量の水の発生が予測される場合は ウエルポイント工法等を併用して発生した水を第 1 沈砂池に送水し 掘削場所周辺の水位を下げる等の対策を講じて濁水の発生量を抑制する この対策より 土粒子とともに流出する有害物質の発生量を抑制する 掘削工事によって高濃度濁水の発生が想定されるが 掘削時の溜り水は釜場を設けてポンプアップし ノッチタンク内でPACによる凝集沈殿処理等の沈砂を行い第 1 沈砂池に送水する 高濃度濁水が発生した段階で濁りを低減させ 土粒子中に存在する有害物質についても工事排水から分離させることにより 排水中の有害物質濃度を低減させる 有害物質(6 物質 ) 濃度について管理目標を設定し 放流水が管理目標を超過しないように管理する 有害物質 (6 物質 ) の管理目標について 工事排水中の6 物質については 水質環境基準を管理目標として設定し 放流水がその値を超過しないように工事排水を管理する 工事排水の管理は 敷地内排水最終桝において6 物質の水質測定を年 6 回 ( 工事中における最大負荷時の期間が長い場合は適当な頻度とする ) 行い 管理目標を満足しているかを確認する 管理目標を満足できない場合は直接放流を停止し 次の水質測定により管理目標を満足するまでの間は 濁水処理装置及び活性炭による水質処理装置等を経由させ 有害物質濃度の低減処理を行った後に放流する 工事排水中の6 物質濃度と濁度の関係について事前に擬似試験を行い 有害物質濃度と濁度の間に一定の関係が認められた物質については 管理目標を満足できるように濁度指標を設定し 放流水のモニタリングを行う 濁度指標を満足できない場合は直接放流を停止し 濁水処理装置を経由させて濁水処理した後に放流する なお 濁度指標については SS 濃度 60mg/Lに相当する濁度指標と各有害物質の濁度指標が導かれるため 各濁度指標の値を比較して最も低い値を濁度指標に選定する 表流水は仮設水路を経由して第 1 沈砂池に流入させ 地下の浸透水は 擁壁設置工事に伴う掘削時は釜場を設け第 1 沈砂池へ強制排水すると共に 擁壁基礎底面付近に敷設する地下排水暗渠を通じて第 1 沈砂池へ流入する 水質調査でダイオキシン類が水質環境基準を超えた共同排水口では 交野市及び四條畷市が上流側の排水溝に簡易排水処理装置を設置 ( 平成 25 年 2 月供用開始 ) し 水質環境基準以下まで処理しており 工事開始後においても同排水溝を流れる排水については 隣地への流出防止対策を講じるまでは簡易排水処理装置により継続して処理を行うものとする 436

3) 予測方法 環境保全対策を基に定性的に予測した 4) 予測結果工事中の工事排水は全て第 1 沈砂池に集水し 有害物質の事業計画地外への流出を防止すること 掘削工事の際に高濃度濁水の発生を抑え 濁水中に存在する有害物質を分離 低減する工法を行うこと 河川への放流水は少なくとも年 6 回の水質測定を行うこと また それらの結果に基づき 管理目標 ( 水質環境基準 ) を満足できない場合は満足することが確認されるまで濁水処理装置 活性炭による水質処理装置を通して有害物質濃度を十分に低減させてから放流すること 以上のことから対象となる有害物質 ( ベンゼン 鉛 砒素 ふっ素 ほう素 及びダイオキシン類 ) は水質環境基準以下に低減されて天野川に放流されるものと予測される 437

評価の指針7-2-4. 評価 (1) 評価方法 予測結果について 以下に示す方法書の評価の指針に照らして評価した 1 環境への影響を最小限にとどめるよう環境保全について配慮されていること 2 環境基準並びに環境基本計画 大阪府新環境総合計画 新奈良県環境総合計画等 国 大阪府 奈良県 又は関係市が定める環境に関する計画又は方針に定める目標の達成と維持に支障を及ぼさないこと 3 水質汚濁防止法及び大阪府生活環境の保全等に関する条例に定める規制基準に適合するものであること (2) 評価結果 1) 施設の存在に係る評価予測結果によると プラント排水 事務所からの生活排水は場内で再利用し 天野川に放流しないこと 事業計画地の排水口では 供用開始後 一定の期間 水質モニタリングを実施すること 調査結果に基づき 排水基準を満足できない恐れがあるときは 濁水処理装置及び活性炭による水質処理装置の稼働など適切な水質保全対策を講じること等の環境保全対策を実施することにより 放流水の有害物質 ( ベンゼン 砒素 鉛 ふっ素 ほう素 及びダイオキシン類 ) の濃度は排水基準以下となると予測されている 供用時の水質による影響をさらに低減するため 次の様な環境保全対策を講じる 有害物質( ベンゼン 砒素 鉛 ふっ素 ほう素 及びダイオキシン類 ) については 排水の事後調査結果を踏まえ 環境影響のさらなる低減に努める 第 2 沈砂池及び調整池については修景池とする計画である 修景池の面積の半分程度を湿地として ヨシやカワヂシャ等の湿地系の植物を植栽するとともに 修景池で SS 分の沈降を図る等により 池及び湿地としての水質浄化機能を保つものとする なお 調整池は 天野川が既に河川改修済みであり 整備が進んでいることから 必要性はないと判断されている このため 表面土が安定し 土砂の流出がなくなった時点で 第 1 沈砂池を撤去する 修景池の排水口や進入路の集水桝などの必要箇所にスクリーンを設置して水質の維持管理に努める 側溝及び集水桝の設置に加え 油水分離層の設置を検討する 以上のことから 天野川の水質に支障を及ぼすものではなく 評価の指針を満足すると考えられる 2) 工事の実施に係る評価 1 工事中における濁水の流出 予測結果によると 雨量強度が時間 10mm においては 調整池放流口の放流水は SS 濃 438

度が43mg/Lであり 水質防止汚濁法の排水基準 200mg/L 大阪府生活環境の保全等に関する条例の排水基準 65mg/Lよりも下回っている また 異常降雨時では放流水のSS 濃度が144mg/Lと予測されるが SSの管理目標 60mg/Lを設けて その値に相当する濁度値を指標に放流水をモニタリングし 管理目標を満足できない場合は濁水処理装置を経由させて60mg/L 以下に低減した後に放流するため 放流水の濃度は規制基準に適合して 環境影響の程度が小さいと判断される 本事業による水質への影響をさらに低減するための環境保全対策として 大雨が予想される場合には 工事の中断や中止を行うことで工事に伴う土砂の流出防止に努める 造成工事中の覆土未完了区域は 土砂の流出の防止及び降雨が浸み込まないようにシート等で養生する 掘削 切土 盛土範囲の工程管理を細かく行い 工事終了箇所ごとに必要に応じて 砂利等で覆土を速やかに行う 工事用通路については舗装を行う 沈砂池等に堆積した土砂は 適宜浚渫を行い 沈砂機能及び貯水機能を確保する 浚渫土については 国土交通省の 建設汚泥の再生利用に関するガイドライン 及び 大阪府建設汚泥の自ら利用に関する指導指針 に準じて再利用するが 利用できないものは適切に委託処分する 等の対策を講じることから 環境への影響を最小限にとどめるよう環境保全について配慮していると評価する 以上のことから 評価の指針を満足すると考えられる 2 工事中における有害物質の流出工事中の工事排水は全て第 1 沈砂池に集水し 有害物質の事業計画地外への流出を防止すること 掘削工事の際に高濃度濁水の発生を抑え それに含まれる有害物質を分離 低減する工法を行うこと 河川への放流水は少なくとも年 6 回の水質測定を行うこと また それらの結果に基づき 管理目標 ( 水質環境基準 ) を満足できない場合は必要に応じて濁水処理装置 活性炭による水質処理装置を通して有害物質濃度を低減させて放流することから 対象となる有害物質 ( ベンゼン 鉛 砒素 ふっ素 ほう素 及びダイオキシン類 ) は水質環境基準以下に十分に低減された状態で放流先の天野川に排出されるものと予測されている 本事業による水質への影響をさらに低減するための環境保全対策として 工事車両のタイヤ洗浄を行う タイヤ洗浄排水は 第 1 沈砂池に集水し処理する 大雨が予想される場合には 工事の中断や中止を行うことで工事に伴う土砂の流出防止に努める 施設建設の掘削などにより地下水( 濁水 ) が発生した場合は 事前の土壌調査 ( 平成 22 年 10 月 ) で汚染が認められた区画だけでなく それ以外の区画においても ノッチタンクに濁水を汲み上げ 不溶化剤の投入を行うなど 有害物質の濃度の低減を図る 掘削 切土 盛土範囲の工程管理を細かく行い 工事終了箇所ごとに必要に応じて 439

砂利等で覆土を速やかに行う 造成工事中の覆土未完了区域は 土砂の流出の防止及び降雨が浸み込まないようにシート等で養生する 沈砂池等に堆積した土砂は 適宜浚渫を行い 沈砂機能及び貯水機能を確保する 浚渫土については 国土交通省の 建設汚泥の再生利用に関するガイドライン 及び 大阪府建設汚泥の自ら利用に関する指導指針 に準じて再利用するが 利用できないものは適切に委託処分する 工事用通路については舗装を行う 等の対策を講じることから 環境への影響を最小限にとどめるよう環境保全について配慮していると評価する 以上のことから 評価の指針を満足すると考えられる 440