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平成20年度内部評価実施結果報告書《本編》

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JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

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磐田市水道事業ビジョン

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5-(4)-ウ①-2 県立芸術大学運営・施設整備

第1章フランチャイズビジネスの基礎知識

平成 26 年度 基本シート 1. 基本項目 作成部署 企画総務部 企画政策課 事業名 開始年度 実施期間 事業種別 運営手法 進行管理 横田基地に起因する諸問題についての国及び 1 米軍等への要請不明年その他 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 関連課 基本目標 3 2. 事業の概要事航空の機

指標名単位 4 年度 5 年度 6 年度 7 年度 8 年度 9 年度 事業の活活動量動 指実標績の数値化 計画 実績 記述欄 数値化できない場合八代市と北海市との友好関係を深めるため受入れを行うものであり 数値化することは困難である 指標名指標設定の考え方単位 4 年度 5 年度 6 年度 7 年

内部統制ガイドラインについて 資料

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統4-(5)総括_情報通信関連ビジネス環境の整備

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

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後を絶たない米軍人 軍属による道路交通法違反事件に対する意見書 沖縄警察署は 7 月 4 日午前 4 時 30 分 米空軍嘉手納基地所属の二等軍曹 (27 歳 ) を北谷町美浜の町道で酒を飲んで車を運転したとして 道路交通法違反 ( 酒気帯び運転 ) の疑いで現行犯逮捕した 同署によると 呼気から基

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行政改革推進会議による 秋のレビュー 平成 26 年 11 月 14 日実施 評価者 上村敏之関西学院大学経済学部教授 上山直樹弁護士 ( ポールヘイスティングス法律事務所 外国法共同事業 ) 太田康広慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授 水上貴央弁護士 ( 早稲田リーガルコモンズ法律事務所 ) 吉

平成18年度標準調査票

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国費投入の必要性 事業の効率性 事業の有効性 関連事業 事業所管部局による点検 改善 項目 評価 評価に関する説明 事業の目的は国民や社会のニーズを的確に反映しているか 被災者の資力やニーズを踏まえた効率的 効果的な住まいの確保策に関する調査等を行っている 地方自治体 民間等に委ねることができない事

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

1 1,200m ,482,620m 1 323,825m 1 205,988m 114,988m 60,000m 31,000m ,837m ,158,795m ,340m 1 48,006m 1 33,016m 1,125m

平成18年度標準調査票

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チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

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3-(2)-イ①-1 観光誘致対策事業

監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書

施策名平成 30 年度施策マネジメントシート2 ( 平成 29 年度目標達成度評価 ) 7 4 開かれた議会運営の推進 3 基本計画期間で解決すべき施策の課題 ( 総合計画書より ) 市民への議会広報活動の充実を図るため 分かりやすい議会だよりの作成を行う必要がある インターネットを利用した本会議の

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

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ISO 9001:2015 改定セミナー (JIS Q 9001:2015 準拠 ) 第 4.2 版 株式会社 TBC ソリューションズ プログラム 年版改定の概要 年版の6 大重点ポイントと対策 年版と2008 年版の相違 年版への移行の実務

企画部長

事務事業調書平成 27 年度 事業 No 647 課 総務課 係 施設係 起案者 石原久仁夫 決裁者早川雅己 事務事業名 小学校施設耐震補強事業 事業種別 施設整備 1 事業概要 総合計画体系 根拠法令 法定受託事務 公約 議会答弁 陳情 市民要望実施方法実施期間 求める成果 ( 目的 ) 4 個性

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平成18年度標準調査票

第三者評価結果表 施設名救護施設下関梅花園 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 評価項目 a b c Na 判断の理由 1 理念 基本方針 (1) 理念 基本方針が確立されている 1 理念が明文化されている 理念は明文化され 法人の中長期計画や事業団ホームページ上にも記 載されており その内

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5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

行政苦情救済推進会議の意見を踏まえたあっせん

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1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい

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(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

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いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

目的状 況予算の 資金の流使れ途 事業所管部局による点検 評価項目評価に関する説明 広く国民のニーズがあり 優先度が高い事業であるか 国が実施すべき事業であるか 地方自治体 民間等に委ねるべき事業となっていないか 不用率が大きい場合は その理由を把握しているか の選定は妥当か 競争性が確保されている

 

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地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

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27 年度当初予算 28 年度要求主な増減理由円)平 7 単 位 2 : 8 百年万度予訳(成 ( 目 ) 啓発広報費 2 平成 26 年度限りの経費 ( 重要事項に関する戦略的国際広報諸費に統合 ) 計 0 0 算内

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01 【北海道】

平成 29 年度定期監査 ( 第 1 回 ) の結果報告に基づき講じた措置内容等 墨田区長 監査委員意見について 監 査 結 果 の 内 容 措 置 内 容 (1) 事務処理の適正化について今回の監査では指摘事項に該当する事例はなかったものの 指導 注意事項の事例については これまでの重ねての指摘に

4 施策別計画 4 施策別計画 施策別計画の見方 施策の方向性を示しています 関連する施策と連携の内容を示して 取組の目標を示しています います なお 市民協働や人権 行政 施策の必要性を示しています の効率化などを内容とする まちづ 取組の現状と課題を示しています くりを進めるための基盤 である施

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京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

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評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

アクションプランの構成について

目的 予算の状況 資金の流れ 活動実績 成果実績 事業所管部局による点検 評価項目評価に関する説明 広く国民のニーズがあり 優先度が高い事業であるか 国が実施すべき事業であるか 地方自治体 民間等に委ねるべき事業となっていないか 不用率が大きい場合は その理由を把握しているか 支出先の選定は妥当か

( 注 ) 年金 医療等に係る経費については 補充費途として指定されている経費等に限る 以下同じ (2) 地方交付税交付金等地方交付税交付金及び地方特例交付金の合計額については 経済 財政再生計画 との整合性に留意しつつ 要求する (3) 義務的経費以下の ( イ ) ないし ( ホ ) 及び (

目的状 況予算の 資金の流使れ途 - 支出先の選定は妥当か 競争性が確保されているか 単位あたりコストの削減に努めているか その水準は妥当か 受益者との負担関係は妥当であるか 事業所管部局による点検 評価項目評価に関する説明 広く国民のニーズがあり 優先度が高い事業であるか 看護職員の臨床研修の実施

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包括規定 案

参考資料

イ類似団体の状況 法定上限数 抜粋 30 人 ( 人口 8~ 10 万人 ) 34 人 ( 人口 10~ 14 万人 ) 定数が定数を減員の状況法定市数法定上限人2人3人4人5人6人7人8人9人上限数数より減員1と同じ (14.8%) 9 (23.1%) 10 人11 人以上 23

Transcription:

施策展開 主な取組 検証票 2(5) ア米軍基地から派生する諸問題への対応 施策 1 米軍基地から派生する事件 事故の防止 ( 施策の小項目 ) 主な取組 対応する主な課題 1 取組の概要 (Plan) 取組内容 実施計画日米両政府への要請活動 145 記載頁 米軍の演習等に関する事件 事故 米軍人等による犯罪や交通事故などは 直ちに県民の生活に大きな影響を及ぼすことから 人権教育 安全管理の強化など より一層の網紀粛正を図るとともに 再発防止策の実効性の検証を含め 抜本的な対策を講ずる必要がある 米軍基地から派生する事件 事故を防止するためには 米軍において 綱紀粛正を図るとともに 抜本的な対策を講ずる必要があることから 日米地位協定の見直しを含め 日米両政府に要請を行う 24 25 26 27 28 29~ 実施主体 年度別計画 米軍基地から派生する事件 事故の防止 日米地位協定の見直し等に係る日米両政府への要請 県 市町村他府県 担当部課知事公室基地対策課 2 取組の状況 (Do) (1) 取組の推進状況平成 27 年度実績 ( 単位 : 千円 ) 事業名予算決算見込活動内容主な財源 基地関係業務費 日米両政府への要請活動 日米両政府に対して 平成 28 年 3 月 3 日及び同 月 4 日に 基地から派生する諸問題の解決促進に 36,327 関する要請を行った ( 沖縄県軍用地転用促進 31,188 基地問題協議会 ( 軍転協 )) 県単等 日本政府に対して 平成 27 年 7 月 30 日 日米地 位協定の改定等について 要請を行った ( 渉外 関係主要都道県知事連絡会議 ( 渉外知事会 )) 活動指標名 計画値 実績値 推進状況 順調 推進状況の判定根拠及び平成 27 年度取組の効果 平成 27 年中に発生した米軍関係の事件 事故件数は 92 件 米軍構成員等による犯罪は 34 件 42 人である 平成 26 年中の事件 事故件数は 116 件 犯罪は 29 件 27 人であった 軍転協や渉外知事会として毎年度要請を行うほか 事件 事故発生後 適宜日米地位協定の見直しも含めて日米両政府に要請を行い 沖縄県の考え方等を伝達していることから 順調とした 今後も引き続き 日米両政府に対し 教育の徹底による事件 事故の再発防止等を強く求めていく

(2) 今年度の活動計画 ( 単位 : 千円 ) 平成 28 年度計画 事業名 当初予算 活動内容 主な財源 基地関係業務費 34,586 日米両政府への要請活動県単等 (3) これまでの改善案の反映状況 平成 27 年度の取組改善案 1 米軍人等による事件 事故については 1 件たりともあってはならないと考えており 真に実効性のある再発防止策のあり方を米軍側において検討する必要があることから 今後も要請等を通じて強く働きかけていく 2 日米地位協定の見直しについては 引き続き軍転協や渉外知事会等と連携しながら粘り強く求めるとともに 庁内関係課と検討会議を開催すること等によって より具体的な課題の抽出に努める 反映状況 1 事件 事故の再発防止等については 軍転協や渉外知事会と連携するなどして 日米両政府に対して要請を行った 2 平成 27 年 9 月に締結された日米地位協定を環境面で補足する協定 ( 環境補足協定 ) については 環境部と連携し 具体的な課題を抽出して日米両政府に対して締結を求めてきたものである (4) 成果指標の達成状況 成果指標 基準値現状値 H28 目標値改善幅全国の現状 参考データ 沖縄県の現状 推移 傾向 全国の現状 米軍関係の事件 事故件数 101 件 (25 年 ) 116 件 (26 年 ) 92 件 (27 年 ) 米軍構成員等による犯罪 32 件 38 人 (25 年 ) 29 件 27 人 (26 年 ) 34 件 42 人 (27 年 ) 状況説明 日米地位協定の見直しも含めて日米両政府に要請を行い 沖縄県の考え方等を伝達するとともに 実効性のある再発防止策を講じるよう求めてきたが 未だ事件 事故が発生している現状である 平成 27 年中に発生した米軍構成員等による犯罪は 34 件 42 人であり 復帰後で最少の件数 人数となった平成 26 年と比較して 増加となった 3 取組の検証 (Check) (1) 推進上の留意点 ( 内部要因 外部環境の変化 ) 内部要因 軍転協や渉外知事会として 日米地位協定の見直しを含めて日米両政府に要請し 実効性のある再発防止策を講じるよう求めているが 未だ事件 事故が発生している 外部環境の変化 平成 27 年 9 月 環境補足協定が締結された 一方 日米地位協定の見直しについて 日本政府は その時々の問題について運用の改善により機敏に対応していくことが合理的である としているところであり 抜本的な見直しを行う姿勢を見せていない

(2) 改善余地の検証 ( 取組の効果の更なる向上の視点 ) 米軍人等による事件 事故については 引き続き再発防止について教育の徹底等を強く求めていく また 在沖米軍 沖縄県 日本政府 市町村 各関係団体で構成される米軍人 軍属等による事件 事故防止のための協力ワーキング チームにおける協議や調整等を通じ 真に実効性のある再発防止策を求めていく 日米地位協定については 米軍側に裁量をゆだねる形となる日米地位協定の運用改善だけでは不十分であり 日米地位協定を抜本的に見直す必要がある 環境補足協定は 事故時の立入りについて 米軍が全ての妥当な考慮を払う と規定されるなど 十分な内容とは言えない部分がある 4 取組の改善案 (Action) 米軍人等による事件 事故については 1 件たりともあってはならないと考えており 真に実効性のある再発防止策のあり方を米軍側において検討する必要があることから 今後も要請等を通じて強く働きかけていく 日米地位協定の見直しについては 引き続き軍転協や渉外知事会等と連携しながら粘り強く求めるとともに 環境補足協定については 環境事故発生時の調査の迅速な実施などを引き続き 日米両政府に対して求めていく

施策展開 主な取組 検証票 2(5) ア米軍基地から派生する諸問題への対応 施策 1 米軍基地から派生する事件 事故の防止 ( 施策の小項目 ) 主な取組 対応する主な課題 1 取組の概要 (Plan) 実施計画国民的議論の喚起 145 記載頁 米軍の演習等に関する事件 事故 米軍人等による犯罪や交通事故などは 直ちに県民の生活に大きな影響を及ぼすことから 人権教育 安全管理の強化など より一層の網紀粛正を図るとともに 再発防止策の実効性の検証を含め 抜本的な対策を講ずる必要がある 取組内容 全国知事会 渉外知事会 沖縄県軍用地転用促進 基地問題協議会と連携し あらゆる機会を通じて 日本政府に対し沖縄の基地負担の現状を訴えていく 24 25 26 27 28 29~ 実施主体 年度別計画 全国知事会 渉外知事会 沖縄県軍用地転用促進 基地問題協議会との連携 県 市町村他府県 担当部課知事公室基地対策課 2 取組の状況 (Do) (1) 取組の推進状況平成 27 年度実績 ( 単位 : 千円 ) 事業名予算決算見込活動内容主な財源 基地関係業務費 全国知事会 渉外知事会 沖縄県軍用地転用 36,327 促進 基地問題協議会 ( 軍転協 ) と連携し あらゆ 31,188 る機会を通じて 日本政府に対し沖縄の基地負担 県単等 の現状を訴えてきた 活動指標名 計画値 実績値 推進状況 推進状況の判定根拠及び平成 27 年度取組の効果 順調 平成 27 年 12 月に開催された全国知事会議で 沖縄の基地問題について議論する場を全国知事会の中に設定することを提案したところ 今後 調整を進めていくことが確認された

(2) 今年度の活動計画 ( 単位 : 千円 ) 事業名 基地関係業務費 当初予算 主な財源 全国知事会 渉外知事会 軍転協と連携し あらゆる機会を通じて 日本政府に対し沖縄の基地負担の現状を訴えるととも 34,586 県単等に 全国知事会における議論の場の設定について 調整を進めていく (3) これまでの改善案の反映状況 平成 27 年度の取組改善案 1 引き続き 全国知事会や渉外知事会 軍転協と連携して あらゆる機会を通じて沖縄の基地負担の現状を訴え続けていく 平成 28 年度計画 活動内容 反映状況 1 全国知事会において 沖縄の基地問題についての議論の場の設定について 調整を進めていくこととなった また 渉外知事会 軍転協と連携し あらゆる機会を通じて 日本政府に対し沖縄の基地負担の現状を訴え その軽減を要請した (4) 成果指標の達成状況 成果指標 基準値現状値 H28 目標値改善幅全国の現状 参考データ 沖縄県の現状 推移 傾向 全国の現状 状況説明 基地から派生する諸問題に 全国知事会 渉外知事会 軍転協と連携して取り組むことにより 沖縄の過重な基地負担の軽減を日本政府に訴えてきたところ 訓練等の受け入れを表明する地方公共団体が出てきた また 全国知事会の中で沖縄の基地問題を議論する場を設定することについて 今後 調整を進めていくことが確認された 3 取組の検証 (Check) (1) 推進上の留意点 ( 内部要因 外部環境の変化 ) 内部要因 外部環境の変化 沖縄県の主張に対しては 国内において理解が広がりつつあると考えている (2) 改善余地の検証 ( 取組の効果の更なる向上の視点 ) 沖縄県の主張に対しては 国内において理解が広がりつつあるが 沖縄の基地問題についての理解を更に深め 国民的な議論を喚起するため 効果的な情報を積極的に発信していく必要がある

4 取組の改善案 (Action) 沖縄の基地問題について 引き続き全国知事会 渉外知事会や軍転協と連携して訴え続けるとともに 効果的な情報発信の方法を検討する

主な取組 検証票 施策展開 2(5) ア米軍基地から派生する諸問題への対応 施策 1 米軍基地から派生する事件 事故の防止 ( 施策の小項目 ) 主な取組 対応する主な課題 ワシントン駐在員の配置 1 取組の概要 (Plan) 実施計画記載頁 米軍の演習等に関連する事件 事故 米軍人等による犯罪や交通事故などは 直ちに県民の生活に大きな影響を及ぼすことから 人権教育 安全管理の強化など より一層の綱紀粛正を図るとともに 再発防止策の実効性の検証を含め 抜本的な対策を講ずる必要がある 145 取組内容 ワシントン駐在員については 知事訪米の対応 基地問題に関する情報収集 沖縄の状況などの情報発信を主な役割としている また 知事の考えや沖縄の状況を正確に米側へ伝え 知事の公約実現 そして沖縄の課題解決に向けて取り組んでいる 24 25 26 27 28 29~ 実施主体 年度別計画 基地問題に関する情報収集 沖縄の状況などの情報発信 県 担当部課 2 取組の状況 (Do) (1) 取組の推進状況 事業名 ワシントン駐在員活動事業 知事公室基地対策課 平成 27 年度実績 ( 単位 : 千円 ) 予算決算見込活動内容主な財源 ワシントン駐在員については 知事訪米の対応 基地問題に関する情報収集 沖縄の状況などの情報発信を主な役割 77,944 74,275 としている また 知事の考えや沖縄の状況を正確に米側へ県単等 伝え 知事の公約実現 そして沖縄の課題解決に向けて取り組んでいる 活動指標名計画値実績値 推進状況 順調 推進状況の判定根拠及び平成 27 年度取組の効果 平成 27 年 12 月には ワシントン事務所として FARA( 外国代理人登録法 ) に基づく登録を完了し 米国外の政府の代理 ( 地方自治体含む ) として 政府要人や連邦議員等に対する米国の政策等に影響を与える活動が可能となった (2) 今年度の活動計画 ( 単位 : 千円 ) 事業名 ワシントン駐在員活動事業 当初予算 平成 28 年度計画 活動内容 主な財源 政策決定に影響を及ぼすことが見込まれる有識者等への広範囲の働きかけや協力関係の構築を図るため有識者等との連携を強化しつ 73,696 つ 大統領選挙の動向も踏まえながら 適切に働きかけの幅を広げて県単等いく また このような日常的な取り組みの上で 知事訪米の対応を効果的に実施していく

(3) これまでの改善案の反映状況 平成 27 年度の取組改善案 反映状況 (4) 成果指標の達成状況 成果指標 基準値現状値 H28 目標値改善幅全国の現状 参考データ 沖縄県の現状 推移 傾向 全国の現状 状況説明 3 取組の検証 (Check) (1) 推進上の留意点 ( 内部要因 外部環境の変化 ) 内部要因 平成 27 年 12 月には ワシントン事務所として FARA( 外国代理人登録法 ) に基づく登録を完了し 米国外の政府の代理 ( 地方自治体含む ) として 政府要人や連邦議員等に対する米国の政策等に影響を与える活動が可能となった ワシントン駐在の活動について 基地問題だけではなく 経済や観光 文化など 活動の幅を広げていく必要がある また 県民に対する情報発信を強化することが求められている 外部環境の変化 米側においても 沖縄の状況について理解は広がりつつある (2) 改善余地の検証 ( 取組の効果の更なる向上の視点 ) ワシントン駐在員は 政策決定に影響を及ぼすことが見込まれる有識者等への広範囲な働きかけや協力関係の構築を図るため 有識者等との連携を強化しつつ 適切に働きかけの幅を広げていく必要がある ワシントン駐在員の活動状況については 米国政府関係者や連邦議会関係者等に向けた英語版ホームページも含めて 効果的な情報発信に取り組む必要がある 4 取組の改善案 (Action) 今後とも知事の考えや沖縄の状況を正確に米側へ伝え 知事の公約実現 そして沖縄の過重な基地負担の軽減などの課題解決に向けて取り組んでいく ワシントン駐在員の活動について ホームページ等による活動報告も含めて 多様な情報発信の強化に努めていく