(4) 生活環境づくり 7 1 利用者が過ごしやすい環境づくりに取り組んでいる 〇 施設の新築移転により全室個室となり プライバシーが保護されていると共に 居室に利用者の私物の持ち込みができることなど 利用者の趣向に合った部屋作りがされています 利用者からの聞き取りでも満足感が窺えました また 旧施

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(4) 生活環境づくり 7 1 利用者が過ごしやすい環境づくりに取り組んでいる 施設の新築移転により全室個室化され プライバシーは確保されています 居室に私物の持ち込みができ 面会できる相談室も用意されており 過ごしやすい生活環境が整っています 園内はユニバーサルデザインであり 移動しやすいよう配慮

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A-2-(1)-3 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている A-2-(1)-4 個別支援計画にもとづく日中活動と利用支援等を行っている A-2-(1)-5 利用者の障害の状況に応じた適切な支援を行っている 評価概要 1 子どもの心身の状態 生活習慣をアセスメントで把握し自立に配慮

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A-2-(1)-1 利用者の自律 自立生活のための支援を行っている A-2-(1)-2 利用者の心身の状況に応じたコミュニケーション手段の確保と必要な支援を行っている A-2-(1)-3 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている A-2-(1)-4 個別支援計画にもとづく日中活動と

( 障害者 児施設版 ) ( 別記 ) 福祉サービス第三者評価結果公表事項 1 第三者評価機関名社会福祉法人愛媛県社会福祉協議会 2 施設 事業所情報 名称 : 社会福祉法人大洲育成園 種別 : 障害者支援施設 代表者氏名 : 東谷弘子 定員 ( 利用人数 ): 施設入所支援生活介護就労継続支援短期

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

A-1 個別サービスの提供 1-(1) 利用者に対する食事の提供 A-1-(1)-1 食事を楽しめるような工夫を行っている a) 食事を楽しめるような工夫を行っている b) 食事を楽しめるような工夫を行っているが 十分ではない c) 食事に関して 特に工夫は行っていない 食事の提供は 利用者の支援に

適切なケアへの取り組み ケアガイドラインの導入と活用( 適切なケア水準の維持向上 ) 支援業務のあり方を抜本的に見直す( 支援の個別化 ) 第三者評価の受審( サービスの質の向上 ) 利用者の権利擁護( 虐待防止マニュアル チェックリストの活用 ) 地域連携型支援への取り組み 個別ニーズ対するマネジ

一太郎 13/12/11/10/9/8 文書

児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

やすらぎの里 実施日平成 23 年 11 月 日 宮城県福祉サービス第三者評価結果 1. 第三者評価機関 名 称 NPO 法人介護の社会化を進める一万人市民委員会宮城県民の会 認証番号 第 171 号 所在地 仙台市宮城野区榴岡 テルウエル仙台ビル 2F 評価実施期間 201

島根県福祉サービス第三者評価事業推進要綱

第三者評価結果表 施設名救護施設下関梅花園 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 評価項目 a b c Na 判断の理由 1 理念 基本方針 (1) 理念 基本方針が確立されている 1 理念が明文化されている 理念は明文化され 法人の中長期計画や事業団ホームページ上にも記 載されており その内

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

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概要 特別養護老人ホーム大原ホーム 社会福祉法人行風会 平成 9 年開設 長期入所 :100 床 短期入所 : 20 床 併設大原ホーム老人デイサービスセンター大原地域包括支援センター 隣接京都大原記念病院

別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ

特別養護老人ホーム 優雅 社会福祉法人 桜寿会 ( 特別養護老人ホーム優雅 ) 福島県南会津郡南会津町田島字北下原 111 番 TEL: FAX: ( 郡山オフィス ) 福島県郡山市菜根一丁目 22 番 10 号 T

(別紙3)

事業所自己評価 ミーティング様式実施日平成 9 年 8 月 日 ( :~ :). ~ したい の実現 ( 自己実現の尊重 ) メンハ ー 前回の課題について取り組めましたか? 人 6 人 7 人 人 6 人 個別介護計画を見直す際にはケアマネ 介護職 看護師が必ず参加し 他職種の意見を取り入れた計画

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

評価 ( 結果 ) 報告書 ( 詳細 ) 7 領域の取組み状況項目 1( 評価対象領域 1. 人権の尊重 ) 努力 工夫していること項目 ( 取組みの状況を具体的に記入 ) 課題と考えていること ( 課題の状況を具体的に記入 ) 利用者の人格を尊重した関わり方 権利侵害の防止 プライバシーの保護につ

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理念 基本方針 法人の理念 人と 社会と ふれる つながる 敷津浦学園の理念 たとえ小さなことでも見逃さない目と心を 1 私たちは 利用者の障がい特性を踏まえ 気持ちに寄り添った支援を行います 2 私たちは 報告する 連絡する 相談することを徹底します 3 私たちは 利用者の権利擁護と支援内容の充実

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【3】評価結果表(メビウス)

自己評価結果表 サービス種別 ( 該当するものに〇 ) ( ホームヘルプサービスみその ) 共通項目 A サービス提供の基本方針と組織 1 サービス提供の基本方針 基本方針の明文化 1 利用者に対し 利用者本位など 介護保険の理念を含めて サービス提供に関する組織の理念 基本方針を明文化し わかりや

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V-1 生活環境

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

訪問介護事業所の役割 1 訪問介護計画や手順書への記載居宅サービス計画に通院介助及び院内介助の必要性が位置付けられている場合に限り 訪問介護サービスとして 介助が必要な利用者が 自宅から病院 受診手続きから診察 薬の受け取り 帰宅までの一連の行為を円滑に行うために訪問介護員が行うべき援助内容を訪問介

デイサービス東神田の里事業計画 ( 案 ) 開設年月日 事業所名 平成 26 年 10 月 1 日 デイサービス東神田の里 事業内容通所介護 / 介護予防通所介護 ( デイサービス ) 事業規模 開設場所 利用定員 20 名 大阪府寝屋川市東神田町 19 番 1 号 平成 28 年度事業運営基本計画

身体拘束廃止に関する指針 社会福祉法人掛川社会福祉事業会 平成 30 年 5 月 23 日改定

3 評価結果総評 特に評価の高い点 職員に基本理念が浸透し 事業運営に反映される仕組みが構築されています 基本理 念や中 長期計画 VISION が明確に掲げられ 単年度の事業計画は 年度ごとに 理事長がから示された運営ポリシーを下に各グループや各委員会で検討し立案されて います 創業の経緯や基本理

平成 28 年度桃山福祉会事業計画書 1 基本理念以下の理念を元に 法人の運営を行う 1. その日その時を穏やかに普通に楽しく生活できる 2. 必要な時にその方にあったサポートができるケアを目指す 3. 地域での生活が送れるように地域との交流を図る 2 運営方針基本理念に加え 介護サービス 組織 財

意向を献立に反映している他 子どもの状況に即した食事の提供に努めている また 子どもから誕生日に食べたいものを聞き 当日は誕生日メニューとして加え 寮内で誕生日を祝い子どもにとって特別な日となるよう配慮している さらに 栄養士及び調理職員による出張調理や手作りおやつの提供により 子どもが食に関心を持

9(1) 介護の基本的な考え方 9() 介護に関するこころのしくみの基礎的理解 9() 介護に関するからだのしくみの基礎的理解 9(4) 生活と家事 5 9(5) 快適な居住環境整備と介護 9(6) 整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 4 4 理論と法的根拠に基づき介護を行うこと

評価結果公表基準(様式1)こしじの里・特養

事業者名称 ( 事業者番号 ): カルナハウス ( ) TEL 提供サービス名 : 指定介護老人福祉施設評価年月日 : 平成 21 年 12 月 1 日 介護保険サービス評価表 ( 自己評価 ) A サービス提供の基本方針と組織 1. サービス提供の基本

( 様式 1- 第三者評価機関公表用 ) 宮城県福祉サービス第三評価結果 1 第三者評価機関名 NPO 法人介護の社会を進める一万人市民委員会宮城県民の会 2 施設 事業所情報 名称 : 宮城県啓佑学園 第二啓佑学園 種別 : 福祉型障害児入所施設 障害者支援施設 代表者氏名 : 石川 仁 小野昭夫

福島県福祉サービス第三評価結果表 1 施設 事業所情報 名称 : あづま授産所 種別 : 障害者福祉サービス事業所 代表者氏名 : 渡辺律雄 定員 ( 利用人数 ): 40 名 所在地 : 福島県福島市笹木野字表屋敷 45-3 TEL: ホームページ :

福祉サービス第三者評価の結果

制育Ⅰ チェックポイント まず, 下の表にチェックを入れてください 各項目は, 介護職場で行う安全衛生活動のうち, 介護者の腰痛予防に必要な 人力での抱え上げをしない や 無理な姿勢を取らない ことにつながる, 介助や福祉用具の使用に関する取り組みです 実施 不十分 未実施 のにレ印を入れて, 不十

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

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看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供

事業者向け 放課後等デイサービス自己評価表 平成 30 年 9 月実施 職員数 5 名 ( 回答数 :5 名回答率 :100%) チェック項目はいどちらともいえないいいえ現状改善点 工夫している点など 環境 体制整備 1 利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切であるか 2 職員の配置数は適切で

4 三愛会共同生活援助事業所五月荘 丸亀市柞原町下所 三愛会共同生活援助事業所レイクビュー 丸亀市山北町 9-1 男性棟と女性棟のそれぞれ 2 名ずつ 定員 4 名のです 入居者がそれぞれ協力しながら共同生活をしています 6 三愛会共同生活援助事業所レイクビュー 2 ( サテライト型

18 定期的にモニタリンク を行い 放課後等ディサービス計画の見直しの必要性を判断しているか 19 カ イト ラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか 20 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 関係機関や保護者との連

評価結果公表基準(様式1)こしじの里・短期

Microsoft PowerPoint - 05短時間の身体介護 調査結果概要((5)短時間の身体介護)0320

平成 26 年度版 第三者評価結果概要版 ( 居宅介護支援 ) 基本情報 法人名 社会福祉法人多摩同胞会 事業所名 泉苑居宅介護支援センター 所在地 東京都府中市武蔵台 1 丁目 10 番 4 号 連絡先 事業者が大切にしている考え ( 事業者の理念 ビジョン 使命など )

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Taro-金華保育園苦情解決.jtd

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目標 5) (1) 対象の言動を受け止め否定せず 関わることができる (2) 一貫した治療的態度で接する事ができる (3) レクリエーションの企画 実施を通して対象の状況に応じた声かけ誘導ができる 目標 6) (1) 対象の生活状況の理解と 施設の役割を学習する (2) サービス提供をする医療福祉従

ホームの概要 名 称住宅型有料老人ホーム桜美苑岩木 所在地弘前市大字駒越字村元 開設日平成 24 年 11 月 5 日定員 35 名 ( 個室 35 室 ) 電話番号 空室確認 ( 吉本 ) 運営法人から入居を考えている方へのメッセージ

北海道福祉サービス第三者評価 基本調査票 本調査票は 貴事業所の基本的な概要について記載していただくものです 本調査票の記入日 : 平成 27 年 3 月 26 日 経営主体 ( 法人 ) 社会福祉法人 小樽四ツ葉学園 事業所 ( 施設 ) 余市幸住学園 事業種別 障害者支援施設 ( 施設入所支援


事業所自己評価 ミーティング様式実施日平成 9 年 月 6 日 ( 8: ~ : ). ~ したい の実現 ( 自己実現の尊重 ) メンハ ー小規模多機能職員 人 人 人 人 人 本人の目標( ゴール ) がわかっています か? 5 7 本人の当面の目標 ~したい がわかって いますか? 7 本人の

事業案内 障害のある方や高齢者の自立生活や社会参加を支援します 自分らしい生活を送るために必要な福祉用具や住宅改修などの相談 支援を行います 具体的な技術支援を必要とされる方には リハビリテーションセンターの専門職が医療 保健 福祉関係機関と連携して相談 支援に対応します 相談内容 身体状況の確認日

福祉サービス第三者評価結果 1 第三者評価機関名有限会社保健情報サービス 2 施設の情報 名称 : ゆりはま大平園 種別 : 救護施設 代表者氏名 : 施設長小谷秀彰定員 ( 利用人数 ):80 名 (88 名 ) 所在地 : 鳥取県東伯郡湯梨浜町長和田 TEL:

平成13年度 特別養護老人ホームこぶし苑事業計画

申請者の現状 ( 基本情報 ) アセスメント様式 1 作成日 相談支援事業者名 計画作成担当者 1. 利用者の状況 氏名 住所 性別 男 / 女 年齢 [ 持家 借家 GH 入所施設 医療機関 その他 ] 生年月日 電話 携帯 FAX 障がい名疾患名 手 帳 身体 有無申請中総合級詳細 : 視覚聴覚

ポートフォリオ分析レポート 2018/1/12 調査名 患者満足度調査 ( 病院 - 入院 ) KPI 7. 家族や知人に当院を紹介したいと思いますか 対象集団 施設名大阪みなと中央病院 分析対象 入院環境について (1) 人数 77 名男性 37 名女性 30 名 A B C D E F G H

. ~ したい の実現 ( 自己実現の尊重 ) メンバー 立石小幡長尾森野三浦池原小倉星場 に対する取組み状況 0 か? 人人 に対する取組み結果 1 本人の目標( ゴール ) がわかっていますか? 0 4 本人の当面の目標 ~したい がわかっていますか? 0 4 本人の当面の目標 ~したい を目指

福祉サービス第三者評価の結果

3 介護の基本 2 介護職の職業倫理 講師名資格等 兼任 瀬口知子 教員免許福祉 看護 有里さつき 教員免許福祉 看護 宮 ゆかり 教員免許福祉 3 介護の基本 3 介護における安全の確保とリスクマネジメント 教員免許福祉 瀬口知子 教員免許福祉 看護 有里さつき 教員免許福祉 看護 宮 ゆかり 教

児童発達支援ガイドライン(本文・セット版)

評価細目の第三者評価結果 評価対象 Ⅰ Ⅰ-1 福祉サービスの基本方針と組織 理念 基本方針 Ⅰ-1-(1) Ⅰ-1-(1)-1 理念 基本方針が明文化され周知が図られている 第三者評価結果 理念 基本方針が確立 周知されている b コメント 法人として理念 基本方針が中 長期計画や年度事業計画に表

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

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事業所自己評価 ミーティング様式実施日平成 7 年 月 日 ( 0:00~ :00 ). ~ したい の実現 ( 自己実現の尊重 ) メンバー上野佐藤 ( 隆 ) 藤村佐藤 ( 瞳 ) 渡部小川 に対する取組み状況 に対する取組み結果 本人の目標 ( ゴール ) がわかっていますか? 本人の当面の目

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平成18年度標準調査票

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

6 児童福祉法の改正 24 年 4 月には 障害者自立支援法と児童福祉法に分かれていた障がい児 の支援体制を一元化する改正がなされ 市町村が支給決定する障がい児通所支援 と都道府県が支給決定する障がい児入所支援が創設されました 7 障害者虐待防止法の施行 24 年 10 月には 障害者虐待の防止 養

特別養護老人ホーム ( 入所施設 ) 事業継続計画概要 ( 優先業務 ) 優先業務の考え方 : 介護保険法及び 指定介護老人福祉施設の人員 設備及び運営に関する基準 の定め (= 最低基準 ) を遵守することを最低限守るべき業務レベルとする その上で 利用者の生命維持に重大 緊急の影響がないと考えら

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点滴 経管栄養等のチューブを抜かないように または皮膚をかきむしらないよう手指の機能を制限するミトン型の手袋等をつける 車椅子 椅子からずり落ちたり 立ち上がったりしないように Y 字型拘束帯や腰ベルト 車いすテーブルを付ける 立ち上がる能力のある人の立ち上がりを妨げるような椅子を使用する 脱衣やオ

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27 年度調査結果 ( 入院部門 ) 表 1 入院されている診療科についてお教えください 度数パーセント有効パーセント累積パーセント 有効 内科 循環器内科 神経内科 緩和ケア内科

学校評価保護者アンケート集計結果 2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明

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Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

調査概要 (1) 調査実施方法 : 各施設内でアンケート調査を配布し 対象者の自記式による記入後に回収 (2) 調査時期 : 2017 年 1 月 ~3 月 (3) 調査対象者 : 特養 ( 南さいわい ):83 人 特養 ( こむかい ):14 人計 97 人 (4) 回収数 : 特養 :42 人

PowerPoint プレゼンテーション

( 児童自立支援施設 ) 支援 () 支援の基本 子どもを理解 尊重し その思い ニーズをくみ取りながら 子どもの発達段階や課題に考慮した上で 子どもと職員との信頼関係の構築を目指している 子どものニーズをみたすことのできる日常的で良質なあたりまえの生活を営みつつ 職員がモデルとなる


評価結果情報|梅南

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別紙 1-2 移乗介助 ロボット技術を用いて介助者による抱え上げ動作のパワーアシストを行う非装着型の機器 移乗開始から終了まで 介助者が一人で使用することができる ベッドと車いすの間の移乗に用いることができる ( ベッドと車いすの間の移乗における使い勝手は ステージゲート審査での評価対象となる点に留

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( 横浜市解釈 ) 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 別添 評価表の内容を他事業所と競うことを想定したものではなく あくまで 研鑚のツールとして有効活 すること さらに質の い 援を提供していける事業所が増えていくことを期待しています

221 新潟県長岡市 齋藤氏【自治体における組織横断的な連携~精神障害者の地域移行を通して~】

Transcription:

Ⅳ 良質な個別サービスの実施 ( 障害児施設 : 居住サービス ) 評価項目 a b c Na A-1 利用者の尊重 (1) 利用者の尊重 1 1 コミュニケーション手段を確保するための支援や工夫がなされている 〇 2 2 利用者の主体的な活動を尊重している 〇 3 3 利用者の自力で行う日常生活上の行為に対する声かけや見守りと支援の体制が整備されている 〇 4 4 利用者のエンパワメントの理念に基づくプログラムがある 〇 人権意識を高めようと努されていることは 心理療法や 虹の会 華会 の活動記録から窺えました また コミュニケーション手段として 生活の場で絵カードや PECS が活用されています 利用者の 自力で通学したい という思いに対し バスや電車で通えるよう学校と協力しながら支援しています このような支援は 子供たちの 学びたい という力を引き出そうとする取組として高く評価されます コミュニケーション 主体性 エンパワメントというキーワードは 障害児童にとって欠かすことのできない権利です 日常の中で身近に感じ取れる支援が期待されます (2) 利用者の権利擁護 5 1 利用者の権利を擁護する具体的な取組が行われている 〇 職員に年に 3 回 利用者の権利擁護についてアンケートを実施して現状を把握するなど 常に権利擁護の意識付けが行われています 施設が取り組む 3 本柱の一つとして 人権擁護 に精力的に取り組まれていることは 人権擁護 虐待防止委員会による活動や研修の記録により確認できました (3) 保護者との連携 交流 6 1 保護者との連携 交流が積極的に行われている 〇 利用者の入所については措置入所が相当数あるとのことです それぞれ特別の事情があるようで 保護者との関係は特段の配慮が必要ですが 利用者の思いを大切にし 関係を維持しています 具体的には 利用者の近況報告に写真を添える等の心配りがされており 高く評価されます 障害児施設 : 居住サービス 1

(4) 生活環境づくり 7 1 利用者が過ごしやすい環境づくりに取り組んでいる 〇 施設の新築移転により全室個室となり プライバシーが保護されていると共に 居室に利用者の私物の持ち込みができることなど 利用者の趣向に合った部屋作りがされています 利用者からの聞き取りでも満足感が窺えました また 旧施設での課題をクリアすべく スムーズな移動ができるようユニバーサルデザインを意識し 安全で快適な居住空間となっています A-2 日常生活支援 (1) 食事 8 1 サービス実施計画に基づいた食事サービスが用意されている 〇 9 2 食事は利用者の嗜好を考慮した献立を基本として美味しく 楽しく食べられるように工夫されている 〇 10 3 喫食環境 ( 食事時間を含む ) に配慮している 〇 利用者の身体状況などに配慮された一人ひとりの食事支援標準書が作成され 個別の支援方法が標準化されています また 食事時間も余裕を持って設定してあり 楽しく食事ができるように工夫されていることが確認できました (2) 入浴 11 1 入浴は 利用者の障害程度や介助方法など個人的事情に配慮している 〇 12 2 入浴は 利用者の希望に沿って行われている 〇 13 3 浴室 脱衣場等の環境に配慮している 〇 特殊浴槽 リフト浴槽 共同浴槽 個人浴槽などが整備され 個々の障害に合わせて利用できるよう整備されています 入浴基準書が作成され 児童の個々の発達状況に合わせて 個別の支援方法が標準化されて実施されています 高等部の利用者とは入浴時間 入浴回数を話し合いで決めています また 個人用のシャンプーやボディソープの使用ができ 嗜好に対応されています 脱衣所の冷暖房設備をはじめ 手すりなどの安全対策 プライバシーを保護する構造は高く評価されます 障害児施設 : 居住サービス 2

(3) 排泄 14 1 排泄介助は利用者の障害程度や介助方法など個人的事情に配慮している 〇 15 2 トイレ環境に配慮している 〇 利用者一人ひとりの発達や特性等に応じた基準書が整備され 排泄に関する標準化のためのマニュアルが整備されるとともに 機能していることは高く評価されます (4) 移乗 移動 16 1 移乗 移動介助は 利用者の身体状況や介助方法など個人的事情に配慮している 〇 移乗 移動についてのマニュアルが整備され 併設施設の理学療法士の意見を聞くことで 利用者に合わせた福祉用具が活用されています 一人ひとりが安全に 自分の力が出せる工夫がされていることは高く評価されます (5) 衣服 17 1 利用者の個性や好みを尊重し 衣服の選択について支援している 〇 18 2 衣類の着替え時の支援や汚れに気づいた時の対応は適切である 〇 利用者の個性や好みを尊重し 衣類の選択や購入が支援されています 汚れや破損は見受けられません また 居室での着替えをわかりやすく促すために 絵カードが活用されるなど 利用児童の特性や発達に応じた支援が行われている点は高く評価されます (6) 理容 美容 19 1 利用者の個性や好みを尊重し 選択について支援している 〇 20 2 理髪店や美容院の利用について配慮している 〇 - 移動理美容室や地域の理美容院に出向くなど 利用者の個性や好みを尊重するとともに 自立支援の観点からも職員が付き添うなど 利用者の特性や発達に応じた支援が行われている点は高く評価されます 障害児施設 : 居住サービス 3

(7) 睡眠 21 1 安眠できるように配慮している 〇 全室個室で冷暖房が完備されており 夜勤報告では温度 湿度もチェックされ 睡眠の状況を細かく申し送りされています 利用者の個性や好みにより寝具等の私物使用が認められ 消灯 点灯も利用者の希望に応じています (8) 健康管理 22 1 日常の健康管理は適切である 〇 23 2 必要な時 迅速かつ適切な医療が受けられる 〇 24 3 内服薬 外用薬等の扱いは確実に行われている 〇 - 医療機関と看護師が連携しながら 日常の健康管理に努めていることが確認できました 緊急時の対応マニュアルが整備され 休日 夜間の対応方法について別に定めるなど 健康面に変調があった場合の具体的な対応の手順が徹底されていることが確認されました 誤薬防止のため薬は一包化され 点呼確認のうえで服薬がされています 服薬はダブルチェックをする体制が取られています しかしながらそれでもヒヤリハット記録があります 大事には至っていないようですが人間のすることです さらなる改善が求められます (9) 余暇 レクリエーション 25 1 余暇 レクリエーションは 利用者の希望に沿って行われている 〇 虹の会 を通じて利用者の意向を取り入れようとする姿勢が確認できました 職員が外出やレクリエーション 華まつりなどのイベント企画を主体的に活動できるよう支援していることは評価されます (10) 外泊 外出 26 1 外出 外泊は利用者の希望に応じて行われている 〇 原則的には 外出や外泊は利用者の家族の意向に沿って行われていますが 自力で通学したい という高等部の利用者はバスや電車等で通えるよう 施設と学校の協力体制のもと支援をしています 障害児施設 : 居住サービス 4

(11) 所持金 預かり金の管理等 27 1 預かり金について 適切な管理体制が作られている 〇 28 2 まんが 雑誌の購読やテレビ等は利用者の意志や希望に沿って利用できる 〇 預かり金は利用者貴重品等管理要綱に基づき管理されており 4 か月に 1 回小遣いの使途状況や現金残高を保護者に報告されています 高等部の利用者には バスや電車を利用するための金銭の自己管理学習を支援しています まんがや雑誌などは 本人の小遣いの中で自由に購読ができます また ゲームなど共同で利用するものは 虹の会 で利用者がルールを決めて使用しています A-3 自立支援 (1) 療育の実施 29 1 利用者の発達段階に応じた適切な療育を実施している 〇 適切な療育について 心理士日誌と業務日誌により支援の記録が確認できました 生活支援計画書はアセスメント表に基づいてプラン化されています 個別の処遇はケース担当が毎月評価し 職員会議で検討されています 利用者の学校や施設での状況は 支援学校と学期ごとの連絡協議会で情報交換が行われており 随時連携が図られています アセスメント表は プロフィール プラン 評価と一体のものとして 個別のケース記録に掲載されるよう工夫が求められます (2) 進路選択の支援 30 1 利用者の進路について支援を行っている〇 特別支援学校と連携を取りながら 保護者とも話し合いの場を持ち 最後は本人の意思を尊重して進路を決定しています 生活の場 経済 日常的な支援等にも配慮して支援されていることは 利用者からの聞き取りでも確認できました (3) 地域生活への移行 31 1 利用者の状況に応じ 地域生活への移行についての支援を行っている 〇 地域移行については 支援学校や市町担当者はもとより 相談支援事業所と連携しています 施設内に生活体験可能なスペースが確保されており 利用者が地域移行をイメージし易い体験ができます 同一施設内に相談支援事業所が設置されており 地域の自立支援協議会の情報等は相談支援事業所経由となっているようですが 施設として直接情報を得たり協議することが期待されます 障害児施設 : 居住サービス 5