文部科学省科学研究費助成事業 応募することからはじめよう ~ 意外と簡単! 科研費申請 ~ 1
文部科学省科学研究費助成事業 本日の説明会内容 1. 科研費申請の基本事項 2. 申請における事前準備 3. 応募内容ファイルのダウンロード 4. 研究計画調書の書き方 5. 電子申請システムの使用方法 2
文部科学省科学研究費助成事業 1. 科研費申請の基本事項 3
1. 科研費申請の基本事項 1-1. 科研費応募完了までのおおまかな流れ 応募する 研究種目 と 細目 を決める (H25 公募要領参照 ) 伊勢原研究支援課 HP より応募内容ファイルをダウンロード 応募内容ファイルを作成 電子申請システムを利用して応募情報を入力 電子申請システムに応募内容ファイルをアップロード 伊勢原研究支援課へ書類を提出 4
1. 科研費申請の基本事項 1-2. 研究計画調書とは 重要 応募情報 + 応募内容ファイル = 研究計画調書 5
1. 科研費申請の基本事項 1-3. 研究種目とは 平成 25 年度科学研究費助成事業 - 科研費 - 公募要領 (P3) 抜粋 6
1. 科研費申請の基本事項 1-4. 初めて応募する際の研究種目は 重要 基盤研究 (C) 年齢制限 : なし研究期間 :3~5 年間 応募総額 :500 万円以下 若手研究 (B) 年齢制限 :39 歳以下研究期間 :2~4 年間 応募総額 :500 万円以下 挑戦的萌芽研究 年齢制限 : なし研究期間 :1~3 年間 応募総額 :500 万円以下特徴 : 過去の研究業績は関係なく 独創的で挑戦的な研究が採択される まずは基盤研究 (C) 若手研究 (B) に応募してみる 7
1. 科研費申請の基本事項 1-5. 細目とは 応募する研究内容に関係するキーワードを選ぶ 例 1: 感染症診断学 細目番号 :8211 分割 : なし 例 2: 小児血液学 細目番号 :8212 分割 :2 重要 分割番号 平成 25 年度応募より 応募細目の大改正 が行われたので確認すること 8
文部科学省科学研究費助成事業 2. 申請における事前準備 9
2. 申請における事前準備 2-1. 応募分野の選び方 どの分野で応募するのが適当なのか? 1 科研費データベースを使用して 応募分野で過去に採択されている研究課題をチェックする 2 まずは 自分の研究にきちんと合致している分野に応募する 3 それでも採択されない場合には異なる応募分野で申請してみる 科研費データベース (URL:http://kaken.nii.ac.jp/) 重要 申請書の内容に最も適している分野に応募すること 10
2. 申請における事前準備 2-2. 科研費データベース ( 参考 ) 研究分野を選択 採択年度を選択 研究種目を選択 検索ボタン 重要 その他にも検索項目を指定し 事前に応募分野の採択課題を調査する 11
2. 申請における事前準備 2-3. 科研費データベース ( 参考 ) 検索項目が表示される 採択課題一覧が表示される 重要 応募分野における採択課題の 傾向と対策 を把握する 12
2. 申請における事前準備 2-4. 審査委員について どんな研究者が審査しているのか? 1 過去の審査委員が応募する細目ごとに公表されている 2 自身の応募細目を審査していた研究者を確認できる 3 自身の専門により近い細目を選ぶことが可能になる URL:http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/14_kouho/meibo.html 重要 審査委員を確認することで専門分野への応募が可能 13
文部科学省科学研究費助成事業 3. 伊勢原研究支援課 HP より 応募内容ファイルをダウンロード 14
3. 応募内容ファイルのダウンロード方法 アドレス http://www.tsc.u-tokai.ac.jp/pubhome/ikenkyu/index.html ここをクリック 15
3. 応募内容ファイルのダウンロード方法 応募内容ファイルをクリック 16
3. 応募内容ファイルのダウンロード方法 応募する研究種目をクリック 加工前の応募内容ファイルはこちらから 17
3. 応募内容ファイルのダウンロード方法 応募する研究期間をクリック ダウンロードした応募内容ファイルは大学名 経費年度計などの共通事項をあらかじめ入力しています 18
文部科学省科学研究費助成事業 4. 研究計画調書の書き方 19
4. 研究計画調書の書き方 4-1. 応募内容ファイル全体を通じて 1 必ず 11 ポイント以上の文字を使用する 2 ページを増やしたり減らしたりはできない 3 線の位置を動かしたり消したり等の様式の改変はできない ( 研究業績欄は一部例外なので記入欄をよく読む ) 4 それぞれの記入欄に記載されている指示を必ず守る 5 特に 研究業績 研究費の応募 受入等の状況 エフォート 欄は 毎年 記入ミスが多いので必ず指示された記載方法を守る 20
4. 研究計画調書の書き方 4-2. 研究目的欄について 参考 ( 基盤 C 若手 B) 概要 = 約 300 字本文 = 約 2,700 字 研究目的には 1~3 を記入する 破線の位置は変えないこと 冒頭に研究目的の概要を簡潔にまとめ記入 破線より下に研究目的の全文を記入 21
4. 研究計画調書の書き方 4-3. 研究計画 方法欄について 参考 ( 基盤 C 若手 B) 概要 = 約 300 字本文 = 約 2,700 字 破線の位置は変えないこと 冒頭に研究計画 方法の概要を簡潔にまとめ記入 破線より下に研究計画 方法の全文を記入 ( 初年度と次年度以降に必ず分けること ) 22
4. 研究計画調書の書き方 4-4. 準備状況 成果発信方法欄について 1~3 に基づき準備状況や研究成果発信方法を記入 必ず記入してください 23
4. 研究計画調書の書き方 4-5. 最終年度前年度応募欄について 現在 科研費の採択を受けていない方は空欄で提出してください 1 現在 科研費の採択を受けている ( 平成 25 年度が最終年度 ) 2 当初の研究期間を変更して 新たな研究課題への応募を希望上記 1 2 に該当する場合は研究支援課までご相談ください 24
4. 研究計画調書の書き方 4-6. 研究業績欄について (1) 論文名 著者名 掲載誌名 査読の有無 巻 最初と最後の頁 発表年 ( 西暦 ) を必ず記入 研究代表者には二重下線 研究分担者には一重下線 連携研究者には点線の下線 研究代表者 分担者欄全体の通し番号 重要 必ず記入方法を守ってください 25
4. 研究計画調書の書き方 4-7. 研究業績欄について (2) 連携研究者欄は必ず二重下線で区別する ( 見えづらいですが 二重線です ) 二重線は移動可 連携研究者がいなければ削除してもよい 連携研究者欄内での通し番号 重要 必ず記入方法を守ってください 26
4. 研究計画調書の書き方 4-8. これまでに受けた研究費とその成果欄について 必ず記入例のとおり作成してください 線を引いて区別する 重要 必ず記入方法を守ってください 27
4. 研究計画調書の書き方 4-9. 人権保護 法令順守欄について 学内外を問わず対象となる研究は細かなことでも必ず記入 該当がない場合も 該当なし と記入 例 1: 東海大学動物実験委員会 に該当動物実験の認可申請を行い 同委員会の承認を得る計画である例 2: 東海大学遺伝子組換え実験安全委員会 に認可申請を行い 事前の承認を得る計画である例 3: 毒物及び劇物取締法 を遵守し 毒 劇物 ( 試薬等 ) の取り扱いについても 法令従って管理 使用する 28
4. 研究計画調書の書き方 4-10. 設備備品費 消耗品費の明細欄について 設備備品は 1 納品場所 ( 大学名等 ) 2 数量 単価 を記入 年度ごとに合計金額を記入 0 記入をする 重要 年度ごとに線を引いて区分 必ず記入方法を守ってください 29
4. 研究計画調書の書き方 4-11. 旅費 謝金等の明細欄について 出張目的 日程 場所を記入 目的 内訳 ( 人数 期間 ) を記入 重要 年度ごとに線を引いて区分 必ず記入方法を守ってください 年度ごとに合計金額を記入 30
4. 研究計画調書の書き方 4-12. 応募 受入状況 エフォート欄について (1) エフォート とは 診療 教育 研究等の 全仕事時間 のうち 当該研究課題に費やす時間の割合です 上段 : 平成 25 年度に本人が受入れ自ら使用する直接経費の額下段 : 研究期間全体で本人が受入れ自ら使用する直接経費の額 研究期間全体の直接経費の額 ( 代表者 + 分担者の直接経費 ) 科研費であれば配分機関名は記入不要 本応募課題との相違点を記入 重要 分担者の場合は代表者名を記入 必ず記入方法を守ってください 31
4. 研究計画調書の書き方 4-13. 応募 受入状況 エフォート欄について (2) 上段 : 平成 25 年度に本人が受入れ自ら使用する直接経費の額下段 : 研究期間全体で本人が受入れ自ら使用する直接経費の額 科研費であれば配分機関名は記入不要 分担者の場合は代表者名を記入 本応募課題との相違点を記入 重要 必ず記入方法を守ってください 32
文部科学省科学研究費助成事業 5. 電子申請システムを利用した 応募情報入力と 応募内容ファイルのアップロード 33
5. 電子申請システムを利用 5-1. 応募情報入力の全体を通じて 1 こまめに 一時保存 ボタンを押しておく 2Web 上で 30 分程度 操作を行わなかった場合 入力データが失われる危険があります 3 インターネット上の 戻る ボタンを押すと ID パスワード入力からやり直すことになります ( 一時保存をしていないと入力データが失われます ) ( 次ページ参照 ) 34
5. 電子申請システムを利用 この 戻る ボタンを押すと入力データが失われる危険があります 前画面に戻りたい場合は 一時保存 ボタンを押した後で こちらのボタンを押してください こまめに 一時保存 ボタンを押してください 35
5. 電子申請システムを利用 ( 応募情報入力 ) 5-2. 研究計画調書の作成 アドレス http://www-shinsei.jsps.go.jp/index.html 科学研究費助成事業を選択 36
5. 電子申請システムを利用 ( 応募情報入力 ) 研究者向けページを選択 37
5. 電子申請システムを利用 ( 応募情報入力 ) e-rad へのログインを選択 38
5. 電子申請システムを利用 ( 応募情報入力 ) ID とパスワードを入力し ログインを選択 注意点 大文字 小文字 全角 半角について完全一致しないとログインできません 39
5. 電子申請システムを利用 ( 応募情報入力 ) 科研費電子申請システムを選択 40
5. 電子申請システムを利用 ( 応募情報入力 ) 応募する研究種目を選択 41
5. 電子申請システムを利用 ( 応募情報入力 ) 応募する研究種目名 応募する研究種目の 応募情報入力 を選択 42
5. 電子申請システムを利用 ( 応募情報入力 ) 重複応募 に関する確認事項を読んだ上で OK を選択 43
5. 電子申請システムを利用 ( 応募情報入力 ) 注意点 応募情報を入力 (* 印は入力必須項目 ) 44
5. 電子申請システムを利用 ( 応募情報入力 ) 研究分担者 連携研究者がいる場合には選択 ( 一人で研究を行う場合には選択の必要なし ) 参考経費の詳細が未定の場合は 仮入力 後 一時保存 ボタンを押しておき 後ほど修正することも可能です 45
5. 電子申請システムを利用 ( 応募情報入力 ) 研究分担者 連携研究者の人数に応じて 追加 削除 ボタンを選択 その他 等を選択した場合は 正式名称 を記入 入力終了後 OK を選択 46
5. 電子申請システムを利用 ( 応募内容ファイルのアップロード ) 事前に作成していた 応募内容ファイル を添付 添付完了後 次へ進むを選択 47
5. 電子申請システムを利用 ( 作成内容の確認 ) 応募情報又は研究計画調書の確認 を選択し 入力内容に不備がないか必ず確認 入力内容に不備がなければ 確認完了 提出 を選択 48
5. 電子申請システムを利用 ( 作成内容の確認 ) OK を選択 49
5. 電子申請システムを利用 ( 作成内容の確認 ) 応募情報又は研究計画調書の確認 を選択し PDF に変換された研究計画調書を確認 研究計画調書を確認後 OK を選択 50
5. 電子申請システムを利用 ( 作成内容の確認 ) 応募した研究種目の 応募状況 欄が 所属研究機関受付中 になっていれば Web 提出終了 51
5. 電子申請システムを利用 ( 伊勢原研究支援課への書類提出 ) 5-3. 伊勢原研究支援課への書類提出 伊勢原研究支援課 HP http://www.tsc.u-tokai.ac.jp/pubhome/ikenkyu/index.html 1 科研申請連絡表 ( 研究支援課ホームページより取得 ) 2 研究計画調書 3 研究分担者承諾書 ( 研究支援課ホームページより取得 ) 研究分担者がいる場合のみ作成 重要 3 研究分担者承諾書は早めに作成することをお勧めします 1 を封筒の表面に貼付し 2+3 を入れて研究支援課へ提出 52
5. 電子申請システムを利用 ( 研究計画調書の修正 ) 5-4. 研究計画調書の修正 研究支援課に提出後 事務局にて不備を見つけた場合 研究計画調書を返却します 事務局より返却された場合 応募情報 または 応募内容ファイル を修正し 再度 電子申請システムで再入力を行ってください 電子申請システム上で修正を行わないと応募は完了しません 返却された場合は修正ボタンが出現するので 修正を選択 (P50 に戻る ) 53
6. その他 6-1. 伊勢原研究支援課の場所 1 号館 1 階のエレベーターホールの奥にあります 伊勢原研究支援課 54
文部科学省科学研究費助成事業 ご清聴いただきありがとうございました 55