第六部 リサーチマップについて (JST より ) 1
http://researchmap.jp/ 2
rmapとは researchmapとは 約24万人の研究者が登録している国内最大 researchmapのマイポータル 研究者の個人ページ例 の研究者データベース 大学研究者情報のアウトリーチ 世界に発信 利用に関する費用は無料 researchmapの業績項目 項目 # 3 項目 # 1 氏名 12 講演 口頭発表 2 所属機関名 13 担当経験のある科目 3 研究キーワード 14 所属学協会 4 研究分野 15 Works 5 経歴 6 学歴 7 受賞 8 委員歴 9 書籍等出版物 16 競争的資金等の 研究課題 17 特許 18 社会貢献 19 その他 10 MISC 20 学位 11 論文 21 性別
rmapとは 本日のご提案 大学における教員DBのマスタ管理をresearchmap にしませんか 4
researchmapで大学ができること 機 関 編 所属する研究者の業績情報を一元的に管理できる 研究者総覧の作成 Web API ウィジェットの利用 現時点で72機関が利用 researchmapに登録された業績データを 機関のデータベースに取り込める データ一元化で コストの削減と情 報の迅速化 わずかな手順で データを簡単に 管理できます 目的の研究分野 関連分野の研究 者を簡単検索 ウィジェットとは WebAPIとは ページや画面に インターネットを 埋め込み可能な 通じてデータを アプリケーション やりとりする仕組み 機関のオリジナルデザイン researchmapデザイン ウィジェット などさまざまに対応可能 5
機 関 編 データの活用 researchmapをマスターデータとして使用する大学の増加 ① 研究者情報を自機関のDBに取り込み 研究者総覧として整備 ② 自機関ではDBを持たず リンクを貼って利用 いずれの形でも researchmapと連携して情報を利用可能 6
機 関 編 データの活用 具体例 ① 研究者情報を自機関のDBに取り込み 研究者総覧として整備 リンク先 http://researchmap.jp/xxxxxx R大学 この部分の文字列は個人によって異なる 研究者総覧① A学部 B学科 科学 氏名 科学 花子 所属 R大学 部署 A学部B学科 APIでデータ 取りこみ 花子 論文1 論文2 論文1 研究者 論文2 R大学 A学部 ② 自機関ではDBを持たず リンクを貼って利用 B学科 科学 子 リンク 7 花 研究者総覧②
機 関 編 データの活用 学校教育法施行規則 教育研究活動等の状況についての情報を公表するものとする 文部科学省より researchmapを利用した情報の公開でも良いとの見解を得ている 公募の際に 履歴書と業績リストの代用として researchmapのurlの 提出で選考している機関がある 8
機関編 researchmapで 大学ができること 研究者の業績をより幅広く把握 researchmapをマスタdbとして 学内システムを使う場合 大学で個別に外部データベースサービス researchmapは連携している外部データベース との契約 費用負担が必要 予算に応じてデータベースの取捨選択を サービスの情報を利用可能 researchmapが連携する外部dbは 年々増加 せざるを得ない状況も 契約していない外部有料データベースに している researchmapに登録されたデータを大学に 取り込むことにより 契約のない有料データ しかない業績は把握が困難 異動 新規採用した研究者の業績を すぐに把握 研究者総覧等に反映する ベースに含まれる業績も把握できる researchmapに登録されている研究者の業績はす ぐに把握でき 研究者総覧等に反映することは容易 ことは困難 9
機関編 researchmapで 大学ができること 研究者総覧の構築 維持管理コストの削減にむけて researchmapをマスタdbとして 学内システムを使う場合 システム構築などの初期費用が高価 初期費用が安価 改修にも負担が大きい 保守費用の削減 システムを保有することで researchmapの データを元に 保守費用が毎年発生する 機関の分析も可能 10
研究者 編 researchmapで研究者ができること 自身の研究成果の公開 アウトリーチ 資料の公開 英語のインターフェースも同時に作成 海外への情報発信 直感的で分かりやすい登録と更新インターフェース 外部データベースサービスから自身の研究業績情報の取込が可能 外部DB例 連携数は年々増加 連携してる外部 データベースの 情報を利用可能 注1 初期費用が安価 保守費用の削減 業績情報を まとめて登録 保管が可能 業績情報を 評価を得た 取込可能 信頼性の高い データを提供 労力削減 より本務に注力できる 入力一回 活用多数 rmapと連携して情報を利用可能 11
研究者 編 新規登録について 研究者自身による登録 更新 researchmapのwebインターフェースから新規登録 科研費研究者番号があれば 簡単に登録可能 12
研究者 編 researchmapで 研究者ができること 業績情報の管理を一元化 負担を軽減 researchmapをマスタdbとして 学内システムを使う場合 異動や転職するたびに 全ての業績情報 researchmapで自身の業績情報をまとめて登録 を持って行く必要がある 保管することができる 異動先や新しい勤務先のデータベース項 目にあわせて業績情報を手作業で入力す 異動や転職の際もresearchmap上の自身の 所属機関等を変更するだけ る必要がある 異動先や新しい勤務先の機関が外部の有 料データベースと契約して researchmapシボレス認証対応により所属機関の ID パスワードでresearchmapにログイン いない場合 自動で取込み できるシングルサインオン できず 手入力が必要 労力削減 より本務に注力できる 13 注2
研究者 編 researchmapで 研究者ができること 登録した業績情報を いろいろな場面で利用できる researchmapをマスタdbとして 学内システムを使う場合 学内システムが対応していない 場合 e-radで公募申請を行う際 researchmapはe-radと連携しており業績情報を 業績情報を申請様式にあわせて 手入力せず 簡単にフィードすることができる 手作業で入力必要 様々な場面で必要となる業績一覧の作成 researchmapはjrec-in Portalと連携しており researchmapからデータを取込むことで 履歴書など都度手作業で入力 業績一覧や履歴書を簡単に作成できる 入力一回 活用多数 14 注3
問い合わせ先 JSTサービス支援センター researchmap担当 までお問い合わせ下さい https://researchmap.jp/public/inquiry/ ぜひご検討ください 機関担当者向け説明会を定期的に開催しています 開催時期や内容については下記のURLをご覧ください https://researchmap.jp/public/about/information_meeting/ 15
補 参考資料 足 注1 researchmapで利用できる外部db Amazon 書籍情報 ArXiv 学術論文情報 CiNii Articles 学術論文情報 CiNii Books 日本の大学図書館収蔵書籍情報 DBLP 情報処理分野の学術論文情報 e-rad e-radに登録した業績情報 J-GLOBAL 学術論文情報 特許情報 KAKEN 科研費獲得情報 経歴情報 ORCID 学術論文情報 PubMed 医学 バイオ系学術論文情報 Scopus 学術論文情報 医中誌Web 医 歯 薬 看護学系学術論文情報 16
補 足 参考資料 注2 シボレス認証 国立情報学研究所が提供している学術認証フェデレーション 学認 GakuNin に参加し ている機関同士の相互認証を行う仕組み https://www.gakunin.jp/ 注3 JREC IN Portal 研究者 研究支援者 技術者等の研究人材のキャリア形成 能力開発を情報面から支援 する研究人材のためのポータルサイト https://jrecin.jst.go.jp/ 17