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て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

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投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額

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株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編

き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付

【表紙】

7.(1)NISA 口座の開設時の手続きの見直し 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 NISA 口座の稼働率向上のため 非課税口座の開設手続きについての見直しが行われる (2) 内容 NISA 口座の開設申し込み時に 即日での買付けを可能とすること (3) 適用時期平成 31 年 1 月 1

新しい非居住者債券所得非課税制度の概要 < 平成 22 年度税制改正前の制度の概要 > 非居住者等が受ける振替国債及び振替地方債のについては 一定の手続要件を満たせば非課税とされていました しかし 非居住者等が受ける振替社債等のについては 原則 15% の税率により源泉徴収課税がなされていました 非

6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

 

<4D F736F F D A32398AFA5F494E A8E918EE582CC8A4682B382DC82D >

外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)に係る申告書兼特定取引を行う者の届出書

投資信託関連 告知に関わる条文について 投資信託総合口座 (2015 年 12 月 31 日までに投資信託総合口座を開設済みのお客さま ) 以下の規定により 個人番号を告知いたします 区分根拠条文 上場株式等の配当 公社債の利子 投資信託の収益の分配 国外発行株式等の配当 国外公社債等の利子 国外投

2 引き続き居住の用に供している場合 とされる場合本人が 転勤などのやむを得ない事情により 配偶者 扶養親族その他一定の親族と日常の起居を共にしないこととなった場合において その家屋等をこれらの親族が引き続きその居住の用に供しており やむを得ない事情が解消した後は 本人が共にその家屋に居住することに

第68回税理士試験 消費税法 模範解答(理論)

~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に 以下の内容をご確認ください 共通の操作の手引きの確認入力方法やデータ保存 読込方法などを説明した ( 共通 )e-tax で送信するための準備編 又は ( 共通 ) 書面提出 (

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【日証協】マイナンバー利活用推進小委員会提出資料

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1 基本項目 ⑴ 所轄税務署長給与の支払者の所在地 ( 住所 ) の所轄税務署名を入力します 所轄税務署が不明な場合 国税庁ホームページ にある 税務署を検索 で郵便番号等による検索ができますので 参照してください ⑵ 給与の支払者の法人番号この欄には 申告書を受理した給

目 次 1. 休眠預金等について P.1 Q1 休眠預金等 とは どのような預金ですか Q2 休眠預金等 になると どうなるのですか Q3 休眠預金等になりうる 預金等 の種類を教えて下さい Q4 休眠預金等になる預貯金などの額に基準はありますか Q5 異動 とは何ですか 例えば 通帳の記帳は異動に

上場株式等の配当等に対する課税

[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所

非課税累積投資契約に関する約款 (NISA 約款 ) 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) 1. この約款は お客さまが租税特別措置法第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び租税特別措置法第 37 条の14に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税

供託者等の住所 氏名または名称および個人番号または法人番 号は 供託者等の口座管理機関から日本銀行に対して 課税事 務のために提供される 2 所得税の徴収 納 入 利付国債の利子または割引国債等 ( 国庫短期証券のうち その銘柄の価格競争入札における募入最低価格 ( 額面金額 100 円当り ) が

株式等の譲渡(特定口座(源泉徴収なし)と一般口座)編

2. 改正の趣旨 背景 (1) 問題となっていたケース < 親族図 > 前提条件 1. 父 母 ( 死亡 ) 父の財産 :50 億円 ( すべて現金 ) 財産は 父 子 孫の順に相続する ( 各相続時の法定相続人は 1 名 ) 2. 子 子の妻 ( 死亡 ) 父及び子の相続における相次相続控除は考慮

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株式等の譲渡(上場株式の譲渡損失の繰越し)編

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間の初日以後 3 年を経過する日の属する課税期間までの各課税期間 6 高額特定資産を取得した場合の納税義務の免除の特例事業者 ( 免税事業者を除く ) が簡易課税制度の適用を受けない課税期間中に国内における高額特定資産の課税仕入れ又は高額特定資産に該当する課税貨物の保税地域からの引取り ( 以下 高

Q. 確定申告は必要ですか? A. 今回の配当によるみなし譲渡損益が特定口座の計算対象とならない場合 または源泉徴収の無い特定口座や一般口座でお取引いただいている場合につきましては 原則として確定申告が必要になります 申告不要制度の適用可否を含め 株主の皆様個々のご事情により対応が異なりますので 具

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6. 当金庫は 申込人がローン申込みに必要な記載事項の記入を希望しない場合ならびに本同意条項および正式な申込時の同意条項の内容の全部または一部に同意できない場合 本契約をお断りすることがあります 7. 申込人は 個人信用情報機関の利用 登録等について 別掲の 個人信用情報機関の利用 登録等に関する同

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

[Q20] 扶養控除等申告書が提出された際に その申告書に記載された国外居住親族に係る 親族関係書類 が提示されず 事後に提示された場合 いつから扶養控除等を適用して源泉徴収税額を計算すればよいのですか 9 [Q21] 給与所得者の配偶者控除等申告書を提出する場合には 親族関係書類 を提出又は提示す

収益事業開始届出 ( 法人税法第 150 条第 1 項 第 2 項 第 3 項 ) 1 収益事業の概要を記載した書類 2 収益事業開始の日又は国内源泉所得のうち収益事業から生ずるものを有することとなった時における収益事業についての貸借対照表 3 定款 寄附行為 規則若しくは規約又はこれらに準ずるもの

ご提出いただく所定の書類について 1 個人 法人でご提出いただく書類が異なりますので 以下をご確認ください P.2 米国納税義務者に該当する場合 個人のお客様 情報提供同意書兼納税者番号 宣誓依頼書 (W-9) 法人のお客様 FATCA についての確認書 情報提供同意書兼納税者番号 宣誓依頼書 (W

目 次 問 1 法人税法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 1 問 2 租税特別措置法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 3 問 3 法人税法における当初申告要件 ( 所得税額控除の例 ) 5 問 4 法人税法における適用額の制限 ( 所得税額控除の例 ) 6

ジットカード発行会社が交付したカードを提示してその国外居住親族が商品等を購入したこと等により その商品等の購入等の代金に相当する額の金銭をその居住者から受領した 又は受領することとなることを明らかにする書類 注意事項 1 送金関係書類については 原本に限らずその写しも送金関係書類として取り扱うことが

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第11 源泉徴収票及び支払調書の提出

投資主が受け取る配当等の額については 原則どおり配当等の額を受け取る際に20%( 所得税 )( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までは復興特別所得税とあわせて20.42%) の税率により源泉徴収された後 総合課税の対象となります ( ロ ) 出資等減少分配に係る税

5 その他一般に公開されている情報等から取得しています (2) 個人情報等の利用目的 当金庫は 次の利用目的のために個人情報等を利用し それ以外の目的には利用しません 個人番号については 法令等で定められた範囲内でのみ利用します また お客さまにとって利用目的が明確になるよう具体的に定めるとともに

電磁的方法による書面の交付及び 電磁的方法による交付に対する同意書 第 1 電磁的方法による書面の交付 1 契約締結前の電磁的交付ラッキーバンク インベストメント株式会社 ( 以下 当社 といいます ) は お客様が契約をご締結するにあたっては あらかじめ 下記事項を 書面によらず電磁的方法により交

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問題 1 1 問題 1 1 納税義務者 相続税の納税義務者及び課税財産の範囲 課税価格 1 納税義務者 ⑴ 次に掲げる者は 相続税を納める義務がある 1 居住無制限納税義務者 ( 法 1 の 3 1 一 ) 相続又は遺贈により財産を取得した個人でその財産を取得した時において法施行地に住所を有するもの

平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税務上の措置 ( 手続 )FAQ 平成 30 年 7 月広島国税局 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税制上の措置 ( 手続 ) 等につきまして 照会の 多い事例を取りまとめましたので 参考としてください 目次 Ⅰ 災害にあった場

お手続方法 ご解約のお手続にあたっては 以下の方法にてお申し込みください 手順 1 申込書 封筒を印刷し 必要事項をご記入 捺印 署名してください 注意事項 申込用紙は白紙 A4 サイズに限らせていただきます 封筒はA4 サイズに限らせていただきます ご記入内容に誤りがある場合は訂正 削除箇所を二重

事業承継税制の概要 事業承継税制は である受贈者 相続人等が 円滑化法の認定を受けている非上場会社の株式等を贈与又は相続等により取得した場合において その非上場株式等に係る贈与税 相続税について 一定の要件のもと その納税を猶予し の死亡等により 納税が猶予されている贈与税 相続税の納付が免除される

49 年 12 月 31 日までの間 源泉徴収される配当等の額に係るの額に対して 2.1% の税率により復興 特別が源泉徴収されます b. 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 分割型分割及び株式分配並びに組織変更による場合を除く 以下本 1において同じ

「恒久的施設」(PE)から除外する独立代理人の要件

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投資主の皆様へ 平成 29 年 3 月 マリモ地方創生リート投資法人 第 1 期分配金の税務上の取扱いに関するご説明 拝啓平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます さて 本投資法人は 平成 29 年 2 月 14 日開催の役員会において 第 1 期 ( 平成 28 年 12 月期 ) の (A)

e. 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度 ( ジュニア NISA) 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 証券会社等の金融商品取引業者等に開設した未成年者口座において設定した非課税管理勘定に管理されている上場株式等 ( 平成 28 年 4 月 1 日から平成 35 年 12

1 どちらかをご選択特定口座と客さま般口座の特定口座の概要 特定口座とは 個人のお客さまが公募株式投資信託を換金され利益が出た場合は 原則 確定申告が必要ですが お客さまの確定申告にかかる負担を軽減させるべく当金庫が納税の代行などを行う制度として 特定口座 があります 特定口座 をご利用いただくこと

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( ロ ) 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る出資等減少分配 ( 所得税法第 24 条に定めるものをいいます 以下 本 ( ロ ) 出資等減少分配に係る税務 において同じです ) のうち本投資法人の税務上の資本金等の額に相当する金額を超える金額がある場合には みなし配当 ( 計

Q3. 資本金 500 万円で豊中市内の従業員が 60 人の法人です 均等割の金額を教えてください 豊中市の税率 ( 市町村によって違います ) 資本金等の額 * 従業者数 ( 豊中市内 ) 税額 ( 年額 ) * 50 億円超 10 億超 ~50 億円以下 1 億超 ~10 億円以下 1 千万超

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スポンサー企業 増減資により 再生会社をスポンサー企業の子会社としたうえで 継続事業を新設分割により切り分ける 100% 新株発行 承継会社 ( 新設会社 ) 整理予定の事業 (A 事業 ) 継続事業 会社分割 移転事業 以下 分社型分割により事業再生を行う場合の具体的な仕組みを解説する の株主 整

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特定口座一般口座株式等の譲渡 売却などが該当 ) による所得は 申告分離課税の対象となっており 原則として お客さまによる譲渡損益の計算や申告納税の手続きが必要です 特定口座には これらの事務負担を軽減する機能があります 特定口座の機能 上場株式等の譲渡損益の計算 管理を行います 特定口座内に保管す

(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります

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移転価格税制に係る文書化制度に関する改正のあらまし OECD の BEPS( 税源浸食と利益移転 ) プロジェクトの勧告 ( 行動 13 多国籍企業情報の文 書化 ) を踏まえ 平成 28 年度税制改正により 租税特別措置法の一部が改正され 次のと おり移転価格税制に係る文書化制度が整備されました

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( 相続時精算課税適用者の死亡後に特定贈与者が死亡した場合 ) (6) 相続時精算課税適用者 ( 相続税法第 21 条の9 第 5 項に規定する 相続時精算課税適用者 をいう 以下 (6) において同じ ) の死亡後に当該相続時精算課税適用者に係る特定贈与者 ( 同条第 5 項に規定する 特定贈与者

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株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得の損益通算及び翌年以後への繰越し)編

Transcription:

重要なお知らせ 平成 29 年 1 月 1 日以後の信用組合とのお取引 ( 新規口座開設等 ) について ~ 税務上の居住地国等を記載した届出書のご提出のお願い ~ 平成 29 年 1 月 1 日より 日本において非居住者に係る金融口座情報の自動的交換のための報告制度 ( 以下 CRS 制度 という ) が開始することに伴い 同制度に係る法令上の義務が お客さま及び国内の金融機関等に課されます 具体的には お客さまが平成 29 年 1 月 1 日以後に行う信用組合とのお取引において 新規に口座開設等を行う場合 ( 普通預金 定期預金 定期積金等の預金や公共債 投資信託等の有価証券に係る契約 ) には 居住地国等を記載した届出書のご提出が義務付けられております ( 下表 ) お客さまにおかれましては 税務上の居住地国等の届出等に関して ご理解とご協力をいただきますようお願い申しあげます ( 別紙 CRS 制度に関するよくあるご質問 ) 信用組合では CRS 制度を適正に実施するため 外国の金融機関の口座を通じた国際的な脱税及び租税回避に対処することを目的に定められた 租税条約等の実施に伴う所得税法 法人税法及び地方税法の特例等に関する法律 等の関係法令を遵守し 1 届出書記載事項の確認 2 国税庁 ( 所轄税務署 ) に対する報告事項の提供 3 届出書及び報告事項に係る記録の作成 保存等の対応を行ってまいります 1 平成 29 年 1 月 1 日以後に信用組合と新規に口座開設等を行うお客さま ( 注 ) ( 注 ) 居住地国が外国であるお客さまが 新規口座の開設時に届出書を提出しない又は偽りの記載をして提出した場合には 6 ヵ月以上の懲役又は 50 万円以下の罰金に処されます 2 平成 28 年 12 月 31 日以前に 既に信用組合に預金口座の開設等を行っているお客さま ( ) ( ) 居住地国の確認のため 届出書のご提出をお願いする場合があります 3 新規届出書 任意届出書 異動届出書を信用組合に提出した後に これらの届出書に記載した居住地国に異動 ( ) があったお客さま ( ) 転勤 転居 長期出張等で外国居住となる場合 新規届出書の提出 氏名 住所及び生年月日 名称及び本店若しくは主たる事務所の所在地 居住地国 ( 日本の場合は 日本 と記載 ) 居住地国が外国である場合の当該居住地国における納税者番号 住所等所在地国と居住地国とが異なる場合の事情の詳細等 任意届出書の提出 異動後の居住地国 上記の新規届出書に掲げる記載事項等 居住地国確認書類の提示 異動届出書の提出 異動後の居住地国又は該当しないこととなった旨 以前提出した届出書に記載した居住地国 上記の新規届出書に掲げる記載事項等 詳しいことは 信用組合の窓口又は国税庁 HP(CRS コーナー ) にてご確認ください 一般社団法人全国信用組合中央協会

Q1.CRS( 共通報告基準 ) 制度とは何ですか ( 答 )CRS( 共通報告基準 ) とは 自動的情報交換の対象となる非居住者の口座の特定方法や情報の範囲等を各国で共通化する国際基準です 金融資産の情報を各国税務当局間で効率的に交換し 外国の金融機関の口座を通じた国際的な脱税及び租税回避に対処することを目的としています 各国の税務当局は それぞれ自国に所在する金融機関から非居住者 ( 個人 法人等 ) に係る金融口座情報を報告させ 非居住者の各居住地国の税務当局に対して年一回まとめて互いに提供することとされています 信用組合は CRS 制度に定められた手続きに従って 口座保有者であるお客さまの居住地国を特定し 報告すべき口座を選別します 新規の口座開設 についてはお客さまからの届出書の提出等 既存の口座 については口座保有者であるお客さまの住所等の記録から居住地国を特定します 1. 住所等所在地国の特定手続 平成 28 年 12 月 31 日以前に 既に信用組合に預金口座の開設等を行っているお客さまについて 信用組合が保有している情報に基づき 平成 30 年 12 月 31 日 ( ) までに 住所等所在地国と認められる国又は地域を特定しなければなりません ( ) 平成 28 年 12 月 31 日における特定取引契約資産額が 1 億円を超える場合は 平成 29 年 12 月 31 日まで 2. 所轄税務署長に対する報告事項の提供 その年の 12 月 31 日において お客さまが信用組合との間で報告対象となる契約を締結している場合には その契約ごとにお客さまの氏名又は名称 住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地 居住地国 外国の納税者番号等及び当該契約に係る資産の価額 当該資産の運用 保有又は譲渡による収入金額等を その年の翌年 4 月 30 日までに 所轄税務署長に提供しなければなりません

Q2. 所轄税務署長への報告対象となるのはどのような場合ですか ( 答 ) 報告対象に該当するお客さまは 以下のとおりです また 任意届出書の提出及び法人番号確認書類の提示を求めた場合で これらの提出及び提示がなかった場合の当該契約 ( 不記録口座 ) も該当します 個人のお客さま 居住地国や住所等所在地国が法令で指定された外国である場合 法人のお客様 居住地国や住所等所在地国が法令で指定された外国である場合 ( 1) 特定法人 ( 2) に該当する場合は お客さまの実質的支配者 ( 3) の居住地国や住所等所在地国が法令で指定された外国である場合 ( 1) 上場法人 外国の政府 外国報告金融機関 ( 一部を除く ) 等は 報告対象外です ( 2) 特定法人は 以下の項目に該当しない法人 1 上場法人外国を含む金融商品取引所において上場されている法人 2 上場法人の関係法人 1の法人との間に直接または間接に支配する関係がある当該法人 ( 例 : 子会社 孫会社 ひ孫会社 ) 3 政府機関等国 地方公共団体 中央銀行または外国政府もしくは国際機関政府機関等が全額出 3の法人が資本金 基本金その他これらに準ずるものの全部を出資し 4 資する法人ている法人公共法人および公益法人税法別表第一に掲げる法人および同法別表第二に掲げる法人 ( 収 5 法人等益事業を行っていないものに限る ) 報告金融機関等 ( 法人に限る 以下 7~9までにおいて同じ ) で外国 6 報告金融機関等報告金融機関等 ( 外国の法令に準拠して設立された法人であるもの ) 以外のもの外国の法令に準拠して設立された法人 ( 外国報告金融機関等を除く ) で 6に掲げる法人に類するものおよび外国報告金融機関等 ( これらのう 7 外国報告金融機関等ち外国 ( 報告対象国を除く ) の法令に準拠して設立された特定目的会社 投資法人 株式会社等を除く ) 私的独占の禁止および公正取引の確保に関する法律に規定する持株会社であって 法令または定款の規定により その子会社 ( 報告金融機 8 持株会社関等を除く ) の経営管理を行うことおよびこれに付帯する業務のほか 他の業務を営むことができないことが定められているもの 9 グループ内資金管理 2の関係にある法人 ( 報告金融機関等を除く ) に対する出資 融資そ会社等の他これらに準ずる取引を行うことを業務とする法人 10 投資関連所得等が 50% に満たない法人 次に掲げる要件のすべてを満たす法人または法人既存特定取引契約者 直前事業年度の総収入金額のうちに投資関連所得 ( 利子所得や配当所得等 ) に係る収入金額に占める割合が 50% 未満であること 事前事業年度終了時の総資産額のうちに投資関連所得の基因となる資産の合計額に占める割合が 50% 未満であること ( 3) 実質的支配者とは 法人の事業経営を実質的に支配することが可能となる関係にあるものをいい 具体的には 犯罪による収益の移転防止に関する法律 に規定する自然人 ( 国等やその子会社を除く ) のことです 例えば 株式会社に総数の 4 分の 1 を超える議決権を有する個人などが該当します

Q3. 居住地国とは何ですか ( 答 ) 居住地国とは 居住者として所得税 法人税に相当する税をお客さまが納めるべき国を指します 外国の法令に基づいて当該外国に住所を有するなど 一定の基準により日本の所得税法又は法人税法に相当する税を課される個人又は法人 当該外国 日本の所得税法上の居住者又は内国法人 日本 Q4. 居住地国が報告対象国以外 ( 例 : 日本 ) である場合 新規届出書を提出する必要がありますか ( 答 ) お客さまの居住地国が報告対象国であるか否かを問わず 該当する全ての記載事項 ( 氏名 住所 居住地国 外国納税者番号など ) を記載した新規届出書を提出する必要があります 報告対象国とは 租税条約等の相手国等のうち一定の国又は地域をいいます 具体的には 租税条約等の相手国等のうち共通報告基準に従って非居住者に係る金融口座情報の自動的交換を実施することについての税務当局間の合意がなされた国又は地域をいい 今後 この税務当局間の合意を踏まえ 順次 規定される見込みです 現在 日本を含む 100 以上の国 地域で共通報告基準に従った情報交換を開始することを表明しています Q5. 新規届出書の記載事項は何に基づいて確認されるのですか ( 答 ) 新規の口座開設等を行うお客さまから新規届出書以外に提出又は提示を受けた他の書類の範囲内で 当該新規届出書に記載された事項 ( 氏名 住所 居住地国 外国納税者番号など ) を確認します 当該他の書類としては 例えば 犯罪収益移転防止法の規定により取引時確認の際に提示又は提出する本人確認書類があります

Q6. 異動届出書は いつまでに提出する必要がありますか ( 口座開設時に届け出た居住地国に変更があった場合はどうすればよいですか ) ( 答 ) 新規届出書等を提出したお客さまの居住地国に変更があった場合には 以下の日までに異動届出書を提出する必要があります ( 異動届出後 再度 居住地国に変更があった場合も同様 ) 個人のお客さま 法人のお客さま 変更があった日から 3 ヵ月以内 変更があった年の 12 月 31 日又は変更があった日から 3 ヵ月以内のいずれか遅い日 ( 注 ) 特定法人の実質的支配者の居住地国の変更は 変更を知った年の 12 月 31 日又は変更を知った日から 3 ヵ月以内のいずれか遅い日 以上