Fund Information 2014 年 6 月 26 日日興アセットマネジメント株式会社 補足資料 日興キャッシュリッチ ファンド < 注目高まるキャッシュリッチ企業 > デフレからインフレへの転換期を迎えるなど日本経済に構造的な変化や環境の変化などが生じており 企業は資金活用やROE( 自己資本利益率 ) の改善に対する意識を強めています 今後 株主還元を増やすことや設備投資などの今後の成長へ向けた資金投入が考えられ 企業のこのような積極的な資金活用が株式市場から好感される可能性が高いとみられるため 現金や預金など流動性の高い金融資産を多く保有する キャッシュリッチ 企業への注目は ますます高まるものと考えられます 構造的な変化 景気回復 デフレからインフレへの転換 企業が現預金を保有する合理性の低下 環境の変化 JPX 日経インデックス400 算出開始 *1 日本版スチュワードシップ コード *2 の導入 新 成長戦略 企業の資金活用や ROE に対する意識の高まり *1 ROEを銘柄選定の指標に組み入れた新たな株価指数 *2 英国で2010 年に策定された 機関投資家の責任ある投資行動を促すための原則を定めた指針 キャッシュの使い道 自社株買い 配当増 M&A 設備投資など 株高期待 ネットキャッシュ銘柄比率と ROE 日本の企業は 他国と比較して潤沢なキャッシュを保有しているものの ROE は相対的に低くなっています <ネットキャッシュ銘柄 * 比率の国際比較 > < 主要国のROEの推移 > (2014 年 2 月末 ) (%) 20 (2006 年 1 月末 ~2014 年 5 月末 ) 日本 51% 15 米国アジア 28% 太平洋地域 10 ドイツ米国 25% 日本 5 世界全体 23% 0 欧州 18% -5 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 2006 年 2008 年 2010 年 2012 年 2014 年 * ネットキャッシュ銘柄 : ( 現預金 + 短期保有の有価証券など )- 有利子負債 がプラスである銘柄 日本 :TOPIX( 東証株価指数 ) アジア太平洋地域:MSCIオール カントリー アジア太平洋インデックス( 除く日本 ) 米国 :S&P500 種指数 世界全体 :MSCI オール カントリー ワールド インデックス 欧州 :MSCI ヨーロッパ インデックス ドイツ : DAX 指数 ( 信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成 ) 上記は過去のものであり 将来の運用成果等を約束するものではありません (1/6)
キャッシュリッチ企業を発掘し 投資を行なう < 日興キャッシュリッチ ファンド > Fund Information 当ファンドの戦略 戦略 1 戦略 2 戦略 3 わが国におけるキャッシュリッチ企業の株式を中心に投資を行ないます 現金など流動性の高い金融資産を多く保有する企業 (= キャッシュリッチ企業 ) の中から 割安と判断される企業を主な投資対象とします バリュー株 ( 割安株 ) に焦点を当てた独自の調査 運用体制により 株式市場において見過ごされている銘柄を発掘します 財務データ分析などの定量評価だけでなく セクターアナリストおよびバリュー株 ( 割安株 ) 調査 分析に特化した バリュースタイルアナリスト による徹底的な取材などに基づき定性評価を行ないます 証券会社や他の機関投資家などの調査対象に十分組み込まれていない企業に関しても 独自の調査を行なうことにより 投資価値を判断します 今後のROEの変化率に着目した銘柄選択を行ないます 保有している潤沢な金融資産を1 成長への投資 2 株主還元などに有効活用し ROEを向上させることができる企業の選定を行ないます 制度改正による企業再編の加速など 外部環境変化による株主価値重視プロセスも勘案します 180 TOPIX を上回る当ファンドのパフォーマンス 当ファンドのパフォーマンスをみると 2008 年以降は概ね TOPIX と比較して良好なパフォーマンスとなっています 160 グラフの起点を 100 として指数化 < 当ファンドの基準価額とTOPIXの推移 > (2005 年 4 月 15 日 ( 設定日 )~2014 年 6 月 20 日 ) 140 120 基準価額 ( 税引前分配金再投資ベース ) 100 80 60 TOPIX( 配当込 ) 40 2005 年 4 月 2007 年 4 月 2009 年 4 月 2011 年 4 月 2013 年 4 月 < 当ファンドの基準価額 ( 税引前分配金再投資ベース ) とTOPIX( 配当込 ) の騰落率 > 2005 年 * * 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 当ファンド 35.5% -3.0% -12.6% -30.0% 14.8% 4.5% -9.7% 16.6% 57.1% 7.7% TOPIX 44.2% 3.0% -11.1% -40.6% 7.6% 1.0% -17.0% 20.9% 54.4% -1.5% *2005 年は4 月 15 日から2005 年末までの 2014 年は6 月 20 日までの騰落率 TOPIX( 東証株価指数 配当込 ) は 当ファンドのベンチマークではありません 基準価額は信託報酬 ( 後述の 手数料等の概要 参照 ) 控除後の値です 税引前分配金再投資ベースとは 税引前分配金を再投資したとして算出した理論上のものである点にご留意ください ( 信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成 ) 上記は過去のものであり 将来の運用成果等を約束するものではありません (2/6)
< 年初から足もとまでの振り返りと今後の見通し > Fund Information 年初から6 月 20 日までの当ファンドのリターンは TOPIX( 配当込 ) を9% 程度上回りました この背景には 業績に加え財務面にも配慮して銘柄選定を行なっている当ファンドの値動きと 市場全体 (TOPIXなど) の値動きの連動性が薄まる傾向があったことが挙げられます 下記の組入上位銘柄 (5 月末 ) の株価は 年初来概ね堅調に推移しており パフォーマンスに貢献したと言えます これらの銘柄は 市場での認知度は高くはないものの 財務面で非常に安定しており 今年度以降も業績伸長が期待されるという視点で選定した銘柄群です また 財務的な余裕が十分にあると考えており 今後の株主還元 ( 増配や自社株買いなど ) や 更なる成長に向けた設備投資などの実行が期待されます 今後の投資にあたっては これまで同様 相対的に資金に余裕があり その資金を有効活用することで事業拡大や効率化を進める もしくは株主還元策を実施する可能性が高い企業を選別し その割安局面をとらえた投資を実行する方針です 加えて 東京オリンピックの準備や中央リニア建設など 新たなインフラ構築に関連する企業や その過程で発生するであろう人手不足問題の解消に貢献する企業 企業の競争力強化企業の競争力強化に絡む投資 ( 研究開発投資など ) に関連する企業などに注目して 銘柄の選別を行なってまいります TOPIX を大きく上回るパフォーマンス 110 105 100 95 90 < 当ファンドの基準価額とTOPIXの推移 > (2013 年 12 月 30 日 ~2014 年 6 月 20 日 ) グラフの起点を 100 として指数化基準価額 ( 税引前分配金再投資ベース ) TOPIX( 配当込 ) (%) 10 8 6 4 2 0 年初来騰落率 85-2 2013 年 12 月 2014 年 1 月 2014 年 2 月 2014 年 3 月 2014 年 4 月 2014 年 5 月 TOPIX 当ファンド TOPIX( 東証株価指数 配当込 ) は 当ファンドのベンチマークではありません 基準価額は信託報酬 ( 後述の 手数料等の概要 参照 ) 控除後の値です 税引前分配金再投資ベースとは 税引前分配金を再投資したとして算出した理論上のものである点にご留意ください 9.2% ファンドの組入れ銘柄について (2014 年 5 月 30 日現在 ) 当ファンドの組入れ上位銘柄をみると その多くが中小型銘柄となっています 銘柄 業種 比率 時価総額 ( 億円 ) 1 泉州電業 卸売業 4.65% 153 2 イハラケミカル工業 化学 4.64% 428 3 日立機材 金属製品 3.19% 208 4 鶴見製作所 機械 2.32% 367 5 東京デリカ 小売業 2.23% 344 6 太平電業 建設業 1.90% 286 7 能美防災 電気機器 1.84% 849 8 大平洋金属 鉄鋼 1.80% 942 9 ジオスター ガラス 土石製品 1.69% 198 10 日本航空電子工業 電気機器 1.66% 1,745 マザーファンドの対純資産総額比です 上記銘柄について売買などを推奨するものではありません また 将来の組み入れを保証するものでもありません ご参考 指数構成銘柄の指数平均時価総額 TOPIX 100 約 1 兆 7,000 億円 TOPIX Mid400 約 2,040 億円 TOPIX Small 約 190 億円 東京証券取引所一部上場銘柄の中から 時価総額および流動性の高い上位 100 位までの銘柄で構成される指数をTOPIX100 上位 101 位以降の400 銘柄で構成される指数を TOPIX Mid400 上位 501 位以降の銘柄で構成される指数をTOPIX Smallといいます 上記は過去のものであり 将来の運用成果等を約束するものではありません (2014 年 5 月 30 日現在 ) (3/6)
リスク情報 お申込みに際しての留意事項 Fund Information 投資者の皆様の投資元金は保証されているものではなく 基準価額の下落により 損失を被り 投資元金を割り込むことがあります ファンドの運用による損益はすべて投資者 ( 受益者 ) の皆様に帰属します なお 当ファンドは預貯金とは異なります 当ファンドは 主に株式を実質的な投資対象としますので 株式の価格の下落や 株式の発行体の財務状況や業績の悪化などの影響により 基準価額が下落し 損失を被ることがあります 主なリスクは以下の通りです 価格変動リスク 株式の価格は 会社の成長性や収益性の企業情報および当該情報の変化に影響を受けて変動します また 国内および海外の経済 政治情勢などの影響を受けて変動します ファンドにおいては 株式の価格変動または流動性の予想外の変動があった場合 重大な損失が生じるリスクがあります 流動性リスク 市場規模や取引量が少ない状況においては 有価証券の取得 売却時の売買価格は取引量の大きさに影響を受け 市場実勢から期待できる価格どおりに取引できないリスク 評価価格どおりに売却できないリスク あるいは 価格の高低に関わらず取引量が限られてしまうリスクがあり その結果 不測の損失を被るリスクがあります 信用リスク 投資した企業の経営などに直接 間接を問わず重大な危機が生じた場合には ファンドにも重大な損失が生じるリスクがあります デフォルト ( 債務不履行 ) や企業倒産の懸念から 発行体の株式などの価格は大きく下落 ( 価格がゼロになることもあります ) し ファンドの基準価額が値下がりする要因となります 基準価額の変動要因は 上記に限定されるものではありません その他の留意事項 当資料は 投資者の皆様に 日興キャッシュリッチ ファンド へのご理解を高めていただくことを目的として 日興アセットマネジメントが作成したです 当ファンドのお取引に関しては 金融商品取引法第 37 条の6の規定 ( いわゆるクーリング オフ ) の適用はありません 投資信託は 預金や保険契約とは異なり 預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません また 銀行など登録金融機関で購入された場合 投資者保護基金の支払いの対象とはなりません 分配金は 投資信託の純資産から支払われますので 分配金が支払われると その金額相当分 基準価額は下がります 分配金は 計算期間中に発生した運用収益を超えて支払われる場合があります 投資者のファンドの購入価額によっては 分配金の一部または全部が 実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があります 投資信託の運用による損益は すべて受益者の皆様に帰属します 当ファンドをお申込みの際には投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) などを販売会社よりお渡ししますので 内容を必ずご確認の上 お客様ご自身でご判断ください (4/6)
Fund Information お申込メモ 商品分類 ご購入単位 追加型投信 / 国内 / 株式 購入単位につきましては 販売会社または委託会社の照会先にお問い合わせください ご購入価額 購入申込受付日の基準価額 信託期間 2017 年 4 月 17 日まで (2005 年 4 月 15 日設定 ) 2014 年 7 月 16 日付で信託期間を 5 年更新し 2022 年 4 月 15 日まで に変更予定です 決算日毎年 4 月 15 日 ( 休業日の場合は翌営業日 ) 収益分配毎決算時に 分配金額は 委託会社が基準価額水準 市況動向などを勘案して決定します ただし 分配対象額が少額の場合には分配を行なわないこともあります 将来の分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません ご換金価額ご換金代金のお支払い課税関係 換金請求受付日の基準価額から信託財産留保額を控除した価額 原則として 換金請求受付日から起算して 5 営業日目からお支払いします 原則として 分配時の普通分配金ならびに換金時および償還時の差益は課税の対象となります 課税上は 株式投資信託として取り扱われます 公募株式投資信託は税法上 少額投資非課税制度の適用対象です 配当控除の適用があります 原則として 益金不算入制度が適用されます (5/6)
Fund Information お客様には以下の費用をご負担いただきます <お申込時 ご換金時にご負担いただく費用 > 購入時手数料 換金手数料 信託財産留保額 手数料等の概要 購入時手数料率は 3.24%( 税抜 3%) を上限として販売会社が定める率とします 分配金再投資コースの場合 収益分配金の再投資により取得する口数については 購入時手数料はかかりません ありません 換金時の基準価額に 0.3% の率を乗じて得た額 < 信託財産で間接的にご負担いただく ( ファンドから支払われる ) 費用 > 信託報酬 純資産総額に対して年率 2.0196%( 税抜 1.87%) を乗じて得た額 その他費用 組入有価証券の売買委託手数料 監査費用 借入金の利息 立替金の利息など 運用状況などにより変動するものであり 事前に料率 上限額などを表示することはできません 当ファンドの手数料などの合計額については 投資者の皆様がファンドを保有される期間などに応じて異なりますので 表示することができません 詳しくは 投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) をご覧ください 委託会社 受託会社 委託会社 その他関係法人 日興アセットマネジメント株式会社金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 368 号加入協会 : 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 三井住友信託銀行株式会社 ( 再信託受託会社 : 日本トラスティ サービス信託銀行株式会社 ) 販売会社販売会社については下記にお問い合わせください 日興アセットマネジメント株式会社 ホームページ http://www.nikkoam.com/ コールセンター 0120-25-1404( 午前 9 時 ~ 午後 5 時 土 日 祝 休日は除く ) 投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) のご請求 お申込みは 金融商品取引業者等の名称 登録番号 日本証券業協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 加入協会 一般社団法人金融先物取引業協会 一般社団法人第二種金融商品取引業協会 SMBC 日興証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長 ( 金商 ) 第 2251 号 株式会社 SBI 証券 金融商品取引業者 関東財務局長 ( 金商 ) 第 44 号 髙木証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長 ( 金商 ) 第 20 号 楽天証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長 ( 金商 ) 第 195 号 ( 資料作成日現在 50 音順 ) (6/6)