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日医発第437(法安23)

Press Release 平成 29 年 11 月 27 日 照会先 医薬 生活衛生局医薬安全対策課安全使用推進室長江野英夫 ( 内線 :2755) 課長補佐大井恒宏 ( 内線 :2748) ( 代表 )03(5253)1111 ( 直通 )03(3595)2435 報道関係者各位 小児 未成年者

Microsoft Word - 日薬連宛抗インフル薬通知(写).doc

2 抗インフルエンザウイルス薬と異常行動の議論と今後の予定 平成 21 年に取りまとめられた報告書以降の知見を改めて報告書にまとめ 以下の議論がなされた 平成 21 年以降の非臨床研究及び 10 年に及ぶ疫学研究の科学的な知見を総括し 以下の事実から タミフル服用のみに異常行動と明確な因果関係がある

インフルエンザ定点以外の医療機関用 ( 別記様式 1) インフルエンザに伴う異常な行動に関する調査のお願い インフルエンザ定点以外の医療機関用 インフルエンザ様疾患罹患時及び抗インフルエンザ薬使用時に見られた異常な行動が 医学的にも社会的にも問題になっており 2007 年より調査をお願いしております

から (3) までの具体的な予定については添付 2 の図のとおりですので申し添 えます

( 別添 ) インフルエンザに伴う異常な行動に関する報告基準 ( 報告基準 ) ( 重度調査 ) インフルエンザ様疾患と診断され かつ 重度の異常な行動を示した患者につき ご報告ください ( 軽度調査 ) インフルエンザ様疾患と診断され かつ 軽度の異常な行動を示した患者につき ご報告ください イン

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別紙 平成 25 年 11 月 1 日 各医療機関御中 インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動の情報収集に関する研究班 インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動の情報収集に関する研究に対する協力のお願いについて 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます さて 平成 25 年度厚生労働科学研究地球規模保健課

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Microsoft Word H26年度岡部研究班協力依頼通知

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別紙 平成 29 年 11 月日 各医療機関御中 インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動に係る全国的な動向に関する研究班 インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動に係る全国的な動向に関する研究に対する協力のお願いについて 時下益々御清栄のこととお慶び申し上げます さて 標記について 昨年度に引き続き 平成

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

別紙 平成 30 年 11 月日 各医療機関御中 インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動に係る全国的な動向に関する研究班 インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動に係る全国的な動向に関する研究に対する協力のお願いについて 時下益々御清栄のこととお慶び申し上げます さて 標記について 昨年度に引き続き 平成

都道府県医師会医療安全担当理事殿 ( 法安 56) 平成 27 年 8 月 5 日 日本医師会常任理事今村定臣 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコ

医薬品たるコンビネーション製品の不具合報告等に関する Q&A [ 用いた略語 ] 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行規則 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和 36 年

Microsoft Word - 【セット版PDF】131105_H25今冬のインフルエンザ総合対策.docx

スライド 1

(事務連絡)公知申請に係る前倒し保険適用通知

4 耐性ウイルス添付文書によれば, タミフルを投与した患者の1.4%( 小児では4.5 %) に耐性ウイルス, つまりタミフルが効かないウイルスが出現しています ( 1) また, 後述のように, 乳幼児の場合は18~33% と報告されています ( 4) 2 タミフルの副作用はタミフルが承認されるまで

薬生安発 0302 第 1 号 平成 30 年 3 月 2 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 ( 公印省略 ) 医薬品リスク管理計画の実施に基づく再審査期間終了後の評価報告について の一部改正について 再審査期間中の新医薬品以外の医薬品の医薬品リ

資料 2-4 イソプロピルアンチピリン製剤の安全対策について 平成 23 年 6 月 23 日平成 23 年度薬事 食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会 ( 第 2 回 ) 1. イソプロピルアンチピリン製剤の安全性に係る調査結果報告書 ( 別紙 ) 1 ページ

資料3_OTCset

3. 定期接種の接種時期について結核の定期接種の対象者については 1 歳に至るまでの間にある者と予防接種法施行令 ( 昭和 23 年政令第 197 号 ) 第 1 条の3に規定されているが 本件に伴い 2に記載した方法を検討してもなお やむを得ず1 歳を超えて接種を行った者に対して定期接種の対象外と

を追加する (2) 実施要領通知の報告様式別紙 1 医薬品安全性情報報告書 及び同報告様式別紙 2 医療機器安全性情報報告書 を別添のとおり変更する

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【資料1-4】電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き」周知啓発用資料について

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

スライド 1

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

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通知

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

Microsoft Word - 奈良県GQP-GVPガイドライン doc

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズ ( カラーコンタクトレンズを含む ) の販売に関しては これまで

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スライド 1

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

( 別添 ) 御意見 該当箇所 一般用医薬品のリスク区分 ( 案 ) のうち イブプロフェン ( 高用量 )(No.4) について 意見内容 <イブプロフェン ( 高用量 )> 本剤は 低用量製剤 ( 最大 400mg/ 日 ) と比べても製造販売後調査では重篤な副作用の報告等はない 一方で 今まで

員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

医政経発第 号

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PowerPoint プレゼンテーション

ともに 申請者が承認審査のスケジュールに沿って法令上求められる製造体制を整備することや承認後円滑に医療現場に提供するための対応が十分になされることで 更なる迅速な実用化を促すものである この制度では 原則として新規原理 新規作用機序等により 生命に重大な影響がある重篤な疾患等に対して 極めて高い有効

過去の医薬品等の健康被害から学ぶもの

Microsoft Word _ネットQA(その2)set

( Drug Information News )

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( 別紙 1) 一般用医薬品のリスク区分の変更手順について 平成 21 年 5 月 8 日医薬品等安全対策部会 1. 平成 21 年 6 月から薬事法に基づく 一般用医薬品の販売におけるリスク区分が実施されることとなっている また 医薬品等安全対策部会は 薬事法第 36 条の 3 第 3 項の規定に

管下関係業者に周知いただくとともに 適切な指導を行い その実施に遺漏な きようお願いいたします 記 第 1 体外診断用医薬品の製造販売業又は製造業を行う旨の届出等について 1. 届出対象者旧薬事法に基づき 体外診断用医薬品を取り扱う以下の者 (1) 旧薬事法第 12 条第 1 項の第二種医薬品製造販

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モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

2. 検討 ~ 医療に関する事故の特殊性など (1) 医師等による医療行為における事故 医師等が患者に対してどのような医療行為を施すべきかという判断は 医師等の医学的な専門知識 技能に加え 医師等の経験 患者の体質 その時の患者の容態 使用可能な医療機器等の設備等に基づきなされるものである ( 個別

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

の状態により適宜減量する 成人 A 法 : 他の抗悪性腫瘍剤との併用において ブスルファンとして 1 回 0.8 mg/kg を生理食塩液又は 5% ブドウ糖液に混和 調製して 2 時間かけて点滴静注する 本剤は 6 時間毎に 1 日 4 回 4 日間投与する なお 年齢 患者の状態により適宜減量す

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医師主導治験取扱要覧

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

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薬事法第 2 条第 1 4 項に規定する指定薬物及び同法第 7 6 条の4 に規定する医療等の用途を定める省令の一部改正について ( 施行通知 ) -- 末尾 [ 付録 ] < 厚生労働省 2014 年 1 月 10 日 >

Microsoft Word _正当理由通知(薬局医薬品) (反映)

01_告示(本文)案文_171121

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

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資料2旅館業法整理(案)

別紙 医薬関係者の副作用報告ガイダンス骨子 本ガイダンス骨子は 薬局 薬剤部の機能を活用した副作用報告の推進に関する研究 ( 平成 28 年度厚生労働科学特別研究事業研究代表者益山光一 ) において 医療機関等からの副作用報告を促進するため 医療機関等における医薬関係者による副作用報告業務の参考とな

会長 日本製薬団体連合会会長 日本一般用医薬品連合会会長 米国研究製薬 工業協会会長 欧州製薬団体連合会会長及び一般社団法人日本医薬品卸業連合 会会長あてに発出することとしているので申し添えます

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

事務連絡

薬食機発 0131 第 1 号平成 25 年 1 月 31 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長 薬事法に基づく登録認証機関の基準改正に伴う留意事項について ( その 2) 薬事法 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 法 という )

医薬品の基礎研究から承認審査 市販後までの主なプロセス 基礎研究 非臨床試験 動物試験等 品質の評価安全性の評価有効性の評価 候補物質の合成方法等を確立 最適な剤型の設計 一定の品質を確保するための規格及び試験方法などの確立 有効期間等の設定 ( 長期安定性試験など ) 医薬品候補物質のスクリーニン

インフルエンザ

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

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なお,PMDA メディナビでパスワードを設定済の方は, 共通のパスワードとなります (4) 登録完了 ( 図 2 ステップ 3) なお, 登録後, ログイン時は (1) で表示される画面で, ログイン画面へ をクリックし, メー ルアドレス及びパスワードを入力してください 図 1 PMDA メディナ

薬事法における病院及び医師に対する主な規制について 特定生物由来製品に係る説明 ( 法第 68 条の 7 平成 14 年改正 ) 特定生物由来製品の特性を踏まえ 製剤のリスクとベネフィットについて患者に説明を行い 理解を得るように努めることを これを取り扱う医師等の医療関係者に義務づけたもの ( 特

さらに 職場における感染防止対策の検討を行うに当たっては 産業医等の助 言を受けることや 衛生委員会において対策を審議するなど 労働安全衛生法上 の安全衛生管理体制を活用し 実施していくことが望まれます Q2 発熱や呼吸器症状等のインフルエンザ様症状を呈した労働者にはどのような注意をすればよいですか

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インフルエンザ院内感染対策

事務連絡 令和元年 6 月 21 日 ( 公社 ) 岡山県医師会 ( 一社 ) 岡山県病院協会 御中 岡山県保健福祉部健康推進課 手足口病に関する注意喚起について このことについて 厚生労働省健康局結核感染症課から別添のとおり事務連絡が ありましたので 御了知いただくとともに 貴会員への周知をお願い

別添 治験副作用等症例の定期報告に関する質疑応答集 (Q&A) について < 半年ごとの定期報告の受け付け> Q1 平成 26 年 6 月 30 日までの間は 治験依頼者 ( 自ら治験を実施する者を除く ) が提出する副作用等症例の定期報告は なお従前の例によることができる とあるが 平成 26 年

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インフルエンザ(成人)

写 29 生畜第 50 号平成 29 年 4 月 10 日 一般社団法人日本養蜂協会会長大島理森殿一般社団法人全国はちみつ公正取引協議会会長早川幸男殿 農林水産省生産局畜産部畜産振興課長食肉鶏卵課長 蜂蜜を原因とする乳児ボツリヌス症予防に係る注意喚起について 今般 東京都足立区において 乳児に対し離

症候性サーベイランス実施 手順書 インフルエンザ様症候性サーベイランス 編 平成 28 年 5 月 26 日 群馬県感染症対策連絡協議会 ICN 分科会サーベイランスチーム作成

日本医師会作成版を元に北上医師会会員向けに一部修正を加えました ( 以下赤文字及び下線部は 各医療機関の実情に応じて記載 変更する ) 新型インフルエンザ等発生時における診療継続計画 ( 案 ) 医院 本計画は当院 新型インフルエンザ等に関する院内対策会議 により平成 年 月 日作成され たものであ

Transcription:

薬生安発 1118 第 8 号 都道府県 各保健所設置市衛生主管部 ( 局 ) 長殿 特別区 抗インフルエンザウイルス薬の使用上の注意に関する注意喚起の徹底について 抗インフルエンザウイルス薬投与後の異常行動の発現につきまして 本年 11 月 4 日に開催された薬事 食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において 新たに得られた情報も踏まえ評価され これまでと同様の注意喚起を引き続き徹底することが適当とされました このため 厚生労働省ホームページの 平成 28 年度今冬のインフルエンザ総合対策について の 平成 28 年度インフルエンザQ&A で異常行動について別紙の内容の注意喚起を引き続き実施するとともに 関係製造販売業者あて これまでと同様の注意喚起を引き続き徹底するよう指示しましたのでお知らせします なお 貴管内医療機関に対し これらのQ&Aを活用し インフルエンザ罹患時の対応についての注意喚起に御協力いただけますよう お願いします

( 別紙 ) 厚生労働省の 平成 28 年度 インフルエンザ Q&A より抜粋 Q.10: インフルエンザにかかったらどうすればよいのですか? (1) 具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう (2) 安静にして 休養をとりましょう 特に 睡眠を十分にとることが大切です (3) 水分を十分に補給しましょう お茶でもスープでも飲みたいもので結構です (4) 咳やくしゃみ等の症状のある時は 周りの方へうつさないように 不織布製マスクを着用しましょう (5) 人混みや繁華街への外出を控え 無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう また 小児 未成年者では インフルエンザの罹患により 急に走り出す 部屋から飛び出そうとする ウロウロと歩き回る等の異常行動を起こすおそれがあるので 自宅において療養を行う場合 少なくとも発症から 2 日間 小児 未成年者が一人にならないよう配慮しましょう (Q14 15 を参照 ) Q.14: タミフル服用後に 異常行動による転落死が起きている等の報道が以前ありましたが 現在はどのような対応が行われているのですか? タミフル服用後に患者が転落死した事例等が報告されたことを受けて 平成 19 年 3 月には 予防的な安全対策として 添付文書 ( 薬に添付されている説明文書 ) を改訂し 下記の注意を警告欄に記載するとともに 緊急安全性情報 を医療機関に配布しました [1] 10 歳以上の未成年の患者においては 因果関係は不明であるものの 本剤の服用後に異常行動を発現し 転落等の事故に至った例が報告されている このため この年代の患者には 合併症 既往歴等からハイリスク患者と判断される場合を除いては 原則として本剤の使用を差し控えること [2] 小児 未成年者については 万が一の事故を防止するための予防的な対応として 本剤による治療が開始された後は (1) 異常行動の発現のおそれがあること (2) 自宅において療養を行う場合 少なくとも 2 日間 保護者等は小児 未成年者が一人にならないよう配慮することについて患者 家族に対し説明を行うこと その後 タミフルの服用と転落 飛び降り 又はこれらにつながるような異常な行動や突然死等との関係について 平成 19 年 4 月以降 薬事 食品衛生

審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会 ( 以下 安全対策調査会 という ) において調査 審議を行い 副作用等報告 非臨床試験 ( 動物実験等 ) 臨床試験 疫学調査等の結果を検討してきました 平成 21 年 6 月の同調査会において タミフルと異常な行動の因果関係について 疫学調査の解析結果のみから明確な結論を出すことは困難であると判断された タミフル服用の有無にかかわらず 異常行動はインフルエンザ自体に伴って発現する場合があることが明確となった 平成 19 年 3 月の予防的な安全対策以降 タミフルの副作用報告において 10 代の転落 飛び降りによる死亡等の重篤な事例が報告されていない ことから 予防的措置としての上記の対策 ( 枠囲み ) について 引き続き 医療関係者 患者 家族等に注意喚起を図ることとしました 上記調査会の資料は 厚生労働省のホームページの下記アドレスに掲載しています リン酸オセルタミビル ( タミフル ) について (http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/06/s0616-5.html) その後 平成 22(2010) 年 8 月 平成 23(2011) 年 11 月 平成 24(2012) 年 10 月 平成 25(2013) 年 10 月 平成 26(2014) 年 10 月 平成 27(2015) 年 11 月及び平成 28(2016) 年 11 月に開催された安全対策調査会が 追加的に得られた副作用情報等の評価を行いましたが タミフルと異常行動との因果関係を示す結果は得られていないものの 引き続き これらの対策を行うことが妥当と結論付けています Q.15: タミフル以外の抗インフルエンザウイルス薬を使用した場合にも 異常行動 ( 急に走り出す ウロウロする等 ) は起きますか? 医薬品を服用しない場合にも異常行動が起きる可能性はありますか? 抗インフルエンザウイルス薬には タミフルのほかにリレンザ ラピアクタ イナビル シンメトレル等の医薬品がありますが これらの医薬品の服用後にも 急に走り出す等の異常行動の発生が認められています また インフルエンザにかかった時には 医薬品を何も服用していない場合や解熱剤のアセトアミノフェンだけを服用した後でも 同様の異常行動が現れることが報告されています インフルエンザに罹患して 自宅において療養を行う場合には 突然走り出して 2 階から転落する等の事故を防止するため医薬品の服用の有無にかかわらず 少なくとも発症から 2 日間 保護者等は小児 未成年者が一人にならないよう配慮してください インフルエンザ罹患に伴う異常行動の研究については 厚生労働省ホームページの下記アドレスに掲載されています

インフルエンザ罹患に伴う異常行動研究 ( http://www.mhlw.go.jp/file/05-shingikai-11121000-iyakushokuhinkyok u-soumuka/0000142736.pdf) 異常行動の例 突然立ち上がって部屋から出ようとする 興奮状態となり 手を広げて部屋を駆け回り 意味のわからないことを言う 興奮して窓を開けてベランダに出ようとする 自宅から出て外を歩いていて 話しかけても反応しない 人に襲われる感覚を覚え 外に飛び出す 変なことを言い出し 泣きながら部屋の中を動き回る 突然笑い出し 階段を駆け上がろうとする

薬生安発 1118 第 3 号 中外製薬株式会社 代表取締役社長 殿 オセルタミビルリン酸塩の使用上の注意に関する注意喚起の徹底について 標記については 平成 19 年 3 月 20 日付け薬食安発第 0320001 号等により 繰り返し医療関係者に対して注意喚起等を行うようお願いしております 本年 11 月 4 日に開催された薬事 食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において インフルエンザ罹患時の抗インフルエンザ薬の使用については 引き続き異常行動について注意喚起を行うことが必要とされたことから 貴社におかれては 今後とも継続して医療関係者に対し注意喚起の徹底を図られるようお願いします なお 厚生労働省のホームページに 平成 28 年度今冬のインフルエンザ総合対策について の 平成 28 年度インフルエンザQ&A で異常行動についての注意喚起を掲載しているので 医療機関に合わせて周知方お願いします

薬生安発 1118 第 4 号 グラクソ スミスクライン株式会社 代表取締役社長 殿 ザナミビル水和物の使用上の注意に関する注意喚起の徹底について 標記については 平成 19 年 12 月 26 日付け薬食安発第 1226003 号等により 繰り返し医療関係者に対して注意喚起等を行うようお願いしております 本年 11 月 4 日に開催された薬事 食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において インフルエンザ罹患時の抗インフルエンザ薬の使用については 引き続き異常行動について注意喚起を行うことが必要とされたことから 貴社におかれては 今後とも継続して医療関係者に対し注意喚起の徹底を図られるようお願いします なお 厚生労働省のホームページに 平成 28 年度今冬のインフルエンザ総合対策について の 平成 28 年度インフルエンザQ&A で異常行動についての注意喚起を掲載しているので 医療機関に合わせて周知方お願いします

薬生安発 1118 第 5 号 ( 別記 1) 代表取締役社長 殿 アマンタジン塩酸塩の使用上の注意に関する注意喚起の徹底について 標記については 平成 19 年 12 月 26 日付け薬食安発第 1226004 号等により 繰り返し医療関係者に対して注意喚起等を行うようお願いしております 本年 11 月 4 日に開催された薬事 食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において インフルエンザ罹患時の抗インフルエンザ薬の使用については 引き続き異常行動について注意喚起を行うことが必要とされたことから 貴社におかれては 今後とも継続して医療関係者に対し注意喚起の徹底を図られるようお願いします なお 厚生労働省のホームページに 平成 28 年度今冬のインフルエンザ総合対策について の 平成 28 年度インフルエンザQ&A で異常行動についての注意喚起を掲載しているので 医療機関に合わせて周知方お願いします

株式会社コーアイセイキョーリンリメディオ株式会社沢井製薬株式会社全星薬品工業株式会社鶴原製薬株式会社日医工株式会社ノバルティスファーマ株式会社 別記 1

薬生安発 1118 第 6 号 第一三共株式会社 代表取締役社長 殿 ラニナミビルオクタン酸エステル水和物の使用上の注意 に関する注意喚起の徹底について 標記については 平成 23 年 11 月 22 日付け薬食安発 1122 第 4 号等により 繰り返し医療関係者に対して注意喚起等を行うようお願いしております 本年 11 月 4 日に開催された薬事 食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において インフルエンザ罹患時の抗インフルエンザ薬の使用については 引き続き異常行動について注意喚起を行うことが必要とされたことから 貴社におかれては 今後とも継続して医療関係者に対し注意喚起の徹底を図られるようお願いします なお 厚生労働省のホームページに 平成 28 年度今冬のインフルエンザ総合対策について の 平成 28 年度インフルエンザQ&A で異常行動についての注意喚起を掲載しているので 医療機関に合わせて周知方お願いします

薬生安発 1118 第 7 号 塩野義製薬株式会社 代表取締役社長 殿 ペラミビル水和物の使用上の注意に関する注意喚起の徹底について 標記については 平成 23 年 11 月 22 日付け薬食安発 1122 第 5 号等により 繰り返し医療関係者に対して注意喚起等を行うようお願いしております 本年 11 月 4 日に開催された薬事 食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において インフルエンザ罹患時の抗インフルエンザ薬の使用については 引き続き異常行動について注意喚起を行うことが必要とされたことから 貴社におかれては 今後とも継続して医療関係者に対し注意喚起の徹底を図られるようお願いします なお 厚生労働省のホームページに 平成 28 年度今冬のインフルエンザ総合対策について の 平成 28 年度インフルエンザQ&A で異常行動についての注意喚起を掲載しているので 医療機関に合わせて周知方お願いします