市原市スポーツ振興条例 ( 案 ) に対する意見とその対応 番号 該当箇所 意 見 1 前文 全体的に長すぎる 2020 年の東京オリンピック 開催が近づく中 現状として理解できるが 2021 年以降は陳腐となる 2018 年世界女子ソフトボール 今後国内においては 最高のチ ャンスが訪れている 現状として理解できるが 2021 年以降は陳腐となる 私たちはこの機を逃さず 現状として理解できるが 2021 年以降は陳腐となる スポーツ推進計画を参考に作り替えるべき 御意見に対するSPTの考え方対応理由等原案のとおりこの条例を策定するにあたり 市の現在の状況を示すことや課題を掲げることで 条例の必要性や目的を述べています 国際大会 東京オリンピック パラリンピックが相次いで開催される機会を捉えて それを確認し 条例として制定することにより 市としてスポーツ施策を推進していこうという決意表明をし 条例制定の契機を特に掲げ 市民と共有することに意義があると考えております 2021 年以降にこの条例を読んだ際に 陳腐となるとありますが 過去に市で開催された国際大会などの実績を掲げることで この条例を策定する背景が見え なぜこの条例を策定したかが理解できると考えております
2 前文 市原市においては2018 年に世界女子ソフトボール選手権大会の会場となり 今後国内においては2019 年のラグビーワールドカップ 2 020 年の東京オリンピック パラリンピックが開催され 市原市におけるスポーツ振興に関する施策を展開していく最高のチャンスが訪れている の部分が 2020 年を過ぎると違和感がでるので もう少しコンパクトにまとめてはどうか 原案のとおり 3 第 7 条 市は この条例の定める 推進計画を策定するものとする 原案のとおり 2017 年 3 月にスポーツ推進計画はすでに存在している 4 第 8 条 スポーツ推進計画でカバーされている 原案のとおり 5 第 9 条 スポーツ推進計画でカバーされている 原案のとおり 1と同様ご意見をいただいたスポーツ推進計画等の行政施策は 条例の基本理念に従うこととなります 策定された計画については 本条例上に位置付けることにより 明確な法的根拠を持たせています 今後スポーツ推進計画が見直されるにあたり 本条例の基本理念に則り 本条例が改定の指針となることから 重複とは異なると考えております
6 第 10 条スポーツ推進計画でカバーされている 原案のとおり 3 と同様 7 第 10 条 市民の誰もが と メニューづくり の意味を具体的にわかるようにし 共生社会の実現がイメージできるようにしてほしい 例 ) 市は 市民誰もが参加できるスポーツ関連行事を開催し 支援するものとし 子どもから高齢者 障がいがある人もない人も共に参加できるユニバーサルスポーツなどの推進に努めるものとする 8 第 11 条 スポーツ振興基金はすでにできている 条文では他の施策が見えない 原案のとおり原案のとおり ご意見を頂いた 市民の誰もが の 市民 は 条例 ( 案 ) 第 3 条第 1 項で定義されています また 市民の誰もが参加できるスポーツ には ユニバーサルスポーツも含んでいるものと考えております また メニューづくり については条例ではなく施策で対応すべきと考えております 本条文に掲げる 競技者の支援については 市全体として競技者を応援する機運を高めることを 施策の理念 方向性とすることとして定めております また 競技者の支援については 様々な施策が考えられることから 条例ではなく施策で対応すべきと考えております
9 第 13 条 スポーツ推進計画でカバーされている 現状を条文化しただけで 政策が見えてこない 学校体育の担うべき在り方や運動部活動の充実には意を注いでいるのではないか 期待する姿が見えない 10 第 13 条 現在 中学校現場では 働き方改革 = 超過勤務時間の削減 の最重要課 第 2 項 題として部活動の活動時間縮小 ( 休養日を教師も生徒も確保する ) に取り 組みつつあります また 今までの部活動のあり方に問題があるという多 くの意見もネット上で確認できます しかし 今までの部活動のあり方か ら脱却できず 今だ文科省や県教委からのガイドラインを無視し 活動し ている部活動 ( 学校 ) もあります 市原市のガイドラインがどう検討され ているかは存じ上げませんが 現在の世の中の流れは部活動の縮小です ですから第 13 条 2 は次のように改めたほうが良いと考えます 学校は 文部科学省や県からの運動部活動のガイドラインをふまえ 児 童生徒が運動部活動により スポーツの楽しさを味わうとともに 集団的 な活動の中で相手への思いやりの心や 共助の精神を高めることに鑑み その実現を目指さなければならない 11 第 13 条 文科省のガイドラインでは 運動部活動はスポーツの技能等の向上のみ 第 2 項 ならず 生徒の生きる力の育成 豊かな学校生活の実現に意義を有するも のとなることが望まれるとしているが 2 項の文言では能力向上への拍車 がかかり子どもも指導者にも負担がかかるように捉えられる 運動が苦手 な子どもでも運動部活動に参加できるような視点が必要ではないか 例 ) 学校は 児童生徒が運動部活動によりスポーツに親しみ 集団的な 活動を通じて互いを認め合い理解し合い助け合う関係を築くことに意を 用いなければならない 原案のとおり原案のとおり原案のとおり ご意見の通り スポーツの楽しさを味わうとともに と 相手への思いやりの心や 共助の精神を高めること を加え します 修正後の条文 ( 案 ) 2 学校は 児童生徒が運動部活動によりスポーツの能力を高め スポーツの楽しさを味わうとともに 集団的な活動の中で相手への思いやりの心や 共助の精神を高めることに鑑み その充実に意を用いなければならない 8と同様
12 第 14 条 スポーツ推進計画でカバーされている 現状を条文化しただけで 政策が見えてこない 原案のとおり 13 第 15 条 スポーツ推進計画でカバーされている 原案のとおり 14 第 16 条 スポーツ推進計画でカバーされている 原案のとおり 15 第 17 条 現状を条文化しただけで 政策が見えてこない 原案のとおり 16 第 18 条 現状を条文化しただけで 政策が見えてこない 原案のとおり 17 全般 ユニバーサルスポーツに触れられていない 原案のとおり ご意見を頂いたユニバーサルスポーツとは 健常者も障がい者も共に楽しめるスポーツであると考えた場合 第 10 条 ( スポーツによる地域振興 ) 第 17 条 ( 障がい者スポーツの推進 ) でその主旨を含み 対応していると考えております
18 全般 1. これまで作成し 制定された以下の条例との関連について 1 市原市民に元気な笑顔を広げる地産地消推進条例 (H21.10.1 施行 ) 2 議会基本条例の制定(H24.7.1 施行 ) (1) 今回の 市原市スポーツ振興条例 制定について 上記の二つの 条例 制定の時のような策定手続きは踏まないのか (2) 上記の二つの 条例 について PDCA サイクル による 総括 はなさらないのか (3) 今回の 市原市スポーツ振興条例 について PDCA サイクル による 総括 は明記されないのか 19 全般 2. 市原市スポーツ振興条例 の 位置づけ について イ スポーツ基本法 との 整合性 はどのようになっているのでしょ うか ロ 市原市総合計画 ( 基本構想 基本計画 実行計画 ) と 市原市教育 大綱 を反映した 市原市スポーツ推進計画 が 各個別計画 との 連携の下 実行されている段階において 同じような内容を踏襲した 市原市スポーツ振興条例 を 今回改めて策定 条例化する意味は どこにあるのでしょうか (2) 市原市総合計画 との 整合性 との関係で言えば 市原市スポ ーツ振興条例 だけではなく 市原市スポーツ文化振興まちづくり条例 とすべきではないでしょうか 20 全般 3. 市原市スポーツ振興条例 の制定に向けて (1) 市議会基本条例 に明記されている内容を具体化する 1 市原市パブリックコメント手続実施要綱 の 目的 を踏まえてパ ブリックコメント提出者との懇談会を実施する 原案のとおり原案のとおり原案のとおり (1) 市原市パブリックコメント手続実施要綱に準じて広く市民の方からの意見を募りました (2) 今回の意見を求めている条例案に関連がありません (3) この条例 ( 案 ) はスポーツ振興の基本理念を掲げたものであり 具体策については 今後の施策で対応すべきと考えております イスポーツ基本法との整合性に留意し 条例 ( 案 ) を策定しました ロ (2) 本条例 ( 案 ) の目的に鑑みて 本条例 ( 案 ) の名称は適切であると考えております (1)12 意見交換会を担当部やスポーツ関係団体を交えて開催し 市民の意見を伺いました
2 市原市スポーツ振興条例案 に該当する市民との対話 懇談会等を実施する 3 市民アンケートを実施する (2) 学校教育におけるスポーツ振興とスポーツの理念を踏まえ 子どもの意見を聴取する そのために保護者 子ども等との懇談会を実施し 生徒会を中心とした話し合いを実施する (3) 他市の事例を調査し 公開し 視察 意見交流等を行い 現時点における最高の 市原市スポーツ文化振興まちづくり条例例 を制定する 3 今回は意見募集により対応させていただきました (2) 意見交換会において 教育関係機関とも意見交換し 網羅されていると考えております (3) 意見を求めている条例案に関連がありません