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「北海道における外国人観光客の消費動向と今後の誘致の課題」

訪日外国人消費動向調査 1 韓国 訪日外客数 7,140,165 2,456,165 人 ( 前年比 増 シェア ) 1 人当たり旅行支出 80,529 71,795円 / 人 平均泊数 泊 旅行消費額 5,126 1,978 ( 億円シェア (

3 新たな統計データ FF-Data とは FF-Dataは, 訪日外国人が国内の交通機関 ( 航空, 鉄道, 幹線旅客船, 幹線バス, 乗用車等 ) を利用した際の旅客流動を分析対象に, 平成 26 年 ( 2014 年 ) の航空動態調査と訪日外国人消費動向調査 ( 以下 消費動向調査 という.


目次 1. コンベンション経済の推計結果 1 2. コンベンション開催状況 2 3. 大会 会議 の経済 3 4. スポーツ大会 の経済 6 5. 企業コンベンション の経済 8 6. 海外インセンティブ の経済 合宿 の経済 昨年度との比較 14

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5. 観光マップ < 国内 > 目的地分析 From-to 分析 ( 宿泊者 ) 宿泊施設 < 外国人 > 外国人訪問分析 外国人滞在分析 外国人メッシュ 外国人入出国空港分析 外国人移動相

産連  産業連関表の利用_

1.鑑 九州の入国者数の推移Ver.2

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目次 1. FF-Data の概要と利用上の注意 データの概要 データの種類 分析できる内容 利用上の注意 4 2. FF-Data のデータ形式 都道府県間流動表のデータ形式 公表用データベースのデータ形式 貸出用

概要 今回の分析のポイント 訪日外国人旅行者の 61. が 訪日回数 2 回目以上のリピーター リピーターの割合は ほぼ横ばいで推移しているが リピーター数は大きく増加 観光 レジャー目的の訪日外国人旅行者のリピーターの国籍別構成比では 韓国 ( 3) 台湾 (2) 中国 () 香港 () の順に多

LCC 参入による地域への 経済波及効果に関する調査研究 国土交通省国土交通政策研究所 前研究官渡辺伸之介 平成 27 年 5 月 20 日 1 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

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訪日外国人の消費動向 訪日外国人消費動向調査結果及び分析 平成 29 年年次報告書 JAPAN TOURISM AGENCY

調査レポート 調査レポート 第 3 回国連防災世界会議 の開催に伴う経済波及効果について はじめに国連防災世界会議 ( 以下 防災会議 という ) とは 国際的な防災戦略について議論する国連主催の会議です 第 1 回会議 (1994 年 ) は横浜 第 2 回会議 (2005 年 ) は神戸といずれ

2. 平成 29 年奈良市の観光の状況 (1) 全国の概況観光庁の 旅行 観光消費動向調査 によると 平成 29 年の国内宿泊旅行者数は 3 億 2,346 万人で前年比 0.7% 減 国内日帰り旅行者数は 3 億 2,373 万人で前年比 2.6% 増となりました 景気回復が続く中 旅行者数は全体

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訪日外国人消費動向調査

とって逆風になると思われた しかし 上述のように 訪日外国人客の伸び率は堅調に推移した その背景として まず LCCなどによる航空路線数やクルーズ船寄港数の増加 2 が挙げられる 図表 2 で 空港別の入国者数をみると 215 年以降 関西空港やその他 ( 羽田 成田 関西以外の空港 ) からの入国

2019 年 3 月 13 日 ( 水 ) HRI 株式会社百五総合研究所 < 調査結果報告 > 新名神開通による三重県内への観光消費がもたらす経済波及効果は年間約 480 億円 株式会社百五総合研究所では 3 月 17 日に新名神高速道路の 新四日市 JCT- 亀山西 JCT ( 以下 新名神 )

消費を比較している. パッケージツアーや同伴者数等の基本的な旅行属性に応じて消費額の傾向が異なることを指摘しているが, その消費がどの程度の経済的効果をもたらすかの検討はなされていない. 上記の既存研究を整理しながら本研究は,1) 国籍の違いによる観光消費の差に着目した考察,2) 大規模災害前後の観

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News Release 2015 年 12 月 16 日 関西国際空港 大阪国際空港 2015 年 ( 平成 27 年 )11 月運営概況 ( 速報値 ) 関西国際空港発着回数 総発着回数 国際線発着回数 11 月として過去最高を記録 1~11 月の総発着回数累計 国際線発着回数累計は暦年過去最高

N ews Release 主な市場の動向 ( 対前年同月比 :2016 年 12 月との比較 対前年比 :2016 年間との比較 ) 韓国 対前年同月比 +31.3% 対前年比 +58.4% LCC の新規就航や増便等により個人旅行を中心に引き続き増加 対前年同月比 対前年比ともに大幅な伸びとなっ

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N ews Release 2016 年 12 月及び 2016 年年間の主な市場の動向 1 韓国 ( 対前年同月比 +28.8% 対前年比 +14.2%) 熊本地震発生後 熊本 大分を中心に九州全域で旅行のキャンセルが発生するなど 一時 大きく減少したものの 九州向け格安旅行商品の販売や 昨年 9

5,0 00 4,0 00 3,0 00 2,0 00 1, , , , , , 000 5, 観光消費額 ( 山梨県を訪れた観光入込客の消費総額 ) をみると 近年は増加傾向で推移 しており 平成 29 年は 4,133

概要 アニメ映画 ルドルフとイッパイアッテナ 君の名は 聲の形 に関する岐阜県への聖地巡礼者は約 103 万人 岐阜県での消費額は 230 億円 当該消費が岐阜県経済に与える経済波及効果は 直接効果で約 163 億円 総合効果はその 1.55 倍の 253 億円 図表 2 聖地巡礼による経済波及効果


JNTO

参考資料 瀬戸内エリアの観光関連指標 ( 未定稿 ) 1. 来訪意向度について 2. 観光入込客数について 3. 延宿泊者数について 4. 観光消費額について 一部データ集計中 データ分析中のため未定稿 年 7 月 1 日公表

インバウンド:「爆買い」その後

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関西の観光統計について ~2018 年 1 月 ( 確定値 ) 及び 2 月 ( 速報値 )~ ( 万人泊 ) 法務省出入国管理統計及び観光庁の宿泊統計調査に基づき 1 月分の近畿運輸局管内 (2 府 4 県 ) の集計結果を取りまとめました 2018 年 1 月の関西への外国人入国者数 ( 確定値

14_(参考資料5)経済波及効果・サイクリング客数等の基礎的なデータ収集_180317(セット)

台湾 香港では日本語で検索する人のほうが多い? まず 今回調査していく中で 特に台湾 香港でみられた傾向は 繁体字よりも日本語で検索されて いる観光地が多いことです 以下に日本語での月間検索数 ( 年間平均 ) が多い観光地をまとめました 軍艦島 に関しては 台湾で有名な旅行サイト 雄獅旅遊( ライ

鹿児島県観光動向調査 鹿児島県 PR 観光戦略部観光課 平成 31 年 3 月の観光客の動向 1 概要平成 31 年 3 月における調査対象ホテル 旅館 76 施設の宿泊客数 ( 宿泊延べ人員 ) は 合計 309,924 人で 前年同月比 4.1% 減となった このうち外国人は 41,123 人で

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資料 4 外国人の利用のしやすさの向上について Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

(1) 沖縄観光のこれまでの推移 ( 入域観光客数 ) 55 万 9 千人 ( 昭和 47 年度 ) 717 万人 ( 平成 26 年度 12.8 倍 ) ( 観光収入 ) 324 億円 ( 昭和 47 年度 ) 5,342 億円 ( 平成 26 年度 16.5 倍 ) ( 万人 ) 800 観光入

波及効果の具体的計算方法 直接効果の推計 1 ( 需要増加額の推計 ) 合計額 ( 単位 : 百万円 ) 開催運営費 10.0 来場者支出額 90.0 飲食費 0.6 交通輸送費 3.0 広報関連経費 1.5 施設 機器レンタル料 1.0 アルバイト人件費 1.6 警備料 2.3 宿泊費

外国人の国内ホテル宿泊動向-2013年の年間外国人延べ宿泊者数3千万人超へ

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統計トピックスNo.92急増するネットショッピングの実態を探る

平成23年 年次報告書

Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 訪日プロモーション事業の概要

平成22年 年次報告書

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長崎市観光統計について 観光客数長崎市への観光客数は 長崎市が地理的に西の端に位置することに鑑み 長崎市を通過して他都市へ移動する者が少ないと推測し 交通機関別の入込客数に基づき作成している 長崎市への入込交通機関として 鉄道 自動車 船舶及び長崎空港に到着する航空機を加え 各交通機関別の入込客数を

1 万人泊で前年同期比は.6% 増 新潟県が 873 万人泊で同.6% 増 長野県が 1,567 万人泊で同 1.1% 増 富山県が 37 万人泊で同 4.8% 増 石川県が 713 万人泊で同.% 減であった なお 全国は 41,796 万人泊で同 1.1% 増であった () 1~1 月の管内の外

< 目次 > 1. 現状 : 訪日客数の大幅増でわが国経済への影響が拡大 1 2. 背景 : 円安や所得増のほか政策効果も訪日客増加に寄与 2 3. 先行き : 政策面でのサポート継続で政府目標の達成へ 3 4. 課題 : 都市部と地方のバラツキや供給面での制約が懸念 総括 : 観光立

最近の訪日外国人増加の背景とわが国経済への影響

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2. 本市の上期観光入込客数について平成 27 年度上期観光入込客数は 総数 377,300 人で 前年の 351,600 人より 25,700 人 7.3% の増となった その内訳として 道内客が 84,900 人で 前年の 94,200 人より 9,300 人 9.9% の減 道外客が 292,

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人口推計 における人口の算出方法 Ⅰ 概要 1 人口推計の範囲人口推計の範囲は, 我が国に常住している * 全人口 ( 外国人を含む ) である ただし, 外国人のうち, 外国政府の外交使節団 領事機関の構成員 ( 随員及び家族を含む ) 及び外国軍隊の軍人 軍属 ( 家族を含む ) は除いている

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1. を利用する訪日観光客の特徴 ~20 代の利用が多く 初訪日でもを利用 ~ウェブサイトでの個別手配が大半 手配はより早め ~ 旅行支出は 利用観光客に比べ低い傾向

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台湾144 香港 来日回数 5 回目以上 が他の国 地域と比較して多い (42.9%) 同行者 家族 親族 が他の国 地域と比較して多い (38.7%) 観光 レジャー 目的での来訪が多い(79.1%) パッケージツアー での来訪が多い(46.0%) 旅行会社で申し込んだ 割合が他の国 地域と比較し

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1. 延べ宿泊者数 宿泊旅行統計調査 ( 平成 28 年 年間値 ( 確定値 )) 平成 2 9 年 6 月 3 0 日観光庁 延べ宿泊者数 ( 全体 ) は 4 億 9,249 万人泊 ( 前年比 -2.3%) であった 日本人延べ宿泊者数は 4 億 2,310 万人泊 ( 前年比 -3.5%)

平成29年 国別外国人旅行者行動特性調査 結果概要

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年 6 月日本銀行松本支店 長野県における大河ドラマ 真田丸 の放映に伴う経済効果 1. 概要 ひのもといちつわもの信濃国は 日本一の兵 と称された戦国武将 真田信繁を育んだ地であり 2016 年 1 月から放映されている大河ドラマ 真田丸 ( 以下 真田丸 ) におい ては 上田市

Ⅰ. 世界海運とわが国海運の輸送活動 1. 主要資源の対外依存度 わが国は エネルギー資源のほぼ全量を海外に依存し 衣食住の面で欠くことのでき ない多くの資源を輸入に頼っている わが国海運は こうした海外からの貿易物質の安定輸送に大きな役割を果たしている 石 炭 100% 原 油 99.6% 天然ガ

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第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

平成28年10-12月期 報告書

2. 業務内容 大阪 光の饗宴 2017( コアプログラム エリアプログラムとも ) の経済効果の測定調査 分析 (1) 直接効果の推計 (2) 経済波及効果 税収の推計 (3) 事業の政策評価 3. 実行委員会から提供するデータの提供時期 ( 予定 ) 大阪 光の饗宴来場者 1 人あたりの消費額等

新たな地域活性化の核としての地方空港 -増大するインバウンド旅客を活用した新たな地域戦略の構築に向けて-

成田空港の民営化

愛媛県地域再生セミナー

東京2020大会開催に伴う経済波及効果分析報告書



摂南経済研究第 4 巻第 1 2 号 (2014) 較検討するのも興味深いことであるが ここではあくまでも 2011 年のデータの提示のみに終始し 分析 検討は改めて順次おこなってみたい 後者の目的にかかわる国際観光輸出 輸入 収支については 前掲の 国際観光論 において 2000 年から 2008

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

別紙3 平成25年度 国別外国人旅行者行動特性調査

表1

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Microsoft Word - 報告書(観光波及効果)最終版

平成 24 年 4 月公表資料 地域別入域状況 ( 国内 ) 区分 国内観光客数 前年同月実績 増減数 増減率 構成比 東京方面 251,700 人 193,500 人 + 58,200 人 % 49.3% 関西方面 93,800 人 85,500 人 + 8,300 人 + 9.7%

MRIニュース | 観光統計ぷらっとふぉーむ 記者発表資料

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1.インバウンドの動向・トレンドについて_糸魚川.pdf

シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ

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統合型リゾート(IR)開設の経済波及効果

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大阪府における訪日外国人の 経済波及効果 平成 28 年 10 月 公益財団法人堺都市政策研究所

目次 Ⅰ はじめに 1 Ⅱ 大阪府における関空を利用した訪日外国人の消費支出 3 1. 関空を利用した訪日外国人数の推計 3 2. 関空を利用した訪日外国人の 1 人 1 回当たり旅行消費単価 5 3. 大阪府における関空を利用した訪日外国人の消費支出 10 Ⅲ 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の消費支出 14 1. 関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人数の推計 14 2. 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の消費支出 17 Ⅳ 大阪府における訪日外国人の消費支出総計 21 1. 消費主体別の消費支出総計 21 2. 消費項目別の消費支出総計 21 Ⅴ 大阪府における訪日外国人の経済波及効果 22 1. 産業連関表への按分 22 2. 経済波及効果 22 Ⅵ 結論 28

Ⅰ はじめに 訪日外国人は 円安 ビザ要件の緩和 格安航空会社 (LCC) の就航 免税対象商品の品目の拡大などにより 2013 年から急増し それに伴い国内消費額は拡大の一途を辿ってきている 2014 年には外国人受入人数は約 1,341 万人に達し 世界の外国人受入ランキングでは前年の 27 位から 22 位となり 2015 年には約 1,973 万人に達した さらに 2016 年の 7 月までの訪日外国人は約 1,401 万人 対前年比の伸び率は 26.7% となっている こうした日本全体の訪日外国人急増の中 関西国際空港 ( 以下は関空と省略 ) 発着の LCC の就航便数は増加し アジア諸国から来日しやすくなった関西地域では 訪日外国人により観光は大きな産業に育ちつつあり 大阪における訪日外国人の消費による経済波及効果は急増してきている 本報告書は 関空を利用した訪日外国人の経済波及効果 ( 公益財団法人堺都市政策研究所平成 28 年 1 月 ) の推計を踏まえて 2015 年関空を利用した訪日外国人の消費 ( インバウンドによる消費 ) のみならず 関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の消費も含む大阪を訪れる訪日外国人全体の消費が 大阪府でどれほどの経済波及効果をもたらしているかについて推計したものである 計算の結果は以下の通りである 大阪府における関空を利用した訪日中国人の経済波及効果は 約 1,071 億 4,300 万円 そして粗付加価値創出は約 623 億 2,700 万円となった 大阪府における関空を利用した訪日韓国人の経済波及効果は 約 567 億 1,500 万円 そして粗付加価値創出は約 329 億 9,200 万円となった 大阪府における関空を利用した訪日台湾人の経済波及効果は 約 521 億 1,400 万円 そして粗付加価値創出は約 303 億 1,500 万円となった 大阪府における関空を利用したその他の国 地域の訪日外国人の経済波及効果は 約 867 億 8,000 万円 そして粗付加価値創出は約 504 億 8,100 万円となった 大阪府における関空を利用した訪日外国人全体の経済波及効果は 約 3,027 億 5,200 万円 そして粗付加価値創出は約 1,761 億 1,500 万円となった 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日中国人の経済波及効果は 約 158 億 7,700 万円 そして粗付加価値創出は約 92 億 3,600 万円となった 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日韓国人の経済波及効果は 約 85 億 5,800 万円 そして粗付加価値創出は約 49 億 7,800 万円となった 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日台湾人の経済波及効果は 約 110 億 1,700 万円 そして粗付加価値創出は約 64 億 900 万円となった 1

大阪府における関空以外の空港 海港を利用したその他の国 地域の訪日外国人の経済波及効果は 約 234 億 7,700 万円 そして粗付加価値創出は約 136 億 5,700 万円となった 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人全体の経済波及効果は 約 589 億 2,900 万円 そして粗付加価値創出は約 342 億 8,000 万円となった 大阪府における訪日中国人の経済波及効果は 約 1,230 億 2,000 万円 そして粗付加価値創出は約 715 億 6,300 万円となった 大阪府における訪日韓国人の経済波及効果は 約 652 億 7,300 万円 そして粗付加価値創出は約 379 億 7,000 万円となった 大阪府における訪日台湾人の経済波及効果は 約 631 億 3,100 万円 そして粗付加価値創出は約 367 億 2,400 万円となった 大阪府におけるその他の国 地域訪日外国人の経済波及効果は 約 1,102 億 5,700 万円 そして粗付加価値創出は約 641 億 3,800 万円となった 大阪府における訪日外国人全体の経済波及効果は 約 3,616 億 8,100 万円 そして粗付加価値創出は約 2,103 億 9,500 万円となった 2

Ⅱ 大阪府における関空を利用した訪日外国人の消費支出 関空を利用した訪日外国人の消費支出は 関空を利用した訪日中国人の消費支出 関空を利用した訪日韓国人の消費支出 関空を利用した訪日台湾人の消費支出 そして関空を利用したその他の国 地域の訪日外国人の消費支出から推計する 1. 関空を利用した訪日外国人数の推計 2015 年関空を利用した訪日外国人数は 関空から入国した訪日外国人数と 関空以外の 空港から入国して関空から出国した訪日外国人数から推計する (1) 関空から入国した訪日外国人数 2015 年関空から入国した訪日外国人数は表 1 で示されている 関空から入国した訪日中国人は 140 万 4,240 人 訪日韓国人は 115 万 6,033 人 訪日台湾人 98 万 1,551 人 その他の国 地域の訪日外国人は 146 万 5,972 人 合計 500 万 7,796 人となる 表 1 2015 年関空から入国した訪日外国人数 ( 単位 : 人 ) 国籍 地域 人数 中国 1,404,240 韓国 1,156,033 台湾 981,551 その他の国 地域 1,465,972 合計 5,007,796 データの出所 : 法務省 出入国管理統計 (2) 関空から出国した訪日外国人数 2015 年関空から出国した訪日外国人数は表 2 で示されている 関空から出国した訪日中国人は 138 万 263 人 訪日韓国人は 114 万 3,809 人 訪日台湾人 100 万 932 人 その他の国 地域の訪日外国人は 144 万 4,312 人 合計 496 万 9,316 人となる 表 2 2015 関空から出国訪日外国人数 ( 単位 : 人 ) 国籍 地域 人数 中国 1,380,263 韓国 1,143,809 台湾 1,000,932 その他の国 地域 1,444,312 合計 4,969,316 データの出所 : 法務省 出入国管理統計 3

関空から出国した訪日外国人数の中に 入国も関空を利用した訪日外国人が含まれている 経済波及効果を推計するにあたって これらの訪日外国人は 関空から入国訪日外国人にも含まれているので 二重計算にならないために 関空から出国した訪日外国人に含まれている入国時すでに関空を利用した訪日外国人を取り除く 平成 25 年度国際航空旅客動態調査 ( 国土交通省航空局 ) の 出国空港別入国空港構成 のデータによると 関空から出国した訪日外国人のうち約 88.2% の人が関空から入国している その数値を用いて 関空から出国した訪日外国人のうち 関空から入国した訪日外国人を推計した 推計の結果は 表 3 で示されている その結果 関空から入国して関空から出国の ( 関空イン 関空アウト ) 訪日外国人は約 438 万 2,937 人 関空以外の空港から入国して関空から出国の訪日外国人は約 58 万 6,379 人となった 表 3 入国空港別の関空から出国した訪日外国人 ( 単位 : 人 ) 国籍 地域 関空から入国者数 関空以外から入国者数 中国 1,217,392 162,871 韓国 1,008,840 134,969 台湾 882,822 118,110 その他の国 地域 1,273,883 170,429 合計 4,382,937 586,379 注 : 平成 25 年度国際航空旅客動態調査 ( 国土交通省航空局 ) の 出国空港別入国空港構 成 によると 関空出国外国人の約 88.2% が関空による入国している 国籍 地域別の データがないので この割合を用いて 関空から出国の訪日中国人 訪日韓国人 訪日 台湾人 その他の国 地域の訪日外国人の入国時の空港を分類した (3) 関空を利用した訪日外国人の総計関空を利用した訪日外国人の総数は 表 4 で示されている 推計の結果 関空から入国した訪日外国人は 500 万 7,796 人 関空以外の空港から入国して関空から出国した訪日外国人は約 58 万 6,379 人 合計約 559 万 4,175 人となった 4

表 4 関空を利用した訪日外国人数 ( 単位 : 人 ) 国籍 地域 関空から入国者数 関空以外から入国者数 合計 中国 1,404,240 162,871 1,567,111 韓国 1,156,033 134,969 1,291,002 台湾 981,551 118,110 1,099,661 その他の国 地域 1,465,972 170,429 1,636,401 合計 5,007,796 586,379 5,594,175 (4) 関空を利用した訪日外国人の大阪への訪問者数 関空を利用した訪日外国人の大阪への訪問者数は 表 5 で示されている 推計の結 果 関空を利用した訪日外国人の大阪への訪問者は約 631 万 1,147 人となった 表 5 関空を利用した訪日外国人の大阪への訪問者数 ( 単位 : 人 ) 国籍 地域人数中国 1,767,958 韓国 1,456,463 台湾 1,240,598 その他の国 地域 1,846,129 合計 6,311,147 関空を利用して入国した訪日外国人の大阪への訪問率は 平成 25 年度国際航空旅客動態調査 ( 国土交通省航空局 ) の 出国空港別日本国内訪問地別訪問率 による 関空を利用した訪日外国人の大阪への訪問率は 112.8% である この設問は 1 人で同じ訪問地を複数回答する場合があるので 訪問率が 100% を上回ることがある 訪問率は( 各訪問地の回答数 )/( 空港別総旅客数 ) で算出されている この調査では 国 地域別の関空からの出国外国人の日本国内訪問地別訪問率のデータはないので 訪日中国人 訪日韓国人 訪日台湾人 その他の国 地域の訪日外国人については同じ訪問率を適用している 2. 関空を利用した訪日外国人の 1 人 1 回当たり旅行消費単価大阪府における訪日外国人の 1 人 1 回当たり旅行消費単価は 表 6 で示されている その結果 大阪府における訪日中国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価は約 4 万 7,758 円 訪日韓国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価は約 3 万 1,747 円 訪日台湾人 1 人 1 回当たり旅行消費単価は約 2 万 9,891 円 その他の国 地域の訪日外国人は約 3 万 5,378 円である 5

表 6 大阪府における関空を利用した訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価 ( 単位 : 円 ) 国籍 地域 1 人 1 回当たり旅行消費単価中国 47,758 韓国 31,747 台湾 29,891 その他の国 地域 35,378 注 : データの出所: 訪日外国人消費動向調査 ( 平成 27 年暦年 国土交通省観光庁 ) 第 8 表訪問地 ( 都道府県 47 区分及び地方運輸局等 10 区分 ) 別 1 人 1 回当たり旅行消費単価 本集計表の 旅行消費単価 は 旅行中支出額 の平均値であり パッケージツアー参加費に含まれる日本国内支出や 日本の航空会社及び船舶会社に支払われる国際旅客運賃は含まれていない その他の国 地域の訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価は関空イン訪日外国人の 1 人 1 回当たり旅行消費単価を参考にしている 表 6 の 大阪府における関空を利用した訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価 にはツアー国内費用が含まれていないため 表 7 訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価 を用いて 大阪府におけるツアー国内費用を含む訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価を推計する ツアー国内費用を含む訪日中国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価とツアー国内費用を含まない訪日中国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価の比率は 1.26 である ツアー国内費用を含む訪日韓国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価とツアー国内費用を含まない訪日韓国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価の比率は 1.09 である ツアー国内費用を含む訪日台湾人 1 人 1 回当たり旅行消費単価とツアー国内費用を含まない訪日台湾人 1 人 1 回当たり旅行消費単価の比率は 1.35 である ツアー国内費用を含むその他の国 地域の訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価とツアー国内費用を含まないその他の国 地域の訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価の比率は 1.24 である 表 7 訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価 ( 単位 : 円 ) 国籍 地域 ツアー料金含まない ツアー料金含む 比率 中国 236,546 297,857 1.26 韓国 63,769 69,695 1.09 台湾 99,513 134,732 1.35 その他の国 地域 144,965 180,035 1.24 6

注 : 旅行消費単価( ツアー国内費用を含む ) は 訪日外国人消費動向調査 ( 平成 27 年暦年 国土交通省観光庁 ) 第 6 表国籍 地域 (21 区分 ) 別 1 人 1 回当たり旅行消費単価 による 旅行消費単価( ツアー国内費用を含まない ) は 訪日外国人消費動向調査 ( 平成 27 年暦年 国土交通省観光庁 ) 参考表 1 国籍 地域 (21 区分 ) 別 1 人 1 回当たり旅行消費単価 による 比率 = 旅行消費単価 ( ツアー国内費用を含む )/ 旅行消費単価 ( ツアー国内費用を含まない ) 表 6 のツアー国内費用を含まない 1 人 1 回当たり旅行消費単価に表 7 で推計した倍率を乗じて ツアー国内費用を含む 1 人 1 回当たり旅行消費単価を推計した 推計の結果 大阪府におけるツアー国内費用を含む訪日外国人の 1 人 1 回当たり旅行消費単価は 表 8 で示されている その結果 大阪府におけるツアー国内費用を含む訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価は 訪日中国人が 6 万 137 円 訪日韓国人が 3 万 4,697 円 訪日台湾人が 4 万 470 円 その他の国 地域の訪日外国人が 4 万 3,937 円となった 表 8 大阪府における訪日外国人 1 人 1 回当たりの旅行消費単価 ( ツアー国内費用を含む ) ( 単位 : 円 ) 国籍 地域 1 人 1 回当たり旅行消費単価 中国 60,137 韓国 34,697 台湾 40,470 その他の国 地域 43,937 表 8 大阪府における訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価 は総額であるので 表 9 表 10 表 11 表 12 を用いて大阪府における訪日中国人 訪日韓国人 訪日台湾人 訪日 その他の国 地域の訪日外国人の 1 人 1 回当たり消費項目別の旅行消費単価を推計する 7

表 9 訪日中国人の消費項目別の旅行消費単価 ( 単位 : 円 ) 消費項目 購入単価 購入率 旅行消費単価 割合 宿泊料金 84,130 0.302 25,407 0.101 飲食費 40,053 0.699 27,997 0.112 交通費 21,958 0.531 11,660 0.047 娯楽サービス費 16,520 0.223 3,684 0.015 買物代 169,260 0.996 168,583 0.673 その他 218,814 0.060 13,129 0.052 合計 550,735 * * 1.000 注 : 購入単価及び購入率は 訪日外国人消費動向調査 ( 平成 27 年暦年 国土交通省観光庁 ) 第 4 表国籍 地域 (21 区分 ) 別費目別購入率及び購入者単価 による 旅行消費単価及び割合は上記のデータをもとに 著書が計算したものである 旅行消費単価 = 購入単価 購入率 割合 = 消費項目別の旅行消費単価 / 旅行消費単価の合計 表 10 訪日韓国人の消費項目別の旅行消費単価 ( 単位 : 円 ) 消費項目 購入単価 購入率 旅行消費単価 割合 宿泊料金 28,284 0.620 17,536 0.271 飲食費 17,891 0.813 14,545 0.225 交通費 9,132 0.745 6,803 0.105 娯楽サービス費 9,856 0.261 2,572 0.040 買物代 23,516 0.960 22,575 0.350 その他 43,056 0.013 560 0.009 合計 131,735 * 64,592 1.000 注 : 購入単価及び購入率は 訪日外国人消費動向調査 ( 平成 27 年暦年 国土交通省観光庁 ) 第 4 表国籍 地域 (21 区分 ) 別費目別購入率及び購入者単価 による 旅行消費単価及び割合は上記のデータをもとに 著書が計算したものである 旅行消費単価 = 購入単価 購入率 割合 = 消費項目別の旅行消費単価 / 旅行消費単価の合計 8

表 11 訪日台湾人の消費項目別の旅行消費単価 ( 単位 : 円 ) 消費項目 購入単価 購入率 旅行消費単価 割合 宿泊料金 45,535 0.389 17,713 0.170 飲食費 21,201 0.687 14,565 0.140 交通費 13,199 0.617 8,144 0.078 娯楽サービス費 9,739 0.277 2,698 0.026 買物代 61,368 0.991 60,816 0.584 その他 8,956 0.030 269 0.003 合計 159,998 * 104,204 1.000 注 : 購入単価及び購入率は 訪日外国人消費動向調査 ( 平成 27 年暦年 国土交通省観光庁 ) 第 4 表国籍 地域 (21 区分 ) 別費目別購入率及び購入者単価 による 旅行消費単価及び割合は上記のデータをもとに 著書が計算したものである 旅行消費単価 = 購入単価 購入率 割合 = 消費項目別の旅行消費単価 / 旅行消費単価の合計 表 12 その他国 地域の訪日外国人の消費項目別の旅行消費単価 ( 単位 : 円 ) 消費項目 購入単価 購入率 旅行消費単価 割合 宿泊料金 62,795 0.495 31,084 0.203 飲食費 31,397 0.760 23,862 0.156 交通費 18,679 0.688 12,851 0.084 娯楽サービス費 12,659 0.293 3,709 0.024 買物代 78,829 0.964 75,991 0.496 その他 80,673 0.070 5,647 0.037 合計 285,032 * 153,144 1.000 注 : 購入単価及び購入率は 訪日外国人消費動向調査 ( 平成 27 年暦年 国土交通省観光庁 ) 第 4 表国籍 地域 (21 区分 ) 別費目別購入率及び購入者単価 による 旅行消費単価及び割合は上記のデータをもとに 著書が計算したものである 旅行消費単価 = 購入単価 購入率 割合 = 消費項目別の旅行消費単価 / 旅行消費単価の合計 推計した大阪府における訪日外国人 1 人 1 回当たり消費項目別の旅行消費単価は 表 13 で示されている 9

表 13 大阪府における訪日外国人 1 人 1 回当たり消費項目別の旅行消費単価 ( 単位 : 円 ) 消費項目 中国人 韓国人 台湾人 その他国 地域 宿泊料金 6,100 9,420 6,879 8,918 飲食費 6,722 7,813 5,657 6,846 交通費 2,800 3,655 3,163 3,687 娯楽サービス費 885 1,382 1,048 1,064 買物代 40,478 12,127 23,619 21,802 その他 3,152 301 104 1,620 合計 60,137 34,697 40,470 43,937 3. 大阪府における関空を利用した訪日外国人の消費支出 (1) 大阪府における関空を利用した訪日中国人の消費支出大阪府における関空を利用した訪日中国人の消費支出は 表 14 で示されている 推計の結果 大阪府における関空を利用した訪日中国人の消費支出は約 1,063 億 1,887 万円となった 表 14 大阪府における関空を利用した訪日中国人の消費支出 ( 単位 : 百万円 ) 消費項目 消費金額 宿泊料金 10,785.25 飲食費 11,884.60 交通費 4,949.48 娯楽サービス費 1,563.82 買物代 71,562.59 その他 5,573.12 合計 106,318.87 (2) 大阪府における関空を利用した訪日韓国人の消費支出大阪府における関空を利用した訪日韓国人の消費支出は 表 15 で示されている 推計の結果 大阪府における関空を利用した訪日韓国人の消費支出は約 505 億 3,520 万円となった 10

表 15 大阪府における関空を利用した訪日韓国人の消費支出 ( 単位 : 百万円 ) 消費項目 消費金額 宿泊料金 13,719.74 飲食費 11,379.90 交通費 5,322.74 娯楽サービス費 2,012.59 買物代 17,662.33 その他 437.92 合計 50,535.20 (3) 大阪府における関空を利用した訪日台湾人の消費支出大阪府における関空を利用した訪日台湾人の消費支出は 表 16 で示されている 推計の結果 大阪府における関空を利用した訪日台湾人の消費支出は約 502 億 679 万円となった 表 16 大阪府における関空を利用した訪日台湾人の消費支出 ( 単位 : 百万円 ) 消費項目 消費金額 宿泊料金 8,534.40 飲食費 7,017.64 交通費 3,923.77 娯楽サービス費 1,299.79 買物代 29,301.74 その他 129.45 合計 50,206.79 (4) 大阪府における関空を利用したその他の国 地域の訪日外国人の消費支出関空を利用したその他の国 地域の訪日外国人とは 関空を利用した訪日中国人 訪日韓国人 訪日台湾人の以外の訪日外国人のことである 大阪府における関空を利用したその他の国 地域の訪日外国人の消費支出は 表 17 で示されている 推計の結果 大阪府における関空を利用したその他の国 地域の訪日外国人の消費支出は約 811 億 1,273 万円となった 11

表 17 大阪府における関空を利用したその他の国 地域の訪日外国人の消費支出 ( 単位 : 百万円 ) 消費項目 消費金額 宿泊料金 16,463.42 飲食費 12,638.38 交通費 6,806.62 娯楽サービス費 1,964.52 買物代 40,248.78 その他 2,991.00 合計 81,112.73 (5) 大阪府における関空を利用した訪日外国人の消費支出総計 1 消費主体別の消費支出総計大阪府における関空を利用した訪日外国人の消費主体別の消費支出総計は 表 18 で示されている 推計の結果 大阪府における関空を利用した訪日外国人の消費支出は 総計約 2,881 億 7,359 万円となった 表 18 大阪府における関空を利用した訪日外国人の消費主体別の消費支出総計 ( 単位 : 百万円 ) 消費主体 消費金額 訪日中国人 106,318.87 訪日韓国人 50,535.20 訪日台湾人 50,206.79 その他の国 地域の訪日外国人 81,112.73 合計 288,173.59 2 消費項目別の消費支出総計大阪府における関空を利用した訪日外国人の消費項目別の消費支出総計は 表 19 で示されている 推計の結果 大阪府における関空を利用した訪日外国人の消費項目別の消費支出総計は 約 2,881 億 7,359 万円である 12

表 19 大阪府における関空を利用した訪日外国人の消費項目別の消費支出総計 ( 単位 : 百万円 ) 消費項目 消費金額 宿泊料金 49,502.80 飲食費 42,920.52 交通費 21,002.62 娯楽サービス費 6,840.72 買物代 158,775.44 その他 9,131.49 合計 288,173.59 13

Ⅲ 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の消費支出 関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の消費支出は 関空以外の空港 海港を利 用した訪日中国人の消費支出 関空以外の空港 海港を利用した訪日韓国人の消費支出 関空以外の空港 海港を利用した訪日台湾人の消費支出 そして関空以外の空港 海港を 利用したその他の国 地域の訪日外国人の消費支出から推計する 1. 関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人数の推計 (1) 関空以外の空港 海港から入国した訪日外国人数関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人数は関空以外の空港 海港から入国した訪日外国人数から推計する 2015 年関空以外の空港 海港から入国した訪日外国人数は 表 20 で示されている 関空以外の空港 海港から入国した訪日中国人は 309 万 2,998 人 訪日韓国人は 259 万 4,659 人 訪日台湾人 309 万 6,356 人 その他の国 地域の訪日外国人は 589 万 6,483 人 合計 1,468 万 496 人となる 表 20 2015 年関空以外の空港 海港から入国した訪日外国人数 ( 単位 : 人 ) 国籍 地域 人数 中国 3,092,998 韓国 2,594,659 台湾 3,096,356 その他の国 地域 5,896,483 合計 14,680,496 データの出所 : 法務省 出入国管理統計 (2) 関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の大阪への訪問者数関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の大阪への訪問者数は 表 21 で示されている 推計の結果 関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の大阪への訪問者は約 127 万 886 人となった 14

表 21 関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の大阪への訪問者数 ( 単位 : 人 ) 国籍 地域人数中国 267,760 韓国 224,619 台湾 268,051 その他の国 地域 510,457 合計 1,270,886 関空以外の空港 海港を利用して入国した訪日外国人の大阪府への訪問率は 平成 25 年度国際航空旅客動態調査 ( 国土交通省航空局 ) の 出国空港別日本国内訪問地別訪問率 をもとに推計したものである 推計結果 関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の大阪への訪問率は 8.7% である この調査では 国 地域別の関空からの出国訪日外国人の日本国内訪問地別訪問率のデータはないので 訪日中国人 訪日韓国人 訪日台湾人 その他の国 地域の訪日外国人については同じ訪問率を適用している この調査では 関空以外の空港 海港を利用して入国した訪日外国人の大阪への訪問率がないため 関空以外の空港 海港を利用して出国した訪日外国人の大阪への訪問率を用いる 海港から入国した訪日外国人の大阪府への訪問率は上記で推計した関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の大阪府への訪問率と同じであると仮定する (3) 関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価は 表 22 で示されている その結果 大阪府における訪日中国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価は約 4 万 6,728 円 訪日韓国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価は約 3 万 1,063 円 訪日台湾人 1 人 1 回当たり旅行消費単価は約 2 万 9,247 円 その他の国 地域の訪日外国人は約 3 万 4,615 円である 表 22 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した 訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価 ( 単位 : 円 ) 国籍 地域 1 人 1 回当たり旅行消費単価 中国 46,728 韓国 31,063 台湾 29,247 その他の国 地域 34,615 15

注 : データの出所: 訪日外国人消費動向調査 ( 平成 27 年暦年 国土交通省観光庁 ) 第 8 表訪問地 ( 都道府県 47 区分及び地方運輸局等 10 区分 ) 別 1 人 1 回当たり旅行消費単価 のデータをもとに 関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価を推計した 推計結果は 3 万 4,615 円となった この推計結果を関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の 1 人 1 回当たり旅行消費単価と仮定する 上記の推計結果 3 万 4,615 円 と 表 6 の関空を利用したその他の国 地域の訪日外国人の 1 人 1 回当たり旅行消費単価 3 万 5,378 円 の比率に 表 6 の関空を利用した訪日中国人 訪日韓国人 訪日台湾人の 1 人 1 回当たり旅行消費単価 を乗じて 関空以外の空港 海港を利用した訪日中国人 訪日韓国人 訪日台湾人の 1 人 1 回当たり旅行消費単価を推計した その他の国 地域の訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価は関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の平均 (3 万 4,615 円 ) を参考にしている 本集計表の 旅行消費単価 は 旅行中支出額 の平均値であり パッケージツアー参加費に含まれる日本国内支出や 日本の航空会社及び船舶会社に支払われる国際旅客運賃は含まれていない 表 22 ツアー国内費用を含まない旅行消費単価 に 表 7 で推計した倍率を乗じて ツアー国内費用を含む 1 人 1 回当たり旅行消費単価を推計した 推計結果 大阪府におけるツアー国内費用を含む訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価は 表 23 で示されている その結果 大阪府におけるツアー国内費用を含む訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価は 訪日中国人が 5 万 8,840 円 訪日韓国人が 3 万 3,949 円 訪日台湾人が 3 万 9,597 円 その他の国 地域の訪日外国人が 4 万 2,989 円となった 表 23 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した 訪日外国人 1 人 1 回当たり旅行消費単価 ( ツアー国内費用を含む ) ( 単位 : 円 ) 国籍 地域 1 人 1 回当たり旅行消費単価 中国 58,840 韓国 33,949 台湾 39,597 その他の国 地域 42,989 表 23 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人 1 人 1 回当たり 旅行消費単価 は総額であるので 表 9 表 10 表 11 表 12 を用いて大阪府におけ る関空以外の空港 海港を利用した訪日中国人 訪日韓国人 訪日台湾人 その他の 16

国 地域の訪日外国人の 1 人 1 回当たり消費項目別の旅行消費単価を推計する 推計した大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人 1 人 1 回当た り消費支出項目別の旅行消費単価は表 24 で示されている 表 24 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した 訪日外国人 1 人 1 回当たり消費項目別の旅行消費単価 ( 単位 : 円 ) 消費項目 中国人 韓国人 台湾人 その他国 地域 宿泊料金 5,969 9,217 6,731 8,726 飲食費 6,577 7,645 5,535 6,698 交通費 2,739 3,576 3,095 3,607 娯楽サービス費 865 1,352 1,025 1,041 買物代 39,605 11,865 23,110 21,332 その他 3,084 294 102 1,585 合計 58,840 33,949 39,597 42,989 2. 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の消費支出 (1) 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日中国人の消費支出大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日中国人の消費支出は 表 25 で示されている 推計の結果 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日中国人の消費支出は約 157 億 5,498 万円となった 表 25 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日中国人の消費支出 ( 単位 : 百万円 ) 消費項目 消費金額 宿泊料金 1,598.22 飲食費 1,761.13 交通費 733.44 娯楽サービス費 231.74 買物代 10,604.58 その他 825.86 合計 15,754.98 (2) 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日韓国人の消費支出 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日韓国人の消費支出は 表 26 で 示されている 17

推計の結果 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日韓国人の消費支 出は約 76 億 2,562 万円となった 表 26 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日韓国人の消費支出 ( 単位 : 百万円 ) 消費項目 消費金額 宿泊料金 2,070.27 飲食費 1,717.19 交通費 803.19 娯楽サービス費 303.69 買物代 2,665.19 その他 66.08 合計 7,625.62 (3) 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日台湾人の消費支出大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日台湾人の消費支出は 表 27 で示されている 推計の結果 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日台湾人の消費支出は約 106 億 1,408 万円となった 表 27 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日台湾人の消費支出 ( 単位 : 百万円 ) 消費項目 消費金額 宿泊料金 1,804.23 飲食費 1,483.58 交通費 829.51 娯楽サービス費 274.78 買物代 6,194.60 その他 27.37 合計 10,614.08 (4) 大阪府における関空以外の空港 海港を利用したその他の国 地域の訪日外国人の消費支出関空以外の空港 海港を利用したその他の国 地域の訪日外国人とは 関空以外の空港 海港を利用した訪日中国人 訪日韓国人 訪日台湾人の以外の訪日外国人のことである 18

大阪府における関空以外の空港 海港を利用したその他の国 地域の訪日外国人の消費支出は 表 28 で示されている 推計の結果 大阪府における関空以外の空港 海港を利用したその他の国 地域の訪日外国人の消費支出は約 219 億 4,422 万円となった 表 28 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した その他の国 地域の訪日外国人の消費支出額 ( 単位 : 百万円 ) 消費項目 消費金額 宿泊料金 4,454.01 飲食費 3,419.18 交通費 1,841.46 娯楽サービス費 531.48 買物代 10,888.90 その他 809.18 合計 21,944.22 (5) 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の消費支出総計 1 消費主体別の消費支出総計大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の消費主体別の消費支出総計は 表 29 で示されている 推計の結果 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の消費支出は 総計約 559 億 3,889 万円となった 表 29 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した 訪日外国人の消費主体別の消費支出総計 ( 単位 : 百万円 ) 消費主体 消費金額 訪日中国人 15,754.98 訪日韓国人 7,625.62 訪日台湾人 10,614.08 その他の国 地域の訪日外国人 21,944.22 合計 55,938.89 2 消費項目別の消費支出総計大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の消費項目別の消費支出総計は 表 30 で示されている 推計の結果 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の消費項目別の消費支出総計は 約 559 億 3,889 万円である 19

表 30 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した 訪日外国人の消費項目別の消費支出総計 ( 単位 : 百万円 ) 消費項目 消費金額 宿泊料金 9,926.73 飲食費 8,381.09 交通費 4,207.61 娯楽サービス費 1,341.70 買物代 30,353.27 その他 1,728.49 合計 55,938.89 20

Ⅳ 大阪府における訪日外国人の消費支出総計 1. 消費主体別の消費支出総計大阪府における訪日外国人の消費主体別の消費支出総計は 表 31 で示されている 推計の結果 大阪府における訪日外国人の消費主体別の消費支出は 総計約 3,441 億 1,248 万円となった 表 31 大阪府における訪日外国人の消費主体別の消費支出総計 ( 単位 : 百万円 ) 消費主体 消費金額 訪日中国人 122,073.85 訪日韓国人 58,160.82 訪日台湾人 60,820.87 その他の国 地域の訪日外国人 103,056.94 合計 344,112.48 2. 消費項目別の消費支出総計大阪府における訪日外国人の消費項目別の消費支出の総計は 表 32 で示されている 推計の結果 大阪府における訪日外国人の消費項目別の消費支出は 総計約 3,441 億 1,248 万円である 表 32 大阪府における訪日外国人の消費項目別の消費支出総計 ( 単位 : 百万円 ) 消費項目 消費金額 宿泊料金 59,429.53 飲食費 51,301.61 交通費 25,210.23 娯楽サービス費 8,182.41 買物代 189,128.72 その他 10,859.98 合計 344,112.48 21

Ⅴ 大阪府における訪日外国人の経済波及効果 1. 産業連関表への按分これまで計算した大阪府における関空を利用した訪日外国人の直接効果約 2,881 億 7,359 万円及び大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の直接効果約 559 億 3,889 万円を 平成 23 年大阪府産業連関表 に按分して 大阪府における関空を利用した訪日外国人及び関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の経済波及効果を推計する 産業連関表への按分は表 33 で示される 消費項目宿泊料金飲食費交通費娯楽サービス費買物代その他 表 33 産業連関表への按分産業連関表への按分対個人サービス対個人サービス運輸対事業サービス商業対個人サービス 2. 経済波及効果 (1) 大阪府における関空を利用した訪日外国人の経済波及効果 1 大阪府における関空を利用した訪日中国人の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における関空を利用した訪日中国人の経済波及効果を推計すると 約 1,071 億 4,300 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 623 億 2,700 万円になった 表 34 大阪府における関空を利用した訪日中国人の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 879.93 8,418 511.87 二次波及効果 191.50 1,264 111.40 合計 1,071.43 9,682 623.27 注 : 使用する産業連関表は 平成 23 年大阪府産業連関表 である 2 大阪府における関空を利用した訪日韓国人の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における関空を利用した訪日韓国人の経済波及効果を推計すると 約 567 億 1,500 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 329 億 9,200 万円となった 22

表 35 大阪府における関空を利用した訪日韓国人の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 470.84 5,164 273.89 二次波及効果 96.31 636 56.03 合計 567.15 5,800 329.92 注 : 使用する産業連関表は 平成 23 年大阪府産業連関表 である 3 大阪府における関空を利用した訪日台湾人の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における関空を利用した訪日台湾人の経済波及効果を推計すると 約 521 億 1,400 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 303 億 1,500 万円となった 表 36 大阪府における関空を利用した訪日台湾人の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 429.37 4,236 249.77 二次波及効果 91.77 606 53.38 合計 521.14 4,842 303.15 注 : 使用する産業連関表は 平成 23 年大阪府産業連関表 である 4 大阪府における関空を利用したその他の国 地域の訪日外国人の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における関空を利用したその他の国 地域の訪日外国人の経済波及効果を推計すると 約 867 億 8,000 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 504 億 8,100 万円となった 表 37 大阪府における関空を利用したその他の国 地域の 訪日外国人の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 717.12 7,410 417.16 二次波及効果 150.68 994 87.65 合計 867.80 8,404 504.81 注 : 使用する産業連関表は 平成 23 年大阪府産業連関表 である 5 大阪府における関空を利用した訪日外国人全体の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における関空を利用した訪日外国人全体の経済波及効果を推計すると 約 3,027 億 5,200 万円となった さらに 23

粗付加価値創出は約 1,761 億 1,500 万円になった 表 38 大阪府における関空を利用した訪日外国人の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 2,497.26 25,228 1,452.69 二次波及効果 530.26 3,500 308.46 合計 3,027.52 28,728 1,761.15 注 : 使用する産業連関表は 平成 23 年大阪府産業連関表 である (2) 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人の経済波及効果 1 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日中国人の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日中国人の経済波及効果を推計すると 約 158 億 7,700 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 92 億 3,600 万円になった 表 39 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日中国人の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 130.39 1,287 75.85 二次波及効果 28.38 187 16.51 合計 158.77 1,474 92.36 注 : 使用する産業連関表は 平成 23 年大阪府産業連関表 である 2 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日韓国人の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日韓国人の経済波及効果を推計すると 約 85 億 5,800 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 49 億 7,800 万円となった 表 40 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日韓国人の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 71.05 779 41.33 二次波及効果 14.53 96 8.45 合計 85.58 875 49.78 注 : 使用する産業連関表は 平成 23 年大阪府産業連関表 である 24

3 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日台湾人の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日台湾人の経済波及効果を推計すると 約 110 億 1,700 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 64 億 900 万円となった 表 41 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日台湾人の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 90.77 896 52.80 二次波及効果 19.40 128 11.29 合計 110.17 1,024 64.09 注 : 使用する産業連関表は 平成 23 年大阪府産業連関表 である 4 大阪府における関空以外の空港 海港を利用したその他の国 地域の訪日外国人の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における関空以外の空港 海港を利用したその他の国 地域の訪日外国人の経済波及効果を推計すると 約 234 億 7,700 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 136 億 5,700 万円となった 表 42 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した その他の国 地域の訪日外国人の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 194.01 2,005 112.86 二次波及効果 40.76 269 23.71 合計 234.77 2,274 136.57 注 : 使用する産業連関表は 平成 23 年大阪府産業連関表 である 5 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人全体の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人全体の経済波及効果を推計すると 約 589 億 2,900 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 342 億 8,000 万円になった 25

表 43 大阪府府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 486.22 4,967 282.84 二次波及効果 103.07 680 59.96 合計 589.29 5,647 342.80 注 : 使用する産業連関表は 平成 23 年大阪府産業連関表 である (3) 大阪府における訪日外国人の経済波及効果の総計 1 大阪府における訪日中国人の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における訪日中国人の経済波及効果を推計すると 約 1,230 億 2,000 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 715 億 6,300 万円になった 表 44 大阪府における訪日中国人の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 1,010.32 9,705 587.72 二次波及効果 219.88 1,451 127.91 合計 1,230.20 11,156 715.63 2 大阪府における訪日韓国人の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における訪日韓国人の経済波及効果を推計すると 約 652 億 7,300 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 379 億 7,000 万円になった 表 45 大阪府における訪日韓国人の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 541.89 5,943 315.22 二次波及効果 110.84 732 64.48 合計 652.73 6,675 379.70 3 大阪府における訪日台湾人の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における訪日台湾人の経済波及効果を推計すると 約 631 億 3,100 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 367 億 2,400 万円になった 26

表 46 大阪府における訪日台湾人の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 520.14 5,132 302.57 二次波及効果 111.17 734 64.67 合計 631.31 5,866 367.24 4 大阪府におけるその他の国 地域の訪日外国人の経済波及効果 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府におけるその他の国 地域の訪日外国人の経済波及効果を推計すると 約 1,102 億 5,700 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 641 億 3,800 万円になった 表 47 大阪府におけるその他の国 地域の訪日外国人の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 911.13 9,415 530.02 二次波及効果 191.44 1,263 111.36 合計 1,102.57 10,678 641.38 5 大阪府における訪日外国人の経済波及効果の総計 平成 23 年大阪府産業連関表 を用いて 大阪府における訪日外国人全体の経済波及効果を推計すると 約 3,616 億 8,100 万円となった さらに 粗付加価値創出は約 2,103 億 9,500 万円になった 表 48 大阪府における訪日外国人全体の経済波及効果 ( 単位 : 億円 人 ) 項目 生産創出 雇用創出 粗付加価値創出 直接効果と一次波及効果 2,983.48 30,195 1,735.53 二次波及効果 633.33 4,180 368.42 合計 3,616.81 34,375 2,103.95 27

Ⅵ 結論 大阪府における関空を利用した訪日中国人の経済波及効果は 約 1,071 億 4,300 万円 そして粗付加価値創出は約 623 億 2,700 万円となった 大阪府における関空を利用した訪日韓国人の経済波及効果は 約 567 億 1,500 万円 そして粗付加価値創出は約 329 億 9,200 万円となった 大阪府における関空を利用した訪日台湾人の経済波及効果は 約 521 億 1,400 万円 そして粗付加価値創出は約 303 億 1,500 万円となった 大阪府における関空を利用したその他の訪日外国人の経済波及効果は 約 867 億 8,000 万円 そして粗付加価値創出は約 504 億 8,100 万円となった 大阪府における関空を利用した訪日外国人全体の経済波及効果は 約 3,027 億 5,200 万円 そして粗付加価値創出は約 1,761 億 1,500 万円となった 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日中国人の経済波及効果は 約 158 億 7,700 万円 そして粗付加価値創出は約 92 億 3,600 万円となった 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日韓国人の経済波及効果は 約 85 億 5,800 万円 そして粗付加価値創出は約 49 億 7,800 万円となった 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日台湾人の経済波及効果は 約 110 億 1,700 万円 そして粗付加価値創出は約 64 億 900 万円となった 大阪府における関空以外の空港 海港を利用したその他の国 地域の訪日外国人の経済波及効果は 約 234 億 7,700 万円 そして粗付加価値創出は約 136 億 5,700 万円となった 大阪府における関空以外の空港 海港を利用した訪日外国人全体の経済波及効果は 約 589 億 2,900 万円 そして粗付加価値創出は約 342 億 8,000 万円となった 大阪府における訪日中国人の経済波及効果は 約 1,230 億 2,000 万円 そして粗付加価値創出は約 715 億 6,300 万円となった 大阪府における訪日韓国人の経済波及効果は 約 652 億 7,300 万円 そして粗付加価値創出は約 379 億 7,000 万円となった 大阪府における訪日台湾人の経済波及効果は 約 631 億 3,100 万円 そして粗付加価値創出は約 367 億 2,400 万円となった 大阪府におけるその他の訪日外国人の経済波及効果は 約 1,102 億 5,700 万円 そして粗付加価値創出は約 641 億 3,800 万円となった 大阪府における訪日外国人全体の経済波及効果は 約 3,616 億 8,100 万円 そして粗付加価値創出は約 2,103 億 9,500 万円となった このように 訪日外国人は 大阪府全体にも大きな経済効果をもたらすことが証明され た 28

* 本報告書の結果を論文 報告書等に無断で使用されることをお断りします * なお 本報告書では計算の都合上 数値を四捨五入して整数表記していますが 実際の 計算では整数表記以下まで使用しているため 合計の計算を行う場合 記載している数 値と合わない場合があることをご了承ください * 本報告書作成に際し 関係各位から報告書作成に必要な資料をいただきました ここに 改めてお礼を申し上げる次第です 29

大阪府における訪日外国人の経済波及効果発行平成 28 年 (2016 年 )10 月発行所公益財団法人堺都市政策研究所主任研究員王秀芳 590-0077 堺市堺区中瓦町 1 丁 4 番 21 号第一住建堺東ビル 5 階 TEL. 072-228-0254 FAX. 072-228-0284 URL http://www.sakaiupi.or.jp/ E-mail info@sakaiupi.or.jp