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おことわり 本書の内容の一部又は全部を無断転載することは禁止されています 本機の外観及び仕様は改良のため 将来予告無しに変更することがあります 本書の内容について万一不審な点や誤りなどのお気付きの点がありましたらご連絡ください 本書に記載されている会社名 商品名などは 一般に各社の商標又は登録商標で

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Transcription:

T-AD16P rev.1.0 取扱説明書 PC/104 バスシリーズ 16ビットADコンバータ差動 8ch シングルエンド16ch 各商品は 各社の商標 登録商標です ( 株 ) ティーエーシー各種制御用マイクロコンピュータ設計 製作 販売 この製品の外観及び仕様は品質改善のため 予告無く変更することがありますのでご了承下さい 600-8896 京都市下京区西七条西石ヶ坪町 66 電話 :075-311-7307 FAX:075-314-1174 http//www.tacinc.jp

はじめにこのたびは 弊社 T-AD16P をお買い上げ頂きましてまことにありがとうございます このマニュアルは T-AD16P の概要等について説明しています 各 LSI についての詳細は必要に応じてデータシートを参照してください ハードウエアの不具合に関しましてのサポートはいたしますが RTOS を含めたソフト面のサポートは基本的にはしておりません 注意事項 (1) 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります (2) 本書の一部または全部を無断で転載することは禁止されています (3) 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが 万一ご不審な点や誤り 記載もれなどお気づきの点がございましたら お買い求めの販売店 または当社技術部にご遠慮なくお申しつけください 本ボードご使用上の注意事項 (1) 本ボードは 静電気および衝撃などに十分注意して慎重にお取扱いください (2) 外部入出力電圧 電流は 定格値を越えないよう注意してください (3) コネクタの向き ピン番号の誤りに注意してください (4) 本ボードの改造及び その使用にともなった弊害につきましては 当社は一切の責任を負いかねます 1. 仕様概要 PC104 バス非絶縁 16 ビット AD 変換ボードアナログデバイセズ AD7612 外部基準電圧 ADR435 使用 8 ビットバス 16 ビットバス対応差動 8ch またはシングルエンド 16ch を設定可能入力範囲 0-5V, 0-10V, ±5V, ±10V ソフトウエアで設定プログラマブルゲインアンプ付き 1, 2, 5, 10 倍ソフトで設定スループット 600kSPS (CPU の処理能力に依存します ) 変換開始トリガはソフトウエアと外部入力 16 点汎用 I/O 付き 8 ビット毎に入力 出力を設定可能外部トリガを使用する場合は IO は 15 点出力は 3.3V レベル 入力は 5V トレラント プルアップ済み 2.IO アドレスの設定 ベース I/O アドレス ( 以下 BIO) は SW2 と SW3 で設定します このスイッチは ON で 0,OFF で 1 です 出荷時は SW2 の 7 番 (A9) と 8 番 (A8) のみ OFF にしていますので BIO は 300H になります アドレス A15 A14 A13 A12 A11 A10 A9 A8 A7 A6 A5 A4 SW2 番号 1 2 3 4 5 6 7 8 SW3 番号 1 2 3 4 スイッチ状態 ON ON ON ON ON ON OFF OFF ON ON ON ON 3. 差動 シングルエンドの設定 出荷時の状態 差動 シングルエンドの設定は JP1, JP2, SW1 の 2 番で設定します 切替は電源が OFF の時に行って下さい JP1 JP2 SW1 の 2 番 8CH 差動 1 2 オープン OFF 16CH シングルエンド 2 3 ショート ON 出荷時は 8CH 差動です -2 -

4. レジスタ アドレス読み込み書き込み BIO + 00H 変換データ下位 8 ビット AD 変換開始 BIO + 02H 変換データ上位 8 ビット BIO + 04H 入力レンジ CH 選択 BIO + 06H 変換中ステータス ゲイン設定 ビット 7 が H の時変換中 BIO + 08H 汎用 IO XPA 汎用 IO XPA BIO + 0AH 汎用 IO XPB 汎用 IO XPB BIO + 0CH 汎用 IO 入出力 外部トリガ設定汎用 IO 入出力 外部トリガ設定 BIO + 0EH ビット 7: 変換終了割り込みステータス変換終了で 1 変換終了割り込みクリア変換終了割り込みステータス 5.AD 変換外部トリガ AD 変換開始トリガはソフトウエアと外部入力の 2 通りあります BIO + 0CH のビット 3 に 1 を書き込むと外部入力トリガが有効になります 外部入力トリガは CN2 の XPB7(18 番ピン ) を使用し 立ち下がりで変換が開始されます 6.AD 変換手順 1 BIO + 00H に 0 を書き込むか CN2 の XPB7(18 番ピン ) を L で変換開始 2 BIO + 06H を読み込みビット 7 が H の時は変換中 3 BIO + 06H のビット 7 が L を確認後 下位 8 ビット (BIO+00H) 上位 8 ビット (BIO+02H) を読み込む 16 ビットバス対応の CPU モジュールでは BIO+00H を 16 ビット幅で一回で読み込むことが可能 7.AD 変換終了割り込み AD 終了割り込みはラッチを経由し JP3 へ接続されています 変換開始トリガはソフトウエアと外部入力の 2 通りあります 1 AD 変換終了割り込み発生 2 割り込みハンドラから AD 変換値を読み込む 3 BIO + 0EH に 0 を書き込み 割り込みラッチクリア の手順になります JP3 割り込み設定 JP3 位置 PC104 バス割り込み名称 I9 IRQ 9 I7 IRQ 7 I6 IRQ 6 I5 IRQ 5 I4 IRQ 4 I3 IRQ 3-3 -

8. 入力レンジ CH 選択 入力レンジ CH 選択 の設定は BIO + 04H にデータを書き込み設定します BIO + 04H の bit6 : 0 の時は 2 の補数 1 の時はストレートバイナリ BIO + 04H の bit5, bit4 は入力レンジの切替 bit5 bit4 入力レンジ 0 0 0 5V 0 1 0 10V 1 0 ±5V 1 1 ±10V BIO + 04H の bit3 bit0 は CH 設定です CH の設定と CN1 の対応 CN1 は HIROSE HIF3BA-34PA-2.54DS(71) または互換品 Bit3 Bit2 Bit1 Bit0 CH 差動時コネクタピン番号 CH シングルエンド時コネクタピン番号 + - GND 信号 GND 0 0 0 0 1 3 2,4 1 2 0 0 0 1 5 7 6,8 5 4 0 0 1 0 9 11 10,12 9 6 0 0 1 1 13 15 14,16 13 8 0 1 0 0 17 19 18,20 17 10 0 1 0 1 21 23 22,24 21 12 0 1 1 0 25 27 26,28 25 14 0 1 1 1 29 31 30,32 29 16 1 0 0 0 3 18 1 0 0 1 7 20 1 0 1 0 11 22 1 0 1 1 15 24 1 1 0 0 19 26 1 1 0 1 23 28 1 1 1 0 27 30 1 1 1 1 31 32 CN1 の 33 番ピンは DCDC コンバータからの +15V CN1 の 34 番ピンは DCDC コンバータからの -15V が出ています -4 -

9. プログラマブルゲインアンプの設定 プログラマブルゲインアンプを搭載しております 1,2,5,10 倍の設定が可能です BIO + 06H の bit1, bit0 で設定します Bit1 Bit0 ゲイン 0 0 1 倍 0 1 2 倍 1 0 5 倍 1 1 10 倍 10. 汎用 I/O 16 点の汎用 I/O を搭載しています 8ビット単位で入力 出力を切り替えることが可能です リセット時は入力ポートです 出力ポートに設定した場合 出力の状態を読むことが可能です 出力は標準仕様ではトーテムポールです 標準仕様で出力に設定した場合 1を書き込むと H(3.3V) 0 を書き込むとLです アドレスは (BIO + 08H) -(BIO + 0CH) です XPA は (BIO + 08H) XPB は (BIO + 0AH) です (BIO + 0CH) のビット0( 最下位ビット )XPA の入力 / 出力の設定ビットです (BIO + 0CH) のビット1は XPB の入力 / 出力の設定ビットです 1を設定すると出力になります 例えば (BIO + 0CH) に 3 を書き込むと XPA,XPB 共に出力ポートになります 外部トリガを使用する場合は XPB7 は汎用 I/O として使用できません XPA,XPB 共に 10kΩで3.3V にプルアップ済みです CN2 ピンアサイン使用コネクタヒロセ電機 HIF3FC-20PA-2.54DS または相当品 ピン番号 信号名 ピン番号 信号名 1 GND 2 GND 3 XPA0 4 XPA1 5 XPA2 6 XPA3 7 XPA4 8 XPA5 9 XPA6 10 XPA7 11 XPB0 12 XPB1 13 XPB2 14 XPB3 15 XPB4 16 XPB5 17 XPB6 18 XPB7 外部トリガ 19 3.3V 20 5V 11. サンプルプログラム OS : MES 2.6 CPU : T-SH2MB ソフトウエアトリガ 外部トリガ 割り込み等 -5 -

#include <mes2.h> #include <h8/reg704x.h> //T-AD16P BASE 0x300 #define ADL (*(volatile unsigned char *)0xc00300) #define ADU (*(volatile unsigned char *)0xc00302) #define ADCH (*(volatile unsigned char *)0xc00304) #define ADSTS (*(volatile unsigned char *)0xc00306) #define XPA #define XPB #define XPW #define IRQC (*(volatile unsigned char *)0xc00308) (*(volatile unsigned char *)0xc0030a) (*(volatile unsigned char *)0xc0030c) (*(volatile unsigned char *)0xc0030e) volatile int it_cnt = 0; int up_date = 0; int ad_data; void int_irq2(void) attribute ((interrupt_handler)); void int_irq2(void) { it_cnt++; ad_data = ( ((ADU << 8) & 0xff00) (ADL & 0xff) ); up_date = 1; ISR &= ~0x20; //clr IRQ2F //IRQC = 0; //T-AD16P IRQ_OUT:L void init_irq2(void){ //PB4 /IRQ2 PBCR2 &= ~0x0300; PBCR2 = 0x0100; set_handler(66, int_irq2); ICR1 = 0x20; //edge ICR2 &= ~0x0c00; //down ISR &= ~0x20; //clr IRQ2F /* pri = 1 */ IPRA &= ~0x00f0; IPRA = 0x0010; int addata(int a) //0-15 { a = 0x40; //straight binary a = 0x10; //0-10V or -10V - +10V //a = 0x20; //BI ADL = 0; //Start ADconvert while((adsts & 0x80)){ ; /* converting */ return( ((ADU << 8) & 0xff00) (ADL & 0xff) ); -6 -

void adin_se(void) { int ch; unsigned char c; //set gain ADSTS = 0; //1 // ADSTS = 1; //2 // ADSTS = 2; //5 // ADSTS = 3; //10 while(!read(0, &c, 1) ){ for(ch = 0 ; ch < 16 ; ch ++ ){ //for(ch = 0 ; ch < 8 ; ch ++ ){ //if(ch == 8 ) printf(" "); printf("%04x ",addata(ch)); //printf("%05d,",addata(ch)); //printf("%05d,", addata(ch) >> 1); printf("\r"); sleep(20); void adin_dif(void) { int ch; unsigned char c; //set gain ADSTS = 0; //1 // ADSTS = 1; //2 // ADSTS = 2; //5 // ADSTS = 3; //10 while(!read(0, &c, 1) ){ //for(ch = 0 ; ch < 16 ; ch ++ ){ for(ch = 0 ; ch < 8 ; ch ++ ){ if(ch == 8 ) printf(" "); printf("%04x ",addata(ch)); //printf("%05d,",addata(ch)); //printf("%05d,", addata(ch) >> 1); printf(",%04x",xpa); printf(",%04x",xpb); printf("\r"); sleep(20); void adin_irq(void) { int ch; unsigned char c; int a = 0; int data; -7 -

// XPA = 0x01; //XPA0:H // XPB = 0x80; //XPB7:H XPW = 0x8; //1000 CPLD A IN B IN Enable EXT TRG(PB7) // XPW = 0x9; //1001 CPLD A OUT B IN Enable EXT TRG(PB7) // XPW = 0xa; //1010 CPLD A IN B OUT Enable EXT TRG(PB7) IRQC = 0; // //set gain ADSTS = 0; //1 // ADSTS = 1; //2 // ADSTS = 2; //5 // ADSTS = 3; //10 a = 0x40; //straight binary a = 0x10; //0-10V or -10V - +10V //a = 0x20; //BI while(!read(0, &c, 1) ){ //hit key? //XPB &= ~0x80; //XPB7:L //XPB = 0x80; //XPB7:H //XPA &= ~0x01; //XPA0:L //XPA = 0x01; //XPA0:H if(up_date){ printf("%05d,",ad_data); printf("%04d,",it_cnt); printf("\r"); up_date = 0; IRQC = 0; // sleep(50); XPW &= ~0x8; //Disable EXT TRG IPRA &= ~0x00f0; int main(int argc, char **argv) { int year, month, week, day, hour, min, sec; int i, value; int n; unsigned char c; PAIORH = 0x30; //PA21,PA20:out //XPA = 0x55; //XPB = 0xaa; BCR1 &= ~0x8; //A3SZ = 0 CS3:8bitbus for PC/104 PACRL2 = ((PACRL2 & 0x3fff) 0x8000) ; //PA7MD = 2 CS3 出力 PIN init_irq2(); //interrupt for sh2 //XPW = 0x3; //CPLD IO OUT adin_irq(); //interrupt external convert adin_dif(); //differential adin_se(); //Single End -8 -

改訂履歴 2011/10/15 初版 -9 -