投資家のみなさまへ 2016 年 7 期 決算報告 2016 年 9 2 株式会社アルチザネットワークス ( 銘柄コード 6778) http://www.artiza.co.jp/
本 のアジェンダ 16/7 期決算報告 P 4 P11 業績予想について P12 P14 17/7 期計画 P15 P19 トピックス P20 P29 直近の主なプレスリリース 16/9/1 特別損失の計上及び通期業績予想と実績値の差異に関するお知らせ 16/9/1 組織変更及び 事異動に関するお知らせ 2
注記 本資料に掲載されている株式会社アルチザネットワークスの現在の計画 通し 戦略 確信等のうち 歴史的事実でないものは 将来の業績に関する 通しであり リスクや不確実な要因を含んでおります これらの情報は 現在 可能な情報から株式会社アルチザネットワークスの経営者の判断に基づいて作成されております 実際の業績は さまざまな重要な要素により 業績 通しとは きく異なる結果となりうるため 業績 通しのみに全 的に依拠することは控えるようお願い致します また 本資料は 投資勧誘を 的としたものではありません 投資に関する決定は 利 者ご のご判断において われるようお願い申し上げます 3
16/7 期決算報告
16/7 期サマリー 事業状況 モバイルネットワークソリューション ( 移動体通信関連 ) が前期 で 25.2% の減少 IP ネットワークソリューションは前期 で 幅増加 業績状況 売上 は前期に対して565M 減少 (20.1% 減 ) 営業利益は前期に対して442M 減少 経常利益は前期に対して538M 減少 当期純利益は前期に対して321M 減少 業績予想平成 28 年 5 31 公表の業績予想に対して 売上 で 4.7% 営業利益で 16.9% 経常利益で 17.4% 当期純利益で 18.1% の未達となった 5
16/7 期決算ハイライト 15/7 期実績 16/7 期実績 額 構成 額 構成 増減額 増減率 ( 百万円 ) ( 百万円 ) ( 百万円 ) 売 上 2,814 100.0 2,249 100.0 565 20.1 売上総利益 1,991 70.8 1,628 72.4 362 18.2 営業利益 792 28.2 350 15.6 442 55.8 経常利益 886 31.5 347 15.5 538 60.8 当期純利益 542 19.3 221 9.8 321 59.3 総資産 4,856 100.0 4,645 100.0 211 4.3 純資産 4,258 87.7 4,357 93.8 98 2.3 前期 で売上 は 565M 減 営業利益は 442M 減 経常利益は 538M 減 当期純利益は 321M 減少し 減収減益となった 6
16/7 期セグメント別売上 実績 15/7 期実績 16/7 期実績 額 構成 額 構成 増減率 ( 百万円 ) ( 百万円 ) モバイルネットワークソリューション IPネットワークソリューション 2,689 95.6 2,011 89.4 25.2 124 4.4 238 10.6 90.5 合計 2,814 100.0 2,249 100.0 20.1 モバイルネットワークソリューションは前期 25.2% の減少となった IP ネットワークソリューションは前期 90.5% の増加となった 7
16/7 期売上実績 ( モバイルネットワーク S) 百万円 2,800 売上高 前期増減額 前期増減率 678M 25.2% 2,400 LTE-A 対応 Load Tester の国内 海外への販売及び保守 2,000 1,600 1,200 800 2,689 2,011 LTE-A 対応 Functional Tester の販売及び保守 LTE-A 対応社外製品の販売 LTE 対応製品の販売及び保守 WiMAX2 対応機器の販売 400 3G 対応製品の販売及び保守 0 15/7 16/7 LTE-A 対応 Load Tester の販売が前期を 幅に下回った結果 減収となった 8
16/7 期売上実績 (IP ネットワーク S) 百万円 250 200 150 100 50 0 売上高 238 124 15/7 16/7 前期増減額 113M 前期増減率 90.5% パケットキャプチャ装置の販売 IP 関連の製品の保守 広域 LAN サービス対応製品の販売 コアネットワークテスタの販売 ネットワークセキュリティ関連の受注開発 以上の結果 増収となった 9
16/7 期販管費の状況 広告宣伝費 人件費 減価償却費 研究開発費 旅費交通費 その他 1,400 1,278 1,199 1,200 1,000 800 600 15/7 期実績 百万円 百万円 16/7 期実績 増減率 販売管理費計 1,199 1,278 6.6 広告宣伝費 20 30 49.8 件費 258 265 2.6 減価償却費 27 48 80.1 研究開発費 611 623 2.1 旅費交通費 19 22 19.7 その他 262 286 9.4 400 200 0 百万円 15/7 16/7 国内 海外に向けた営業活動強化の為の 員増及び販促費の増加 LTE-A 対応製品及びパケットキャプチャ装置の研究開発は継続し NFV 対応製品 5G 対応製品の開発も進める 10
16/7 期キャッシュフローの状況 2,700 2,400 2,100 1,800 1,500 1,200 900 600 300 0-300 単位 : 百万円 2,570 2,440 294 64 80 18 15/7 営業活動投資活動財務活動換算差額 16/7 現 ( 同等物 ) 残 現 ( 同等物 ) 残 11
業績予想について
16/7 期業績予想差額 ( 損益計算書 ) 予想 (5/31) 16/7 期実績 通期 構成 実績 構成 予想差額 達成率 ( 百万円 ) ( 百万円 ) ( 百万円 ) 売上 2,360 100.0 2,249 100.0 111 95.3 営業利益 421 17.8 350 15.6 71 83.1 経常利益 420 17.8 347 15.5 73 82.6 当期純利益 270 11.4 221 9.8 49 81.9 売上 で 111M 未達となったため 営業利益 経常利益とも減益となっ た 当期純利益に関しては繰延税 資産を計上したものの 投資有価証券 評価損を計上した結果減益となった 13
16/7 期業績予想差額 ( セグメント別売上 ) 予想 (5/31) 16/7 実績 額 実績 構成 予想差額 達成率 ( 百万円 ) ( 百万円 ) ( 百万円 ) モバイルネットワークソリューション IPネットワークソリューション 2,120 2,011 89.4 108 94.9 240 238 10.6 1 99.2 合計 2,360 2,249 100.0 110 95.3 モバイルネットワーク S は 国内及び海外向けの LTE-A 対応 Load Tester の売上が計画に対し未達で 94.9% の達成率 IP ネットワーク S は 計画に対し 99.2% の達成率 14
17/7 期計画
17/7 期業績予想 16/7 期実績 17/7 期予想 額 構成 額 構成 増減率 ( 百万円 ) ( 百万円 ) 売上 2,249 100.0 2,500 100.0 11.1 営業利益 350 15.6 204 8.2 41.7 経常利益 347 15.5 205 8.2 41.0 当期純利益 221 9.8 125 5.0 43.5 1 株当り利益 27 円 40 銭 15 円 49 銭 1 株当り配当 10 円 10 円 売上 は前期 11.1% 増加で2,500Mを予想 海外展開における販売管理費の増加及び第 5 世代移動体通信規格に対応する開発体制の強化及び先 開発を実施する計画で販売費及び 般管理費が増加するため減益となる 通し 1 株当り配当については 16/7 期の期末配当予定額と同額の 10 円を予定 16
17/7 期セグメント別売上予想 16/7 期実績 17/7 期予想 額 構成 額 構成 増減率 ( 百万円 ) ( 百万円 ) モバイルネットワークソリューション IPネットワークソリューション 2,011 89.4 1,950 78.0 3.1 238 10.6 550 22.0 130.9 合計 2,249 100.0 2,500 100.0 11.1 モバイルネットワーク S は 前期 3.1% 減少で 1,950M を予想 IP ネットワーク S は 前期 130.9% 増加で 550M を予想 17
17/7 期売上予想 ( モバイルネットワーク S) 百万円 前期差額 61M 2,100 売上高 前期増減率 3.1% 1,800 1,500 1,200 900 600 300 0 2,011 1,950 16/7 期 17/7 期 LTE-A 対応 Load Tester の国内 海外への販売及び保守 LTE-A 対応 Functional Testerの販売及び保守 LTE-A 関連の社外製品の販売 LTE 対応製品の保守 WiMAX2 に対応した機器販売 テストサービスの販売 以上の前提で 3.1% の減収 18
17/7 期売上予想 (IP ネットワーク S) 百万円 600 売上高 前期差額 311M 500 400 300 200 100 0 238 550 16/7 期 17/7 期 前期増減率 130.9% パケットキャプチャ装置の販売 広域 LANサービス対応製品の販売 IPネットワーク向け社外製品の販売 セキュリティ関連の受注開発及び新製品の開発及び販売以上の前提で 幅増収の計画 19
Topic1 C RAN Load Testing for Premium 4G
Centralized RAN (C RAN) Next-Gen Base Station Master Base Station Add-on Cells Band B Band A 21
Carrier Aggregation on C RAN Add-on Cells Simultaneous Transmission between Band A&B Band B Macro Band A Macro Macro Improve Throughput by Carrier Aggregation 22
Advanced C RAN (Up to 48 E UTRAN Cells) 23
Roadmap to 5G 300Mbps service to be started to pave the way for 5G (Source: https://www.nttdocomo.co.jp/) 24
Topic2 LTE Advanced Pro as 4.5G Path towards 5G
Roadmap towards 5G 5G ITU R 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 IMT.Vision Requirement Interface Spec Standardize Criteria Evaluation Release 12 Release 13 Release 14 Release 15 Release 16 Release 17 3GPP 5G Phase 1 Standardize 5G Phase 2 Standardize 5G Enhancements RAN 4G Evolution (LTE Advanced Pro) CA/MIMO 150Mbps 300Mbps 450Mbps 600Mbps 1Gbps Small Cell M2M/IoT 5G Phase 1 Data rate/capacity x1,000 throughput < 6GHz Phase 2 No of UEs Low latency IoT/M2M > 6GHz CN NFV/SDN Network Slice (Source: 5G Daizen Nikkei BP) 26
LTE Advanced Pro Features (Source: https://www.qualcomm.com/) 27
LTE Advanced Pro (Rel 12/13) 2017 2014 2CC CA 150Mbps 2015 3CC CA 224 300Mbps 2016 FDD/TDD 3.5GHz 3CC CA 370 450Mbps 4x4 MIMO and more CC 600M 1Gbps (Source: 5G Daizen Nikkei BP) 28
LTE Cat 0/LTE M/NB IOT for IoT Scaling up in performance and mobility Scaling down in complexity and power LTE Advanced >10 Mbps N x 20 MHz LTE Cat-0 Up to 1 Mbps 20 MHz LTE-M 10s of kbps up to 1Mbps ~1 MHz narrowband NB-IOT Up to 10s of kbps ~200 khz narrowband Today + Release 12 Release 13 & beyond Release 13 & beyond Sample use cases Mobile Video security Wearable Object Tracking Utility metering Environment monitoring Connected Car Energy Management Connected healthcare City infrastructure Smart buildings (Source: https://www.qualcomm.com/) 29
ご清聴ありがとうございました 質疑応答 IR に関するお問合せ 管理本部 E-mail: ir@artiza.co.jp Tel: 042-529-3494 30 30 2010 2013 EXFO Inc. All rights reserved.. 30
LTE-Advanced 株式会社 NTT ドコモが 2010 年 12 より商 サービスを開始した LTE の 進化版 にあたるもの W-CDMA や LTE の標準化を がけた 3GPP において 3GPP リリース 10 の 部として詳細仕様の策定が進められている C-RAN(Centralized Radio Access Network) 基地局制御部を集中設置するネットワークアーキテクチャ 語解説 -1 アドオンセル (Add-on cells) 携帯電話ネットワークを 密度化する 法の つで 従来の基地局のカバー範囲内に カバー範囲の狭い 規模な基地局を複数設置し それらを異なる周波数帯で運 することにより 基地局と端末の間で同時に複数の周波数で通信する 式 また そのために追加される基地局やそのカバーエリアのこと 過負荷テスト (Load Test) 基地局や交換機等の通信機器がいかなる環境下においても 定の条件で動作することを保証するため 通常想定されている通信量をはるかに上回る 量のデータを送信し 過 な負荷を与える試験を う 機器の限界性能を担保する試験 機能テスト (Function Test) 基地局や交換機等の通信機器が仕様通りに正しく動作するかどうかの機能 性能を担保する試験 CA/ キャリアアグリゲーション (Carrier Aggregation) 複数の周波数帯域を束ねて最 100MHz 幅として利 できる技術であり 最 スループットは 3Gbps まで 速化が可能 3CC - CA 3 つの周波数帯域を束ねるキャリアアグリゲ ション これにより 通信を 速化する MIMO(Multiple Input Multiple Output) 複数のアンテナを組み合わせてデータ送受信の帯域を広げる無線通信技術 無線 LAN の 速化などに応 されている 31 31 2010 2013 EXFO Inc. All rights reserved.. 31
語解説 -2 Phantom cell NTTドコモが提唱する移動体通信システムのコンセプトで 広範囲をカバーする基地局 ( マクロセル ) と 密度に配置された 規模セル ( スモールセル ) を重ねて設置することで 周波数帯を有効利 するというコンセプト 第 5 世代 (5G) 通信 式 2020 年以降の超 度情報社会に向けて 現 の LTE システムと 較して 100 倍の伝送速度 1,000 倍の 容量化といった 躍的な性能向上を達成しつつ 多種多様なサービスをサポートすることを 指している次世代移動通信 式 LTE - Advanced Pro 移動通信事業者が展開している LTE-Advanced と 2020 年の第 5 世代移動通信 (5G) までの間をつなぐ技術の呼称 LTE-Advanced よりも 速 低遅延 IoT 機器接続性向上を進める IoT 従来 インターネットに接続されていたパソコンやサーバなど IT 関連機器に加えて これら以外のモノ (Things) をインターネットに接続する技術のこと モノのインターネット とも称される LTE - Cat.0 通信規格のひとつで 速な通信が不要かつ低消費電 低コストの条件が求められる M2M ( マシンツーマシン ) と呼ばれる機器間通信や IoT 機器のための規格 M2M 場内での 作機械の集中制御や 動販売機の在庫状況の遠隔監視 動 の 状況を集約したリアルタイムの渋滞情報などにセンサーやコンピュータを導 して きめ細やかな電 使 料の監視や供給制御を うスマートグリットなどが代表例 LTE - M スマートメーターやセンサーノードといった端末での通信に向けて開発検討が進められている LTE 機能群の総称 NB - IoT 携帯電話網などを活 した lot 通信 法 32 32 2010 2013 EXFO Inc. All rights reserved.. 32