Microsoft Word _正当理由通知(薬局医薬品) (反映)

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( 別添 ) 薬食発 0513 第 1 号平成 23 年 5 月 13 日 都道府県知事各保健所設置市長特別区長 殿 厚生労働省医薬食品局長 薬事法の一部を改正する法律等の施行等についての一部改正について 薬事法の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 69 号 ) については 関係政省令とと

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

使用のため必要と認められる数量 ( 原則として 一人一包装単位 ( 一箱 一瓶等 ) まで ) に限り 販売 授与させること 医薬品の適正使用のため 薬局医薬品 要指導医薬品及び第 1 類医薬品を販売 授与する場合は 情報提供及び指導を行なった薬剤師の氏名を伝えている 薬局医薬品及び要指導医薬品の適

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Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

事務連絡

Microsoft Word - 事務連絡 _7_.doc

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Microsoft Word _ネットQA(その2)set

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改正薬事法の施行に伴う製造販売の承認を要しない医薬品等の取扱い等について

薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズ ( カラーコンタクトレンズを含む ) の販売に関しては これまで

Microsoft Word - 【発送版】記載整備通知

薬事法における病院及び医師に対する主な規制について 特定生物由来製品に係る説明 ( 法第 68 条の 7 平成 14 年改正 ) 特定生物由来製品の特性を踏まえ 製剤のリスクとベネフィットについて患者に説明を行い 理解を得るように努めることを これを取り扱う医師等の医療関係者に義務づけたもの ( 特

る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

薬局を利用するために必要な情報の掲示 ( 薬事法第 9 条の 4) 次の事項について 掲示板等により 薬局内に掲示 しなければなりません また 第 3 については 特定販売を行うことについての広告をする場合 ホームページ等に表示しなければなりません < 具体例 > 第 1 薬局の管理及び運営に関する

01 施行通知(都道府県宛)

3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

(頭紙)公布通知

員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

Microsoft Word - (発出)マル製通知案

00 事務連絡案

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

【事務連絡】偽造医薬品省令Q&A

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Microsoft Word - 局長通知(新旧対照表).docx

に 正当な理由がない限り無償で交付しなければならないものであるとともに 交付が義務付けられている領収証は 指定訪問看護の費用額算定表における訪問看護基本療養費 訪問看護管理療養費 訪問看護情報提供療養費及び訪問看護ターミナルケア療養費の別に金額の内訳の分かるものとし 別紙様式 4を標準とするものであ

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

薬食発 0718 第 15 号平成 24 年 7 月 18 日 各都道府県知事殿 厚生労働省医薬食品局長 コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズについては 薬事法 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 法 という ) 第 2 条第 5 項に規定する 高度管

Taro-施行通知

スライド 1

薬食機発 0131 第 1 号平成 25 年 1 月 31 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長 薬事法に基づく登録認証機関の基準改正に伴う留意事項について ( その 2) 薬事法 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 法 という )

医政総発 0129 第 3 号医政経発 0129 第 2 号薬生総発 0129 第 3 号薬生監麻発 0129 第 2 号平成 31 年 1 月 29 日 公益社団法人日本薬剤師会会長殿 厚 生 労 働 省 医 政 局 総 務 課 長 ( 公 印 省 略 ) 厚 生 労 働 省 医 政 局 経 済

Microsoft Word - 分権_課長通知(平成30年10月17日付薬生薬審発1017第2号)_修正

年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

る暴力団及び暴力団員等 ( 以下 暴力団等 という ) の支配を受けてはならない 5 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) による評価の結果を公表するよう努めなければならない 6 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) に規定する研修

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

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管下関係業者に周知いただくとともに 適切な指導を行い その実施に遺漏な きようお願いいたします 記 第 1 体外診断用医薬品の製造販売業又は製造業を行う旨の届出等について 1. 届出対象者旧薬事法に基づき 体外診断用医薬品を取り扱う以下の者 (1) 旧薬事法第 12 条第 1 項の第二種医薬品製造販

薬食審査発 0318 第 1 号薬食監麻発 0318 第 6 号平成 22 年 3 月 18 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課長 厚生労働省医薬食品局監視指導 麻薬対策課長 改正法施行に伴う経過措置等終了にあたっての対応について 薬事法及び採血及び供血あつせ

医療機器プログラムの取扱いに関する Q&A について ( その 2) ( 別紙 ) 用いた略語 改正法 : 薬事法等の一部を改正する法律 ( 平成 25 年法律第 84 号 ) 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行令

3 薬局サービス等 (1) 健康サポート薬局である旨の表示 健康サポート薬局 である旨を表示している場合 健康サポート薬局 とは かかりつけ薬剤師 薬局としての基本的な機能に加えて積極的な健康サポート機能 ( 地域住民による主体的な健康の維持 増進を支援する機能 ) をする薬局をいいます (2) 相

はじめて医療機器を製造販売または製造される方へ

法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

業界自主基準「医薬品ネット販売ガイドライン」

通知(写入)

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

(案)

添付資料 (2) 美容医療広告について 医療広告ガイドラインに照らして 問題と考えられる点 平成 27 年 3 月 3 日 特定非営利活動法人消費者機構日本 医療法又は 医業 歯科医業若しくは助産師の業務又は病院 診療所若しくは助産所に関して広告することができる事項 ( 平成 19 年厚生労働省告示

雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

別添 保発 0204 第 2 号 平成 28 年 2 月 4 日 都道府県知事殿 厚生労働省保険局長 公印省略 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 通知 ) 持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 27 年法律第 31 号 以下

GVP省令

医薬品たるコンビネーション製品の不具合報告等に関する Q&A [ 用いた略語 ] 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行規則 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和 36 年

障発 第 7 号 平成 31 年 2 月 15 日 都道府県知事 各指定都市市長殿 中核市市長 厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部長 ( 公印省略 ) 障害者に対する航空旅客運賃の割引について の一部改正について ( 通知 ) 身体障害者 知的障害者及び精神障害者に係る航空旅客運賃

Microsoft Word - 公布通知(医政発0725第10号)

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

写 薬生発 0131 第 1 号 平成 30 年 1 月 31 日 都道府県知事 殿 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 関係手数料令の一部を改正する政令の公布について この度 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確

事務連絡 平成 30 年 1 月 15 日 公益社団法人岡山県医師会一般社団法人岡山県病院協会一般社団法人岡山県歯科医師会一般社団法人岡山県薬剤師会一般社団法人岡山県医薬品登録販売者協会一般社団法人岡山県登録販売者協会一般社団法人日本産業 医療ガス協会中国地域本部岡山支部岡山県病院薬剤師会岡山県医薬

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Microsoft Word _施行通知_セット

Microsoft Word - 【発出版2】製造所取扱いに関するQ&A -

年管発 0331 第 1 号 平成 29 年 3 月 31 日 日本年金機構理事長殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公印省略 ) 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件等について 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件 ( 平成 29 年厚生労働省告示第 12

都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 薬食発 0330 第 2 号 平成 24 年 3 月 30 日 厚生労働省医薬食品局長 薬事法の一部を改正する法律の一部の施行についての一部改正について 薬事法の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 69 号 以下 改正法 という ) の一部が平成

平成14年8月  日

法人及び地方独立行政法人法 ( 平成 15 年法律第 118 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する地方独立行政法人ホ医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 1 条の 2 第 2 項に規定する医療提供施設又は獣医療法 ( 平成 4 年法律第 46 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する

Microsoft Word - 【施行】180406無低介護医療院事業の税制通知

00(自治体宛て)病院、診療所等の業務委託について 新旧対照表

薬生安発 0302 第 1 号 平成 30 年 3 月 2 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 ( 公印省略 ) 医薬品リスク管理計画の実施に基づく再審査期間終了後の評価報告について の一部改正について 再審査期間中の新医薬品以外の医薬品の医薬品リ

株式会社フロンティアビジネス 別紙 1 1 処分内容 (1) 労働者派遣法第 21 条第 2 項に基づく労働者派遣事業停止命令 ( 労働者派遣事業停止命令の内容は 3 のとおり ) (2) 労働者派遣法第 49 条第 1 項に基づく労働者派遣事業改善命令 ( 労働者派遣事業改善命令の内容は 4 のと

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

指定保育士養成施設の各年度における業務報告について新旧対照表 ( 下線部 : 変更箇所 ) 改正後 現行 雇児発 0722 第 6 号 雇児発 0722 第 6 号 平成 22 年 7 月 22 日 平成 22 年 7 月 22 日 一部改正雇児発 0808 第 4 号 一部改正雇児発 0808 第

年管管発 0928 第 6 号平成 27 年 9 月 28 日 日本年金機構年金給付業務部門担当理事殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 障害年金の初診日を明らかにすることができる書類を添えることができない場合の取扱いについて 厚生年金保険法施行規則等の一部を改正する省令 ( 平成 2

ICH Q4B Annex12

Microsoft Word - 奈良県GQP-GVPガイドライン doc

Microsoft Word - 【通達】健康増進法の一部を改正する法律の公布について(健発0725第1号)

法改正の目的 1 Ⅰ 医療機器等の特性を踏まえた規制の構築 1. 医療機器等の製造販売業及び製造業の章の新設 2. 体外診断用医薬品の製造販売業の新設 3. 医療機器等の製造業の登録制への移行 4. プログラムの位置付けの明確化 5. QMS 調査の見直し 6. 認証制度に関する見直し 7. 医療機

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別添 2 租税特別措置法施行令第 39 条の25 第 1 項第 1 号に規定する厚生労働大臣が財務大臣と協議して定める基準を満たすものである旨の証明願平成年月日厚生労働大臣殿 租税特別措置法施行令第 39 条の25 第 1 項第 1 号に規定する厚生労働大臣が財務大臣と協議して定める下記の基準を満た

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260401【厚生局宛て】施行通知

( 別記 ) 公益社団法人日本医師会会長公益社団法人日本歯科医師会会長公益社団法人日本薬剤師会会長一般社団法人日本病院会会長公益社団法人全日本病院協会会長公益社団法人日本精神科病院協会会長一般社団法人日本医療法人協会会長一般社団法人日本社会医療法人協議会会長公益社団法人全国自治体病院協議会会長一般社

別添 治験副作用等症例の定期報告に関する質疑応答集 (Q&A) について < 半年ごとの定期報告の受け付け> Q1 平成 26 年 6 月 30 日までの間は 治験依頼者 ( 自ら治験を実施する者を除く ) が提出する副作用等症例の定期報告は なお従前の例によることができる とあるが 平成 26 年

02【通知案】年管管発 第号(周知・機構宛)

事務連絡 平成 26 年 9 月 5 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 9) 診療報酬の算定

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入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

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じ ) その他の処方せん医薬品又は高度管理医療機器の製造販売に係る業務の責任者との密接な連携を図らせること ( 安全確保業務に係る組織及び職員 ) 第四条第一種製造販売業者は 次に掲げる要件を満たす安全確保業務の統括に係る部門 ( 以下この章において 安全管理統括部門 という ) を置かなければなら

3. 定期接種の接種時期について結核の定期接種の対象者については 1 歳に至るまでの間にある者と予防接種法施行令 ( 昭和 23 年政令第 197 号 ) 第 1 条の3に規定されているが 本件に伴い 2に記載した方法を検討してもなお やむを得ず1 歳を超えて接種を行った者に対して定期接種の対象外と

関する基本的考え方 2 医療安全管理委員会 ( 委員会を設ける場合について対象とする ) その他の当該病院等の組織に関する基本的事項 3 従業者に対する医療に係る安全管理のための研修に関する基本方針 4 ( 略 ) 5 医療事故等発生時の対応に関する基本方針 ( 医療安全管理委員会 ( 患者を入院さ

老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

( 保 99) 平成 29 年 9 月 4 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本純一 被保険者証の氏名表記について 被保険者証の氏名表記につきましては 性同一性障害を有する被保険者又は被扶養者から 被保険者証において通称名の記載を希望する旨の申出があったことから 保険者が

資料2旅館業法整理(案)

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

医療用医薬品の市販直後調査の実施方法等について 平成 18 年 3 月 24 日付 : 厚生労働省医薬食品局安全対策課長 ( 薬食安発第号 号 ) 医療用医薬品の市販直後調査に関する Q&A について 平成 18 年 3 月 24 日付 : 厚生労働省医薬食品局安全対策課 ( 事務連

を追加する (2) 実施要領通知の報告様式別紙 1 医薬品安全性情報報告書 及び同報告様式別紙 2 医療機器安全性情報報告書 を別添のとおり変更する

Transcription:

薬食発 0318 第 4 号 平成 26 年 3 月 18 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬食品局長 ( 公印省略 ) 薬局医薬品の取扱いについて 薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律 ( 平成 25 年法律第 103 号 以下 改正法 という ) については 薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律の施行期日を定める政令 ( 平成 26 年政令第 24 号 ) により 医薬品の販売業等に関する規制の見直しについては 平成 26 年 6 月 12 日から施行することとされました また 薬事法施行令の一部を改正する政令 ( 平成 26 年政令第 25 号 以下 改正政令 という ) 及び 薬事法施行規則等の一部を改正する省令 ( 平成 26 年厚生労働省令第 8 号 以下 改正省令 という ) がそれぞれ平成 26 年 2 月 5 日及び平成 26 年 2 月 10 日に公布され 改正法の施行の日から施行することとされました 改正法による改正後の薬事法 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 新法 という ) 第 36 条の3 第 2 項においては 薬局医薬品について 薬局医薬品を使用しようとする者以外の者に対して 正当な理由なく 販売 授与してはならない旨の規定が新設され この 正当な理由 の認められる場合については 薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律等の施行等について ( 平成 26 年 3 月 10 日付け薬食発 0310 第 1 号厚生労働省医薬食品局長通知 ) 第 2の5の (1) において 追ってその内容を通知することとしていたところです 今般 改正法等の施行に伴い この 正当な理由 が認められる場合の取扱いを含め 薬局医薬品の取扱いについて下記のとおり定め 改正法等の施行の日 ( 平成 26 年 6 月 12 日 ) から適用することとしましたので 御了知の上 貴管内関係団体 関係機関等に周知徹底を図るとともに その実施に遺漏なきよう お願いいたします - 1 -

なお 処方せん医薬品等の取扱いについて ( 平成 17 年 3 月 30 日付け薬食発 第 0330016 号 ) は 同日をもって廃止いたします 記 第 1 処方箋に基づく販売 1. 処方箋医薬品について (1) 原則薬局医薬品のうち 処方箋医薬品については 薬剤師 薬局開設者 医薬品の製造販売業者 製造業者若しくは販売業者 医師 歯科医師若しくは獣医師又は病院 診療所若しくは飼育動物診療施設の開設者 ( 以下 薬剤師等 という ) が業務の用に供する目的で当該処方箋医薬品を購入し 又は譲り受けようとする場合に販売 ( 授与を含む 以下同じ ) する場合を除き 新法第 49 条第 1 項の規定に基づき 医師等からの処方箋の交付を受けた者以外の者に対して 正当な理由なく 販売を行ってはならない なお 正当な理由なく 医師等からの処方箋の交付を受けた者以外の者に対して処方箋医薬品を販売した場合については 罰則が設けられている (2) 正当な理由について新法第 49 条第 1 項に規定する正当な理由とは 次に掲げる場合によるものであり この場合においては 医師等の処方箋なしに販売を行っても差し支えない 1 大規模災害時等において 医師等の受診が困難な場合 又は医師等からの処方箋の交付が困難な場合に 患者 ( 現に患者の看護に当たっている者を含む ) に対し 必要な処方箋医薬品を販売する場合 2 地方自治体の実施する医薬品の備蓄のために 地方自治体に対し 備蓄に係る処方箋医薬品を販売する場合 3 市町村が実施する予防接種のために 市町村に対し 予防接種に係る処方箋医薬品を販売する場合 4 助産師が行う臨時応急の手当等のために 助産所の開設者に対し 臨時応急の手当等に必要な処方箋医薬品を販売する場合 5 救急救命士が行う救急救命処置のために 救命救急士が配置されている消防署等の設置者に対し 救急救命処置に必要な処方箋医薬品を販売する場合 6 船員法施行規則第 53 条第 1 項の規定に基づき 船舶に医薬品を備え付けるために 船長の発給する証明書をもって 同項に規定する処方箋医薬品を船舶所有者に販売する場合 - 2 -

7 医学 歯学 薬学 看護学等の教育 研究のために 教育 研究機関に対し 当該機関の行う教育 研究に必要な処方箋医薬品を販売する場合 8 在外公館の職員等の治療のために 在外公館の医師等の診断に基づき 当該職員等 ( 現に職員等の看護に当たっている者を含む ) に対し 必要な処方箋医薬品を販売する場合 9 臓器の移植に関する法律 ( 平成 9 年法律第 104 号 ) 第 12 条第 1 項に規定する業として行う臓器のあっせんのために 同項の許可を受けた者に対し 業として行う臓器のあっせんに必要な処方箋医薬品を販売する場合 10 新法その他の法令に基づく試験検査のために 試験検査機関に対し 当該試験検査に必要な処方箋医薬品を販売する場合 11 医薬品 医薬部外品 化粧品又は医療機器の原材料とするために これらの製造業者に対し 必要な処方箋医薬品を販売する場合 12 動物に使用するために 獣医療を受ける動物の飼育者に対し 獣医師が交付した指示書に基づき処方箋医薬品 ( 専ら動物のために使用されることが目的とされているものを除く ) を販売する場合 13 その他 1から12に準じる場合なお 1の場合にあっては 可能な限り医師等による薬局等への販売指示に基づき 4 5 及び8の場合にあっては 医師等による書面での薬局等への販売指示をあらかじめ受けておくなどする必要がある このうち 4 及び 5については 販売ごとの指示は必要ではなく 包括的な指示で差し支えない ( 第 2の2. において同じ ) また 6に規定する船長の発給する証明書については 昭和 41 年 5 月 13 日付け薬発 296 号 船員法施行規則の一部改正及びこれに伴う船舶備付け要指示医薬品の取扱いについて の別紙様式に準じて取り扱われたい ( 第 2の 2. において同じ ) 2. 処方箋医薬品以外の医療用医薬品について薬局医薬品のうち 処方箋医薬品以外の医療用医薬品 ( 薬局製造販売医薬品以外の薬局医薬品をいう 以下同じ ) についても 処方箋医薬品と同様に 医療用医薬品として医師 薬剤師等によって使用されることを目的として供給されるものである このため 処方箋医薬品以外の医療用医薬品についても 効能 効果 用法 用量 使用上の注意等が医師 薬剤師などの専門家が判断 理解できる記載となっているなど医療において用いられることを前提としており 1. (2) に掲げる場合を除き 薬局においては 処方箋に基づく薬剤の交付が原則である なお 1.(2) に掲げる場合以外の場合であって 一般用医薬品の販売 - 3 -

による対応を考慮したにもかかわらず やむを得ず販売を行わざるを得ない場合などにおいては 必要な受診勧奨を行った上で 第 3の事項を遵守するほか 販売された処方箋医薬品以外の医療用医薬品と医療機関において処方された薬剤等との相互作用 重複投薬を防止するため 患者の薬歴管理を実施するよう努めなければならない 第 2 使用者本人への販売 1. 原則薬局医薬品については 薬剤師等が業務の用に供する目的で当該薬局医薬品を購入し 又は譲り受けようとする場合に販売する場合を除き 新法第 36 条の3 第 2 項の規定に基づき 薬局医薬品を使用しようとする者以外の者に対して 正当な理由なく 販売を行ってはならない なお 薬局製造販売医薬品については 改正政令による改正後の薬事法施行令 ( 昭和 36 年政令第 11 号 ) 第 74 条の2 第 2 項の規定により 新法第 36 条の3 第 2 項は適用されない 2. 正当な理由について新法第 36 条の3 第 2 項に規定する正当な理由とは 次に掲げる場合によるものであり この場合においては 薬局医薬品を使用しようとする者以外の者に対して販売を行っても差し支えない (1) 大規模災害時等において 本人が薬局又は店舗を訪れることができない場合であって 医師等の受診が困難又は医師等からの処方箋の交付が困難な場合に 現に患者の看護に当たっている者に対し 必要な薬局医薬品を販売する場合 (2) 地方自治体の実施する医薬品の備蓄のために 地方自治体に対し 備蓄に係る薬局医薬品を販売する場合 (3) 市町村が実施する予防接種のために 市町村に対し 予防接種に係る薬局医薬品を販売する場合 (4) 助産師が行う臨時応急の手当等のために 助産所の開設者に対し 臨時応急の手当等に必要な薬局医薬品を販売する場合 (5) 救急救命士が行う救急救命処置のために 救命救急士が配置されている消防署等の設置者に対し 救急救命処置に必要な薬局医薬品を販売する場合 (6) 船員法施行規則第 53 条第 1 項の規定に基づき 船舶に医薬品を備え付けるために 船長の発給する証明書をもって 同項に規定する薬局医薬品を船舶所有者に販売する場合 (7) 医学 歯学 薬学 看護学等の教育 研究のために 教育 研究機関に対 - 4 -

し 当該機関の行う教育 研究に必要な薬局医薬品を販売する場合 (8) 在外公館の職員等の治療のために 在外公館の医師等の診断に基づき 現に職員等の看護に当たっている者に対し 必要な薬局医薬品を販売する場合 (9) 臓器の移植に関する法律第 12 条第 1 項に規定する業として行う臓器のあっせんのために 同項の許可を受けた者に対し 業として行う臓器のあっせんに必要な薬局医薬品を販売する場合 (10) 新法その他の法令に基づく試験検査のために 試験検査機関に対し 当該試験検査に必要な薬局医薬品を販売する場合 (11) 医薬品 医薬部外品 化粧品又は医療機器の原材料とするために これらの製造業者に対し 必要な薬局医薬品を販売する場合 (12) 動物に使用するために 獣医療を受ける動物の飼育者に対し 獣医師が交付した指示書に基づき薬局医薬品 ( 専ら動物のために使用されることが目的とされているものを除く ) を販売する場合 (13) その他 (1) から (12) に準じる場合 第 3 留意事項 1. 販売数量の限定医療用医薬品を処方箋の交付を受けている者以外の者に販売する場合には その適正な使用のため 改正省令による改正後の薬事法施行規則 ( 昭和 36 年厚生省令第 1 号 以下 新施行規則 という ) 第 158 条の7の規定により 当該医療用医薬品を購入し 又は譲り受けようとする者及び当該医療用医薬品を使用しようとする者の他の薬局開設者からの当該医療用医薬品の購入又は譲受けの状況を確認した上で 販売を行わざるを得ない必要最小限の数量に限って販売しなければならない 2. 販売記録の作成薬局医薬品を販売した場合は 新施行規則第 14 条第 2 項の規定により 品名 数量 販売の日時等を書面に記載し 2 年間保存しなければならない また 同条第 5 項の規定により 当該薬局医薬品を購入し 又は譲り受けた者の連絡先を書面に記載し これを保存するよう努めなければならない 3. 調剤室での保管 分割医療用医薬品については 薬局においては 原則として 医師等の処方箋に基づく調剤に用いられるものであり 通常 処方箋に基づく調剤に用いられるものとして 調剤室又は備蓄倉庫において保管しなければならない また 処方箋の交付を受けている者以外の者への販売に当たっては 薬剤 - 5 -

師自らにより 調剤室において必要最小限の数量を分割した上で 販売しな ければならない 4. その他 (1) 広告の禁止患者のみの判断に基づく選択がないよう 引き続き 処方箋医薬品以外の医療用医薬品を含めた全ての医療用医薬品について 一般人を対象とする広告は行ってはならない (2) 服薬指導の実施処方箋医薬品以外の医療用医薬品についても 消費者が与えられた情報に基づき最終的にその使用を判断する一般用医薬品とは異なり 処方箋医薬品と同様に医療において用いられることを前提としたものであるので 販売に当たっては これを十分に考慮した服薬指導を行わなければならない (3) 添付文書の添付等医療用医薬品を処方箋に基づかずに3. により分割して販売を行う場合は 分割販売に当たることから 販売に当たっては 外箱の写しなど新法第 50 条に規定する事項を記載した文書及び同法第 52 条に規定する添付文書又はその写しの添付を行うなどしなければならない 以上 - 6 -