ごみ処理施設(建屋部)建設に係る設計施工監理業務委託共通仕様書

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建築設計業務委託共通・特記仕様書

( 業務計画の策定 ) 第 3 条受注者は 本業務を実施するに当たり 管理技術者が行う担当技術者に対する指揮命令等を明示した業務計画書を作成するものとする 2 受注者は 前項により作成した業務計画書を発注者に提出するものとする ( 施行上の義務及び心得 ) 第 4 条受注者は 本業務の実施に当たって

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個人情報保護規程

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9


1 委託業務監督 検査要領 Ⅲ-1-1

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

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宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

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台東区希望型指名競争入札実施要綱 平成 1 7 年 7 月 1 日 17 台総経第 208 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 台東区が発注する建設工事等における希望型指名競争入札の実施に関し 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16

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第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

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3 受託者は 前項の規定による検査の結果不合格となったときは 委託者の指定する日までに補正して提出し 再度検査を受けなければならない 4 前 2 項の規定による検査に直接要する費用は受託者の負担とする ( 委託料の支払 ) 第 8 条委託者は 前条の規定により引渡しを受けた後 受託者から適法な支払請

01 契約書(案)

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

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第三者による品質証明制度について 参考資料 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

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別記様式 2 地方整備局長 知事 支社支社長 印 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第 11 条 社会保険等未加入 業者 の通知について 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 以下 法 という ) 第 11 条に基づき 弊社の発注工事において社会保険等未加入業者の存在が

贈与税の非課税措置にかかわる証明書等の発行業務約款

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照査計画 その他 ( 特記事項 ) 第 8 条再委託等 1. 本業務請負契約書第 8 条第 1 項に規定する 主たる部分 とは 本業務における総合的企画 業務遂行管理 技術的判断 業務説明資料 報告書の作成方針決定 及び成果物の照査をいい 再委託等 ( 委任又は下請負 ) することはできない 2.

2 センターは 前項の届出を受理したときは 当該利用者の設定を解除するものとする ( 設定票等の再発行 ) 第 7 条利用者は センターが交付した Web-EDI 機能利用情報の書類の再交付を申請するときは 様式 WE-04 号 Web-EDI 機能利用証等再交付申込書 に必要事項を記載して センタ

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Webエムアイカード会員規約

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A 消 A A A A 別紙のとおり 物品購入契約書 E A( 単価 ) 1 件名 2 品名及び規格別紙のとおり 3 契約期間平成年月日から 平成年月日まで 4 納 入 場 所 5 契 約 単 価 別紙のとおり うち取引に係る E 費税及び E 地方消費税の額 E 6 契約保証金免除 A 上記の物品

よこはまウォーキングポイント事業実施要綱 制定平成 26 年 8 月 20 日健保事第 1631 号 ( 局長決裁 ) 最近改正平成 30 年 9 月 28 日健保事第 2150 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 歩数計及びスマートフォン歩数計アプリ ( 以下 スマホアプリ

等を除き 住民票の写し等所定の本人確認書類を提示してください 4 許可等が必要とされる取引の場合には その許可等を証明する書面を提示または提出してください (3) 送金の依頼にあたっては 送金依頼人は当行に 送金資金の他に 当行所定の送金手数料その他この取引に関連して必要となる手数料 諸費用 ( 以

財営第   号

羽生市標準委託契約約款 ( 総則 ) 第 1 条発注者及び受注者は この約款 ( 契約書を含む 以下同じ ) に基づき 別冊の仕様書 ( 現場説明書等を含む ) 及び図面 ( 以下 仕様書等 という ) に従い 日本国の法令を遵守し この契約を履行しなければならない 2 受注者は 契約書記載の業務

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ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

委託業務契約書 1 委託業務の名称 2 履行期限平成年月日 3 業務委託料 一金 円也 うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 一金 円也 ( 注 ) 取引に係る消費税及び地方消費税の額 は 消費税法第 2 8 条第 1 項及び第 2 9 条 地方税法第 7 2 条の 8 2 及び第 7 2 条の

業務委託契約書 ( 案 ) 収入 印紙 1. 委託業務の名称 2. 委託業務の場所 3. 履行期間平成年月日から 平成年月日まで 4. 業務委託料金円 うち取引に係る消費税及び地方消費税の額金円 取引に係る消費税及び地方消費税の額 は 消費税法第 28 条第 1 項及び第 29 条並びに地方税法第

平成 26 年 3 月 6 日千葉医療センター 地域医療連携ネットワーク運用管理規定 (Ver.8) 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク運用管理規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この運用管理規定は 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク ( 以下 千葉医療ネットワーク ) に参加

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外国送金取引規定 1.( 適用範囲 ) 外国送金依頼書による次の各号に定める外国送金取引については この規定により取扱います 1 外国向送金取引 2 国内にある当行の本支店または他の金融機関にある受取人の預金口座への外貨建送金取引 3 外国為替法規上の ( 非 ) 居住者と非居住者との間における国内

一般社団法人北海道町内会連合会定款変更(案)

現場代理人及び主任技術者等の資格要件について 平成 30 年 9 月 18 日 本市では この度銚子市建設工事請負契約約款 ( 工事約款 ) を一部改正し 現場代理人の常駐義務を緩和する旨の規定 ( 工事約款第 12 条第 4 項 ) を追加しました これを受け 下記のとおり取り扱うこととしますので

しなければならない 2. 乙は プライバシーマーク付与の更新を受けようとするときは プライバシーマーク付与契約 ( 以下 付与契約 という ) 満了の8ヶ月前の日から付与契約満了の4 ヶ月前の日までに 申請書等を甲に提出しなければならない ただし 付与契約満了の4ヶ月前の日までにプライバシーマーク付

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3 治験実施計画書目的 当該治験について 治験実施計画書が手順書に従い適切に作成及び改訂されていることを確認する 次の事項を調べる (1) 治験実施計画書の記載項目 ( 再生医療等製品 GCP 省令第 7 条第 1 項に規定する項目 ) (2) 治験実施計画書の作成 改訂の手順と日付 (3) 治験計

社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

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学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

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2. 提出資料一覧表 落札予定者に求める提出資料は 要請書に示す調査区分 ( 基本調査または重点調査 ) に応じて下表に を付している内容とする なお 調査区分が 基本調査 の場合は 3 頁 ~4 頁に基づき作成すること 調査区分が 重点調査 の場合は 5 頁 ~7 頁に基づき作成すること 様式番号

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3. 現地工事実施にかかる許認可業務対象国にて現地工事を実施する場合 現地工事の対象となる土地の所有者の確認 使用の許可や現地工事を管轄する省庁からの許認可の必要の有無を受注者が必ず確認してください 許認可や利用許諾等が必要な場合は それらを取得してから下請負先と契約締結し 現地工事の発注を行うよう

建設工事入札参加業者等指名停止要領について

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豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

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ごみ処理施設 ( 建屋部 ) 建設に係る設計施工監理業務委託共通仕様書 第 1 章総則 1.1 適用 1. ごみ処理施設 ( 建屋部 ) 建設に係る設計施工監理業務委託共通仕様書 ( 以下 共通仕様書 という ) は 営繕工事に係る設計監理 ( 基本設計及び実施設計に対する設計監理業務 ) と工事監理 ( 建築工事 電気設備工事 機械設備工事のそれぞれの工事監理をいう ) の業務 ( 以下 監理業務 という ) 委託に適用する 2. 設計施工監理仕様書は 相互に補完し合うものとし そのいずれかによって定められている事項は 契約の履行を規定するものとする ただし 設計施工監理仕様書の間に相違がある場合 設計施工監理仕様書の優先順位は 次の (1) から (3) の順序のとおりとする (1) 質問回答書 (2) 特記仕様書 (3) 共通仕様書 3. 受注者は 前項の規定により難い場合又は設計施工監理仕様書に明示のない場合若しく は疑義を生じた場合には 調査職員と協議するものとする 1.2 用語の定義 共通仕様書に使用する用語の定義は 次の各項に定めるところによる 1. 発注者 とは 契約担当者をいう 2. 受注者 とは 設計施工監理業務の実施に関し 発注者と委託契約を締結した個人若 しくは会社その他の法人をいう 3. 調査職員 とは 契約図書に定められた範囲内において受注者又は管理技術者に対す る指示 承諾又は協議の職務等を行う者で 契約書に定める者であり 総括調査員 調査 員を総称していう 4. 検査職員 とは 監理業務の完了の検査に当たって 検査を行う者をいう 5. 管理技術者 とは 契約の履行に関し 業務の管理及び統轄等を行う者で 受注者が 定めた者をいう 6. 対象工事 とは 当該工事監理業務の対象となる工事をいう 7. 監督職員 とは 対象工事の工事請負契約の適正な履行を確保するための必要な監督 を行う者であり 総括監督員 監督員を総称していう 8. 工事の受注者等 とは 対象工事の工事請負契約の工事の受注者又は工事請負契約書 の規定により定められた現場代理人をいう -1-

9. 契約図書 とは 契約書及び設計施工監理仕様書をいう 10. 契約書 とは ごみ処理施設 ( 建屋部 ) 建設に係る設計施工監理業務委託契約書をい う 11. 設計施工監理仕様書 とは 仕様書 質問回答書をいう 12. 仕様書 とは 共通仕様書及び特記仕様書 ( 特記仕様書において定める資料及び基準 等を含む ) を総称していう 13. 共通仕様書 とは 設計施工監理業務に共通する事項を定める図書をいう 14. 特記仕様書 とは 当該設計施工監理業務の実施に関する明細又は特別な事項を定め る図書をいう 15. 質問回答書 とは 仕様書 現場説明に関する入札等参加者からの質問書に対して 発注者が回答する書面をいう 16. 設計図書 とは 対象工事の工事請負契約書の規定により定められた設計図書 発注 者から変更又は追加された図面及び図面のもとになる計算書等をいう 17. 業務報告書 とは 契約書に定める履行の報告に係る報告書をいう 18. 書面 とは 手書き 印刷等により作成した書類をいい 発効年月日を記載し 署名 又は押印したものを有効とする 緊急を要する場合は メールその他 調査職員の承諾を 受けた方法により伝達できるものとするが 後日有効な書面と差し替えるものとする 19. 指示 とは 調査職員が受注者に対し 監理業務の遂行上必要な事項について書面を もって示し 実施させることをいう 20. 請求 とは 発注者又は受注者が契約内容の履行若しくは変更に関して相手方に書面 をもって行為若しくは同意を求めることをいう 21. 通知 とは 発注者若しくは調査職員が受注者に対し 又は受注者が発注者若しくは 調査職員に対し 監理業務に関する事項について 書面をもって知らせることをいう 22. 報告 とは 受注者が調査職員に対し 監理業務の遂行に係る事項について 書面を もって知らせることをいう 23. 申出 とは 受注者が契約内容の履行又は変更に関して 発注者に対して 書面をも って同意を求めることをいう 24. 承諾 とは 受注者が調査職員に対し 書面で申し出た監理業務の遂行上必要な事項 について 調査職員が書面により同意することをいう -2-

25. 質問 とは 不明な点に関して 書面をもって問うことをいう 26. 回答 とは 質問に対して書面をもって答えることをいう 27. 協議 とは 書面により契約図書の協議事項について 発注者と受注者が対等の立場 で合議することをいう 28. 提出 とは 受注者が調査職員に対し 監理業務に係る書面又はその他の資料を説明 し 差し出すことをいう 29. 検査 とは 契約図書に基づき 監理業務の確認をすることをいう 30. 打合せ とは 監理業務を適正かつ円滑に実施するために管理技術者等が調査職員等 又は工事の受注者等と面談により 業務の方針 条件等又は設計内容の疑義を正すことを いう 31. 協力者 とは 受注者が監理業務の遂行に当たって その業務の一部を再委託する者 をいう 第 2 章設計施工監理業務の内容 設計施工監理業務は 一般業務及び追加業務とし それらの業務内容は次に掲げるところに よる 2.1 一般業務の内容 受注者は調査職員の指示に従い 以下の一般業務の項目について 業務計画書に記載した業 務方針に基づいて行うものとする 1. 設計監理に関する業務 ( 詳細は特記仕様書による ) (1) 基本設計図書及び実施設計図書の審査 (2) 設計会議への出席 2. 工事監理に関する業務 (1) 工事監理方針の説明等 (ⅰ) 工事監理方針の説明 当該業務の着手に先立って 工事監理体制その他工事監理方針について記載された 業務計画書を作成し 調査職員に提出し 承諾を受ける (ⅱ) 工事監理方法変更の場合の協議 当該業務の方法に変更の必要が生じた場合 調査職員と協議する (2) 設計図書の内容の把握等 -3-

(ⅰ) 設計図書の内容の把握設計図書の内容を把握し 設計図書に明らかな矛盾 誤謬 脱漏 不適切な納まり等を発見した場合には その内容をとりまとめ 調査職員に報告する (ⅱ) 質疑書の検討工事の受注者等から工事に関する質疑書が提出された場合 設計図書に定められた品質 ( 形状 寸法 仕上がり 機能 性能等を含む 以下 同じ ) 確保の観点から技術的に検討し その結果を調査職員に報告する (3) 設計図書に照らした施工図等の検討及び報告 (ⅰ) 施工図等の検討及び報告 1 設計図書の定めにより工事の受注者等が作成し 提出する施工図 ( 現寸図 躯体図 工作図 製作図等をいう ) 製作見本 模型 見本施工等が設計図書の内容 に適合しているかについて検討し 適合していると認められる場合には その旨を 調査職員に報告する 2 1 の検討の結果 適合しないと認められる場合には 設計図書に定められた品質を確保するために必要な措置についてとりまとめ 調査職員に報告する 3 2 の結果 工事の受注者等が施工図 製作見本 模型 見本施工等を再度作成し 提出した場合は 1 2 の規定を準用する (ⅱ) 工事材料 設備機器等の検討及び報告 1 設計図書の定めにより工事の受注者等が提案又は提出する工事材料 設備機器等 ( 当該材料 機器等に係る製造者及び専門工事業者を含む ) 及びそれらの見本に 関し 工事の受注者等に対して事前に指示すべき内容を調査職員に報告し 提案又 は提出された工事材料 設備機器等及びそれらの見本が設計図書の内容に適合して いるかについて検討し 適合していると認められる場合には その旨を調査職員に 報告する 2 1 の検討の結果 適合しないと認められる場合には 設計図書に定められた品質を確保するために必要な措置についてとりまとめ 調査職員に報告する 3 2 の結果 工事の受注者等が工事材料 設備機器等及びそれらの見本を再度提案又は提出した場合は 1 2 の規定を準用する (4) 工事と設計図書との照合及び確認 工事の受注者等が行う工事が設計図書の内容に適合しているかについて 設計図書に 定めのある方法による確認のほか 目視による確認 抽出による確認 工事の受注者等 から提出される品質管理記録の確認等 確認対象工事に応じた合理的方法により確認を 行う (5) 工事と設計図書との照合及び確認の結果報告等 1 (4) の結果 工事が設計図書のとおりに実施されていると認められる場合には その旨を調査職員に報告する 2 (4) の結果 工事が設計図書のとおりに実施されていないと認められる箇所がある場合 又は調査職員から適合していない箇所を示された場合には 設計図書に定めら れた品質を確保するために必要な措置についてとりまとめ 調査職員に報告する 3 工事の受注者等が必要な修補を行った場合は その方法が設計図書に定める品質確 -4-

保の観点から適切か否かを確認し 適切と認められる場合には その内容を調査職員 に報告する 4 3 の結果 修補が適切になされていないと認められる場合の再修補等の取扱いは 1 2 3 の規定を準用する (6) 業務報告書等の提出工事と設計図書との照合及び確認をすべて終えた後 業務報告書及び調査職員が指摘 した書類等の整備を行い 調査職員に提出する 3. 工事監理に関するその他の業務 (1) 工程表の検討及び報告 1 工事の受注者等が作成し 提出する工程表について 工事請負契約に定められた工期及び設計図書に定められた品質が確保できないおそれがあるかについて検討し 品 質が確保できると認められる場合には その旨を調査職員に報告する 2 1 の検討の結果 品質が確保できないおそれがあると認められる場合には 工事の受注者等に対する修正の求めその他必要な措置についてとりまとめ 調査職員に報告 する 3 2 の結果 工事の受注者等が工程表を再度作成し 提出した場合は 1 2 の規定を準用する (2) 設計図書に定めのある施工計画の検討及び報告 1 設計図書の定めにより工事の受注者等が作成し 提出する施工計画 ( 工事施工体制に関する記載を含む ) について 工事請負契約に定められた工期及び設計図書に定められた品質が確保できないおそれがあるかについて検討し 品質が確保できると認 められる場合には その旨を調査職員に報告する 2 1 の検討の結果 品質が確保できないおそれがあると認められる場合には 工事の受注者等に対して修正の求めその他必要な措置についてとりまとめ 調査職員に報告 する 3 2 の結果 工事の受注者等が施工計画を再度作成し 提出した場合は 1 2 の規定を準用する (3) 工事と工事請負契約との照合 確認 報告等 (ⅰ) 工事と工事請負契約との照合 確認及び報告 1 工事の受注者等が行う工事が工事請負契約の内容 ( 設計図書に関する内容を除く ) に適合しているかについて 目視による確認 抽出による確認 工事の受注 者等から提出される品質管理記録の確認等 対象工事に応じた合理的方法により確 認を行い 適合していると認められる場合には その旨を調査職員に報告する 2 1 の検討の結果 適合していないと認められる箇所がある場合 又は調査職員から適合していない箇所を指摘された場合には 工事の受注者に対して指摘すべき事 項を検討し その結果を調査職員に報告する 3 工事の受注者等が必要な修補等を行った場合は これを確認し その内容を調査職員に報告する 4 3 の結果 修補が適切になされていないと認められる場合の再修補等の取扱いは 1 2 3 の規定を準用する -5-

(ⅱ) 工事請負契約に定められた指示 検査等監理仕様書に定められた試験 立会い 確認 審査 協議等 ( 設計図書に定めるものを除く ) を行い その結果を調査職員に報告する また工事の受注者等が試験 立会い 確認 審査 協議等を求めたときは 速やかにこれに応じる (ⅲ) 工事が設計図書の内容に適合しない疑いがある場合の破壊検査工事の受注者等の行う工事が 設計図書の内容に適合しない疑いがあり かつ破壊 検査が必要と認められる理由がある場合には 調査職員に報告し 調査職員の指示を 受けて 必要な範囲で破壊して検査する (4) 関係機関の検査の立会い等関係機関の検査に立会い その指摘事項等について 工事の受注者等が作成し 提出 する検査記録等に基づき調査職員に報告する 2.2 追加業務の内容 追加業務の内容については 特記仕様書による 一般業務と同様 受注者は調査職員の指示 に従い 業務計画書に記載した業務方針に基づいて行うものとする 第 3 章業務の実施 3.1 業務の着手受注者は 特記仕様書に定めがある場合を除き 契約締結後 14 日以内に設計施工監理業務に着手しなければならない この場合において 着手とは 管理技術者が監理業務の実施のため調査職員との打合せを開始することをいう 3.2 適用基準等 1. 受注者は 業務の実施に当たっては 特記仕様書に定める基準等 ( 以下 適用基準等 という ) に基づき行うものとする 2. 適用基準等で市販されているものについては 受注者の負担において備えるものとする 3.3 調査職員 1. 発注者は 設計施工監理業務における調査職員を定め 受注者に通知するものとする 2. 調査職員は 契約図書に定められた範囲内において 指示 承諾 協議等の職務を行う ものとする 3. 調査職員の権限は 契約書に定める事項とする 4. 調査職員がその権限を行使するときは 書面により行うものとする ただし 緊急を要する場合 調査職員が受注者に対し口頭による指示等を行った場合には 受注者はその指示等に従うものとする 調査職員はその指示等を行った後 7 日以内に -6-

書面により受注者にその内容を通知するものとする 3.4 管理技術者 1. 受注者は 工事監理業務における管理技術者を定め 発注者に通知するものとする 2. 管理技術者は 契約図書等に基づき 業務の技術上の管理を行うものとする 3. 管理技術者の資格要件は 特記仕様書による また 管理技術者は 日本語に堪能でな ければならない 4. 管理技術者に委任できる権限は 契約書に定める事項とする ただし 受注者が管理技 術者に委任できる権限を制限する場合は 発注者に書面をもってその内容を含め報告しない限り 管理技術者は受注者の一切の権限 ( 契約書の規定により行使できないとされた権 限を除く ) を有するものとされ 発注者及び調査職員は 管理技術者に対して指示等を 行えば足りるものとする 5. 管理技術者は 調査職員が指示するところにより 関連する他の工事の監督職員及び他の工事監理業務の受注者と十分に協議のうえ 相互に協力しつつ 業務を実施しなければ ならない 3.5 監督職員及び工事の受注者等 対象工事の監督職員及び工事の受注者等については 打合せまたは特記仕様書による 3.6 軽微な設計変更設計内容の伝達を行い 施工図等の検討を行う過程において 細部の取り合いや工事間の調整等の関係で 又は調査職員の指示により軽微な変更の必要が生じた場合 工事の受注者等に対して指示すべき事項について調査職員に報告する 3.7 提出書類 1. 受注者は 発注者が指定した様式により 契約締結後に 関係書類を調査職員を経て 発注者に遅滞なく提出しなければならない ただし 業務委託料 ( 以下 委託料 という ) に係る請求書 請求代金代理受領承諾書 遅延利息請求書 調査職員に関する措置 請求に係る書類及びその他現場説明の際指定した書類を除く 2. 受注者が発注者に提出する書類で様式が定められていないものは 受注者において様式を定め 提出するものとする ただし 発注者がその様式を指示した場合は これに従わ なければならない 3. 業務実績情報を登録することが特記された場合は 登録内容について あらかじめ調査職員の承諾を受け 登録されることを証明する資料を検査職員に提示し 業務完了検査後速やかに登録の手続きを行うとともに 登録が完了したことを証明する資料を調査職員に提出しなければならない 3.8 打合せ及び記録 1. 設計施工監理業務を適正かつ円滑に実施するため 管理技術者と調査職員は常に密接な -7-

連絡をとり 業務の方針 条件等の疑義を正すものとし その内容については その都度受注者が書面 ( 業務打合簿 ) に記録し 相互に確認しなければならない なお 連絡は積極的に電子メールを活用し 電子メールで確認した内容については必要に応じて書面 ( 業務打合簿 ) に記録するものとする 2. 設計施工監理業務着手時及び特記仕様書に定める時期において 管理技術者と調査職員 は打合せを行うものとし その結果について 管理技術者が書面 ( 業務打合簿 ) に記録し 相互に確認しなければならない 3. 受注者が工事の受注者等と打合せを行う場合には 事前に調査職員の承諾を受けること とする また 受注者は工事の受注者等との打合せ内容について書面 ( 業務打合簿 ) に記 録し 後日 調査職員に提出しなければならない 3.9 業務計画書 1. 受注者は 契約締結後 14 日以内に業務計画書を作成し 調査職員に提出しなければなら ない 2. 業務計画書には 契約図書に基づき 次の事項を記載するものとする (1) 業務一般事項 (2) 業務工程計画 (3) 業務体制 (4) 業務方針上記事項のうち (2) 業務工程計画については 工事の受注者等と十分な打合せを行った 上で内容を定めなければならない また (4) 業務方針の内容については 事前に調査職 員の承諾を得なければならない 3. 受注者は 業務計画書の重要な内容を変更する場合は 理由を明確にしたうえ その都 度調査職員に変更業務計画書を提出しなければならない 4. 調査職員が指示した事項については 受注者は更に詳細な業務計画に係る資料を提出しなければならない 3.10 資料の貸与及び返却 1. 調査職員は 特記仕様書において貸与すると定める図面及び適用基準等並びにその他関連資料 ( 以下 貸与資料 という ) を受注者に貸与するものとする 2. 受注者は 貸与資料の必要がなくなった場合は直ちに調査職員に返却するものとする 3. 受注者は 貸与資料を善良な管理者の注意をもって取扱わなければならない 万一 損傷した場合には 受注者の責任と費用負担において修復するものとする 4. 受注者は 特記仕様書に定める守秘義務が求められる資料については これを他人に閲覧させ 複写させ 又は譲渡してはならない 3.11 関係機関への手続き等 1. 受注者は 設計施工監理業務の実施に当たっては 発注者が行う関係機関等への手続き -8-

及び立会いの際に協力しなければならない また 受注者は 設計施工監理業務を実施す るため 関係機関等に対する諸手続き及び立会いが必要な場合は 速やかに行うものとす る 2. 受注者が 関係機関等から交渉を受けたときは 遅延なくその旨を調査職員に報告する 3.12 関連する法令 条例等の遵守受注者は 設計施工監理業務の実施に当たっては 関連する法令 条例等を遵守しなれければならない 3.13 検査 1. 受注者は 契約書の規定に基づいて 発注者に対して 業務完了届の提出をもって業務の完了を通知する また受注者は 業務の完了を通知する時までに 契約図書により義務付けられた業務報告書及び調査職員が指示した書類等の整備を完了し 調査職員に提出しておかなければならない 2. 受注者は 契約書の規定に基づいて 発注者に対して部分払いを請求する場合は 当該請求に係る出来形部分等の算出方法について調査職員の指示を受けるものとし 当該請求部分に係る業務は 次の (1) 及び (2) の要件を満たすものとする (1) 調査職員の指示を受けた事項がすべて完了していること (2) 契約図書により義務付けられた資料の整備がすべて完了していること 3. 調査職員は 監理業務の検査に当たっては あらかじめ 受注者と打合せ 検査日を決定するものとする 検査日が決定した場合 受注者は 検査に必要な書類等を整備しなければならない 4. 検査職員は 調査職員及び管理技術者の立会のうえ 監理業務の実施状況について 書類等により検査を行うものとする 3.14 債務不履行に係る履行責任 1. 受注者は 発注者から債務不履行に対する履行を求められた場合には 速やかにその履行をしなければならない 2. 検査職員は 債務不履行に対する履行の必要があると認めた場合には 受注者に対して 期限を定めてその履行を指示することができるものとする 3. 検査職員が債務不履行に対する履行の指示をした場合には その履行の完了の確認は検 査職員の指示に従うものとする 4. 検査職員が指示した期間内に債務不履行に対する履行が完了しなかった場合には 発注 者は 契約書の規定に基づき検査の結果を受注者に通知するものとする 3.15 条件変更等 1. 契約書に定める 予期することのできない特別な状態 とは 発注者と受注者が協議し 当該規定に適合すると判断した場合とする -9-

2. 調査職員が 受注者に対して契約書に定める監理仕様書の変更又は訂正の指示を行う場 合は 書面によるものとする 3.16 契約内容の変更 1. 発注者は 次の各号に掲げる場合において 設計施工監理業務委託契約の変更を行うものとする (1) 業務委託料の変更を行う場合 (2) 履行期間の変更を行う場合 (3) 調査職員と受注者が協議し 監理業務施行上必要があると認められる場合 (4) 契約書の規定に基づき業務委託料の変更に代える監理仕様書の変更を行う場合 2. 発注者は 前項の場合において 変更する契約図書を次の各号に基づき作成するものとする (1) 3.15の規定に基づき調査職員が受注者に指示した事項 (2) 設計施工監理業務の一時中止に伴う増加費用及び履行期間の変更等決定済の事項 (3) その他発注者又は調査職員と受注者との協議で決定された事項 3.17 履行期間の変更 1. 発注者は 受注者に対して監理業務の変更の指示を行う場合においては 履行期間の変 更を行うか否かを合わせて事前に通知しなければならない 2. 受注者は 契約書の規定に基づき 履行期間の延長が必要と判断した場合には 履行期 間の延長理由 必要とする延長日数の算定根拠 業務工程を修正した業務計画書その他必 要な資料を発注者に提出しなければならない 3. 契約書の規定に基づき発注者の請求により履行期間を短縮した場合には 受注者は 速 やかに 業務計画書に記載の業務工程を修正し提出しなければならない 3.18 一時中止 1. 契約書の規定により 次の各号に該当する場合において 発注者は 受注者に通知し 必要と認める期間 監理業務の全部又は一部を一時中止させるものとする (1) 対象工事の設計変更等業務の進捗が遅れたため 監理業務の続行を不適当と認めた 場合 (2) 環境問題等の発生により監理業務の続行が不適当又は不可能となった場合 (3) 天災等により監理業務の対象箇所の状態が変動した場合 2. 発注者は 受注者が契約図書に違反し 又は調査職員の指示に従わない場合等 調査職 員が必要と認めた場合には 監理業務の全部又は一部を一時中止させることができるもの とする 3.19 発注者の賠償責任 1. 発注者は 次の各号に該当する場合においては 損害の賠償を行わなければならない (1) 契約書に定める一般的損害 契約書に定める第三者に及ぼした損害について 発注 者の責に帰すべきものとされた場合 (2) 発注者が契約に違反し その違反により契約の履行が不可能となった場合 -10-

3.20 受注者の賠償責任 1. 受注者は 次の各号に該当する場合においては 損害の賠償を行わなければならない (1) 契約書に定める一般的損害 契約書に定める第三者に及ぼした損害について 受注 者の責に帰すべきものとされた場合 (2) 契約書に定める債務不履行に対する履行責任に係る損害が生じた場合 3.21 再委託 1. 契約書に定める 指定した部分 とは 監理業務等における総合的な企画及び判断並び に業務遂行管理をいい 受注者は これを再委託することはできない 2. コピー ワープロ 印刷 製本 計算処理 トレース 資料整理 模型製作 透視図作 成等の簡易な業務は 契約書に定める 軽微な部分 に該当するものとし 受注者が こ の部分を第三者に再委託する場合は 発注者の承諾を必要としない 3. 受注者は 第 1 項及び第 2 項に規定する業務以外の再委託に当たっては 発注者の承諾 を得なければならない 4. 受注者は 協力者及び協力者が再々委託を行うなど複数の段階で再委託が行われるときは当該複数の段階の再委託の相手方の住所 氏名及び当該複数の段階の再委託の相手方がそれぞれ行う業務の範囲を記載した書面を更に詳細な業務計画に係る資料として 調査職員に提出しなければならない 5. 受注者は監理業務を再委託に付する場合においては 書面において行い 協力者との関係を明確にしておくとともに 協力者に対し監理業務の実施について適切な指導及び管理のもとに監理業務を実施しなければならない また 複数の段階で再委託が行われる場合についても必要な措置を講じなければならない なお協力者は 指名停止期間中であってはならない 3.22 守秘義務 受注者は 契約書の規定により 業務の実施過程で知り得た秘密を第三者に漏らしてはなら ない -11-