7.居宅療養管理指導

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06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

中表紙(居宅)

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 Q1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 Q&A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A

居宅介護支援 契約時の説明について問 131 今回の改正により 利用者の意思に基づいた契約であることを確保するため 利用者やその家族に対して 利用者はケアプランに位置付ける居宅サービス事業所について 複数の事業所の紹介を求めることが可能であること等を説明することを義務づけ それに違反した場合は報酬が

Q7: 判定様式には80% を超えるサービスのみ記載するのですか? それとも 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスはすべて記載するのですか? A7: 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスについて すべて記載してください Q8:

平成 29 年 3 月 27 日 ( 火 ) 平成 29 年度集団指導資料 居宅介護支援事業所 介護予防支援事業所 運営のポイント 保健福祉部保健福祉総務課

予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

1102 請求誤りによる実績取り下げ 1109 時効による保険者申立ての取り下げ 1112 請求誤りによる実績取り下げ ( 同月 ) 1129 時効による公費負担者申立ての取り下げ 1142 適正化 ( その他 ) による保険者申立の取り下げ 1143 適正化 ( ケアプラン点検 ) による保険者申

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

新介護 通所介護 福祉用具貸与又は地域密着型通所介護 ( 以下 訪問介護サービス等 という ) が位置付けられた居宅サービス計画の数をそれぞれ算出し 訪問介護サービス等それぞれについて 最もその紹介件数の多い法人 ( 以下 紹介率最高法人 という ) を位置付けた居宅サービス計画の数の占める割合を計

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

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月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

<4D F736F F D C605F937393B9957B8CA781418E7392AC91BA81418AD68C CC816A C95DB8C9289DB2E646F63>

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

Microsoft Word - 01指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準(訪問通所サービス、居宅療養管理指導及び福祉用具貸与に係る部分)及び指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項について

8_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用について

2 居宅サービス事業所の状況

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能 区分変更 ( 要介護 1~ 要介護 5 の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 型居宅介護く ) 区分変更 ( 要介護 要支援 ) サービス提供日 サービス事業所の変更 ( 同一サービス種類のみ ) ( 通い 訪問又は宿泊 ) 事業 ( 指定有効期間 ) 受給資

Microsoft PowerPoint - (HP掲載用)270820定期巡回.pptx

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに

正誤表

Microsoft PowerPoint - è³⁄挎+間帅çfl¨ï¼›.pptx

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス 介護サービスの種類 か所数 主な事業所等の名称 所在地 < 居宅サービス> 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション か所数 法人等が道内で実施している介護サービス事業所の数を記載 ( 当該報告事業所分を含む )

スライド 1

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

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届出書 体制等状況一覧表 ( 別紙 1-3) の添付書類一覧 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 中山間地域等における小規模事業所加算 11 月当たりの平均延訪問回算定表 前年度の 4 月 ~2 月分 緊急時訪問看護加算 特別管理体制 ターミナルケア体制 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ) サービス提供

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

14. 介護給付費算定に係る体制等に関する届出 ( 加算届 ) (1) 提出期限 提出先 体制等の届出については 加算等を算定する前月の15 日までに提出すること (16 日以降に提出された場合は 翌々月から算定 ) 加算廃止の場合は 直ちに提出すること 体制等の届出先は 指定申請等の提出先と同じで

サービス提供体制強化加算に関する届出書 [ 定期巡回 随時対応型訪問介護看護事業所 ] 1 事業所名 平成年月日 2 異動区分 1 新規 2 変更 3 終了 3 届出項目 1 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ イ ) 2 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ ロ ) 4 研修等に関 1 する状況 3 サービ

同一建物に居住する利用者の減算 特別地域加算 前年度の 1 月あたりの平均実利用者数の分かる書類 ( 地域に関する状況 ) 1 訪問看護ステーション ( 規模に関する状況 ) 前年度の 1 月あたりの平均延訪問回数の分かる書類 13 訪問看護 2 病院又は診療所 3 定期巡回 随時対応サービス連携

居宅介護支援サービス重要事項説明書 あなたに対する居宅介護支援サービスの提供開始にあたり 厚生省令 38 号 4 条に基づいて 当事業者があなたに説明すべき事項は次のとおりです 1. 事業者 事 業者の 名称社会福祉法人敬愛会 所 在 地岐阜県中津川市阿木 2811 番地の1 法 人 種 別社会福祉

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

平成29 年度介護報酬改定による介護職員処遇改善加算の拡充について【介護保険最新情報Vol.580】(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H )

別紙 1 すべての指定居宅介護支援事業所が作成すること 特定事業所集中減算 ( 平成 30 年度 ) Ⅰ 特定事業所集中減算について 毎年度 2 回 判定期間に作成された居宅サービス計画のうち 訪問介護 通所介護 福祉用具貸与 地域密着型通所介護 ( )( 以下訪問介護サービス等という ) のそれぞ

小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援変更日 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定有効期間 ) 事業所指定効力停止の

01 表紙 老人保健課

居宅介護支援重要事項説明書

2 5 ページ ( 第 1 号訪問事業 ) 訪問介護 : ロング ライフ訪問介護事業所 訪問型サービス費 1,168 月 訪問型サービス費 2,335 月 * 訪問型サービス費 (Ⅲ) 3,704 月 20 分未満 20 分以上 30 分未満 30 分以上 60 分未満 60 分以上 20 分以上

Microsoft Word 厚生労働省事務連絡(システム変更に係る参考資料その9)送付版

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

平成 28 年度介護保険事業状況報告 ( 年報 ) のポイント 1 第 1 号被保険者数 (28 年 3 月末現在 ) (29 年 3 月末現在 ) 3,382 万人 3,440 万人 ( 対前年度 +59 万人 +1.7% 増 ) ( 単位 : 万人 ) 3,500 3,000 2,500 2,0

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サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護

通所リハ生活行為向上リハ加算 1 2,000 1 月につき 通所リハ生活行為向上リハ加算 2 1,000 1 月につき 通所リハ若年性認知症受入加算 60 1 日につき 通所リハ栄養改善加算 150 月 2 回限度 通所

6. 介護給付費等の過誤処理について

- 2 - いては 新基準別表の 1 のイ中 1,458 単位 とあるのは 1,611 単位 と 729 単位 とあるのは 806 単位 と 同 1 のロ中 1,207 単位 とあるのは 1,310 単位 と 603 単位 とあるのは 65 5 単位 と 同 1 の注 6 中 減算する とあるのは

通所リハ生活行為向上リハ加算 1 2,000 1 月につき 通所リハ生活行為向上リハ加算 2 1,000 1 月につき 通所リハ若年性認知症受入加算 60 1 日につき 通所リハ栄養改善加算 150 月 2 回限度 通所

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

(Microsoft Word - \222\312\217\212\203\212\203n\217W\222c\216w\223\ doc)

居宅介護支援事業者向け説明会

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書類点検等における通所介護事業所への主な指摘事項について

社会福祉法人による生計困難者に対する利用者負担の減免

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

パワポテンプレ

17★ 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて(平成十二年三月三十日 老企 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知)

介護予防ケアマネジメントについて

複数名訪問看護加算 (1 人以上の看護職員等と同 2 人以上による訪問看護を行う場合 行 ) 看護師等と訪問 看護師等と訪問 4,500 円 30 分未満 254 単位 准看護師と訪問 3,800 円 30 分以上 402 単位 看護補助者と訪問 ( 別に厚生労働省が定める場合 看護補助者と訪問 を

01 表紙 老人保健課 - コピー

介護保険事業状況報告 ( 全国計 ) 第 1 表第 1 号被保険者のいる世帯数 ( 単位 : 世帯 ) 前年度末現在当年度中増当年度中減当年度末現在 23,856,459 1,319, ,241 24,261,177 第 2 表第 1 号被保険者数 ( 単位 : 人 ) 年齢区分 前年度

「介護報酬等に係るQ&A Vol.2」(平成12年4月28 日)等の一部改正について(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H26.4.4)【介護保険最新情報Vol.369】

平成 28 年度第 3 回弘前市ケアマネジャー研修会 1. ケアプランの軽微な変更の内容について ( ケアプランの作成 ) 最新情報 vol.155 p.3 参照 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について( 平成 11 年 7 月 29 日老企 22 号厚生省老人保健福祉局企画課長

<4D F736F F D20819A288FB E6318D E6318D E633308D868B6388C429964C8CE391E596EC8E738D7390AD FF097E182CC88EA959489FC90B382D982A932398C8F2E646F6378>

03-0減算(表紙)

特別養護老人ホーム 優雅 社会福祉法人 桜寿会 ( 特別養護老人ホーム優雅 ) 福島県南会津郡南会津町田島字北下原 111 番 TEL: FAX: ( 郡山オフィス ) 福島県郡山市菜根一丁目 22 番 10 号 T

様式第九(附則第二条関係)

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Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

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法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス < 居宅サービス > 介護サービスの種類か所数主な事業所等の名称所在地 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸与

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

点検項目点検事項点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味

点検項目 605 認知症対応型共同生活介護費 点検事項 点検結果 夜勤減算介護従業者の数が共同生活住居ごとに1 以上 満たさない身体的拘束等を行う場合 態様 時間 心身の状況 緊急や身体拘束廃止未実施減算 未実施むを得ない理由を記録 夜間支援体制加算 (Ⅰ) 夜間支援体制加算 (Ⅱ) 身体的拘束等の

( 平成 30 年度前期以降 ) 特定事業所集中減算に係る Q&A 制度全般に関することについて Q1 特定事業所集中減算について知りたい場合や様式をダウンロードしたい場合 どこを見ればわかりますか A1 飾区役所公式ホームページの 事業者情報 > 申請 手続き > 福祉関連 > 特定事業所集中減算

01 表紙 老人保健課

大阪府特別養護老人ホーム入所指針

( 介護予防 ) 認知症対応型共同生活介護加算届出書類一覧表 各月の 15 日までに届け出れば その翌月から算定できます 勤務形態一覧表 ( 別紙 B) については 届出月の直近 1 ケ月分を提出してください 加算名必要な提出書類 変更届施設等の区分 介護給付費算定に係る体制等に関する届出書 体制等


法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス 介護サービスの種類か所数主な事業所等の名称 所在地 < 居宅サービス > 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸

( 別紙 1-1) 介護給付費算定に係る体制等状況一覧表 ( 居宅サービス 施設サービス 居宅介護支援 ) 特別地域加算 14 訪問リハビリテーション 31 居宅療養管理指導 1 病院又は診療所 2 介護老人保健施設 3 介護医療院 短期集中リハヒ リテーション実施加算 リハヒ リテーションマネジメ

訪問介護

スライド 1

届出状況 介護報酬点検項目点検事項点検結果確認書類の解釈頁通院困難な利用者 該当青 P208 通院困難な利用者 主治の医師の指示 ( 訪問看護ステーション ) 主治の医師の指示 ( 医療機関 ) 通院の可否にかかわらず 療養生活を送る上での居宅での支援が不可欠な者 該当対象なし 利用者に関する記録

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

11. 通所リハビリテーション 改定事項 基本報酬 1 医師の指示の明確化等 2リハビリテーション会議への参加方法の見直し等 3リハビリテーション計画書等のデータ提出等に対する評価 4 介護予防通所リハビリテーションにおけるリハビリテーションマネジメント加算の創設 5 社会参加支援加算の要件の明確化

サービス共通.xls サービス共通 介護予防 日常生活支援総合事業 の質問への回答 サービス共通項目 質問等回答作成月 1 定款に追加する事業名については 介護予防 日常生活支援総合事業 でよいか? 訪問型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号訪問事業 若しくは帯広市独自のサービス

平成30年度介護報酬改定

Transcription:

平成 29 年度集団指導資料 [ 島根県 ] Ⅸ 居宅介護支援 (1) 介護報酬の改定 ターミナルケアマネジメント加算 の新設等 (2) 基準省令の改正 管理者要件の見直し 等 (3) 介護保険法の改正 県から市町村( 保険者 ) への指定権限の移譲 (4) その他 平成 29 年度実地指導における主な指摘事項について 等 1

( 1 ) 介護報酬の改定 平成 30 年 4 月 1 日から適用のもの 平成 31 年 4 月 1 日から適用のもの 1 基本報酬 2 入院時情報連携加算 3 退院 退所加算 4 特定事業所加算 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 8 特定事業所加算 Ⅳ 5 ターミナルケアマネジメント加算 6 運営基準減算 7 特定事業所集中減算 2

1 基本報酬 ( 1 ) 介護報酬の改定 ~ 平成 30 年 4 月 1 日から適用のもの ~ 〇居宅介護支援 (Ⅰ) ケアマネージャー 1 人当たりの取扱件数が 40 未満である場合又は 40 以上である場合において 40 未満の部分 ( 一 ) 要介護 1 又は要介護 2 1042 単位 / 月 1053 単位 / 月 ( 二 ) 要介護 3 要介護 4 又は要介護 5 1353 単位 / 月 1368 単位 / 月 〇居宅介護支援 (Ⅱ) ケアマネージャー 1 人当たりの取扱件数が 40 以上である場合において 40 以上 60 未満の部分 ( 一 ) 要介護 1 又は要介護 2 521 単位 / 月 527 単位 / 月 ( 二 ) 要介護 3 要介護 4 又は要介護 5 677 単位 / 月 684 単位 / 月 〇居宅介護支援 (Ⅲ) ケアマネージャー 1 人当たりの取扱件数が 40 以上である場合において 60 以上の部分 ( 一 ) 要介護 1 又は要介護 2 313 単位 / 月 316 単位 / 月 ( 二 ) 要介護 3 要介護 4 又は要介護 5 406 単位 / 月 410 単位 / 月 3

2 入院時情報連携加算 概要 入院時における医療機関との連携促進入院時における医療機関との連携を促進する観点から 以下の見直しを行う ⅰ 入院時情報連携加算について 入院後 3 日以内の情報提供を新たに評価するとともに 情報提供の方法による差は設けないこととする ⅱ より効果的な連携となるよう 入院時に医療機関が求める利用者の情報を様式例として示すこととする 通知改正 単位数 入院時情報連携加算 (Ⅰ) 200 単位 / 月 入院時情報連携加算 (Ⅰ) 200 単位 / 月 入院時情報連携加算 (Ⅱ) 100 単位 / 月 入院時情報連携加算 (Ⅰ) 100 単位 / 月 算定要件等 ( 1 ) 介護報酬の改定 ~ 平成 30 年 4 月 1 日から適用のもの ~ ⅱについて 入院時情報連携加算 (Ⅰ) 入院時情報連携加算 (Ⅰ) 入院後 7 日以内に医療機関を訪問して情報提供 入院後 3 日以内に情報提供 ( 提供方法は問わない ) 入院時情報連携加算 (Ⅱ) 入院時情報連携加算 (Ⅱ) 入院後 7 日以内に訪問以外の方法で情報提供 入院後 7 日以内に情報提供 ( 提供方法は問わない ) (Ⅰ)(Ⅱ) の同時算定不可 (Ⅰ)(Ⅱ) の同時算定不可 4

( 1 ) 介護報酬の改定 ~ 平成 30 年 4 月 1 日から適用のもの ~ 3 退院 退所加算 概要 退院 退所後の在宅生活への移行に向けた医療機関等との連携促進退院 退所後の在宅生活への移行に向けた医療機関や介護保険施設等との連携を促進する観点から 退院 退所加算を以下のとおりに見直す ⅰ 退院 退所時におけるケアプランの初回作成の手間を明確に評価する ⅱ 医療機関等との連携回数に応じた評価とする ⅲ 加えて 医療機関等におけるカンファレンスに参加した場合を上乗せで評価する また 退院 退所後にケアマネージャーが医療機関等から情報収集する際の聞き取り事項を整理した様式例について 退院 退所後に必要な事柄を充実させる等 必要な見直しを行うこととする 通知改正 単位数 カンファレンス参加無カンファレンス参加有 連携 1 回 300 単位 300 単位 連携 2 回 600 単位 600 単位 連携 3 回 900 単位 カンファレンス参加無カンファレンス参加有 連携 1 回 450 単位 600 単位 連携 2 回 600 単位 750 単位 連携 3 回 900 単位 算定要件等 〇医療機関や介護保険施設等を退院 退所し 居宅サービス等を利用する場合において 退院 退所にあたって医療機関等の職員と面談を行い 利用者に関する必要な情報を得た上でケアプランを作成し 居宅サービス等の利用に関する調整を行った場合に算定する ただし 連携 3 回 を算定できるのは そのうち 1 回以上について 入院中の担当医等との会議 ( 退院時カンファレンス等 ) に参加して退院 退所後の在宅での療養上必要な説明を行った上でケアプランを作成し 居宅サービス等の利用に関する調整を行った場合に限る 入院又は入所期間中につき 1 回を限度 また 初回加算との同時算定不可 5

( 1 ) 介護報酬の改定 ~ 平成 30 年 4 月 1 日から適用のもの ~ 4 特定事業所加算 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 概要 地域における人材育成を行う事業者に対する評価特定事業所加算について 他法人が運営する居宅介護支援事業所への支援を行う事業所など 地域のケアマネジメント機能を向上させる取組を評価することとする 単位数 特定事業所加算 (Ⅰ) 500 単位 / 月 変更なし 特定事業所加算 (Ⅱ) 400 単位 / 月 変更なし 特定事業所加算 (Ⅲ) 300 単位 / 月 変更なし 算定要件等 〇特定事業所加算 (Ⅰ)~(Ⅲ) 共通 他法人が運営する居宅介護支援事業者と共同の事例検討会 研究会等の実施を要件に追加する 〇特定事業所加算 (Ⅱ)(Ⅲ) 地域包括支援センター等が実施する事例検討会等への参加を要件に追加する ( 現行は (Ⅰ) のみ ) 留意事項 今回の改正により 特定事業所加算 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 全てにおいて算定要件に変更が加わっていることから 平成 30 年 3 月 31 日時点において 当該加算を算定している事業所も 平成 30 年 4 月 1 日以降 当該加算を継続して算定する場合は加算届の提出が必要です 6

5 ターミナルケアマネジメント加算 概要 ( 1 ) 介護報酬の改定 ~ 平成 30 年 4 月 1 日から適用のもの ~ 頻回な利用者の状態変化等の把握等に対する評価の創設末期の悪性腫瘍の利用者又はその家族の同意を得た上で 主治の医師等の助言を得つつ ターミナル期に通常よりも頻回な訪問により利用者の状態変化やサービス変更の必要性を把握するとともに そこで把握した利用者の心身の状況等の情報を記録し 主治の医師等や居宅サービス事業者へ提供した場合を新たに評価する 単位数 なし ターミナルケアマネジメント加算 400 単位 / 月 ( 新設 ) 算定要件等 〇対象利用者 末期の悪性腫瘍であって 在宅で死亡した利用者 ( 在宅訪問後 24 時間以内に在宅以外で死亡した場合を含む ) 〇算定要件 24 時間連絡がとれる体制を確保し かつ 必要に応じて 指定居宅介護支援を行うことができる体制を整備 利用者又はその家族の同意を得た上で 死亡日及び死亡日時 14 日以内に 2 日以上在宅を訪問し 主治の医師等の助言を得つつ 利用者の状態やサービス変更の必要性等の把握 利用者への支援を実施 訪問により把握した利用者の心身の状況等の情報を記録し 主治の医師等及びケアプランに位置付けた居宅サービス事業者への提供 7

( 1 ) 介護報酬の改定 ~ 平成 30 年 4 月 1 日から適用のもの ~ 6 運営基準減算 概要 契約時の説明等利用者の意思に基づいた契約であることを確保するため 利用者やその家族に対して 利用者はケアプランに位置付ける居宅事業所サービスについて 複数の事業所の紹介を求めることが可能であることや当該事業所をケアプランに位置付けた理由を求めることが可能であることを説明することを義務づけ これらに違反した場合は報酬を減額する なお 例えば 集合住宅居住者において 特定の事業者のサービス利用が入居条件とされ 利用者の意思 アセスメント等を勘案せずに 利用者にとって適切なケアプランの作成が行われていない実態があるとの指摘も踏まえ 利用者の意思に反して 集合住宅と同一敷地内等の居宅サービス事業所のみをケアプランに位置付けることは適切ではないことを明確化する 通知改正 単位数 運営基準減算 所定単位数の50/100に相当する単位数 変更なし 算定要件等 利用者やその家族に対して 利用者はケアプランに位置付ける居宅サービス事業所について 複数の事業所の紹介を求めることが可能であること 当該事業所をケアプランに位置付けた理由を求めることが可能であることの説明を行わなかった場合 8

7 特定事業所集中減算 ( 1 ) 介護報酬の改定 ~ 平成 30 年 4 月 1 日から適用のもの ~ 概要 特定事業所集中減算の対象サービスの見直し特定事業所集中減算について 請求事業所数の少ないサービスや 主治の医師等の指示により利用サービス提供事業所が決まる医療系サービスは対象サービスから除外する なお 福祉用具貸与については 事業所数にかかわらず サービスを集中させることも可能であることから対象とする 単位数 200 単位 / 月減算 変更なし 算定要件等 〇 対象となるサービスを以下のとおり見直す 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリステーション 通所介護 通所リハビリステーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 ( ) 福祉用具貸与 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 夜間対応型訪問介護 地域密着型通所介護 認知症対応型通所介護 小規模多機能型居宅介護 ( ) 認知症対応型共同生活介護 ( ) 地域密着型特定施設入居者生活介護 ( ) 看護小規模多機能型居宅介護 ( ) 訪問介護 通所介護 地域密着型通所介護 福祉用具貸与 ( ) 利用時間を定めて行うものに限る 9

( 1 ) 介護報酬の改定 ~ 平成 31 年 4 月 1 日から適用のもの ~ 8 特定事業所加算 Ⅳ 概要 医療機関等との総合的な連携の促進特定事業所加算について 医療機関等と総合的に連携する事業所を更に評価する ( 平成 31 年度から施行 ) 単位数 なし 特定事業所加算 (Ⅳ) 125 単位 / 月 ( 新設 ) 算定要件等 〇特定事業所加算 (Ⅰ)~(Ⅲ) のいずれかを取得し かつ 退院 退所加算の算定に係る医療機関等との連携を年間 35 回以上行うとともに ターミナルケアマネジメント加算を年間 5 回以上算定している事業所 算定要件の中に 平成 30 年 4 月 1 日から新設される ターミナルケアマネジメント加算 に関する項目があるため 適用開始が平成 31 年度からとなる 10

( 2 ) 基準省令の改正 平成 30 年 4 月 1 日から適用のもの 1 医療と介護の連携の強化 2 末期の悪性腫瘍の利用者に対するケアマネジメント 3 公正中立なケアマナジメントの確保 4 障害福祉制度の相談支援専門員との密接な連携 平成 30 年 10 月から適用のもの 5 訪問回数の多い利用者への対応平成 33 年 4 月 1 日から適用のもの 6 質の高いケアマネジメントの実施 ( 管理者要件の見直し ) 11

( 2 ) 基準省令の改正 ~ 平成 30 年 4 月 1 日から適用のもの ~ 1 医療と介護の連携の強化 平時からの医療機関との連携促進 ⅰ 利用者が医療系サービスの利用を希望している場合等は 利用者の同意を得て主治の医師等の意見を求めることとされているが この意見を求めた主治の医師等に対してケアプランを交付することを義務づける 基準省令第 13 条第 1 項第 19の2 号 ⅱ 訪問介護事業所等から伝達された利用者の口腔に関する問題や服薬状況 モニタリング等の際にケアマネジャー自身が把握した利用者の状態等について ケアマネジャーから主治の医師等に必要な情報伝達を行うことを義務づける 基準省令第 13 条第 1 項第 13の2 号 入院時における医療機関との連携促進 ⅲ 居宅介護支援の提供の開始に当たり 利用者等に対して 入院時に担当ケアマネージャーの氏名等を入院先連携期間に提供するよう依頼することを義務づける 基準省令第 4 条第 3 項 12

( 2 ) 基準省令の改正 ~ 平成 30 年 4 月 1 日から適用のもの ~ 2 末期の悪性腫瘍の利用者に対するケアマネジメント ケアマネジメントプロセスの簡素化 著しい状態の変化を伴う末期の悪性腫瘍の利用者については 主治の医師等の助言を得ることを前提として サービス担当者会議の招集を不要とすることによりケアマネジメントプロセスを簡素化する 基準省令第 13 条第 1 項第 9 号 13

( 2 ) 基準省令の改正 ~ 平成 30 年 4 月 1 日から適用のもの ~ 3 公正中立なケアマネジメントの確保 契約時の説明等 ⅰ 利用者の意思に基づいた契約であることを確保するため 利用者やその家族に対して 利用者はケアプランに位置付ける居宅サービス事業所について 複数の事業所の紹介を求めることが可能であること等 ( 当該事業所をケアプランに位置付けた理由を求めることが可能であること ) を説明することを義務づける 運営基準減算対象項目 基準省令第 13 条第 1 項第 9 号 ⅱ なお 例えば 集合住宅居住者において 特定の事業者のサービス利用が入居条件とされ 利用者の意思 アセスメント等を勘案せずに 利用者にとって適切なケアプランの作成が行われていない実態があるとの指摘も踏まえ 利用者の意思に反して 集合住宅と同一敷地内等の居宅サービス事業所のみをケアプランに位置付けることは適切ではないことを明確化する 通知改正 14

( 2 ) 基準省令の改正 ~ 平成 30 年 4 月 1 日から適用のもの ~ 4 障害福祉制度の相談支援専門員との密接な連携〇障害福祉サービスを利用してきた障害者が介護保険サービスを利用する場合等における ケアマネージャーと障害福祉制度の相談支援専門員との密着な連携を促進するため 指定居宅介護支援事業者が特定相談支援事業者との連携に努める必要がある旨を明確にする 基準省令第 1 条の2 第 4 項 15

5 訪問回数の多い利用者への対応 ( 2 ) 基準省令の改正 ~ 平成 30 年 10 月から適用のもの ~ ⅰ 訪問回数の多いケアプランについては 利用者の自立支援 重度化防止や地域資源の有効活用等の観点から 市町村が確認し 必要に応じて是正を促していくことが適当であり ケアマネジャーが 統計的に見て通常のケアプランよりかけ離れた回数 ( ) の訪問介護 ( 生活援助型 ) を位置付ける場合には 市町村にケアプランを届け出ることとする ( ) 全国平均利用回数 +2 標準偏差 を基準として平成 30 年 4 月に国が定め 6 ヶ月の周知期間を設けて 10 月から施行する ⅱ 地域ケア会議の機能として 届け出られたケアプランの検証を位置付け 市町村は地域ケア会議の開催等により 届け出られたケアプランの検証を行うこととする また市町村は 必要に応じ ケアマネジャーに対し 利用者の自立支援 重度化防止や地域資源の有効活用等の観点から サービス内容の是正を促す 基準省令第 13 条第 1 項第 19 号及び附則第 1 条 イメージ図 ケアプランの適正化に向けた対策の強化 訪問回数の多い訪問介護対策 集合住宅向け対策 検証対象の抽出 訪問介護 ( 生活援助中心型 ) の回数が 全国平均利用回数 +2 標準偏差 (2SD) に該当するケアプランの保険者届出 集合住宅等に居住する利用者のケアプランで不適切と疑われる事案を抽出するスクリーニングポイントの作成 ケアプラン点検支援マニュアル の改訂 再周知 集合住宅等に居住する利用者のケアプラン点数結果を活用したチェックポイント 検証方法の強化 地域ケア会議によるケアプランの検証 保険者によるケアプラン点検 検証の実施 必要に応じて 利用者の自立支援 重度化防止や地域資源の有効活用の観点から サービス内容の是定を促す 16

( 2 ) 基準省令の改正 ~ 平成 33 年 4 月 1 日から適用のもの ~ 6 質の高いケアマネジメントの実施 管理者要件の見直し居宅介護支援事業所における人材育成の取組を促進するため 主任ケアマネジャーであることを管理者の要件とする その際 一定の経過措置期間を設けることとする 基準省令第 13 条第 1 項第 9 号及び附則第 3 条 平成 33 年 4 月 1 日からは 全ての指定居宅介護支援事業所は主任介護支援専門員の管理者を配置しなければならない 17

( 3 ) 介護保険法の改正 指定居宅介護支援事業者の指定権限の移譲について 平成 30 年 4 月 1 日以降 指定居宅介護支援事業者の指定権限は市町村に移譲されるその趣旨は 各市町村における保険者の機能の強化 当該改正に係る主な事項当該改正に係る主な事項は 平成 30 年 3 月 1 日高第 1299 号 指定居宅介護支援事業者の指定権限の移譲にかかる留意事項について のとおりである なお 高第 1299 号について 平成 30 年 3 月 12 日高第 1343 号 指定居宅介護支援事業者の指定権限の移譲にかかる留意事項について の一部改正について のとおり 以下のとおり一部を改正したのでご留意頂きたい 平成 30 年 4 月 1 日が適用年月日となる加算届の提出締め切りについて 改正前 : 平成 30 年 4 月 10 日 改正後 : 平成 30 年 4 月 16 日 18

( 4 ) その他平成 29 年度実地指導における主な指摘事項について 平成 29 年度実地指導における主な指摘事項について 主治の医師等の意見等を聴取していない 個別サービス計画の提出依頼がされていない 個人情報の同意がとられていない 特定事業所集中減算の届け出がされていない 19

特別地域加算とは (4) その他特別地域加算について事務処理の変更について 事業所の所在地が 特別地域に所在する場合に算定できる加算報酬 制度上 算定を開始する場合 指定権者への届け出が必要なこととなっている 平成 30 年 3 月 31 日までの事務処理 しかし 当該加算は事業所の住所地のみから判定できることから 平成 12 年以降数年間 事業所からの届け出がなくとも自動で加算の登録を行っていた経緯があり 現在も一部の事例において このような取り扱いが継続している さらに 特別地域加算のみ自動判定していた経緯から 加算の登録情報の通知書が 介護給付費算定に係る体制等に関する届出について( 通知 ) 特別地域加算以外の通知 介護給付費算定に係る特別地域加算について( 通知 ) 特別地域加算についてのみの通知と2つに分かれている 平成 30 年 4 月 1 日以降の事務処理 今後は 原則どおり 特別地域に所在する事業所から加算の届け出があった場合に 登録情報を変更する という取り扱いに統一 併せて 加算の登録情報の通知書を 介護給付費に係る体制等に関する届け出について ( 通知 ) に統一 20

(4) その他特別地域加算について事務処理の変更について 事務処理の変更に伴う 各事業所への留意事項等 特別地域加算 の登録情報平成 30 年 3 月 31 日時点の登録情報を平成 30 年 4 月 1 日時点の登録情報として引き継ぐ 特別地域加算 の登録又はその変更が必ず必要な場合 1 事業所が新規指定を受ける場合 2 特別地域内から特別地域外に事業所の住所地が変更になった場合 3 特別地域外から特別地域内に事業所の住所地が変更になった場合 上記 123 の場合は 必ず加算届を提出して加算の登録又はその変更を行う必要がある 問い合わせ等について 事業所の所在地が特別地域か否かを確認する場合は 以下の島根県の HP よりご確認ください 島根県の HP の URL: http://www.pref.shimane.lg.jp/medical/fukushi/kourei/kaigo_hoken/zai/chusankan.html 各事業所における加算の登録状況の確認については 各指定権者より送付している通知書により確認いただくか 通知書がお手元にない場合は FAX 等により各指定権者へお問い合わせください 21