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サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護

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居宅介護支援 契約時の説明について問 131 今回の改正により 利用者の意思に基づいた契約であることを確保するため 利用者やその家族に対して 利用者はケアプランに位置付ける居宅サービス事業所について 複数の事業所の紹介を求めることが可能であること等を説明することを義務づけ それに違反した場合は報酬が

<4D F736F F D C605F937393B9957B8CA781418E7392AC91BA81418AD68C CC816A C95DB8C9289DB2E646F63>

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

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点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

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サービス共通.xls サービス共通 介護予防 日常生活支援総合事業 の質問への回答 サービス共通項目 質問等回答作成月 1 定款に追加する事業名については 介護予防 日常生活支援総合事業 でよいか? 訪問型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号訪問事業 若しくは帯広市独自のサービス

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合

14. 介護給付費算定に係る体制等に関する届出 ( 加算届 ) (1) 提出期限 提出先 体制等の届出については 加算等を算定する前月の15 日までに提出すること (16 日以降に提出された場合は 翌々月から算定 ) 加算廃止の場合は 直ちに提出すること 体制等の届出先は 指定申請等の提出先と同じで

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

介護給付費の請求について

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

平成18年4月制度改正にかかる請求明細書・給付管理票の記載例について

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

暫定ケアプランの取扱いについて 平成 30 年 11 月 29 日事務連絡隠岐広域連合介護保険課長通知 暫定ケアプランの取扱いについては 介護制度改革 INFORMATION vol.80 平成 18 年 4 月改定関係 Q&A(vol.2) について ( 平成 18 年 3 月 27 日厚生労働省

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

特別養護老人ホーム 優雅 社会福祉法人 桜寿会 ( 特別養護老人ホーム優雅 ) 福島県南会津郡南会津町田島字北下原 111 番 TEL: FAX: ( 郡山オフィス ) 福島県郡山市菜根一丁目 22 番 10 号 T

(介護予防)短期入所生活介護運営規程(例)

様式第九(附則第二条関係)

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

同一建物に居住する利用者の減算 特別地域加算 前年度の 1 月あたりの平均実利用者数の分かる書類 ( 地域に関する状況 ) 1 訪問看護ステーション ( 規模に関する状況 ) 前年度の 1 月あたりの平均延訪問回数の分かる書類 13 訪問看護 2 病院又は診療所 3 定期巡回 随時対応サービス連携

平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

届出書 体制等状況一覧表 ( 別紙 1-3) の添付書類一覧 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 中山間地域等における小規模事業所加算 11 月当たりの平均延訪問回算定表 前年度の 4 月 ~2 月分 緊急時訪問看護加算 特別管理体制 ターミナルケア体制 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ) サービス提供


厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 Q1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 Q&A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A

17★ 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて(平成十二年三月三十日 老企 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知)

11. 通所リハビリテーション 改定事項 基本報酬 1 医師の指示の明確化等 2リハビリテーション会議への参加方法の見直し等 3リハビリテーション計画書等のデータ提出等に対する評価 4 介護予防通所リハビリテーションにおけるリハビリテーションマネジメント加算の創設 5 社会参加支援加算の要件の明確化

居宅介護支援事業者向け説明会

小規模多機能居宅介護運営規程

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に 正当な理由がない限り無償で交付しなければならないものであるとともに 交付が義務付けられている領収証は 指定訪問看護の費用額算定表における訪問看護基本療養費 訪問看護管理療養費 訪問看護情報提供療養費及び訪問看護ターミナルケア療養費の別に金額の内訳の分かるものとし 別紙様式 4を標準とするものであ

訪問介護標準契約書案

01 表紙 老人保健課

7.居宅療養管理指導

3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援変更日 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定有効期間 ) 事業所指定効力停止の

( 別紙 1-1) 介護給付費算定に係る体制等状況一覧表 ( 居宅サービス 施設サービス 居宅介護支援 ) 特別地域加算 14 訪問リハビリテーション 31 居宅療養管理指導 1 病院又は診療所 2 介護老人保健施設 3 介護医療院 短期集中リハヒ リテーション実施加算 リハヒ リテーションマネジメ

介護予防 日常生活支援総合事業費単位数サービスコード表 平成 30 年 10 月 訪問型サービス ( 独自 ) サービスコード表 A2: 現行相当 1 訪問型サービス ( 独自 ) サービスコード表 A2: 緩和 訪問型サービス ( 独自 / 定率 ) サービスコード表 A3: 給付制限 (70%)

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資料 4-1 請求方法について 愛知県国民健康保険団体連合会 1. 新しい総合事業の審査支払の国保連合会の活用 新しい総合事業においても 市町村の審査支払に関する事務が軽減できるよう 現行の給付と同様 国保連合会の審査支払を活用できるよう規定が設けられている ( 法第 115 条の 45 の 3)

入院おむつ代支給事業実施要綱

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Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

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介護予防ケアマネジメントについて

Q7: 判定様式には80% を超えるサービスのみ記載するのですか? それとも 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスはすべて記載するのですか? A7: 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスについて すべて記載してください Q8:


海津市介護老人保健施設 ( 通所リハビリテーション ) 運営規定 第 1 章施設の目的及び運営方針 ( 目的 ) 第 1 条この規定は 海津市介護老人保健施設サンリバーはつらつ ( 以下 施設 という ) における通所リハビリテーション ( 以下 事業所 という ) の運営についての重要事項を規定し

請求事業者保険者付費明者細)給欄象地特例対請求額集計欄様式第二 ( 附則第二条関係 ) 居宅サービス 地域密着型サービス介護給付費明細書 ( 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハ 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハ 福祉用具貸与 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 夜間対応型訪問介護 地域密着

菊池市訪問型サービス A サービスコード表 サービスコード 種類 項目 A 訪問型サービスAⅠ/1 割負担 事業対象者 要支援 1 2( 週 1 回程度 ) イ訪問型サー 1,172 単位 1,172 1 月につき 90 A 訪問型サービスAⅠ 日割 /1 割負担 ビス費 (

届出状況 介護報酬点検項目点検事項点検結果確認書類の解釈頁通院困難な利用者 該当青 P208 通院困難な利用者 主治の医師の指示 ( 訪問看護ステーション ) 主治の医師の指示 ( 医療機関 ) 通院の可否にかかわらず 療養生活を送る上での居宅での支援が不可欠な者 該当対象なし 利用者に関する記録

介護老人保健施設 契約書

03-0減算(表紙)

公的医療保険が対象とならない治療 投薬などの費用 ( 例 : 病院や診療所以外でのカウンセリング ) 精神疾患 精神障害と関係のない疾患の医療費 医療費の自己負担ア ) 世帯 ( 1) における家計の負担能力 障害の状態その他の事情をしん酌した額 ( しん酌した額が自立支援医療にかかった費用の 10

厚生労働省発老第  号

居宅介護支援事業所に係る特定事業所集中減算の取り扱いについて

介護予防 日常生活支援総合事業単位数サービスコード表 ( 平成 29 年 4 月施行版 ) 1 介護予防訪問サービス ( みなし指定事業者用 ) 2 介護予防訪問サービス ( 平成 27 年 4 月 1 日以降の指定事業者用 ) 3 家事援助訪問サービス 4 介護予防通所サービス ( みなし指定事業

揖斐川町デイサービスセンター運営規程

「介護報酬等に係るQ&A Vol.2」(平成12年4月28 日)等の一部改正について(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H26.4.4)【介護保険最新情報Vol.369】

医療保険と介護保険の給付調整等について 1 医療保険と介護保険の給付調整について 要介護 要支援認定者に対する調剤を行う場合 医療保険と介護保険とで同様のサービスがある事項については 介護保険が優先するため医療保険での算定はできません (1) 医療保険 在宅患者訪問薬剤管理指導料 1 単一建物診療患

2 生活相談員の資格要件について 通所介護 介護老人福祉施設 短期入所生活介護 特定施設入居者生活介護 下記の1 又は2のいずれかに該当すること 1 社会福祉法第 19 条第 1 項各号のいずれかに該当する者 1 社会福祉士 2 精神保健福祉士 3 社会福祉主事 2 これと同等以上の能力を有すると認

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

(Microsoft Word - \222\312\217\212\203\212\203n\217W\222c\216w\223\ doc)

標準契約書

により算定する ただし 処方せんの受付回 数が 1 月に 600 回以下の保険薬局を除く により算定する 注の削除 注 4 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合 ( 削除 ) しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険薬局において調剤した場合には 基準調剤加算として所定点数に32 点を加算する

予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

( 様式第二 ) 介護給付費 訓練等給付費等明細書 ( 居宅介護 重度訪問介護 同行援護 行動援護 重度障害者等包括支援 短期入所 療養介護 生活介護 施設入所支援 自立訓練 就労移行支援 就労継続支援 ) 市町村番号 助成自治体番号 請受給者証番号求事業者及び 児童デイサービス 旧法施設支援 を削

介護福祉施設サービス

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

基本料金明細 金額 基本利用料 ( 利用者負担金 ) 訪問看護基本療養費 (Ⅰ) 週 3 日まで (1 日 1 回につき ) 週 4 日目以降緩和 褥瘡ケアの専門看護師 ( 同一日に共同の訪問看護 ) 1 割負担 2 割負担 3 割負担 5, ,110 1,665 6,

(1) 改定事項と概要 1

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

Microsoft Word - 要綱別添様式 (2)

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度

注意 本様式は参考としてお示しするものです 引用する場合は各法人 事業所にて十分精査した上でご利用ください 介護予防 日常生活支援総合事業第一号事業契約書 様 ( 以下 利用者 という ) と ( 例 : 株式会社 社会福祉法人 会等 )( 以下 事業者 という ) は 事業者が提供するサービスの利

居宅介護支援事業所重要事項説明書 [ 平成 29 年 6 月 1 日現在 ] 1. 当事業所が提供するサービスについての相談窓口電話 ( ) ( 月 ~ 土曜日 08:30~17:30) 担当介護支援専門員 / 管理責任者秋吉典子ご不明な点は 何でもおたずねください 2. 居宅

過去 3 年の間に請求した介護給付費について にチェックをしてください 下線は 平成 30 年度改正 (4) 当該計画で定めた指定介護予防通所リハビリテーションの実施期間中に指定介護予防通所リハビリテーションの提供を終了した日前 1 月以内にリハビリテーション会議を開催し リハビリテーションの目標の

訪問入浴介護・介護予防訪問入浴介護 重要事項説明書

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中山間地域所得向上支援事業 ( 以下 本体事業 という ) は 所得向上計画の策定 水田の畑地化等の基盤整備 生産 販売等の施設整備等を総合的に実施する事業とし その具体的な内容は農村振興局長等が別に定めるところによるものとする (2) 関連事業関連事業は 所得向上計画に基づき実施する (1) の本

Microsoft Word - Ⅳ-3_(資料3)介護給付費請求書・明細書及び給付管理票様式

別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

Microsoft Word - 02-頭紙.doc

Transcription:

平成 30 年度 居宅療養管理指導に係る研修会 福岡県医師会 常任理事桑野恭行

主治医意見書を書く 訪問看護指示書を書く 訪問リハビリテーション指示書を書く 居宅療養管理指導を行う 介護サービス事業者 自治体などへの診療情報提供書を書く 介護認定審査会認定審査員 東京都医師会 かかりつけ医機能ハンドブック 2009 より

本日の説明内容

基本方針 居宅療養管理指導の基本方針は 要介護状態となった場合においても その利用者が可能な限りその居宅において その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医師 歯科医師 薬剤師 管理栄養士 歯科衛生士 などが 通院が困難な利用者に対して その居宅を訪問して その心身の状況 置かれている環境等を把握し それらを踏まえて療養上の管理及び指導を行うことにより その者の療養生活の質の向上を図るものです

居宅療養管理指導の概要 (1) 居宅療養管理指導事業所の医師が 通院困難な要支援 要介護状態の利用者の同意を得て居宅を訪問し 計画的かつ継続的な医学的管理に基づく以下の指導内容を行った場合 月 2 回を限度に算定できる 指導内容 1 居宅介護支援事業者に対する 居宅サービス計画作成などに必要な情報提供 2 利用者および家族に対する 居宅サービスを利用する上での留意点 介護方法などについての指導 助言

居宅介護支援事業所との連携の促進という観点から 医師 歯科医師 薬剤師及び看護職員が居宅療養管理指導を行った場合に ケアマネージャーへの情報提供が必須となっておりますのでご留意ください

東京都医師会 かかりつけ医機能ハンドブック 2009 より (1) 居宅介護支援事業者 ( 介護支援専門員 ) などに対する情報提供の方法 1 介護サービス計画 ( ケアプラン ) の策定などに必要な情報提供は サービス担当者会議への参加が基本である ( 必ずしも 文書などを交付する必要はない ) 2 サービス担当者会議への参加が困難 または同会議が開催されない場合は 下記の (2) を 文書など (E メール FAX 可 ) の交付により 居宅介護支援事業者などへ情報提供をしていただきたい 3 サービス担当者会議などへ参加し情報提供を行った場合は 診療録などに 要点を記載する 4 文書などの交付により情報提供を行った場合は 当該文書などの写しを診療録などに添付し保存する

(2) 情報提供すべき事項 1 基本情報 ( 医療機関名 住所 連絡先 医師氏名 利用者の氏名 生年月日 性別 住所 連絡先など ) 2 利用者の病状 経過など 3 介護サービスを利用する上での留意点 介護方法など 4 利用者の日常生活上の留意事項 上記に係る情報提供については 医科診療報酬点数表における診療情報提供料に定める様式を活用していただきたい

(3) 利用者 家族などに対する指導又は助言の方法 1 介護サービスを利用する上での留意点 介護方法などに関する指導または助言は 文書などの交付により行うよう努める 2 口頭での指導または助言を行った場合は 要点を診療録などに記録する 3 文書の写しの交付により指導または助言を行った場合は 当該文書などの写しを診療録に添付し保存する

居宅療養管理指導の範囲 居宅療養管理指導 居宅介護支援事業者に対する情報提供 ( ケアマネージャー ) 介護サービス利用上の留意事項 介護方法等についての指導 助言 療養計画に基づく 計画的な医学的管理 医学的管理に基づく 疾病の治療に関する指導 投薬 検査 計画的な訪問診療 注射 処置等 計画的 継続的な医学管理 訪問診療 等 は 現行の診療報酬上の 在宅時医学総合管理料 の範囲

居宅療養管理指導の概要 (2) 診療報酬の 在宅時医学総合管理料 ( 以下 在医総管 ) 及び 特定施設入居時医学総合管理料 を算定した利用者については居宅療養管理指導費 (Ⅱ) を それ以外については (Ⅰ) を それぞれ算定する 在医総管で月 2 回の訪問診療を行うと同時に居宅療養管理指導を行うことで 月 2 回を限度に (Ⅱ) を算定することができる (3) 居宅療養管理指導費は 利用者の要介護度に関わらず一律の報酬額である なお 居宅療養者を対象としていることから 少なくとも月 1 回以上の訪問診療 あるいは往診を行っていることが算定の前提となる

居宅療養管理指導の概要 (4) 介護給付費明細書 の記載については 給付費明細欄の回数欄に算定の対象となる居宅訪問回数を 摘要欄に訪問日を記載する必要がある 訪問日が複数の場合は で区切り 単位を省略することもできる 例 )6 日と 20 日に訪問した場合回数欄には 2 摘要欄には 6 20 日 または 6 20 と記載

(1) 算定対象 算定の対象者は 通院が困難で在宅療養している要支援者および要介護者である (2) 算定要件 医師が居宅療養管理指導費を算定するためには 要支援 要介護者の居宅に月 1 回以上 訪問診療あるいは往診を行っている必要がある

(3) 算定方法 1 医師の居宅療養管理指導費は 訪問回数に応じて月 2 回を限度に算定できる 2 居宅療養管理指導費 (Ⅰ) は在医総管を算定していない利用者に対して 居宅療養管理指導費 (Ⅱ) は在医総管を算定している利用者に対して 居宅療養管理指導を行った場合に算定する (4) 利用者負担の徴収利用料は通常の介護保険サービスと同様 必ず徴収する なお 徴収にあたっては 利用者へ事前に説明しておく必要がある また 交通費は利用者から実費で徴収できる

(5) その他 1 診療録 ( カルテ ) の記載は 訪問診療などと別個に行う必要はないが 居宅療養管理指導の部分については 下線や枠囲みなどによって 他の記載と分ける必要がある また 備考欄には 保険者番号 被保険者番号 要介護状態区分 要介護認定の有効期間 を記載する なお 以下の事項については記録を整備し 完結の日から 2 年間保存しなければならないことになっている サービス提供の記録 利用者に関する区市町村への通知の記録 苦情処理の記録 事故発生時の対応の記録

2 居宅療養管理指導費は 居宅サービスにおける 支給限度額管理 の対象外であるため 算定に影響はない 仮に限度額の上限まで居宅サービスを利用している場合であっても 算定することができる 3 居宅療養管理指導費には 地域差は設定されない したがって 1 単位 10 円で換算した金額を請求することになる 4 複数の医療機関の医師が一人の利用者に対して算定できない 主治の医師又は歯科医師がやむを得ない事情により訪問できない場合については 同一医療機関の医師 歯科医師が代わりに訪問して指導した場合は認められるが 複数の医療機関の医師 歯科医師による算定は認められていない

改定事項 1 訪問人数等に応じた評価の見直し 2 看護職員による居宅療養管理指導の廃止 3 離島や中山間地域等の要支援 要介護者に対する居宅療養管理指導の提供

概要 1 訪問人数等に応じた評価の見直し 現在 同一日に同じ建物に居住する者 ( 同一建物居住者 ) に対し指導 助言等を行った場合は減額した評価を行っているが 平成 28 年度診療報酬改定において 訪問した建物内において 当該訪問月に診療した人数 ( 単一建物居住者の人数 ) によって メリハリのある評価とする等の見直しが行われた これを踏まえ 医療保険と介護保険との整合性の観点から 単一建物に居住する人数に応じて 以下のように評価することとするとともに 診療報酬改定における対応を鑑みながら 必要な見直しを行う 単一建物居住者が1 人 単一建物居住者が2~9 人 単一建物居住者が10 人以上 単位数 医師が行う場合 (1) 居宅療養管理指導費 (Ⅰ) < 現行 > < 改定後 > 同一建物居住者以外 503 単位 単一建物居住者が1 人 507 単位 同一建物居住者 452 単位 単一建物居住者が2~9 人 483 単位 単一建物居住者が10 人以上 442 単位 歯科医師 薬剤師 管理栄養士 歯科衛生士等の居宅療養管理指導についても同様の評価を行う 詳細は次ページ参照 算定要件等 介護予防居宅療養管理指導を含む 同一建物居住者と単一建物居住者の定義の違いは以下のとおり < 同一建物居住者 > 当該利用者と同一建物に居住する他の利用者に対して指定居宅療養管理指導事業所の医師等が同一日に訪問診療 往診又は指定居宅療養管理指導を行う場合の当該利用者 < 単一建物居住者 > 当該利用者が居住する建築物に居住する者のうち 当該指定居宅療養管理指導事業所の医師等が 同一月に訪問診療 往診又は指定居宅療養管理指導を行う場合の当該利用者

単位数 居宅療養管理指導基本報酬 以下の単位数はすべて 1 回あたり 医師が行う場合 (1) 居宅療養管理指導費 (Ⅰ) < 現行 > < 改定後 > (Ⅱ 以外の場合に算定 ) 同一建物居住者以外 503 単位 単一建物居住者が1 人 507 単位 同一建物居住者 452 単位 単一建物居住者が2~9 人 483 単位 単一建物居住者が10 人以上 442 単位 (2) 居宅療養管理指導費 (Ⅱ) ( 在宅時医学総合管理料等を算定する利用者を対象とする場合に算定 ) 同一建物居住者以外 292 単位 単一建物居住者が 1 人 294 単位 同一建物居住者 262 単位 単一建物居住者が2~9 人 284 単位 単一建物居住者が10 人以上 260 単位 歯科医師が行う場合 < 現行 > < 改定後 > 同一建物居住者以外 503 単位 単一建物居住者が1 人 507 単位 同一建物居住者 452 単位 単一建物居住者が2~9 人 483 単位 単一建物居住者が10 人以上 442 単位 薬剤師が行う場合 (1) 病院又は診療所の薬剤師 < 現行 > < 改定後 > 同一建物居住者以外 553 単位 単一建物居住者が1 人 558 単位 同一建物居住者 387 単位 単一建物居住者が2~9 人 414 単位 単一建物居住者が10 人以上 378 単位 (2) 薬局の薬剤師 同一建物居住者以外 503 単位 単一建物居住者が1 人 507 単位 同一建物居住者 352 単位 単一建物居住者が2~9 人 376 単位 単一建物居住者が10 人以上 344 単位 管理栄養士が行う場合 < 現行 > < 改定後 > 同一建物居住者以外 533 単位 単一建物居住者が1 人 537 単位 同一建物居住者 452 単位 単一建物居住者が2~9 人 483 単位 単一建物居住者が10 人以上 442 単位 歯科衛生士等が行う場合 < 現行 > < 改定後 > 同一建物居住者以外 352 単位 単一建物居住者が1 人 355 単位 同一建物居住者 302 単位 単一建物居住者が2~9 人 323 単位 単一建物居住者が10 人以上 295 単位 看護職員が行う場合 < 現行 > < 改定後 > 同一建物居住者以外 402 単位 なし ( 廃止 ) 同一建物居住者 362 単位

2 看護職員による居宅療養管理指導の廃止 概要 介護予防居宅療養管理指導を含む 看護職員による居宅療養管理指導については その算定実績を踏まえ 6か月の経過措置期間を設けた上で廃止する 単位数 看護職員が行う場合 < 現行 > < 改定後 > 同一建物居住者以外 402 単位 なし ( 廃止 ) 同一建物居住者 362 単位

3 離島や中山間地域等の要支援 要介護者に対する居宅療養管理指導の提供 概要 離島や中山間地域等の要支援 要介護者に対する訪問介護等の提供を促進する観点から 他の訪問系サービスと同様に 居宅療養管理指導においても 特別地域加算 中山間地域等における小規模事業所加算 及び 中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算 を新たに創設することとする また 現行において居宅療養管理指導については 通常の事業の実施地域を定めることが求められていないが 中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算 を創設するにあたり 他の訪問系サービスと同様に 通常の事業の実施地域を運営基準に基づく運営規程に定めることを求めることとする 単位数 < 現行 > < 改定後 > なし 1 特別地域加算 所定単位数の100 分の15( 新設 ) 2 中山間地域等における小規模事業所加算 所定単位数の100 分の10( 新設 ) 3 中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算 所定単位数の100 分の5( 新設 ) 算定要件等 介護予防居宅療養管理指導を含む 共通 3 看護小規模多機能 居宅療養管理指導再掲 共通 12 訪問リハ 居宅療養管理指導 特別地域加算 : 離島振興法 山村振興法等の指定地域等の特別地域 ( 1) に所在する事業所が居宅サービスを行うことを評価するもの 1: 離島振興法 奄美群島振興開発特別措置法 山村振興法 小笠原諸島振興開発特別措置法 沖縄振興特別措置法等に定める地域 中山間地域等における小規模事業所加算 : 特別地域の対象地域を除く豪雪地帯 過疎地域等の中山間地域等 ( 2 ) における小規模事業所 ( 3) が居宅サービスを行うことを評価するもの 2: 特別地域加算対象地域以外の地域で 豪雪地帯対策特別措置法 辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律 半島振興法 特定農山村地域における農林業等の活性化のための基盤整備の促進に関する法律 過疎地域自立促進特別措置法に定める地域 3:1 月当たり延訪問回数が 50 回以下の指定居宅療養管理指導事業所 5 回以下の指定介護予防居宅療養管理指導事業所 中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算 : 特別地域 中山間地域等 ( 4) に居住している利用者に対し 通常の事業の実施地域を越えて居宅サービスを行うことを評価するもの 4: 特別地域加算 中山間地域等における小規模事業所加算の対象地域

病院等については 健康保険法第 63 条第 3 項第 1 号の規定による指定を受けた保険医療機関又は保険薬局は 介護保険法第 7 1 条 ( 指定居宅サービス事業者の特例 みなし指定 ) により 介護保険法第 41 条第 1 項本文中 ( 居宅介護サービス費の支給 ) の指定があったものとみなされます 介護保険法による指定訪問看護ステーションの場合は ( 介護予防 ) 居宅療養管理指導を行う場合 指定申請が必要です 病院等がみなし指定を希望しない場合は 保険医療機関等の指定を受ける際に 県庁介護保険課に 指定を不要とする旨の申出書 を提出します

契約書 個人情報利用同意書 重要事項説明書

契約書様式 ( 例 )

同意書様式 ( 例 )

居宅療養管理指導 居宅療養管理指導を行う医療機関は 指定居宅サービス事業者とし てみなされ 運営規程などを作成して掲示するとともに 利用者などに 対して 文書による説明を行い 同意を得ることが必要となる 福岡県医師会では 居宅療養管理指導 介護予防居宅療養管理 指導重要事項説明書 ( 例 ) を作成しておりますので ご活用ください ( 添付資料 )

重要事項説明書様式 ( 例 )

契約書等の関係資料は 福岡県医師会ホームページからダウンロード出来ます 福岡県医師会ホームページへアクセスして下さい (https://www.fukuoka.med.or.jp/) 医療保険 介護保険 をクリックして下さい 介護保険 内の 居宅療養管理指導費に係る関係 書類等 PDF をダウンロードして下さい