平成 29 年度児童発達支援センターバンビ事業計画 1. 基本方針 児童発達支援センターバンビは相模原市南区の発達障害児の療育を遂行するため 以下の基本理 念 療育基本指針に則りサービスを提供する 1) 基本理念 1 児童一人ひとりに対する丁寧な 根拠 ある療育相模原療育園の医療スタッフとの連携によ

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1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ

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13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

18 定期的にモニタリンク を行い 放課後等ディサービス計画の見直しの必要性を判断しているか 19 カ イト ラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか 20 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 関係機関や保護者との連

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伊川谷児童デイサービスステップ 環境 体制整備 区分 1 チェック項目現状評価 ( 実施状況 工夫点等 ) 保護者の評価保護者の評価を踏まえた改善目標 内容 利用定員に応じた指導訓練室等スペースの十分な確保 利用人数が日によって変わるので利用者数に合わせて活動内容を工夫しています 2 職員の適切な配

放課後等デイサービス事業所における自己評価結果 ( 公表 ) 公表 : 平成 31 年 3 月 15 日事業所名運動療育スクール jump 宇部校 環境 体制整備業務改善 1 チェック項目はいいいえ工夫している点 利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で 適切である 2 職員の配置数は適切である 3

区分 チェック項目現状評価 ( 実施状況 工夫点等 ) 保護者の評価保護者の評価を踏まえた改善目標 内容 4 児童発達支援計画又は放課後等デイサービス計画に沿った適切な支援の実施 職員研修等を行い職員間の共通理解を持ち 日常の保護者との情報交換を行い支援を進めています 計画に沿った支援が行われている

( 横浜市解釈 ) 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 別添 評価表の内容を他事業所と競うことを想定したものではなく あくまで 研鑚のツールとして有効活 すること さらに質の い 援を提供していける事業所が増えていくことを期待しています

児童発達支援自己評価表 集計結果

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児童発達支援ガイドライン(本文・セット版)

A-2-(1)-3 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている A-2-(1)-4 個別支援計画にもとづく日中活動と利用支援等を行っている A-2-(1)-5 利用者の障害の状況に応じた適切な支援を行っている 評価概要 1 子どもの心身の状態 生活習慣をアセスメントで把握し自立に配慮

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

児童発達支援計画又は放課後等デイサービス計画に沿った適切な支援の実施 〇ニーズ 課題を細かく見ていき それに沿った支援内容を職員間で話し合いを実施している はい ( 人 ) どちらでもない ( 人 ) わからない ( 人 ) 引き続き 子ども達が楽しみながらスキルを付けられるよう支援を工夫していく

事業者向け 放課後等デイサービス自己評価表 平成 30 年 9 月実施 職員数 5 名 ( 回答数 :5 名回答率 :100%) チェック項目はいどちらともいえないいいえ現状改善点 工夫している点など 環境 体制整備 1 利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切であるか 2 職員の配置数は適切で

平成18年度標準調査票

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

堺市 児童発達支援自己点検及び評価シート 1 環境 体制整備 2 業務改善 1 支援内容にあった指導訓練室 相談スペース等の確保 2 職員の専門性 配置数あい さかいサポートリーダーの配置の有無 3 送迎体制 添乗員の確保 4 合理的配慮の視点に基づく環境整備 5 職員の健康診断の実施 1アンケート

第3部 次世代育成支援対策(前期行動計画) 第3章 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

第 1 章 札幌市幼児教育振興計画の策定 本計画は 主に幼稚園教育を対象とする 本計画は 平成 18 年度から概ね10 年間を計画期間とし 今後はこの方向性に基づいて早期に具体的な施策 ( アクションプログラム ) を打ち出していく 本計画は 社会情勢の変化などに対応し 必要に応じて計画の見直しを行

利用者負担額 ( 保育料 ) の他にかかる費用の概要 正色第一保育園 施設所在地 中川区下之一色町字中ノ切 631 電話番号 ( 問合せ先 ) 費目費用 対象者 実費徴収 日用品 文房具 の教育 保育に必要な物品の購入に関する費用 日用品費 文房具費 被服費 教材費 上記に該当

2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明 計 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収

学校の危機管理マニュアル作成の手引

目 次 1. 策定の趣旨 2 2. 基本理念 2 3. 計画の期間及び推進状況の把握 2 4. 計画の対象 2 5. 第 1 次計画 における成果と課題 2 (1) 成果 2 (2) 課題 3 6. 計画の全体構想図 3 7. 推進事業 4 (1) 家庭における読書活動の推進 4 (2) 地域 図書

第 3 章 保護者との関わり 子育て支援 に来園する親子の平均組数は 国公立で 14.1 組 私立で 19.2 組だった ( 図 表 3-3-1) では どのようなことを親子は体験しているのだろうか 実施内容について複数回答で聞いたところ 私立幼稚園と国公立幼稚園で違いがみられた (

Taro-07_学校体育・健康教育(学

園の概要 法人名 社会福祉法人長尾福祉会 施設名 認定こども園長尾学舎 所在地 香川県さぬき市長尾西 連絡先 TEL FAX 月までは準備室 ( ハーティヴィラ亀鶴内 ) 定員 80 名 (1 号認定 9 名

幼稚園 保育所ができること 一緒にやりましょう! 幼稚園 保育所は 子ども同士がふれあう以外に 保護者同士が交流できる場でもあります ここでは 各幼稚園 保育所が保護者と連携するとともに 保護者同士のふれあい つながりづくりに向けた取組みを記載しています 1 ( 幼稚園 保育所 ) 幼稚園 保育所と

履修モデル 1 短期大学士 ( ) 二種免許状 保育士 認定ベビーシッター の区分 資格 単位数保育士 資格必要単位数 保育士 認定ベビーシッター 卒修業科選目択必 個々の学生の得意な分野を伸ばし 魅力のある保育者を育てる 子どもの保健 Ⅰ 1 必修 必修 4 保育原理 1 必修 必修 2 児童家庭

第三者評価結果表 施設名救護施設下関梅花園 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 評価項目 a b c Na 判断の理由 1 理念 基本方針 (1) 理念 基本方針が確立されている 1 理念が明文化されている 理念は明文化され 法人の中長期計画や事業団ホームページ上にも記 載されており その内

系統的で一貫性のあ評価指標 評価指標による達成度 総合評価 るキャリア教育の推進に向けて 小 中 1 卒業後の生活につながる客観的 < 評定 > 学部段階での客観的アセスメントに基づいた指導計画 指標に基づいた卒業を立案することができる A B C 後の生活を見据えた教育活動につながる 2 立案され

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A-2-(1)-1 利用者の自律 自立生活のための支援を行っている A-2-(1)-2 利用者の心身の状況に応じたコミュニケーション手段の確保と必要な支援を行っている A-2-(1)-3 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている A-2-(1)-4 個別支援計画にもとづく日中活動と

説明会の内容 1 事業計画について 1 2 認定こども園について 2 3 認定こども園での教育 保育について 3 4 認定こども園の概要 ( 案 ) について 1 施設の所在等 2 施設の規模 3 開園時期 4 主な配置施設 5 5 認定区分 6 保育日及び保育時間 7 利 定員 6 8 認定区分に

学校評価保護者アンケート集計結果 2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

を生かした環境を構成することも求められます 3 安全で保健的な環境次に 施設などの環境整備を通して 保育所の保健的環境や安全の確保などに努めること としています 子どもの健康と安全を守ることは保育所の基本的かつ重大な責任です 全職員が常に心を配り 確認を怠らず 子どもが安心 安全に過ごせる保育の環境

第2節 茨木市の現況

特定教育 保育施設 ( 保育所 ) 情報 施設情報 運営情報 施設名称 施設類型 大高保育園 保育所 施設所在地名古屋市緑区大高町向山 16 電話番号 ( 問合せ先 ) 開所時間 受入可能年齢 運営に関する方針 設置主体 利用定員 利用定員の内訳 名古屋市 100 人 3

アセスメントを適切に行い 子ど 保護者との面談を通して, もと保護者のニーズや課題を客観 事業所での様子や家庭, 幼, 保 10 的に分析した上で 児童発達支援計画を作成している 育園での様子など情報交換をしています その際, 保護者の 要望も聞いて計画に反映させ 適 ています 切 子どもの適応行動

地域子育て支援拠点事業について

平成18年度標準調査票

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

主な事業 ( 平成 27 年度内容 ) 支援の方向事業名内容 / 対象者 / 対応者 / 実施場所 発達支援健診 総合発達相談 健康づくり推進課 各健康支援課 あそびの教室 健康づくり推進課 各健康支援課 発達障害者支援センターの運営 障害者福祉課 障害児等療育支援事業 障害者福祉課 障害児巡回指導

2017 年度は 過去 年間の経験を踏まえ 以下の 5 項目を事業計画とした 認定子ども園豊中愛光幼稚園 2017 年度事業計画 (1) 豊中愛光幼稚園の質の向上に努める 1. 教育 保育の質の向上を目指して 幼児クラスの保育のあり方を再確認する 特に 幼児クラスの預かり保育時間 (1:00~18:

目 次 1 実施方針策定の趣旨 P. 1 2 振興計画に基づく取組みと求められる対応 P. 1 (1)Ⅰ 期期間中の取組み (2) 新制度のもと求められる対応 3 当面の実施方針 P. 2 (1) 基本となる考え方 (2) 当面の実施方針 4 新制度のもとでの市立幼稚園 P. 3 (1) 市立幼稚園

年中児スクリーニングの事後支援 年中児スクリーニングの事後支援として 22 市町村が園巡回を実施しているが SST は 5 市町村の実施 ペアレントトレーニングは 7 市町村の実施に止まっており 事後支援を実施する市町村の拡大が課題 園巡回 : 専門職が保育所 幼稚園を巡回し 保育士等に指導 助言

Taro-平成27年度の取り組み(資料:1)

県立学校職員 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 15 条の2 第 1 項第 5 号の規定に基づき 山形県教育委員会における職員 ( 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) 第 7 条に規定する校長及び教員等 ) の標準職務遂行

地域の幼児教育の拠点となる幼児教育センターの設置及び「幼児教育アドバイザー」の育成・配置に関する調査研究 実施報告書(2年次)(4)

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就労継続支援 B 型事業 ぬくもり弁当 事業計画平成 29 年度 1. 目的 地域で生活する障害者の方々を対象に日々の援助と生産 サービス活動を通じて 利用 者個々の地域社会での自立と社会参加を促進し地域の拠点としての事業所を目指す 2. 方針ノーマライゼーションの理念に基づき 障害者が地域社会から

発達療育教室じゅら 様式2自己評価公表用様式

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38 災害緊急時における聴覚障害者の情報伝達保障支援の状況分析 表2 生の協力のおかげで遂行することができた 避難訓練の年間実施回数 回 回 2回 3回 4回 5回以上 4 6 35 9 図 避難所担当者との連携 図2 避難訓練の年間実施回数 Ⅳ 調査研究の経過および結果 なかでも年2 3回実施して

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「運営規程」

I. はじめに 平成 28 年度においては 社会福祉法人制度改革の対応として 1 経営組織のガバナンス 2 事業運営の透明性 3 財務規律の強化 4 地域貢献事業に取り組んでいかなければならないと考えています 社会福祉法人は社会から期待される役割を果たすため 積極的な取り組みを進めていくことが必要で

一人につき 1 枚提出する必要があります 幼稚園教諭免許状を有しない者を学級担任とすることの理由書 本認定こども園においてすべての学級担任を幼稚園教諭免許状を有する者とすることが困難である ため 神奈川県認定こども園の認定の基準に関する取扱基準第 3 条第 1 項の規定に基づき 次の者を 学級担任と

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教育 保育提供体制 平成 27 年度 見込量 確 ( 提保供方量策 ) 子ども 子育て支援事業の確保方策について 市全域 認定こども園 保育所 地域型保育 1 号認定 2 号認定 3 号認定 3 歳以上教育希望 3 歳以上教育希望 3 歳以上保育必要 1~2 歳保育必要 0 歳保育必要

草津市 ( 幼保一体化 ) 集計表 資料 4 幼児教育と保育の一体的提供のための現況調査 ( 施設アンケート ) 速報 平成 25 年 7 月草津市 1


4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

新しい幼稚園教育要領について

乳児期からの幼児教育について 大阪総合保育大学 大方美香

PowerPoint プレゼンテーション

外部評価地域かかわりシート 1 〇外部評価 ( 地域かかわりシート 1) は A~F までの 6 項目となります〇項目 A については 事業所自己評価 をお読みいただき 適当と思われる箇所に を記入ください わかりにくい場合は 運営推進会議当日に事業者から説明がありますので 空欄のまま持参し 当日記

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4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

平成 31 年度事業計画 ( 案 ) 南界園 1. 平成 31 年度を通して重点的に取り組む事業 (1) 看取り看護の実施外部環境昨年度介護報酬改定の基本的な考え方の中で 地域包括ケアシステムの推進が挙げられた 特に医療 介護の役割分担と連携をより一層推進し 中重度の要介護者も含め 本人の希望する場

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Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

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(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

基本方針 これまでも幼稚園は幼稚園教育要領に 保育園は保育所保育指針に基づいた幼児教育 保育を展開してきた また 平成 20 年 3 月の大幅な改定により 3 歳児から5 歳児の教育に関する内容では整合性が図られている しかし 統一されたカリキュラムがないことで 幼稚園と保育園の内容に違いがあるかの

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(4) 調理実習 調理室の使い方 調理の基本 ( 調理操作 ) 食品を適切に扱い 調理させる ( 米 1) ご飯を炊く だし汁をとるなどの基本的調理操作理解し実習する 3 () 栄養素と食品の特徴食品の特徴でんふん ( 米 ) についてレシピノートの作成 米の種類についてレシピ帳にまとめる 4 5

2. 具体的な実施内容 平成 27 年度 避難訓練実施計画 実施災害の想定 実施時間 4 月 想定 ( 地震 ) 子ども達に 地震とは何かを分かりやすく知らせ 地震の時の身の守り方を知らせる 保育士の動きの確認 5 月 想定 ( 火災 初期消火 ) 厨房からの出火を想定し 園庭に避難する その後近く

Taro-自立活動とは

看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供

幼児期の教育 保育の需給計画 ( 平成 28 年度実績 ) の点検 評価結果について 資料 2 1 需給計画の策定 かながわ子どもみらいプラン においては 待機児童の解消を図り 子育て家庭のニーズにあった就学前児童の教育 保育の提供体制の充実を計画的に進めるため 各年度 ( 平成 27 年度 ~ 平

4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

(1) 庁内外の関係機関と密に連携を図りつつ必要に応じてひとり親家庭を訪問 1 背景ひとり親家庭からの相談窓口に寄せられる相談件数は増加傾向にある また養育に問題を抱える父母からの相談 父母や子どもが精神的に不安定であるケースに関する相談等 相談内容やその背景も複雑化してきていることから 碧南市では

Taro-平成30年度 幼児教育に関す

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43


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Ⅰ 第 4 期障害福祉計画に係る進捗状況 成果指標放課後等デイサービス事業を利用する児童 生徒の割合 平成 25 年度実績 平成 26 年度実績 平成 27 年度実績 平成 28 年度実績 平成 29 年度目標 11% 28% 39% 48% 61% おもな取組み 施策 1 障害や発達に課題のある子


Transcription:

平成 29 年度児童発達支援センターバンビ事業計画 1. 基本方針 児童発達支援センターバンビは相模原市南区の発達障害児の療育を遂行するため 以下の基本理 念 療育基本指針に則りサービスを提供する 1) 基本理念 1 児童一人ひとりに対する丁寧な 根拠 ある療育相模原療育園の医療スタッフとの連携による療育 医療モデルの構築を目指す 2 南区の中核的療育支援センターとしての役割保育所等への専門職の派遣や専門職による講演会や研修会を開催し 地域の総合的児童発達支援の拠点としての機能を果たす 3 福祉施設としての地域への貢献近隣の小 中 高校生 地域の方々を対象とした福祉セミナーの開催 福祉理解を推進するためのボランティア活動の呼びかけ 講演や行事を開催して地域交流を図る 2) 療育基本指針 1 地域で自分らしく生活するために 乳幼児期から基本的生活習慣を身につけられるように 保護者の方と共に療育を行う 2 小集団の良さを活かしながら いろいろな環境への適応力を育て生活力を養う 3 一人ひとりの支援計画を作成し 相模原療育園の医療スタッフと連携しながら 全職員と保護者の方と力を合わせて発達を促す関わりに取り組む 2. 児童発達支援平成 28 年度は毎日通園クラスを4クラス40 名 週 1 就園クラスを4グループ39 名 週 1 親子クラスを2グループ17 名 総契約数 96 名 ( 平成 29 年 2 月現在 ) で運営してきた 平成 29 年度は児童発達支援センターへのニーズを鑑み 一部クラス編成を行い 毎日通園クラスを4クラス40 名 週 1 就園クラスを5グループ50 名 週 1 親子クラスを1グループ8 名 総契約数 98 名で行う 1) 基本指針クラス療育を基本として一人ひとりの状況に丁寧に関わり 遊びや課題を通じて日常の基本的生活習慣や社会的ルールが身につけられるように支援を行う また日々の療育を大切にし 年間行事や伝統行事などを通して社会経験を広げる 2) 毎日通園クラス 1 クラス編成 平成 29 年度も前年度に引き続き 4 クラス 40 名で行う

2 個別支援計画保護者と個別支援計画についての面談を年 3 回実施し 意向 要望等の意見交換を行ない 情報を共有して子どものニーズに沿った個別支援計画書を作成 実施 評価をする 3 療育プログラム等 日々の療育活動を充実して実施できるよう療育指導計画( 月案 週案 ) を作成し 小集団の中で一人ひとりの能力の引き出しや発達支援を行う 食事は栄養管理計画に基づき 子どもにとって最も相応しい食事計画の立案と 一人ひとりの摂食能力 状態に合った食事形態を工夫し 楽しく おいしく食事ができるとともに 必要に応じて環境の設定や摂食の評価 支援を行う 小集団の中で子どもの障害特性に配慮し できることの喜びや自信につながるような療育プログラムを計画 提供する 一人ひとりが基本的生活習慣を身につけ 身の回りのことができるようになるよう支援する 様々な遊びや課題を通して運動能力 認知能力 社会性等 総合的な発達を促す 季節の行事や伝統行事を大切にし 感性豊かな育みができるよう支援する 運動会 遠足等集団で行なう楽しさや 達成感を得られるよう支援する 4 就園 就学支援一人ひとりの発達状況を見極め 保護者の意向 意見を取り入れながら 子どもにとって最善な就園 就学先の助言を行う また就園 就学先の機関と支援会議等で連携を取り 支援の流れが途切れないようにする 3) 就園クラス 1クラス編成平成 29 年度は児童発達支援のニーズを鑑み 半日療育クラスを1クラス増加し 一日療育 4グループ 午後半日療育 1グループの計 5グループ50 名で行う 2 個別支援計画保護者と個別支援計画についての面談を年 3 回実施し 意向 要望等の意見交換を行ない 情報を共有して子どものニーズに沿った個別支援計画書を作成 実施 評価をする 3 療育プログラム等 日々の療育活動を充実して実施できるよう療育指導計画( 月案 週案 ) を作成し 小集団の中で一人ひとりの能力の引き出しや発達支援を行う 食事は栄養管理計画に基づき 子どもにとって最も相応しい食事計画の立案と 一人ひとりの摂食能力 状態に合った食事形態を工夫し 楽しく おいしく食事ができるとともに 必要に応じて環境の設定や摂食の評価 支援を行う 所属幼稚園 保育園での集団生活の適応能力を育て 所属園で困難なく生活が送れるよう支援する 小集団の中で園児の障害特性に配慮し できることの喜びや自信につながるような療育プログラムを計画 提供する

一人ひとりが基本的生活習慣を身につけ 身の回りのことができるように支援する 様々な遊びや課題を通して運動能力 認知能力 社会性等 総合的な発達を促す 季節の行事や伝統行事を大切にし 感性豊かな育みができるよう支援する 4 就学支援個々の発達状況を見極め 保護者の意向 意見を取り入れながら 子どもにとって最善な就学先の助言を行う また就学先と支援会議等で連携を取り 支援の流れが途切れないようにする 4) 親子クラス 1クラス編成平成 29 年度は就園クラス午後半日グループ1クラス増加に伴い 就園クラスと指導訓練室を共有するため 1 日 1グループを午前に計 8 名で行う 2 個別支援計画保護者と個別支援計画についての面談を年 3 回実施し 意向 要望等の意見交換を行ない 情報を共有して子どものニーズに沿った個別支援計画書を作成 実施 評価する 3 療育プログラム等 日々の療育活動を充実して実施できるよう療育指導計画( 月案 週案 ) を作成し 小集団の中で一人ひとりの能力を引き出す 食事は栄養管理計画に基づき 子どもにとって最も相応しい食事計画の立案と 一人ひとりの摂食能力 状態に合った食事形態を工夫し 楽しく おいしく食事ができるとともに 必要に応じて環境の設定や摂食の評価 支援を行う 低年齢のうちから親子で療育を受けることで 特性に合わせた対応のアドバイスや子どもの育ちを感じられるように保護者を支援する 小集団の中で子どもの障害特性に配慮し できることの喜びや自信につながるような療育プログラムを計画 提供する 一人ひとりが基本的生活習慣を身につけ 身の回りのことができるように支援する 様々な遊びや課題を通して運動能力 認知能力 社会性等 総合的な発達を促す 季節の行事や伝統行事を大切にし 感性豊かな育みができるよう支援する 5) 相模原療育園発達外来との連携療育 医療交流モデルの構築の中核事業として 相模原療育園リハスタッフとの定期的な連携を図り 発達療育の場面での効果的なサポートをする また発達外来医師とリハスタッフ バンビ職員と定期的な会議を開催し 多角的からの視点で療育を行う 6) 保護者支援 家庭生活での困り感や対応方法及び障害理解等について適宜相談を受け付け 保護者の悩み を解決できるよう支援する

7) 衛生管理 園内の美化に努め衛生管理を徹底し さまざまな感染症予防に努める 8) 事故防止 園内の備品 危険個所を常にチェックし 事故防止に努める また事故発生時はマニュアル に沿った対応を実施する 3. 障害児相談支援平成 29 年度も前年度同様に バンビ利用児保護者に対し 保護者登園日での学習会や 家庭での育児方法や進学先等の個々の相談に応じると共に ペアレントトレーニングを継続的に行っていく 1) 基本指針子どもの心身の発達や言葉の遅れなど 状況を把握しながら より地域 家庭等での生活が充実したものとなるように 保護者の方との相談を繰り返し 支援内容を検討していく また必要に応じて関係機関との調整を図る 2) 事業計画 保護者登園日でのグループディスカッションや学習会 保護者個々の相談や ペアレントト レーニングの実施により 地域 家庭等での生活が充実したものとなるよう支援を行なう 4. 保育所等訪問支援 平成 29 年度は 昨年度同様に就園クラス利用児全員の契約を目指すと共に 一人当たりの訪問 回数を年間 3~4 回計画する また 卒園児フォローとして 就園 就学先への訪問も継続する 1) 基本指針 保育所 幼稚園等を利用している配慮を要する子どもに対して 集団生活上の留意点や障害 特性による個別的配慮へのアドバイスなど 必要な支援を行なう 2) 事業計画 1 個別支援計画保護者と個別支援計画についての面談を実施し 意向 要望等の意見交換を行ない 情報を共有して子どものニーズに沿った個別支援計画書を作成 実施 評価をする 2 訪問支援定期的に保育園 幼稚園及び小学校を訪問し子どもの行動観察を行ない 訪問先の職員との情報交換や対応等に関する助言を行なっていき 園生活が過ごしやすくなるよう支援する

5. 施設地域開放 交流各種団体への多目的ホール等の提供 地域 関係団体職員に向けた公開講座や講演会の開催 学生の学習の場としての中学校職業体験 保育 福祉系大学等の実習生の受け入れを積極的に行ない 地域交流 開放を行なっていく 6. 施設管理 1) 防火 防災 1 不時の災害に的確に対応するため 防災対策マニュアルに基づき 月 1 回の避難 消火訓練の実施や防災機器の点検 消防署の協力を得て総合訓練を定期的に実施する 2 災害時の食糧は 園児 ( 定員の40 名分 ) 職員分として3 日分備蓄する 3 不時の災害に備え 食糧以外の災害用品を整備する 2) 防犯不審者の侵入等に対し警察署と協力し 防犯訓練を定期的に実施するとともに 施設内への不審者侵入防止に努める 7. 職員教育 定期的な職場研修 ケース会議の実施と外部研修に職員を派遣し 児童発達支援の知識 質の向 上及び職員資質の向上を図る 以上