外務省訓令第 19 号外交記録公開に関する規則の全部を改正する訓令を次のように定める 平成 24 年 8 月 10 日外務大臣玄葉光一郎外交記録公開に関する規則 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 外交記録が 国民共有の知的資源として 主権者である国民が主体的に利用し得るものであることに鑑み 作成又

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条第一項に規定する国際平和協力業務の実施等に関する重要事項九自衛隊法 ( 昭和二十九年法律第百六十五号 ) 第六章に規定する自衛隊の行動に関する重要事項 ( 第四号から前号までに掲げるものを除く ) 十国防に関する重要事項 ( 前各号に掲げるものを除く ) 十一国家安全保障に関する外交政策及び防衛政

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一公文書等の管理の適正化の推進に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第五条 ) 第二章基本方針 ( 第六条 第九条 ) 第三章公文書等管理審議会 ( 第十条 第二十条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 公文書等 ( 公文書等の管理に関する法律 ( 平成二十一年法律第六十六号 以

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個人情報の開示等に関する規程

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

建設工事入札参加業者等指名停止要領について

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

京都大学大学文書館利用等要項の一部改正 ( 案 )( 新旧対照表 ) 改正部分のみ 改正案 現行 ( 前略 ) ( 同左 ) 第 7 大学文書館は 特定歴史公文書等に個人情報 ( 生存する個人に関する情報であって 当該情報に含まれる氏名 生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるも

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7


関が保有しているものをいうものとすること ただし 次に掲げるものを除くものとすること (1) 官報 県公報 白書 新聞 雑誌 書籍その他不特定多数の者に販売することを目的として発行されるもの (2) 特定歴史公文書 (3) 山形県立図書館 山形県立博物館その他規則で定める施設において 規則で定めると

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藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

(3) 母子家庭の母又は父子家庭の父の前年 (1 月から9 月までに医療の給付を受けた場合にあっては 前々年をいう 以下同じ ) の所得 ( 規則で定める所得の範囲及び所得の額の計算方法により算出した額をいう 以下同じ ) が その者の所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) に規定する控除

公益財団法人全国競馬 畜産振興会役員慰労金支給規程 ( 平成 25 年 8 月 1 日会長達第 3 号 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 公益財団法人全国競馬 畜産振興会 ( 以下 振興会 という ) 役員及び評議員の報酬等の支給に関する規程第 5 条の規定に基づき 役員 ( 常勤の者に限る

(2) 電子計算機処理の制限に係る規定ア電子計算機処理に係る個人情報の提供の制限の改正 ( 条例第 10 条第 2 項関係 ) 電子計算機処理に係る個人情報を国等に提供しようとする際の千葉市情報公開 個人情報保護審議会 ( 以下 審議会 といいます ) への諮問を不要とし 審議会には事後に報告するも

議案第70号 向日市職員の給与に関する条例及び向日市長及び副市長の給与に関する条例の一部改正について

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個人情報保護規程例 本文

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

じ ) その他の処方せん医薬品又は高度管理医療機器の製造販売に係る業務の責任者との密接な連携を図らせること ( 安全確保業務に係る組織及び職員 ) 第四条第一種製造販売業者は 次に掲げる要件を満たす安全確保業務の統括に係る部門 ( 以下この章において 安全管理統括部門 という ) を置かなければなら

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かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

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ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

- 2 - ⑷ 保育所又は学童クラブにおいて 保育又は学童クラブの目的を達成するために 児童又はその保護者に対してされる行政指導 ⑸ 市の職員 ( 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 2 条に規定する地方公務員に該当する職員をいう 以下同じ ) 又は市の職員であった者に対して

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

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GVP省令

第 2 章 個人情報の取得 ( 個人情報の取得の原則 ) 第 4 条個人情報の取得は コンソーシアムが行う事業の範囲内で 利用目的を明確に定め その目的の達成のために必要な範囲においてのみ行う 2 個人情報の取得は 適法かつ公正な方法により行う ( 特定の個人情報の取得の禁止 ) 第 5 条本条各号

弘前市告示第   号

する暴力団員 ( 以下 暴力団員 という ) 又は同条第 1 号に規定する暴力団若しくは暴力団員と密接な関係を有する者 (5) その他特に市長が不適当とする者 ( 補助金交付の対象事業 ) 第 4 条補助金の交付の対象となる事業 ( 以下 補助対象事業 という ) は 通学路等に面し 道路面からの高

によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 二及び三において同じ )をいうものとすること 二この法律において 電子契約 とは 事業者が一方の当事者となる契約であって 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法に

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

個人情報保護規程

第 3 条この条例において 医療費の助成の対象となる者 ( 以下 対象者 という ) は 中島村に住所を有する子どもの保護者とする ただし 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定により保護を受けている者は この限りではない 2 医療保険各法に規定する医療保険に加入していること

議案用 12P

●租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

0 平方メートルまでの部分について別表 ( ウ ) 欄により算定した自転車駐車場の規模に 店舗面積が5,000 平方メートルを超える部分について同表 ( ウ ) 欄により算定した自転車駐車場の規模に2 分の1を乗じて得た規模を加えて算定するものとする 2 前条第 1 項第 2 号に掲げる施設で 各用

独立行政法人大学改革支援・学位授与機構役員退職手当( 改正)

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

教員等の懲戒処分に係る審査に関する規程 ( 平成 21 年 9 月 16 日 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 教育公務員特例法 ( 昭和 24 年 1 月 12 日法律第 1 号 以下 法 という ) 第 9 条第 2 項の規定に基づき 沖縄県立看護大学教授会 ( 以下 教授会 という )

3 年次休暇の計算例 (1) 昨年 4/1~12/31 までとして勤務 ( 年休取得なし ) = 前年からの繰越し 15 1 今年もとして下記の期間に任用された場合 ( 年次休暇 3 使用 ) < 年次休暇の付与数 > = ( 当初の ) + ( 更新後の

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◆◆10-1特定有期雇用教職員就業規程30.4.1(修正)

( 構成 ) 第 4 条推進会議は 次に掲げる機関及び団体をもって構成する ( 1 ) 行政機関等ア砥部町イ愛媛県ウ砥部町農業委員会エ愛媛県青年農業者等育成センター ( 2 ) 融資機関 保証機関アえひめ中央農業協同組合イ愛媛県信用農業協同組合連合会ウ愛媛県農業信用基金協会エ株式会社日本政策金融公庫

会員に対する処分等に係る手続に関する規則 (2018 年 7 月 30 日制定 ) 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規則は 定款第 15 条に規定する会員に対する処分及び不服の申立てに係る手続の施行に関し 必要な事項を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規則において 次の各号

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

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個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

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( 指名停止の期間の特例 ) 第 4 条有資格者が一の事案により別表各号の措置要件の二以上に該当したときは 当該措置要件ごとに規定する短期及び長期の最も長いものをもってそれぞれ指名停止の期間の短期及び長期とする 2 有資格者が次の各号の一に該当することとなった場合における指名停止の期間の短期は それ

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発行日取引の売買証拠金の代用有価証券に関する規 同じ ) であって 国内の金融商品取引所にその株券が上場されている会社が発行する転換社債型新株予約権社債券 ( その発行に際して元引受契約が金融商品取引業者により締結されたものに限る ) 100 分の80 (7) 国内の金融商品取引所に上場されている交

別表 ( 第 3 条関係 ) 給料表 職員の区分 職務の級 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 号給給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額 再任用職 1 144, , , , , ,60

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第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

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千葉市防犯アドバイザー派遣実施要綱(素案)

通学定期券の写しを市長に提出するとともに, 年度の終了時には通学実績報告書 ( 様式第 5 号 ) を提出しなければならない ( 交付の取消と返還 ) 第 8 条市長は, 補助金の交付を受けた者が, 次の各号のいずれかに該当す るときは, 交付決定を取り消し, または, 既に交付した補助金の全部もし

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9川総行推第29号

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二頁第三条第三項中 国家公安委員会 を 前項に定めるもののほか 国家公安委員会 に改め 同項を同条第五項とし 同条第二項の次に次の二項を加える 3国家公安委員会は 毎年 犯罪による収益の移転に係る手口その他の犯罪による収益の移転の状況に関する調査及び分析を行った上で 特定事業者その他の事業者が行う取

外部通報処理要領(ホームページ登載分)

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

ブロック塀撤去補要綱

第 4 条育児短時間勤務をしている職員の産業医手当の額は 給与規程第 12 条に定める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 扶養手当 ) 第 5 条育児

( 役員の報酬 ) 第 2 条役員に対する報酬は 常勤の役員にあっては 俸給 教育研究等連携手当 通勤手当 単身赴任手当及び期末特別手当とし 非常勤の役員にあっては 非常勤役員手当とする ( 報酬の支給日 ) 第 3 条役員に対する報酬 ( 期末特別手当を除く ) は 毎月 17 日 ( 以下この項

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議案第07号-給与に関する条例の一部改正【確定】

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

等により明示するように努めるものとする ( 就業規則の作成の手続 ) 第 7 条事業主は 短時間労働者に係る事項について就業規則を作成し 又は変更しようとするときは 当該事業所において雇用する短時間労働者の過半数を代表すると認められるものの意見を聴くように努めるものとする ( 短時間労働者の待遇の原

職員の私有車の公務使用に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 2 項に規定する一般職の職員 ( 期限付教員以外の臨時的任用職員を除く ) および同条第 3 項第 3 号に規定する特別職 ( 以下 職員 という ) が私

寝屋川市母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 雇用の安定及び就職の促進を図るために必要な教育訓練に係る講座 ( 以下 講座 という ) を受講する母子家庭の母 又は父子家庭の父に対し 母子及び父子並びに寡婦福祉法 ( 昭和 39 年法律第 129 号 以下

Transcription:

外務省訓令第 19 号外交記録公開に関する規則の全部を改正する訓令を次のように定める 平成 24 年 8 月 10 日外務大臣玄葉光一郎外交記録公開に関する規則 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 外交記録が 国民共有の知的資源として 主権者である国民が主体的に利用し得るものであることに鑑み 作成又は取得から30 年以上が経過した行政文書は公開するとの原則の下 外務省が保有する行政文書であって 作成又は取得から 30 年以上経過したもの及び保存期間が満了したもののうち歴史資料として重要なものを外務省大臣官房総務課外交史料館 ( 以下 外交史料館 という ) に移管し 一般に公開するための手続等を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この規則において 次の各号に掲げる用語の定義は それぞれ当該各号に定めるところによる (1) 行政文書外務省の職員が職務上作成し 又は取得した文書 ( 図画及び電磁的記録 ( 電子的方式 磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られた記録をいう ) を含む 以下同じ ) であって 外務省の職員が組織的に用いるものとして 外務省が保有しているものをいう ただし 公文書等の管理に関する法律 ( 平成 21 年法律第 66 号 )( 以下 公文書管理法 という ) 第 2 条第 4 項各号に掲げるものを除く (2) 行政文書ファイル等外務省における能率的な事務又は事業の処理及び行政文書の適切な保存に資するよう 相互に密接な関連を有する行政文書 ( 保存期間を同じくすることが適当であるものに限る ) を一の集合物にまとめたもの及び単独で管理している行政文書をいう (3) 歴史公文書等歴史資料として重要な公文書その他の文書をいう (4) 特定歴史公文書等外交史料館に移管された歴史公文書等及び外務省大臣官房総務課外交史料館利用等規則 ( 平成 23 年外務省訓令第 4 号 )( 以下 利用等規則 という ) 第 2 条第 1 項の規定により外交史料館へ寄贈又は寄託された文書をいう (5) 外交記録公開第 7 条の審査の結果外交史料館に移管することとなった行政文書ファイル等を外交史料館に移管し 特定歴史公文書等として一般の利用に供することをいう (6) 移管審査行政文書ファイル等について 外務省行政文書管理規則 ( 平成 23 年外務省訓令第 3 号 )( 以下 行政文書管理規則 という )) 第 19 条第 1 項

に規定する保存期間が満了したときの措置 ( 外交史料館への移管又は廃棄 ) を定めることをいう (7) 公開審査移管審査において外交史料館に移管することとされた行政文書ファイル等について 一般の利用を制限する情報を特定することをいう ( 外交記録公開推進委員会 ) 第 3 条外交記録公開の円滑かつ迅速な実施を推進するため 外交記録公開推進委員会 ( 以下 委員会 という ) を設置する 2 委員会は 次の各号に掲げる者で構成するものとする (1) 委員長外務大臣が指定する外務副大臣又は外務大臣政務官 (2) 副委員長事務次官又はその代理 (3) 常任委員官房長 国際法局長又はこれらの代理及び外務大臣が意見を聴くために任命する外部有識者 (4) 非常任委員外交記録公開の対象となる行政文書ファイル等の内容に関係する局部長級の者 ( 前号に掲げる者を除く ) 又はその代理及び外務大臣が意見を聴くために任命する外部有識者 3 外交記録公開推進委員会事務局は 次の各号に掲げる者で構成するものとする (1) 事務局長大臣官房総務課長 (2) 事務局員外交記録 情報公開室長 外交史料館長及び記録官 4 委員会は 定期的に開催するほか 委員長が必要と認めるときは 臨時会合を開催することができる 5 委員会は 次に掲げる事務をつかさどる (1) 第 7 条第 2 項の規定により委員会で審査することとなった行政文書ファイル等の移管審査及び公開審査を行うこと (2) 第 7 条の手続により一般の利用を制限することとした情報のうち 時の経過により利用制限を解除する可能性があると判断されたものについて 時の経過を勘案し 再度公開審査を行うこと (3) 大臣官房総務課長及び行政文書管理規則第 5 条に規定する文書管理者 ( 以下単に 文書管理者 という ) の公開手続の迅速な遂行を指導及び監督すること ( 移管審査の対象 ) 第 4 条移管審査の対象となる行政文書ファイル等は 外務省が保有する行政文書ファイル等のうち 次の各号に掲げるものとする (1) 有期限の保存期間が設定されているもの (2) 無期限の保存期間が設定されているもの ( 常用のものを除く ) のうち 作成又は取得から30 年以上経過するもの

( 移管基準 ) 第 5 条移管審査は 行政文書管理規則別表第 2を踏まえて行う ( 公開基準 ) 第 6 条公開審査は 外務省外交史料館における公文書管理法に基づく利用請求に対する処分に係る審査基準 ( 平成 23 年 4 月 1 日制定 ) を踏まえて行う この場合において 情報の一般の利用の制限は 必要最小限のものでなければならない ( 審査手続 ) 第 7 条第 4 条に規定する行政文書ファイル等のうち本省が保有するものの審査 ( 通常審査 ) の手続は 次のとおりとする ただし 次項の特別審査に付される行政文書ファイル等については 次項に定める手続に従って審査する (1) 文書管理者 ( ただし 行政文書ファイル等が行政文書管理規則第 16 条に基づく大臣官房総務課長の集中管理の下にある場合は 当該行政文書ファイル等を大臣官房総務課長に引き継いだ文書管理者をいう 本条及び第 9 条において 主管文書管理者 という ) は 大臣官房総務課長の指示を受けて移管審査を行う 大臣官房総務課長は 当該主管文書管理者が行った移管審査の結果を踏まえ 外交史料館長の意見を聴取した上で 移管審査の結果につき官房長の了承を得る (2) 大臣官房総務課長は 官房長の了承を得た移管審査の結果を委員長及び外務大臣に報告し その了承を得る 移管審査の結果につき委員長及び外務大臣が了承しない場合には 外務大臣が当該審査結果の適否を判断する 大臣官房総務課長は 委員長及び外務大臣の判断を主管文書管理者に通知する (3) 大臣官房総務課長は 前号の審査により移管することが適当と判断された行政文書ファイル等について委員会に報告する (4) 大臣官房総務課長は 前号の行政文書ファイル等について公開審査を行い その結果につき官房長の了承を得る 大臣官房総務課長は 官房長の了承を得た審査結果を主管文書管理者に通知する (5) 大臣官房総務課長は 前号の審査において 当該行政文書ファイル等の主管文書管理者の意見を求めることができる (6) 前号までの審査を実施した行政文書ファイル等が次条の規定により外交史料館に移管される時は 外務大臣が利用の決定を行う前に 当該行政文書ファイル等の外交史料館への移管前の主管文書管理者の意見を確認すべき旨の意見が付されるものとする 2 第 4 条に規定する行政文書ファイル等のうち 本省が保有し 委員会で審査を行うものの審査 ( 特別審査 ) の手続は次のとおりとする

(1) 主管文書管理者は 前項第 1 号の審査において 行政文書ファイル等のうち多くの利用請求が見込まれる重要な事案に関するものとして委員会が審査すべきものを指定することができる 大臣官房総務課長は 主管文書管理者の指定を踏まえ 外交史料館長の意見を聴取した上で 委員会で審査すべきものを選定する (2) 委員会は 前号の選定を受け 委員会が審査する行政文書ファイル等を決定する 委員会は この決定により審査の対象とされた行政文書ファイル等のほか 必要と認める行政文書ファイル等を審査の対象に加えることができる (3) 大臣官房総務課長は 前号の規定により委員会が審査することとなった行政文書ファイル等について 前項第 1 号の移管審査の結果を委員会に報告する (4) 委員会は 前号の規定に基づき報告された移管審査の結果の適否を判断する 委員会が当該審査結果を不適当と判断したときは 大臣官房総務課長及び主管文書管理者は再審査を行う 大臣官房総務課長及び主管文書管理者による再審査の結果が委員会において再び不適当と判断される場合には 委員会の判断が優先する (5) 委員会は 前号の判断を外務大臣に報告し その了承を得る 外務大臣が委員会の判断を了承しない場合には 外務大臣が当該審査結果の適否を判断する 大臣官房総務課長は 外務大臣の判断を主管文書管理者に通知する (6) 大臣官房総務課長は 前号までの手続により移管することが適当と判断された行政文書ファイル等について公開審査を行う ( 一次審査 ) (7) 主管文書管理者は 大臣官房総務課長が定める期限内に一次審査 ( 前号の規定による審査をいう 以下同じ ) の結果について必要な確認を行い ( 二次審査 ) 審査結果を大臣官房総務課長に報告する 前号及び本号の審査結果が異なる場合には 大臣官房総務課長は 主管文書管理者と協議を行う (8) 大臣官房総務課長は 前号に規定する手続を経て得られた審査結果を委員会に報告する (9) 委員会は 前号に基づき報告された公開審査の結果の適否を判断する 委員会が不適当と判断したときは 大臣官房総務課長及び主管文書管理者は再審査を行う 大臣官房総務課長及び主管文書管理者による再審査の結果が委員会において再び不適当と判断される場合には 委員会の判断が優先する (10) 委員会は 前号の判断を外務大臣に報告し その了承を得る 外務大臣が委員会の判断を了承しない場合は 外務大臣が当該審査結果の適否を判断する 大臣官房総務課長は 外務大臣の判断を主管文書管理者に通知する 3 第 4 条に規定する行政文書ファイル等のうち在外公館が保有するものの審査の手続は次のとおりとする (1) 主管文書管理者は 大臣官房総務課長の指示を受けて移管審査を行う 大臣官房総務課長は 当該主管文書管理者が行った移管審査の結果を踏まえ 外交史料館長の意見を聴取した上で 移管審査の結果につき官房長の了承を得る

(2) 大臣官房総務課長は 官房長の了承を得た審査結果を委員長及び外務大臣に報告し その了承を得る 審査結果につき委員長及び外務大臣が了承しない場合には 外務大臣が当該審査結果の適否を判断する 大臣官房総務課長は 委員長及び外務大臣の判断について主管文書管理者に通知する (3) 前号に続く手続は 第 1 項第 3 号から第 6 号までの規定を準用する ( 行政文書ファイル等の外交史料館への移管及び公文書管理法第 8 条第 3 項の意見との関係 ) 第 8 条公開審査を終えた行政文書ファイル等は 速やかに外交史料館へ移管され 特定歴史公文書等として一般の利用に供されるものとする その際 公文書管理法第 8 条第 3 項の意見を付さなければならない場合にあっては 前条の規定による公開審査の結果を当該意見とみなす ( 利用等規則第 14 条第 3 項の意見提出機会との関係 ) 第 9 条外務大臣が利用等規則第 14 条第 3 項に基づく意見提出機会の付与を受けたときは 大臣官房総務課長は 主管文書管理者の意見を踏まえ 当該情報の一般の利用を制限することの適否を判断し 官房長の了承を得た上で 適当と認める場合には意見書を作成し 外交史料館長に送付する 附則この訓令は 平成 22 年 5 月 25 日から施行する 附則この訓令は 平成 22 年 7 月 1 日から施行する 附則この訓令は 平成 22 年 11 月 2 日から施行する 附則この訓令は 平成 23 年 4 月 1 日から施行する 附則この訓令は 平成 24 年 8 月 10 日から施行する