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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

学級会においては 学級での問題点や課題に一人一人が気付き 話し合いながらよりよい学級生活を目指していく 本議題において 相手の障害のことも配慮し どの児童にとっても満足いく集会にするために話合いや実践を通して研究主題の児童の育成をはかっていきたい 4 評価の観点と評価規準集団活動や生活への関心 意欲

(3) 本題材の系統と他教科等との関連は 次のとおりである 学級活動 5 月シンボルマークを決めよう 6 月みんなで雨の日を楽しく過ごそう 6 月本題材 9 月 2 学期がんばろう会をしよう 他教科等との関連 道徳 わけっこしよう ( 友情 ) 道徳 どうしたらいいのかな ( 親切 ) (4) 指導

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

はっきした声であいさつ は高学年では少ないね < 資料 2 より > よい感想だけでなく 問題点も挙げている感想も多いね めあてを達成したとは言えないかもしれないね < 資料 3 より > あいさつ運動への意見が出されているね 4 つの意見が出されているね < 資料 1 2,3 より > 資料 2

4. 評価規準集団活動や生活への関心 意欲 態度学級や学校の生活の充実と向上にかかわる問題に関心をもち 他の児童と協力して自主的に集団活動に取り組もうとしている 集団の一員としての思考 判断 実践楽しく豊かな学級や学校の生活をつくるために話し合い 自己の役割や責任 集団としてのよりよい方法などについ

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

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<小学校 生活科>

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

解答類型

案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

第 2 学年 2 組学級活動 (1) 学習指導案 指導者澤村正太郎 1. 議題 2 年 2 組がもっと元気で楽しくなるクリスマス会をしよう 2. 議題について (1) 学級の実態 ( 男子 15 名女子 9 名計 24 名 ) 本学級の児童は 全体的に仲良く 助け合って学校生活を過ごしている 優しく

佐賀県教育センター 平成 24 年 2 月 1 日 新学習指導要領で評価が変わる! 新学習指導要領における学習評価の進め方 ( 中学校特別活動 ) 平成 24 年度から, 中学校では新学習指導要領が全面実施となります 新学習指導要領の趣旨を反映した学習評価の考え方については, 平成 23 年 7 月

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

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主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

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Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知


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3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への 集団の一員としての 集団活動や生活についての 関心 意欲 態度 思考 判断 実践 知識 理解 学級の生活上の問題に関心を 楽しい学級生活をつくるため みんなで楽しい学級生活をつ もち, 他の児童と協力して意欲 に話し合い, 自己の役割や

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第6学年 国語科学習指導案

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

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第 3 学年 学級活動学習指導案 平成 18 年 6 月 30 日 ( 金曜日 ) 第 5 時限指導者二階堂聡 1 題 材 夏休みに向けて1 学期の学習を振り返ろう 2 題材について 生徒にとって, 夏休みの過ごし方はそれぞれである 部活動に熱中する生徒, 夏期 講習に参加し, 学力向上に努める生徒

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

2 政治的教養を育むためのポイント 学級活動として行う集会活動は 休み時間の遊びとは異なります 単に楽しいことをやればよいのではなく めざす学級像の具体化など 目的意識をもてるようにします 何を目標として行うのか 準備から実行 振り返りまでの活動全体を見通して 提案理由 や めあて を考えることがで

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

1 研究の概要

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

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(3) 資料について本資料は混雑したお店で孫が積んである段ボールを崩してしまい困っているおばあさんの代わりに わたし とその友達の友子が 整理していると 事情の知らない店員に叱られてしまう その後 おばあさんにお礼を言われたが わたし と友子はすっきりしないで帰る 数日後 店員からお詫びの手紙が来た

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国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

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自己紹介をしよう

Taro-5年研究のまとめ

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けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

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が分かり 地域に親しみや愛着をもち 人々と適切に接することや安全に生活することができるようにすることを目指している 本校は 隣接する小学校が休校することになり 今年度非常に多くの転校生を迎えた それに伴い学区域が二校分の広さに広がり 2 年生にとっては新しくなった学区域の中には 知らない場所やまだ行

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

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Microsoft Word - chojugiga_sidoan_new.docx

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2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

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<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

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H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

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の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 12 学校案内パンフレットを作ろう-共同編集・制作-

社会科学習指導案

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

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ICTを軸にした小中連携

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た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

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6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

3 児童の意識の流れ 友達の名前をおぼえよう みんなであそぼう 3 友達と名前カード を交換したよ 初めて お話できた 子がいるよ 友達が増えたよ 学校に行くのが楽しいな 他のクラスの子ともお友達になりたいな 握手すると心が あったかくなるね 学校たんけんをしよう 9 校長先生の お部屋があったよ

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

さらに, アンケートの項目で 調べたことを伝えたい相手 として一番多かった 家族, 次に多かった 他学年や友達 に伝えるという相手意識を明確にした課題を設定し, 参観日に マイ防災袋 と実際に作った防災グッズを家族へ紹介する また, 家族と一緒に作り, グッズを使うという活動をすることで, 家族から

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

<小学校 生活科>

Taro-4年 総合 指導案(最終)

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資料3 平成28年度京都府学力診断テスト 質問紙調査結果 28④ 28中① 27④ 27中① 平成28年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成28年度京都府学力診断テスト中学1年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト中学1

Microsoft Word - 研究協議会資料(保健分野学習指導案)

いろいろな衣装を知ろう

4 全体計画 ( 総時数 6 時間 ) 主な学習活動 時数 教師のかかわり 評価の観点 ( 求める子どもの姿 ) 新聞について興味をもち, 投 1 新聞への興味をもつことができるよう 関心 意欲 態度 書の特徴を知る に, 実際の新聞をもとに, 投書の内容 新聞について興味をもち, を取り上げる 投

Transcription:

小学校特別活動 1( 平成 20 年度 ) 第 4 学年 学級活動指導案 1 活動名 あいさつ運動に取り組もう 2 活動の目標〇あいさつ運動に向かう過程で, 学級の諸問題を解決して, よりよい活動とするために話し合う 〇あいさつ運動に友達と協力して取り組み, 自分のよさを発揮して役割をやり遂げる 3 児童の実態 (1) 話合い活動について 4 月には, 担任や学級代表が司会者となり, 学級のルールや仕事分担, 学級目標などを決める話合い活動を行い, 進め方などについて確認をした 5 月になると, みんなの願いを実現させるための 会社 ( 希望制, 人数 活動期間が自由な係活動 ) や学校行事に向けての実行委員会などが編制され, 会社のメンバーや実行委員を中心に活動のめあてや取り組み方を話し合うようになった 6 月からは, 会社のルール や 班日記, クラスイベント について, 輪番で運営係 ( 司会 副司会 書記 ) を編制して話し合ってきた このような経験を通して, 子どもは, 話合いの進め方について理解してきている しかし, 今までの話合い活動で, 意欲的に取り組む子どもとそうでない子どもに分かれ, なかなか自分の考えを発表できない子ども, 友達の考えとかかわらせて発言できない子どもがいた そこで, 私は, あらかじめ誰がどんな考えをもっているのかが分かるように意見一覧表を活用したり, 話合いの途中に個々で意見交換できるフリータイムを導入したりして, 子ども同士がかかわり合える場を設定してきた また, 意見交換や意見の折り合いをつけるための時間を十分に確保し, 学級や活動の問題点をじっくりと話し合わせるために, 今までは話合いの前段で行われていた 始めの言葉 運営係のあいさつ 提案理由の確認 等は, 話合いの前までに終わらせるようにした (2) あいさつ運動についてあいさつについては, 当校の生活指導の重点となっている 特に気持ちよく1 日のスタートが切れるようにと, 朝のあいさつに力を入れて取り組んでいる そのため, 各学級でも分担をして, 学期に1 回, 全校に向けてのあいさつ運動を企画, 運営している 1 学期前半のあいさつ運動では, 前学年までの経験を基に話し合い, 生活班であいさつグッズ ( 看板, たすき, はちまきなど ) を作り, 班ごとに立つ場所を決め, 全校に おはよう を呼び掛けた 子どもは, 班で協力してあいさつグッズを作り, 大きな声を出す子どもを中心にあいさつ運動に取り組んだ 活動を終えての感想では, あいさつをしても返してくれない人がいた わたしたちのクラスの中にもちゃんとあいさつしていない人がいた といった問題点が挙げられた なかには, 全校のみんなのあいさつをもっとよくしたい や 自分たちがしっかりとあいさつしなければいけない という思いをもっている子どもも数名いた 4 指導の構想私は, 学級活動で子どもに 問題解決力 を身に付けさせる 問題解決力とは, 学級や活動の諸問題を, 友達とかかわり合いながら思考力や判断力を働かせ, 解決策を考えて実践する力である -1-

そのために話合い活動では, 子どもが 学級の問題点を解決するために, 話合いで新たな価値に気付き, それをとらえて自分の考えを再構築し, よりよい活動を創り上げる姿 になることを目指す 新たな価値とは, 話合いで明確になった問題点を解決するために, 子どもが思考 判断する手掛かりとなるものである 話合いの中で, 子どもは, 友達の異なる考えにふれ, 自分では気付かなかった学級の実態や問題点を知り, その解決策を探ろうとする その場面で, 教師が子どもに それらの活動が, 今の学級や自分にとって, どんな意味があるのか ( 新たな価値 ) と問う その結果, 話合いを通して, 子どもは 活動を通して大切にしなければならないこと を考えさせ, よりよい活動づくりへとつなげていく これまでの話合い活動は, 活動のめあてや提案理由を基に, 自分の考えに理由付けをして話し合い, その活動のほとんどを子どもに委ねて進める実践が主流であった しかし,45 分間を子どもだけに任せていては, 子どもが問題解決に向かって思考力や判断力を働かせ, 自分の考えを再構築することは難しい また, 集団決定の場面で, 子どもの興味 関心や好き嫌いなどが大きく影響してしまい, 学級として活動を行うときに何が大切なのかを考えずに進んでしまうことが多かった そこで, 私は, 限られた授業時間の中で, 子どもに思考力や判断力を身に付けさせるため, 教師の意図的, 段階的な指導 支援を行う ( 詳細は, 本時の計画の中で述べる ) 5 活動計画 本時までの活動の実際 ( 全 3 時間本時 2/3) 時間活動の流れ活動内容問題発見 一人一人が自分の願いや思いをもつ 前回のあいさつ運動や今のあいさつの様子から, 今回は, どんなあいさつ運動をするかを考える * 夏休み明けのこの時期をとらえて, 気持ちよく学校生活をスタートさせるために, 学級としてできることは何かを子どもに考えさせ, あいさつ運動を行うことに決めた そこで, 子どもに1 学期前半のあいさつ運動を振り返らせた すると, 生活班で協力してできた 友達とふざけている人がいた などの生活班で行うことのよさと問題点が表出してきた また, あいさつについてのアンケートを行うと, 全校のあいさつはよくなって 1 いない 学級としてはいいけれど自分はあまりできていない と思っている子どもが多く見られた 目的の共有 学級のめあてを明確にして, 互いの考えをもとに活動内容を決める 議題の選定 学級全体であいさつ運動のめあてを決める めあて 明るく元気に 楽しく笑顔で 自分から進んで を決める あいさつ運動の内容( 時間やグッズ, グループのつくり方など ) を決める 一人一人の考えが出し合えるような議題を選ぶ あいさつ運動のやり方について, 前回の反省を踏まえ, 今の学級の実態から, 話合いの柱を あいさつ運動のやり方は, 生活班か個人か? とする 話合いの 一人一人が話合いに見通しをもつ 朝会 準備 活動内容で決まっていることを共通理解して, 話合いの準備をする 等 * あいさつグッズを生活班で考えて作る * あいさつがしっかりとできた人に渡すあいさつカードを用意する など 話合いの柱を受けて意見カードを書く その意見をまとめた意見一覧表を基に, さらに自分の考えを書いてまとめる -2-

1 問題解決 互いの考えを交流させて学級や活動の問題点を解決する 本時 活動を進めるうえでの問題点を解決するための話合いを行う 1 実 践 友達と協力をして準備を進める 準備中などに問題点や共通理解が必要な事柄が表出してきた場合には, す ぐに とっさの話合い を行って解決する 朝 一人一人が責任をもってあいさつ運動を実施する 学級代表を中心に, 一人一人が自分の仕事に取り組む 終会 振り返り 活動全体を振り返り, 次の活動への意欲をもつ アンケートや作文を基に本活動の成果を明らかにする 6 本時の計画 (2/4 時 ) (1) 主張子どもは, あいさつ運動で, どうすれば全校のみんながしっかりとあいさつするようになるのか を中心に考えている しかし, まずは自分たちのあいさつをもっとよくしなければならないことが重要であり, そのことに気付いている子どもは少ない 本時では, 子どもに自分たちのあいさつの実態を, 発言やアンケート結果などからとらえさせ, あいさつ運動が自分たちのあいさつをよくするために大切な活動であることも理解させる その上で, あいさつ運動のやり方 生活班か個人か について, 生活班は, 友達と助け合えばしっかりとあいさつができる と 個人は, 友達に頼らないので一人一人のあいさつをよくすることになる という新たな価値を子どもに気付かせる そして, 学級の実態から問題点を解決するためにはどちらのやり方がいいのか, 今の学級にとってよりよい方法はどちらかを話し合わせる その結果, あいさつ運動で大切にすること 全校のみんなのあいさつをよくするには, 自分たちもあいさつがしっかりとできなければならない を理解させる (2) 議題名あいさつ運動のやり方を決めよう 提案理由 夏休みを終え,1 学期の後半がスタートした この時期をとらえ, 気持ちよく学校生活が送れるよう, 学級であいさつ運動に取り組む 5 月に行ったあいさつ運動の反省を基にそのやり方を決める 話し合いの柱 あいさつ運動のやり方は, 生活班か個人か? (3) ねらい自分たちのあいさつの実態や問題点を明らかにした上で, その問題点を解決するために, どのようなやり方であいさつ運動に取り組むかを決めることができる (4) 指導の構想 1 本時で目指す子どもの姿 話合いを通して, 新たな価値をとらえ, それを基に自分の考えを再構築している 学級の実態を理解し, それぞれのやり方の新たな価値をとらえている子ども 新たな価値を基に, 問題点を解決するために, どちらの活動がいいのかを考え, 書いたり発言したりしている子ども -3-

2 目指す姿を実現するための手立て 手立て1: 全員の意見カードをまとめた意見一覧表を配付して, 一人一人に話合いのポイントを意見一覧表に書き込ませる 本時の前に, 活動のめあてや自分なりの願いを基に考えさせ, 意見カードを書かせる 意見カードに書かれた一人一人の考えを意見一覧表にまとめ, 子どもに提示する そして, その一覧表を見ながら友達の意見に対して自分の考えを書かせたり, 二つのやり方のよさと問題点を見付けさせて, それを話合いのポイントとして整理させたりする そうすることで, 子どもは, 学級の実態や問題点に気付いたり, 意見交換の視点を明らかにしたりして, 話合いに見通しをもつ また, そこで考えて意見一覧表に書いたことを, 話合いの始めで発表させる 手立て2: 自分たちのあいさつをもっとよくするために, どちらのやり方がいいのか と問い, 二つのやり方の新たな価値を考えさせる その価値を基に 今の学級にとっては, どちらのやり方がいいのか と問い, 学級の実態や問題点を明らかにし, それらが解決できるやり方を考えさせる 子どもの発言から, 自分たちのあいさつについて考えているものを押さえ, さらに, 学級の あいさつアンケート の結果を示す そして, 子どもに 今の学級にとっては と問うことで, 学級の実態や問題点を明らかにさせる その後, 問題を解決するために望ましいやり方を話し合うなかで, あいさつ運動で大切にしなければならない 全校のみんなのあいさつをよくするには, 自分たちもあいさつがしっかりとできなければならない を理解させる この場面では, 思考力 判断力を高めるため, 子どもの話合いを基に, 教師が意図的に新たな価値を考えさせ, もう一度どちらの活動がいいのかを決めさせる 手立て3: 二つのやり方の価値をとらえ, 納得と説得を意識させた フリータイム を取り, その後, 学級で取り組むやり方を集団決定する 集団決定の前にフリータイムを取る ここでは, 誰に対して何を話して, 説得したり納得したりすればいいのか を全体で確認してから取り組ませる そこで, フリータイムの前に, 自分が説得 納得したいこと, 迷っていることを数名発表させて, 意見交換のポイントを絞る フリータイム後には, 子どもが誰と話をして, そこで何をどのように考えたのかを報告し合うようにする その後, 一人一人が自分の考えをさらに深めていけるように意見交換をしてから集団決定の場面へと進める (5) 授業の評価本時では, 行動観察と子どもが話合いの途中と振り返りで書く話合いカードの記述から様子を見取り, 評価を行う ( 個別の評価は, 今までのカードと比較して判断する ) 問題点を解決する手掛かりとなる新たな価値をとらえ, それを基に 今の学級にとっては, どちらのやり方がいいのか について, 自分の考えを書いたり, 発言したりできたか -4-

(6) 展開 活動の流れ子どもの活動 予想される反応教師の意図 手立て 評価方法 1 司会のあいさつ 司会 : これから第 7 回キラキラスター 意見一覧表を準備させて, 自 うちゅう会を始めます 分の考えを確かめさせる 2 先生の話 先生の話です 活動のめあてを確認させる 3 話合い 司会 : 二つのやり方のよいところと心 一覧表や話合いカードを基に 配なところを発表してください 自分の考えを発表させ, どち自分と友達の考えを確かめる 班だと友達とふざける人がいる らの活動にもよさと心配なこ 個人だとあいさつをしない人がいる とがあることを押さえる 教師 : 自分たちのあいさつをもっとよくするため, どちらのやり方がいいですか? と問う 新たな価値に気付く 生活班は, 助け合ってできる 大きな 前回の反省, 活動のめあて, 声を出せない子も友達となら出せるよ あいさつアンケートの結果を うになる 提示して, 新たな価値に気付 個人で友達にたよらずに自分でやる方 かせるために助言する が, その人のためになる 教師 : 今の学級にとっては, どちらのやり方がいいのか? と問う 新たな価値をとらえて 司会 : 今の学級のことを考えて, どち 新たな価値をとらえさせ, 自 考えを述べる らの活動がよいかを, もう一度 分の考えを再構築させる 考えてください (3 分間 ) ( 書くことも認めて, 自分の考 ( 自分の考えを見直して, もう一度 えを整理させる ) よく考える ) 今までの自分の立場にとらわ 司会 : 今の学級にとって を考えて, れずに発表させる どちらの活動がよいかを発表し 問題点を解決する手掛かりと てください なる新たな価値をとらえ, そ 今は~なので, の方がよい れを基に 今の学級にとって (20 分 ) あいさつがよくするには, がよい は について, 自分の考え を書いたり, 発言したりでき 司会 : フリータイムにします たか カード 観察 教師 : 今の自分の立場を確認します 意見交換のポイントをまとめ 説得 納得したいことや迷って て, 誰に何を話に行くのかを いることを発表してください 友達と個別に議論したり相談したり, 友達の考えを納得し, 友達を説得したりするために, 席を離れて自由に意見交換をする 全員納得か多数決で決める -5- 確認させる フリータイムには机間支援をして, 納得のいく話合いをさせる 自分の考えが変わった子や迷 (5 分間 ) いがなくなった子に発表させ 司会 : 多数決を前に最後の意見交換を て, 考えの深まりを全体に知 します フリータイムで話し合 らせる われたことなどを発表してくだ 終了時刻の 10 分前には集団決 さい 定に入る 私は, と聞いて考えが変わりました 全員が納得しなければ多数決 司会 : 全員が納得したので にします を採る 司会 : 全員が納得していないので多数決にします (15 分 ) 司会 : あいさつ運動のやり方は に決まりました

4 話合いの 司会 : 話合いを振り返ってカードを書 本時でどんなことを学んだの 振り返り きましょう (3 分間 ) かを書くように個別に助言し 全校のあいさつをよくするには, が て, 一人一人のがんばりを賞 自己評価を基に大切だと分かった だから, をがん賛する シェアリングをするばりたい 時間があれば (5 分 ) 司会: 光る言葉 を発表してくだ 光る言葉 ( 話合いの流れ さい ( 副司会が発表する ) を変えたり, 発言の仕方に説 得力があったりした発表 ) 5 先生の話 教師 話合いのポイントを子どもの振 カードの振り返りの中から, ( 終わりの言葉 ) り返りカードを基に話をする 教師がいくつか紹介し, 全体 (5 分 ) でシェアリングを行う -6-