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Arcserve Unified Data Protection サーバ構成とスペック見積もり方法 2018 年 10 月 Arcserve Japan Ver. 1.2 1

はじめに 本資料ではバックアップ要件に基づき Arcserve Unified Data Protection(UDP) の 管理サーバ と 復 旧ポイントサーバ を導入するサーバスペックの見積もり例を記載しています 見積もり例はバックアップ対象容量を 2TB で計算していますが 2TB 以外の容量で見積もる場合は 補足復旧ポイントサーバのストレージ使用量とメモリサイズの計算例 (P.19~) を参考に計算します 本資料には製品機能説明は含めていないため UDP 機能をご存知でない方は ご紹介 資料を事前に お読みいただくか 無償のテクニカルトレーニングにご参加の上で読み進めることをお勧めします Arcserve Unified Data Protection ご紹介プレゼンテーション 下記 URL ページ内を検索! https://www.arcserve.com/jp/jp-resources/catalog-center/ セミナーお申し込みページ 無償実機トレーニング Arcserve UDP で簡単 まるごと イメージバックアップ < 前編 > https://marketing-navi.jp/seminars/hpeegv/seminar_3 テクニカルトレーニング Arcserve UDP で イメージバックアップ < 後編 > https://marketing-navi.jp/seminars/hpeegv/seminar_5 2

サーバスペック見積もりかた 1. バックアップ要件から 管理サーバ と 復旧ポイントサーバ の必要有無を確認 (P.4 参照 ) 2. 要件をカバーする構成例 (P.5 参照 ) で バックアップ要件を満たす構成例を選択 3. 構成例別の詳細ページ (P.7~P.18 参照 ) で 管理サーバ と 復旧ポイントサーバ の配置 ( インストール先 ) を確認 4. 管理サーバ と 復旧ポイントサーバ をインストールするサーバスペックを確認 バックアップ対象データ量や運用要件に応じ 管理サーバ と 復旧ポイント サーバ をインストールするサーバに必要なメモリ ストレージ容量を計算 構成例は 2TB で計算済 2TB 以外の場合は補足資料 (P.20~P.25) を参考に算出 3

要件別 管理コンソール 復旧ポイントサーバ 要否表 要件 エージェントによるイメージバックアップ物理 仮想マシンの統合管理バックアップ運用のメニュー化仮想マシンのエージェントレスバックアップ UDP 管理コンソール UDP 復旧ポイントサーバ バックアップ先データ量の削減 ( 重複排除 ) 災害対策 ( バックアップデータの遠隔転送 ) バックアップ対象サーバの負荷軽減 ( マージ代行 ) リカバリ時間の短縮 ( 仮想スタンバイ ) イメージバックアップデータのテープ保管 (Arcserve Backup の併用 ) インスタント VM 役割ベースの管理 ハードウェアスナップショット アシュアードリカバリ 遠隔地で仮想スタンバイを作成する場合 4

要件例 要件をカバーする構成例 バックアップ要件から構成例を選択し 構成とサーバスペックを確認します バックアップ対象データ量が 2TB 以外の場合は 補足資料 (P.20~P.24) を参考にメモリ / ストレージを算出 構成 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 エージェントによるイメージバックアップ 物理 仮想マシンの統合管理 バックアップ運用のメニュー化 仮想マシンのエージェントレスバックアップ バックアップ先データ量の削減 ( 重複排除 ) 重複排除利用時のメモリ削減 ( ブロックサイズ変更 ) 災害対策 ( バックアップデータの遠隔転送 ) バックアップ対象サーバの負荷軽減 ( マージ代行 ) リカバリ時間の短縮 ( 仮想スタンバイ ) リカバリ時間の短縮 ( インスタントVM) バックアップデータのセキュリティ強化 イメージバックアップデータのテープ保管 (Arcserve Backup の併用 ) 5 仮想ホストにスタンバイ用 VM の保存領域が必要

コンソールと復旧ポイントサーバを 1 台に導入する際の考慮点 CPU は 最も要求の高いスペックに統一 メモリは 各コンポーネントの必要量を合算し インストール先サーバ OS の実行に必要なメモリ量も加え計算 OS 推奨スペックは利用する役割に応じ異なります 必要なリソースについては MS 社のドキュメントを参照してください この資料では OS 標準でインストールしたファイルサーバを利用する場合の推奨値を例にしています 重複排除利用時は バックアップ対象データ量に応じメモリ量を追加 メモリ / ストレージは将来的なバックアップ対象データ量の増加分も含め余裕をもって見積もる 6

1 エージェントによるイメージバックアップ A. Agent(Windows) A B. ファイルサーバ B 想定条件 全体のデータ量 : 2TB 増分量 :200GB(10%) 圧縮率 :30% A から B の共有フォルダへバックアップ バックアップ設定はブラウザから Agent にアクセスし Web GUI で設定 Windows Server 2016 へ導入する際のスペック例 導入コンポーネント導入先 CPU コア / クロックメモリサイズ * Windows Server 2016 推奨量 (8GB) との合算 ** Windows Agent 利用時のストレージ計算例は P.20 を参照 増分で 1 週間保持する際の推定ストレージ使用量 Windows Agent A 1Ghz 以上 1 GB 以上 - OS 最小構成による合計値 A 1.4 Ghz 以上 2 GB 以上 2.38 TB** OS 推奨構成による合計値 A 3.1 GHz 以上 9 GB 以上 * 2.38 TB** 7

2 イメージバックアップの統合管理 A~C. Agent(Windows) Agent 導入サーバの推奨スペックは1 構成 (P.7) 参照 A B C D. 管理コンソール D 想定条件 全体のデータ量 : 2TB 増分量 :200GB(10%) 圧縮率 :30% A,B,C 各サーバの Agent から D の共有フォルダへバックアップ D の管理コンソールで A,B,C 各サーバのバックアップ設定を一元管理 Windows Server 2016 へ導入する際のスペック例 コンポーネント導入先 CPU コア / クロックメモリサイズ * Windows Server 2016 推奨量 (8GB) との合算 ** Windows Agent 利用時のストレージ計算例は P.20 を参照 増分で 1 週間保持する際の推定ストレージ使用量 管理コンソール D 1 GHz 以上 8 GB 以上 - OS 最小構成による合計値 D 1.4 Ghz 以上 10 GB 以上 2.38 TB 以上 ** OS 推奨構成による合計値 D 3.1 GHz 以上 16 GB 以上 * 2.38 TB 以上 ** 8

3 イメージバックアップの統合管理とカタログ作成代行 A~C. Agent(Windows) Agent 導入サーバの推奨スペックは1 構成 (P.7) 参照 A B C D. 管理コンソール + 復旧ポイントサーバ D 想定条件 全体のデータ量 : 2TB 増分量 :200GB(10%) 圧縮率 :30% A,B,C 各サーバから D の共有フォルダへバックアップ D のコンソールで A,B,C 各サーバのバックアップ設定を一元管理 Windows Server 2016 へ導入する際のスペック例 コンポーネント名場所 CPU コア / クロックメモリサイズ * Windows Server 2016 推奨量 (8GB) との合算 ** Windows Agent 利用時のストレージ計算例は P.20 を参照 増分で 1 週間保持する際の推定ストレージ使用量 管理コンソール D 1 GHz 以上 8 GB 以上 - 復旧ポイントサーバ D 4 論理コア /2.7 GHz 以上 8 GB 以上 - OS 最小構成による合計値 D 4 論理コア /2.7 GHz 以上 18 GB 以上 2.38 TB 以上 ** OS 推奨構成による合計値 D 4 論理コア /3.1 GHz 以上 24 GB 以上 * 2.38 TB 以上 ** 9

4 イメージバックアップの統合管理と重複排除 A~C. Agent(Windows) Agent 導入サーバの推奨スペックは1 構成 (P.7) 参照 A B C D. 管理コンソール + 復旧ポイントサーバ D 想定条件 全体のデータ量 : 2TB 増分量 :200GB(10%) 圧縮率 :30% 重複排除率 :45% A,B,C 各サーバから D の復旧ポイントサーバへ重複排除バックアップ D のコンソールで A,B,C 各サーバのバックアップ設定を一元管理 Windows Server 2016 へ導入する際のスペック例 コンポーネント名場所 CPU コア / クロックメモリサイズ * Windows Server 2016 推奨メモリ量 (8GB) との合算 ** 重複排除有効時のストレージ計算は P.21 を参照 *** 重複排除有効時のメモリ計算は P.23 を参照 増分で 1 週間保持する際の推定ストレージ使用量 管理コンソール D 1 GHz 以上 8 GB 以上 - 復旧ポイントサーバ D 4 論理コア /2.7 GHz 以上 13 GB 以上 *** - OS 最小構成による合計値 D 4 論理コア /2.7 GHz 以上 23 GB 以上 1309 GB** OS 推奨構成による合計値 D 4 論理コア /3.1 GHz 以上 29 GB 以上 * 1309 GB** 10

5 イメージバックアップの統合管理とメモリ消費を抑えた重複排除 A~C. Agent(Windows) Agent 導入サーバの推奨スペックは1 構成 (P.7) 参照 A B C A,B,C 各サーバから D の復旧ポイントサーバへ重複排除バックアップ D のコンソールで A,B,C 各サーバのバックアップ設定を一元管理 重複排除データストアのブロックサイズを 16 -> 64 KB に変更しメモリ消費を節約 (64KB 時の推定値は P.28 参照 ) Windows Server 2016 へ導入する際のスペック例 D. 管理コンソール + 復旧ポイントサーバ コンポーネント名場所 CPU コア / クロックメモリサイズ D 想定条件 全体のデータ量 : 2TB 増分量 :200GB(10%) 圧縮率 :30% 重複排除率 :40% * Windows Server 2016 推奨メモリ量 (8GB) との合算 ** 重複排除有効時のストレージ計算は P.21 を参照 *** 重複排除有効時のメモリ計算は P.25 を参照 増分で 1 週間保持する際の推定ストレージ使用量 管理コンソール D 1 GHz 以上 8 GB 以上 - 復旧ポイントサーバ D 4 論理コア /2.7 GHz 以上 9 GB 以上 *** - OS 最小構成による合計値 D 4 論理コア /2.7 GHz 以上 19 GB 以上 1428 GB** OS 推奨構成による合計値 D 4 論理コア /3.1 GHz 以上 25 GB 以上 * 1428 GB** 11 データストア作成時のブロックサイズを変更するとメモリ消費を抑制できます 変更結果を WEB で公開! すぐに役立つバックアップパフォーマンス実測値 https://www.arcserve.com/wp-content/jp/uploads/2017/02/asudp_v5_performance.pdf

6 イメージバックアップの統合管理と重複排除 テープ保管 A~C. Agent(Windows) Agent 導入サーバの推奨スペックは1 構成 (P.7) 参照 D. 管理コンソール + 復旧ポイントサーバ + Arcserve Backup A B C D 想定条件 全体のデータ量 : 2TB 増分量 :200GB(10%) 圧縮率 :30% 重複排除率 :45% A,B,C 各サーバから D の復旧ポイントサーバへ重複排除バックアップ D のコンソールで A,B,C 各サーバのバックアップ設定を一元管理 D に保存されたバックアップデータをテープに 2 次保管 Windows Server 2016 へ導入する際のスペック例 コンポーネント名場所 CPU コア / クロックメモリサイズ * Windows Server 2016 推奨メモリ量 (8GB) との合算 ** 重複排除有効時のストレージ計算は P.21 を参照 *** 重複排除有効時のメモリ計算は P.23 を参照 増分で 1 週間保持する際の推定ストレージ使用量 管理コンソール D 1 GHz 以上 8 GB 以上 - 復旧ポイントサーバ D 4 論理コア /2.7 GHz 以上 13 GB 以上 *** - Arcserve Backup D 1.4 GHz 以上 2 GB 以上 - OS 最小構成による合計値 D 4 論理コア /2.7 GHz 以上 25 GB 以上 ** 1309 GB** OS 推奨構成による合計値 D 4 論理コア /3.1 GHz 以上 31 GB 以上 ** 1309 GB** 12

7 イメージバックアップの統合管理と重複排除 遠隔転送 A~C. Agent(Windows) Agent 導入サーバの推奨スペックは1 構成 (P.7) 参照 A B C D. 管理コンソール + 復旧ポイントサーバ D E. 復旧ポイントサーバ E 想定条件 全体のデータ量 : 2TB 増分量 :200GB(10%) 圧縮率 :30% 重複排除率 :45% A,B,C 各サーバから D の復旧ポイントサーバへ重複排除バックアップ バックアップ設定は D のコンソールに接続し Web GUI で一元管理 D から E へバックアップデータを転送 Windows Server 2016 へ導入する際のスペック例 コンポーネント名場所推奨 CPU コア / クロックメモリサイズ 13 * Windows Server 2016 推奨メモリ量 (8GB) との合算 ** 重複排除有効時のストレージ計算は P.21 を参照 *** 重複排除有効時のメモリ計算は P.23 を参照 増分で 1 週間保持する際の推定ストレージ使用量 管理コンソール D 1 GHz 以上 8GB 以上 - 復旧ポイントサーバ D 4 論理コア /2.7 GHz 以上 13GB 以上 *** - OS 最小構成による合計値 D 4 論理コア /2.7 GHz 以上 23GB 以上 1309 GB** OS 推奨構成による合計値 D 4 論理コア /3.1 GHz 以上 29GB 以上 * 1309 GB** 復旧ポイントサーバ E 4 論理コア /2.7 GHz 以上 13GB 以上 *** - OS 最小構成による合計値 E 4 論理コア /2.7 GHz 以上 15 GB 以上 1309 GB** OS 推奨構成による合計値 E 4 論理コア /3.1 GHz 以上 21 GB 以上 * 1309 GB**

8 エージェントレスバックアップと重複排除 A. vsphere または Hyper-V ホスト B. 管理コンソール + 復旧ポイントサーバ + プロキシサーバ (Agent) A B 想定条件 全体のデータ量 : 2TB 増分量 :200GB(10%) 圧縮率 :30% 重複排除率 :45% ホスト A 上の仮想マシンをエージェントレスで重複排除バックアップ バックアップ設定は B のコンソールに接続し Web GUI で一元管理 Windows Server 2016 へ導入する際のスペック例 * Windows Server 2016 推奨メモリ量 (8GB) との合算 ** 重複排除有効時のストレージ計算は P.21 を参照 *** 重複排除有効時のメモリ計算は P.23 を参照 コンポーネント名場所 CPU コア / クロックメモリサイズ 増分で 1 週間保持する際の推定ストレージ使用量 管理コンソール B 1 GHz 以上 8 GB 以上 - 復旧ポイントサーバ B 4 論理コア /2.7 GHz 以上 13 GB 以上 *** - プロキシサーバ (Agent) B 4 論理コア以上 8 GB 以上 - OS 最小構成による合計値 B 4 論理コア /2.7 GHz 以上 31 GB 以上 1309 GB** OS 推奨構成による合計値 B 4 論理コア /3.1 GHz 以上 37 GB 以上 * 1309 GB** 14

9 エージェントレス 重複排除 遠隔仮想スタンバイ A. vsphere サーバ A B. 管理コンソール + 復旧ポイントサーバ + プロキシサーバ (Agent) VMware 環境の仮想マシンをバックアップし 仮想スタンバイを構成する - ホスト A 上の仮想マシンをエージェントレスで重複排除バックアップ - バックアップデータは B から C へ遠隔転送し 遠隔地側でホスト D へ自動リカバリ ( スタンバイ ) - 障害発生時はホスト D の仮想マシンを起動し業務継続 Windows Server 2016 へ導入する際のスペック例 B コンポーネント名場所 CPU コア / クロックメモリサイズ 増分で 1 週間保持する際の推定ストレージ使用量 管理コンソール B 1GHz 以上 8 GB 以上 - 復旧ポイントサーバ B 4 論理コア /2.7 GHz 以上 13 GB 以上 *** - プロキシサーバ (Agent) B 4 論理コア以上 8 GB 以上 - OS 推奨構成による合計値 B 4 論理コア /3.1 GHz 以上 37 GB 以上 * 1309 GB** 復旧ポイントサーバ C 4 論理コア /2.7 GHz 以上 13 GB 以上 *** - モニタサーバ (Agent) C 4 論理コア以上 8 GB 以上 - OS 推奨構成による合計値 C 4 論理コア /3.1 GHz 以上 21 GB 以上 * 1309 GB** C D C. 復旧ポイントサーバ + モニタサーバ (Agent) D. vsphere サーバ 想定条件 全体のデータ量 : 2TB 増分量 :200GB(10%) 圧縮率 :30% 重複排除率 :45% * Windows Server 2016 推奨メモリ量 (8GB) との合算 ** 重複排除有効時のストレージ計算は P.21 を参照 *** 重複排除有効時のメモリ計算は P.23 を参照 15

10 エージェントレス 重複排除 遠隔仮想スタンバイ A. Hyper-V ホスト B. 管理コンソール + 復旧ポイントサーバ + プロキシサーバ (Agent) 想定条件 A B C C. 復旧ポイントサーバ 全体のデータ量 : 2TB 増分量 :200GB(10%) Hyper-V 環境の仮想マシンをバックアップし 仮想スタンバイを構成する 圧縮率 :30% 重複排除率 :45% - ホストA 上の仮想マシンをエージェントレスで重複排除バックアップ - バックアップデータはBからCへ遠隔転送し 遠隔地側でホストDへ自動リカバリ ( スタンバイ ) - 障害発生時はホストDの仮想マシンを起動し業務継続 Windows Server 2016 へ導入する際のスペック例 コンポーネント名場所 CPU コア / クロックメモリサイズ * Windows Server 2016 推奨メモリ量 (8GB) との合算 *** 重複排除有効時のメモリ計算は P.23 を参照 増分で 1 週間保持する際の推定ストレージ使用量 管理コンソール B 1GHz 以上 8 GB 以上 - 復旧ポイントサーバ B 4 論理コア /2.7 GHz 以上 13 GB 以上 *** - プロキシサーバ (Agent) B 4 論理コア以上 8 GB 以上 - OS 推奨構成による合計値 B 4 論理コア /3.1 GHz 以上 37 GB 以上 * 1309 GB** 復旧ポイントサーバ C 4 論理コア /2.7 GHz 以上 13 GB 以上 *** - OS 推奨構成による合計値 C 4 論理コア /3.1 GHz 以上 21 GB 以上 * 1309 GB** モニタサーバ (Agent) D 4 論理コア以上 8 GB 以上 - OS 推奨構成による合計値 D 4 論理コア /3.1 GHz 以上 16 GB 以上 * - D D. Hyper-V ホスト + モニタサーバ (Agent) ホストに Agent を導入 16 ** 重複排除有効時のストレージ計算は P.21 を参照

11 エージェントレス 重複排除 インスタント VM A. vsphere サーバ B. 管理コンソール + 復旧ポイントサーバ + プロキシサーバ (Agent) VMware 環境の仮想マシンをバックアップし 障害発生時にインスタント VM を作成 - ホスト A 上の仮想マシンをエージェントレスで重複排除バックアップ - バックアップデータは B から C へ遠隔転送 - 障害発生時は C 上のバックアップデータを NFS 経由で直接参照する VM をホスト D に作成し業務継続 Windows Server 2016 へ導入する際のスペック例 NFS 接続で参照 A B C C. 復旧ポイントサーバ + 復旧サーバ + NFS コンポーネント名場所 CPU コア / クロックメモリサイズ D D. vsphere サーバ 想定条件 全体のデータ量 : 2TB 増分量 :200GB(10%) 圧縮率 :30% 重複排除率 :45% * Windows Server 2016 推奨メモリ量 (8GB) との合算 *** 重複排除有効時のメモリ計算は P.23 を参照 増分で 1 週間保持する際の推定ストレージ使用量 管理コンソール B 1GHz 以上 8 GB 以上 - 復旧ポイントサーバ B 4 論理コア /2.7 GHz 以上 13 GB 以上 *** - プロキシサーバ (Agent) B 4 論理コア以上 8 GB 以上 - OS 推奨構成による合計値 B 4 論理コア /3.1 GHz 以上 37 GB 以上 * 1309 GB** 復旧ポイントサーバ C 4 論理コア /2.7 GHz 以上 13 GB 以上 *** - 復旧サーバ (Agent) C 4 論理コア以上 8 GB 以上 - OS 推奨構成による合計値 C 4 論理コア /3.1 GHz 以上 29 GB 以上 * 1309 GB** ** 重複排除有効時のストレージ計算は P.21 を参照 17

12 エージェントレス 重複排除 インスタント VM A. Hyper-V ホスト A B. 管理コンソール + 復旧ポイントサーバ + プロキシサーバ (Agent) Windows Server 2016 へ導入する際のスペック例 B Hyper-V 環境の仮想マシンをバックアップし 障害発生時にインスタント VM を作成 - ホスト A 上の仮想マシンをエージェントレスで重複排除バックアップ - バックアップデータは B から C へ遠隔転送 - - 障害発生時は C 上のバックアップデータを直接参照する VM をホスト D に作成し業務継続 コンポーネント名場所 CPU コア / クロックメモリサイズ * Windows Server 2016 推奨メモリ量 (8GB) との合算 *** 重複排除有効時のメモリ計算は P.23 を参照 増分で 1 週間保持する際の推定ストレージ使用量 管理コンソール B 1GHz 以上 8 GB 以上 - 復旧ポイントサーバ B 4 論理コア /2.7 GHz 以上 13 GB 以上 *** - プロキシサーバ (Agent) B 4 論理コア以上 8 GB 以上 - OS 推奨構成による合計値 B 4 論理コア /3.1 GHz 以上 37 GB 以上 * 1309 GB** 復旧ポイントサーバ C 4 論理コア /2.7 GHz 以上 13 GB 以上 *** - OS 推奨構成による合計値 C 4 論理コア /3.1 GHz 以上 21 GB 以上 * 1309 GB** 復旧サーバ (Agent) D 4 論理コア以上 8 GB 以上 - OS 推奨構成による合計値 D 4 論理コア /3.1 GHz 以上 16 GB 以上 * - C 参照 D C. 復旧ポイントサーバ D. Hyper-V ホスト + 復旧サーバ (Agent) 想定条件 全体のデータ量 : 2TB 増分量 :200GB(10%) 圧縮率 :30% 重複排除率 :45% 18 ** 重複排除有効時のストレージ計算は P.21 を参照

19 補足. 復旧ポイントサーバのストレージ使用量とメモリサイズの計算例

ストレージ使用量の見積もり例 ( 重複排除を利用しない ) 初回のみフルを取得 以降は増分のみでバックアップする ( フルバックアップ + ( 増分 x 保存世代数 )) x 圧縮率 計算例 ) フルバックアップ : 2000GB(2TB) 増分 : フルバックアップの10% 保存世代数 :7 日 ( 増分による一時領域も含む ) 圧縮削減率 : 30% ((2000GB + (200GB x 7)) x (1 0.3) = 3400 x 0.7 = 2380GB 20

推定ストレージ使用量見積もり例 ( 重複排除を利用する ) 初回のみフルを取得 以降は増分のみでバックアップする フルバックアップ + ( 増分 x 保存世代数 ) 計算例 ) P.26の推定サイズ表から値を代入 全体容量 : 2000GB(2TB) 増分 : フルバックアップの10% 保存世代数 :7 日 ( 増分による一時領域も含む ) (770GB + (77GB x 7) = 1309 GB この計算例では デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 45 % の値を各項目に代入 重複排除ブロックサイズは 16KB 圧縮削減率は 30% の計算例 デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 40 % の場合のストレージ計算結果は以下 840GB + (84GB x 7) = 1428GB 21

参考資料 : ファイルサーバ重複排除率の実測値 ブロックサイズ 4KB 8KB 16KB 32KB 重複排除率 64.76% 54.36% 46.54% 40.71% 圧縮率 23.65% 24.63% 25.15% 25.17% データ縮減率 73.10% 65.60% 59.98% 55.64% メモリ使用量 ( ハッシュサイズ ) 1660MB 917MB 571MB 308MB Office 系ファイルを多く含む 500GB のファイルサーバをバックアップ Arcserve UDP v6 のデフォルトブロックサイズは 16KB なので Office 系ファイルを 多く含むファイルサーバの重複排除率は 45% トータルの削減率は 60% 程度であることが解ります ( 自社ファイルサーバ上のデータで検証 ) 22

推定メモリ使用量見積もり例ブロックサイズ 16KB ( デフォルト ) で重複排除を利用する 初回のみフルを取得 以降は増分のみでバックアップする この計算例では デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 45 % の値を各項目に代入 重複排除ブロックサイズは 16KB 圧縮削減率は 30% の計算例 フルバック時のメモリ使用量 + ( 増分時のメモリ使用量 x 保存世代数 ) 計算例 ) P.26 の推定サイズ表からメモリ割り当て最少量を代入 全体容量 : 2000GB(2TB) 増分 : フルバックアップの10% 保存世代数 :7 日 ( 増分による一時領域も含む ) 2816MB + (281.6MB x 7) = 4787.2 MB (4787.2 + 8192) 1024 = 約 12.7GB ( 重複排除用 ) (RPS ベース ) 23

推定メモリ使用量見積もり例ブロックサイズ 32KB で重複排除を利用する 初回のみフルを取得 以降は増分のみでバックアップする この計算例では デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 40 % の値を各項目に代入 重複排除ブロックサイズは 32KB 圧縮削減率は 30% の計算例 フルバック時のメモリ使用量 + ( 増分時のメモリ使用量 x 保存世代数 ) 計算例 ) P.27 の推定サイズ表からメモリ割り当て最少量を代入 全体容量 : 2000GB(2TB) 増分 : フルバックアップの 10% 保存世代数 :7 日 ( 増分による一時領域も含む ) 1536MB + (153.6MB x 7) = 2611.2 MB (2611.2 + 8192) 1024 = 約 10.6GB ( 重複排除用 ) (RPS ベース ) 24

推定メモリ使用量見積もり例ブロックサイズ 64KB で重複排除を利用する 初回のみフルを取得 以降は増分のみでバックアップする この計算例では デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 35 % の値を各項目に代入 重複排除ブロックサイズは 64KB 圧縮削減率は 35% の計算例 フルバック時のメモリ使用量 + ( 増分時のメモリ使用量 x 保存世代数 ) 計算例 ) P.28 の推定サイズ表からメモリ割り当て最少量を代入 全体容量 : 2000GB(2TB) 増分 : フルバックアップの 10% 保存世代数 :7 日 ( 増分による一時領域も含む ) 832MB + (83.2MB x 7) = 1414.4 MB (1414.4 + 8192) 1024 = 約 9.4GB ( 重複排除用 ) (RPS ベース ) 25

重複排除時 ( ブロックサイズ 16KB) のストレージ メモリの推定値 デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 45 % P21 の増分 ( フルバックアップの 10%) に代入 保存されるデータの推定サイズ (GB) 20 100 200 500 800 1000 2000 5000 10000 推定データディスティネーション容量 (GB) 7.7 38.5 77 192.5 308 385 770 1925 3850 推定ハッシュディスティネーション容量 (MB) 30 100 300 700 1100 1400 2800 6900 13800 推定ハッシュメモリ割り当て最少量 (MB) 28.2 140.8 281.6 704 1126.4 1408 2816 7040 14080 P23 の増分 ( フルバックアップの 10%) に代入 P21 の全体容量に代入 P23 の全体容量に代入 デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 30 % 保存されるデータの推定サイズ (GB) 20 100 200 500 800 1000 2000 5000 10000 推定データディスティネーション容量 (GB) 9.8 49 98 245 392 490 980 2450 4900 推定ハッシュディスティネーション容量 (MB) 40 200 400 900 1400 1800 3500 8800 17500 推定ハッシュメモリ割り当て最少量 (MB) 35.8 179.2 358.4 896 1433.6 1792 3584 8960 17920 デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 90 % 保存されるデータの推定サイズ (GB) 20 100 200 500 800 1000 2000 5000 10000 推定データディスティネーション容量 (GB) 1.4 7 14 35 56 70 140 350 700 推定ハッシュディスティネーション容量 (MB) 5 30 50 100 200 300 500 1300 2500 推定ハッシュメモリ割り当て最少量 (MB) 5.1 25.6 51.2 128 204.8 256 512 1280 2560 共通の値 ( デフォルト ) 圧縮するデータの推定割合 (%) 30 デデュプリケーションブロックサイズ (KB) 16 ( デフォルト ) 本ページの推定サイズは 管理コンソールのデータストア設定画面内の推定ツールで確認した値です 26

重複排除時 ( ブロックサイズ 32KB) のストレージ メモリの推定値 デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 40 % P21 の増分 ( フルバックアップの 10%) に代入 保存されるデータの推定サイズ (GB) 20 100 200 500 800 1000 2000 5000 10000 推定データディスティネーション容量 (GB) 8.4 42 84 210 336 420 840 2100 4200 推定ハッシュディスティネーション容量 (MB) 20 100 200 400 600 800 1500 3800 7500 推定ハッシュメモリ割り当て最少量 (MB) 15.4 76.8 153.6 384 614.4 768 1536 3840 7680 P24 の増分 ( フルバックアップの 10%) に代入 P21 の全体容量に代入 P24 の全体容量に代入 デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 30 % 保存されるデータの推定サイズ (GB) 20 100 200 500 800 1000 2000 5000 10000 推定データディスティネーション容量 (GB) 9.8 49 98 245 392 490 980 2450 4900 推定ハッシュディスティネーション容量 (MB) 40 100 200 400 700 900 1800 4400 8800 推定ハッシュメモリ割り当て最少量 (MB) 17.9 89.6 179.2 448 716.8 896 1792 4480 8960 デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 90 % 保存されるデータの推定サイズ (GB) 20 100 200 500 800 1000 2000 5000 10000 推定データディスティネーション容量 (GB) 1.4 7 14 35 56 70 140 350 700 推定ハッシュディスティネーション容量 (MB) 3 10 30 60 100 100 300 600 1300 推定ハッシュメモリ割り当て最少量 (MB) 2.6 12.8 25.6 64 202.4 128 256 640 1280 共通の値 ( デフォルト ) 圧縮するデータの推定割合 (%) 30 デデュプリケーションブロックサイズ (KB) 32 本ページの推定サイズは 管理コンソールのデータストア設定画面内の推定ツールで確認した値です 27

重複排除時 ( ブロックサイズ 64KB) のストレージ メモリの推定値 デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 35 % P21 の増分 ( フルバックアップの 10%) に代入 保存されるデータの推定サイズ (GB) 20 100 200 500 800 1000 2000 5000 10000 推定データディスティネーション容量 (GB) 9.1 45.5 91 227.5 364 455 910 2275 4550 推定ハッシュディスティネーション容量 (MB) 10 40 100 200 300 400 800 2000 4100 推定ハッシュメモリ割り当て最少量 (MB) 8.3 41.6 83.2 208 332.8 416 832 2080 4160 P25 の増分 ( フルバックアップの 10%) に代入 P21 の全体容量に代入 P25 の全体容量に代入 デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 30 % 保存されるデータの推定サイズ (GB) 20 100 200 500 800 1000 2000 5000 10000 推定データディスティネーション容量 (GB) 9.8 49 98 245 392 490 980 2450 4900 推定ハッシュディスティネーション容量 (MB) 10 40 100 200 400 400 900 2200 4400 推定ハッシュメモリ割り当て最少量 (MB) 9.0 44.8 89.6 224 358.4 448 896 2240 4480 デデュプリケート可能なデータの推定割合 = 90 % 保存されるデータの推定サイズ (GB) 20 100 200 500 800 1000 2000 5000 10000 推定データディスティネーション容量 (GB) 1.4 7 14 35 56 70 140 350 700 推定ハッシュディスティネーション容量 (MB) 1 10 10 30 50 60 130 300 600 推定ハッシュメモリ割り当て最少量 (MB) 1.3 6.4 12.8 32 51.2 64 128 320 640 共通の値 ( デフォルト ) 圧縮するデータの推定割合 (%) 30 デデュプリケーションブロックサイズ (KB) 64 本ページの推定サイズは 管理コンソールのデータストア設定画面内の推定ツールで確認した値です 28

推定サイズ算出ツールの起動方法 1 コンソール画面で復旧ポイントサーバ登録後 [ データストアの追加 ] を選択 2 要件プランニングのクイックリファレンス をクリック 29

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