第2章 材    料

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東京都におけるJCIS(コリンズ)の活用について

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Q_3 現場代理人の兼務の取扱いは? A_3 下記のケースに該当する場合は現場代理人の兼務を申請することができます ケースⅠ( 次の (1)~(4) をすべて満たす場合 ) (1) 兼務するすべてが福井市発注の工事であること (2) 兼務できる工事は 2 件以内であること ( 近接工事は合わせて 1

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

技術者等及び現場代理人の適正配置について

現場代理人及び主任(監理)技術者の適正な配置等について

財営第   号

社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

建設業法における技術者制度 許可の種類 指定建設業 特定建設業 指定建設業以外 一般建設業 建設業許可工事現場の技術者制度 許可を受けている種類 営業所における専任の技術者の資格要件 元請工事における下請金額合計注 1) 工事現場に置くべき技術者 技術者の資格要件 土木 建築 管 鋼構造物 舗装 電

現場代理人及び配置技術者の取扱いについて 1 現場代理人の兼任について 現在 同一現場の工事など一部の工事間についてのみ現場代理人の兼任を認めておりますが 中津市公共工事請負契約約款第 10 条第 3 項の規定により 工事現場における運営 取締り及び権限の行使に支障がなく かつ 発注者 ( 監督員

Ⅰ 概要について 一次下請契約者を社会保険等加入業者に限定します 平成 29 年 4 月 1 日以降に契約締結した工事において 受注者は 原則として社会保険等未加入業者を下請契約 ( 受注者が直接契約締結するものに限る 以下 一次下請契約 という ) の相手方としないこととします 追加 建設工事契約

鳥取県告示第260号

4 受注者による社会保険等の加入状況の確認 (1) 確認方法 1 下請負契約の締結前に, 相手方の社会保険等への加入状況を, 保険料の領収済通知書等により確認してください ( 適用除外の場合, 除外事由を相手方から資料等で確認してください ) 2 下請負契約の締結後, 施工体制台帳等を作成し, 工事

Microsoft Word - 01社会保険等加入対策に係る事務処理要領

Microsoft Word - 工事現場における施工体制点検マニュアル

特別の事情 が認められる場合( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しない

合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

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2 低入札対策の拡充

宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

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Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

A4 経営事項審査の受審状況により確認方法が異なります なお 適用除外は 労働者の就業形態等によって適用除外とならない場合もあることから 元請負人は 年金事務所等に適用除外となる要件を確認した上で判断してください 経営事項審査を受審している場合 有効期間にある経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書

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建設工事入札参加業者等指名停止要領について

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PowerPoint プレゼンテーション

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管理技術者の手持ち業務量の制限等の試行について【改正全文】

( 指名停止の期間の特例 ) 第 4 条有資格者が一の事案により別表各号の措置要件の二以上に該当したときは 当該措置要件ごとに規定する短期及び長期の最も長いものをもってそれぞれ指名停止の期間の短期及び長期とする 2 有資格者が次の各号の一に該当することとなった場合における指名停止の期間の短期は それ

該当するか否かについて判断し その結果を式第 3により記録しなければならない 3 社会保険等未加入建設業者と下請契約を締結することについて 提出期限内に理由書の提出がなかった場合は 工事担当課長は 式第 4により以下の額について制裁金を請求する旨を受注者に通知するものとする P=C 0.1 P: 制

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れている者 個人事業所で5 人以上の作業員が記載された作業員名簿において 健康保険欄に 国民健康保険 と記載され 又は ( 及び ) 年金保険欄に 国民年金 と記載されている作業員がある場合には 作業員名簿を作成した下請企業に対し 作業員を適切な保険に加入させるよう指導すること なお 法人や 5 人

下請契約からの社会保険等未加入建設業者の排除等に係る Q&A Q1 社会保険等とはなんですか A1: 雇用保険 健康保険 厚生年金保険の 3 保険のことをいいます Q2 社会保険等に未加入 というのはどういう場合か A2: 社会保険等に未加入 とは 社会保険等の適用を受ける事業所でありながら 各保険

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Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

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役務契約における労働社会保険諸法令遵守状況確認実施方針

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聖籠町建設工事入札 契約等情報公表実施要綱 平成 14 年 3 月 27 日 告示第 45 号 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 平成 12 年法律第 127 号 ) 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律施行令( 平成 13 年政

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社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

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プレゼンテーションタイトル

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恵庭市競争入札参加資格者指名停止措置要領 恵庭市競争入札参加資格者指名停止措置要領 ( 平成 7 年 4 月 1 日実施 ) の全部を改正する 平成 21 年 1 月 15 日 ( 趣旨 ) 第 1 条市が発注する工事又は製造の請負 物件の購入その他に係る指名競争入札に参加する資格を有する者 ( 以

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8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

第 2 条条例第 2 条第 1 項に規定する社会保険各法 ( 以下 社会保険各法 という ) は 次の各号に掲げる法律をいう (1) 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) (2) 船員保険法 ( 昭和 14 年法律第 73 号 ) (3) 私立学校教職員共済法 ( 昭和 28 年法律第

審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

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の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係

( 条例第 4 条第 1 項に規定する額 ) 第 4 条条例第 4 条第 1 項に規定する額は 病院若しくは診療所等 ( 保険薬局を除く ) の診療報酬明細書 ( 訪問看護診療費明細書を含む ) 又は医療保険各法に定める療養費支給申請書ごとに 次の各号に掲げる区分に対し定める額とする なお 医療に関

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PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

川崎市交通局公告第  号

羽村市乳幼児の医療費の助成に関する条例施行規則 平成 5 年 9 月 24 日規則第 21 号 改正 平成 6 年 3 月 16 日規則第 6 号平成 7 年 10 月 1 日規則第 31 号平成 8 年 10 月 1 日規則第 27 号平成 9 年 6 月 5 日規則第 20 号平成 10 年 3


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東京都工事施行適正化推進要綱 平成 28 年 6 月 東京都 - 0 -

東京都工事施行適正化推進要綱 - 1-21 財建技第 244 号平成 22 年 3 月 15 日財務局長決定 ( 目的 ) 第 1 この要綱は 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 平成 12 年法律第 127 号 以下 適正化法 という ) 及び公共工事の入札及び契約の適正化を図るための措置に関する指針 ( 平成 13 年 3 月 9 日閣議決定 平成 26 年 9 月 30 日最終改正 以下 適正化指針 という ) に基づき 東京都が発注する工事について 監督業務等において確認すべき事項等を定め 工事現場の適正な施工体制の確保及び一括下請負の排除を目的とする ( 適用対象 ) 第 2 主任技術者又は監理技術者 ( 以下 監理技術者等 という ) の専任に関する確認は 建設業法 ( 昭和 24 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 26 条第 3 項に該当する工事 ( 契約金額が 3,500 万円以上のもの ただし 建築一式工事の場合は 7,000 万円以上のもの ) について行う また 施工体制台帳及び施工体系図等に関する確認は 平成 27 年 4 月 1 日より前に契約を締結した工事の場合 法第 24 条の 7 に該当する工事 ( 下請負契約の契約金額の合計額が 3,000 万円以上のもの ただし 建築一式工事の場合は 4,500 万円以上のもの ) について行う なお 平成 27 年 4 月 1 日以降に契約を締結した工事の場合 適正化法第 15 条第 1 項の規定により読み替えられた法第 24 条の 7 に該当する工事 ( 金額にかかわらず 下請負契約を締結したもの ) について行う ( 確認事項 ) 第 3 適正化法及び適正化指針に基づき 工事現場の適正な施工体制の確保及び一括下請負を排除するために 発注者が監督業務等において把握することとされている事項等について確認する ( 配置予定技術者の確認 ) 第 4 入札前の確認については 次の各号に掲げる事項を行うものとする 一契約担当者は 工事希望申込者 ( 以下 申込者 という ) による希望申込み時に 希望票兼予定監理技術者等調書 ( 以下 調書 という ) の配置予定技術者欄の配置を予定している監理技術者等 ( 以下 配置予定技術者 という ) の記入内容により 資格の確認を行う 配置予定技術者が監理技術者の場合には 監理技術者資格者証 ( 以下 資格者証 という ) の写し 及び 国土交通大臣登録講習実施機関の講習の受講修了 を確認する 配置予定技術者が主任技術者の場合には 主任技術者としての資格要

件を備えているかを確認する 二契約担当者は 調書に記入された配置予定技術者が工事希望申込日 ( 指名競争に付す場合であって希望申込みを伴わないものは開札日 随意契約による場合にあっては見積書の提出日 ) において 申込者と 3 か月以上の直接的かつ恒常的な雇用関係があることを書類等 ( 健康保険被保険者証の写し 住民税特別徴収税額通知書 変更通知書の写し 被保険者標準報酬決定通知書の写し 発注者支援データベースシステム ( 以下 D B システム という ) 等 ) により確認を行う ただし 合併 営業譲渡又は会社分割等の組織変更に伴う所属会社の変更 ( 契約書又は登記簿謄本等により確認 ) があった場合は 変更前の会社と 3 か月以上の雇用関係にあった者については 変更後に所属する会社との間にも恒常的な雇用関係があるものとみなす また 雇用期間が限定されている継続雇用制度 ( 再雇用制度 勤務延長制度 ) の適用を受けているものについては その雇用期間にかかわらず 常時雇用されている ( 恒常的な雇用関係にある ) ものとみなす なお 震災等の自然災害の発生又はそのおそれにより 最寄りの会社において即時に対応することがその後の被害の発生又は拡大を防止する観点から最も合理的である場合等 緊急の必要その他やむを得ない事情がある場合は この限りでない 三契約担当者は 調書に記入された配置予定技術者について DB システムの活用により その者について当該工事の監理技術者等として専任できることを確認する 四契約担当者は 工事受注業者 ( 以下 業者 という ) を任意に指名する場合も 指名前に DB システムを活用し 当該業者が専任の監理技術者等を配置できるかどうかについて確認する 五契約担当者は 任意に指名した業者に配置予定技術者を記入した調書を速やかに提出させ 入札日の前日までに第一号から第三号までの確認を行う 六契約担当者は 配置予定技術者の専任について疑義がある場合は 申込者又は任意に指名した業者に改めて確認を行う 2 入札後及び契約締結前の確認については 次の各号に掲げる事項を行うものとする 一契約担当者は 開札後 落札予定者とされた者の積算内訳書の内容確認に併せて 調書に記載された配置予定技術者に変更がないかを確認する また 再度 配置予定技術者が当該工事の監理技術者等として専任できることを DB システムの活用により確認する 二契約担当者は 配置予定技術者に変更がある場合は 新たな配置予定技術者の調書及び確認書類を提出させ 監理技術者等の専任の確保の確認及び恒常的な雇用関係の確認 ( 以下 雇用関係等の確認 という ) ができるときは 配置予定技術者の変更を認め 契約を締結する また 総合評価方式による入札の場合は 雇用関係等の確認に加え 新たな配置予定技術者の保有する技術点の合計が 工事希望申込み時の配置予定技術者の保有する技術点の合計以上であることが確認できるときは 配置予定技術者の変更を認め 契約を締結する - 2 -

なお 契約担当者は 落札者と変更される配置予定技術者との直接的かつ恒常的な雇用関係を前項第二号と同様に確認する ( 監理技術者等の確認 ) 第 5 監督員 ( 東京都工事施行規程 ( 昭和 46 年東京都訓令甲第 15 号 ) 第 2 条第 7 号で規定する職員をいう ) は 受注者から ( 一財 ) 日本建設情報総合センター ( 以下 センター という ) 発行の 登録のための確認のお願い の提出を受け 事前に内容を確認した上で 監理技術者等の工事実績情報システム ( 以下 コリンズ という ) へ 東京都の休日に関する条例 第 1 条第 1 項に規定する東京都の休日 ( 以下 休日 という ) を除き 契約後 10 日以内に登録するよう指示する また 登録後は センター発行の 登録内容確認書 の提出を受け コリンズに内容が正しく登録されていることを確認する 2 監督員は 各工事の契約書の定めにより受注者から提出される 現場代理人及び主任技術者等通知書 ( 受注者等提出書類処理基準 ) において 現場代理人については常駐できることを 監理技術者等については 工事一件の契約金額が 3,500 万円 ( 建築一式工事は 7,000 万円 ) 以上の工事の場合は専任できることを確認する 3 監督員は 受注者から通知された現場代理人については雇用関係を 監理技術者等については雇用関係及び資格要件等を 資格者証 ( 実物 ) 監理技術者講習修了証 ( 実物 ) 雇用関係を示す書類及び経歴書等により確認する 4 第 1 項から第 3 項までの確認において疑義がある場合は 現場代理人の常駐や監理技術者等の専任について 総括監督員 ( 東京都工事標準仕様書に定める監督員をいう ) が面談等により調査を行う なお 調査の結果 現場代理人や監理技術者等の配置が適正でない場合は 関係部署に通知する ( 施工体制の確認 ) 第 6 施工体制台帳及び施工体系図等の確認については 次の各号に掲げる事項を行うものとする 一監督員は 受注者に施工体制台帳及び施工体系図の写しを提出させ 確認を行う また 内容の変更があった場合も同様とする 二監督員は 受注者から提出された施工体制台帳の記載事項 ( 添付される下請負契約書の写しを含む ) 及び施工体系図の記載事項が 下請負届の内容と一致しているかを確認し 下請負工事の内容を把握する また 下請負届の変更があった場合も同様とする 三監督員及び点検等を行う職員 ( 以下 監督員等 という ) は 工事現場点検等において 受注者が施工体制台帳を現場に備えているか 施工体系図を現場の工事関係者が見やすい場所及び公衆が見やすい場所に掲示しているかを確認する また 提出されている施工体制台帳及び施工体系図の写しが現場に備えてある 又は掲示してある内容と一致しているかを確認する 内容の変更があった場合も同様とする 四監督員等は 工事現場点検等により 法律等で定められている標識が - 3 -

適正に掲示されているかを確認する 2 現場の常駐状況等の確認については 次の各号に掲げる事項を行うものとする 一監督員は 受注者に対して 監理技術者等が常に資格者証及び監理技術者講習修了証等を携帯し 監理技術者等であることが確認できる腕章を着用するように指示を行い その確認を行う 二監督員等は 工事現場点検等において 現場代理人の常駐状況及び監理技術者等の専任状況並びに現場不在の場合の連絡体制についての確認を行う 三監督員等は 工事現場点検等において 受注者の下請負工事への実質的な関与 ( 工程管理 品質管理 安全管理及び下請負業者への技術指導 監督等 ) についての確認を行う 3 監理技術者等の交代については 死亡 傷病 退職等真にやむを得ない場合に認めるものとする ただし 次に掲げる理由等の場合は 交代前後における監理技術者等の技術力が同等以上に確保され かつ 一定期間重複して工事現場に配置し 工事の継続性 品質確保等に支障がないと認められるときに限り 変更を認めるものとする 一受注者の責めによらない理由により工事中止又は工事内容の大幅な変更が発生し 工期が延長された場合二橋梁 ポンプ ゲート等の工場製作を含む工事であって 工場から現地へ工事の現場が移行する時点三ダム トンネル等の大規模な工事で 一つの契約工期が多年に及ぶ場合なお 交代する監理技術者等についても 当該工事における入札 契約手続の公平性を確保するため 第 4 第 1 項第 2 号に示す雇用関係を有するものとする また 配置技術者等 ( 現場代理人及び監理技術者等 ) を交代した場合 工期を変更した場合及び契約金額が 500 万円をまたいで変更になった場合には 監督員は 受注者からセンター発行の 登録のための確認のお願い の提出を受け 事前に変更内容を確認した上で コリンズへの 変更があった日から休日を除き 10 日以内に変更登録するよう指示する 変更登録後は センター発行の 変更内容確認書 の提出を受け コリンズに変更内容が正しく登録されていることを確認する 4 監督員は 第 1 項から第 3 項までの確認の結果 工事現場の施工体制に不適切な点がある場合には 受注者に対して指示書等による文書にて改善の指示を行う また 指示の結果 改善が見られない場合には 総括監督員が面談等により 現場における実態等について調査を行う なお 調査の結果 工事現場の適正な施工体制が確保されていない場合は 関係部署に通知する 5 第 2 項第 2 号及び第 3 号の確認の結果 一括下請負の疑義がある場合には 総括監督員が面談等により 現場における実態等について調査を行う なお 調査の結果 一括下請負と疑うに足りる事実があった場合は 関係部署に通知する - 4 -

( 検査時の確認及び成績評定時の対応 ) 第 7 監督員は 完了検査時等における検査員 ( 東京都検査事務規程 ( 昭和 43 年東京都訓令甲第 175 号 ) 第 2 条第 2 号で規定する職員をいう ) への施工内容等の説明について 受注者の監理技術者等が的確に対応しているかを確認する 2 監督員は 施工体制 監理技術者等の技術力及び検査対応について問題があった場合には 工事成績評定報告書の各評定項目により適切に評価し 成績評定に反映させるものとする 附則 (21 財建技第 244 号 ) この要綱は 平成 22 年 4 月 1 日から施行する 附則 (24 財建技第 100 号 ) 1 この要綱は 建設業法施行規則の一部を改正する省令 ( 平成 24 年国土交通省令第 52 号 ) の施行の日から施行する 2 施行日前において行われた公告その他の契約の申込みの誘引による契約で施行日以後に入札執行されたものにあっては なお従前の例による 附則 (25 財建技第 199 号 ) この要綱は 平成 26 年 4 月 1 日から施行する 附則 (26 財建技第 240 号 ) この要綱は 平成 27 年 4 月 1 日から施行する 附則 (28 財建技第 35 号 ) この要綱は 平成 28 年 6 月 1 日から施行する - 5 -