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として採用するものとする 第 2 条の3 前条に定めるほか 職員就業規則第 11 条第 1 項により退職 ( 以下 定年退職という ) した者であって 退職後引き続き研究所以外の機関 ( 以下 再就職先 という ) において勤務する者 ( 定年退職後 任期付職員就業規則または契約職員就業規則の適用を

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社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

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法人及び地方独立行政法人法 ( 平成 15 年法律第 118 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する地方独立行政法人ホ医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 1 条の 2 第 2 項に規定する医療提供施設又は獣医療法 ( 平成 4 年法律第 46 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

4 予備調査委員会は必要に応じて 予備調査の対象者に対して関係資料その他予備調査を実施する上で必要な書類等の提出を求め又は関係者のヒアリングを行うことができる 5 予備調査委員会は 告発の受付から 30 日以内に その調査結果を研究倫理委員会に報告する 6 研究倫理委員会は その調査結果を最高管理責

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( 委員以外の者の出席 ) 第 5 条委員長は 必要に応じ当該研究に必要な知見及び専門知識を持つ教員 産業医または看護師等を委員会の同意を得て出席させ 意見を聴くことができる ただし 上記の者の出席が困難な場合は 委員長又は委員長が指名した者が口頭等で意見を聴取し 委員会で報告することができる (

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審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

Taro-議案第13号 行政手続条例の

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

北上市空家等対策規則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は 北上市空家等対策条例 ( 平成 28 年北上市条例第 17 号 以下 条例 という ) の実施に関し必要な事項を定めるものとする ( 守秘義務 ) 第 2 条条例第 7 条に定める空家等対策審議会の委員は 職務上知り得た秘密を他に漏らしてはな

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役職員が権利者又は発明者である知的財産権の保有をいう 第 2 章利益相反マネージメントの体制第 1 節利益相反マネージメント委員会 ( 設置 ) 第 3 条研究所に 利益相反マネージメント委員会 ( 以下 利益相反委員会 という ) を置く ( 任務 ) 第 4 条利益相反委員会は 次に掲げる事項に

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(3) 倫理学 法律学の専門家等 本法人に所属しない人文 社会科学の有識者若干名 (4) 一般の立場から意見を述べることができる者若干名 (5) 分子生物学 細胞生物学 遺伝学 臨床薬理学 病理学等の専門家若しくは遺伝子治療等臨床研究の対象となる疾患に係る臨床医として 日本医科大学長が推薦した者若干

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

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メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

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四 学生等を産学官連携活動に従事させる場合 五 その他次条に規定する委員会が対象とすることを定めた場合 2 前項の各号に該当する行為を行う役職員は, 次条に規定する委員会が定める利益相反 自己申告の手続を行うものとする ( 利益相反マネジメント委員会 ) 第 4 条 本学に, 利益相反マネジメントに

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第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

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調査等 何らかの形でその者が雇用期間の更新を希望する旨を確認することに代えることができる ( 雇用期間の末日 ) 第 6 条第 4 条及び第 5 条の雇用期間の末日は 再雇用された者が満 65 歳に達する日以後における最初の3 月 31 日以前でなければならない 2 削除 3 削除 ( 人事異動通知

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Transcription:

独立行政法人経済産業研究所懲戒手続規程 平成 20 年 4 月 15 日 規程第 39 号 改正平成 29 年 10 月 6 日平成 29 10 5 独経研第 5 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 独立行政法人経済産業研究所就業規則 ( 規程第 1 号 ) 及び独立行政法人非常勤職員就業規則 ( 規程第 2 号 ) に定める職員 ( 以下 職員 という ) が 当該就業規則又は独立行政法人経済産業研究所 ( 以下 研究所 という ) の諸規程若しくは理事長が定めた規程 細則等において職員が遵守すべきものとされている事項に違反したときにおける 職員に対する懲戒の手続きに関し 必要な事項を定めるものとする ( 懲戒の原則 ) 第 2 条理事長は 第 5 条の懲戒審査委員会の審査を経て 懲戒処分を行うものとする 2 懲戒処分は 独立行政法人経済産業研究所職員就業規則 ( 規程第 1 号 ) 第 55 条 独立行政法人経済産業研究所非常勤職員就業規則 ( 規程第 2 号 ) 第 8 条ただし書き及び独立行政法人経済産業研究所服務規程 ( 規程第 22 号 ) 第 13 条に規定する懲戒事由 ( 以下 懲戒事由 という ) に該当する行為でなければ これを行うことができない 3 懲戒事由を その制定前の事案に対して遡及して適用してはならない 4 懲戒処分は 同一の事案に対して 重ねて行うことはできない 5 懲戒処分は 同じ程度の事案に対して 懲戒に種類及び程度が異なってはならない ( 懲戒処分の量定 ) 第 3 条懲戒処分の量定 ( 以下 処分量定 という ) の決定に当たっては 非違行為の種類及び程度 その他次に掲げる事項を総合的に考慮のうえ 相当なものとしなければならない 一非違行為の動機 態様及び結果二故意又は過失の程度三非違行為を行った職員等の職責及び職責と非違行為との関係四他の職員等及び社会に与える影響五過去の非違行為の有無六その他日頃の勤務態度及び非違行為後の対応 2 処分量定については 別表の非違行為に掲げる非違行為の区分に応じ 同表の処分の種類に掲げるとおりとする ただし 個別の事案の内容によっては 別表に掲げる処分量定以外とすることがある 3 職員等が 独立行政法人経済産業研究所服務規程 ( 規程第 22 号 ) 第 10 条に定める理事長等に相談し その指導又は助言に従って行った行為が別表に掲げる違反行為に該当 - 1 -

するときは 当該職員等に対して懲戒処分を行わないことができる 4 別表に掲げられていない非違行為についても 別表に掲げる取り扱いを参考として判 断し 懲戒処分とすることがある ( 非違行為の調査等 ) 第 4 条独立行政法人経済産業研究所職務権限規程 ( 規程第 16 号 ) 第 5 条に定めるディレクター ( 副所長を含む 以下 ディレクター等 という ) は 当該担当する部門 ( 副所長にあっては 同規程第 4 条第 1 項の統括する業務の部門をいう ) に所属する職員等 ( 副所長にあっては 同規程第 4 条第 1 項の業務 ) について懲戒事由に該当する非違行為があると思料するときは 速やかに理事長に報告しなければならない 2 理事長は 前項による報告を受けた場合は 当該ディレクター ( 当該ディレクターが適当でないと認められるときは 懲戒審査委員会 ) に前項に係る非違行為について調査を要請し 当該調査結果の報告を求めるものとする 3 理事長は 第 1 項の報告によるほか 懲戒事由に該当する非違行為があると思料するときは 関係するディレクター ( 当該ディレクターが適当でないと認められるときは 懲戒審査委員会 ) に当該非違行為について調査を要請し 当該調査結果の報告を求めるものとする 4 ディレクター等は 前 3 項に規程する非違行為の調査及び報告について 総務ディレクターと密接に連絡をとるものとする 5 非違行為の調査にあたり 懲戒事由に該当する非違行為があると思料した職員等 ( 以下 審査対象職員等 という ) が希望した場合には 当該職員等の希望する職員等についても調査の対象とすることができる 6 理事長は 第 1 項及び第 2 項又は第 3 項の報告により 懲戒事由に該当する非違行為があると思料する場合は 懲戒審査委員会に審査を付託する ( 懲戒審査委員会 ) 第 5 条研究所に 職員等に対する懲戒処分に関する審査を行うため 懲戒審査委員会 ( 以 下 委員会 という ) を置く ( 委員会の任務 ) 第 6 条委員会は 第 4 条第 6 項により理事長から付託された事案について 公正かつ中立な立場で 次に掲げる事項について審査を行う 一懲戒事由に該当する事案の存否及び内容二懲戒の種類及びその程度三その他懲戒を行う上で必要な事項 2 委員会は 必要に応じて第 4 条第 2 項及び第 3 項の調査を行う ( 委員会の組織 ) 第 7 条委員会は 次に掲げる委員 ( 以下 委員 という ) によって組織する 一理事 - 2 -

二所長三副所長四総務ディレクター五理事長が指名するディレクター 2 委員会は 理事を委員長とし 各委員をもって構成する 3 委員は 次の各号のいずれかに該当する場合は 委員会に出席することができない 一審査対象となる職員等と親族関係にある場合二その他公平な審査を行うことが困難であると認められる場合 4 前条のほか 委員が職員等である場合において 自ら審査対象職員等となった場合は 委員会に出席できない 5 理事長は 委員が第 3 項及び前項に該当する場合は 代わりの者を指名する 6 委員長に事故がある場合又は第 3 項に該当する場合は 委員長が予め指名した者がその職務を代理する ( 委員会の運営 ) 第 8 条委員会は 委員長のほか 委員 3 名以上の出席がなければ 委員会を開き議決することができない 2 委員会は 審査を行う上で必要と認めるときは委員会に参考人を出席させて事情等を聴取し 又は資料を提出させることができる 3 委員会は 委員長を含む出席委員の過半数で決し 可否同数の場合は 委員長が決定する 4 委員会の庶務は 総務グループ管理担当が行う ( 委員会の非公開 ) 第 9 条委員会は 公開しない ( 秘密漏えいの禁止 ) 第 10 条委員長 委員その他委員会に出席したものは 委員会の議事の内容その他委員 会で知り得た事項を 他に漏らしてはならない ( 弁明の機会の通知 ) 第 11 条委員会は 審査対象職員等に次に掲げる事項を記載した書面を手交し 弁明の機会を与えなければならない 一審査対象職員等の所属及び氏名二懲戒事由に該当する非違行為があると思料する理由三口頭弁明の日時及び場所又は弁明書の提出日 2 前項の書面を交付できない場合においては 当該審査対象職員等の最新通勤届けの住所に当該書面を発送するものとし その他民法第 97 条又は 98 条に定める意思表示による - 3 -

( 委員会への出席又は弁明書の提出 ) 第 12 条審査対象職員は 口頭弁明の場において指定された日時に委員会に出席し 書面による弁明の場合においては指定された期日までに弁明書を委員会に提出しなければならない ( 理事長への報告 ) 第 13 条委員会は 審査が終了したときは 速やかに理事長に報告しなければならない ( 処分決定までの措置 ) 第 14 条理事長は 審査対象職員等を出勤させることが適当でないと認める場合には 必要な期間自宅に待機させることができる 2 前項の自宅待機に係る期間は 有給とする ( 懲戒処分の決定 ) 第 15 条理事長は 委員会からの報告に基づき 懲戒処分の決定を行う 2 懲戒処分の効力は 当該懲戒処分の対象となる職員等に対し 懲戒処分の内容を記載した懲戒処分通知書 ( 別紙様式 1. 以下 通知書 という ) を手交したときに発生するものとする 3 前項の通知書を手交できない場合において 当該職員等の最新の通勤届の住所に通知書を発送するものとし その他民法第 97 条又は 98 条に定める意思表示による この場合において 前項の適用については同法の定めるところによる ( 懲戒処分の概要の公表 ) 第 16 条理事長は 次の各号に該当する懲戒処分は 公表するものとする 一職務遂行上の行為又はこれに関連する行為に係る懲戒処分二職務に関連しない行為に係る懲戒処分のうち 解雇 又は停職である懲戒処分 2 理事長は前項の場合において 事案の概要 処分量定及び処分年月日ならびに職名等の被処分者の属性に関する情報を 個人の識別されない内容のものとすることを基本として公表するものとする 3 理事長は被害者又はその関係者のプライバシー等の権利利益を侵害するおそれがある場合 軽微な事案である場合等においては 前二項の規定にかかわらず 公表の内容の全部又は一部を公表しないことができる 4 理事長は 懲戒処分を行った後 速やかに公表するものとする ただし 軽微な事案については 一定の期間ごとに一括して公表することができる ( 手続の特例 ) 第 17 条理事長は 懲戒処分事由に該当することが客観的に明白であって かつ 緊急に懲戒解雇を行う必要がある場合に限り 第 2 条第 1 項の規定にかかわらず 委員会の審査を経ないで懲戒処分を行うことができる - 4 -

( 雑則 ) 第 18 条この規程に定めるもののほか 懲戒の手続について必要な事項は 理事長が別 に定める 附則 ( 平成 20.04.14 独経研第 13 号 ) この規程は 平成 20 年 4 月 15 日から施行する 附則 ( 平成 29 10 5 独経研第 5 号 ) この規程は平成 29 年 10 月 6 日から施行する - 5 -

別紙様式 1 被処分者 氏名 ( ふりがな ) 懲戒処分通知書 ( 雇用身分及び業務内容 ) 処分の内容 処分理由 ( この欄に記入しきれない場合には 別の用紙に記載して添付するものとする ) 根拠規程 処分発令日 平成年月日 独立行政法人経済産業研究所 理事長 印 - 6 -