本ソフトの仕様書 (2008/01/08) 本ソフトをお使い頂き ありがとうございます 本ソフトはパソコン単体で使用するものであって データをインターネット上に送って計算させるものではありません その為に個人情報の漏洩は防がれます インターネットの回線を遮断しても本ソフトは稼動致します 本ソフトはフリーソフトです 再配布も許可なくフリーです 本ソフトにある使用上の注意を必ずお読みください 本ソフトのご質問は下記にて受け付けています ホームページ :http://www5e.biglobe.ne.jp/~inota/ サポート受付 : http://support-inota.sakura.ne.jp/cgi-bin/tree3/wforum.cgi? メールアドレス :inota-question@mail.goo.ne.jp
序章. 本ソフトは下記のような流れで実行します 1. 会社登録 2. 個人登録 3. 源泉徴収簿 4. 保険等 5. 扶養家族等 6. 住宅取得控除 7. 年末調整 8. 印刷 9. 一括印刷 10. データ 会社登録 個人登録は初回に入力しますと 次年度以降からは引続きの使用ができます 平成 16 年分よりはデータの充実をするために会社登録 個人登録のデータ内容を一部変更しました そのために平成 15 年分以前の会社登録 個人登録のデータは平成 16 年分には使えません コンバートソフトの用意がありますのでコンバートを実行して下さい コンバート後には通常どおりに本ソフトが使えます
1. 会社登録 まず最初に会社登録を実行します 会社コードは 1~999 の範囲で任意に設定してください 会社は 999 社を登録できます ただし ハードディスクの容量が少ないとこの限りではありません 会社情報を入力してください 会社登録が完了し 初期画面をクリックするとたった今登録した会社が左側に表示されます 左側のたった今登録した会社をクリックします この時 最上段の会社名がたった今登録した会社の表示に変わります
2. 個人登録 最上段の会社名が指定した会社の表示になっていることを確認して下さい 次に個人登録を実行します 個人コードは 1~999 の範囲で任意に設定してください 1 社で最大 999 人の登録ができます ただし ハードディスクの容量が少ないとこの限りではありません 個人登録を開いたら まず ラストナンバー をクリックします そうすると 個人コードが 1と表示されます 個人情報を入力してください 登録実行 をクリックすると登録が完了し 個人コードが 2と自動で番号が割り付けられます 同様に 2 人目以降の個人情報を入力してください 個人入力がすべて終了したら 初期画面をクリックします 左側の登録会社が表示されたら 目的の会社をクリックしますと 今度 は右側に登録した個人名が表示されます 一括印刷のためには個人コードが連番になる事をお奨めします
3. 年末調整の仕方の流れについて 目的の登録会社を選択したら 今度は右側に登録した個人を選択します そうすると源泉徴収簿が表示されます 1 源泉徴収簿 2 保険等 3 扶養家族等 4 配偶者特別控除 住宅取得控除 5 年末調整 6 印刷 ( 一括印刷 ) の 順で入力を実行して行きます 各項目で入力が完了したら 必ず 計算実行 をクリックして下さい 計算実行 をクリックしないとデータが保存されません 間違えて入力した場合には もう一度 任意の画面を呼び出し 必要事項を入力して後に計算実行をクリックしてください データの上書きができます データを上書きした場合には 元へは戻せません 新たな入力が必要です
4. 源泉徴収簿 この画面を開いたら 各月の給与支給額の欄に給与額を入力します その右側の 計算実行 をクリックします そうすると 毎月の給与計算の画面が開きます 1 毎月の給与計算 左側が自動計算となります 右側は各項目の入力が必要です 2 左側の自動計算必要な項目をクリックしてチェックマークを付与してください 介護保険あり 介護保険なし をクリックすると自動的に社会保険料 源泉税額が計算され 源泉徴収簿に表示されます 3 右側の手動計算自動計算では金額がうまく合わない場合にはこちらを使います 空欄に必要金額を入力してください 手動計算実行 をクリックします これで源泉徴収簿に表示されます 4 隠しボタン 源泉徴収簿の左側の月の表示をクリックしますと その月以降の金額が 同額で表示されます
5 年一回の使用で年末調整を行う場合源泉徴収簿の 12 月の欄に支給額の総額を入力し 計算実行 をクリックします 手動計算で社会保険料等の総計額 源泉徴収税額の総計額を入力し 手動計算実行 をクリックします 6 中途採用の場合 13. 途中入社の場合 と言うところで説明しています
5. 保険料等 必要項目を入力し 計算実行 をクリックします 6. 扶養家族等 必要項目を入力し 計算実行 をクリックします 前年度データ取込については 昨年より本ソフトをお使いの方はこのボタンをクリックしますと 扶養家族等の昨年登録データが表示されます 昨年と同様である場合には 計算実行 をクリックします 7. 配偶者特別控除 住宅取得控除 必要項目を入力し 計算実行 をクリックします
8. 注意すべき 1 源泉徴収簿 2 保険等 3 扶養家族等 4 配偶者特別控除 住宅取得控除 の すべての画面で 計算実行 がクリックされていることが必要です 入力すべき事項がなくても 計算実行 のクリックがなければ 正し く年末調整は実行されません
9. 年末調整 上記の入力が完了したら 年末調整をクリックします この画面で年末調整が正しく行われているかどうかを確認します 年末調整がおかしいと気が付いたら 入力がおかしいと思われる画面を 修正します そして もう一度 年末調整画面で確認します 途中退社などの場合には 年末調整しない をクリックしてください 年末調整はされずに入力金額のみが表字されます 途中退社の場合には 個人登録 画面で途中退社の年月日等の必要項 目を入力実行してください このことにより個人の支払調書に反映されます
10. 印刷 年末調整が正しく行われていることが確認できたら 印刷画面に移動します ここでは個人の支払調書が表示されますので ここでも年末調整の正否を確認できます 1 給与支払報告書 ( 給与所得の源泉徴収票 ) 2 税務署配布様式の源泉徴収簿の印刷 3 税務署配布様式の給与所得者の保険料控除申告書 ( 配偶者特別控除 ) 4 税務署配布様式の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 の 四点が印刷できます また 1 個人支払著書の印刷はフォームのみ印刷 データのみ印刷 フ ォームとデータの同時印刷の三種類が選択できます 作者の推奨としましては まず フォームのみ印刷を一枚実行し 必要枚数だけコピーを行います その後に フォームのコピーにデータのみ印刷を実行します この方が時間的なロスが少ないように思います
11. 一括印刷 平成 16 年版より導入致しました 今までは印刷画面から一人づつしか印刷出来なかったのを全員が一括で印刷出来るようにしました パソコンの前に留まる必要はありません 源泉徴収票 などをクリックすると全員の分を印刷し終わるまでプリンターが稼動し続けます 但し フォームとデータの一括印刷で データのみの印刷 の選択は出来ません ( 注意点 ) 個人のコードが 1からの連番である必要があります 連番が途切れると その時点で印刷が終了します 連番になってない場合は データ 画面で個人コードを連番になるように変更してください 12. データ 入力した各種のデータを外部メディアに保存できます 万一のパソコンのクラッシュに備えてデータのバックアップをお勧めします 個人コード等の変更も行えます
13. 途中入社の場合 ( 例 )4 月 30 日に会社を退職し 4 月までは前会社で給与を貰ってい た 又 5 月 10 日の新会社に就職し 5 月分より給与を貰うと仮定した 場合 源泉徴収簿の 4 月分で 前会社の給与 社会保険料等 源泉所得税を手 動計算で一括計上します 5 月分よりは通常の源泉徴収簿に記入します 4 月分 給与 1,200,000 円 社会保険料 360,000 円 源泉所得税 180,000 円などと一括計上します 又 個人登録 の特記事項の欄に 前職分の詳細を入力すれば源泉徴収 票にその内容が印刷されます