第 145 回日商簿記 3 級解答解説実教出版株式会社 第 145 回簿記検定試験問題解答 解説 第 1 問 解答 仕 借方科目金額貸方科目金額 訳 1 2 旅費交通費 60,000 普通預金 80,000 資本金 20,000 他店商品券 10,000 売上 12,000 商品券 2,000 3

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第 138 回日商簿記 3 級解答解説 第 1 問 実教出版株式会社 仕 訳 借 方 科 目 金 額 貸 方 科 目 金 額 1 売買目的有価証券 1,970,000 未 払 金 1,970,000 2 備品減価償却累計額 70,000 備 品 150,000 現 金 20,000 固定資産売却損

・資本金…資本金勘定から求める \3,800,000-(\150,000+\150,000+\300,000)=\3,2

日商簿記3級 第1問 仕訳問題 解答セット

第 146 回日商簿記 3 級解答解説実教出版株式会社 第 146 回簿記検定試験問題解答 解説 第 1 問 解答 仕 借方科目金額貸方科目金額 訳 1 2 仕 入 502,000 受 取 手 形 500,000 現 金 2,000 備品減価償却累計額 300,000 備 品 400,000 未 収

平成 28 年度ラストスパート模試 1 予想 145 回対策答案用紙 3 級 (20 点 ) 仕 訳 借 方 科 目 金 額 貸 方 科 目 金 額 (10 点 ) 売掛金明細表 平成 28 年 6 月 30 日時点の残高平成 28 年 7 月 31 日時点の

答 第 1 問 (20 点 ) 仕訳 1 組につき 4 点 仕 訳 借方科目金額貸方科目金額 1 仕 入 130,000 受 取 手 形 当 座 預 金 100,000 30,000 2 買掛金 500,000 売掛金当座預金 100, ,000 3 有価証券 490,000 現金 49

精算表 精算表とは 決算日に 総勘定元帳から各勘定の残高を集計した上で それらに修正すべき処理 ( 決算整理仕訳 ) の内 容を記入し 確定した各勘定の金額を貸借対照表と損益計算書の欄に移していく一覧表です 期末商品棚卸高 20 円 現金 繰越商品 資本金 2

答 第 1 問 (20 点 ) 仕 訳 借方科目金額貸方科目金額 1 有価証券 180,000 現金 180,000 2 仕 入 203,000 前 払 金 買 掛 金 現 金 40, ,000 3,000 3 当 座 預 金 支 払 手 数 料 299, 売掛金 300,

テレビ学習メモ 簿記 第 15 回 取引の記帳 まだある勘定科目 その他の債権 債務 講師 粕谷和生 これまでに学んだ債権を表す勘定科目には受取手形や売掛金などがあり 債務を表す勘定科目には支払手形や買掛金などがありました そのほかにも債権 債務を表す勘定科目は多数あります 債権と債務は その正体が

第137回日商簿記3級 第1問 仕訳問題類題 問題・解答・解説セット

問受験番号 網羅型完全予想問題集第 1 回答案用紙 3 級 1 総合点採点欄第1第 1 問 (20 点 ) 仕 訳 借 方 科 目 金 額 貸 方 科 目 金 額

前期に販売した商品を当期に修理する場合 前期末に設定した商品保証引当金を取り崩 す つまり借方に商品保証引当金を 50,000 計上する 差額の 30,000 は商品保証費とする (3) 資本金 資本準備金の問題当座預金に払い込まれた金額は次のように計算される 2,000 株 4,000 = 8,0

日商簿記2級 第1問 仕訳問題類題 解答セット

採点欄第1問第2問第 1 問 (20 点 ) 第 1 回答案練習 答案用紙 3 級 1 仕 借方科目金額貸方科目金額 訳 第 2 問 (10 点 ) 日商簿記 3 級 第 1 回答案練習 ❼

簿記原理 解答.pwd

科目印収納科目一覧

第150回日商簿記2級 第1問 仕訳問題類題 解答・解説

(z66a\225\\\216\206boki)

第142回日商簿記3級 第1問 仕訳問題類題 問題・解答・解説セット

問題 2 損益計算書のフォーム 借方 ) 損益計算書 ( 貸方 ) ( 借方 ) 損益計算書 ( 貸方 ) 費用 当期純利益 収益または費用 収益 当期純損失 したがって問題文どおりに記入すると下記のようになります 損益計算書 ( 中村商店 ) 平成 年 4 月 1 日から平成 年 4 月 30 日

CPA- 日商 3 級 -143 回過去問 - 問題 -1 第 1 問 (20 点 ) 下記の各取引について仕訳しなさい ただし, 勘定科目は, 次の中から最も適当と思われるものを選ぶこと 現金当座預金売掛金有価証券前払金立替金備品買掛金前受金未払金所得税預り金売上受取手数料仕入発送費消耗品費租税公

第 151 回日商簿記 2 級解答解説 第 1 問 実教出版株式会社 解答 仕 訳 借方科目金額貸方科目金額 現 金 8,500,000 車両減価償却累計額 760,000 1 商 品 6,100,000 本 店 17,640,000 車 両 3,800,000 2 その他有価証券 2,000,00

Taro-入門ⅠA-2019.jtd

(1) (2) (3) (1) (2) (3) (4) 決算整理後残高試算表 勘定科目 金 額 勘定科目 金 額 現 金 預 金 ( ) 未払法人税等 ( ) 土 地 ( ) 租 税 公 課 ( ) 法 人 税 等 ( ) 2

Taro-class3(for.st).jtd

平成 30 年 7 月 8 日 ( 日 ) 施行 第 191 回全経簿記能力検定試験 1 級商業簿記 会計学解説 第 1 問 1. 企業会計原則第二損益計算書原則一 2. 企業会計原則第二損益計算書原則一 A 3. 企業会計原則第二損益計算書原則一 B 4. 企業会計原則第三貸借対照表原則一 5.

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Microsoft Word - 6回引当金.doc

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第10期

第4期 決算報告書

目次 第 8 章 商品売買 第 1 節 三分割法 8-2 第 2 節 付随費用 8-4 第 3 節 返品と値引き 8-8 第 4 節 仕入帳と売上帳 8-11 第 5 節 売掛金元帳と買掛金元帳 8-13 第 6 節 人名勘定 8-19 第 7 節 商品有高帳 8-21 第 8 節 分記法 8-33

科目 期別 損益計算書 平成 29 年 3 月期自平成 28 年 4 月 1 日至平成 29 年 3 月 31 日 平成 30 年 3 月期自平成 29 年 4 月 1 日至平成 30 年 3 月 31 日 ( 単位 : 百万円 ) 営業収益 35,918 39,599 収入保証料 35,765 3

Microsoft Word - 学校法人会計の仕訳.docx

計算書類 貸 損 借益 対計 照算 表書 株主資本等変動計算書 個 別 注 記 表 自 : 年 4 月 1 日 至 : 年 3 月 3 1 日 株式会社ウイン インターナショナル

連結の補足 連結の 3 年目のタイムテーブル B/S 項目 5つ 68,000 20%=13,600 のれん 8,960 土地 10,000 繰延税金負債( 固定 ) 0 利益剰余金期首残高 1+2, ,120 P/L 項目 3 つ 少数株主損益 4 1,000 のれん償却額 5 1,1

日商簿記3級 第1問 仕訳問題類題 解答・解説セット

取引先

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Microsoft Word - 192回_1級商業簿記・会計学

Microsoft Word 決算短信修正( ) - 反映.doc

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計算書類 第 60 期 自至 平成 29 年 7 月 1 日平成 30 年 6 月 30 日 協和医科器械株式会社

平成 29 年度連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主

第148回日商簿記2級 第1問 仕訳問題類題 問題・解答・解説セット

貸借対照表 (2018 年 3 月 31 日現在 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資産の部 ) ( 負債の部 ) Ⅰ. 流動資産 8,741,419 千円 Ⅰ. 流動負債 4,074,330 千円 現 金 預 金 5,219,065 未 払 金 892,347 受 取 手 形 3,670 短

第 9 章純資産の会計 問題 43 問題 43 資本剰余金の振替え 借方科目金額貸方科目金額 次の独立した取引の仕訳を示しなさい ⑴ 資本準備金 2,000,000 円とその他資本剰余金 800,000 円を資本金とすることを株主総会で決議し その効力が生じた ⑵ 資本金 500,000 円を資本準

連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476

営業活動によるキャッシュ フロー の区分には 税引前当期純利益 減価償却費などの非資金損益項目 有価証券売却損益などの投資活動や財務活動の区分に含まれる損益項目 営業活動に係る資産 負債の増減 利息および配当金の受取額等が表示されます この中で 小計欄 ( 1) の上と下で性質が異なる取引が表示され

営業報告書

PowerPoint プレゼンテーション

第4期電子公告(東京)

第 2 期 ( 平成 29 年度 ) 計算書類 自 : 平成 29 年 1 月 1 日 至 : 平成 29 年 12 月 31 日 楽天 Edy 株式会社

第1章 簿記の一巡

第 47 期末貸借対照表 2019 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 千円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金 額 科 目 金 額 流 動 資 産 9,306,841 流 動 負 債 2,136,829 現 金 及 び 預 金 8,614,645 未 払 金 808,785 立 替

Microsoft Word - 公益法人会計の仕訳

Taro-入門ⅡA jtd

連結会計入門 ( 第 6 版 ) 練習問題解答 解説 練習問題 1 解答 解説 (129 頁 ) ( 解説 ) S 社株式の取得に係るP 社の個別上の処理は次のとおりである 第 1 回取得 ( 平成 1 年 3 月 31 日 ) ( 借 )S 社株式 48,000 ( 貸 ) 現預金 48,000

キャッシュフロー計算書の作成

Microsoft Word - 決箊喬å‚−表紎_18年度(第26æœ�ï¼›

第92回電卓

計算書類等

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1. はじめに 簿記とは何か? 経済活動を円滑に進めるためにはきちんとした記録が必要です 会社や個人事業 ( 以下企業と呼びます ) では 経済活動を記録します 企業の活動を記録しないと 儲かっているのか損しているのかわかりません また いまいくらの財産があるのか? どのくらい借金を抱えているのか?

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計 算 書 類

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第1章 財務諸表

第 36 期決算公告 浜松市中区常盤町 静岡エフエム放送株式会社代表取締役社長上野豊 貸借対照表 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) ( 単位 : 千円 ) 資産の部 負債の部 Ⅰ. 流 動 資 産 909,595 Ⅰ. 流 動 負 債 208,875 現金及び預金 508,

科目当年度前年度増減 [ 負債の部 ] 流動負債未払金 3,44,15,654 3,486,316,11-46,3,357 給付金未払金 3,137,757,265 3,192,611,196-54,853,931 年金未払金 287,13, ,91,778 7,228,646 その他未

NO 連結精算表科目 & 連結開示 前連結会計 当連結会計 増減差額 科目 借 年度 年度 借方 方 連結借対照表 千円 千円 千円 千円 開 38 社債 20,000,000 5,000,000 開 39 長期借入金 16,500,000 16,071,500 開 40 リース債務 632,000

第 29 期決算公告 平成 26 年 4 月 1 日 平成 27 年 3 月 31 日 計算書類 1 貸借対照表 2 損益計算書 3 個別注記表 中部テレコミュニケーション株式会社

( 資産の部 ) ( 負債の部 ) Ⅰ 特定資産の部 1. 流動負債 366,211,036 1 年内返済予定 1. 流動資産 580,621,275 特定社債 302,000,000 信託預金 580,621,275 事業未払金 2,363, 固定資産 6,029,788,716 未払

貸借対照表 ( 平成 25 年 3 月 31 日現在 ) ( 単位 : 千円 ) 科目金額科目金額 ( 資産の部 ) ( 負債の部 ) 流動資産 14,146,891 流動負債 10,030,277 現金及び預金 2,491,769 買 掛 金 7,290,606 売 掛 金 9,256,869 リ

Microsoft Word 【公表】HP_T-BS・PL-H30年度

第 76 期 計算書類 自平成 29 年 4 月 1 日至平成 30 年 3 月 31 日 大泉物流株式会社

19

6. データ集 2) 国内金融事業 1 日本保証 主要残高 貸借対照表 日本基準に基づく単体数値 ( 連結調整前 ) で作成しています ( 単位 : 百万円 ) 2015/ / / / / / /03 (a) 現金及び預金 1,

スライド 1

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貸借対照表 ( 平成 30 年 12 月 31 日現在 ) ( 単位 : 千円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 資 産 の 部 負 債 の 部 流 動 資 産 7,957,826 流 動 負 債 5,082,777 現 金 及 び 預 金 2,678,514 支 払 手 形 1,757,477

科目 2016 年度活動計算書 2016 年 4 月 1 日から 2017 年 3 月 31 日まで 特定非営利活動に係る事業 特定非営利活動法人 POSSE ( 単位 : 円 ) その他の事業合計 Ⅰ 経常収益 1. 受取会費正会員受取会費 1,052,000 1,052,000 賛助会員受取会費

第 16 回ビジネス会計検定試験より抜粋 ( 平成 27 年 3 月 8 日施行 ) 次の< 資料 1>から< 資料 5>により 問 1 から 問 11 の設問に答えなさい 分析にあたって 連結貸借対照表数値 従業員数 発行済株式数および株価は期末の数値を用いることとし 純資産を自己資本とみなす は

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決算書類(H25年度)

貸借対照表平成 25 年 3 月 31 日現在 資産の部 常盤工業株式会社 Ⅰ 流 動 資 産 円 現 金 預 金 3,199,249,562 受 取 手 形 373,361,959 完成工事未収入金 4,168,117,651 売 掛 金 731,610,772 有 価 証 券 162,577,0

Boki_3_kon_CS4_ indd

(2) サマリー情報 1 ページ 1. 平成 29 年 3 月期の連結業績 ( 平成 28 年 4 月 1 日 ~ 平成 29 年 3 月 31 日 ) (2) 連結財政状態 訂正前 総資産 純資産 自己資本比率 1 株当たり純資産 百万円 百万円 % 円銭 29 年 3 月期 2,699 1,23

科 目 貸借対照表平成 30 年 3 月 31 日現在 当年度前年度増減 ( 単位 : 円 ) Ⅰ 資産の部 1. 流動資産 現金預金 28,313,776 24,804,212 3,509,564 未 収 金 5,810,958 5,810,958 0 流動資産合計 34,124,734 30,6

Microsoft Word - 訂正短信提出2303.docx

第 14 期 ( 平成 30 年 3 月期 ) 決算公告 平成 30 年 6 月 21 日 東京都港区白金一丁目 17 番 3 号 NBF プラチナタワー サクサ株式会社 代表取締役社長 磯野文久

第21期(2019年3月期) 決算公告

平成28年度 第144回 日商簿記検定 1級 会計学 解説

34 第 3 問本支店会計対策 Ⅰ 本支店会計は こんな感じ 業績の好調なチュー忠商事は ついに関西へ進出しました そこで関西の営業拠点として大阪に支店を設けることにしました まずは支店を開設する 1 大阪に支店を開設して 2 子ネズミを大阪にとばす チュー忠商事の大阪支店を開設したら 大阪支店にも

科目 2015 年度活動計算書 2015 年 4 月 1 日から 2016 年 3 月 31 日まで 特定非営利活動に係る事業 特定非営利活動法人 POSSE ( 単位 : 円 ) その他の事業合計 Ⅰ 経常収益 1. 受取会費正会員受取会費 952, ,000 賛助会員受取会費 1,0

< D AC48DB C88B BE2836C C888E5A8F B835E2E786C73>

<4D F736F F D2081A F838D815B836F838B B B E631358AFA81408C768E5A8F9197DE B617

第 1 問 次の文章中の空欄に当てはまる語句を 語群の中から選んで解答欄に記入しなさい ただし 同じ記号の空欄には同じ語句が当てはまる 1. 株式会社が会社設立後に資本金を増加させることを ( a ) という ( a ) には 新株を発行して金銭等が払い込まれることによって実際に会社財産が増加するも

ほくほくフィナンシャルグループ (8377) 2019 年 3 月期 4. 補足情報 株式会社北陸銀行の個別業績の概要 2019 年 5 月 10 日 代表者 ( 役職名 ) 取締役頭取 ( 氏名 ) 庵栄伸 問合せ先責任者 ( 役職名 ) 執行役員総合企画部長 ( 氏名 ) 小林正彦 TEL (0

Transcription:

第 145 回日商簿記 3 級解答解説実教出版株式会社 第 145 回簿記検定試験問題解答 解説 第 1 問 解答 仕 借方科目金額貸方科目金額 訳 1 2 旅費交通費 60,000 普通預金 80,000 資本金 20,000 他店商品券 10,000 売上 12,000 商品券 2,000 3 当座預金 798,560 受取手形 800,000 手形売却損 1,440 4 土地 19,650,000 現金 400,000 未払金 19,250,000 5 所得税預り金 2,000,000 現金 2,000,000 1. 旅費交通費の支払いと資本の引出しに関する理解が問われている 新版日商簿記 3 級テキスト p.116 1 旅費交通費を支払ったことから 旅費交通費勘定( 費用 ) の借方に記入する 旅費の概算額を支払ったのではないから仮払金勘定で処理しないよう注意する 個人的な旅行の宿泊代金は 資本の引出しにあたるので 資本金勘定または引出金勘定の借方に記入する なお 使用できる勘定科目一覧に引出金勘定はないので資本金勘定で処理する ( 借 ) 旅費交通費 60,000 80,000-20,000 資本金 20,000 普通預金口座から支払ったことより 普通預金勘定( 資産 ) が減少する 新版日商簿記 3 級テキスト p.70 5 ( 貸 ) 普通預金 80,000 2. 商品を売り上げ 代金として商品券を受け取った時の仕訳が問われている 新版日商簿記 3 級テキスト p.113 1,p.114 2 他店商品券を受け取ったときは 他店商品券勘定( 資産 ) の借方に記入する ( 借 ) 他店商品券 10,000 当店発行の商品券を受け取ったときは 商品券勘定( 負債 ) の減少となるので借方に記入する ( 借 ) 商品券 2,000 商品を売り渡したので 売上勘定( 収益 ) の貸方に記入する ( 貸 ) 売上 12,000-1 -

第 145 回日商簿記 3 級解答解説実教出版株式会社 3. 手形の割引に関する仕訳である 新版日商簿記 3 級テキスト p.95 得意先より受け取っていた約束手形 800,000 であるから 受取手形勘定の借方 に 800,000 が記入されていることがわかる 受取手形 ( 資産 ) 800,000 手形を割引したころから 上記の手形債権が減少するので 受取手形( 資産 ) の貸方に記入する ( 貸 ) 受取手形 800,000 差し引かれる利息相当額は手形売却損勘定( 費用 ) で処理する ( 借 ) 手形売却損 1,440 800,000 0.009 73 日 / 365 日 残額を当座預金としたので当座預金勘定( 資産 ) の借方に記入する ( 借 ) 当座預金 798,560 4. 固定資産を購入した時の仕訳を問う問題である 新版日商簿記 3 級テキスト p.102 1,p107 土地を購入した時は土地勘定 ( 資産 ) で処理する 購入手数料 ( 土地が使用できるようになるまでにかかった付随費用 ) は 土地の取得原価に加算する ( 借 ) 土 地 19,650,000 購入代価 付随費用 (550 m2 @ 35,000)+ 400,000 購入手数料は現金で支払ったので現金勘定 ( 資産 ) の貸方に記入する ( 貸 ) 現金 400,000 土地代金は後日支払うので 未払金勘定 ( 負債 ) の貸方に記入する ( 貸 ) 未払金 19,250,000 未払金勘定と買掛金勘定の違いを正しく理解しておこう 新版日商簿記 3 級テキスト p107tweet 5. 源泉徴収所得税 ( 従業員から預った所得税 ) を税務署に納付した時の仕訳を問う問題である 新版日商簿記 3 級テキスト p109 給料の支払いに関する基本的な仕訳 給料を支払った ( 借 ) 給 料 ( 貸 ) 所得税預り金 源泉徴収所得税 現 金 源泉徴収所得税を納付した ( 借 ) 所得税預り金 ( 貸 ) 現 金 源泉徴収所得税を納付した ( 借 ) 所得税預り金 2,000,000 現金で納付した ( 貸 ) 現金 2,000,000-2 -

第 145 回日商簿記 3 級解答解説実教出版株式会社第 2 問費用の見越し計上と勘定への記入が正しく行えるかが問われている 解答 1 2 3 4 5 9,000 26,000 損益次期繰越 8,000 解説 取引の仕訳 1 月 1 日 ( 借 ) 普通預金 1,200,000 ( 貸 ) 借入金 1,200,000 6 月 30 日 ( 借 ) 支払利息 9,000 ( 貸 ) 普通預金 9,000 6 か月 1,200,000 0.015 12 か月 9 月 1 日 ( 借 ) 普通預金 2,000,000 ( 貸 ) 借入金 2,000,000 12 月 31 日 ( 借 ) 支払利息 9,000 ( 貸 ) 普通預金 9,000 6 月 30 日と同じ 支払利息 8,000 ( 貸 ) 未払利息 8,000 決算整理仕訳 4 か月 (9 月 ~ 12 月 ) 2,000,000 0.012 12 か月 ( 借 ) 損益 26,000 ( 貸 ) 支払利息 26,000 決算振替仕訳 以上を勘定へ転記し締め切る 支払利息 新版日商簿記 3 級テキスト p.47 未払利息 6/30 普通預金 9,000 12/31 損益 26,000 12/31 次期繰越 8,000 12/31 支払利息 8,000 12/31 普通預金 9,000 1/ 1 前期繰越 8,000 未払利息 8,000 26,000 26,000-3 -

第 145 回日商簿記 3 級解答解説実教出版株式会社 第 3 問 11 月末の各勘定の合計額に 12 月の取引高を集計し 12 月末の合計試算表を完成することが求められている 解答 試算表 新版日商簿記 3 級テキスト p.134 借方貸方 12 月 31 日の 12 月中の 11 月 30 日の勘定科目 11 月 30 日の 12 月中の 12 月 31 日の合計取引高合計合計取引高合計 950,650 2,000 948,650 現金 413,250 35,000 448,250 15,087,300 640,000 14,447,300 当座預金 8,799,500 551,100 9,350,600 3,190,000 90,000 3,100,000 受取手形 2,300,000 190,000 2,490,000 7,059,400 312,000 6,747,400 売掛金 4,197,400 210,000 4,407,400 513,000 513,000 前払金 243,000 70,000 313,000 130,000 30,000 100,000 仮払金 100,000 30,000 130,000 623,000 623,000 繰越商品 2,400,000 2,400,000 備品 2,240,000 140,000 2,100,000 支払手形 2,850,000 90,000 2,940,000 6,926,100 90,000 6,836,100 買掛金 7,488,800 380,000 7,868,800 1,007,000 79,000 928,000 未払金 1,807,000 1,807,000 152,000 152,000 所得税預り金 274,100 30,000 304,100 50,000 50,000 貸倒引当金 60,000 60,000 減価償却累計額 1,600,000 1,600,000 資本金 8,000,000 8,000,000 10,000 10,000 売上 9,577,000 700,000 10,277,000 5,597,300 451,000 5,146,300 仕入 50,000 50,000 3,041,000 300,000 2,741,000 給料 402,800 40,000 362,800 水道光熱費 237,600 21,600 216,000 支払家賃 27,000 2,000 25,000 発送費 208,000 28,000 180,000 旅費交通費 194,000 500 193,500 通信費 50,046,150 2,286,100 47,760,050 47,760,050 2,286,100 50,046,150-4 -

第 145 回 日商簿記 3 級 解答解説 実教出版株式会社 解説 解答の手順 1.12 月中の取引を仕訳する 5 日 ( 借 ) 仕 入 451,000 ( 貸 ) 前 払 金 70,000 新版日商簿記 3 級テキスト p.108 買 掛 金 380,000 現 金 1,000 8 日 ( 借 ) 売 上 10,000 ( 貸 ) 売 掛 金 10,000 10 日 ( 借 ) 当座預金 190,000 ( 貸 ) 受取手形 190,000 新版日商簿記 3 級テキスト p.90 12 日 ( 借 ) 未 払 金 79,000 ( 貸 ) 当座預金 79,000 13 日 ( 借 ) 受取手形 40,000 ( 貸 ) 売 上 100,000 新版日商簿記 3 級テキスト p.77point 売 掛 金 60,000 発 送 費 2,000 現 金 2,000 15 日 ( 借 ) 水道光熱費 40,000 ( 貸 ) 当座預金 40,500 通 信 費 500 17 日 ( 借 ) 買 掛 金 90,000 ( 貸 ) 支払手形 90,000 新版日商簿記 3 級テキスト p.90 19 日 ( 借 ) 支払手形 140,000 ( 貸 ) 当座預金 140,000 新版日商簿記 3 級テキスト p.90 20 日 ( 借 ) 支払家賃 21,600 ( 貸 ) 当座預金 21,600 21 日 ( 借 ) 仮 払 金 30,000 ( 貸 ) 現 金 30,000 新版日商簿記 3 級テキスト p.111 22 日 ( 借 ) 受取手形 50,000 ( 貸 ) 売 掛 金 150,000 当座預金 100,000 24 日 ( 借 ) 現 金 2,000 ( 貸 ) 仮 払 金 30,000 新版日商簿記 3 級テキスト p.111 旅費交通費 28,000 25 日 ( 借 ) 給 料 300,000 ( 貸 ) 所得税預り金 30,000 当座預金 270,000 27 日 ( 借 ) 当座預金 350,000 ( 貸 ) 売 上 600,000 新版日商簿記 3 級テキスト p.77point 売 掛 金 252,000 現 金 2,000 29 日 ( 借 ) 貸倒引当金 50,000 ( 貸 ) 売 掛 金 50,000 新版日商簿記 3 級テキスト p.150 2. 合計試算表を作成する要領で 上記仕訳を 12 月中の取引高に集計する 3. 借方と貸方それぞれ 11 月 30 日の合計と 12 月中の取引高に加算し 12 月 31 日の合計欄に記入する 4. 各欄の合計金額が借方と貸方で一致することを確認する - 5 -

第 145 回 日商簿記 3 級 解答解説 実教出版株式会社 第 4 問 語群から適当な語句を選択し文章を完成させる 解答 1 2 3 4 イ オ ク ア 解説 1. 税金には1 費用として認められる税金 ( 事業税 固定資産税 自動車税等 ) と 2 費用として認められない税金 ( 所得税 住民税など ) がある 新版日商簿記 3 級テキスト p.119 1を納付したときは 租税公課勘定または各税金の名前を付した勘定 ( いずれも費用 ) で処理する 2を納付したときは 資本の引出しとなるので資本金勘定または引出金勘定で処理する 2. 固定資産の修繕を行った場合 それが固定資産の原状回復のための支出ならば修繕費勘定 ( 費用 ) で処理し 価値の増加 ( 例えば 耐用年数の増加など ) のための支出ならば 取得原価を構成するため固定資産の増加 として処理する - 6 -

第 145 回日商簿記 3 級解答解説実教出版株式会社 第 5 問精算表を作成することが求められている 解答 精 算 表 勘定科目 残高試算表修正記入損益計算書貸借対照表借方貸方借方貸方借方貸方借方貸方 現 金 800,000 800,000 現 金 過 不 足 35,000 35,000 普 通 預 金 1,100,000 40,000 1,140,000 売 掛 金 590,000 40,000 550,000 有 価 証 券 450,000 450,000 繰 越 商 品 370,000 340,000 370,000 340,000 貸 付 金 500,000 500,000 備 品 1,200,000 1,200,000 土 地 510,000 510,000 買 掛 金 500,000 500,000 仮 受 金 30,000 30,000 貸 倒 引 当 金 7,000 4,000 11,000 備品減価償却累計額 900,000 150,000 1,050,000 資 本 金 4,003,800 4,003,800 売 上 3,700,000 3,700,000 受 取 地 代 44,200 3,400 40,800 受 取 利 息 15,000 3,750 18,750 受 取 配 当 金 20,000 20,000 仕 入 2,960,000 370,000 340,000 2,990,000 給 料 550,000 10,000 560,000 支 払 保 険 料 30,000 30,000 支 払 家 賃 90,000 90,000 支 払 手 数 料 35,000 35,000 9,220,000 9,220,000 有価証券売却 ( 損 ) 15,000 15,000 ( 未収入金 ) 435,000 435,000 雑 ( 損 ) 5,000 5,000 減 価 償 却 費 150,000 150,000 貸倒引当金繰入 4,000 4,000 ( 未収 ) 利息 3,750 3,750 ( 未払 ) 給料 10,000 10,000 ( 前受 ) 地代 3,400 3,400 当期純 ( 損失 ) 99,450 99,450 1,406,150 1,406,150 3,879,000 3,879,000 5,578,200 5,578,200-7 -

第 145 回 日商簿記 3 級 解答解説 実教出版株式会社 解説 未処理事項 決算整理事項 1. 有価証券の売却取引の未記帳 新版日商簿記 3 級テキスト p.90 2 ( 借 ) 未収入金 435,000 ( 貸 ) 有価証券 450,000 有価証券売却損 15,000 2. 売掛金の回収未記帳 ( 借 ) 普通預金 40,000 ( 貸 ) 売掛金 40,000 3. 現金過不足勘定の整理新版日商簿記 3 級テキスト p.169 1 ( 借 ) 仮受金 30,000 ( 貸 ) 現金過不足 35,000 雑損 5,000 1 現金不測の 35,000 のうち 30,000 は保険金会社からの仮受金と相殺するため 仮受金の 30,000 を現金過不足勘定に振り替える 2 現金過不足勘定の残高 ( 原因不明の 5,000) を雑損勘定に振り替える 現金過不足仮受金 1 30,000 30,000 30,000 35,000 2 5,000 雑損 4. 売上原価の計算新版日商簿記 3 級テキスト p.143 1 ( 借 ) 仕入 370,000 ( 貸 ) 繰越商品 370,000 期首商品棚卸高 ( 残高試算表 繰越商品 ) 5,000 ( 借 ) 繰越商品 340,000 ( 貸 ) 仕入 340,000 期末商品棚卸高 ( 問題文に指示 ) 5. 減価償却費の計上 ( 定額法 間接法 ) 新版日商簿記 3 級テキスト p.154 2 ( 借 ) 減価償却費 150,000 ( 貸 ) 備品減価償却累計額 150,000 - 費用 - 減価償却費の計算取得原価 1,200,000 耐用年数 (8 年 )= 150,000 6. 貸倒引当金の設定新版日商簿記 3 級テキスト p.148 ( 借 ) 貸倒引当金繰入 4,000 ( 貸 ) 貸倒引当金 4,000 - 費用 - - 受取手形 売掛金の評価勘定 - 貸倒引当金繰入額 残高試算表決算日に判明した事項 2. 売掛金期末残高 550,000( 590,000-40,000 ) 貸倒引当金繰入額 550,000 2 % - 7,000 = 4,000 売掛金貸倒引当金残高 ( 残高試算表 ) - 8 -

第 145 回日商簿記 3 級解答解説実教出版株式会社 7. 未収収益の計上新版日商簿記 3 級テキスト p.167 2 ( 借 ) 未収利息 3,750 ( 貸 ) 受取利息 3,750 - 資産 - 当期 次期 1/1 10/1 12/31 9/30 貸付金 500,000 当期分の利息が未収 (3 ヶ月 ) 利息受取 10 月から資金を貸しているので 10 月から 12 月までの利息は発生している しかし 利息は次期の 9 月末に一括受け取ることになっているので 当期分の利息が発生 しているけど 受け取ってはいない つまり未収利息が発生しているのである そこで 利息の未収分を受取利息勘定に記入するとともに 未収利息勘定 ( 資産 ) に 記入して次期に繰り越す 3 か月 (10 月 ~ 12 月 ) 未収利息の計算 500,000 0.03 = 3,750 12 か月 未収払利息勘定が資産であることをしっかりと理解する 8. 未払費用の計上新版日商簿記 3 級テキスト p.165 1 ( 借 ) 給料 10,000 ( 貸 ) 未払給料 10,000 - 負債 - 給料の未払額を当期の費用として給料勘定に計上するとともに 未払給料という負債の 勘定を設けてその貸方に記入する 未払給料勘定が負債であることをしっかりと理解する 9. 前受収益の計上新版日商簿記 3 級テキスト p.160 1 ( 借 ) 受取地代 3,400 ( 貸 ) 前受地代 3,400 - 負債 - 当期 次期 土地を貸している 10 月分 11 月分 12 月分 1 月分 9/30 11/30 地代 2 か月分前受 地代 2 か月分前受 11 月 30 日に受け取った地代には 次期の 1 月分が含まれている そこで 受取地代勘定から 1 月分 ( 6,800 2 = 3,400) を差し引くとともに 前受地代 勘定 ( 負債 ) に計上し 次期に繰り延べる 前受地代勘定が負債であることをしっかりと理解する - 9 -

第 145 回 日商簿記 3 級 解答解説 実教出版株式会社 - 精算表を作成する- 1. 勘定科目ごとに 残高試算表欄の金額と修正記入欄の金額を加減し その結果を損益計算書欄または貸借 対照表欄に記入する そのさい以下のことに注意する (1) 金額を加減するとき 貸借同じ側にある金額は加算し 反対側にある金額は減算する 勘定科目 残高試算表修正記入損益計算書貸借対照表借方貸方借方貸方借方貸方借方貸方 繰越商品 370,000 1 340,000 2 370,000 3 340,000 4 1と同じ借方にある2は加算し 反対側にある3は減算する (2) 資産 負債 資本の各勘定の金額は貸借対照表欄に移記し 収益 費用の各勘定の金額は損益計算書欄 に移記する 2. 精算表を作成するにあたって次の勘定科目が何の勘定か間違えないようにする 未収入金 未収利息 資 産 未払給料 前受地代 負 債 貸倒引当金繰入 減価償却費 費 用 貸倒引当金勘定は売掛金の評価勘定であり 備品減価償却累計額は備品の評価勘定である 精算表を作成するときはいずれも貸方の側に記載する 3. 損益計算書欄および貸借対照表欄の借方 貸方の金額をそれぞれ合計し その差額を当期純損益の行の それぞれ金額の少ない側に記入する なお (1) 本門のように P/L( 損益計算書 ) の貸方と B/S( 貸借対照表 ) の借方に差額を記入したときは 差額を記 入した同じ行の勘定科目欄に 当期純損失 と記入する 本門とは逆に P/L の借方と B/S の貸方に差額 を記入したときは当期純利益となる (2) 各欄の借方 貸方の金額を合計し 合計金額を記入する - 10 -