包装試験レポート報告書 No. :YPTI-XXXX 供試品 : SAMPLE A ( 外形寸法幅 310 x 奥行 182 x 高さ 186 mm 重量 1501g) SAMPLE B ( 外形寸法幅 354 x 奥行 324 x 高さ 108 mm 重量 957g) SAMPLE C ( 外形寸法幅 354 x 奥行 324 x 高さ 108 mm 重量 437g) 包装形態 : 段ボール包装貨物 ( 個別包装 ) 試験目的 : 包装仕様の検証確認発行日 :2012 年 XX 月 XX 日試験実施日 :2012 年 XX 月 XX 日試験実施場所 : ヤマト包装技術研究所株式会社包装試験室温度 湿度条件 :23.2 52%RH 試験立会者 : 株式会社 様試験実施者 : ヤマト包装技術研究所株式会社 YPTI 担当者印羽田クロノゲート6F 03-6756-7192 TEL : 尚 本件につきましてのお問い合わせは 下記に連絡下さいますようお願いいたします 発行元 : ヤマト包装技術研究所株式会社 ( 略称 YPTI) 住所 : 144-0042 東京都大田区羽田旭町 11-1 YPTI 承認印 Page 1 of 11
1. 包装貨物試験の前処理 JIS Z0203(23 ±2 相対湿度 50%±5 8 時間以上 ) にて 供試品の前処理を実施 対象数量 : 供試品全 12 ケース 2. 振動試験 (1) 試験項目 ランダム振動試験 (2) 試験機器 切換式 2 軸振動試験機 製造元 : 株式会社振研 型式 : G-9130 台寸法 : 1,000 x 1,000mm 振動数範囲 : 2-400Hz( 垂直方向 ) 2-200Hz( 水平方向 ) 最大加速度 : 2.4G 最大変位 (3) 適用試験規格 : 50mm JIS Z0200 包装貨物 - 性能試験方法一般通則 JIS Z0232 ランダム振動試験附属書 A 振動方向 加振時間 試験順序 : X, Y, Z 軸方向各 1 回 : 各軸 30 分 : Z Y X 軸 JIS Z0232 附属書 A 表 1 加速度パワースペクトル密度 振動数 レベル Hz (m/s 2 ) 2 /Hz [g 2/Hz ] 傾斜 db/oct 3 0.048 (0.0005) - 3~6 - - +13.75 6~18 1.15 (0.012) - 18~40 - - -9.34 40 0.096 (0.001) - 40~200 - - -1.29 200 0.048 (0.0005) - 加速度実行値 : 5.8m/s 2 ±15% 加速度パワースペクトル密度の許容差 : ±3dB g=9.806658m/s 2 Page 2 of 11
(4) 供試品及び実行データ 1)SAMPLE A a. 供試数 3 ケース (3 ケース同時加振 ) b. ランダム振動試験実行画像 ランダム振動試験 Z 軸 ランダム振動試験 Y 軸 Y Z X ランダム振動試験 X 軸 Page 3 of 11
c. ランダム振動試験実行値 加速度パワースペクトル密度加速度パワースペクトル密度加速度パワースペクトル(m/s2)2/Hz 図 1 JIS Z0232 附属書 A ランダム振動試験 (m/s2)2/hz Z 軸実行値 ( グラフ上の黒線が実行値を示す ) 図 2 JIS Z0232 附属書 A ランダム振動試験 (m/s2)2/hz Y 軸実行値 ( グラフ上の黒線が実行値を示す ) 図 3 JIS Z0232 附属書 A ランダム振動試験 X 軸実行値 ( グラフ上の黒線が実行値を示す ) 密度Page 4 of 11
2)SAMPLE B SAMPLE C a. 供試数 SAMPLE B 3 ケース SAMPLE C 3 ケース DSM#120P Y b. ランダム振動試験実行画像 ランダム振動試験 Z 軸 ランダム振動試験 Y 軸 計 6 ケース同時加振 Z X ランダム振動試験 X 軸 Page 5 of 11
c. ランダム振動試験実行値 加速度パワースペクトル密度加速度パワースペクトル密度加速度パワースペクトル密度(m/s2)2/Hz 図 1 JIS Z0232 附属書 A ランダム振動試験 (m/s2)2/hz Z 軸実行値 ( グラフ上の黒線が実行値を示す ) 図 2 JIS Z0232 附属書 A ランダム振動試験 (m/s2)2/hz Y 軸実行値 ( グラフ上の黒線が実行を値示す ) 図 3 JIS Z0232 附属書 A ランダム振動試験 X 軸実行値 ( グラフ上の黒線が実行値を示す ) (5) 結果製品の詳細検査および機能検査に関しては 貴社での実施 確認とする (6) 所見製品外観に異常がなく 製品の脱落や緩衝材の分割や外装の破れがないことから この包装仕様は製品を保護する 十分な保護機能を有していると判断する Page 6 of 11
3. 落下試験 (1) 試験項目 落下試験 ( 自由落下 ) (2) 試験機器 包装貨物落下試験機 ( 自由落下 ) 製造元 型式 : Lansmont Corporation : PDT 56E 最大搭載重量 : 56 kg (3) 適用試験規格 (4) 供試数 (5) 結果 JIS Z0200 包装貨物 - 性能試験方法一般通則 JIS Z0202 包装貨物 - 落下試験方法 落下高さ 落下順序 : レベル Ⅰ 80cm : 1 角 3 稜 6 面 ( 計 10 回落下 ) SAMPLE A 3 ケース SAMPLE B 3 ケース SAMPLE C 3 ケース 落下試験 SAMPLE A 落下試験 SAMPLE B / C FRONT #2 edge #4 edge #3 edge 製品の詳細検査および機能検査に関しては 貴社での実施 確認とする #9 #8 #5 #1 Corner #7 図 : 落下順序 TOP Y Z #6 #10 X (6) 所見製品外観に異常がなく 製品の脱落や緩衝材の分割や外装の破れがないことから この包装仕様は製品を保護する上 十分な保護機能を有していると判断する Page 7 of 11
4. 圧縮試験 (1) 試験項目 圧縮試験設定荷重試験 (2) 試験機器 段ボール容器圧縮試験機 製造元 型式 : テスター産業株式会社 : CO-702 最大圧縮能力 : 5,000kgf(50kN) 台寸法 : 1,200 x 1,200mm 圧縮板可動量 : 1,000mm 圧縮速度 : 10mm/ 分 最大加速度 : 2.4G (3) 適用試験規格 JIS Z0200 包装貨物 - 性能試験方法一般通則 JIS Z0212 方法 A 設定圧縮荷重試験 圧縮方向 : Z 軸方向 ( 上 下方向 ) 圧縮速度 (4) 供試品及び設定荷重 1 SAMPLE A 供試数 : 10mm/ 分 3 ケース 設定圧縮 104.93kgf(1029N) 設定荷重圧縮試験 Page 8 of 11
2 SAMPLE B 供試数 3 ケース 設定荷重 146.22kgf(1434N) 3 SAMPLE C (5) 結果 (6) 所見 供試数 3 ケース 設定荷重 39.87kgf(391N) 製品の詳細検査及び機能検査に関しては 貴社での実施 確認とする 製品外観に異常がなく 製品の脱落や緩衝材の分割や外装の破れが ないことから この包装仕様は製品を保護する 十分な保護機能を 有していると判断する < 参考データ変位量 > SAMPLE A SAMPLE B 設定荷重圧縮試験 設定荷重圧縮試験 #1 #2 #3 変位量 6.0mm 6.5mm 6.5mm #1 #2 #3 変位量 9.5mm 9.5mm 9.0mm SAMPLE C #1 #2 #3 変位量 5.5mm 5.5mm 5.0mm Page 9 of 11
< 設定荷重試験実行データ > #3 変位量 6.5mm #2 変位量 6.5mm #1 変位量 6.0mm 表 1: SAMPLE A 設定荷重試験実行データ N=3 設定荷重 104.93kgf(1029N) #3 変位量 9.0mm #2 変位量 9.5mm #1 変位量 9.5mm 10mm 25kgf 10mm 25kgf 表 2: SAMPLE B 設定荷重試験実行データ N=3 設定荷重 146.22kgf(1434N) Page 10 of 11
#3 変位量 5.0mm #2 変位量 5.5mm #1 変位量 5.5mm 表 3: SAMPLE C 設定荷重試験実行データ N=3 設定荷重 39.87kgf(391N) 10mm 25kgf 以上 Page 11 of 11