資料 AD 1-9 IoT に向けた emtc の 制度整備について 2016/11/29 UQ コミュニケーションズ Copyright UQ Communications Inc. All Rights Reserved 1
Machine Type Communication(MTC) の提供実績 ソリューションサービスにて 下記のように MTC の提供実績があります 今後の IoT 時代に向けては 制約事項の緩和や新たな付加価値情報の提供が重要と考えます デジタルサイネージ交通系情報配信スマートメーター系 乗換端末自動販売機駐輪場端末監視カメラ Copyright UQ Communications Inc. All Rights Reserved 2
UQ での IoT 取組の意義 データ伝送技術の進展により全てがつながり 人 と モノ から発信される情報がインタラクションを生み出すことで 新たな価値を創出する IoT 社会の実現に貢献して参ります 健康情報 医療情報 環境保護 建物家具 電化製品 在庫 自然環境 空間情報 自然災害 5G ホーム 生活グッズ備品 店舗 自治体コミュニティ 公共交通 生体情報 LTE-Advanced Pro 工場 サプライチェーン 要介護者 文化財 農場畜産場 基礎的インフラ 公共設備 ペット動物 赤ちゃん幼児 カードライバ 観光客 Copyright UQ Communications Inc. All Rights Reserved 3
IoT 適用領域を拡張する LPWA LPWA( ) が IoT 適用領域を拡張することにより 社会的課題の解決 や IoT 社会の着実な発展 につながるため 早期の制度面の整備を望みます より遠くに より深くまで電波が到達する 低速通信 低コスト 長時間バッテリ動作 コネクティビティ プロセッシング セキュリティ IoT 社会の着実な発展 ( )LPWA:Low Power Wide Area Copyright UQ Communications Inc. All Rights Reserved 4
LPWA の代表的なユースケース 制度整備が進むことで LPWA を活用するユースケースにおいて 低コスト 長時間バッテリ動作 電波到達困難 等が改善され サービス提供を前提としたマイグレーション手法の検討や新技術の開発 実装が加速することを望みます モニタリング系 インフラモニタリング 環境モニタリング 生体 ( 動物 ) モニタリング テレメトリ系 スマートグリッド スマート省エネ スマートロジスティクス 課題解決系 スマートメンテナンス スマートコンストラクション スマートアグリ 地域 公共系地域見守りゴミ処理ヘルスケア 安全 防災系 公共設備 インフラ被害 災害被害推定 災害回復計画 Copyright UQ Communications Inc. All Rights Reserved 5
WiMAX Forum での規格化対応 3GPP Release13 を踏まえ WiMAX Forum Release2.1AE(Additional Element) 及び 2.2AE の改定作業を実施中で 2017 年 3 月には完了見込みです WiMAX Forum 及び ARIB STD の改定は UQ が主体となり作業を進めて参ります 2016 年 11 月 12 月 2017 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 WiMAX Forum TWG 作業 (drafting specifications) 承認プロセス (TSC 承認 IPR 確認 ) Publish ARIB STD T-94 改定 (v3.4 v3.5) 規格会議 TWG: Technical WG TSC: Technical Steering Committee Copyright UQ Communications Inc. All Rights Reserved 6
WiMAX R2.1/2.2 AE 国内外標準化対応 WiMAX Forum 標準のうち LTE-TDD 互換部分は 3GPP 標準を参照し仕様化致します ARIB STD-T94 では WiMAX Forum 標準を参照し仕様化致します Reference Document WiMAX Forum ARIB standard IEEE 802.16 standard 16e-2005Cor1/2 16-2009/2012 R1.0 R1.5 T94 Ver.1.0 T94 Ver.2.0 3GPP standards 16.1-2012 3GPP Release10 3GPP Release11 R2.0 R2.1AEv02 R2.1AEv04/R2.2AEv01 T94 Ver.3.0 T94 Ver.3.2 3GPP Release12 R2.1AEv05/R2.2AEv03 T94 Ver.3.4 改定範囲 3GPP Release13 (R2.1AEv06/R2.2AEv05) T94 (Ver.3.5) 2016/12/9 承認予定 Copyright UQ Communications Inc. All Rights Reserved 7
3GPP Release13 主なアドバンス機能 3GPP 標準化 LTE-Advanced Release10~12 LTE-Advanced Pro Release13 主なアドバンス機能 ユーザスループット向上 / 容量増大に向けた機能 アンライセンス LTE に関する機能 ネットワーク運用管理 制御系機能 IoT/M2M 関連の機能 (emtc/nb-iot 他 ) 5G Release14~16 国内の BWA で使用している周波数帯を含む 3GPP の Band41 は emtc のみ規格化されています Copyright UQ Communications Inc. All Rights Reserved 8
emtc に関する WiMAX Forum の主な改定部分 3GPP Release13 の emtc 変更点について 下表の通り改定予定です WiMAX Forum 仕様における基地局 移動局の仕様のうち 帯域外領域 ( スペクトラムマスク 隣接チャネル漏えい電力 ) スプリアス領域における不要発射の強度 空中線電力等については 3GPP 仕様を参照し 必要に応じて国内制度化の経緯等勘案して規格化しており emtc についても同様の考え方で規格化致します R2.1AE / R2.2AE の主な変更点 規定 Band Class Power Class emtc の主な変更点 UE カテゴリ M1 に B41 追加 UE カテゴリ M1 用を追加 R2.1AE / R2.2AE 改定 emtc 追加による改定 (3GPP Rel.13 を参照 ) 3GPP Rel.13 制御チャネル シグナリング 帯域外領域不要発射 スプリアス領域不要発射 空中線電力 MPDCCH の追加 emtc の RRC 手順追加 変更なし 変更なし ( 無線設備規則第 49 条の 29 に準拠 3GPP 規定を包含 ) MTC Physical Downlink Control Channel Copyright UQ Communications Inc. All Rights Reserved 9
共用検討の考え方 3GPP 仕様では emtc(in-band のみ ) の導入に伴い 不要発射強度の規定値の変更がない ( 共用検討パラメータに変更なし ) ため 既存業務 ( システム ) への影響は現状から変更はありません 従って emtc 導入に伴う新たな共用検討は不要と考えます 不要発射 不要発射 スプリアス領域帯域外領域帯域外領域スプリアス領域 規定値に変更なし 規定値に変更なし emtc(in-band) [6RB] 基地局帯域外領域 ( スペクトラムマスク 隣接チャネル漏えい電力 ) スプリアス領域における不要発射の強度空中線電力移動局帯域外領域 ( スペクトラムマスク 隣接チャネル漏えい電力 ) スプリアス領域における不要発射の強度空中線電力 emtc(in-band) 従来の利用帯域の一部を emtc 用に割当てて利用するだけのため 空中線電力 不要発射に変更なし 従来の利用帯域内の一部を emtc 用に利用して通信するだけのため 最大空中線電力 不要発射に変更なし Copyright UQ Communications Inc. All Rights Reserved 10