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Transcription:

vmguardian 3.0 のご紹介 株式会社ネットジャパン法人営業部 2014 年 10 月 3 日

目次 1. 機能概要 2. システム要件 3. 構成図 4. セットアップ 5. バックアップ 6. 復元 7. サポート情報の生成 8. よくある質問 9. 価格表 2

1. 機能概要 ESX(i) の仮想マシンをバックアップ vmguardian は ESX(i) 上に構築された仮想マシンをバックアップするソフトウェアアプライアンスです バックアップエンジン ActiveImage Protector と同等のバックアップエンジンが動作します ActiveImage の高速性と信頼性を兼ね備えたバックアップが実現できます ActiveImage Protector 3.5 仮想マシンはエージェントレス仮想マシンにはエージェントをインストールする必要はありません 完全にインストールレスでバックアップが可能です (VMware Tools のセットアップは必要 ) Web ブラウザーのコンソール vmguardian は Web ブラウザー経由のコンソールで操作します 各ブラウザーに対応しますので 管理マシンにもソフトウェアのインストールが不要です IE / Chrome / FireFox 3

2. システム要件 ハイパーバイザー ブラウザー 対応 OS 仮想マシンのファイルシステム イメージ保存先ストレージ VMware ESXi5.5 を含む VMware ESX/ESXi 4.1 以降のバージョンに対応 (vstorage API のサポートが必要 ) Internet Explorer 9 以降 Google Chrome v25 以降 FireFox v19 以降 ( いずれも 1024x640 での表示を推奨 ) 1. Windows Server 2012 R2 を含む Windows Server 2003 以降のサーバー OS Windows 8.1 を含む Windows XP SP3 以降のクライアント OS に対応 (VMware Tools のセットアップとアプリケーションの VSS 対応が必要 ) 2. Windows 2000 VMware Tools のセットアップが必要 3. Linux OS VMware Tools で VM Sync Driver のセットアップが必要 1. Windows NTFS のみ 2. Linux Ext3 / Ext4 / Swap / LVM NFS CIFS(Samba / Windows 共有 ) 直接接続デバイス (DAS) 4

3. 構成図 パターン 1: 標準的な構成 1 台の ESX(i) に 1 つの vmguardian 仮想アプライアンスを用意 バックアップ対象の仮想マシンと vmguardian のアプライアンスが同一の ESX(i) ホスト上に存在する 最も標準的な構成です イメージの保存先は仮想アプライアンスからアクセス可能なストレージを自由に選択できます 5

3. 構成図 パターン 2: 複数の ESX(i) ホストが存在する構成 1 つの vmguardian 仮想アプライアンスで複数の ESX(i) 上の仮想マシンをバックアップ vmguardian のアプライアンスはネットワークを経由して他の ESX(i) 上の仮想マシンをバックアップできます ESX(i) ホストごとに仮想アプライアンスを作成する必要はありません 6

4. セットアップ (1) テンプレートのデプロイ vsphere Client を使用して OVA 形式で提供される仮想アプライアンスを ESX(i) の仮想マシンとしてデプロイします.OVA ファイルは vmguardian の製品メディアに収録されています プロビジョニングは シック シン のどちらでも構いません シックプロビジョニングの場合は 40GB シンプロビジョニングの場合は約 2.6GB の空き領域が必要です 7

4. セットアップ (2) 仮想アプライアンスにブラウザーでアクセス 仮想アプライアンスの起動が完了したら IP アドレスを確認します [Accsess URL:] に書かれている URL にブラウザーでアクセスします ブラウザーは Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox をサポートしています 8

4. セットアップ (3) ライセンスのインストール まず始めに vmguardian のライセンスをインストールします ライセンスはバックアップ対象の仮想マシンが動作しているホストごとに適用する必要があります バックアップした仮想マシンはライセンスされたホストだけでなく ライセンスされていないホストにも 復元することができます 9

4. セットアップ (4) ストレージの設定 ( イメージ保存先の設定 ) [ 設定 ] [ ストレージの設定 ] から イメージ保存先のマウントポイントを作成します マウントポイントのプロトコルは下記の 3 種類をサポートします NFS CIFS(Samba / Windows 共有 ) 直接接続デバイス(DAS) iscsi 10

4. セットアップ (5) 接続管理 (ESX(i) ホストの追加 ) [ 設定 ] [ 接続管理 ] からバックアップ対象の ESX(i) ホスト または vcenter Server を追加します ホストの追加が完了すると コンソール画面の左側に仮想マシンの一覧が表示されます 11

4. セットアップ (6) ライセンス ( ホストへのライセンス割当 ) [ 設定 ] [ ライセンス ] から ESX(i) ホストに対して インストールしたライセンスを適用します この画面でライセンスが適用されていないと 仮想マシンをバックアップすることができません 12

5. バックアップ (1) 仮想マシンのバックアップ バックアップウィザードを実行して 対象の仮想マシンを選択します 仮想マシンには vmguardian のコンポーネントをインストールする必要はありません インストールレスでバックアップできます (VMware Tools のセットアップは必要です ) 仮想マシンはパワーオン パワーオフどちらの状態でもバックアップが可能です なお vmguardian のアプライアンス自身をバックアップすることはできません 13

5. バックアップ (2) バックアップのオプション バックアップ先の設定画面で イメージの保存先を指定します この画面では圧縮率の設定と イメージオプションを指定できます 圧縮率のパターン通常圧縮 高速通常圧縮 高圧縮重複排除 レベル1 重複排除 レベル2( 初期値 ) 重複排除 レベル3 14

5. バックアップ (3) 重複排除 ActiveImage Protector と同じ重複排除圧縮のテクノロジーを搭載しています バックアップの実行中にvmGuardianが重複排除をおこなうため 特別なストレージを用意する必要はありません Windows 共有フォルダやNASを保存先として利用できます 圧縮の設定ごとのイメージサイズの違い 圧縮設定 元サイズ イメージサイズ 縮小 時間 高速 18.3GB 9.07GB 49.5% 8 分 44 秒 高圧縮 18.3GB 7.39GB 40.3% 9 分 36 秒 重複排除レベル2 18.3GB 5.46GB 29.8% 9 分 5 秒 DELL OPTIPLEX 755 上の VMware ESXi 5.1 ハイパーバイザー仮想マシン 2 台 (Windows Server 2003 + Windows Server 2012) 15

5. バックアップ (4) 作成されるイメージファイル ( 分散保存の場合 ) 単体バックアップのイメージ スケジュールバックアップのイメージ バックアップを実行すると拡張子.aib と.anx のファイルが作成されます.aib がイメージ本体で.anx がイメージのインデックスファイルです スケジュールバックアップでは バックアップを実行するたびにイメージファイルが作成されます ベースラインバックアップを作成すると イメージファイルの順序番号がカウントアップしてファイルが新規作成されます 増分バックアップを実行した場合はベースイメージに関連付けされた増分イメージが作成されます 分散保存は イメージファイルをレプリケーションする環境に向いています 16

5. バックアップ (5) 作成されるイメージファイル ( まとめて保存の場合 ) 単体バックアップのイメージ スケジュールバックアップのイメージ スケジュールバックアップでは ベースラインバックアップを作成すると イメージファイルの順序番号がカウントアップしてファイルが新規作成されます 増分バックアップを実行した場合はイメージファイルが増えずに 既存イメージに追加されます ( ベースラインのイメージを更新します ) まとめて保存は イメージファイル数を抑制したい環境に向いています 17

5. バックアップ (6) スケジュールの設定 スケジュールは ベースライン ( フル ) バックアップ と 増分バックアップ に分かれます 実行するタイミングは次の 3 種類です 1 回のみ 1 回だけ実行します 週単位曜日を起点として実行します 月単位日にちを起点とて実行します 18

5. バックアップ (7) vstorage API について vstorage API を使用してバックアップ vmguardian は vstorage API for Data Protection(VADP) を使用してバックアップを実現していますので VADP が動作できない環境をバックアップすることはできません VMware vsphere STANDARD 以上のエディションに含まれる vstorage API は無償の ESXi ライセンスには含まれません vmguardian を使用するには 有償の STANDARD 以上のエディションが必要です ESX のライセンス 増分バックアップには CBT を利用 CBT(Change Block Tracking) は ESX4.0 以降でバージョン 7 以降の仮想マシンハードウェアタイプを構成した場合に有効です vmguardian で増分バックアップを実行する場合は この構成を満たす必要があります 19

5. バックアップ (8) ESX(i) ホストのバックアップ ESX(i) ホスト全体のバックアップは vmguardian に付属の ActiveImage Protector Boot Environment for vmguardian (AIPBE) の起動 DVD を使用します AIPBE を使用することで ESX(i) ホストをコールドバックアップして ホストの障害にも備えることができます 20

6. 復元 (1) リカバリポイントによる復元 イメージをまとめて保存した場合は イメージファイルの中から リカバリポイントを選択して復元することで 増分バックアップのイメージを復元することができます 21

6. 復元 (2) 仮想マシンの上書き復元と新規復元 [ 元の場所に復元 ] を実行すると仮想マシンを上書き復元します [ 別の場所に復元する ] を実行すると仮想マシンを新規に作成して復元します イメージをバックアップ元とは別の ライセンスされていない ESX(i) ホストにも復元することができます 22

6. 復元 (3) ファイル単位の復元 イメージをマウントすることで ファイル単位の復元が実行できます 複数のファイルを一括で復元する場合は zip 形式でダウンロードされます また イメージは Webdav としてマウントされますので フォルダごと復元したい場合は Webdav クライアントソフトを使用するのが便利です 23

7. サポート情報の生成 Web コンソール画面左上の vmguardian のロゴをクリックすると サポート情報を生成するメニューを開くことができます サポート情報は バックアップや復元でエラーが発生した際の調査に使用します 24

8. よくある質問 Q1:ActiveImage Protector との違いは何でしょうか? A1:ActiveImage Protector はエージェント型のバックアップソフトです エージェントインストール型の特徴として バックアップに対して詳細な設定をおこなうことが可能です VSS と連動できないソフトウェアを使用している場合は バッチファイルを呼び出す機能を使用することで サービスの停止と開始を自動化してバックアップと連動させることができます Q2: 完全にインストールレスで運用が可能ですか? A2: 可能です ただし VMware Tools のセットアップが必須です Linux 環境の場合は vmsync を有効にして VMware Tools をセットアップしなければなりません Q3: アプライアンス1 台で何台までの仮想マシンをバックアップ可能ですか? A3: 仕様上の制限台数はありません 1つのアプライアンスで同時に実行できるバックアップタスクは1つです このため 複数のスケジュールを並行して実行したい場合は アプライアンスを分ける必要があります 25

9. 価格表 製品 1 ライセンスサポートサービス vmguardian メディアキット 3,000 - ライセンス (1 ソケット ) 65,800 13,160 ライセンス (2~6) 59,200 11,840 ライセンス (7~24) 56,800 11,360 ライセンス (25~48) 55,100 11,020 初年度のサポートサービスはライセンス価格に含まれます 2 年目以降は任意でご契約いただけます バックアップ対象となる ESX(i) ホストの CPU1 ソケットごとに ライセンスが必要です メディアは別売 ( オプション ) です ダウンロード形式でもご提供しています サポートサービスのご契約中に vmguardian のアップグレードがおこなわれた場合は 無償でアップグレードが可能です 26