学習指導案 潮江東小学校全校研 3 単元名討論会を開こうー説得力のある話し方をゲットしようー教材名 立場を決めて討論をしよう ( 東京書籍 5 年 ) ( 金 ) 潮江東小学校 5 年 2 組上平田学級

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

第6学年 国語科学習指導案

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

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5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

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6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

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作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

解答類型

(2) 指導の実際 1 話すこと 聞くこと の実践ア協働による教材研究の柱 モデルの提示について対話のためのスキルの定着や対話の深まりを目指し, 教師や代表グループによる対話のモデルを提示し, 気付いたことや発見したことを基に自分たちの対話や話合いの様子を振り返らせ, 学びの充実を図るようにする 共

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Microsoft Word - ③-1だれもがかかわり合えるよに

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第4学年算数科学習指導案

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

Taro-★w

今年度の校内研究について.HP

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

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第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

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2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

社会科学習指導案

第○学年 ○○科指導計画

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

国語科学習指導案様式(案)

5 単元について (1) 教材観本教材 だいじなことをれんらくしよう は 学校紹介に向けて児童が学校の先生に情報を伝達したり インタビューしたりする インタビューして得た情報を園児に向けて分かりやすく説明できるように 台本を考え 聞き合い よかったところや改善点を見つけていく 実際に 3 学期に園児

<小学校 生活科>

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

第1学年国語科学習指導案

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

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トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

また 情報の作り手としての活動も学習に組み込まれている 放送局は情報の作り手として 考えたことや伝えたいことなどから話題を集め 収集した知識や情報を関連付け 目的や意図に応じて 事柄が明確に伝わるように話の構成を工夫している これは 学習指導要領に示されている 話すこと 聞くこと の話すこと内容と同

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

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<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

【授業 1】

保健体育科学習指導案

総合第 3 学年福山市立千年小学校指導者山本康子 単元名 何もないとは言わせない!~ 千年の町のじまんをしよう ~ 本単元で育成する資質 能力 表現力主体性 積極性 思いやり自らへの自信 1 年間指導計画 月 千年の町をじまんしよう (70 時間 )

Microsoft Word - 0表紙みどり1.doc

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人的環境の整備 教師 友達 分かりやすい説明の手本となるように, 話す速さや声の大きさを意識して簡潔に話したり, 話すポイントを視覚的に示したりする 道案内の手順を知ることや説明原稿の作成に時間が掛かった場合は, 教師間で役割分担しながらアドバイスする グループ内での自分の役割が明確になるように,

はっきした声であいさつ は高学年では少ないね < 資料 2 より > よい感想だけでなく 問題点も挙げている感想も多いね めあてを達成したとは言えないかもしれないね < 資料 3 より > あいさつ運動への意見が出されているね 4 つの意見が出されているね < 資料 1 2,3 より > 資料 2

Taro-【HP用】指導案.jtd

いろいろな衣装を知ろう

Microsoft Word ~33第3学年1組  社会科学習指導案1

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

1 自己存在感児童の生活体験や生活環境の実態 興味 関心を把握し 他教科との関連を踏まえて 様々な視点から取り組めるように課題提示の工夫を行う 2 共感的人間関係話し合いや発表会のときには 相手を大切にした聞き方と発表の仕方ができるように意識させ 支持的雰囲気の中で学び合わせる また 自分との違いや

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

指導観学習を進めるにあたって, 教師が宿泊体験学習に関する新聞記事を書き, 視覚化しておくことで, 児童に本単元の具体的なゴールイメージを持たせたい その際, 完成した新聞を廊下に掲示し, 全校のみんなに見てもらうことを伝え, 相手意識を持って学習に取り組もうとする意欲を持たせたい そして, 新聞は

Taro-5年研究のまとめ

自己紹介をしよう

文章構成の在り方を実感できる「読むこと」の学習指導

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

国語科学習指導案

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

(3) 指導観公民的分野は地理的分野と歴史的分野の学びの積み重ねによるところが大きい 用語や概念も高度化し 生徒の感想にも 難しい と感じるものが多くなっている そこで その難しいと感じる公民の用語などは積極的に用語集を活用し 難しい言葉に対する抵抗感を少しでも和らげるよう授業でも活用している また

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

りする活動には集中できない児童もいる そのために, ことばにこだわりを持って活動させるようにしてきた 例えば A 児は, 家に帰るとビデオやテレビを見て過ごし, 家族との会話が少ない状況である そのため語彙が少なく, 友だちとのつながりも薄くなり会話が広がらない コミュニケーションを取ることの楽しさ

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H27 国語

Transcription:

学習指導案 潮江東小学校全校研 3 単元名討論会を開こうー説得力のある話し方をゲットしようー教材名 立場を決めて討論をしよう ( 東京書籍 5 年 ) 2018.6.29( 金 ) 潮江東小学校 5 年 2 組上平田学級

第 5 学年国語科学習指導案 日時 : 平成 30 年 6 月 29 日 ( 金 )5 校時授業者 : 上平田和代 (5 年 2 組 ) 研究テーマ 学びに熱中する児童の育成 主体的 対話的で深い学びに向かう国語科授業づくり 1 単元名討論会を開こうー説得力のある話し方をゲットしようー 教材名 立場を決めて討論をしよう ( 東京書籍 5 年 ) 学習の系統と既習事項との関連 話すこと聞くこと < これまでに付いている力 > 4 年 聞き手を見て 伝わっているか確かめたり 分かりやすい資料を用意したりして話す力 5 年 似ているところと違うところを考えながら 意見と理由を正しく聞く力 < 本単元で付けたい力 > 立場を決めて説得力のある主張をしたり相手の主張と理由について自分の考えと比べながら聞いたりする力 < これから付けていく力 > 5 年 推薦するものの良さが伝わるように 構成を工夫して話す力 話し手が伝えたい良さを考えながら スピーチを聞く力 2 本単元で付けたい力の内容 学びに向かう力 人間性等 事象や課題に対して自分の考えを持ち 主体的に関わったり解決したりする力 対象と自分の考えを比べて聞きながら 考えをより深めたり広げたりする力 設定した言語活動 賛成か反対か立場を決めて学級で討論を行い 互いの考えを深め合う活動言語活動例ウそれぞれの立場から考えを伝えるなどして話し合う活動 知識及び技能 討論や話し合い活動で効果的な働きをする言葉を 正しく理解して使える力 (1) イ話し言葉と書き言葉の違いに気付くこと オ思考に関わる語句の量を増やし 話や文章の中で使うとともに 語句と語句の関係 語句の構成や変化について理解し 語彙を豊かにすること また 語感や言葉の使い方に対する感覚を意識して 語や語句を使うこと 思考力 判断力 表現力等 互いの主張やその理由を明確にして考えの違いを尊重しながら討論できる力 A 話すこと 聞くこと (1) オ互いの立場や意図を明確にしながら計画的に話し合い 考えを広げたりまとめたりすること

3 単元について (1) 児童観本学級の児童は5 年生になり クラブ活動に加えて委員会活動にも参加するなど 上級生として中心的な立場で話し合う機会が増え 意欲的に活動しようという態度が見られる しかしこれまでの話し合いの経験から 理由をあげて意見を述べたり 質問をしたりすることには慣れているが その説得力の有無を意識するには至っていない 本単元の計画的な話し合い活動の中で 説得力のある理由を引用する力 論を絡めて話し合うために相手意識を持った主張 質問 反論の仕方を学び 自分たちの学級会活動や授業の中で生かせる力としていきたい (2) 単元観本単元では 対話 協議 討論など様々な形式の話し合いを通して 一人一人が目的を意識して計画的に話し合う力を身に付けることを目指している そのためには 意見と理由を聞き取ろう において 人の発言を聞いて考えを正しく理解するためには 意見だけでなく理由も合わせて聞き取ることが必要であることを学習した 本単元において 討論をする際には 相手の主張の理由にも気をつけて聞くように意識づけ 相手の意図をとらえた質問や反論をするために活用させたい (3) 指導観本単元の導入では 討論のイメージをつかませるためにモデルとなる討論の動画を取り入れる 主張の仕方や話の聞き方の工夫を視覚情報からもつかませる また 動画だけでなく 討論の原稿も合わせて読みながら発表内容に焦点を当てさせ 言葉の働きやその言葉の価値に気づかせたい 一方で学級での討論会にむけては学習で学んだポイントを生かしながら各グループで準備を進めるようにする 学級での討論会では 学校の昼食は弁当にするべきである 20 分休みを30 分休みにするべきである シャーペンよりも鉛筆を使うべきである に対して それぞれ討論できるようにする (4) 単元のゴールに設定した 言語活動 についての説明なぜ 賛成か反対か立場を決めて学級で討論を行い 互いの考えを深め合う活動 を行うのか それは児童一人ひとりが自分の考えをもつことや 立場を明確にしながら 協働的に学習活動に参加して考えを深められる資質 能力を育成するためである 賛成 反対の立場を明確にしておくことで より相手意識の高い話し方や説得力のある話し方を考えることができる 自分たちで互いの話を絡め合いながら 身近な問題を話し合ったり 授業の中で考えを述べ合ったりする力につなげられるようにするために討論で培った資質 能力が生かされると考える 4 単元の目標と評価規準 ⑴ 単元の目標 論題に対して2つの立場に分かれ 互いの主張とその理由を明確にしながら計画的に討論ができる ⑵ 単元の評価規準 知識及び技能 討論で立場と理由を明確に伝えられるための適切な言葉や表現を使っている (1) イ 相手を説得するための言葉を話や文章の中で使っている (1) オ 思考力 判断力 表現力等 話すこと 聞くこと 理由を添えて立場を明確に述べたり 相手の理由に対して質問したり 質問に答えたりしている A (1) オ 主体的に取り組む態度 論題に対する自分の立場を明確にしながら討論することに意欲を持って取り組んでいる

5 単元の指導と評価の計画 ( 全 8 時間 ) 設定した言語活動 賛成か反対か立場を決めて学級で討論を行い 互いの考えを深め合う活動 次時 一次 討論って何? 二次 討論の準備をしよ う 三次 討論をしよう 学習内容と想定される児童の姿 第 1 時 学級会で話し合う様子について振り返り学習への意欲を高める 討論のモデル動画を視聴して気が付いたことを感想に書く 第 2 時 論題に対しての様々な考え方に触れながら 討論に向けて教科書の原稿や モデル動画から主張のポイントをまとめる 第 3 時 論題に対しての立場を考えながら 討論に向けて教科書の原稿や モデル動画から質問のポイントをまとめる 第 4 時 ( 本時 ) モデル動画と討論原稿の文例を分析しながら効果的な質問の仕方のポイントを確かめ 教師のエラーモデルを書き直す 知 技 第 5 時 討論モデル動画の 主張 判定 場面の原稿を分析しながら説得力を増す言葉や条件をまとめる 第 6 7 時 学習したポイントを使いながら 論題に対する自分の立場をきめて討論の準備 ( 主張 質問 答え ) をする 第 8 9 時 討論をする 討論を振り返り 学んだことが活用できたか確かめよう 思判表 態度 主な評価規準 評価方法 討論のモデル動画を視聴して気付いたことを自分たちの討論に生かそうとしている 発言 ノート 討論モデル動画から説得力のある述べ方の条件に気付いている ノート 質問のポイントを確かめ モデル論題の中で質問文を書くことができる 発言 ノート 答え方 のポイントを生かしながら質問に対する答えを表現している 発言 ノート 討論モデルの 判定部分 から何を観点として判定しているのかに気付いている 発言 ノート 学習したことを生かしながら討論の準備をしている 発言ノート 実際の討論での様子から いつどのような学びを得たのか振り返っている 発言 ノート 付けたい力 立場を決めて説得力のある主張をしたり相手の主張と理由について自分の考えと比べながら聞いたりする力 単元のゴールの活用 他教科の学習でも自分の考えや立場を決めて話し合いに参加し考えを深めることができる

6 本時の学習 ⑴ 本時の目標討論モデル動画と原稿文から効果的な話し方のポイントを使って討論の質問の準備ができる ⑵ 本時の評価規準 思判表 答え方 のポイントを生かしながら質問に対する答えを表現している 発言 ノート 関係に気づかせ る 対象と言葉の ⑶ 学習の展開学習活動 1 前時の振り返りをする 2 課題をつかむ 指導上の留意点 指導 支援 支援を要する児童への手立て 討論で主張するために気をつけることを確かめる 討論で質問したり答えたりするポイントは何だろう 評価規準 着目させる 言葉の働きに 3 討論モデル動画の 答えの場答え方のポイント面 とその原稿の文例を合わせ 新聞記事を引用していることて見ながら自分たちの討論に取 相手の考えを認めて反論していることり入れたいポイントを確かめる 問いかけの言葉があること 関係性を価値づける 動画での主な着眼点 話し方 ( 所作 ) のポイント原稿の文例での着眼点 書き方 ( 内容 ) のポイント ポイント ( 話し方 書き方 ) がいくつ使えていたか考えながら聞かせ 価値づけしながら学びの共有を図る 未知の状況で問い直す 4 見つけたポイントをつかって モデル質問に対して 答え を書く 質問 答えのエラーモデルを提示して書き直すようにする 5 声に出しながらやってみた感想を出し合う 6 振り返りをする 学級のモデル論題である 給食とお弁当 で前時に確認した質問に対して不十分な答えを示し 今日の学びを取り入れた答え方ができるようにする 実際に声を出しながら友達に聞いてもらうようにする その際今日学んだポイントを活用しているか確かめさせる 自分たちの討論に向けて今日の学んだポインの使いどころを確かめながら 学びを深める 学んだことを振り返り 次時の学習につなげる 思判表 答え方 のポイントを生かしながら質問に対する答えを表現している 発言 ノート 評価の基準 A 学習したすべてのポイントの良さを使って質問の文を書いて話している B 学習したポイントを 1 つでも使って質問の文を書いて話している C 学習したポイントの良さにひとつも気づかずに質問の文が書けない C B 学習活動 3 の原稿の文例を見てポイントを確かめたり ヒントカードを渡したりして書けるようにさせる 深い学びに向かう姿 討論モデル動画 デジタル教科書から 原稿の文例 東京書籍 5 年 P80~81 を参照 予想カード 東京書籍 5 年 P79 を参照

(4) 板書計画 未知の状況で問い直す 関係性を価値づける 言葉の働きに着目させる 気づかせ る 対象と言葉の関係に 質問 2 質問 1 ぶこと ができ 物を用意してそ ます のまま 保てるも のを選 や体調に合わせて 好みの温度の飲み す しか し 水とうな らその 日の天候 てもすぐに温度が変わってし まいま いませ んか? ペット ボトル ならど うし 寒い日は暖かいも のも飲みたい と思 いうこ とです 暑い日は冷たいも の とうなら温度を保てるも のを選べると てない 水とうも ありま す し かし 水 けではあ りませ ん 確かに 温度を保 すべての 水とうが 温度を保てるわ 答え 2 が環境に良いと思います 返し使うことの できる 水とうの ほう が十万トン以上あるそ うです くり トルに はリサ イクル されて いない 七月一日の新聞による と ペット ものボ 答え 1