お知らせ

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1 平成 22 年度の取組み結果 平成 22 年度の取り組み結果は 下記のとおりです 温室効果ガスの総排出量 平成 22 年度 温室効果ガス総排出量 (t-co2) 26,876 27, % 具体的取り組み 平成 22 年度 電気使用量 (kwh) 37,334,706 38,665,4

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地球温暖化対策計画書

平成 30 年度朝倉市地球温暖化対策実行計画 ( 事務事業編 ) 実施状況報告書 ( 平成 29 年度実績 ) 平成 30 年 9 月 朝倉市環境課

4 推進体制別途添付いたします 5 公表の方法等 ホームページアドレス 閲覧場所 窓口で閲覧 所在地 冊 子 閲覧可能時間 冊子名 入手方法 その他

3 地球温暖化対策の推進に関する方針及び推進体制 (1) 地球温暖化対策の推進に関する方針 [ 基本理念 ] 人類が自然と調和し 未来にわたり持続可能な発展を実現するため NTT グループ地球環境憲章に則り NTT 西日本はグループ会社と一体になって 全ての企業活動において地球環境の保全に向けて最大

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

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目次 1. 奈良市域の温室効果ガス排出量 温室効果ガス排出量の推移 年度 2010 年度の温室効果ガス排出状況 部門別温室効果ガス排出状況 温室効果ガス排出量の増減要因 産業部門 民生家庭部門

2(1) 総量削減義務と排出量取引制度のポイント (2010 年度 ~) 大規模事業所向け制度の主な変更点等 旧制度 ( 地球温暖化対策計画書制度 ) 新制度 ( 排出総量削減義務と排出量取引制度 ) 温室効果ガス排出量の削減対策推進義務 排出総量の削減義務と排出量取引制度の導入 計画書等の作成 提

4 信頼性確保のための原則 DO YOU KYOTO? クレジット制度の信頼性を確保するため, 排出削減プロジェクトの計画 実施, モニタリング, 算定, 検証など, 手続きの規定に当たっては, 以下の原則を最大限配慮するとともに, それぞれの原則に限界を設ける場合は数値で明示する ⑴ 完全性排出削

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

配慮事項 1 鉛の使用量 ( バッテリーに使用されているものを除く ) が可能な限り削減されていること 2 資源有効利用促進法の判断の基準を踏まえ 製品の長寿命化及び省資源化又は部品の再使用若しくは材料の再生利用のための設計上の工夫がなされていること 特に 希少金属類の減量化や再生利用のための設計上

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東洋インキグループの環境データ(2011〜2017年)


様式 1 号 ( 総括票 ) 事業活動温暖化対策計画書兼実施状況等報告書 1 事業者等の概要 氏名又は名称 横浜ゴム株式会社 長野工場 代表者名 氏名 皆川 浩 役職名 工場長 主たる事務所の所在地 長野県下伊那郡高森町吉田 548 主たる事業の分類 大分類 中分類 E 製造業 2499 他に分類さ

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(*2) ハイブリッド自動車 ハイブリッドバス トラック ハイブリッド乗用車等車両総重量 3.5t 以下は 車 (*4) かつ燃費基準 +25% 達成車 (*5) 車両総重量 3.5t 超は重量車 車 (*9) かつ重量車燃費基準達成車 (*7) (*3) クリーンディーゼル乗用車平成 21 年排出

新車販売台数のシェア 分析の前提条件 燃費 [km/l] 燃料種別新車販売台数のシェアは 自動車産業戦略 の平成 42 年度のシェアに向かって線形に変化し 技術開発等により乗用車販売平均燃費も改善すると仮定 2 この仮定を踏まえつつ 平成 27 年度燃費基準と平成 32 年度燃費基準の

【HP公表 最終版の公表前確認修正有り】 北陸取組み(個票)

2017 年度 1 指定地球温暖化対策事業者の概要 (1) 指定地球温暖化対策事業者及び特定テナント等事業者の氏名 指定地球温暖化対策事業者又は特定テナント等事業者の別 地球温暖化対策計画書 氏名 ( 法人にあっては名称 ) 指定地球温暖化対策事業者 国土交通省 (2) 指定地球温暖化対策事業所の概

〔表紙〕

4 推進体制 経営責任者 環境管理責任者 (PSN 佐江戸 ) ( 計画管理責任者 : 事業部長 ) GM: グループマネージャー TL: チームリーダー Sa: 参事 SJ: 主事 事務局 (PSN 佐江戸 ) ( 計画推進責任者 :GM) 技術管理者 :SJ 平成 6 年 4 月 1 日時点 イ

2018年度 武蔵事業所の地球温暖化対策計画書

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事例2_自動車用材料

取組概要 ( 申請書からの転記 ) 全 般 排 出 量 の 認 識 取組名称 認証取得者名取組の概要 適用したカーボン オフセット第三者認証基準のバージョン認証の有効期間オフセット主体認証ラベルの使途 認証対象活動 認証番号 :CO 有効期間満了報告書受領済み 持続可能な島嶼社会の発展に

事業活動温暖化対策計画書提出書

平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1-

1

フロン類製造業者等の フロン類の使用合理化の状況

分析手法の選択 燃費や車体重量 排気量に応じて減税措置が異なるエコカー減税 グリーン化特例の分析には 車種別データ等を扱うことができる非集計モデルが適切である 分析手法の分類 車体課税における税制グリーン化の分析に係る先行研究の多くは 部分均衡分析の手法が使われている 本分析手法のロジットモデルは

npg2018JP_1011

2008年度環境活動レポート

クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町

新規文書1

2018 年度 1 指定地球温暖化対策事業者の概要 地球温暖化対策計画書 (1) 指定地球温暖化対策事業者及び特定テナント等事業者の氏名 指定地球温暖化対策事業者又は特定テナント等事業者の別 氏名 ( 法人にあっては名称 ) 指定地球温暖化対策事業者 指定地球温暖化対策事業者 新生興産株式会社 佐川

平成 27 年度 環境にやさしい企業行動調査 結果のまとめ 調査期間 平成 28 年 10 月 28 日 ( 金 )~ 平成 28 年 12 月 28 日 ( 水 ) 調査対象及び回収状況 : 調査対象 回収数 回収率 上場企業 1, % 非上場企業 3,170 1,364 4

参考資料3(第1回検討会資料3)

様式第 1 号 ( 第 3 条 第 5 条関係 ) 地球温暖化対策計画 作成 報告書 ( 義務 ) ( 宛先 ) 埼玉県知事 提出者 代表取締役社長 個人事業者にあっては 住所及び氏名 ( 自署又は記名押印 ) 平成 30 年 7 月 20 日 北海道札幌市白石区菊水 6 条 3 丁目 1-26 株

新とする理由⑴ 政策目的 車体課税については 平成 23 年度税制改正大綱において エコカー減税の期限到来時までに 地球温暖化対策の観点や国及び地方の財政の状況を踏まえつつ 当分の間として適用される税率の取扱いを含め 簡素化 グリーン化 負担の軽減等を行う方向で抜本的な見直しを検討 することとされて

社会環境報告書2013

Japan Beverage Report 2017

Q1 1

番号文書項目現行改定案 ( 仮 ) 1 モニタリン 別表 : 各種係 グ 算定規程 ( 排出削 数 ( 単位発熱量 排出係数 年度 排出係数 (kg-co2/kwh) 全電源 限界電源 平成 21 年度 年度 排出係数 (kg-co2/kwh) 全電源 限界電源 平成 21 年度 -

自動車税 納税義務者 ( 法 123) 1 自動車の所有者に課税します ( 所有者課税 ) なお 割賦販売などで売主が自動車の所有権を留保している場合は 買主を自動車の所有者とみなして課税します 2 国または地方公共団体等が所有する自動車の貸与を受けてその自動車を使用する場合は その使用者が納税義務

目 次 1. 環境方針 会社概要 環境目標とその実績 主要な環境活動計画の内容及び取組結果の評価 年度別環境パフォーマンス実績 環境への取組の自己チェックリストまとめ 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評

目 次 第 1 審査概要 本書の位置づけ 審査方式 審査体制... 1 第 2 優先交渉権者決定の手順 参加資格審査 基礎審査 加点審査 優先交渉権者の決定... 6 別紙 1 提案内容の審査項目及び評

平成 28 年度エネルギー消費統計における製造業 ( 石油等消費動態統計対象事業所を除く ) のエネルギー消費量を部門別にみると 製造部門で消費されるエネルギーは 1,234PJ ( 構成比 90.7%) で 残りの 127PJ( 構成比 9.3%) は管理部門で消費されています 平成 28 年度エ

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がんの医療計画(案)

. 第 回エコカー補助金 の概要 第 回エコカー補助金 の目的は 環境性能に優れた新車の購入を促進することで 環境対策に貢献するとともに 国内市場の活性化を図ることを目的としている この制度内容は 平成 年度燃費基準達成または平成 年度燃費基準 % 達成している車を対象に 乗用車は 万円 軽乗用車は

A.3 排出削減量の算定方法 A.3.1 排出削減量 ER EM BL EM PJ ( 式 1) 定義単位 数値 4 ER 排出削減量 1 kgco2/ 年 0 t<1 年 年 t<2.5 年 年 <t EM BL ベースライン排出量 2 kgco2/

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地球温暖化対策は待ったなしの課題である 温室効果ガスの大幅な削減に向け 国際的な合意形成を図るとともに 足下からの温室効果ガスの着実な削減が求められている 埼玉県では中長期的な視点を持って 県民をはじめ地域総ぐるみでこれに取り組んで 低炭素社会の実現を図るため 平成 21 年 2 月に埼玉県地球温暖

平成 31 年度自動車取得税の軽減措置について 平成 31 年度の自動車取得税の軽減措置について 次のとおり変更がありました 平成 31 年 4 月岐阜県 エコカー減税 について 環境インセンティブ機能を強化する観点から 軽減割合等の見直しを行いました なお 平成 31 年 4 月 1 日から平成

寺島木工株式会社事業概要 商号 代表者 創業 所在地 連絡先 環境管理責任者 担当者 事業内容 取扱商品 機械設備 資本金 従業員数 主要取引銀行 主な納品先 所属組合 敷地面積 建築面積 寺島木工株式会社 代表取締役社長寺島秀雄 昭和 22 年 3 月 31 日 本社 : 工場

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東京都地球温暖化対策計画書2013年度の報告

4 推進体制 省エネに向けた社長直轄の体制の下 それぞれの拠点の指導強化を図り 削減効果の向上を目指す 定期実施する店長会議にて省エネ施策の施策 / 状況 / 結果等の情報のフィードバックに努める 日本ケンタッキー フライド チキン ( 株 ) 地球温暖化対策組織図 社 長 取締役執行役員 計画管理

平成 27 年度補正予算中小企業等の省エネ 生産性革命投資促進事業費補助金 設備別省エネルギー効果計算の手引き 省エネルギー効果計算について 平成 28 年 7 月 2.0 版

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重点対策の解説及び 優良対策の紹介

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地球温暖化対策のための税の効果について 1. 平成 20 年 11 月中央環境審議会グリーン税制専門委員会 環境税等のグリーン税制に係るこれまでの議論の整理 より 税収を温暖化対策の費用に充てる 又は温暖化対策に係る減税に活用する場合 CO 2 削減に関し大きな効果が見込める ( 前略 ) 環境利用

資料1 :住宅(家庭部門)の中期の対策・施策検討

マートシティ 省エネルギー対策の推進 <ビル 工場等における省エネルギー対策の推進 > 大規模事業所が対象のキャップ & トレード制度 * ( 以下 C&T 制度 という ) について 2020 年度からの第 3 計画期間に向け 専門家による検討会の設置に係る準備等を実施 新規 東京 2020 大会

【HP公開用】J-グリーン・リンケージ倶楽部(電気自動車)プロジェクト計画書案(別紙) 1205

エコアクション 21 環境活動レポート ( 対象期間平成 21 年 10 月 ~ 平成 21 年 12 月 ) 目次 1. 環境方針 1ページ 2. 事業概要 2ページ 3. 環境目標とその実績 3ページ 4. 主要な環境活動計画 4ページ 5. 環境活動の取組結果の評価 ( 全社 ) 5ページ 5

問題意識 民生部門 ( 業務部門と家庭部門 ) の温室効果ガス排出量削減が喫緊の課題 民生部門対策が進まなければ 他部門の対策強化や 海外からの排出クレジット取得に頼らざるを得ない 民生部門対策において IT の重要性が増大 ( 利用拡大に伴う排出量増加と省エネポテンシャル ) IT を有効に活用し

地方公共団体カーボン マネジメント強化事業 ( 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 ) 山梨市役所本庁舎西館空調 照明設備の更新による省エネ化 二酸化炭素排出量削減事業 旧庁舎 合併後 耐震性が不足している旧庁舎から 既存工場の建物に新エネ 省エネ設備の導入を含めた コンバージョン改修を実施 西館

エコカー減税グリーン化特例(自動車税 軽自動車税)(自動車税 軽自動車税)環境性能割車体課税の見直し ( 自動車重量税 自動車取得税 自動車税 軽自動車税 ) トラック バス タクシーについては 営自格差 を堅持するとともに 一部見直しを行った上で エコカー減税 グリーン化特例を 2 年間延長 また

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第二期宇部市地球温暖化対策実行計画_docx

細則第 38 号様式 ( 第 2 条第 49 号 ) ( 総括票 ) 地球温暖化対策実施状況報告書 ( 報告先 ) 横浜市長 H26 年 7 月 17 日 住所横浜市神奈川区新子安 氏名 オルトヨコハマ ビジネスセンター管理組合理事長本荘雄二郎 ( 法人の場合は 名称及び代表者の氏名 )

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5 ii) 実燃費方式 (499GT 貨物船 749GT 貨物船 5000kl 積みタンカー以外の船舶 ) (a) 新造船 6 申請船の CO2 排出量 (EEDI 値から求めた CO2 排出量 ) と比較船 (1990~2010 年に建造され かつ 航路及び船の大きさが申請船と同等のものに限る )

目 次 1. トップランナー制度について 1トップランナー制度の概要について 3 2トップランナー基準に関する基本的な考え方について 5 3トップランナー基準に関する主な規定について 8 4トップランナー基準策定及び運用の流れについて 9 2. ラベリング制度について 1ラベリング制度の概要について

平成 29 年度自動車取得税の軽減措置について 平成 29 年度の自動車取得税の軽減措置について 次のとおり変更がありました 平成 29 年 4 月岐阜県 エコカー減税 及び 中古車の取得に係る課税標準の特例措置 の対象範囲を平成 32 年度燃費基準の下で見直し 政策インセンティブ機能を強化した上で

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1 プロジェクト実施者の情報 1.1 プロジェクト実施者 ( 複数のプロジェクト実施者がいる場合は代表実施者 ) ( フリガナ ) エンジニアウッドミヤザキジギョウ実施者名キョウドウクミアイエンジニアウッド宮崎事業協同組合住所 宮崎県都城市吉尾町 プロジェクト代

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LiV エンヂニアリング株式会社 2017 年度環境活動レポート ( 対象期間 :2017 年 6 月 ~2018 年 5 月 ) 作成日 : 2018 年 7 月 10 日

確定版 平成 31 年度 エコカー減税等概要 平成 31 年 3 月 28 日

付属書Ⅰ 取引先様取組み評価書

⑴ ⑵ ⑶

CONTENTS


平成 22 年度エネルギー消費統計結果概要 経済産業省資源エネルギー庁平成 24 年 4 月 エネルギー種別に見ると 最終エネルギー消費総量の 37.5% が燃料 54.8% が電力 7.4% が熱となっています 調査の対象となった非製造業 製造業 ( 石油等消費動態統計対象事業所を除く ) 業務部

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平成 30 年 1 月現在禁無断転載 複製 7 平成 29 年度の税制改正の概要について エコカー減税 ( 自動車重量税 自動車取得税 ) の概要 適用期間 自動車取得税( 取得税 ): 平成 29 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 自動車重量税( 重量税 ): 平成 29

1 排出削減事業者の情報排出削減事業者会社名株式会社シンセラ排出削減事業を実施する事業所事業所名株式会社シンセラ排出削減事業共同実施者 ( 国内クレジット保有予定者 ) 排出削減事業共同実施者名一般社団法人低炭素投資促進機構 1

水素供給設備整備事業費補助金平成 28 年度概算要求額 62.0 億円 ( 新規 ) 省エネルギー 新エネルギー部燃料電池推進室 事業の内容 事業イメージ 事業目的 概要 燃料電池自動車 (FCV) は 水素を燃料とする自動車で 内外の自動車メーカーによって 開発競争が進め

資料1 自動車WG中長期ロードマップ中間報告

資料2 紙類の判断の基準等の設定に係る検討経緯について

揮発油税等の当分の間税率とその環境効果 揮発油税の概要 揮発油税及び地方揮発油税の税率は 昭和 49 年度税制改正において税率引上げが行われた際に 暫定的な措置として 租税特別措置法により税率の特例措置が講じられて以来 平成 20 年度改正において平成 30 年 3 月末までの 10 年間の措置とし

公開用_ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の定義と評価方法(150629)

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Transcription:

広報資料 ( 経済同時 ) 平成 29 年 11 月 28 日 京都市環境政策局 担当 : 地球温暖化対策室電話 :222-4555 事業者排出量削減計画書制度における特定事業者の表彰及び第二計画期間 実績の取りまとめ結果等について 京都市では, 市域における温室効果ガス排出量を削減するため, 京都市地球温暖化対策条例 ( 以下 条例 という ) に基づき, 市域における温室効果ガス総排出量の約 1/4を占める大規模排出事業者 ( 以下 特定事業者 という ) の自主的な排出量削減を図ることを目的として, 特定事業者から提出された排出量削減の計画書及び報告書を総合的に評価し, 公表を行う 事業者排出量削減計画書制度 ( 参考 1) を運用しています この度, 第二計画期間 ( 平成 26~28 年度 ) の終了に伴い, 計画期間中の削減実績が特に優れた事業者を表彰し, 以下のとおり表彰式を開催いたしますので, お知らせします また, 第二計画期間における実績の取りまとめ結果及び自動車販売事業者の新車販売実績につきましても, 併せてお知らせします 記 1 特定事業者の表彰について ⑴ 表彰式の概要ア日時平成 29 年 12 月 22 日 ( 金 ) 午前 11 時 ~ 正午イ場所京都市役所第一応接室ウ受彰者特別優良事業者 7 者 ( 表 1) 優良事業者 37 者 ( 表 2)( 特別優良事業者 7 者含む ) エ傍聴会場の関係上, 受彰関係者, 取材関係者以外の一般の方々の傍聴はできませんので御注意ください ( 記者席等は用意します ) ⑵ 表彰対象総合評価がS 評価となった事業者の中から, 特別優良事業者選定基準 ( 参考 2) 及び訪問調査等の結果を踏まえて選定した7 事業者を特別優良事業者として表 - 1 -

彰します また, 特別優良事業者のほか,S 評価となった事業者を優良事業者として表彰します なお, 特別優良事業者の選定に当たっては, 京都市環境審議会地球温暖化対策推進委員会を開催し意見を聴取しております 表 1 特別優良事業者及び取組内容一覧 部門事業者名主な取組内容 イオンモール 株式会社 グループ全体を通じた計画的な省エネ投資の実施 テナントの入居における LED 照明使用を条件化 業務 エヌ ティ ティ コミュニケーションズ株式会社京都駅ビル開発株式会社 対策の有用性の検証による, 情報通信機器室の空調の省エネ対策の実施 事業所ごとの省エネ対策指標管理による省エネ対策の推進 熱源設備の更新工事を実施 コミッショニング 制度の導入による設備の省エネ性能の最大化 コミッショニング 建築設備の実際の性能を確認し, 本来の性能を実現するために行うプロセス 京都市 上下水道局 複数チーム間の情報共有による省エネ対策の推進 再生可能エネルギーの積極的な活用 株式会社セブン - イレブン ジャ パン 加盟店向けの省エネ啓発の実施 LED 照明, 太陽光発電設備等の継続的な導入 産業 三洋化成工業株式会社積水化学工業株式会社 慣例的な運転方法に対する省エネ対策の実施 省エネ対策の工場間の水平展開の実施 排出係数の低い電気事業者からの電気の調達 事業所の用途を考慮した省エネ対策の実施 - 2 -

部門 業務 産業 運輸 特別優良事業者 イオンモール 株式会社 京都駅ビル開発 株式会社 京都市 上下水道局 国立大学法人京都大学 KDDI 株式会社 日本生命保険相互会社 株式会社ヨドバシカメラ 三洋化成工業 株式会社 日本たばこ産業株式会社 ローム株式会社 京都市交通局 表 2 優良事業者一覧 イズミヤ株式会社 株式会社京都環境保全公社 社会福祉法人京都社会事業財団 京都中央信用金庫 医療法人財団康生会 日本赤十字社 学校法人龍谷大学 積水化学工業 株式会社 日本電産株式会社 東海旅客鉄道株式会社 事業者名 エヌ ティ ティ コミュニケーシ ョンス 株式会社 株式会社京都銀行 京都信用金庫 株式会社京都東急ホテル 株式会社セフ ンーイレフ ン シ ャハ ン 学校法人佛教教育学園 日新電機株式会社 任天堂株式会社 株式会社王将フードサービス 京都市教育委員会 京都ステーションセンター株式会社 株式会社近鉄 都ホテルズ 学校法人同志社 マルホ株式会社 日本新薬株式会社 三谷伸銅株式会社 2 事業者排出量削減計画書制度の第二計画期間実績の取りまとめ結果について ⑴ 事業者排出量削減計画書制度ア温室効果ガス排出量特定事業者は, 条例の規定に基づき計画期間中の温室効果ガス排出量削減計画を記載した削減計画書を提出するとともに, 計画期間の各年度の排出量及び削減するための取組等を記載した削減報告書を提出することとしています < 条例第 27 条第 1 項, 第 30 条第 1 項 > この度, 第二計画期間において提出義務のある141 事業者全ての温室効果ガス排出量を集計した結果, 期間中の平均総排出量は約 191.1 万トンで, 計画期間開始前の排出量で設定した基準年度排出量から約 9.9% の削減を達成しました - 3 -

基準年度排出量に対して, 部門別では, 業務部門約 10.2%, 産業部門約 10.8%, 運輸部門約 6.3% の削減を達成しており, 全ての部門において 目標としている削減率 ( 業務 :3%, 産業 :2%, 運輸 :1%) を達成してい ます 部門 表 3 第二計画期間の温室効果ガス排出実績 事業者数 1 ( 者 ) 温室効果ガス排出量 ( 単位 : 万トン -CO2) 基準年度 排出量 2 実績排出量 3 ( 期間平均 ) 実績 - 基準年度 4 排出量削減率 (%) 合計 141 212.2 191.1 9.9 業務 86 130.2 116.8 10.2 産業 33 55.7 49.7 10.8 運輸 22 26.3 24.6 6.3 1 平成 28 年度分の事業者排出量削減報告書の提出事業者数 2 基準年度排出量は, 原則として平成 23~ 平成 25 年度の平均値を採用している 3 評価の対象となる排出量の計画期間中の平均値 4 各排出量の小数点第 2 位を四捨五入しているため, 削減率については表中の排出量から計算される数値と合わない場合がある 部門別の主な取組内容及び排出量削減要因 < 業務部門 > 高効率な空調,LED 照明の導入 熱源設備の稼働台数制御 < 産業部門 > 生産過程におけるエネルギーの有効利用 ボイラーや冷凍設備等を省エネタイプの機器に更新 < 運輸部門 > 省エネ車両の導入 配送ルートの最適化, 配車の効率化 駅, 営業所における節電及び LED 照明の導入 イ総合評価結果 提出された削減報告書を基に本市が削減実績の総合評価を実施した結果, 部 門別の内訳は次のとおりとなりました - 4 -

表 4 第二計画期間の実績評価ごとの事業者数一覧 ( 単位 : 者 ) 部門 S 評価 A 評価 B 評価 C 評価 D 評価 合計 業務 26 46 4 10 0 86 産業 9 14 4 5 0 32 運輸 3 14 3 2 0 22 合計 38 74 11 17 0 140 1 者は, 評価対象外としている <S 評価 > 制度の目標削減率を2 倍以上達成しており, かつ原単位当たりの温室効果ガス排出量の削減及び重点対策実施率においても優れた実績を上げている事業者 <A 評価 > 制度の目標削減率を達成している事業者 <B 評価 > 制度の目標削減率は達成していないが, 原単位当たりの温室効果ガス排出量の削減, 重点対策実施率等で一定以上の実績を上げている事業者 <C 評価 > 制度の目標削減率を達成していない事業者 <D 評価 > エネルギー使用量の把握, 排出量削減の目標設定等ができていない事業者 140 事業者のうち,8 割がA 評価以上の実績となっており, 多くの事業者で排出量の目標削減率が達成されています 目標削減率を達成していないB,C 評価となった事業者からは, 次の理由により温室効果ガス排出量が増加し, 目標削減率が達成されなかったという報告がありました < 業務部門 > 猛暑の影響による空調負荷増大 ホテル等の施設稼働率の上昇 < 産業部門 > 生産試作品の増加 エネルギー使用量の多い製品の生産 < 運輸部門 > 増車や走行距離の増加 - 5 -

⑵ 特定事業者の環境マネジメントシステム導入状況 特定事業者は, 主たる事業所等に環境マネジメントシステムを導入し, 当該シ ステムにおいて決定した目標を達成するための取組を推進するとともに, その取 組を記載した報告書を提出することとしています < 条例第 22 条第 1 項, 第 2 項 > 提出された報告書を集計した結果,117 者の特定事業者が導入済となってお ります 未導入の特定事業者においては, 事業所内でシステムを構築するための人材不 足等の理由により導入されていない状況となっています 部門 表 5 特定事業者の環境マネジメントシステム導入内訳 ( 単位 : 者 ) 導入者数 ISO14001 導入 EMS 種類別内訳 KES エコ京都 21 エコアクション 21 グリーン経営認証独自 EMS 未導入者数 業務 68 21 17 4 0 26 18 産業 32 26 4 0 0 2 1 運輸 17 7 1 0 4 5 5 合計 117 54 22 4 4 33 24 ⑶ 特定事業者のエコカー購入状況特定事業者は, 新たに自動車を購入又はリースする場合, 温室効果ガスを排出しない又は排出の量が相当程度少ない自動車 ( エコカー ) の割合を50% 以上とするとともに, その購入実績を記載した報告書を提出することとしています < 条例第 23 条第 1 項, 第 2 項 > 当制度のエコカーについては, 次のように定義している ( 自動車販売事業者のエコカー販売実績報告についても同様 ) 温室効果ガスを排出しない自動車電気自動車, 燃料電池自動車 温室効果ガス排出量が相当程度少ない自動車プラグインハイブリッド自動車, 天然ガス自動車ガソリン 軽油自動車 ( 平成 27 年度燃費基準達成車, クリーンディーゼル車等 ) 提出された報告書を集計した結果, 計画期間中に新たに自動車を購入等した 78 者のうち75 者が50% 以上のエコカー購入割合を達成しています 計画期間中の購入割合が50% 未満となった特定事業者においては, 事業所で使用する車両の用途に対応したエコカーが少ない等の理由によりエコカーの導入が進んでいない状況となっています - 6 -

表 6 特定事業者のエコカー購入内訳 部門 新車を購入した 事業者数 ( 者 ) 新車購入台数 ( 台 ) エコカー購入台数 ( 台 ) エコカー購入割合 (%) 業務 41 907 870 95.9 産業 20 264 246 93.2 運輸 17 1202 1039 86.4 合計 78 2373 2155 90.8 3 平成 28 年度の自動車販売事業者の新車販売実績報告書本市内において自動車の販売を業とする者 ( 自動車販売事業者 ) は, 新車を購入しようとする者に対し, その販売する新車に係る自動車環境情報を説明しエコカーの提供に努めるとともに, エコカーの販売実績を記載した報告書を提出することとしています < 条例第 25 条第 1 項, 第 2 項, 第 3 項 > 提出された報告書を集計した結果, エコカーの販売実績は次のとおりです ⑴ 販売台数新車の全販売台数は約 5 万 6 千台であり, そのうちエコカーの販売台数は約 5 万 1 千台で, 全販売台数に占めるエコカー販売台数割合は91.3% でした ( 表 7) なお, 平成 28 年度全国販売台数 ( 平成 28 年 4 月 ~ 平成 29 年 3 月 ) のうちエコカーの割合は83.7% で, 京都市は全国より高い傾向にあります 一般社団法人日本自動車工業会の公表資料より ⑵ 平均燃費 ガソリン, 軽油及び液化石油ガスを燃料とする自動車の平均燃費は,19.3 km/l であり, そのうちエコカーの平均燃費は 23.5km/l でした ( 表 7) 表 7 平成 28 年度の新車販売実績 自動車販売事業者数 ( 者 ) 全販売台数 ( 台 ) エコカー販売台数 ( 台 ) エコカー販売割合 (%) ガソリン, 軽油, 液化石油ガスを燃料とする自動車 全体平均燃費 (km/l) エコカー平均燃費 (km/l) 24 56,197 51,332 91.3 19.3 23.5-7 -

4 報告書類等の公表特定事業者から提出された事業者排出量削減報告書, 環境マネジメントシステム導入報告書, 新車購入等報告書及び自動車販売事業者から提出された新車販売実績報告書は, 次の方法で公表します ホームページへの掲載 平成 29 年 11 月 28 日 ( 火 ) から, 当室のホームページに掲載します ( ホームページ URL) 事業者排出量削減計画書制度 http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000228021.html 新車販売実績報告書制度 http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000228028.html - 8 -

( 参考 1) 事業者排出量削減計画書制度の概要 特定事業者の該当要件区分要件 大規模エネルギー 事業活動を行う際に使用される電気やガスなどのエネルギー使用量が, 使用事業者 原油に換算して 1,500 キロリットル以上の事業者 大規模輸送事業者その他の温室効果ガス大規模排出事業者 トラック 100 台以上, バス 100 台以上, タクシー 150 台以上を保有する運送事業者鉄道車両 150 両以上を保有する鉄道事業者エネルギー使用に伴うものを除き, 温室効果ガス排出量のうちいずれかの物質の排出量が二酸化炭素に換算して 3,000 トン以上の事業者 事業者排出量削減計画書制度の計画期間と評価時期 事業者排出量削減計画書制度における目標削減率と総合評価 - 9 -

( 参考 2) 特別優良事業者選定基準 1 特別優良事業者への表彰基準条例及び事業者排出量削減指針に基づき, 第二計画期間の総合評価が最高の S 評価となった事業者から, 以下の基準により特別優良事業者として表彰する (1) 排出量削減率等当制度の報告内容のうち, 温室効果ガス排出量の削減率 ( 排出量削減率 ), 原単位当たりの温室効果ガス排出量の削減率 ( 原単位削減率 ), 重点的に実施する取組の実施率 ( 重点対策実施率 ) の 3 つの項目について, 以下の基準を設定し, いずれかを満たす事業者を優良事業者の候補とし, 訪問調査等によりヒアリングを行う 項目 (2) 排出量削減に向けた取組特別優良事業者候補に対し, 報告書に記載された数値, 温室効果ガス排出量の削減要因, 削減取組内容等について訪問調査等によるヒアリングを実施する ヒアリングは, 波及性 独創性 組織性 継続性 削減効果の5 項目の視点により, 温室効果ガス排出量の削減率等が排出量削減に向けて実施した取組によるものであることを確認する なお, 特別優良事業者は条例及び環境関連の法令に違反していないものとする 視点内容 波及性 独創性 組織性 継続性 削減効果 他者の参考となる取組である 自らの創意工夫により実施された取組である 組織的 全社的に実施された取組である PDCA が機能し, 今後も継続的に実施され得る取組である 取組の実施による削減効果である 基準 ➀ 排出量削減率削減率 1 が目標削減率 2 の 10 倍以上である 4 ➁ 原単位削減率 5 ➂ 重点対策実施率 ただし, 超過削減量 3 を利用しない排出量で算出すること 削減率が 20% 以上である ただし,➀ の目標削減率が 2 倍以上であること 実施率が 120% 以上である ただし,➀ の目標削減率が 2 倍以上であること 1 計画期間の平均排出量に対する基準年度排出量 ( 平成 26~28 年度の平均排出量 ) からの削減率 2 事業者排出量削減計画書制度において, 特定事業者の排出の量の削減に関する目標として本市が求める平均の削減率であり, 主たる業種の部門ごとに業務部門 :3%, 産業部門 :2%, 運輸部門 :1% と規定するもの 注意 重点対策実施率 100% 以上による 1% 緩和は適用しない 3 直前の計画期間における実績の削減量から目標削減量を減じたものに, 電気供給事業者の CO 2 排出係数により補正した量 4 事業活動に伴う温室効果ガスの排出量を, 事業者毎に設定した事業活動の指標で除すことにより計算したもの 5 温室効果ガスの削減に寄与する対策の中で, 基本的な取組であるもの, 又は, 地球温暖化対策に資する社会貢献の観点から実施を評価され得るものとして本市が定める対策 - 10 -